JP2010105967A - 人工爪形成用組成物及びそれを用いた人工爪形成方法 - Google Patents

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紀隆 大山
Tomio Nagi
富夫 凪
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大樹 稲垣
Yasuhiro Ogawa
康宏 小河
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Abstract

【課題】人体に安全なUVA(特に340〜370nm)による照射で短時間に十分に硬化させることが可能な人工爪形成用組成物及びそれを用いた人工爪形成方法を提供する。
【解決手段】紫外線硬化型樹脂及び光重合開始剤を含む人工爪形成用組成物であって、
(1)前記光重合開始剤は、アルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型からなる群から選択される少なくとも1種を含有し、
(2)前記人工爪形成用組成物は、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより硬化させる、
ことを特徴とする人工爪形成用組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、人工爪形成用組成物及びそれを用いた人工爪形成方法に関する。
従来、手足の爪の装飾に用いる各種人工爪が提案されている。例えば、ネイルマニキュアとして水溶性又はラッカータイプの人工爪形成用組成物が提案されている。
上記人工爪形成用組成物は、水性又は油性溶剤を含むものであり、手足の爪に塗布後、溶剤を揮発させて塗膜を硬化させるため、溶剤の揮発に時間を要するという問題がある。とりわけ溶液の塗布・乾燥を繰り返して厚手の装飾又は爪を伸長させる場合には、時間がかかりすぎるという問題がある。
上記問題を改善するものとして、光硬化性樹脂を使用し、紫外線又は可視光線を照射することによって短時間で塗膜を硬化させるものが提案されている(特許文献1等)。この特許文献1には、具体的には、マニキュア用有機溶媒系中に光硬化性樹脂と塗膜剥離剤を混合したネイルマネキュアが記載されている。そして、その[0015]段落には、「この発明によると、マニキュア用有機溶媒系中に光硬化性樹脂を混合したので、ネイルマニキュアの塗布後に光を照射すれば短時間で乾燥硬化し、指先をすぐに使うことができると共に、足の爪の場合、塗布硬化後に直ちに靴を履くことができ、非常に便利である。」と記載されている。
しかしながら、光硬化性樹脂(特に紫外線硬化型樹脂)を用いて人工爪形成用組成物を調製して爪を装飾する場合には、紫外線照射に一般に用いられる水銀灯には254nm、313nm、365nm、407nm、436nmの各波長が含まれており、UVB(315〜280nm)及びUVC(280〜200nm)も含まれている。ここで、UVBは皮膚に長時間照射されると火傷症状を呈する可能性があり、UVCは皮膚に長時間照射されると重篤な皮膚症状を呈する可能性があるため、照射を控えることが望まれている。
また、UVB及びUVCは照射により日焼けを生じさせ易いため、人工爪形成用組成物を塗り重ねて装飾を行う場合には、不可避的に日焼けが生じることも問題とされている。
そこで、皮膚症状を呈しにくい(人体に安全な)UVA(499〜315nm)により塗膜硬化させることが望まれているが、現状の人工爪形成用組成物はUVAによる照射で短時間に十分に硬化させることが困難であるため、改良することが望まれている。
特開2006−312596号公報
本発明は、人体に安全なUVA(特に340〜370nm)による照射で短時間に十分に硬化させることが可能な人工爪形成用組成物及びそれを用いた人工爪形成方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、紫外線照射装置として波長が340〜370nmの紫外線を選択的に照射する紫外線発光ダイオードを用いて、更に特定の光重合開始剤を組み合わせて用いる場合には上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の人工爪形成用組成物及びそれを用いた人工爪形成方法に関する。
1.紫外線硬化型樹脂及び光重合開始剤を含む人工爪形成用組成物であって、
(1)前記光重合開始剤は、アルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型からなる群から選択される少なくとも1種を含有し、
(2)前記人工爪形成用組成物は、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより硬化させる、
ことを特徴とする人工爪形成用組成物。
2.前記紫外線硬化型樹脂は、メタクリレート樹脂、アクリレート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂及びオキセタン樹脂からなる群から選択される少なくとも1種を含有する、上記項1に記載の人工爪形成用組成物。
3.上記項1に記載の人工爪形成用組成物からなる塗膜を自爪に形成後、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより前記塗膜を硬化させることを特徴とする人工爪形成方法。
以下、本発明の人工爪形成用組成物及び人工爪形成方法について詳細に説明する。
人工爪形成用組成物
本発明の人工爪形成用組成物は、紫外線硬化型樹脂及び光重合開始剤を含み、
(1)前記光重合開始剤は、アルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型からなる群から選択される少なくとも1種を含有し、
(2)前記人工爪形成用組成物は、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより硬化させることを特徴とする。
上記特徴を有する本発明の人工爪形成用組成物は、紫外線照射装置として紫外線発光ダイオード(いわゆる紫外線LED)を用いるため、波長が340〜370nmの紫外光を選択的に(実質的に他の波長の紫外線を含まずに)照射して塗膜を硬化させることができ、人体に有害なUVB及びUVCの照射による皮膚障害等の弊害を回避することができる。また、上記波長の紫外線で迅速に重合が開始するアルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型の少なくとも1種の重合開始剤を用いることにより、上記波長の紫外線の照射により短時間で塗膜を硬化させることができるため、塗り重ね等が安全且つ容易である。
紫外線硬化型樹脂としては限定されないが、波長が340〜370nmの紫外光により容易に硬化させることができるものが好ましい。紫外線硬化型樹脂としては、例えば、メタクリレート、アクリレート(特にウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、アクリルアクリレ−ト)、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、オキセタン樹脂等が挙げられる。これらは、モノマー及び/又はオリゴマーの状態のものを使用すればよい。
紫外線硬化型樹脂としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン等のスチレン系化合物;酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン等のビニル化合物;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ(メタ)アクリレート、テトラフロロプロピル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ブトキシヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、モノアクリロキシコハク酸エチル、(メタ)アクリロキシエトキシジヒドロキシフォスフィンオキサイド、(メタ)アクリロイルモルホリン、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド等の単官能モノマー;1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタジエニルジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラブロモビスフェノールAジアクリレート、亜鉛ジ(メタ)アクリレート、メチレンビス(メタ)アクリルアミド等の2官能モノマー;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート等の3官能以上のモノマー;ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ビスフェノールS型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型、脂環型のエポキシ(メタ)アクリレート、エポキシ化油(メタ)アクリレート、ポリエステル型、ポリエーテル型、スピラン環型のウレタン(メタ)アクリレート、不飽和ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリアクリル(メタ)アクリレート、ビニル/アクリルオリゴマー、ポリオール/ポリチオール、シリコン(メタ)アクリレート、ポリブタジエン(メタ)アクリレート、ポリスチリルエチル(メタ)アクリレート等のオリゴマーが挙げられる。これらの紫外線硬化型樹脂は、単独又は2種以上併用して用いることができる。
光重合開始剤としては、波長が340〜370nmの紫外光により容易に重合開始するアルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型からなる群から選択される少なくとも1種を用いる。具体的には、アルキルフェノン型としては、ベンジルケタ−ル(2,2−ジメトキシ−1,2ジフェニルエタン−1−オンなど)、α−ヒドロキシアセトフェノン(2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンなど)、α−アミノアセトフェノン(2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1など)が挙げられる。アシルフォスフィンオキサイド型としては、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイドなどが挙げられる。また、チタノセン型としては、ビス(η6−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロ−ル−1−イル)−フェニル)チタニウムなどが挙げられる。また、オキシムエステル型としては、1,2−オクタンジオン,1−[4−(フェニルチオ)−,2−(O−ベンゾイルオキシム)]などが挙げられる。
紫外線硬化型樹脂に対する光重合開始剤の配合量は限定されず、紫外線硬化型樹脂と光重合開始剤の種類に応じて設定できるが、通常は紫外線硬化型樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部程度が好ましく、0.1〜5重量部程度がより好ましい。
人工爪形成用組成物には、本願発明の効果を損なわない限り添加剤を配合できる。例えば、光増感剤は光重合開始剤の分解を促進する助剤として使用することができる。光増感剤としては、例えば、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、ジ−n−ブチルアミン、n−ブチルアミン、4,4’−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(N,N−ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−N,N−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−N,N−ジメチル安息香酸プロピル、4−N,N−ジメチル安息香酸イソプロピル、4−N,N−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル等が挙げられる。エチレン性不飽和化合物であるN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
その他の添加剤としては、一般にネイルマニキュア等で公知のものが使用できる。
添加配合できるものとしては、例えば、油脂・ロウ類・炭化水素・高級脂肪酸・高級アルコール・エステル類・金属石鹸・シリコーン油などの油性成分、湿潤剤、低級アルコール、非イオン界面活性剤・陰イオン界面活性剤・陽イオン界面活性剤・両イオン界面活性剤などの界面活性剤、有機顔料・無機顔料及びこれらのシリコーン・フッ素化合物などの各種油剤で処理した粉体などの粉体類、染料・天然色素などの色素類、天然香料・合成香料・調合香料などの香料類、ビタミン・ホルモン・防腐剤・紫外線吸収剤・酸化防止剤・殺菌剤・植物抽出物・動物抽出物・酵素・薬剤・酸・アルカリなどの特殊成分類の他、多価アルコール、高分子物質、精製水、パール化剤、消泡剤、成膜助剤等が挙げられる。
また、顔料、パール化剤、ラメ剤として、カーボンブラック、チタンホワイト(酸化チタン)、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、酸化クロム、鉄黒、コバルトブルー、アルミナホワイト、酸化鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウムエロー、朱、ガドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、ホワイトカーボン、群青、鉛白、紺青、マンガンバイオレット、アルミニウム粉、真鍮粉等の無機顔料、有機顔料及び酸性染料のレーキ顔料、魚鱗箔、被覆処理雲母チタン等の各種雲母チタン、マイカ、セリサイト、マスコバイト、アコヤ貝末、アワビ貝末、タカセ貝末等のパール顔料、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・金積層末等のラメ剤、が挙げられる。
また、光沢を得るためには、着色力が殆ど無く、一般に体質顔料と呼ばれ、透明感のある自然な色などが得られる、バライト粉、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸石灰粉、沈降性炭酸カルシウム、石膏、アスベスト、クレー、シリカ粉、微粉ケイ酸、軽藻土、タルク、塩基性炭酸マグネシウム、アルミナホワイト、グロスホワイト、サチンホワイト、燐酸三カルシウム、ヒドロキシアパタイトなどが挙げられる。
本発明の人工爪形成用組成物は、上記各成分を混合することにより調製できる。この際、混合には公知の撹拌装置が使用できる。
人工爪形成方法
本発明の人工爪形成方法は、上記人工爪組成物からなる塗膜を自爪に形成後、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより前記塗膜を硬化させることを特徴とする。
人工爪組成物からなる塗膜を自爪に形成する方法は限定されない。例えば、人工爪形成用組成物(及び必要に応じて添加剤)をネイルマニキュア塗布に用いる刷毛等により自爪に塗布することにより形成すればよい。このとき、装飾の厚さ・長さは、塗布及び後記の硬化を繰り返すことにより調整することができる。
塗膜形成後は、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより前記塗膜を硬化させる。本発明では、紫外線発光ダイオードを用いることによって、上記波長の紫外光を選択的に照射できるため、実質的に他の紫外線が含まれない点でUVB及びUVCによる皮膚障害の発生等が回避されており、長時間に亘り安全に繰り返し照射を行うことができる。
本発明の人工爪形成用組成物は、紫外線照射装置として紫外線発光ダイオード(いわゆる紫外線LED)を用いるため、波長が340〜370nmの紫外光を選択的に(実質的に他の波長の紫外線を含まずに)照射して塗膜を硬化させることができ、人体に有害なUVB及びUVCの照射による皮膚障害等の弊害を回避することができる。また、上記波長の紫外線で迅速に重合が開始するアルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型の少なくとも1種の重合開始剤を用いることにより、上記波長の紫外線の照射により短時間で塗膜を硬化させることができるため、塗り重ね等が安全且つ容易である。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1〜5
下記表1に示す組成の人工爪形成用組成物を調製した。
Figure 2010105967
表1の数値は重量部を示す。
光重合開始剤の説明は次の通りである。
IRGACURE 184…アルキルフェノン型光重合開始剤(チバ・スぺシャルティ・ケミカルズ(株)製)
DAROCUR TPO…アシルフォスフィンオキサイト゛型光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
IRGACURE OXE01…オキシムエステル型光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
IRGACURE 819…アシルフォスフィンオキサイト゛型光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
IRGACURE 369…アルキルフェノン型光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
試験例1
実施例1〜5の人工爪形成用組成物を自爪に塗布した。塗膜の厚さは約0.5mmとした。塗膜に紫外線LED(UV−LED照射器(形ZUVシリ−ズ)、オムロン製)により紫外線を照射して硬化性を評価した。
紫外線の積算光量は約500mJ/cm、照射距離5cm、50秒照射の条件とした。
硬化性は人工爪の形状を保持でき、実用に耐えるものを○と評価し、実用に適さないものを×と評価した。結果を表1に併せて示す。

Claims (3)

  1. 紫外線硬化型樹脂及び光重合開始剤を含む人工爪形成用組成物であって、
    (1)前記光重合開始剤は、アルキルフェノン型、アシルフォスフィンオキサイド型、チタノセン型及びオキシムエステル型からなる群から選択される少なくとも1種を含有し、
    (2)前記人工爪形成用組成物は、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより硬化させる、
    ことを特徴とする人工爪形成用組成物。
  2. 前記紫外線硬化型樹脂は、メタクリレート樹脂、アクリレート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂及びオキセタン樹脂からなる群から選択される少なくとも1種を含有する、請求項1に記載の人工爪形成用組成物。
  3. 請求項1に記載の人工爪形成用組成物からなる塗膜を自爪に形成後、紫外線発光ダイオードを用いて波長が340〜370nmの紫外光を照射することにより前記塗膜を硬化させることを特徴とする人工爪形成方法。
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