JP2010105509A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】氷雪路走行時の制動性能とウェット路走行時の制動性能とを両立するようにした空気入りタイヤ、特にスタッドレスタイヤとして好適な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部Tにタイヤ周方向Rに延長する複数の周溝1とこれら周溝1と交差するようにタイヤ幅方向に延長する複数の横溝2を配置してブロック状の陸部3を区画し、陸部3を接地面を除く少なくとも側壁面を厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層6で被覆すると共に、被覆ゴム層6内側の内部ゴム5の20℃におけるゴム硬度をJIS Aタイプで50以下にし、被覆ゴム層6を構成するゴム組成物を、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にすると共に、脆化温度を−30℃以下にしたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、氷雪路走行時の制動性能とウェット路走行時の制動性能とを両立するようにした、特にスタッドレスタイヤに好適な空気入りタイヤに関する。
従来、氷雪路走行用空気入りタイヤ(スタッドレスタイヤ)は、トレッド部をブロックパターンで構成することによりブロックのエッジ効果を発揮させると共に、トレッドゴムとしてガラス転移温度が低く、かつ低温下でゴム硬度が小さい柔軟なゴムを使用して氷雪面に対する凝着力を増大させることにより、氷雪路走行時の制動性能を向上するようにしている。
しかしながら、トレッドゴムのガラス転移温度を低くすると、氷雪路での制動性能は改善されるものの、ドライ路面やウェット路面における制動性能、特にウェット路での制動性能の悪化が避けられないという問題があった。
一方、特許文献1は、氷雪路用空気入りタイヤの氷雪上性能を低下させることなくドライ路面での走行性能を改善するため、トレッドパターンのブロックをゴム硬度が低いゴムで構成し、そのブロックの接地面を除く側壁面をゴム硬度が高いゴムで被覆することにより、ブロックの倒れ込みを抑制することを提案している。しかし、このような空気入りタイヤでは、氷雪路やドライ路面では所期の効果は得られるが、ウェット路走行時の制動性能を確保することが難しいという問題があった。
特開2004−114994号公報
本発明の目的は、氷雪路走行時の制動性能とウェット路走行時の制動性能とを両立するようにした空気入りタイヤ、特にスタッドレスタイヤとして好適な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する第1の本発明の空気入りタイヤは、トレッド部にタイヤ周方向に延長する複数の周溝とこれら周溝と交差するようにタイヤ幅方向に延長する複数の横溝を配置してブロック状の陸部を区画した空気入りタイヤにおいて、前記陸部を、接地面を除く少なくとも側壁面を厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層で被覆すると共に、該被覆ゴム層内側の内部ゴムの20℃におけるゴム硬度をJIS Aタイプで50以下にし、前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物を、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にすると共に、脆化温度を−30℃以下にしたことを特徴とする。
上記目的を達成する第2の本発明の空気入りタイヤは、トレッド部にタイヤ周方向に延長する複数の周溝とこれら周溝と交差するようにタイヤ幅方向に延長する複数の横溝を配置してブロック状の陸部を区画した空気入りタイヤにおいて、前記陸部の少なくとも接地面及び側壁面を厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層で被覆すると共に、該被覆ゴム層の接地面に細溝及び/又はサイプを形成し、前記被覆ゴム層内側の内部ゴムの20℃におけるゴム硬度をJIS Aタイプで50以下にし、前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物を、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にすると共に、脆化温度を−30℃以下にしたことを特徴とする。
第1及び第2の本発明の空気入りタイヤにおいて、前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物のゴム成分は、ガラス転移温度が−45℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴムであるとよい。また、前記陸部の接地面に、細溝及び/又はサイプを2〜5mmの間隔で形成するとよい。
第1及び第2の本発明の空気入りタイヤの製造方法は、前記内部ゴムと前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物とを共押出して積層シートを成形し、この積層シートでトレッド部を成形した未加硫タイヤを加硫成形するようにするとよい。
第1の本発明の空気入りタイヤの製造方法は、上記により加硫成形された空気入りタイヤのトレッド部の接地面から、前記被覆ゴム層を除去するようにするとよい。
第1の本発明の空気入りタイヤによれば、陸部の構成ゴムのうち被覆ゴム層内側の内部ゴムを20℃におけるゴム硬度をJIS Aタイプで50以下にしたので、氷雪路における凝着力を大きくし氷雪路走行時の制動性能を確保することができる。しかも、接地面を除く少なくとも側壁面を被覆する被覆ゴム層の厚さを0.2〜1.0mmにし、その被覆ゴム層のゴム組成物を、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にすると共に、脆化温度を−30℃以下にしたので、ウェット摩擦力を高くし、かつウェット路で制動をかけたとき陸部が倒れ込み、側壁面の被覆ゴム層が路面に接するため、ウェット制動性能を向上することができる。
第2の本発明の空気入りタイヤによれば、陸部の構成ゴムのうち被覆ゴム層内側の内部ゴムを20℃におけるゴム硬度がJIS Aタイプで50以下にすると共に、少なくとも接地面及び側壁面を厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層で覆われた陸部の接地面に細溝及び/又はサイプを形成するようにしたので、タイヤを使い始め初期には細溝及びサイプのエッジ効果により氷雪路走行時の制動性能を確保することができる。また、被覆ゴムが摩耗した後は、柔軟な内部ゴムが露出するため氷雪路における凝着力を増大し氷雪路走行時の制動性能を確保することができる。また、被覆ゴム層を構成するゴム組成物は、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にし、かつ脆化温度が−30℃以下であるので、ウェット摩擦力が高くなり、かつ氷雪で覆われていないウェット路を走行時に制動をかけたとき、陸部の接地面及び倒れ込みにより側壁面が路面に接するため、ウェット制動性能を向上することができる。
以下、第1の本発明の空気入りタイヤ、第2の本発明の空気入りタイヤの順に説明し、その後、第1及び2の本発明の空気入りタイヤに共通する事項について説明する。
図1は第1の本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンを模式的に例示する説明図であり、図2は図1のX−X断面図である。
図1において、トレッド部Tには、タイヤ周方向Rに延長する複数の周溝1とこれら周溝1と交差するようにタイヤ幅方向に延長する複数の横溝2が配置されている。これら周溝1及び横溝2によりブロック状の陸部3が多数区画されている。ここで、トレッド部Tは、図2に示すように、陸部3は、側壁面に被覆された被覆ゴム層6と、被覆ゴム層6内側の内部ゴム5から構成されている。この内部ゴム5は、20℃におけるゴム硬度がJIS Aタイプで50以下であり氷雪制動性能に優れている。この内部ゴム5は、キャップトレッドを形成し、その内側にアンダートレッド4が形成されている。なお、図2の例は、トレッド部をアンダートレッドとキャップトレッドとから構成した例であり、キャップトレッドのゴム成分を内部ゴムとした例であるが、トレッド部の構成はこの例に限定されるものではなく、内部ゴムとしてはブロック状の陸部を形成するトレッドゴムをいうものとする。
一方、陸部3の側壁面並びに周溝1及び横溝2の底面には、厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層6が被覆されている。この被覆ゴムは、後述するようにウェット制動性能が優れている。なお、陸部3の接地面には被覆ゴム層が被覆されておらず、被覆ゴム層6内側の内部ゴム5が露出し路面に接するようになっている。
第1の本発明の空気入りタイヤは、上述したようにトレッド部の陸部を構成したため、氷雪路走行時に制動をかけたときには、陸部の接地面に露出した内部ゴム5により、氷雪面に対する高い凝着力が得られるため、氷雪路走行時の制動性能が優れる。また、氷雪で覆われていないウェット路を走行時に制動をかけたときには、陸部が倒れ込み、陸部の側壁面を構成する被覆ゴム層6が路面に接する。この被覆ゴム層はウェット摩擦力が高いため、ウェット制動性能を向上することができる。なお、氷雪路走行時には、路面の摩擦係数が極めて低いため、陸部の倒れ込みが抑制され、側壁面の被覆ゴム層が氷雪路面に接することはない。
被覆ゴム層の厚さは、0.2〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.7mmにする。被覆ゴム層の厚さが0.2mm未満であると、摩耗寿命が短くウェット制動性能が向上する期間が短くなる。また、被覆ゴム層の厚さが1.0mmを超えると、陸部の接地面に占める内部ゴムの面積割合が小さくなり、氷雪制動性能を十分に得ることができない。
次に、第2の本発明の空気入りタイヤについて説明する。図3は、第2の本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンが図1と同様であるものとしたとき、図2に相当するトレッド部の断面構造を模式的に例示する断面図である。なお、周溝1、横溝2、陸部3、アンダートレッド4及び内部ゴム5の構成は、第1の発明と同じであるため説明を省略する。
図3において、陸部3の接地面及び側壁面並びに周溝1及び横溝2の底面には、厚さが0.2〜1.0mmの被覆ゴム層6が被覆されている。また、陸部3の接地面には、サイプ7が形成されている。なお、サイプ7の代わりに細溝を形成してもよく、細溝とサイプ7の両方を形成するようにしてもよい。
このように第2の本発明の空気入りタイヤは、陸部の接地面及び側壁面にウェット制動性能に優れた被覆ゴムを被覆したため、氷雪で覆われていないウェット路を走行時に制動をかけたときには、陸部の接地面及び倒れ込んだ陸部の側壁面を被覆した被覆ゴム層が路面に接地し優れたウェット制動性能を得ることができる。また、氷雪路走行時に制動をかけたときには、陸部に形成された細溝及びサイプのエッジ効果により氷雪路走行時の制動性能を確保することができる。なお、氷雪路走行時には、路面の摩擦係数が極めて低いため、陸部の倒れ込みが抑制され、側壁面の被覆ゴム層が氷雪路面に接することはない。また、陸部接地面の被覆ゴムが摩耗した後は、柔軟な内部ゴムが露出するため、上述した第1の発明の空気入りタイヤと同様に、氷雪路における凝着力を大きくし氷雪路走行時の制動性能を確保することができる。
被覆ゴム層の厚さは、0.2〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.7mmにする。被覆ゴム層の厚さが0.2mm未満であると、摩耗寿命が短くウェット制動性能が向上する期間が短くなる。また、被覆ゴム層の厚さが1.0mmを超えると、被覆ゴム層の摩滅後に接地面に占める内部ゴムの面積割合が小さくなり、氷雪制動性能を十分に得ることができない。
次に、第1及び2の本発明の空気入りタイヤに共通する事項について説明する。
第1の本発明の空気入りタイヤにおいて、陸部の接地面に細溝及び/又はサイプを形成してもよい。その場合、第1及び2の本発明の空気入りタイヤに共通して、細溝及び/又はサイプの間隔を、好ましくは2〜5mm、より好ましくは2〜3.5mmにするとよい。細溝及びサイプの間隔が2mm未満であると、ブロックの剛性が過小になり、操縦安定性が不足する。また、細溝及びサイプの間隔が5mmを超えると、制動時の倒れ込みが抑制されるため、ウェット制動時に側壁面の被覆ゴムが路面と接する面積が減少し、ウェット制動性能が向上する効果が十分に得らない。なお、本発明において、細溝は、幅が0.1〜0.8mm、深さが0.2〜1.0mmであるものをいい、サイプは、幅が0.1mmを超え1.0mm以下、深さが3mmを超え10mm以下であるものをいう。
本発明の空気入りタイヤにおいて、被覆ゴム層内側の内部ゴムは、氷雪路走行時の制動性能が優れたものにする。このような内部ゴムとしては、20℃におけるゴム硬度がJIS Aタイプで50以下、好ましくは40〜50であるものを使用する。内部ゴムの20℃のゴム硬度が50を超える場合には、氷雪路における制動性能が不足する。また、ブロック状の陸部が変形し難くなり、ウェット路走行時に制動をかけたときに陸部の倒れ込みが抑制されるため、ウェット制動性を向上することができない。なお、本発明において、JIS Aタイプのゴム硬度は、JIS K6253に準拠しデュロメータのタイプAにより温度20℃で測定した。
内部ゴムを構成するゴム組成物は、20℃のゴム硬度がJIS Aタイプで50以下のものであれば特に制限されるものではなく、氷雪路用空気入りタイヤ(スタッドレスタイヤ)のトレッド用ゴム組成物を使用すればよい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、被覆ゴム層を構成するゴム組成物は、ウェット路走行時の制動性能が優れたものにする。このようなゴム組成物は、ゴム成分としてガラス転移温度が−60℃以上、好ましくは−45℃以上のゴム成分を、30重量%以上、好ましくは50〜100重量%含むジエン系ゴムを用いる。ジエン系ゴムのうち30重量%以上をガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分で構成することにより、ウェット制動性能を高くすることができる。ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を含有しない場合及び含有しても30重量%未満である場合には、ウェット制動性能が不足する。
ガラス転移温度が−60℃以上のジエン系ゴムとしては、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム等の中からガラス転移温度が−60℃以上のものを選択して使用することができる。なお、本発明において、ジエン系ゴムのガラス転移温度は、20℃/分の昇温速度の条件で示差走査熱量測定(DSC)を行ない中点法により算出した値とした。また、ジエン系ゴムは、ガラス転移温度が−60℃以上のゴムの他に、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴムから選ばれる単独又は複数のゴムを含んでもよい。
被覆ゴム層を構成するゴム組成物は、ジエン系ゴム100重量部に対し、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上、好ましくは50〜70重量部を配合する。カーボンブラック及びシリカの配合量が50重量部未満であると、ゴム組成物を十分に補強することができない。カーボンブラック及びシリカは、それぞれ単独で配合してもよい。また、カーボンブラック及びシリカを共に配合してもよい。カーボンブラック及びシリカを併用する場合には、カーボンブラックの配合量を、ジエン系ゴム100重量部に対し、5〜65重量部、シリカの配合量を5〜65重量部にするとよい。カーボンブラックは被覆ゴム層の耐摩耗性を高くする作用を行なうと共に、シリカは被覆ゴム層の低温時の柔軟性を維持し、氷面に対する凝着性を高め氷上摩擦力を向上する作用を行なうため、配合割合を上記の範囲内で調整するとよい。
本発明において、被覆ゴム層を構成するゴム組成物の脆化温度は−30℃以下、好ましくは−60℃〜−35℃にする。ゴム組成物の脆化温度が−30℃より高いと、氷雪路走行時に被覆ゴム層が破損しやすくなるため所期の効果が得られない。
本発明において、被覆ゴム層にシリカを配合する場合には、シランカップリング剤をシリカ重量に対して好ましくは3〜15重量%、より好ましくは5〜10重量%を配合するとよい。シランカップリング剤の配合により、シリカの分散性を向上しゴムに対する補強性を高めることにより、低温時のゴムの柔軟性を向上することができる。シランカップリング剤がシリカ重量の3重量%未満の場合、シリカの分散が悪化し低温時のゴムの柔軟性の向上効果は期待することができない。また、シランカップリング剤が15重量%を超える場合、シランカップリング剤同士が重合してしまい、所望の効果を得ることができなくなる。
シランカップリング剤は、シリカ配合のゴム組成物に使用可能なものであればよいが、なかでも硫黄含有シランカップリング剤が好ましく、例えば、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラサルファイド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジサルファイド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラサルファイド、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−オクタノイルチオプロピルトリエトキシシラン等を例示することができる。
本発明において、内部ゴム及び被覆ゴム層には、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、可塑剤、オイルなどのゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練してゴム組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。内部ゴム及び被覆ゴム層は、公知のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用して、上記各成分を混合することによって製造することができる。
本発明の空気入りタイヤの製造方法は、先ず内部ゴムと被覆ゴム層を構成するゴム組成物とを共押出して積層シートを成形し、この積層シートを用いてトレッド部を成形した未加硫タイヤを加硫成形すればよい。この共押出成形は、通常のゴム組成物を共押出成形するのと同様の装置及び方法により行うことができる。
第1の本発明の空気入りタイヤは、加硫成形された空気入りタイヤのトレッド部の接地面から、被覆ゴム層を除去すればよい。被覆ゴム層の切削手段としては、例えばバフマシンを使用するとよい。
第2の本発明の空気入りタイヤの製造方法は、内部ゴムと被覆ゴム層との積層シートを用いた未加硫タイヤを加硫成形するときに、金型内面に所定のサイピングブレードが取付けられた加硫金型に挿入して加硫することにより製造することができる。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
内部ゴム及び被覆ゴム層のゴム組成物の調製
表1に示す配合からなる4種類の被覆ゴム層用のゴム組成物(ゴムA〜D)及び表2に示す配合からなる2種類の内部ゴム(ゴムa,b)を、それぞれ硫黄、加硫促進剤を除く配合成分を秤量し、1.7L密閉式バンバリーミキサーで5分間混合した後、このマスターバッチをバンバリーミキサーから放出し室温冷却した。このマスターバッチを1.7L密閉式バンバリーミキサーに投入し、硫黄、加硫促進剤を加え混合し、4種類の被覆ゴム層用のゴム組成物及び2種類の内部ゴムを調製した。
得られた4種類の被覆ゴム層用のゴム組成物(ゴムA〜D)及び2種類の内部ゴム(ゴムa,b)を所定形状の金型中で、180℃、10分間加硫して試験片を作製した。得られた試験片を用いて、JIS K6253に準拠しデュロメータのタイプAにより温度20℃のゴム硬度を測定し、得られた結果を表1,2に示した。また、4種類の被覆ゴム層用のゴム組成物については、JIS K6261に準拠し脆化温度を測定し、得られた結果を表1に示した
Figure 2010105509
Figure 2010105509
なお、表1,2において使用した原材料の種類を下記に示す。
SBR:スチレンブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol 9548、プロセス油を37.5重量部配合した油展品(ガラス転移温度−40℃)
BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol BR1220(ガラス転移温度−105℃)
NR:天然ゴム、RSS#3(ガラス転移温度−70℃)
カーボンブラック:キャボットジャパン社製ショウブラックN234
シリカ:東ソー社製ニップシールAQ
カップリング剤:シランカップリング剤、デグサ社製Si69
オイル:富士興産社製アロマオイル
老化防止剤:フレキシス社製SANTOFLEX 6PPD
酸化亜鉛:正同化学工業社製酸化亜鉛3種
ステアリン酸:日油社製ビーズステアリン酸
加硫促進剤1:大内新興化学工業社製ノクセラーCZ−G
加硫促進剤2:大内新興化学工業社製ノクセラーNS−F
硫黄:鶴見化学工業社製金華印油入微粉硫黄
氷雪摩擦力及びウェット摩擦力の評価
上記により得られた内部ゴム(ゴムa,b)及び被覆ゴム層のゴム組成物(ゴムA〜D)を組合わせて、空気入りタイヤのトレッド部のブロック状陸部のモデル試験片を12種類(実施例1〜4、比較例1〜8)作製した。モデル試験片は、比較例1,4,7については内部ゴムからなるブロックのみを使用し、他の実施例及び比較例については、内部ゴムからなるブロックの上面及び4つの側壁面に被覆ゴム層を積層した後、所定のサイピングブレードを設けた金型に、ブロックの上面がサイピングされるように挿入して、180℃、10分間加硫成形した。加硫成形後、実施例1,2,4及び比較例2,3,5,6,8の試験片は、試験片上面の被覆ゴム層を研磨し、図5の長さ方向断面図に示すように、モデル試験片の上面におけるそれぞれの内部ゴムを露出させた。なお、図6は、実施例3の長さ方向断面図であり、モデル試験片の上面に被覆ゴム層が被覆されている。12種類のモデル試験片の形状は、図4に示すように、長さ(L=30mm)、幅(W=28mm)、高さ(D=12.5mm)及びサイプ7の深さ(d=9.5mm)を共通にし、サイプ7の間隔p[mm]及び被覆ゴム層の厚さs[mm]を表3〜6に示すように異ならせている。
得られた11種類の試験片(実施例1〜4、比較例1〜7)を用いて、下記に示す方法により、ウェット摩擦係数及び氷雪摩擦係数を測定した。また、2種類の試験片(実施例2、比較例8)を用いて、下記に示す方法により、耐寒性を測定した。
ウェット摩擦係数
ガラス板の上に水道水を2mmの深さで張ったウェット面にモデル試験片の上面が接するようにして、槽内温度20℃、垂直荷重0.28MPa、並進速度24mm/秒の測定条件でモデル試験片をウェットガラス上で並進移動させるときのウェット摩擦係数を測定した。なお、摩擦係数の測定装置としては、特許第2850054号に記載された摩擦試験機を使用した。得られた結果は、表3では比較例1を100とし、表4では比較例4を100とし、表5では比較例7を100とする指数として表3〜5に示した。これらの指数が大きいほどウェット摩擦係数が大きく、ウェット路における制動性能が優れることを意味する。
氷雪摩擦係数
ガラス板の上に厚さ50mmの氷を張った氷面にモデル試験片の上面が接するようにして、槽内温度−7℃、垂直荷重0.28MPa、並進速度24mm/秒の測定条件でモデル試験片を氷上で並進移動させるときの氷上摩擦係数を測定した。なお、摩擦係数の測定装置としては、特許第2850054号に記載された摩擦試験機を使用した。得られた結果は、表3では比較例1を100とし、表4では比較例4を100とし、表5では比較例7を100とする指数として表3〜5に示した。これらの指数が大きいほど氷上摩擦係数が大きく、氷雪路における制動性能が優れることを意味する。
耐寒性
モデル試験片を−20℃に制御された槽中で30分間冷却した後、被覆ゴム層を被覆した面(側壁面)を上向きにして置き、その面に1kgの鉄球を1mの高さから落下させ、亀裂の有無を目視観察した。得られた結果は、亀裂が発生しなかったものを○、亀裂が発生したものを×として表6に示した。
Figure 2010105509
Figure 2010105509
Figure 2010105509
Figure 2010105509
第1の本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を模式的に示す説明図である。 図2は図1のX−X断面図である。 第2の本発明の空気入りタイヤにおいて、図2に相当するトレッド部の断面構造を模式的に例示する断面図である。 実施例で使用したモデル試験片の形状を示す斜視図である。 第1の本発明の空気入りタイヤにおいて、実施例で使用したモデル試験片の長さ方向の断面図である。 第2の本発明の空気入りタイヤにおいて、実施例で使用したモデル試験片の長さ方向の断面図である。
符号の説明
1 周溝
2 横溝
3 陸部
5 内部ゴム
6 被覆ゴム層
7 サイプ
R タイヤ周方向
T トレッド部

Claims (6)

  1. トレッド部にタイヤ周方向に延長する複数の周溝とこれら周溝と交差するようにタイヤ幅方向に延長する複数の横溝を配置してブロック状の陸部を区画した空気入りタイヤにおいて、
    前記陸部を、接地面を除く少なくとも側壁面を厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層で被覆すると共に、該被覆ゴム層内側の内部ゴムの20℃におけるゴム硬度をJIS Aタイプで50以下にし、前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物を、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にすると共に、脆化温度を−30℃以下にした空気入りタイヤ。
  2. トレッド部にタイヤ周方向に延長する複数の周溝とこれら周溝と交差するようにタイヤ幅方向に延長する複数の横溝を配置してブロック状の陸部を区画した空気入りタイヤにおいて、
    前記陸部の少なくとも接地面及び側壁面を厚さ0.2〜1.0mmの被覆ゴム層で被覆すると共に、該被覆ゴム層の接地面に細溝及び/又はサイプを形成し、前記被覆ゴム層内側の内部ゴムの20℃におけるゴム硬度をJIS Aタイプで50以下にし、前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物を、ガラス転移温度が−60℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に、カーボンブラック及びシリカから選ばれる少なくとも1種を50重量部以上配合した組成にすると共に、脆化温度を−30℃以下にした空気入りタイヤ。
  3. 前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物のゴム成分が、ガラス転移温度が−45℃以上のゴム成分を30重量%以上含むジエン系ゴムである請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記陸部の接地面に、細溝及び/又はサイプを2〜5mmの間隔で形成した請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記内部ゴムと前記被覆ゴム層を構成するゴム組成物とを共押出して積層シートを成形し、この積層シートでトレッド部を成形した未加硫タイヤを加硫成形する請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 請求項5で加硫成形された空気入りタイヤのトレッド部の接地面から、前記被覆ゴム層を除去する請求項1,3又は4に記載の空気入りタイヤの製造方法。
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