JP2010105238A - 液体供給装置及び液体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器本体内の液量に応じて移動する移動部材を、磁力を利用して容器本体に間接的に固定することができるとともに、移動部材の固定を容易に解除することが可能な液体供給装置を提供すること。
【解決手段】 インクカートリッジ5は、カートリッジ本体30と、このカートリッジ本体30に対して移動可能なカバー32と、カートリッジ本体30内の液量に応じて移動する遮光板31cとを備え、カートリッジ装着部7に装着されていない状態では、カバー32は第1の位置に保持されて、カバー32と遮光板31cに設けられた一対の磁性体45,46によって遮光板31cはカートリッジ本体30に固定されている。そして、装着時にはカバー32が第1の位置から第2の位置へカートリッジ本体30に対して移動することで、前記一対の磁性体45,46間の磁力による遮光板31cの固定が解除される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液体供給装置及び液体容器に関する。
従来から、様々な技術分野において、各種装置に設けられた容器装着部に交換可能に装着される液体容器(一般的に、カートリッジとも呼ばれる)が広く知られている。その中でも、容器内部に液面の変動に応じて移動するフロート等の移動部材を備え、この移動部材の位置に基づいて液量(液面レベル)を検出することが可能に構成されているものがある。
例えば、特許文献1には、インクジェットプリンタのカートリッジ装着部に取り外し可能に装着されるインクカートリッジが開示されている。このインクカートリッジは、フロート及び遮光板を両端に備えたセンサアームを有し、インク液面変動に応じてフロートが上下動したときの遮光板の位置を、カートリッジ装着部に設けられた光センサで認識することで、インクカートリッジのインク残量を検出することが可能となっている。
ところで、上述したようなフロート等の移動部材を有する液体容器においては、使用していない状態(例えば、輸送中など)において外部から作用した振動によって、液面が大きく揺れたときに移動部材が激しく移動すると、この移動部材や容器内部に損傷や劣化が生じるといった問題があった。また、移動部材の移動によって液体容器中に泡が発生し、この泡が残存した状態で使用されると、泡によって移動部材の移動が阻害されて、液量を正確に検出することができないという問題もあった。そこで、使用していない状態では、液体を貯留する容器本体にフロート等の移動部材を固定することが可能に構成された液体容器が提案されている。
例えば、特許文献2には、液量検出用のフロートを有する自動車用燃料タンクが開示されている。この燃料タンクには、フロートの上下動を規制するストッパーと、このストッパーに連結されたひも(連結部材)を備えている。そして、燃料タンクの輸送時にはストッパーによりフロートの上下動を規制しつつ、輸送が終了したときにはひもを引っ張ることによりストッパーを取り外し、フロートの上下動規制を解除することが可能となっている。
特開2008−087159号公報 特開2005−145126号公報(図2)
前記特許文献2の液体容器(燃料タンク)において、ストッパーはフロートに直接接触することでその上下移動を機械的に規制するものであり、使用時には容器外からストッパーを取り外すことができるように、ストッパーにはひもが連結されている。しかし、容器外からひもを引っ張ってストッパーによる直接的な移動規制を解除する際に、フロートにひもの引っ張り力が強く作用するなどしてフロートが損傷したり、あるいは、ストッパーが容器外に取り出される前に容器内に接触して損傷を生じたりする虞がある。別の言い方をすれば、容器の使用開始前に、上述したような損傷が起こらないように気を配りながらストッパーを取り外す作業が必要となる。
本発明の目的は、容器本体内の液量に応じて移動する移動部材を、磁力を利用して容器本体に間接的に固定することができるとともに、移動部材の固定を容易に解除することが可能な液体供給装置を提供することである。
第1の発明の液体供給装置は、液体容器とこの液体容器が取り外し可能に装着される容器装着部とを有する液体供給装置であって、
前記液体容器は、前記液体を貯留する容器本体と、前記容器本体に設けられ、前記容器本体内の液量に応じて前記容器本体に対して移動する移動部材と、前記容器本体に設けられ、所定の第1の位置と第2の位置にわたって前記容器本体に対して移動可能な可動体と、前記可動体を前記第1の位置に保持する保持手段とを備え、
前記移動部材と前記可動体には、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体が設けられ、前記可動体が前記第1の位置にある状態では、前記一対の磁性体の間に作用する磁力により、前記移動部材が前記容器本体に対して移動不能に固定されており、
前記容器装着部は、前記液体容器の装着時に、前記保持手段による前記可動体の保持を解除する解除手段を備え、前記液体容器が前記容器装着部に装着される際に、前記解除手段により前記可動体の保持状態が解除され、前記可動体が前記第1の位置から前記第2の位置に移動することにより、前記一対の磁性体間に作用する磁力による、前記移動部材の前記容器本体への固定が解除されるように構成されていることを特徴とするものである。
液体容器が容器装着部に装着されていない状態では、容器本体に対して移動可能な可動体が、保持手段によって第1の位置に保持されており、この状態では、可動体と移動部材とに設けられた一対の磁性体間に作用する磁力により、移動部材は容器本体に固定されている。一方、液体容器が容器装着部に装着される際には、容器装着部に設けられた解除手段によって、保持手段による可動体の保持状態が解除され、可動体は容器本体に対して移動して第2の位置に移動する。このとき、一対の磁性体間に作用する磁力が弱まるために、移動部材の容器本体に対する固定が解除される。
これによれば、未装着状態で液体容器に振動が作用した場合でも、容器本体内の液面変動によって移動部材が移動することはなく、移動部材及び容器本体の損傷や異音発生を防止でき、さらには、液体中の泡の発生をも防止できる。また、移動部材は一対の磁性体間に作用する磁力によって間接的に容器本体に固定されていることから、可動体が第2の位置に移動して磁性体の位置が変化したときに、移動部材の固定が自然と解除されることになり、直接的に移動部材を固定している場合と違って、固定解除時に無理な力が移動部材に作用して損傷が生じるということはない。さらに、液体容器を容器装着部に装着するという動作を行うだけで、磁力による移動部材の固定を解除することができ、使用前に移動部材の固定を解除するための特別な作業が必要ない。
第2の発明の液体供給装置は、前記第1の発明において、前記移動部材は、前記容器本体内の液量が少なくなるほど所定の一方向に移動するように構成されており、前記液体容器が前記容器装着部に装着されていない状態では、前記移動部材は、前記所定の一方向に関する移動限界位置において、前記一対の磁性体間の磁力により前記容器本体に固定されていることを特徴とするものである。
このように、移動部材が、一対の磁性体間の磁力により、液体残量が少なくなったときの移動限界位置で容器本体に固定されるように構成されていると、液量の十分な液体容器が容器装着部に装着されて移動部材の固定が解除されたときには、移動部材は、磁力で固定されていた位置から、容器内の液量に応じた位置に自然に移動する。また、液量がほとんど無くなった使用済みの液体容器を容器装着部から取り外す際には、既に、移動部材は液体残量が少なくなったときの移動限界位置にあり、取り外しによって可動体が第1の位置に戻ったときに、移動部材が位置を変えることなくそのままの状態で自動的に固定されることになる。そのため、使用済みの液体容器を搬送する際などに容器本体内で移動部材が動いて、移動部材や容器本体が損傷したり、音が発生したりするのを防止できる。
第3の発明の液体供給装置は、前記第2の発明において、前記液体容器が前記容器装着部に装着されて前記移動部材の前記液体容器への固定が解除されたときに、前記移動部材が前記所定の一方向と反対方向に移動するか否かを検出する移動検出手段と、前記移動検出手段の検出結果に基づいて、前記容器本体内の前記液体の有無を判定する判定手段とを備えていることを特徴とするものである。
液体容器が容器装着部に装着されていない状態では、容器本体内に十分な液体がある場合であっても、移動部材は、液量が少なくなったときの移動限界位置で固定されている。この状態から、液体容器が容器装着部に装着されると移動部材の液体容器への固定が解除されるが、容器本体内に液体が十分にある場合には、移動部材は前記移動限界位置から所定の一方向と逆方向に移動するのに対して、容器本体内の液体が少ない場合には前記移動限界位置から移動しない。従って、装着直後の移動部材の移動を移動検出手段で検出することで、容器本体内の液体の有無を判定することが可能となる。
第4の発明の液体供給装置は、前記第1〜第3の何れかの発明において、前記可動体は、前記液体容器の前記容器装着部への装着方向に沿って、前記容器本体に対して移動可能であり、前記解除手段は、前記液体容器の装着時に前記容器本体と前記可動体の一方にのみ当接し、前記液体容器の装着時における反力によって前記可動体を前記容器本体に対して相対移動させることを特徴とするものである。
容器本体と可動体を有する液体容器を、所定の装着方向に沿って容器装着部へ装着していくと、容器装着部に設けられた解除手段が、容器本体と可動体の一方とのみ当接する。さらに液体容器を装着方向に押し込むと、解除手段から当接した一方に作用する反力によって可動体が容器本体に対して装着方向に相対移動することになり、可動体が第2の位置に移動して、移動部材の容器本体に対する固定が解除される。これによれば、容器本体と可動体の一方にのみ当接するだけの簡単な構成の解除手段により、保持手段による可動体の保持を解除することができる。
第5の発明の液体供給装置は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記移動部材は、前記容器本体内の液面変動に応じて移動するフロートであることを特徴とするものである。
この構成によれば、容器本体内の液面変動に応じて、フロートである移動部材は、上下方向(重力方向)に移動する。
第6の発明の液体供給装置は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記容器本体内に、液面変動に応じて移動するフロートと、一端に前記フロートが連結されるとともに前記容器本体に対して回動可能に構成されたアームとが設けられ、
前記移動部材は前記アームの他端に連結されて、前記アームを介して前記フロートの移動に応じて前記容器本体に対して移動するように構成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、容器本体内の液面変動に応じて、アームの一端に連結されたフロートが上下方向(重力方向)に移動し、これに伴ってアームが回動して、アームの他端に連結された移動部材がフロートとは逆方向に移動する。
第7の発明の液体容器は、液体を貯留する容器本体と、前記容器本体に設けられ、前記容器本体内の液量に応じて前記容器本体に対して移動する移動部材と、前記容器本体に設けられ、所定の第1の位置と第2の位置にわたって前記容器本体に対して移動可能な可動体と、前記可動体を前記第1の位置に保持する保持手段とを備え、
前記移動部材と前記可動体には、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体が設けられ、前記可動体が前記第1の位置にある状態では、前記一対の磁性体の間に作用する磁力により、前記移動部材が前記容器本体に対して移動不能に固定され、
前記保持手段による前記可動体の保持状態が解除されて、前記可動体が、前記第1の位置から前記第2の位置に移動したときに、前記一対の磁性体間に作用する磁力による、前記移動部材の前記容器本体への固定が解除されるように構成されていることを特徴とするものである。
容器本体に対して移動可能な可動体が、保持手段によって第1の位置に保持されている状態では、可動体と移動部材とに設けられた一対の磁性体間に作用する磁力により、移動部材は容器本体に固定されている。一方、保持手段による可動体の保持状態が解除されて、可動体は容器本体に対して移動して第2の位置に移動すると、一対の磁性体間に作用する磁力が弱まるために、移動部材の容器本体に対する固定が解除される。
これによれば、使用していない状態で液体容器に振動が作用した場合でも、容器本体内の液面変動によって移動部材が移動することはなく、移動部材及び容器本体の損傷や異音発生を防止でき、さらには、液体中の泡の発生をも防止できる。また、移動部材は一対の磁性体間に作用する磁力によって間接的に容器本体に固定されていることから、可動体が第2の位置に移動して磁性体の位置が変化したときに、移動部材の固定が自然と解除されることになり、直接的に移動部材を固定している場合と違って、固定解除時に無理な力が移動部材に作用して損傷が生じるということはない。さらに、可動体を容器本体に対して移動させるだけで、磁力による移動部材の固定を解除することができる。
第8の発明の液体容器は、前記第7の発明において、前記移動部材は、前記容器本体内の液量が少なくなるほど所定の一方向に移動するように構成されており、前記移動部材は、前記所定の一方向に関する移動限界位置において、前記一対の磁性体間の磁力により前記容器本体に固定されていることを特徴とするものである。
このように、移動部材が、一対の磁性体間の磁力により、液体残量が少なくなったときの移動限界位置で容器本体に固定されるように構成されていると、可動体が第1の位置から第2の位置に移動することによって移動部材の固定が解除されたときには、移動部材は、磁力で固定されていた位置から、容器内の液量に応じた位置に自然に移動する。また、液量がほとんど無くなった使用済みの液体容器においては、既に、移動部材は液体残量が少なくなったときの移動限界位置にあり、可動体が第1の位置に戻されることで、移動部材が位置を変えることなくそのままの状態で自動的に固定されることになる。そのため、使用済みの液体容器を搬送する際などに容器本体内で移動部材が動いて、移動部材や容器本体が損傷したり、音が発生したりするのを防止できる。
本発明によれば、未装着状態で液体容器に振動が作用した場合でも、容器本体内の液面変動によって移動部材が移動することはなく、移動部材及び容器本体の損傷や異音発生を防止でき、さらには、液体中の泡の発生をも防止できる。また、移動部材は一対の磁性体間に作用する磁力によって間接的に容器本体に固定されていることから、可動体が第2の位置に移動して磁性体の位置が変化したときに、移動部材の固定が自然と解除されることになり、直接的に移動部材を固定している場合と違って、固定解除時に無理な力が移動部材に作用して損傷が生じるということはない。さらに、液体容器を容器装着部に装着するという動作を行うだけで、磁力による移動部材の固定を解除することができ、使用前に移動部材の固定を解除するための特別な作業が必要ない。
次に、本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、液体供給装置として、記録用紙に対してインクを噴射して画像等を記録する、インクジェットプリンタのインク供給系に本発明を適用したものである。
図1は、本実施形態に係るインクカートリッジが装着されるプリンタの概略構成を示す平面図である。図1に示すように、プリンタ1は、図1の走査方向に沿って往復移動可能に構成されたキャリッジ2と、このキャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3及びサブタンク4a〜4dと、4つのインクカートリッジ5a〜5dと、これら4つのインクカートリッジ5a〜5dが装着されるホルダ10と、記録用紙Pを図1の紙送り方向に搬送する搬送機構6等を備えている。
キャリッジ2は、図1の左右方向(走査方向)に平行に延びる2本のガイド軸17に沿って往復移動可能に構成されている。また、キャリッジ2には、無端ベルト18が連結されており、キャリッジ駆動モータ19によって無端ベルト18が走行駆動されたときに、キャリッジ2は、無端ベルト18の走行に伴って走査方向に移動するようになっている。
このキャリッジ2には、インクジェットヘッド3と4つのサブタンク4a〜4dが搭載されている。インクジェットヘッド3は、その下面(図1の紙面向こう側の面)に多数の液滴噴射用ノズルを備えている。また、4つのサブタンク4a〜4dは、走査方向に沿って並べて配置されており、これら4つのサブタンク4a〜4dにはチューブジョイント20が一体的に設けられている。そして、チューブジョイント20に連結された可撓性のチューブ11によって、4つのサブタンク4a〜4dと4つのインクカートリッジ5a〜5dとがそれぞれ接続されている。
ホルダ10は、一方向(図1では走査方向)に配列された4つのカートリッジ装着部7を備え、これら4つのカートリッジ装着部7に、4つのインクカートリッジ5a〜5dがそれぞれ装着される。4つのインクカートリッジ5a〜5dには、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの、4色のインクがそれぞれ貯留されている。
そして、4つのインクカートリッジ5a〜5dにそれぞれ貯留された4色のインクは、ホルダ10に接続された4本のチューブ11を介して4つのサブタンク4a〜4dに供給され、サブタンク4a〜4dにおいて一時的に貯留された後、インクジェットヘッド3に供給される。そして、インクジェットヘッド3は、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動しつつ、その下面に設けられた多数のノズルから、搬送機構6により図1の下方(紙送り方向)に搬送される記録用紙Pにインクの液滴を噴射する。
搬送機構6は、インクジェットヘッド3よりも紙送り方向上流側に配置された給紙ローラ25と、インクジェットヘッド3よりも紙送り方向下流側に配置された排紙ローラ26とを有する。給紙ローラ25と排紙ローラ26は、それぞれ、給紙モータ27と排紙モータ28により回転駆動される。そして、この搬送機構6は、給紙ローラ25により、記録用紙Pを図1の上方からインクジェットヘッド3に供給するとともに、排紙ローラ26により、インクジェットヘッド3によって画像や文字等が記録された記録用紙Pを図1の下方へ排出するように構成されている。
次に、インクカートリッジ5について説明する。尚、4色のインクをそれぞれ貯留する4つのインクカートリッジ5a〜5dは同じ構成を有するものであるため、以下では、それらのうちの1つについて説明する。図2は、インクカートリッジ5の、ホルダ10への装着方向を含む平面に関する断面図である。尚、図2において、ホルダ10への装着方向を前方、装着方向と逆の方向(取り外し方向)を後方と定義する。
図2に示すように、インクカートリッジ5は、インクを貯留するとともにインク導出孔37を有するカートリッジ本体30(容器本体)と、カートリッジ本体30内にそのインク残量を検出するために設けられたセンサアーム31と、カートリッジ本体30に対して装着方向(前後方向)にスライド移動可能なカバー32(可動体)とを備えている。
カートリッジ本体30は、合成樹脂材料等の光透過性材料により、ほぼ直方体形状に形成されている。このカートリッジ本体30内には、インクを貯留するためのインク貯留室33が形成されている。また、カートリッジ本体30には、その内部にインク貯留室33と連通するセンサ室34を備えた突出部35が、前壁部36よりもさらに前方へ突出するように設けられ、この突出部35内のセンサ室34には、後述するセンサアーム31の遮光板31cが配置される。
カートリッジ本体30の前壁部36の下端部には、インク貯留室33の下部空間と連通し、このインク貯留室33からインクを導出するためのインク導出孔37が設けられている。尚、前壁部36のインク導出孔37が設けられた部分には、ゴム等からなる環状のシール部材39が取り付けられている。さらに、前壁部36の上端部には、インク貯留室33の上部空間と連通し、インク貯留室33に大気を導入する大気連通孔38が設けられている。
センサアーム31は、インク貯留室33内においてカートリッジ本体30に回動自在に支持されたアーム部31aと、このアーム部31aの一端に設けられ、インク液面変動に応じて上下に移動するフロート31bと、アーム部31aの他端に設けられた遮光板31cとを有する。遮光板31cは、突出部35内のセンサ室34に収容されており、後述するホルダ10のカートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着された状態で、このカートリッジ装着部7に設けられた光センサ53(図3参照)の光を遮断することが可能である。
そして、センサアーム31は、インク貯留室33内のインク液面変動に応じてフロート31bが上下に移動したときに、このフロート31bとアーム部31aを介して連結された遮光板31cが、センサ室34内においてカートリッジ本体30に対して上下に移動(揺動)するように構成されている。より具体的には、インク貯留室33内に十分なインクがある場合には、フロート31bに大きな浮力が作用し、アーム部31aに図2の反時計回りの方向のモーメントが働くため、図2に二点鎖線で示すように、遮光板31cはセンサ室34の底面に当接する。一方、インク貯留室33内のインク残量が少なくなってフロート31bが液面から一部露出すると、フロート31bに作用する浮力が小さくなり、図2に実線で示すように、アーム部31aは図2の時計回りの方向に回動して、遮光板31cはセンサ室34の天井面に当接する。
カバー32は、カートリッジ本体30よりも一回り大きい有底状部材である。カバー32の前端は開口しており、このカバー32の開口にカートリッジ本体30が後端部から挿入されることで、カートリッジ本体30がカバー32内に収容されて保護されるようになっている。また、カバー32は、カートリッジ本体30に対して前後方向(装着方向)に移動可能である。さらに、このカバー32の底面(後側の壁部内面)とカートリッジ本体30の後端面との間には、バネ40が介装されており、落下等によりインクカートリッジ5に衝撃が与えられた場合でも、カバー32とバネ40が衝撃を吸収し、カートリッジ本体30が損傷しないように構成されている。さらに、このバネ40(保持手段)の付勢力によって、カバー32は、カートリッジ本体30のインク導出孔37が形成された前端部がこのカバー32から飛び出すように、カートリッジ本体30よりも後方に下がった位置(第1の位置)に保持されている。また、カバー32の上面には、カートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着されたときに、カートリッジ装着部7に設けられた係止部材55(図3参照)が係合する係合凹部32aが形成されている。
さらに、このインクカートリッジ5には、インク貯留室33内で回動するセンサアーム31を、ホルダ10のカートリッジ装着部7に装着されていない状態においては回動不能に固定するための構成が付加されている。その構成について以下説明する。
センサアーム31の遮光板31cには、軟質磁性体の金属片46が設けられている。ここで、軟質磁性体とは、磁性体の中でも比較的簡単に磁極が消えたり反転したりするものを指す。すなわち、永久磁石の磁界によって比較的簡単に磁化することで永久磁石と引き合う磁力が発生し、永久磁石の磁界が及ばない範囲では、磁極が消えることで自ら磁界を発生させないものを指す。したがって、永久磁石45の磁界によって磁化される金属片46も軟質磁性体に含まれる。一方、カバー32には、突出部35の上面に接触する支持部32bが一体に設けられ、この支持部32bには永久磁石45が支持されている。つまり、支持部32bに支持された永久磁石は、カバー32と一体的に、カートリッジ本体30に対して前後方向(装着方向)に移動可能である。そして、カバー32がバネ40の付勢力によって図2に示す位置(第1の位置)に保持されている状態では、支持部32bは遮光板31cのほぼ直上の位置にあり、支持部32bに支持された永久磁石45と遮光板31cに設けられた金属片46との間に引き合う方向の磁力が作用して、遮光板31cは、センサ室34の天井面に当接した上限位置(インク液量が少なくなったときの移動限界位置)でカートリッジ本体30に移動不能に固定されることになる。
次に、インクカートリッジ5が装着されるホルダ10について説明する。図1に示すように、ホルダ10は、一方向(図1では走査方向と平行な方向)に配列されて、4つのインクカートリッジ5が装着される4つのカートリッジ装着部7を有する。尚、4つのカートリッジ装着部7は同じ構成を有するものであるため、以下ではそれらのうちの1つについて説明する。
図3はホルダ10の断面図である。図3に示すように、ホルダ10の1つのカートリッジ装着部7は、後方に開口したカートリッジ収容室50と、カートリッジ収容室50を形成するホルダ10の前壁部51に設けられたインク導出路52と、同じく前壁部51に設けられた光センサ53とを備えている。
カートリッジ収容室50には、開口した後方からインクカートリッジ5が挿入される。また、前壁部51の下端部はそれよりも上の部分と比べて後方へ張り出しており、この張出部分51aに、インク導出路52が設けられている。このインク導出路52は、図1に示すチューブ11を介してインクジェットヘッド3と接続されている。また、光センサ53は、前壁部51の上下方向中央部に設けられており、図3の紙面垂直方向に関して所定間隔を空けて対向配置された発光部53aと受光部53bとを備えている。さらに、カートリッジ収容室50を形成するホルダ10の上壁部には、カートリッジ収容室50に装着されるインクカートリッジ5の係合凹部32aに係合可能な係止部材55が、上下に移動可能に取り付けられている。
次に、ホルダ10(カートリッジ装着部7)へインクカートリッジ5を装着する際の、インクカートリッジ5及びカートリッジ装着部7の一連の作用について説明する。図4(a)はインクカートリッジ5の装着途中の状態を示し、図4(b)はインクカートリッジ5の装着完了状態を示している。図4(a)に示すように、インクカートリッジ5は、そのカバー32が前方に押し込まれることによってカートリッジ装着部7のカートリッジ収容室50に挿入される。このとき、バネ40によって所定の位置関係が保持された状態で、カートリッジ本体30とカバー32とが一体的に前方へ移動する。
その後、カバー32よりも前方に飛び出しているカートリッジ本体30が、カートリッジ装着部7の張出部分51aにシール部材39を介して当接する。この状態から、図4(b)に示すように、さらにカバー32が前方へ押し込まれると、カバー32の前方への移動は規制されていないことから、カバー32は、バネ40の付勢力に抗してカートリッジ本体30に対して前方へ移動する。言い換えれば、張出部分51aからカートリッジ本体30に反力が作用することで、カートリッジ本体30とカバー32との間に前後方向の相対移動が生じ、その結果、図4(a)で示される第1の位置よりも前方の、第2の位置へカバー32が移動する。このとき、カバー32に一体的に設けられた支持部32bもカートリッジ本体30の突出部35に対して前方へスライド移動するため、支持部32bに設けられた永久磁石45が遮光板31cの直上位置よりも前方へずれる。これにより、遮光板31cの金属片46と支持部32bの永久磁石45との間に作用する磁力が弱まり、遮光板31cのカートリッジ本体30に対する固定が解除される。このように、インクカートリッジ5の装着動作に連動して、遮光板31cの固定が解除されることから、固定解除を簡単に行える。
尚、カートリッジ本体30にのみ当接して、カートリッジ本体30に反力を作用させることにより、カバー32が第1の位置(図4(a))に保持されている状態を解除して、カバー32のカートリッジ本体30に対する相対移動を生じさせる張出部分51aが、本願発明の解除手段に相当する。このように、本実施形態では、張出部分51aという、インクカートリッジ5の装着時にカートリッジ本体30に当接するだけの簡単な構成で、バネ40によるカバー32の保持状態を解除、即ち、遮光板31cの固定を解除することができる。
カバー32が、図4(b)に示す第2の位置に移動すると、このカバー32に設けられた係合凹部32aに、カートリッジ装着部7に設けられた係止部材55が係合する。この係合によってカバー32の前後方向移動が規制され、インクカートリッジ5の抜け止めがなされる。また、この状態では、張出部分51aに形成されたインク導出路52と、カートリッジ本体30に形成されたインク導出孔37とが連通する。また、カートリッジ本体30に形成された大気連通孔38は開放された状態となっており、その結果、大気連通孔38からインク貯留室33内に大気が導入されて、インク貯留室33内のインクがインク導出孔37から、ホルダ10(カートリッジ装着部7)側のインク導出路52へ導出可能な状態となる。
また、同時に、カートリッジ本体30に設けられた突出部35が、光センサ53の発光部53aと受光部53bの間に挿入される。ここで、装着前の状態では、遮光板31cは、センサ室34の天井面に当接する上限位置、即ち、インクの残量が少なくなったときの移動限界位置において固定されていた。そのため、装着時に遮光板31cの固定が解除されたときに、インク貯留室33内にインクが十分にある場合には、図4(b)に示すように、浮力によるフロート31bの上昇に伴って、遮光板31cは、前記上限位置から、センサ室34の底面に当接する下限位置まで自然に移動する。このとき、発光部53aからの光は遮光板31cによって遮断されることになり、受光部53bで受光されなくなる。
一方、インク貯留室33内のインク残量が少ない場合には、フロート31bに作用する浮力は小さいことからフロート31bは上昇せず、遮光板31cはセンサ室34の天井面に当接する上限位置に位置したままで、下方へは移動しない。このときには、発光部53aからの光は遮光板31cによって遮断されずに受光部53bで受光される。この光センサ53は、上限位置における遮光板31cの固定が解除されたときに、遮光板31cが上限位置から下方へ移動するか否かを検出する、本願発明の移動検出手段に相当する。
尚、インクカートリッジ5をカートリッジ装着部7から取り外す際には、係止部材55が上へ引っ張り上げられて係合凹部32aとの係合状態が解除された後に、バネ40の付勢力によって、カバー32が後方へと飛び出す。このように、カバー32とバネ40があることで、ユーザーがインクカートリッジ5を取り外すことが容易な構造となっている。ここで、上述したように、遮光板31cが、上限位置(インクが少なくなったときの移動限界位置)で固定されるようになっている場合には、以下のような利点もある。即ち、インクがほとんど無くなった使用済みのインクカートリッジ5をカートリッジ装着部7から取り外す際には、既に、遮光板31cは上限位置にある。従って、取り外し時に、バネ40の付勢力によってカバー32が第1の位置に戻ったときには、遮光板31cはその位置を前記上限位置から変えることなくそのままの状態で自動的に固定されることになる。そのため、使用済みのインクカートリッジ5を搬送する際などにカートリッジ本体30内で遮光板31cが動いて、遮光板31cやカートリッジ本体30が損傷したり、音が発生したりするのを防止できる。
また、上述したように、センサアーム31をカートリッジ本体30に固定するために、センサアーム31の遮光板31cとカバー32に、互いに引き合う磁力が作用する一対の磁性体(金属片46と永久磁石45)が設けられている。ここで、仮に、遮光板31c側に、自ら周囲に磁界を生じさせる永久磁石45が設けられていると、カートリッジ装着部7に装着された状態において、インクカートリッジ5の周辺に金属製部材等の別の磁性体が配置されている場合に、この別の磁性体との間に作用する磁力によってセンサアーム31の動作に影響が出る虞がある。しかし、本実施形態では、遮光板31c側には自らは磁界を発生させることのない金属片46が設けられていることから、その周辺に金属製部材等が存在しても、それとの間に磁力が生じることはなく、上述したような問題は生じない。
次に、プリンタ1の制御系について、図5のブロック図を参照して簡単に説明する。図5に示されるプリンタ1の制御装置8は、例えば、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、プリンタ1の全体動作を制御する為の各種プログラムやデータ等が格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を備え、ROMに格納されたプログラムがCPUで実行されることにより、以下に説明するような種々の制御を行うものであってもよい。あるいは、演算回路を含む各種回路が組み合わされたハードウェア的なものであってもよい。
制御装置8の記録制御部61は、PC60から入力された記録画像等に関するデータに基づいて、インクジェットヘッド3、キャリッジ2を駆動するキャリッジ駆動モータ19、搬送機構6の給紙モータ27及び排紙モータ28等を制御して、記録用紙Pへの所望の画像等の記録を行わせる。
さらに、制御装置8は、カートリッジ装着部7に設けられた光センサ53の出力信号に基づいて、装着されたインクカートリッジ5のインクの有無を判定する、残量判定部62(判定手段)を有する。
前述したように、カートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着されたときに、光センサ53は、その装着されたインクカートリッジ5の遮光板31cが、上限位置(インク残量の少なくなったときの移動限界位置)から下方へ移動するか否かを検出する。そこで、残量判定部62は、この光センサ53の検出結果に基づいてインクの有無を判定する。より具体的には、遮光板31cが上限位置から下方(インク残量の多い側)へ移動したことが光センサ53で検出されたときには、残量判定部62は装着されたインクカートリッジ5にインクが存在すると判定し、インク残量のあるインクカートリッジ5がカートリッジ装着部7に装着されていることを、PC60に通知する。
尚、カートリッジ装着部7に、残量の少ないインクカートリッジ5が装着された場合には、遮光板31cは、装着時に固定が解除された後でも上限位置に留まったままである。そのため、光センサ53のみでは、インクカートリッジ5が装着されていないのか、残量の少ないインクカートリッジ5が装着されたのかを、区別して認識することはできない。しかしながら、残量判定部62は、カートリッジ装着部7に残量の十分あるインクカートリッジ5が装着されている状態(即ち、記録用紙Pへの記録が可能な状態)であるか否かを認識できれば十分であり、上記2つの場合を区別して認識することは特に必要でないと言える。もし、インクカートリッジ5がカートリッジ装着部7に装着されたことを検出した上で、そのインクカートリッジ5のインクの有無を残量判定部62で判定することが必要である場合には、例えば、インクカートリッジ5の装着自体を検出するためのセンサ等を設ければよい。
以上説明した本実施形態のプリンタ1においては、インクカートリッジ5がカートリッジ装着部7に装着されていない状態では、センサアーム31の遮光板31cとカバー32とにそれぞれ設けられた一対の磁性体(金属片46と永久磁石45)間に作用する磁力により、センサアーム31がカートリッジ本体30に固定されるため、カートリッジ本体30内に生じた液面変動によってセンサアーム31が回動(遮光板31cが上下動)することがなく、センサアーム31及びカートリッジ本体30の損傷や異音発生を防止できる。
また、未装着状態でセンサアーム31が揺動してしまうと、インク中に泡が発生するが、このような泡が残存した状態でインクカートリッジ5が装着されると、センサアーム31の動きが泡によって阻害されてしまうということも考えられる。しかし、本実施形態においては、センサアーム31を揺動不能に固定することで、泡の発生を防止することができる。
また、装着時にカバー32が第2の位置に移動することで永久磁石45の位置が変化したときに、遮光板31cの金属片46に作用する磁力が弱まって遮光板31cの固定が自然と解除されることになり、固定解除時に無理な力が遮光板31cに作用して損傷が生じるということはない。さらに、インクカートリッジ5をカートリッジ装着部7に装着するという動作を行うだけで、磁力による遮光板31cの固定を解除することができ、装着前に遮光板31cの固定を解除するための特別な作業が必要ない。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]遮光板とカバーにそれぞれ設けられる磁性体は、両者の間に引き合う方向の磁力を発生させるものであれば、前記実施形態の構成に限定されない。例えば、遮光板側に永久磁石が設けられ、カバー側に金属片が設けられてもよい。または、遮光板とカバーの両方に永久磁石が設けられてもよい。また、両者の間に引き合う方向の磁力を発生させるものであれば、金属片である必要はなく、セラミックス等であってもよい。
2]図6に示すように、カバー32に一体的に設けられて磁性体45を支持する支持部32bが、センサ室34を形成する突出部35の下面に接触するように配置され、カートリッジ装着部7に装着されていない状態では、遮光板31cが、センサ室34の底面と当接する下限位置(インクが多い側の移動限界位置)で固定されてもよい。
3]前記実施形態では、インクカートリッジ5が装着される際に、カートリッジ本体30がカートリッジ装着部7内に設けられた張出部分51a(解除手段)に当接することで、カートリッジ本体30と、永久磁石45(磁性体)を保持するカバー32(可動体)との間に相対移動を生じさせていた(図4参照)。しかし、磁性体を保持する可動体の方がカートリッジ装着部7内で当接することで、この可動体とカートリッジ本体との間に相対移動が生じるように構成されてもよい。
例えば、図7に示すインクカートリッジ5Aは、カートリッジ本体30と、このカートリッジ本体30の前端部において前後方向(装着方向)に移動可能に設けられた可動体32Aを有する。カートリッジ本体30と可動体32Aとの間にはバネ40A(保持手段)が介装されており、このバネ40Aによって、可動体32Aが図7の位置(第1の位置)に保持されている。また、可動体32Aの、突出部35の下面と接触する部分には磁性体45が支持されており、遮光板31cの磁性体46と可動体32Aの磁性体45の間には、互いに引き合う方向の磁力が作用する。
一方、カートリッジ装着部7Aの前壁部51Aには当接部65(解除手段)が設けられており、この当接部65は、カートリッジ装着部7Aにインクカートリッジ5Aが装着される際に、そのインクカートリッジ5Aの可動体32Aにのみ当接するようになっている。従って、図7(a)の、可動体32Aが当接部65に当接した状態からさらにカートリッジ本体30が前方へ押し込まれると、当接部65から可動体32Aに作用する反力により、可動体32Aとカートリッジ本体30との間に前後方向の相対移動が生じ、その結果、可動体32Aは、図7(a)の位置よりも、カートリッジ本体30に対して後退した図7(b)の位置(第2の位置)に移動する。これにより、磁性体45の位置が遮光板31cの直下よりも後方にずれて、遮光板31cの固定が解除される。
4]カートリッジ本体内の液量の変動に応じて移動する移動部材としては、フロートそのものであってもよい。例えば、図8に示すインクカートリッジ5Bにおいては、インクを貯留するカートリッジ本体30Bの前壁部36Bに、インク導出孔37及び大気連通孔38と、孔37,38の間に配置された凹部66とが設けられ、凹部66の下側にはセンサ室34Bが形成されている。そして、このセンサ室34B内に、フロートからなる遮光板31Bが液量の変動に応じて上下方向に移動可能に配設されている。また、カバー32Bと一体的に設けられた支持部32bが凹部66の内面に接触しており、この支持部32bに、遮光板31Bの磁性体46と引き合う磁性体45が支持されている。従って、カートリッジ装着部7Bに装着されていない状態では、フロートからなる遮光板31Bは、支持部32bに設けられた磁性体45によって上方に引き寄せられ、センサ室34Bの天井面(凹部34Aの下側の壁部)に当接した状態でカートリッジ本体30Bに固定されることになる。
5]カートリッジ本体内の液量の変動に応じて移動する移動部材は、発光部と受光部を有する光センサにより位置が検出される遮光板には限られない。例えば、移動部材が、カートリッジ本体内に設けられたフロートと連結されるとともに、フロートの上下移動と連動してカートリッジ本体の外側において移動するものであってもよい。この場合には、ホルダ(カートリッジ装着部)側に設けられた、近接センサやリミットスイッチなどの光センサ以外のセンサ類により、カートリッジ本体の外側で移動する移動部材の位置を検出することができるため、移動部材を遮光板で構成する必要は特にない。
6]磁性体を保持する可動体は、カートリッジ本体に対して装着方向に移動可能である必要は必ずしもない。つまり、インクカートリッジがカートリッジ装着部に装着されていない状態では、可動体とカートリッジ本体とが、磁性体間の磁力によって移動部材を固定可能な所定の位置関係に保持される一方で、装着時には、可動体とカートリッジ本体との間にある方向に関する相対移動を生じさせる構成であればよい。例えば、可動体が、インクカートリッジの装着時に、その装着動作に連動して作動するリンク機構等を介して、カートリッジ本体に対して回動することで、磁性体の位置を変化させるように構成されてもよい。
また、可動体とカートリッジ本体との位置関係を保持する保持手段はバネには限られず、可動体を第1の位置でロックする種々のロック機構であってもよい。さらに、保持手段による可動体の保持を解除する、カートリッジ装着部側の解除手段も、保持手段の構成に応じて適宜変更できる。例えば、保持手段が前述したロック機構である場合には、解除手段は、そのロック機構のロック状態を解除するのに適した構成とすればよい。
7]前述した実施形態及びその変更形態においては、インクカートリッジの装着動作に連動して、可動体がカートリッジ本体に対して移動して、磁力による移動部材の固定が解除されるようになっていたが、インクカートリッジの装着前に、ユーザー自らが可動体を操作して保持手段による可動体の保持(即ち、移動部材の固定状態)を解除した後に、カートリッジ装着部に装着するものであってもよい。この場合には、カートリッジ装着部に、保持手段による可動体の保持を解除する解除手段が設けられる必要はない。
以上説明した実施形態は、インクジェットプリンタに用いられるインクカートリッジに本発明を適用した例であるが、本発明の適用対象はインクカートリッジに限られるものではない。即ち、液体を貯留する容器本体と、この容器本体内の液量に応じて移動する移動部材とを有するものであれば、用途や貯留される液体の種類に関わらず、本発明を適用することが可能である。
本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。 インクカートリッジの断面図である。 ホルダの断面図である。 ホルダに設けられたカートリッジ装着部へのインクカートリッジの装着を示す図であり、(a)は装着途中の状態、(b)は装着完了状態をそれぞれ示す。 プリンタの電気的構成を概略的に示すブロック図である。 変更形態のインクカートリッジの断面図である。 別の変更形態における、カートリッジ装着部へのインクカートリッジの装着を示す図であり、(a)は装着途中の状態、(b)は装着完了状態をそれぞれ示す。 さらに別の変更形態における、カートリッジ装着部へのインクカートリッジの装着を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
5,5A,5B インクカートリッジ
7,7A,7B カートリッジ装着部
30,30B カートリッジ本体
31c 遮光板
31B 遮光板
32,32B カバー
32A 可動体
40 バネ
45 永久磁石(磁性体)
46 金属片(磁性体)
51a 張出部分
62 残量判定部
65 当接部

Claims (8)

  1. 液体容器とこの液体容器が取り外し可能に装着される容器装着部とを有する液体供給装置であって、
    前記液体容器は、
    前記液体を貯留する容器本体と、
    前記容器本体に設けられ、前記容器本体内の液量に応じて前記容器本体に対して移動する移動部材と、
    前記容器本体に設けられ、所定の第1の位置と第2の位置にわたって前記容器本体に対して移動可能な可動体と、
    前記可動体を前記第1の位置に保持する保持手段とを備え、
    前記移動部材と前記可動体には、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体が設けられ、前記可動体が前記第1の位置にある状態では、前記一対の磁性体の間に作用する磁力により、前記移動部材が前記容器本体に対して移動不能に固定されており、
    前記容器装着部は、前記液体容器の装着時に、前記保持手段による前記可動体の保持を解除する解除手段を備え、
    前記液体容器が前記容器装着部に装着される際に、前記解除手段により前記可動体の保持状態が解除され、前記可動体が前記第1の位置から前記第2の位置に移動することにより、前記一対の磁性体間に作用する磁力による、前記移動部材の前記容器本体への固定が解除されるように構成されていることを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記移動部材は、前記容器本体内の液量が少なくなるほど所定の一方向に移動するように構成されており、
    前記液体容器が前記容器装着部に装着されていない状態では、前記移動部材は、前記所定の一方向に関する移動限界位置において、前記一対の磁性体間の磁力により前記容器本体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記液体容器が前記容器装着部に装着されて前記移動部材の前記液体容器への固定が解除されたときに、前記移動部材が前記所定の一方向と反対方向に移動するか否かを検出する移動検出手段と、
    前記移動検出手段の検出結果に基づいて、前記容器本体内の前記液体の有無を判定する判定手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 前記可動体は、前記液体容器の前記容器装着部への装着方向に沿って、前記容器本体に対して移動可能であり、
    前記解除手段は、前記液体容器の装着時に前記容器本体と前記可動体の一方にのみ当接し、前記液体容器の装着時における反力によって前記可動体を前記容器本体に対して相対移動させることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の液体供給装置。
  5. 前記移動部材は、前記容器本体内の液面変動に応じて移動するフロートであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の液体供給装置。
  6. 前記容器本体内に、液面変動に応じて移動するフロートと、一端に前記フロートが連結されるとともに前記容器本体に対して回動可能に構成されたアームとが設けられ、
    前記移動部材は前記アームの他端に連結されて、前記アームを介して前記フロートの移動に応じて前記容器本体に対して移動するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の液体供給装置。
  7. 液体を貯留する容器本体と、
    前記容器本体に設けられ、前記容器本体内の液量に応じて前記容器本体に対して移動する移動部材と、
    前記容器本体に設けられ、所定の第1の位置と第2の位置にわたって前記容器本体に対して移動可能な可動体と、
    前記可動体を前記第1の位置に保持する保持手段とを備え、
    前記移動部材と前記可動体には、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体が設けられ、前記可動体が前記第1の位置にある状態では、前記一対の磁性体の間に作用する磁力により、前記移動部材が前記容器本体に対して移動不能に固定され、
    前記保持手段による前記可動体の保持状態が解除されて、前記可動体が、前記第1の位置から前記第2の位置に移動したときに、前記一対の磁性体間に作用する磁力による、前記移動部材の前記容器本体への固定が解除されるように構成されていることを特徴とする液体容器。
  8. 前記移動部材は、前記容器本体内の液量が少なくなるほど所定の一方向に移動するように構成されており、
    前記移動部材は、前記所定の一方向に関する移動限界位置において、前記一対の磁性体間の磁力により前記容器本体に固定されていることを特徴とする請求項7に記載の液体容器。
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