JP2010105211A - 2色成形同時絵付け品の成形装置 - Google Patents

2色成形同時絵付け品の成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製品外観に成形不良を発生させることなく2色成形同時絵付け品を成形する。
【解決手段】固定式のキャビティ型2と、可動式の1次成形コア型3と、1次成形空間部D1に絵付けシートを供給しキャビティ型に固定する絵付けシート供給装置20と、絵付けシートで覆われた1次成形空間部に1次成形用樹脂を射出する1次成形用樹脂射出路と、1次成形用樹脂の射出によって成形と同時に絵付けが施された1色目成形品R1′をキャビティ型に固定したまま型開きできるように、1色目成形品をキャビティ型に押圧するエジェクタピン44と、1次成形コア型に代えてキャビティ型に型締めされる2次成形コア型4と、1色目成形品を保持しているキャビティ型と2次成形コア型とで形成される2次成形空間部D2に2次成形用樹脂を射出する2次成形用樹脂射出路と、を備えてなることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯電話の筐体、AV機器や家電製品のフロントパネル、自動車の計器パネル等に好適である2色成形同時絵付け品の成形装置に関するものである。
色や材質等の異なる2種類の成形用樹脂を順次、金型内に射出して2色成形品を製造する2色成形法が知られている。
また、2色成形品の表面に絵付けする方法として2色成形同時絵付け方法も知られている。この絵付け方法は、基材シート面に絵柄などが形成されている絵付けシートを金型内に挟み込んで型締めし、金型のキャビティに溶融樹脂を射出すると同時に射出成形品にその絵付けシートの絵柄を接着させて一体化するというものである(例えば、特許文献1参照)。
図17の(a)〜(d)は、上記2色成形同時絵付け方法の各工程を示したものである。
まず、図17(a)において、絵付けシート60をキャビティ型61にインサートしてキャビティ面62に沿わせ、コア型63と上記キャビティ型61とを型締めし、コア型63に設けられているスライドブロック64の先端部64aと上記キャビティ面62とで絵付けシート60を挟み込む。
次に、図17(b)に示すように、1次成形部D3に、1次成形用樹脂R1を射出する。
次に、図17(c)に示すように、1次成形用樹脂R1が硬化した後、スライドブロック64を後退させる。
次に、図17(d)に示すように、スライドブロック64の後退によって金型内に形成された2次成形部D4に、2次成形用樹脂R2を射出する。
2次成形用樹脂R2が硬化した後、キャビティ型61とコア型63を型開きし、金型から2色成形品を取り出す。
上記1次成形用樹脂R1は通常、2色成形品の背面側に配置されるため着色されているのに対し、上記2次成形用樹脂R2は表面側に配置されるため透明樹脂が使用される。そこで2次成形用樹脂R2に対応する範囲について上記絵付けシート60を透明にすれば、中央に透明窓を備えた2色成形同時絵付け品を成形することができる。
また、異材質の材料の一方あるいは両方に、見栄えの良い絵柄を形成する2色成形同時絵付け品の製造方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−44190号公報 特開平9−183139号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載の2色成形同時絵付け品の成形方法では、1次成形用樹脂R1と2次成形用樹脂との接合構造や厚みによっては2色成形品の表面にヒケが発生したり、また、2次成形用樹脂を射出した際に、着色された1次成形用樹脂R1が透明の2次成形用樹脂によって溶融され引きずられる、いわゆる樹脂流れを発生する場合がある。
また、スライドブロック64の先端部64aを、絵付けシート60を介してキャビティ面62に押し付ける方法では、得られた2色成形品の外観に打痕キズが残ったり、樹脂バリが発生することもある。これらはいずれも2色成形品の装飾性を低下させることになる。上記樹脂バリが発生する理由は、1次成形する際にキャビティ型61とスライドブロック64を突き合わせるが厳密にスライドブロック64に疵が付かないよう僅かな隙間を設けており、この隙間に樹脂が侵入するからである。
また、上記特許文献2では、キャビティ型と1次成形コア型とでインサート成形することによって絵付けシートが接着された1次成形樹脂部をキャビティ型に残し、2次成形用コア型をそのキャビティ型と対向させ、キャビティ型と2次成形用コア型との間に形成されるキャビティに2次成形用樹脂を注入し、1次成形樹脂部と2次成形樹脂部の両方または片方に絵付けシートを接着するため、上記打痕キズを発生させることなく2次成形を行うことができる。
しかしながら、この成形方法では、上記1次成形樹脂部がキャビティ型から分離してしまわないよう、キャビティ型をアンダーカット形状にする必要があるため、成形する製品の形状が制限される。
本発明は以上のような従来の2色成形同時絵付け品の成形方法における課題を考慮してなされたものであり、製品外観にヒケや樹脂流れ、または打痕キズ、樹脂バリを発生させることなく様々な形状の2色成形同時絵付け品を高品質で成形することができる2色成形同時絵付け品の成形装置を提供するものである。
本発明は、固定式のキャビティ型と、上記キャビティ型に対して進退する1次成形コア型と、上記キャビティ型と上記1次成形コア型とで形成される1次成形空間部に絵付けシートを供給するとともにその絵付けシートを上記キャビティ型に固定する絵付けシート供給装置と、上記絵付けシートを介し上記1次成形空間部に1次成形用樹脂を射出する1次成形用樹脂射出路と、上記1次成形用樹脂の射出によって成形と同時に絵付けが施された、2色成形品の表側となる1色目成形品を上記キャビティ型に固定したまま、上記キャビティ型と上記1次成形コア型を型開きできるように、上記1色目成形品を上記キャビティ型に押圧する押圧手段と、上記1次成形コア型に代えて上記キャビティ型に対し進退する2次成形コア型と、上記1色目成形品を保持している上記キャビティ型と上記2次成形コア型とで形成される2次成形空間部に、2色成形品の裏側となる2色目成形品を成形するための2次成形用樹脂を射出する2次成形用樹脂射出路と、を備えてなる2色成形同時絵付け品の成形装置である。
本発明において、上記押圧手段として上記1次成形コア型にエジェクタピンを備える場合、このエジェクタピンは、1色目成形後の型開き時に上記キャビティ型方向に進出するように構成することができる。
本発明において、上記エジェクタピンは、上記1次成形コア型と上記2次成形コア型とを入れ替えて上記2色目成形品を成形する際は、上記キャビティ型と上記2次成形コア型の型開き後における2色成形品の脱型時に進出するように構成することができる。
本発明において、上記1次成形コア型の成形面は上記1色目成形品の裏面を成形し、上記2次成形コア型の成形面は、上記2色目成形品の裏面を成形するように構成することができる。
本発明の2色成形同時絵付け品の成形装置によれば、2色成形品の1色目を製品表面側として成形した後、2色目を製品背面側として成形するため、製品外観にヒケや樹脂流れ、または打痕キズ、樹脂バリを発生させることなく2色成形同時絵付け品を高品質で成形することができるという長所を有する。
また、キャビティ型をアンダーカット形状にする必要がないため、製品形状の自由度が高く、成形できる製品の種類が豊富になる。例えば、成形される製品において、その右側を1色目樹脂で形成し、左側を2色目樹脂で成形する等、左右で異なった樹脂を配置することも可能になる。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の2色成形同時絵付け品の成形装置に使用する絵付けシートについて説明する。
1 絵付けシート
絵付けシートにはインサートシートや転写シートが含まれる。
インサートシートは、基本的に基体シート面に絵柄層と接着層が積層されたものであり、成形品表面に上記接着層を介して上記絵柄層を接着した後、基体シートは剥離せずに成形品表面の保護層として残される。
一方、転写シートは、基本的に基体シート面に剥離層、絵柄層、接着層が積層されており、成形品表面に接着層を介して上記絵柄層を接着した後、基体シートは、型開き時、または型開き後に上記剥離層との境界面から剥離除去される。
上記基体シートの材質としては、耐熱性に優れたPET(ポリエチレンテレフタレート)を使用することが好ましいが、これに限らず、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂、ウレタン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂等から選択される単層フィルム、または上記の中から選択された二種以上の樹脂による積層フィルムまたは共重合フィルムを使用することができる。
また、上記基体シートの厚さは5〜500μmのものを使用することができるが、ハンドリング性の良さを考慮すると25〜75μmのものを使用することが好ましく、成形安定性の良さを考慮すると38〜50μmのものを使用することが好ましい。
上記絵柄層は、文字、記号、模様、塗りパターン等を形成するものであり、樹脂バインダーと顔料(または染料)とを混合し、また、樹脂バインダーと隠蔽性のある金属顔料や無機顔料等を混合し、公知のグラビア印刷によって印刷することができる。
なお、剥離層上に絵柄層を形成する方法としては上記のグラビア印刷に限らず、例えば、オフセット印刷、スクリーン印刷、塗装、ディッピングのように剥離層に絵柄層を付着させることができる方法であれば、任意の印刷方法を適用することができる。
また、上記絵柄層は上記したような樹脂バインダーと顔料との組み合わせに限らず、真空蒸着やめっき等の方法によって、例えば、アルミニウム、クロム、銅、ニッケル、インジウム、錫、酸化珪素等の金属膜層で構成することもできる。
なお、上記絵柄層の膜厚は十分な意匠性を得るために0.5μm〜50μmの範囲で設定することが好ましく、上記した金属膜層で構成する場合には、50Å〜1200Åが好ましい。
以下、上記絵付けシートを使用した2色成形同時絵付け品の成形装置について説明するが、本実施形態では上記転写シートを絵付けシートとして説明する。
2 2色成形同時絵付け品の成形装置
図1は、本発明に係る2色成形同時絵付け品の成形装置(以下、成形装置と略称する)の構成を示す、一部断面を有する平面図である。
同図において、成形装置1は、型締めされる金型において固定側となるキャビティ型2と、可動側となる1次成形コア型3および2次成形コア型4を備えている。
2-1 固定型
上記キャビティ型2には、同形状からなるキャビティ(1次/2次成形用キャビティ)5およびキャビティ(2次/1次成形用キャビティ)6が、X−X′方向に並設されている。
上記キャビティ5用として、1次成形用の第1射出路7と、2次成形用の第2射出路8が1セット設けられ、それぞれの射出路から上記キャビティ5内に溶融樹脂を射出するようになっている。
また、上記キャビティ6用として、1次成形用の第1射出路9と、2次成形用の第2射出路10が1セット設けられ、それぞれの射出路から上記キャビティ6内に溶融樹脂を射出するようになっている。
なお、上記第1射出路7と上記第1射出路9、および上記第2射出路8および上記第2射出路10はそれぞれバルブゲート方式によって射出路を切り換えるようになっている。ただし、第1射出路7および9は同じマニホールド、第2射出路8および10も同じマニホールドとする。
なお、上記第1射出路7(または第1射出路9)は、図示しない射出装置の1次成形用射出ノズル11と連通し、上記第2射出路8(または第2射出路10)は、図示しない射出装置の2次成形用射出ノズル12と連通している。また、これら1次成形用射出ノズル11および2次成形用射出ノズル12は、キャビティ型2を固定するための固定盤13に穿設されている。
上記第1射出路7(または第1射出路9)と上記1次成形用射出ノズル11は、1次成形用樹脂射出路として機能し、また、上記第2射出路8(または第2射出路10)と上記2次成形用射出ノズル12は、2次成形用樹脂射出路として機能する。
また、上記キャビティ5に対応して第1絵付けシートS1が配置され、上記キャビティ6に対応して第2絵付けシートS2が配置されている。
図2は、上記第1絵付けシートS1と第2絵付けシートS2を供給する各絵付けシート供給装置の構成を示したものである。なお、絵付けシートを供給する各絵付けシート供給装置は同じ構成であるため、第1絵付けシートS1用の絵付けシート供給装置を代表してその構成を説明する。
2-2 絵付けシート供給装置
図2は絵付けシート供給装置の構成を示したものであり、図2(a)は図1の矢印A方向から見た側面図、図2(b)はその正面図である。
絵付けシート供給装置20は、第1絵付けシートS1を間欠的にキャビティ5に供給するものであり、シート供給部21とシート巻取部22を備えている。
シート供給部21は、長尺の第1絵付けシートS1をロール23に巻き取っており、ガイドローラ24、25を介し、第1絵付けシートS1をその一方端から巻き解くようになっている。
シート巻取部22の26は巻取りロールを示し、ガイドローラ27、28、29を介して第1絵付けシートS1を巻き取るようになっている。
上記シート供給部21から供給される第1絵付けシートS1は、シート巻取部22によって巻き取られることによって矢印B方向に降下し、第1絵付けシートS1上に断続的に形成されている絵柄がキャビティ5に導かれるようになっている。
また、上記キャビティ5の上側と下側にはそれぞれフィルムクランプ30が配設されており、キャビティ5と対向する位置に移動した第1絵付けシートS1を、キャビティ型2に押し付けるようになっている。第1絵付けシートの送りを制御するとともに、フィルムクランプ30の固定動作により、第1絵付けシートS1は、キャビティ5に対し正確に位置合わせされる。
2-3 可動型
図1に戻り、可動型3,4の構成を説明する。
1次成形コア型3はキャビティ5と対向するように、また、2次成形コア型4はキャビティ6と対向するようにそれぞれ回転盤40に設けられ、この回転盤40は駆動部41の出力軸42に接続されている。
上記駆動部41を駆動させて回転盤40を中心軸Cまわりに180°回転させると、1次成形コア型3を1次成形側から2次成形側に、2次成形コア型4を2次成形側から1次成形側に移動させることができるようになっている。すなわち、1次成形コア型3と2次成形コア型4を交互に入れ替えるようになっている。
上記1次成形コア型3には、キャビティ5に対して進退する凸部43が入れ子として装着されており、キャビティ型2と1次成形コア型3とを型締めすると、凸部表面43aとキャビティ表面5aとの間に隙間が形成され、この隙間が2色成形品の1色目を成形するための1次成形空間部となる。
上記1次成形空間部における1次成形では、第1絵付けシートS1を使用して成形と同時に絵付けが行なわれる。
なお、1次成形を行なう際、第1絵付けシートS1はキャビティ表面5aに吸着され、吸着された第1絵付けシートS1における絵付け側と反対側に第1射出路7から1次成形用樹脂が充填される。
また、上記凸部43をY−Y′方向に貫通して2本のエジェクタピン44が設けられ、これらのエジェクタピン44の基端部はエジェクタプレート45に固定されている。
したがってエジェクタプレート45が矢印Y−Y′方向に往復動作すると、エジェクタピン44は、凸部表面43aから突出、または凸部43内に格納される。
ただし、本発明の成形装置1における上記エジェクタピン44は、凸部43に付着した成形品を突き出して離型させるという従来の機能に加え、1次成形後の型開き時に凸部43から突出して、成形された1色目成形品をキャビティ型2のキャビティ5側に押し付ける押圧手段としても機能するようになっている。
それにより、1次成形用樹脂の射出によって成形と同時に絵付けが施された、2色成形品の表側となる1色目成形品をキャビティ型2に固定したまま、キャビティ型2と1次成形コア型3を型開きすることができるようになっている。
なお、キャビティ型2側に残された1色目成形品は、第1絵付けシートS1と一体化しているため、本発明の成形装置1では、1次成形後もその第1絵付けシートS1を上記フィルムクランプ30で把持しておくことにより、1色目成形品をキャビティ型2に保持させることができるようにしている。
一方、2次成形コア型4には、キャビティ6に対して進退する凸部46が入れ子として装着されている。なお、凸部46のサイズは上記凸部43のそれよりも一回り小さいものである。
上記キャビティ型2と2次成形コア型4とを型締めすると、凸部表面46aと、図示しない先の工程で成形された1色目成形品背面との間に隙間が形成され、この隙間が2色成形品の2色目を成形するための2次成形空間部となる。
また、上記凸部46にはその凸部46を貫通し得る状態で2本のエジェクタピン47が設けられ、エジェクタピン47は矢印Y−Y′方向に往復動作するエジェクタプレート48に接続されている。なお、上記エジェクタピン47は、凸部46に付着した成形品を突き出して離脱させるという従来の機能のみである。
次に、上記成形装置1による2色成形同時絵付け品の成形方法について説明する。
3 2色成形同時絵付け品の成形方法
図3〜図13は成形方法の各工程を示したものである。
3-1 型締め開始
図3は型締め開始を示したものである。
なお、以下の説明において中心線Cより下側を操作側、上側を反操作側と呼ぶとともに、操作側を基準として、また、反操作側については参考として各工程を説明する。また、本実施形態では第1絵付けシートS1として転写シートを使用する場合について説明する。
まず、絵付けシート供給装置20から第1絵付けシートS1を供給し、そのシート面に形成されている所定の絵柄を、キャビティ型2のキャビティ5に対向する位置に位置決めし、位置決めされた第1絵付けシートS1をキャビティ表面5aに密着させる。
なお、本実施形態の成形装置1は、操作側と反操作側の両方で2色成形が行なえるように構成されている。したがって、反操作側に示す1色目成形品R1′は、先の工程、すなわち、1次成形可動型3が反操作側に移動している際に成形されたものである。
3-2 型締め完了
次いで、図4に示すように、キャビティ型2と1次成形コア型3,2次成形コア型4とを型締めする。
このとき、キャビティ型2のキャビティ表面5aと、1次成形コア型3の凸部表面43aとの間に空隙が形成され、この空隙が1次成形空間部D1となる。
3-3 1次成形
次いで、図5に示すように、第1射出路7を通じて1次成形空間部D1に1次成形用樹脂R1を充填する。
このとき、第1射出路7のバルブピンは「開」、第2射出路8は「閉」、第1射出路9は「閉」、第2射出路10は「開」となっている。
このようにして1次成形と同時に絵付けシートS1の絵柄が1色目成形品R1′に接着される。
なお、ここでいう接着とは、1次成形用樹脂R1が第1絵付けシートS1の接着層に接触した状態で冷却固化し、1色目成形品R1′が成形されるとともにその1色目成形品R1′に絵柄が接合されて一体となることをいう。
なお、反操作側には上記したように、先に成形された1色目成形品R1′がキャビティ型2に装着されているため、反操作側では溶融樹脂R2を充填して2次成形が行なわれる。
また、以下の説明において、1次成形用樹脂R1が硬化することによって得られた成形品を1色目成形品R1′と呼び、2次成形用樹脂R2が硬化することによって得られた成形品を2色目成形品R2′と呼ぶ。
3-4 型開き開始
図6に示すように、フィルムクランプ30(図2参照)を動作状態、すなわち、第1絵付けシートS1を固定したまま、キャビティ型2と1次成形コア型3,2次成形コア型4の型開きを開始する。
このとき、操作側のエジェクタプレート45をE方向に移動させることにより、エジェクタピン44を凸部表面43aから瞬時、突出させ、成形された1色目成形品R1′をキャビティ型2に押し付ける。それにより、第1絵付けシートS1に接着している1色目成形品R1′はキャビティ型2に保持される。
一方、反操作側では、エジェクタピン47は動作せず、1色目成形品R1′と2色目成形品R2′が接合一体化された2色成形品Rが、キャビティ型2から離型される。
3-5 型開き完了
図7に示すように、型開きが完了すると、操作側ではキャビティ型2に1色目成形品R1′が残り、エジェクタピン44は凸部43に格納される。一方、反操作側では2色成形品Rが2次成形コア型4に残る。
3-6 2色成形品の突き出し
図8に示すように、反操作側のエジェクタピン47を凸部46から突出させることにより、反操作側で2色成形された2色成形品Rを2次成形コア型4から取り外し、次工程の1次成形コア型3と2次成形コア型4の入れ換えに備える。
3-7 可動型の回転
次に、図9に示すように、駆動部41(図1参照)を駆動させることにより、回転盤40を中心軸Cまわりに回転させ、1次成形コア型3と2次成形コア型4を入れ換える。
ただし、1次成形コア型3とキャビティ型2とによって成形された1色目成形品R1′はキャビティ型2に保持されたままである。
3-8 型締め
次に、図10に示すように、キャビティ型2に対し、1次成形コア型3および2次成形コア型4を型締めする。
それにより、操作側における1色目成形品R1′の裏面と2次成形コア型4の凸部46との間に2次成形空間部D2が形成される。
3-9 2次成形
次いで、図11に示すように、第2射出路8を通じて2次成形空間部D2に2次成形用樹脂R2を充填する。
このとき、第1射出路7のバルブピンは「閉」、第2射出路8は「開」、第1射出路9は「開」、第2射出路10は「閉」である。
3-10 型開き
次に、図12に示すように、キャビティ型2と1次成形コア型3,2次成形コア型4とを型開きする。
操作側では、エジェクタピン47を凸部46から突出させることなく型開きを行なうことにより、2色成形された2色成形品Rがキャビティ型2から離型される。
一方、反操作側では、エジェクタピン44を瞬時、凸部43から突出させることにより、1色目成形品R1′をキャビティ型2に押し付ける。このとき、第2絵付けシートS2をキャビティ型2に押し付けているフィルムクランプ30はシート固定動作を継続しているため、1色目成形品R1′はキャビティ型2側に保持される。
3-11 成形品突き出し
図13に示すように、操作側においてエジェクタピン47を凸部46から突出させることにより、操作側で成形された2色成形品Rを2次成形コア型4から取り外す。
上述した各工程にしたがって成形を行なえば、成形品の表側に相当する1色目成形品が成形された後、成形品の裏側に相当する2色目成形品が成形され接合、一体化されるため、製品外観にヒケや樹脂流れ、または打痕キズ、樹脂バリ等の成形不良の発生しない2色成形品Rを成形することができる。
4 2色成形同時絵付け品
図14(a)〜(d)は、上記成形装置1によって成形することができる平面的な2色成形品を例示した斜視図であり、各図において左側は2色成形品の表側を、右側はその裏側を示している。
まず、図14(a)に示す2色成形品50は、表面側プレート(1色目成形品)50aを透明樹脂で1次成形し、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)50bを着色樹脂で2次成形し、両者を接合一体化したものである。
図14(b)に示す2色成形品51は、表面側プレート(1色目成形品)51aを透明樹脂で1次成形し、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)51bを着色樹脂で2次成形し、一体化したものであり、背面側プレート51bに窓部51cを形成したものである。
なお、上記窓部51cは、1次成形によって成形された表面側プレート51aの背面に窓部に相当する金型凸部を当接させ、その周囲の空隙に樹脂を充填(2次成形)することにより設けることができる。
図14(c)に示す2色成形品52は、表面側プレート(1色目成形品)52aを透明樹脂で1次成形し、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)52bを着色樹脂で2次成形し、両者を接合一体化したものであり、背面側プレート52bの一部を格子状のリム52cとすることで、操作ボタン用の仕切りを形成したものである。
図14(d)に示す2色成形品53は、表面側プレートを幅方向に2分割した一方のプレート(1色目成形品)53aを透明樹脂で1次成形し、他方のプレート(2色目成形品)53bおよび、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)53cをそれぞれ着色樹脂で同時に2次成形し、一体化したものである。
平面的に成形した上記各2色成形品50,51,52,53は、例えば、携帯電話の表示パネルおよび操作パネル、AV機器や家電製品のフロントパネル、自動車の計器パネル等に適用することができる。
また、図15(a)〜(d)も、上記成形装置1によって成形することができる立体的な2色成形品を例示した斜視図であり、各図において左側は2色成形品の表側を、右側はその裏側を示している。
まず、図15(a)に示す2色成形品54は、図14(a)に示した2色成形品50と同様に、表面側プレート(1色目成形品)54aを透明樹脂で1次成形し、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)54bを着色樹脂で2次成形し、両者を接合、一体化したものであるが、2色成形品54は上記2色成形品50とは異なり立体的に成形されている。
詳しくは、上記表面側プレート54aの外周部にはスカート部54cが一体に形成されており、また、上記背面側プレート54bについても同様にスカート部54dが形成されている。
図15(b)に示す2色成形品55は、図14(b)に示した2色成形品51と同様に、表面側プレート(1色目成形品)55aを透明樹脂で1次成形し、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)55bを着色樹脂で2次成形し、背面側プレート55bにさらに窓部55cを形成したものである。
この2色成形品55についても、表面側プレート55aはスカート部55dを、背面側プレート55bはスカート部55eを備えており、立体的な形状となっている。
図15(c)に示す2色成形品56は、図14(c)に示した2色成形品52と同様に、表面側プレート(1色目成形品)56aを透明樹脂で1次成形し、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)56bを着色樹脂で2次成形し、一体化したものであり、さらに、背面側プレート56bの一部を格子状のリム56cに成形することにより、操作ボタン用の仕切りを形成したものである。
この2色成形品56についても、表面側プレート56aはスカート部56dを、背面側プレート56bはスカート部56eを備えており、立体的な形状となっている。
図15(d)に示す2色成形品57は、図14(d)に示した2色成形品53と同様に、表面側プレートを幅方向に2分割した一方のプレート(1色目成形品)57aを透明樹脂で1次成形し、他方(2色目成形品)57bおよび、一部切り欠いて示した背面側プレート(2色目成形品)57cをそれぞれ着色樹脂で同時に2次成形し、一体化したものである。
この2色成形品57についても、一方のプレート57aはスカート部57dを、背面側プレート57cはスカート部57eを備えており、立体的な形状となっている。
図15(a)〜(d)に示したように、立体的に成形された2色成形品54,55,56,57は、例えば、携帯電話の筐体等に適用することができる。
本実施形態において、1次成形用樹脂としては、例えばポリメタメチルアクリレート,ポリカーボネート等の透明樹脂を使用することができ、上記2次成形用樹脂としては、例えばABS樹脂,ポリカーボネート等の有色樹脂を使用することができるが、上記1次成形用樹脂が有色であってもよく、また、上記2次成形用樹脂が透明であってもよい。
さらに、1次成形用樹脂と2次成形用樹脂が同一樹脂から構成されていてもよい。
なお、図14および図15に示した各2色成形品の表面側プレートには、いずれも絵付けシートの絵柄層が転写によって付加されているが、その絵柄層は、表面側プレートの一部または全体に塗りパターンとして転写されたものであってもよく、また、デザインされた模様や文字として転写されたものであってもよい。
次に、本発明の成形装置の特徴を利用した絵付け方法について、図16を参照しながら説明する。
同図は、2次成形後に型開きした状態を示しており、キャビティ型2のキャビティ5には第1絵付けシートS1が吸着されており、この第1絵付けシートS1の絵柄Saは、2色成形品Rの表面に転写されている。
同図に示すように、2色目成形品R2′の端部Gを、1色目成形品R1′と重ねずに2色成形品Rを成形する場合、第1絵付けシートS1において、上記端部Gに対応する位置に別の絵柄Sbを印刷しておけば、この別の絵柄Sbを上記端部Gに転写させることが可能になる。
すなわち、第1絵付けシートS1上に印刷した絵柄Saと別の絵柄Sbを、1色目成形品と2色目成形品に振り分けて転写させることが可能になる。このような転写方法は、例えば、転写の一方が液晶パネルに係る窓部を形成し、他方がデザイン絵柄を形成するような携帯電話の筐体を2色成形品で成形する場合に好適である。
また、本発明の1次成形コア型および2次成形コア型は、上記実施形態では回転によって入れ換わる構成を例に取り説明したが、これに限らず、1次成形コア型に例えばスライドコアを有する場合、このスライドコアがスライドした状態を可動式の2次成形コア型とすることもできる。
本発明に係る成形装置の構成を示す、一部断面を有する平面図である。 (a)は、図1の絵付けシートを供給する絵付けシート供給装置の構成を示す側面図、(b)はその正面図である。 本発明に係る成形方法の型締め開始工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の型締め完了工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の1次成形工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の型開き開始工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の型開き完了工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の成形品突き出し工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の可動型入れ換え工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の型締め工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の2次成形工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の型開き工程を示す平面図である。 本発明の成形装置による成形方法の成形品突き出し工程を示す平面図である。 (a)〜(d)は本発明の成形装置による成形方法によって成形できる2色成形品を示す斜視図である。 (a)〜(d)は本発明の成形装置による成形方法によって成形できる別の2色成形品を示す斜視図である。 本発明の成形装置よる成形方法の特徴を利用した絵付け方法を示す説明図である。 従来の2色成形同時絵付け方法を説明する工程図である。
符号の説明
1 成形装置
2 キャビティ型
3 1次成形コア型
4 2次成形コア型
5,6 キャビティ
7 第1射出路
8 第2射出路
9 第1射出路
10 第2射出路
11 1次成形用射出ノズル
12 2次成形用射出ノズル
13 固定盤
20 絵付けシート供給装置
21 シート供給部
22 シート巻取部
23 ロール
24,25 ガイドローラ
26 巻取ロール
27〜29 ガイドローラ
30 フィルムクランプ
40 回転盤
41 駆動部
42 出力軸
43 凸部
43a 凸部表面
44 エジェクタピン
45 エジェクタプレート
46 凸部
47 エジェクタピン
48 エジェクタプレート
D1 1次成形空間部
D2 2次成形空間部
S1 第1絵付けシート
S2 第2絵付けシート
R1 1次成形用樹脂
R2 2次成形用樹脂
R1′1色目成形品
R2′2色目成形品
R 2色成形品

Claims (4)

  1. 固定式のキャビティ型と、
    上記キャビティ型に対して進退する1次成形コア型と、
    上記キャビティ型と上記1次成形コア型とで形成される1次成形空間部に絵付けシートを供給するとともにその絵付けシートを上記キャビティ型に固定する絵付けシート供給装置と、
    上記絵付けシートを介し上記1次成形空間部に1次成形用樹脂を射出する1次成形用樹脂射出路と、
    上記1次成形用樹脂の射出によって成形と同時に絵付けが施された、2色成形品の表側となる1色目成形品を上記キャビティ型に固定したまま、上記キャビティ型と上記1次成形コア型を型開きできるように、上記1色目成形品を上記キャビティ型に押圧する押圧手段と、
    上記1次成形コア型に代えて上記キャビティ型に対し進退する2次成形コア型と、
    上記1色目成形品を保持している上記キャビティ型と上記2次成形コア型とで形成される2次成形空間部に、2色成形品の裏側となる2色目成形品を成形するための2次成形用樹脂を射出する2次成形用樹脂射出路と、
    を備えてなることを特徴とする2色成形同時絵付け品の成形装置。
  2. 上記押圧手段として上記1次成形コア型にエジェクタピンを備え、このエジェクタピンは、1色目成形後の型開き時に上記キャビティ型方向に進出するように構成されている請求項1記載の2色成形同時絵付け品の成形装置。
  3. 上記エジェクタピンは、上記1次成形コア型と上記2次成形コア型とを入れ替えて上記2色目成形品を成形する際は、上記キャビティ型と上記2次成形コア型の型開き後における2色成形品の脱型時に進出するように構成されている請求項2記載の2色成形同時絵付け品の成形装置。
  4. 上記1次成形コア型の成形面が上記1色目成形品の裏面を成形し、上記2次成形コア型の成形面が、上記2色目成形品の裏面を成形するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の2色成形同時絵付け品の成形装置。
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