JP2010101357A - ダイヤフラム弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダイヤフラム3を弁本体部2へ膨出変位させ、弁本体部2内部を流動する流体の流通開口面積を制御するダイヤフラム弁装置1において、弁本体部2が、ダイヤフラム3が密着する着座部7,26,28を有する主体部8と、流入出の両フェルール9,10と、ダイヤフラム3を支持するフランジ11との四部品を具備し、かつ、これら四部品を金属の板材又はフープ材11,12から打ち抜き加工又はレーザ加工で得られたブランク14,23を形成し、該ブランクをプレス成型して得られた主体部8に両フェルール9,10およびフランジ11を溶接結合することにより弁本体部2を構成。
【選択図】図1
Description
この請求項3の発明によれば、ダイヤフラム弁装置をフェルール接続することで配管系に容易に取り付けることができるようになる。
フランジ11は図5(a)に示すように、ステンレスの板材12をプレス打ち抜き加工により製作される。これにより、ダイヤフラム3が主体部8へ膨出変位するのを許容する穴11a、ボルト5を挿入するボルト孔11bが形成され、ダイヤフラム3の載置が可能となる。
次に、主体部8の加工を説明する。主体部8は図5(b)および図6に示されるように、ステンレス材の板材13から絞り成形が可能な形状に打ち抜き加工又はレーザ加工でブランク材14を加工する(ブランク工程)。得られたブランク材14はプレス機械にセットされ、絞り加工(プレス成型)が施される。絞り加工工程では、主体部8は、符号8a、8b、8cで示す過程を経て製作される。これは、ステンレス材は一度の加工では素材が破断してしまう、すなわち、ステンレス材は特に加工硬化が大きい素材であるため、素材に負荷を与えることなく加工する必要があるために数回に分けて加工を行う。これにより、所定深さ、内面形状を備えた主体部8を得ることができる。
フェルール9,10の加工を説明する。図7(a)のようにフェルールの素材は、ステンレスの板材をプレスによる打ち抜き加工によりリング状のブランク23が形成される。次いで、プレス押し出しと、冷間鍛造であるコイニング成形とにより素材23を潰しながら加工していき、仕上げ切削工程を経て、所定の流通横断面を有する鍔部24、25を備えた管状のフェルール9,10が形成される。こうして、図2のような主体部8、フェルール9,10、フランジ11が部品として得ることができる。
部品である主体部8,フェルール9,10、およびフランジ11は、レーザ溶接またはTIG溶接により接合(結合)される。具体的には、図3(b)に示すように、主体部8の接続部21にフェルール9,10が突き合わされ、その全周が溶接される。なお、図3(b)では主体部8とフェルール9,10との結合部を線で誇張して表示したが、実際にはこの線は溶接により現れない。
2 弁本体部
3 ダイヤフラム
4 アクチュエータ
7 着座部
8 主体部
9,10 フェルール
11 フランジ
12、13 ステンレスの板材
14 ブランク
15,16 隆起部
18 穴
21 接続部
22 立ち上がり部
23 ブランク
32 スペーサ
26 着座部
27 フランジ
28 着座部
29 頂部
30 凹部
S 流体流路
Claims (9)
- ダイヤフラムを弁本体部へ膨出変位させることにより、前記弁本体部内部を流動する流体の流通開口面積を制御するダイヤフラム弁装置において、前記弁本体部が、前記ダイヤフラムが密着する着座部を有する主体部と、該主体部の左右両側の同一線上に対向配置され、端部に継ぎ手部を設けた流入出の両管部材と、前記主体部の上方に設けられ前記ダイヤフラムを支持するフランジとの四部品を具備し、かつ、これら四部品を金属の板材又はフープ材から打ち抜き加工又はレーザ加工で得られたブランクを形成し、前記ブランクをプレス成型し、さらに、前記主体部に前記両管部材および前記フランジを溶接結合することにより前記弁本体部を構成したことを特徴とするダイヤフラム弁装置。
- ダイヤフラムを弁本体部へ膨出変位させることにより、前記弁本体部内部を流動する流体の流通開口面積を制御するダイヤフラム弁装置において、前記弁本体部が、前記ダイヤフラムが密着する着座部を有する主体部と、該主体部の左右両側の同一線上に対向配置され、端部に継ぎ手部を設けた流入出の両管部材と、前記主体部の上方に設けられ前記ダイヤフラムを支持するフランジとの四部品を具備し、かつ、前記主体部を、金属の板材又はフープ材から打ち抜き加工又はレーザ加工で得られたブランクを絞り加工により、前記両管部材を金属の板材又はフープ材から打ち抜き加工又はレーザ加工で得られたブランクを押し出しによるコイニング成形により、および、前記フランジを金属の板材又はフープ材から抜き加工又はレーザ加工によりそれぞれ形成し、さらに、前記主体部に前記両管部材および前記フランジを溶接結合することにより前記弁本体部を構成したことを特徴とするダイヤフラム弁装置。
- 前記両管部材の継ぎ手部を、フェルールとして形成したことを特徴とする請求項1または2記載のダイヤフラム弁装置。
- 前記両フェルールは、前記絞り加工により形成された前記主体部の両側に穴を穿ち、該穴を玉抜き加工により前記主体部外方に出っ張らせて接続部を形成し、該接続部に前記各フェルールを溶接で結合したことを特徴とする請求項3記載のダイヤフラム弁装置。
- 前記フランジは、前記玉抜き加工により前記接続部を形成するときに同時形成される立ち上がり部に、前記主体部に接触することなく浮き上がった状態で溶接結合されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のダイヤフラム弁装置。
- 前記着座部は、前記流体の流動する方向にほぼ直交し、かつ、少なくとも前記ダイヤフラムの中心軸線方向に対向する主体部の最深部近傍を、前記両フェルールの内周面と略同じ面上で連続するように形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のダイヤフラム弁装置。
- 前記着座部は、流体の流動方向に略直交する方向に、内方へ膨出する微少な隆起部を対向配置し、該一対の隆起部の間に前記ダイヤフラムが密着することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のダイヤフラム弁装置。
- 前記着座部は、流体の流動方向に沿う縦断面形状が内方へ山形に、かつ、流体の流動方向に略直交する方向に突出させ、該山形の頂部に前記ダイヤフラムが密着することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のダイヤフラム弁装置。
- 前記着座部に対応する前記主体部の外側の凹部に、金属の板材又はフープ材から打ち抜き加工又はレーザ加工で形成したスペーサを溶接で結合したことを特徴とする請求項8記載のダイヤフラム弁装置。
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