JP2010100390A - フォークリフト用フォーク支持構造 - Google Patents

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利昭 吉原
Shunichi Ishikawa
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Abstract

【課題】走行時のガタ音の発生を防止できるフォーク支持構造を提供する。
【解決手段】フォークリフトのマストに沿って昇降可能なリフトブラケットにフォーク5を支持させるフォーク支持構造を構成する。リフトブラケットはその前方にサポート部4を有しており、フォーク5の上部がサポート部4に回動自在に軸支されるとともに、フォーク5の下部の後面51bとサポート部4の前面4aとの間に緩衝ブロック7が設けられている。緩衝ブロック7は、フォーク下部の後面51bに設けられ、サポート部4の前面4aに当接するラバー製または樹脂製の部材である。緩衝ブロック7は、平板状のベース板と、ベース板から前方に突出する突起部とから構成されており、突起部が、フォーク下部の後面51bに形成された取付孔52に挿入されて固定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、フォークリフトにおいてフォークを支持するための支持構造に関し、とくに、リーチ式フォークリフトに好適のフォーク支持構造に関する。
従来のリーチ式フォークリフトは、特開平5−43199号公報の図3および図4に示すように、上方に延びるマスト内にリフトブラケットを有しており、リフトブラケットは、マスト後方に配置されたリフトシリンダおよびチェーンを介して、マスト内を昇降可能に設けられている。また、リフトブラケットには、作業装置としてのフォークが設けられている。
フォークの上端には、パイプ状係留部が設けられている。一方、リフトブラケットにはフォークシャフトが取り付けられており、フォークシャフトがフォーク上端のパイプ状係留部を挿通することにより、フォークがリフトブラケットに回動自在に支持されている。また、フォーク下端の後面は、リフトブラケットの前方に設けられたサポート部に当接している。
前記従来の支持構造では、フォークの上端がフォークシャフトに回動自在に支持されているだけなので、フォークリフトの走行時には、路面からの振動により、金属製のフォークの下端が金属製のサポート部に繰り返し衝突することによって、ガタ音を発生させる。
特開平5−43199号公報(図3および図4参照)
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、フォークリフトにおいて走行時のガタ音の発生を防止できるフォーク支持構造を提供することにある。
請求項1の発明に係るフォーク支持構造は、フォークリフトのマストに沿って昇降可能なリフトブラケットにフォークを支持させるための支持構造である。当該支持構造においては、リフトブラケットがその前方にサポート部を有しており、フォークの上部がサポート部に回動自在に軸支されるとともに、フォークの下部の後面とサポート部の前面との間に緩衝材が設けられている。
請求項1の発明によれば、フォーク下部の後面とリフトブラケットのサポート部の前面との間に緩衝材が設けられるので、フォーク下部の後面は、サポート部の前面に対して、直接ではなく、緩衝材を介して接触している。これにより、フォークリフトの走行時には、路面からの振動によりフォーク下部がサポート部に直接衝突するのを回避でき、また走行中のフォークの振動を緩衝材により吸収でき、その結果、走行中のガタ音の発生を防止できる。
請求項2の発明では、請求項1において、緩衝材が、フォークの後面に設けられかつサポート部の前面に当接するラバー製または樹脂製の部材である。
この場合には、走行中にフォークに発生する振動を緩衝材により効果的に減衰させて吸収することができる。
請求項3の発明では、請求項1において、緩衝材が、平板状のベース板と、ベース板から突出する突起部とから構成されており、突起部が、フォークの後面に形成された取付穴に挿入されて固定されている。
この場合、フォークリフトの走行時には、サポート部前面が緩衝材のベース板に当接することにより、走行中のガタ音の発生を防止できる。
請求項4の発明では、請求項1において、 フォークが一対のフォークから構成されており、各フォークの後面と緩衝材との間には、各フォークのフォーク面の段差を修正するためのシムが装着されている。
従来、各フォークのフォーク面の段差をなくすために、フォークの曲げ角度を変えることが一般に行なわれており、これは非常に面倒な作業であった。これに対して、本願の請求項4の発明によれば、フォーク後面と緩衝材との間にシムを入れることで、各フォークのフォーク面の段差の修正を行なうので、段差の修正が簡単に行なえるようになる。
以上のように本発明によれば、フォーク下部の後面とリフトブラケットのサポート部の前面との間に緩衝材を設けるようにしたので、フォーク下部の後面がサポート部の前面に対して緩衝材を介して接触するようになり、これにより、フォークリフトの走行時には、路面からの振動によりフォーク下部がサポート部に直接衝突するのを回避でき、また走行中のフォークの振動を緩衝材により吸収でき、その結果、走行中のガタ音の発生を防止できる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施例によるフォーク支持構造を説明するための図であって、図1は本実施例によるフォーク支持構造が採用されたリーチ式フォークリフトの側面概略図、図2は図1のフォークリフトのフォークおよびリフトブラケット部分の全体斜視図、図3は図2の側面概略図、図4はフォークの後面側斜視部分図、図5は緩衝材の平面図である。なお、各図においては、フォークリフトの前進側(つまりフォークの先端側)を前方とし、その逆側を後方としている。
図1および図2に示すように、このリーチ式フォークリフト1は、上下方向に延設されたマスト2を有している。マスト2内には、リフトブラケット3が昇降可能に設けられている。リフトブラケット3は、その前方にサポート部4を有している。サポート部4には、一対のフォーク5が係止されている。また、リフトブラケット3の昇降駆動機構は、一般に採用されている機構と同様であって、マスト2の後方に配置されたリフトシリンダ6およびチェーン(図示せず)等により構成されている。
各フォーク5は、荷を下方から支承するためのフォーク面50を有している。フォーク面50の後端には、上方に延びる垂設部51が設けられている。垂設部51の上端面51aには、パイプ状の係止部52が固着されている(図3および図4参照)。係止部52には貫通孔52aが形成されており、該貫通孔52aには、フォーク5を回動自在に支持するためのフォークシャフト6が挿通している(図3参照)。
一方、リフトブラケット3は、図2に示すように、左右一対の支持ブラケット部30、31を有している。また、サポート部4は、各支持ブラケット部30、31の外側にそれぞれ支持ブラケット部40、41を有している。各支持ブラケット部30、31、40、41は、それぞれ相対する貫通孔を有しており、これらの貫通孔にフォークシャフト6の端部が係止されている。この構成により、各フォーク5は、フォークシャフト6の中心軸の回りに回動自在になっている。
また、図3に示すように、フォーク5の垂設部下部の後面51bとサポート部4の前面4aとの間には、緩衝ブロック7が設けられている。
緩衝ブロック7は、図4および図5に示すように、平板状のベース板70と、ベース板70から前方に突出する一つまたは複数(ここでは2つ)の突起部71とから構成されている。緩衝ブロック7は、例えばラバー製または樹脂製の部材から構成されており、ここでは、ポリウレタン製の部材が用いられている。
一方、フォーク5の垂設部下部の後面51bには、一つまたは複数(ここでは2つ)の取付孔52が形成されている。緩衝ブロック7の各突起部71は、各取付孔52に挿入されて固定されている。なお、図4においては、緩衝ブロック7のベース板70の前面とフォーク5の垂設部下部の後面51bとの間に、1枚または複数枚のシム8が装着された例が示されている。シム8には、緩衝ブロック7の各突起部71が挿通する貫通孔8aが形成されている。
この場合には、フォーク5の垂設部下部の後面51bとサポート部4の前面4aとの間に緩衝ブロック7が設けられるので、フォーク下部の後面51bは、サポート部4の前面4aに対して、直接ではなく、緩衝ブロック7のベース板70を介して接触している(図3、図4参照)。これにより、フォークリフト1の走行時には、路面からの振動によりフォーク下部がサポート部4に直接衝突するのを回避でき、また走行中のフォーク5の振動を緩衝ブロック7により吸収でき、その結果、走行中のガタ音の発生を防止できる。また、この場合には、緩衝ブロック7が、ラバー製または樹脂製の部材から構成されるので、フォークリフト1の走行中にフォーク5に発生する振動を緩衝ブロック7により効果的に減衰させて吸収することができる。
さらに、この場合には、各フォーク5の後面51bと緩衝ブロック7との間には、シム8が装着されているので(図4参照)、各フォーク5のフォーク面50同士の上下方向の段差を修正することができる。
すなわち、図3において、シム8の枚数を増やすなどしてシム8の厚みを増すと、フォーク5がフォークシャフト6の中心軸の回りを図示時計回りに回動することにより、フォーク5のフォーク面50が上方に移動する。これとは逆に、シム8の枚数を減らすなどしてシム8の厚みを減らすと、フォーク5がフォークシャフト6の中心軸の回りを図反時計回りに回動することにより、フォーク5のフォーク面50が下方に移動する。このようなシム調整を行なうことにより、各フォーク5のフォーク面50の段差を修正できる。
なお、従来においては、各フォークのフォーク面の段差をなくすために、フォークの曲げ角度を変えることが一般に行なわれており、これは非常に面倒な作業であった。これに対して、本実施例によれば、フォーク後面51bと緩衝ブロック7との間にシム8を入れることで、各フォーク5のフォーク面50の段差の修正を行なうので、段差の修正が簡単に行なえるようになる。
本発明の一実施例によるフォーク支持構造が採用されたリーチ式フォークリフトの側面概略図である。 フォークリフト(図1)のフォークおよびリフトブラケット部分の全体斜視図である。 図2の側面概略図である。 フォークの後面側斜視部分図である。 緩衝ブロックの平面図である。
符号の説明
1: リーチ式フォークリフト

2: マスト
3: リフトブラケット

4: サポート部
4a: 前面

5: フォーク
50: フォーク面
51b: 後面
52: 取付孔

6: フォークシャフト

7: 緩衝ブロック(緩衝材)
70: ベース板
71: 突起部

8: シム

Claims (4)

  1. フォークリフトにおいて、マストに沿って昇降可能に設けられたリフトブラケットにフォークを支持させるためのフォーク支持構造において、
    前記リフトブラケットが、当該リフトブラケットの前方にサポート部を有しており、前記フォークの上部が前記サポート部に回動自在に軸支されるとともに、前記フォークの下部の後面と前記サポート部の前面との間に緩衝材が設けられている、
    ことを特徴とするフォーク支持構造。
  2. 請求項1において、
    前記緩衝材が、前記フォークの前記後面に設けられかつ前記サポート部の前記前面に当接するラバー製または樹脂製の部材である、
    ことを特徴とするフォーク支持構造。
  3. 請求項1において、
    前記緩衝材が、平板状のベース板と、前記ベース板から突出する突起部とから構成されており、前記突起部が、前記フォークの前記後面に形成された取付孔に挿入されて固定されている、
    ことを特徴とするフォーク支持構造。
  4. 請求項1において、
    前記フォークが一対のフォークから構成されており、前記各フォークの前記後面と前記緩衝材との間には、前記各フォークのフォーク面の段差を修正するためのシムが装着されている、
    ことを特徴とするフォーク支持構造。
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