JP2010100183A - エアフィルタカバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通気孔51を有する平板状部材で構成され、内気エアフィルタ34の空気吸入面34aに対向配置される第1プレート41と、通気孔52を有する平板状部材で構成され、第1プレート41に対し所定の間隔Tを存して対向配置される第2プレート42の隆起面部42bとを備えてなるエアフィルタカバー40において、第1プレート41に設けられる通気孔51の空気吸入面34aに対する位置と、第2プレート42の隆起面部42bに設けられる通気孔52の空気吸入面34aに対する位置とが異なるようにそれら通気孔51,52を配置するものとする。
【選択図】図6
Description
プレート部材には、多数の通気孔が形成されている。
遮蔽部材は、板材から形成され、プレート部材の上方に間隔をおいて対向する遮蔽部と、該遮蔽部の前後縁から下方に延びるとともにその下部がプレート部材に重合してスポット溶接されたL字形の脚部とから構成されている。この遮蔽部材においては、左右両側が開放状とされて、外気の通気口とされている。
このため、このエアフィルタカバーによるエアフィルタ保護手段では、エアフィルタの空気吸入面側にエアフィルタカバーの設置のためのスペースを広く取る必要があり、先に述べたルーバーによるエアフィルタ保護手段と同様に、装置構成のコンパクト化を図ることができないという問題点がある。
通気口を有する平板状部材で構成され、エアフィルタの空気吸入面に対向配置される第1のカバー部材と、
通気口を有する平板状部材で構成され、前記第1のカバー部材に対し所定の間隔を存して対向配置される第2のカバー部材とを備え、
前記第1のカバー部材に設けられる通気口の前記空気吸入面に対する位置と、前記第2のカバー部材に設けられる通気口の前記空気吸入面に対する位置とが異なるようにそれら通気口を配置することを特徴とするものである(第1発明)。
第1のカバー部材および第2のカバー部材はいずれも平板状部材で構成されており、第1のカバー部材と第2のカバー部材との間の間隔は、第2のカバー部材の通気口から第1のカバー部材の通気口へと空気が流れるという条件を満足する範囲で可能な限り狭くすることができるので、エアフィルタカバーの厚み寸法を小さくすることができる。したがって、エアフィルタの空気吸入面側にエアフィルタカバーを設置するために要するスペースを小さくすることができ、装置構成のコンパクト化を図ることができる。
一対のリフトアーム6の前後方向中間部は図示されないビーム部材によって結合され、このビーム部材にはベルクランク装置8が装着されている。また、一対のリフトアーム6の先端部には、掘削・積込用のバケット9が回動可能に取り付けられている。
バケット9とダンプシリンダ7とはベルクランク装置8を介して連結されており、ダンプシリンダ7が圧油の作用によって伸縮されると、バケット9が回動されるようになっている。
また、図示されないリフトシリンダにより、リフトアーム6を上下に回動させることができるようになっている。
キャブ本体16の前部の内側面には、キャブ本体16との間に所要の空間が形成されるようにインストルメントパネル24(以下、「インパネ」という。)が取り付けられ、該空間には、キャブ11内の温度等を調整する空気調和装置(以下、「エアコン」という。)25が収容されている。
上部インパネ24aの中央部には、メインモニタ26が組み付けられている。また、上部インパネ24aの左右両側部には、エアコン25からの調和空気をキャブ11内に向けて吹き出す調和空気吹出口27(右側のみ図示)が設けられている。
下部インパネ24bの左側部には、キャブ11の内部の空気(内気)を取り入れる空気取入口(以下、「内気取入口」という。)28が設けられている。この内気取入口28の反対側に位置してキャブ11の外部の空気(外気)を取り入れる空気取入口(以下、「外気取入口」という。)29がキャブ本体16に設けられている。
なお、図3および図4において、符号37にて示されるのは、ブレーキペダルである。
カバーフレーム43における前面板部43aの両側部には、摘みボルト45が挿通されるボルト挿通孔46が穿設されている。
第2プレート42における平面部42aには、カバーフレーム43に穿設されたボルト挿通孔46に対応するようにボルト挿通孔47が穿設されている。
摘みボルト45と螺合する雌螺子スタッド50が下部インパネ24bにおけるカバー組込部36に埋め込まれている。この雌螺子スタッド50に対する摘みボルト45の締め付けにより、エアフィルタカバー40をカバー組込部36に固定することができる。一方、この雌螺子スタッド50に対する摘みボルト45の締め付け解除により、エアフィルタカバー40をカバー組込部36から取り外すことができる。こうして、摘みボルト45の締め付け・締め付け解除により、カバー組込部36に対しエアフィルタカバー40を容易に着脱することができ、エアフィルタ34のメンテナンス作業等を効率良く行うことができる。
図7(b)に示されるように、第2プレート42における隆起面部42bには、多数の丸形状の通気孔52が穿設されている。この多数の通気孔52は、第1通気孔群51aに対し横方向に所定ピッチ〔P〕の半分〔P/2〕だけずらせたように配列される第3通気孔群52aと、第2通気孔群51bに対し横方向に所定ピッチ〔P〕の半分〔P/2〕だけずらせたように配列される第4通気孔群52bとよりなり、各通気孔52は、第1プレート41に向けて空気を通す通気口として機能する。
図8に示されるように、内気用エアフィルタ34の空気吸入面34aを基準として、第1プレート41と、第2プレート42における隆起面部42bとを順に重ね合わせたときには、第1プレート41に穿設される各通気孔51と、第2プレート42の隆起面部42bにおける各通気孔52とが、横方向に所定ピッチ〔P〕の半分〔P/2〕だけ位置がずれることになる。
また、第1プレート41および第2プレート42はいずれもパンチングメタルを素材とする平板状部材で構成されており、第1プレート41と、第2プレート42における隆起面部42bとの間隔Tは、第2プレート42の隆起面部42bにおける通気孔52から第1プレート41における通気孔51へと空気が流れるという条件を満足する範囲で可能な限り狭くすることができるので、エアフィルタカバー40の厚み寸法を小さくすることができる。したがって、内気用エアフィルタ34の空気吸入面34a側にエアフィルタカバー40を設置するために要するスペースを小さくすることができ、装置構成のコンパクト化を図ることができる。
すわなち、図9(a)に示されるように、大小の丸形状の通気孔を組み合わせて千鳥配置したものや、同図(b)に示されるように、菱形形状の通気孔を千鳥配置したもの、同図(c)に示されるように、十文字形状の通気孔を千鳥配置したもの、同図(d)に示されるように、十文字形状の通気孔と丸形状の通気孔とを組み合わせて千鳥配置したもの、同図(e)に示されるように、長方形状(または長楕円状)の孔を縦横に整列配置したもの、同図(f)に示されるように、長方形状(または長楕円状)の孔を千鳥配置したものなどの中からを適宜に選択することができる。
ここで、千鳥配置とは、対象となる孔を交互に位置を違えて配置することをいう。
また、上記実施形態においては、本発明の「第1のカバー部材」に相当する「第1プレート41」と、本発明の「第2のカバー部材」に相当する「第2プレート42の隆起面部42b」とよりなるカバーアッセンブリを1組だけ用いる例を示したが、該カバーアッセンブリを複数組用いる態様もあり得る。この場合、本発明における第1のカバー部材と第2のカバー部材とが交互に繰り返し配置されることになる。
11 キャブ
25 エアコン(空気調和装置)
28 内気取入口
34 内気用エアフィルタ
34a 空気吸入面
40 エアフィルタカバー
41 第1プレート(第1のカバー部材)
42 第2プレート
42b 隆起面部(第2のカバー部材)
51 通気孔(第1プレートの通気口)
52 通気孔(第2プレートの通気口)
Claims (3)
- 通気口を有する平板状部材で構成され、エアフィルタの空気吸入面に対向配置される第1のカバー部材と、
通気口を有する平板状部材で構成され、前記第1のカバー部材に対し所定の間隔を存して対向配置される第2のカバー部材とを備え、
前記第1のカバー部材に設けられる通気口の前記空気吸入面に対する位置と、前記第2のカバー部材に設けられる通気口の前記空気吸入面に対する位置とが異なるようにそれら通気口を配置することを特徴とするエアフィルタカバー。 - 前記エアフィルタは、作業車両のキャブに装備される空気調和装置の空気取入口に装着され、この空気取入口に対し前記第1のカバー部材および第2のカバー部材が共に着脱可能に取り付けられる請求項1に記載のエアフィルタカバー。
- 各カバー部材は、前記通気口を形成する孔を有するパンチングメタルで構成されるものである請求項1または2に記載のエアフィルタカバー。
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2008
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