JP2006274593A - 旋回作業機 - Google Patents

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Takanori Matsumoto
孝則 松本
Noritoshi Sato
文紀 佐藤
Yoshihiro Kato
好洋 加藤
Shizuo Shimoie
静夫 下家
Kenzo Koga
謙三 古賀
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    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】カウンタウエイト及びサイドプロテクタの取付が容易であると共に製造コストも抑える旋回作業機の提供。
【解決手段】カウンタウエイト30の左右一側前部31Lを、旋回台の外周に沿って後部開閉ボンネット53の側縁より前方へ突出させて、一側前部31Lに後部開閉ボンネット53の下縁36bよりも上方に突出する第1サイドプロテクタ部32を一体形成し、カウンタウエイト30の左右他側前部31Rを、旋回台の外周に沿って後部開閉ボンネット53の側縁より前方へ突出させて、他側前部31Rに後部開閉ボンネット53の下縁36bよりも上方に突出する第2サイドプロテクタ部33を一体形成している。
【選択図】図3

Description

本発明は、旋回作業機に関するものである。
従来の旋回作業機として、旋回台の左側に運転席を配置すると共に、右側にタンクを配置し、運転席及びタンクの後方にエンジン及びラジエータを配置し、タンクを側部ボンネットで覆うと共に、エンジン及びラジエータを後部ボンネットで覆い、旋回台の後部にカウンタウエイトを設けたものがある(例えば、特許文献1)。
この旋回作業機のカウンタウエイトは、左右中央側に配置した中央カウンタウエイトと,この中央カウンタウエイトの左右両側に配置した一対の側部カウンタウエイトとから構成されていて3分割型である。このような旋回作業機では、旋回台の後方側の左右側部を保護するサイドプロテクタが側部カウンタウエイトの上部に設けらるのが一般的であった。
特開平9−67832号公報
従来の旋回作業機では、中央カウンタウエイト及び一対の側部カウンタウエイトの3つのウエイトを製造しなければならず、製造が大変でコストも高価になっていた。
また、ウエイトの取付とは別に、側部カウンタウエイトを製造しなければならず、サイドプロテクタの製造作業も非常に面倒であった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、カウンタウエイト及びサイドプロテクタの製造が容易で且つ、製造コストも抑えることができる旋回作業機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。即ち、旋回台の左右一方に運転席を配置すると共に、左右他方にタンクを配置し、前記運転席及びタンクの後部にエンジン及びラジエータを配置し、前記タンクを側部ボンネットで覆うと共に、前記エンジン及びラジエータを後部ボンネットで覆い、旋回台の後部の中央部から左右側後部まで延設されていて前記後部ボンネットの下縁に沿うカウンタウエイトを設けており、前記カウンタウエイトの左右一側前部を、旋回台の外周に沿って前記後部ボンネットの側縁より前方へ突出させて、突出させた一側前部に前記後部ボンネットの下縁よりも上方に突出する第1サイドプロテクタ部を一体形成し、前記カウンタウエイトの左右他側前部を、旋回台の外周に沿って前記後部ボンネットの側縁より前方へ突出させて、突出させた他側前部に前記後部ボンネットの下縁よりも上方に突出する第2サイドプロテクタ部を一体形成している点にある。
これによれば、旋回台の後部の中央部から左右側後部まで延設することでカウンタウエイトを簡単に構成でき、カウンタウエイトの左右両側を利用して第1及び第2サイドプロテクタを簡単に構成できるようになり、これによって、カウンタウエイト及びサイドプロテクタの製造が容易で、製造コストも抑えることが可能となる。
前記第1サイドプロテクタ部及び/又は第2サイドプロテクタ部にエンジンルームに連通する通気孔を設けている点にある。
これによれば、エンジンルーム内の空気を効率よく排出したり、エンジンルーム内に外部からの空気を効率よく取りこむことができる。
前記第1サイドプロテクタ部及び第2サイドプロテクタ部に近接する後部ボンネットの前側にエンジンルームに連通する通気孔を設けると共に、前記第2サイドプロテクタ部に近接する前記側部ボンネットの後部にエンジンルームに連通する通気孔を設けている点にある。
これによれば、後部ボンネットを利用して通気孔を形成でき、これによって、エンジンルーム内の空気を効率よく排出したり、エンジンルーム内に外部からの空気を効率よく取
りこむことができる。
カウンタウエイト及びサイドプロテクタの製造が容易で且つ、製造コストも抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図5、6に示すように、旋回作業機(バックホー)1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから構成されている。
走行装置2は、ゴム製覆帯を有する左右一対の走行体4を備え、両走行体4を走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置が採用されている。また、該走行装置2の前部にはドーザ5が設けられている。
旋回体3は、走行装置2上に旋回ベアリング11を介して上下方向の旋回軸X回りに左右旋回自在に支持された旋回台12と、該旋回台12の前部に備えられた作業装置(掘削装置)13とを有する。旋回台12上には、運転室を形成するキャビン14が搭載されている。
作業装置13は、旋回台12の前部に左右方向の中央部よりやや右寄りにオフセットして設けられた支持ブラケット16に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット17と、該スイングブラケット17に基部側を左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム18と、該ブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム19と、該アーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット20とを備えている。
スイングブラケット17は、旋回台12内に備えられたスイングシリンダの伸縮によって揺動され、ブーム18は、該ブーム18とスイングブラケット17との間に介装されたブームシリンダ22の伸縮によって揺動され、アーム19は、該アーム19とブーム18との間に介装されたアームシリンダ23の伸縮によって揺動され、バケット20は、該バケット20とアーム19との間に介装されたバケットシリンダ24の伸縮によってスクイ・ダンプ動作されており、これらスイングシリンダ、ブームシリンダ22、アームシリンダ23、バケットシリンダ24は油圧シリンダ(油圧機器)によって構成されている。なお、アーム19には、バケット20の代わりに取り付けられる油圧アタッチメントを作動させるための油圧取出部(図示省略)が設けられている。
旋回台12は、前記旋回ベアリング11に連結される厚板からなる旋回基板26を有しており、旋回基板26の後部側の外周は円弧状となっている。旋回基板26上の左右方向左側には、シート(運転席)15が配置され、該シート15は、キャビン14で覆われている。
旋回基板26上の後部には、エンジン41が横置き配置され、該エンジン41の左右一側部(左右方向右側)にはラジエータファン48が配置され、ラジエータファン48の左右方向右側にはラジエータ42が配置されている。エンジン41の左右他側部(左右方向左側)には油圧ポンプ47が配置され、この油圧ポンプ47の上方には筒状のマフラ43が配置されている。
また、旋回基板26上の左右一側部(右側)にはタンク及び車両機器が搭載されている。即ち、ラジエータ42の前方には作動油を貯留する作動油タンク44が配置され、該作動油タンク44の前方にはエンジン41用の燃料を貯留する燃料タンク45が配置され、該燃料タンク45の上方には、コントロールバルブ49が配置されている。燃料タンク45と作動油タンク44との間で且つ、左右方向右側にはバッテリー50が配置されている。また、旋回基板26(旋回台12)の後部には、旋回基板26の外周に沿って配置されるカウンタウエイト30が設けられている。
前記エンジン41、ラジエータ42、マフラ43及び油圧ポンプ47は、運転席15の後方に配置された後部ボンネット51で覆われ、作動油タンク44、燃料タンク45、コントロールバルブ49及びバッテリー50は、旋回台基板26を右側方から後方に亘って上方より覆う側部ボンネット52で覆われている。
後部ボンネット51は、旋回台12の後部側でヒンジ機構70により開閉自在に支持された後部開閉ボンネット53と、この後部開閉ボンネット53の前方で開閉不能に固定された後部固定ボンネット54とで構成されている。後部開閉ボンネット53の左右両側には、後部開閉ボンネット53や旋回台12の後側部を保護するためのサイドプロテクタ29が設けられている。
図1〜3に示すように、後部開閉ボンネット53は、エンジン41、ラジエータ42、マフラ43及び油圧ポンプ47の後部側を覆うもので、その前側上端が前記ヒンジ機構70により開閉自在に支持されている。
後部開閉ボンネット53は、旋回基板26(旋回台12)の外周に沿って湾曲状に形成された縦壁部36と、この縦壁部36の上端を覆う天壁部37とを有している。
縦壁部36は、旋回台12の左右方向中央側から左右方向両側にいくにしたがって前方に曲がる曲面を有していて3次元形状に形成されている。この縦壁部36は、エンジン41、ラジエータ42、マフラ43及び油圧ポンプ47の後面から側面に亘って旋回台12の外側から覆っている。縦壁部36の前部上端には、側面視で前方に突出する突出部36aが形成されている。
縦壁部36の左右側部の前側(後部開閉ボンネット53の左右側部)には、エンジン41、ラジエータ42、マフラ43及び油圧ポンプ47を収納したエンジンルーム78と外部とを連通させるための通気孔27L,27Rが多数設けられている。
前記天壁部37は、縦壁部36と一体成形されたもので縦壁部36の上側から前方に屈曲していてエンジン41、ラジエータ42、マフラ43及び油圧ポンプ47の上面を覆っている。天壁部37の上面は、略平らな平坦面となっている。
図1,2,6に示すように、エンジン41の左側には、フライホイールハウジング55が設けられており、このフライホイールハウジング55の左側部にマフラ取付具56が設けられ、このマフラ取付具56にマフラ43が装着されている。
マフラ43の前部にはインレット65が設けられ、エンジン41の前部には、エキゾーストマニホールド67が設けられており、このエキゾーストマニホールド67とインレット65とはパイプ68により接続されている。
一方で、マフラ43の後部にはアウトレット66が設けられ、このアウトレット66には排気パイプ69がバンド63を介して回動不能に接続されている。なお、バンド63を緩めることによって、排気パイプは69はその軸心廻りに回動させることができるようになっている。
排気パイプ69はアウトレット66の上端から上方に立ち上がっていて、後部開閉ボンネット53(後部ボンネット51)を下側から上側に貫通している。排気パイプ69の上側は上方にいくにしたがって徐々に後方に屈曲している。
後部開閉ボンネット53を閉鎖した状態において、排気パイプ69の上端及び排気パイプ69が貫通した貫通孔71を上方から覆うカバー72が後部開閉ボンネット53の天壁部37に固定されている。
カバー72は、後部開閉ボンネット53の後部側で且つ左右中央部よりもやや左側に位置しており、後部開閉ボンネット53の天壁部37にボルトやナットなどの締結具で固定されている。カバー72は、左右一対の側壁74L,74Rと、この左右各側壁74L,74Rの上端を連結する上壁75と、左右各側壁74L,74Rの下端を連結する下壁76と、前記各側壁74L,74Rの前端及び上下壁75,76の前端をそれぞれ連結する前壁77とで構成されている。カバー72の後部は開口したものとなっていて、この開口は後述するように、風を放散させる放散口80とされている。
前記各側壁74L,74Rの上端は、後側から前側にいくにしたがって徐々に下側に移行する前下がり傾斜状となっている。
前記各上壁75は、前下がり状となった側壁74L,74Rの上端を連結していて、その上面は 後側から前側にいくにしたがって徐々に下側に移行する前下がり傾斜状となっている。
下壁76には、前記後部開閉ボンネット53の貫通孔71に対応した位置にこの貫通孔
71と略同じ大きさの孔が設けられている。前記側壁74L,74R、上壁75、下壁76及び前壁77で囲まれた空間によって、カバー72内に、貫通孔71を介して後部ボンネット51からの風を外方へ放散させる風通路79が形成されている。風通路79の後端部は、該風通路79から後部外側方へ開口していて風を放散させる放散口80とされ、放散口80及び排気パイプ69の排気口69aは後向きになっている。
カバー72の左側部には、風案内部材81が配置されている。風案内部材81は、後部開閉ボンネット53内(エンジンルーム78内)を流れる風を風通路79に案内するもので、例えば平板状に形成されている。風案内部材81は、貫通孔71の近傍で該風案内部材81の長手方向を前後に向けるように排気パイプ69又はアウトレット66に装着されている。なお、風案内部材81を後部開閉ボンネット53(天壁部37)の裏側に装着してもよい。
したがって、エンジン41からの排ガスは、マフラ43内を通過して排気パイプ69に至り、排気パイプ69の排気口69aから排出される。このとき、後部開閉ボンネット53内を流れる風は風案内部材81に当たって、貫通孔71を介してカバー72内の風通路79に至り、その風は風通路79を通過して放散口80から排出(放散)する。そして、排気口69aから排出された排気ガスは風通路79内の風によって放散口80へ押し出され、後部開閉ボンネット53の後方に排出するようになる。
図1〜6に示すように、前記カウンタウエイト30は鋳物製であり、全体として旋回基板26(旋回台12)の外周に沿うように湾曲状に形成され、後部開閉ボンネット53の縦壁部36の下側に配置されたものである。
具体的には、カウンタウエイト30は、旋回台12の外周に沿って該旋回台12の後部の左右中央部から左右方向側後部まで延設され、カウンタウエイト30の上縁30aは、後部開閉ボンネット43の縦壁部36の下縁(下端)36bに沿ったものとなっている。
図1,2に示すように、カウンタウエイト30の左右方向一側前部(左側前部)31Lは、旋回台12の後方左側部に沿っていて、縦壁部36の左側前縁36c(左側縁)よりも前方に突出している。この左側前部31Lは、旋回台12の左側部に位置するものとなっている。
カウンタウエイト30の左側前部31Lには、縦壁部36の下縁(下端)36bよりも上方に突出した第1サイドプロテクタ部32が形成されている。
第1サイドプロテクタ部32は、左側前部31Lを上方に突出させることによってカウンタウエイト30と一体形成したものでカウンタウエイト30を成形する際に左側前部31Lと同時に成形される。
この第1サイドプロテクタ部32は、縦壁部36の左側前縁36cに沿う後縁32aと、キャビン14の後縁14aに沿う前縁32bとを有していて、後部開閉ボンネット53を閉鎖した際に、縦壁部36の左側前縁36cと第1サイドプロテクタ部32の後縁32aとが近接するようになっている。
したがって、後部開閉ボンネット53の左側部に設けた通気孔27Lは、後部開閉ボンネット53を閉鎖した状態では、第1サイドプロテクタ部32の近傍に位置したものとなっている。
また、第1サイドプロテクタ部32には、エンジンルーム78に連通する通気孔38が複数設けられている。この通気孔38は、上下に延びる長孔でエンジンルーム78内の空気を外部に排出することができるようになっている。
図1,3に示すように、カウンタウエイト30の左右方向他側前部(右側前部)31Rは、旋回台12の後方右側部に沿っていて、縦壁部36の右側前縁36d(右側縁)よりも前方に突出している。この右側前部31Rは、旋回台12の右側部に位置するものとなっている。
カウンタウエイト30の右側前部31Rには、縦壁部36の下縁(下端)36bよりも上方に突出した第2サイドプロテクタ部33が形成されている。
第2サイドプロテクタ部33は、カウンタウエイト30の右側前部31Rを上方に突出させることによってカウンタウエイト30と一体形成したもので、カウンタウエイト30
を成形する際に右側前部31Rと同時に成形される。
この第2サイドプロテクタ部33は、縦壁部36の右側前縁36dに沿う後縁33aと、側部ボンネット52(後述する後部固定カバー92)の後縁52aに沿う前縁32bとを有していて、後部開閉ボンネット53を閉鎖した際に、縦壁部36の右側前縁36dと第2サイドプロテクタ部33の後縁33aとが近接するようになっている。
したがって、後部開閉ボンネット53の右側部に設けた通気孔27Rは、後部開閉ボンネット53を閉鎖した状態では、第2サイドプロテクタ部33の近傍に位置したものとなっている。
これによれば、前記サイドプロテクタ29は第1,第2サイドプロテクタ部31,32から構成され、カウンタウエイト30と一体成形されている。
図3,4に示すように、側部ボンネット52は、板金加工や樹脂成形等によって形成されている。この側部ボンネット52は、前部固定カバー90と、前部固定カバー90の後方に配置された側部開閉カバー91と、側部開閉カバー91の後方に配置された後部固定カバー92と、前部固定カバー90及び側部開閉カバー91の前部の上方に配置された上部開閉カバー93と、後部固定カバー92及び側部開閉カバー91の後部の上方に配置された上部固定カバー94とを有している。
前部固定カバー90は、燃料タンク45の前面から右面にかけて旋回台外方から覆っており、旋回台12に対して開閉不能に固定されている。前部固定カバー90の上縁90aの前側は、燃料タンク45の給油口45aよりも低く設定されている。
側部開閉カバー91は、コントロールバルブ49、バッテリー50及び作動油タンク44の右面を旋回台外側方より覆うと共に、前部固定カバー90の後部内側に固定されたヒンジ機構96により左右方向に開閉自在に支持されている。側部開閉カバー91には、開閉する際に把持する把持部40が上下2カ所に設けられている。側部開閉カバー91の上縁91aは、前方にいくにしたがって徐々に下がりとなっており、上縁91aの前側は上縁90aの後部と連なるように形成されている。
後部固定カバー92は、作動油タンク44の後方の右面を旋回台外側方より覆うと共に、旋回台12に対して開閉不能に固定されている。後部固定カバー92の後部には、エンジンルーム78と外部とを連通させる通気孔98が多数設けられている。
上部開閉カバー93は、燃料タンク45,コントロールバルブ49及びバッテリー50の上面を旋回台12の上方から覆うと共に、ヒンジ機構97により上下方向に開閉自在に支持されている。即ち、旋回台12の左右方向内側に前後方向に延びる支持壁98が設けられ、この支持壁98にヒンジ機構97が固定され、このヒンジ機構97に上部開閉カバー93が装着されている。
上部固定カバー94は、作動油タンク44の上面を旋回台12の上方から覆うと共に、旋回台12に対して開閉不能に固定されている。
したがって、側部開閉カバー91を開放すればコントロールバルブ49、バッテリー50及び作動油タンク44の右面側が開放され、これらのメンテナンスを行うことができる。また、上部開閉カバー93を上方に開放すれば、燃料タンク45,コントロールバルブ49及びバッテリー50の上面が開放され、これらのメンテナンスを行うことができる。
さらに、側部開閉カバー91と上部開閉カバー93との両方を同時に開放すれば、燃料タンク45、コントロールバルブ49、バッテリー50及び作動油タンク44の右面側及び上面側の周辺が大きく開放されるので、これらのメンテナンスが行い易くなっている。
以上の構成によれば、旋回台12の後部の中央部から左右側後部まで延設されていて後部ボンネット51(後部開閉ボンネット53)の下縁36bに沿うカウンタウエイト30を設けているため、3分割した従来のカウンタウエイトに比べ、重量バランスをとるためのカウンタウエイト30の部品点数が少なくなると共に簡単に構成できる。
また、カウンタウエイト30の左側前部31Lを、旋回台12の外周に沿って後部開閉ボンネット53の側縁より前方へ突出させ、左側前部31Lに後部開閉ボンネット53(縦壁部36)の下縁36bよりも上方に突出する第1サイドプロテクタ部32を一体形成し、カウンタウエイト30の右側前部31Rを、旋回台12の外周に沿って後部開閉ボン
ネット53の側縁より前方へ突出させ、右側前部31Rに後部ボンネット53(縦壁部36)の下縁36bよりも上方に突出する第2サイドプロテクタ部33を一体形成しているので、カウンタウエイト30の前部を利用して第1及び第2サイドプロテクタ部31,32を簡単に構成でき、サイドプロテクタ29の部品点数が低減することができる。さらに、カウンタウエイト30を装着するだけで、第1及び第2サイドプロテクタ部31,32が自動的に装着されるので、取り付け作業も非常に簡単である。
また、第1サイドプロテクタ部32にエンジンルーム78に連通する通気孔38を設け、第1サイドプロテクタ部32及び第2サイドプロテクタ部33に近接する後部開閉ボンネット53の左右側部にエンジンルーム78に連通する通気孔27L,27Rを設けると共に、第2サイドプロテクタ部33に近接する側部ボンネット52の後側にエンジンルーム78に連通する通気孔98を設けているので、ラジエータ42に近い通気孔27R,通気孔98からエンジンルーム78内に外部の空気を取りこんで、エンジンルーム78内の通気孔38及び通気孔27Lから効率よく排出することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されない。上記実施の形態では、第1サイドプロテクタ部32にエンジンルーム78に連通する通気孔38を設けていたが、第2サイドプロテクタ部33に通気孔を設けても良い。また、第1サイドプロテクタ部32及び第2サイドプロテクタ部33の両方に通気口を設けても良いし、第1サイドプロテクタ部32又は第2サイドプロテクタ部33のいずれか一方に通気孔を設けても良い。
また、第1サイドプロテクタ部32又は第2サイドプロテクタ部33を左右逆にしてもよい。
本願発明の実施の形態にかかる旋回作業機の背面図である。 第1サイドプロテクタ部付近の左側面図である。 右側面図である。 側部開閉カバー付近の平面図である。 旋回作業機の全体側面図である。 旋回台上の各種機器の配置図である。
符号の説明
1 旋回作業機
30 カウンタウエイト
31 カウンタウエイトの前部
31L カウンタウエイトの左側前部(一側前部31L)
32R カウンタウエイトの右側前部(他側前部31R)
32 第1サイドプロテクタ部
33 第2サイドプロテクタ部
36b 下縁

Claims (3)

  1. 旋回台の左右一方に運転席を配置すると共に、左右他方にタンクを配置し、前記運転席及びタンクの後部にエンジン及びラジエータを配置し、前記タンクを側部ボンネットで覆うと共に、前記エンジン及びラジエータを後部ボンネットで覆い、旋回台の後部の中央部から左右側後部まで延設されていて前記後部ボンネットの下縁に沿うカウンタウエイトを設けており、
    前記カウンタウエイトの左右一側前部を、旋回台の外周に沿って前記後部ボンネットの側縁より前方へ突出させて、突出させた一側前部に前記後部ボンネットの下縁よりも上方に突出する第1サイドプロテクタ部を一体形成し、
    前記カウンタウエイトの左右他側前部を、旋回台の外周に沿って前記後部ボンネットの側縁より前方へ突出させて、突出させた他側前部に前記後部ボンネットの下縁よりも上方に突出する第2サイドプロテクタ部を一体形成していることを特徴とする旋回作業機。
  2. 前記第1サイドプロテクタ部及び/又は第2サイドプロテクタ部にエンジンルームに連通する通気孔を設けていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  3. 前記第1サイドプロテクタ部及び第2サイドプロテクタ部に近接する後部ボンネットの左右側部にエンジンルームに連通する通気孔を設けると共に、前記第2サイドプロテクタ部に近接する前記側部ボンネットの後部にエンジンルームに連通する通気孔を設けていることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
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