JP2010100040A - ドットラインプリンタ - Google Patents
ドットラインプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010100040A JP2010100040A JP2009194617A JP2009194617A JP2010100040A JP 2010100040 A JP2010100040 A JP 2010100040A JP 2009194617 A JP2009194617 A JP 2009194617A JP 2009194617 A JP2009194617 A JP 2009194617A JP 2010100040 A JP2010100040 A JP 2010100040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hammer
- yoke
- printing
- predetermined number
- front yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Abstract
【課題】製品コストを上昇させることなく、桁方向にわたって均一で高品質な印字品質を得られるドットラインプリンタを提供する。
【解決手段】電磁鋼板の積層構造による構成のフロントヨークに付随するサイドヨークについて、サイドヨークの一方を所定枚数のうちフロントヨーク側の数層にて形成し、隣接するフロントヨークの端部に設けられた他方のサイドヨークを所定枚数のうちハンマコイル側の数層にて形成し、一方のサイドヨークと他方のサイドヨークサイドを互い違いとなるように形成したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】電磁鋼板の積層構造による構成のフロントヨークに付随するサイドヨークについて、サイドヨークの一方を所定枚数のうちフロントヨーク側の数層にて形成し、隣接するフロントヨークの端部に設けられた他方のサイドヨークを所定枚数のうちハンマコイル側の数層にて形成し、一方のサイドヨークと他方のサイドヨークサイドを互い違いとなるように形成したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、印字ハンマによりドット印字を行うドットラインプリンタに関し、特に印字ハンマを駆動するハンマ機構部の構成に関するものである。
ドット印字を行う代表的な印字装置であるドットラインプリンタは、ドット印字を行う印字ハンマを実装したハンマ機構部を、シャトル機構部により桁方向に往復運動させて印字を行うプリンタである。
図7は、印字装置におけるハンマ機構部の拡大断面図である。同図に示すように、板バネ状の印字ハンマは、磁性体であるハンマスプリング10の先端にハンマピン11を取り付けることによって構成されている。そのハンマスプリング10は、コムヨーク12、マグネット13、ヨークベース14、フロントヨーク15、及びサイドヨーク16によって形成される磁気回路上で、フロントヨーク15と共にヨークベース14にボルト17で取り付けられている。通常、ハンマスプリング10の先端は、所定の撓み量を持ってマグネット13によりコムヨーク12に磁気吸引された状態にあり、この状態で磁気回路に磁束が流れる。そして、コムヨーク12に取り付けられたハンマコイル18に磁気吸引力を打ち消す方向にパルス電流を流すことでハンマスプリング10の撓みを解放し、ハンマピン11がインクリボン21を介して印字用紙22を打撃することによりドット印字を行う。
ハンマ機構部は印字ハンマを桁方向に複数配列して構成されるため、桁方向にわたって印字力の均一な印字を得るためには、各印字ハンマの印字力のばらつきを最小に抑えることが必要である。
また、適正な印字力を得るためには、ハンマスプリングに適正な撓み量を与える磁気吸引力が必要である。磁気吸引力は、磁気回路内を通過する磁束の量に左右される。
一般に、ハンマ機構部は、図5に示したように、桁方向に複数配列されるハンマスプリングを複数個(N個)まとめて櫛状の形状としたモジュール6を桁方向に複数実装し構成する。ここで、モジュール6内の1番目のハンマスプリング30からN−1番目のハンマスプリング32までは、ハンマスプリングの両側にサイドヨーク16を形成できるが、図3及び図4に示すように、モジュール6端部となるN番目のハンマスプリング31は、モジュール構成上の制約により片側のサイドヨーク16を形成することができず、モジュール6を桁方向に並べて実装したとき、隣接モジュール6のサイドヨーク16との間にエアギャップ33を生じてしまう。このエアギャップ33により、N番目のハンマスプリング31が構成する印字ハンマの磁気回路には磁束が通りにくくなるため、他のハンマスプリングより得られる撓み量が少なく、印字力が小さくなる傾向があり、印字品質として、印字濃淡を発生しやすくなることがあった。
印字ハンマの特定桁について、磁気回路特性に差が発生した場合、余剰吸引力が大きい桁のフロントヨークに切り欠き設けることで調整を行った例がある(例えば、下記特許文献1参照)。
前述したように、適正な印字力を得るためには、ハンマスプリングに適正な撓み量を与える磁気吸引力が必要になる。ハンマ機構部を構成する各モジュール端部の印字ハンマにおいて、印字ハンマを構成する磁気回路を通過する磁束に不均一な分布が生じ、均一な印字力が得られなくなる可能性があった。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、製品コストを上昇させることなく、桁方向にわたって均一で高品質な印字品質を得られる印字装置を実現することにある。
前記目的を達成するため本発明は、桁方向に所定のピッチで並設され、端部にドット印字を行うハンマピンを設けたハンマスプリングからなる印字ハンマと、該印字ハンマを保持し、磁気回路を形成するフロントヨークを含むヨーク群と、前記フロントヨークに形成され、各ハンマスプリングの両側に側壁状に設けられたサイドヨークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生する永久磁石と、前記印字ハンマを駆動するために各印字ハンマに設けられ、所定の釈放電流が供給されて前記永久磁石による磁束を打ち消す釈放用電磁コイルとを有すると共に、前記印字ハンマは所定個数を纏めたモジュール構成とし、該モジュールを桁方向に複数並べて実装されるハンマ機構部を、桁方向に往復移動させる過程で前記ハンマピンがインクリボンを介して印字用紙を打撃することにより印刷を行うドットラインプリンタにおいて、
前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、この端部に設けられたサイドヨークの一方を所定枚数のうち印字用紙側の数層にて形成し、隣接するフロントヨークの端部に設けられた他方のサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、一方のサイドヨークと他方のサイドヨークサイドを互い違いとなるように配したことを特徴とする。
前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、この端部に設けられたサイドヨークの一方を所定枚数のうち印字用紙側の数層にて形成し、隣接するフロントヨークの端部に設けられた他方のサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、一方のサイドヨークと他方のサイドヨークサイドを互い違いとなるように配したことを特徴とする。
また、前記目的を達成するため本発明は、桁方向に所定のピッチで並設され、端部にドット印字を行うハンマピンを設けたハンマスプリングからなる印字ハンマと、該印字ハンマを保持し、磁気回路を形成するフロントヨークを含むヨーク群と、前記フロントヨークに形成され、各ハンマスプリングの両側に側壁状に設けられたサイドヨークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生する永久磁石と、前記印字ハンマを駆動するために各印字ハンマに設けられ、所定の釈放電流が供給されて前記永久磁石による磁束を打ち消す釈放用電磁コイルとを有すると共に、前記印字ハンマは所定個数を纏めたモジュール構成とし、該モジュールを桁方向に複数並べて実装されるハンマ機構部を、桁方向に往復移動させる過程で前記ハンマピンがインクリボンを介して印字用紙を打撃することにより印刷を行うドットラインプリンタにおいて、前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、その一端に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち印字用紙側の数層、他端に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、フロントヨークの一端側のサイドヨークと隣接するフロントヨークの他端側が互い違いとなるよう配することを特徴とする。
更に、前記目的を達成するため本発明は、桁方向に所定のピッチで並設され、端部にドット印字を行うハンマピンを設けたハンマスプリングからなる印字ハンマと、該印字ハンマを保持し、磁気回路を形成するフロントヨークを含むヨーク群と、前記フロントヨークに形成され、各ハンマスプリングの両側に側壁状に設けられたサイドヨークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生する永久磁石と、前記印字ハンマを駆動するために各印字ハンマに設けられ、所定の釈放電流が供給されて前記永久磁石による磁束を打ち消す釈放用電磁コイルとを有すると共に、前記印字ハンマは所定個数を纏めたモジュール構成とし、該モジュールを桁方向に複数並べて実装されるハンマ機構部を、桁方向に往復移動させる過程で前記ハンマピンがインクリボンを介して印字用紙を打撃することにより印刷を行うドットラインプリンタにおいて、前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、第1のフロントヨークはその両端部に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち印字用紙側の数層にて形成し、第2のフロントヨークの両端部に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、第1のサイドヨークと第2のサイドヨークサイドを交互に配したことを特徴とする。
本発明の印字ハンマは、ドットラインプリンタにおいて、製品コストを上昇させることなく、桁方向にわたって均一で高品質な印字品質を得られる印字装置を提供することができる。
まず図6を用いて印字装置の全体の概略構成について説明する。図7に示したハンマ機構部50の両端部は直動軸受53、53によってスライド自在に支持され、シャトル機構部51によって桁方向に往復駆動される。
図7に示すハンマスプリング10とハンマピン11で構成された印字ハンマ52は、図6に示すように、桁方向に所定のピッチで多数配列されている。各印字ハンマの印字力を受けるプラテン23は、印字用紙22およびインクリボン21を介してハンマ機構部50と対向するように所定のギャップを設けて配置されている。
リボンブレーキ59によって予め張力を与えられたエンドレス状のインクリボン21は、複数本のリボンガイド56を経由してリボンドライブローラ55によって巻き取られ再びリボンカセット54に戻る機構になっている。
前記シャトル機構部51は、シャトルモータ57と、それによって回転駆動されるクランク機構58とを有し、そのクランク機構58の一部に前記ハンマ機構部50が連結されている。
ハンマ機構部50の基本的な構成は従来技術で説明したものと同様である。図5に示したように桁方向に複数配列されるハンマスプリングを複数個(N個)まとめて櫛状の形状としたモジュール6を桁方向に複数実装し構成する。
また、ハンマ機構部50の板バネ状の印字ハンマは、図7に示すように、磁性体であるハンマスプリング10の先端にハンマピン11を取り付けることによって構成されている。そのハンマスプリング10は、コムヨーク12、ヨークベース14、フロントヨーク15、及びサイドヨーク16よりなるヨーク群と、マグネット13とによって形成される磁気回路上で、フロントヨーク15と共にヨークベース14にボルト17で取り付けられている。通常、ハンマスプリング10の先端は、所定の撓み量を持ってマグネット13によりコムヨーク12に磁気吸引された状態にあり、この状態で磁気回路に磁束が流れる。そして、コムヨーク12に取り付けられた釈放用電磁コイル(以下ハンマコイルという)18に磁気吸引力を打ち消す方向にパルス電流を流すことでハンマスプリング10の撓みを解放し、ハンマピン11がインクリボン21を介して印字用紙22を打撃することによりドット印字を行う。なお、図中、19はハンマコイル18の放熱を目的として設けられた冷却フィン、23は印字ハンマの打撃力を支持するプラテンである。
印字用紙22は、図示しない紙送り機構により順次繰り出される。
なお、フロントヨークは電磁鋼板の積層構造により、サイドヨークと共に一体として構成したもので、製造方法はロール状の電磁鋼板を、順送プレス加工することで、一度の工程にて加工できる。
次に、本発明の特徴部分であるフロントヨーク、サイドヨークについて説明する。図1は本発明に係るフロントヨークの正面図、図2は図1の断面を示す説明図、図8はフロントヨークを重ねたときの状態を示す断面図である。
本発明においては、隣接するモジュールの一方のサイドヨークについて、積層板の前方側(印字用紙側)の数層のみを用いて形成し、他方のサイドヨークについては積層板の後方(ハンマコイル側)の数層のみを用いて形成し、これらを図8に示すように互い違いとなるように組み合わせて構成したことを特徴とする。
例えば、図1に示すフロントヨークは電磁鋼板を4層とした積層構造として構成されている。ここで、図2に示すように、一方のモジュールでは、フロントヨーク端部側のサイドヨークの所定領域(図中ハッチングC部分)付近を後方(ハンマコイル側)の2層分切断し、削除した切断部2を形成する。そして、残りの前方(印字用紙側)の2層の板にて切り曲げ加工を施し、サイドヨーク1を形成する。本例では、形成したサイドヨーク1の高さはα=1.6×t(tは電磁鋼板の厚さ)程度としている。
一方、他方のモジュールでは、フロントヨーク端部側のサイドヨークの所定領域(図中ハッチングD部分)付近を前方(印字用紙側)の2層分切断して削除した切断部4を形成しておき、残りの後方(ハンマコイル側)の2層にて切り曲げ加工を施してサイドヨーク3を形成する。そして、図8に示すように、隣接するモジュール6との間で、サイドヨーク1とサイドヨーク3とが互い違いになるように組み合わせる。なお、本例では、形成したサイドヨーク3の高さはβ=1.8×t程度とし、隣接するモジュールのサイドヨーク1の高さ1.6×tより大きく採ることで互いの干渉を防いでいる。
上記のような構成によれば、モジュールの端部となる1番目のハンマスプリング、及びN番目のハンマスプリングにて、両者ともエアギャップを介さずサイドヨークを形成できるため、両方のハンマスプリングに流れる磁束をほぼ均一にすることができる。
また、上記の切断部2、4は、サイドヨーク1,3とともにフロントヨーク15と一体として順送プレス加工する工程内で順次加工が行われ、従来技術に対して別途工程が必要になることは無く、製品コストへの影響はほとんど無い。
なお、所定枚数積層して形成されたフロントヨークの一方のサイドヨークを積層されている鋼板の所定枚数のうち印字用紙側の数層のみを用いて形成し、他端に設けられるサイドヨークについては、所定枚数のうちハンマコイル側の数層にて形成し、図10に示すように、フロントヨークの一端側のサイドヨークと隣接するフロントヨークの他端側が互い違いとなるよう配置するとよい。このような構成であれば、1種類のフロントヨークを形成するだけで、本願発明を実現することができる。
また、図11に示すように、2種類のフロントヨークを予め形成し、それらを交互に複数配列させる構成としてもよい。すなわち、一方のフロントヨーク(第1のフロントヨーク)は、両端のサイドヨークを、積層されている鋼板の所定枚数のうち印字用紙側の数層のみを用いて形成し、他方のフロントヨーク(第2のフロントヨーク)は、両端のサイドヨークを積層されている鋼板の所定枚数のうち、ハンマコイル側の数層にて形成し、一方のフロントヨークと、他方のフロントヨークとを互い違いとなるように配列させる構成としてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、フロントヨークに付随するサイドヨークについて、モジュール端部のハンマスプリングにて、エアギャップを介さずにサイドヨークを形成でき、製造上も別途工程が必要となることはないため、製品コストを上昇させることなく、桁方向にわたって均一で高品質な印字品質の確保が見込まれる。
ハンマ機構部を構成する各モジュール端部のフロントヨークに付随するサイドヨークを隣接モジュールどうしで互い違いとなるように構成し、磁束の偏りを是正することで、製品コストを上昇させることなく、桁方向にわたって高品質な印字品質を得られるドットラインプリンタを提供する。
1、3、5、16はサイドヨーク、2、4は切断部、6はモジュール、10はハンマピン、11はハンマスプリング、12はコムヨーク、13はマグネット、14はヨークベース、15はフロントヨーク、17はボルト、18は釈放用電磁コイル、19は冷却フィン、21はインクリボン、22は印字用紙、23はプラテン、30は1番目のハンマスプリング、33はエアギャップ、50はハンマ機構部、51はシャトル機構部、52は印字ハンマ、53は直動軸受、54はリボンカセット、55はリボンドライブローラ、56はリボンガイド、57はシャトルモータ、58はクランク機構、59はリボンブレーキである。
Claims (4)
- 桁方向に所定のピッチで並設され、端部にドット印字を行うハンマピンを設けたハンマスプリングからなる印字ハンマと、該印字ハンマを保持し、磁気回路を形成するフロントヨークを含むヨーク群と、前記フロントヨークに形成され、各ハンマスプリングの両側に側壁状に設けられたサイドヨークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生する永久磁石と、前記印字ハンマを駆動するために各印字ハンマに設けられ、所定の釈放電流が供給されて前記永久磁石による磁束を打ち消す釈放用電磁コイルとを有すると共に、前記印字ハンマは所定個数を纏めたモジュール構成とし、該モジュールを桁方向に複数並べて実装されるハンマ機構部を、桁方向に往復移動させる過程で前記ハンマピンがインクリボンを介して印字用紙を打撃することにより印刷を行うドットラインプリンタにおいて、
前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、この端部に設けられたサイドヨークの一方を所定枚数のうち印字用紙側の数層にて形成し、隣接するフロントヨークの端部に設けられた他方のサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、一方のサイドヨークと他方のサイドヨークサイドを互い違いとなるように配したことを特徴とするドットラインプリンタ。 - 桁方向に所定のピッチで並設され、端部にドット印字を行うハンマピンを設けたハンマスプリングからなる印字ハンマと、該印字ハンマを保持し、磁気回路を形成するフロントヨークを含むヨーク群と、前記フロントヨークに形成され、各ハンマスプリングの両側に側壁状に設けられたサイドヨークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生する永久磁石と、前記印字ハンマを駆動するために各印字ハンマに設けられ、所定の釈放電流が供給されて前記永久磁石による磁束を打ち消す釈放用電磁コイルとを有すると共に、前記印字ハンマは所定個数を纏めたモジュール構成とし、該モジュールを桁方向に複数並べて実装されるハンマ機構部を、桁方向に往復移動させる過程で前記ハンマピンがインクリボンを介して印字用紙を打撃することにより印刷を行うドットラインプリンタにおいて、
前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、その一端に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち印字用紙側の数層、他端に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、フロントヨークの一端側のサイドヨークと隣接するフロントヨークの他端側が互い違いとなるよう配することを特徴とするドットラインプリンタ。 - 桁方向に所定のピッチで並設され、端部にドット印字を行うハンマピンを設けたハンマスプリングからなる印字ハンマと、該印字ハンマを保持し、磁気回路を形成するフロントヨークを含むヨーク群と、前記フロントヨークに形成され、各ハンマスプリングの両側に側壁状に設けられたサイドヨークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生する永久磁石と、前記印字ハンマを駆動するために各印字ハンマに設けられ、所定の釈放電流が供給されて前記永久磁石による磁束を打ち消す釈放用電磁コイルとを有すると共に、前記印字ハンマは所定個数を纏めたモジュール構成とし、該モジュールを桁方向に複数並べて実装されるハンマ機構部を、桁方向に往復移動させる過程で前記ハンマピンがインクリボンを介して印字用紙を打撃することにより印刷を行うドットラインプリンタにおいて、
前記フロントヨークは電磁鋼板を所定枚数積層して形成し、第1のフロントヨークはその両端部に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち印字用紙側の数層にて形成し、第2のフロントヨークの両端部に設けられるサイドヨークを所定枚数のうち釈放用電磁コイル側の数層にて形成し、第1のサイドヨークと第2のサイドヨークサイドを交互に配したことを特徴とするドットラインプリンタ。 - 前記フロントヨークは順送プレス加工により、サイドヨークと共に一体構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のドットラインプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009194617A JP2010100040A (ja) | 2008-09-29 | 2009-08-25 | ドットラインプリンタ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008249645 | 2008-09-29 | ||
JP2009194617A JP2010100040A (ja) | 2008-09-29 | 2009-08-25 | ドットラインプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010100040A true JP2010100040A (ja) | 2010-05-06 |
Family
ID=42291092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009194617A Withdrawn JP2010100040A (ja) | 2008-09-29 | 2009-08-25 | ドットラインプリンタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010100040A (ja) |
CN (1) | CN101712240B (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4386563A (en) * | 1981-07-02 | 1983-06-07 | Printronix, Inc. | Printing system having staggered hammer release |
JPS59138473A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Citizen Watch Co Ltd | インパクト型ドツト印字ヘツド |
US5344242A (en) * | 1992-12-08 | 1994-09-06 | Printronix, Inc. | Printer hammerbank with low reluctance magnetics |
CN1105650C (zh) * | 1998-09-29 | 2003-04-16 | 普林昌尼克斯股份有限公司 | 行式打印机打印锤罩盖 |
-
2009
- 2009-08-25 JP JP2009194617A patent/JP2010100040A/ja not_active Withdrawn
- 2009-08-27 CN CN2009101672607A patent/CN101712240B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101712240B (zh) | 2011-06-22 |
CN101712240A (zh) | 2010-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010100040A (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP4904826B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2009034937A (ja) | 印字装置 | |
US5192148A (en) | Dot line printer having improved comb yoke | |
JP4670537B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2011194878A (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP3580322B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP3883050B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP3763332B2 (ja) | ハンマ機構部およびそれを搭載した印字装置 | |
JP2005161802A (ja) | ドットラインプリンタの印刷制御方法 | |
JP2000062216A (ja) | 印字装置 | |
JP5076467B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP4432647B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JPH0634113Y2 (ja) | アーマチュア | |
JPS5872473A (ja) | 印字装置 | |
JP3857378B2 (ja) | インパクトプリンタ | |
JPH0771855B2 (ja) | 印字ハンマ駆動装置 | |
JP2002316431A (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP2005193596A (ja) | ドットラインプリンタ | |
JPH08290591A (ja) | ドットプリンタ | |
JP4069353B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP2007290156A (ja) | 印字装置 | |
JP3472346B2 (ja) | ワイヤドット印字ヘッド | |
US20140109778A1 (en) | Line printer hammer banks | |
JPH02223453A (ja) | プリンタ印字ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111019 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20120718 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |