JP2010099850A - パンク修理装置 - Google Patents

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Makoto Masuzawa
誠 増澤
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Abstract

【課題】より短時間にパンクを修理することができるパンク修理装置を提供する。
【解決手段】パンク修理装置1は、パンク修理材が収容された収容室3を内部に有する修理材収容部2と、修理材収容部2の表面から突出し、収容室3と外部とを連通する連通孔5が形成された複数の修理材投入部4と、修理材収容部2に連結され、修理材収容部2を固定するための固定部6と、を備える。パンクタイヤが修理材収容部2上に乗せられ、修理材投入部4がパンクタイヤ内を進入して先端がパンクタイヤの裏面側に到達し、車両の重量によって修理材収容部2にかかる荷重により、パンク修理材が収容室3から押し出されて連通孔5を通って気体室内に投入され、また、他のタイヤが固定部6上に乗せられ、これによりパンクタイヤの修理材収容部2上の移動に伴う修理材収容部2の動きが抑制され、修理材投入部4が修理材収容部2から切り離されて気体室内に収容される。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンク修理装置に関する。
従来、自動車等のタイヤのパンク修理装置として次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたタイヤパンク修理装置は、パンク修理材を出し入れ自在に挿入可能な穴が設けられたカッティングツールを備え、カッティングツールの先端をパンク穴に差し込み、カッティングツールをパンク穴から引き抜く際にパンク修理材をパンク穴に残すというものである。
特開平8−207156号公報
しかしながら、上述の特許文献に係るパンク修理装置は、パンク穴にパンク修理材を埋め込むことでパンクを修理するものであるため、パンク修理を行うためにパンク穴を見つけ出さなければならない。そのため、パンク修理に時間がかかってしまう場合がある。特に、パンク穴が複数存在する場合には、全てのパンク穴を見つけ出し、全てのパンク穴にパンク修理材を埋め込まなければならないため、一層時間がかかってしまう。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より短時間にパンクを修理することができるパンク修理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のパンク修理装置は、パンク修理材が収容された収容室を内部に有する修理材収容部と、前記修理材収容部の表面から突出し、前記収容室と外部とを連通する連通孔が形成された複数の修理材投入部と、前記修理材収容部に連結され、前記修理材収容部を固定するための固定部と、を備え、車両の移動に伴ってパンクタイヤが前記修理材収容部上に乗せられ、前記複数の修理材投入部の少なくとも一つが前記パンクタイヤ内を進入して、先端が前記パンクタイヤの裏面側に到達し、前記車両の重量によって前記修理材収容部にかかる荷重により、前記パンク修理材が前記収容室から押し出されて、前記連通孔を通って前記パンクタイヤの裏面側の空間内に投入され、また、前記車両の移動に伴って前記車両の他のタイヤが前記固定部上に乗せられ、これにより前記パンクタイヤの前記修理材収容部上の移動に伴う前記修理材収容部の動きが抑制され、前記修理材投入部が前記修理材収容部から切り離されて前記裏面側の空間内に収容されることを特徴とする。
この態様によれば、より短時間にパンクを修理することができる。
本発明によれば、より短時間にパンクを修理することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(実施形態1)
図1(A)〜(C)は、実施形態1に係るパンク修理装置の構成を示す図である。図1(A)は、パンク修理装置の概略平面図であり、図1(B)は、パンク修理装置の概略側面図であり、図1(C)は、図1(B)中に点線で囲った領域aの詳細を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るパンク修理装置1は、修理材収容部2と、修理材収容部2の表面に突設された複数の修理材投入部4と、修理材収容部2に連結された固定部6とを備えている。
修理材収容部2は、平面視略長方形状で、かつ袋状の部材であって、その内部にはパンク修理材を収容する収容室3が形成されている。修理材収容部2の一方の表面には、複数の修理材投入部4が突出するように設けられている。
修理材投入部4は、図1(C)に示すように、修理材収容部2と接する側の端部に形成された括れ部4aと、括れ部4aに対して修理材収容部2と反対側に配置され、先端にいくほど径が小さくなるような略円錐形状の円錐部4bと、括れ部4aと円錐部4bとを連結する連結部4cとを有する。括れ部4aの径は、円錐部4bの修理材収容部2側の端部の径よりも小さく、そのため、修理材投入部4は、連結部4cにおいて先端に近づくほど径が大きくなるような傾斜面を有している。また、修理材投入部4には、括れ部4a、連結部4c、および円錐部4bの全域にわたって貫通し、修理材収容部2の収容室3と修理材収容部2の外部とを連通する連通孔5が、修理材投入部4の中心軸を通るように形成されている。
固定部6は、平面視略長方形状の部材であり、連結ロープ7を介して修理材収容部2に連結されている。
続いて、本実施形態に係るパンク修理装置1によるパンク修理動作について、図2を用いて説明する。図2(A)〜(C)は、パンク修理装置1によるパンク修理動作の工程図である。図2(B)のb2は、図2(B)中に点線で囲った領域b1の詳細を示す図であり、図2(C)のc2は、図2(C)中に点線で囲った領域c1の詳細を示す図である。なお、図2は、例として車両の右前輪のタイヤがパンクした場合を示している。
まず、図2(A)に示すように、パンク修理装置1を、修理材投入部4が上を向くようにして、道路等の平面上に配置する。そして、車両(図示せず)を図2(A)の矢印Iの方向(図中左方向)に前進させる。
次に、図2(B)に示すように、車両が前進して右前輪Frのパンクしたタイヤ10Fr(パンクタイヤ)が修理材収容部2上に乗せられ、修理材投入部4の先端がタイヤ10Frの接地面(トレッド部)に当接する。そして、さらに車両が前進すると、修理材投入部4がタイヤ10Frに突き刺さってタイヤ10Fr内を進入し、修理材投入部4の先端がタイヤ10Frの裏面側に到達する。修理材投入部4の先端がタイヤ10Frの裏面側に到達すると、図2(B)のb2に示すように、車両の重量によって修理材収容部2に対して矢印IIの方向(図中下方向)にかかる荷重により、パンク修理材が収容室3から押し出される。パンク修理材は、矢印IIIの方向に流動して連通孔5に至り、連通孔5を通ってタイヤ10Frとホイールのリム部(図示せず)とによって形成される気体室(タイヤ10Frの裏面側の空間)内に投入される。タイヤ10Frは、例えばゴム等の樹脂からなる。
次に、図2(C)に示すように、さらに車両が前進すると、修理材収容部2上に突出する他の修理材投入部4がタイヤ10Frを貫通し、収容室3内のパンク修理材が連通孔5を通って気体室内に注入される。また、右前輪Frの移動に伴って右後輪Rrが固定部6上に配置され、これによりタイヤ10Frの修理材収容部2上の移動に伴う修理材収容部2の動きが抑制される。すなわち、修理材収容部2は、修理材投入部4が挿入されているため、タイヤ10Frに貼り付いた状態でタイヤ10Frに追従して動こうとする。しかしながら、固定部6が右後輪Rrによって押さえつけられているため、修理材収容部2にタイヤ10Frから引き剥がされる方向の力がかかる。
その結果、修理材投入部4は、括れ部4aにおいて修理材収容部2から切り離される。修理材収容部2から切り離された修理材投入部4には、図2(C)のc2に示すように、タイヤ10Frの張力がかかる。このとき、タイヤ10Frの張力は、主に連結部4cにかかり、連結部4cは先端に近づくほど径が大きくなるような傾斜面を有しているため、切り離された修理材投入部4は、タイヤ10Frの張力によって空気室内に押し込められ、空気室内に収容される。
以上説明した構成により、タイヤのパンク修理が実施される。
以上説明した構成による作用効果を総括すると、本実施形態に係るパンク修理装置1は、パンク修理材を収容する収容室3を有する修理材収容部2と、修理材収容部2に突設された複数の修理材投入部4と、修理材収容部2を固定するための固定部6と、を備えている。そして、車両の移動に伴ってパンクタイヤが修理材収容部2上に乗せられて、修理材投入部4がパンクタイヤ内を進入して、先端がパンクタイヤの裏面側に到達し、車両の重量によって修理材収容部2にかかる荷重によりパンク修理材が収容室3から連通孔5を通って押し出される。また、車両の移動に伴って車両の他のタイヤが固定部6上に乗り、これによりパンクタイヤが修理材収容部2上を移動する際の修理材収容部2の動きが抑制され、修理材投入部4が修理材収容部2から切り離されてパンクタイヤにより形成される気体室内に収容される。
このように、本実施形態に係るパンク修理装置1では、パンク穴からパンク修理材を注入するのではなく、新たにトレッド部に修理材投入部4を刺して、修理材投入部4からパンク修理材を注入する。そのため、パンク穴を探す必要がなく、より短時間にパンクを修理することができるようになる。また、複数の修理材投入部4を備え、複数箇所からパンク修理材を注入するため、パンク修理に要する時間をさらに短縮できる。
また、新たにトレッド部に修理材投入部4を刺してパンク修理材の投入孔を形成しているため、バルブコア等の部品が不要であり、そのため修理後にバルブコア等の部材の取り外しが不要である。また、修理材投入部4は、車輪の移動に伴って修理材収容部2から離間して空気室内に収容されるため、パンク修理材の投入後に修理材投入部4を取り外す必要がない。そのため、パンク修理に要する時間をさらに短縮できる。
さらに、車両の重量により修理材収容部2にかかる荷重を利用して、パンク修理材を修理材収容部2から押し出しているため、手作業(人力)の場合と比べて、より高圧力でパンク修理材を空気室内に注入することができる。そのため、より簡単にパンクを修理することができる。特に、低温環境下ではパンク修理材の粘度が低下するため、パンク修理材を手作業でタイヤ内に注入することは困難であるが、本実施形態によれば、低温環境下においても簡単にパンクを修理することができる。
図1(A)〜(C)は、実施形態1に係るパンク修理装置の構成を示す図である。 図2(A)〜(C)は、パンク修理装置によるパンク修理動作の工程図である。
符号の説明
1 パンク修理装置、 2 修理材収容部、 3 収容室、 4 修理材投入部、 4a 括れ部、 4b 円錐部、 4c 連結部、 5 連通孔、 6 固定部、 7 連結ロープ、 10Fr タイヤ、 Fr 右前輪、 Rr 右後輪。

Claims (1)

  1. パンク修理材が収容された収容室を内部に有する修理材収容部と、
    前記修理材収容部の表面から突出し、前記収容室と外部とを連通する連通孔が形成された複数の修理材投入部と、
    前記修理材収容部に連結され、前記修理材収容部を固定するための固定部と、
    を備え、
    車両の移動に伴ってパンクタイヤが前記修理材収容部上に乗せられ、前記複数の修理材投入部の少なくとも一つが前記パンクタイヤ内を進入して、先端が前記パンクタイヤの裏面側に到達し、前記車両の重量によって前記修理材収容部にかかる荷重により、前記パンク修理材が前記収容室から押し出されて、前記連通孔を通って前記パンクタイヤの裏面側の空間内に投入され、また、前記車両の移動に伴って前記車両の他のタイヤが前記固定部上に乗せられ、これにより前記パンクタイヤの前記修理材収容部上の移動に伴う前記修理材収容部の動きが抑制され、前記修理材投入部が前記修理材収容部から切り離されて前記裏面側の空間内に収容されることを特徴とするパンク修理装置。
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