JP2009034873A - タイヤのシーリング装置 - Google Patents

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真樹 吉田
Yusuke Inoue
裕介 井上
Yoshikazu Sakino
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Abstract

【課題】ユーザーの作業を簡略化することができるシーリング装置を得る。
【解決手段】コンプレッサユニットによって発生した加圧空気が耐圧ホース50を通じて、液剤容器18とケーシング12の間に送り込まれ、この空気圧によって液剤容器18は、退避位置からシーリ剤吐出位置へ移動する。そして、液剤容器18に収納されたシーリング剤32を閉塞していたアルミシール30は、挿入部36の刃36Aによって開放され、シーリング剤32が加圧給液室40へ流出する。加圧給液室40へ押し出されたシーリング剤32は、気液供給管58、ジョイントホース64、及びバルブアダプタを通って空気入りタイヤ内へ供給される。このように、ユーザーの作業を簡略化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤをシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入するシーリング装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修するシーリング装置が普及している。この種のシーリング装置としては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。
特許文献1に示されたシーリング装置は、シーリング剤が収容され、かつ、その吐出口がアルミ箔等からなり破通可能な蓋部(シール部材)により密閉された液剤容器と、筒状の胴部を有するハウジング、及び胴部内に移動可能に配置されたピストン状の切換え具が設けられたユニット本体(注入ユニット)と、を備えている。
ハウジングの胴部には、圧縮空気源に通じる流入口(空気供給口)と、タイヤに通じる流出口とが設けられている。また切換え具は、胴部内でシール部材から離間した位置(後退位置)から先端破断部(刃部)によりシール部材を開口する位置(破断位置)まで移動可能とされている。
このシーリング装置を使用する際には、先ず、ユーザーは液剤容器のシール部材が下方に向くように保持し、この状態で液剤容器を注入ユニットにセットする。さらに、ユーザーが置内部の切換え具を後退位置から破断位置へ移動させる。
切換え具を破断位置まで移動させると、切換え具の主連通路を通して圧縮空気源から胴部内へ供給された圧縮空気が液剤容器内へ供給される。これにより、液剤容器内に形成された空気溜りの静圧によりシーリング剤がと吐出口から押し出され、このシーリング剤が胴部内における胴部の内周面と切換え具の外周面との間に形成される隙間及び流出口を通してタイヤ内へ供給されるようになっている。
特開2005−199618号
しかしながら、このシーリング装置によると、液剤容器の吐出口に設けられたシール部材を開口してシーリング剤を流出させるには、ユーザーが、ユーザーの手で液剤容器を注入ユニットへセットし、切換え具を後退位置から破断位置へ移動させなければならず作業が煩雑となっている。
本発明は、上記事実を考慮し、ユーザーの作業を簡略化することができるシーリング装置を提供することが課題である。
本発明の請求項1に係るシーリング装置は、シーリング剤を内部に収容すると共に、前記シーリング剤が流出する吐出口に設けたシール部材により内部が密封された液剤容器と、前記液剤容器を退避位置からシーリング剤を吐出可能なシーリング剤吐出位置へと移動可能に保持する保持部材と、前記保持部材と前記液剤容器の間に空気を供給し、空気圧で前記液剤容器を前記退避位置から前記シーリング剤吐出位置へ移動させる空気供給手段と、前記保持部材に設けられ、前記液剤容器が前記退避位置から前記シーリ剤吐出位置へ移動すると開口すると共に、前記空気供給手段によって供給された空気を排出する排出口と、前記液剤容器が、前記退避位置から前記シーリ剤吐出位置へ移動すると、前記液剤容器の前記シール部材を開放して前記シーリング剤を前記吐出口から流出させると共に、前記排出口から排出された空気を前記液剤容器に供給し、前記液剤容器から流出した前記シーリング剤を流出口から流出させる注入ユニットと、前記排出口から排出された空気の空気圧で前記注入ユニットの前記流出口から流出したシーリング剤及び空気を空気入りタイヤに供給するジョイントホースと、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、液剤容器の内部にはシーリング剤が収容されており、シーリング剤が流出する液剤容器の吐出口には、シール部材が設けられている。これにより、液剤容器の内部が密封されている。また、保持部材が、液剤容器を退避位置とシーリング剤を吐出可能なシーリング剤吐出位置との間を移動可能に保持している。
そして、空気供給手段が、保持部材と液剤容器の間に空気を供給し、空気圧で液剤容器を退避位置からシーリング剤吐出位置へ移動させる。液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動すると、保持部材に設けられた排出口が開口され、排出口は、空気供給手段によって供給された空気を排出する。
また、液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動すると、注入ユニットは、液剤容器のシール部材を開放してシーリング剤を吐出口から流出させ、さらに、排出口から排出された空気を液剤容器に供給し、液剤容器から流出したシーリング剤を流出口から流出させる。
また、ジョイントホースは、排出口から排出された空気の空気圧で注入ユニットの流出口から流出したシーリング剤、及び空気を空気入りタイヤに供給する。
このように、空気供給手段から供給された空気の空気圧によって、液剤容器を退避位置からシーリング剤吐出位置へ移動させ、注入ユニットがシーリング剤吐出位置へ移動した液剤容器に収納されたシーリング剤を流出させ、ジョイントホースが流出したシーリング剤を空気入りタイヤに供給するため、ユーザーの作業を簡略化することができる。
本発明の請求項2に係るシーリング装置は、請求項1に記載において、前記退避位置に配置される前記液体容器の移動を阻止するストッパー部材を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ストッパー部材が退避位置に配置される液剤容器の移動を阻止する。ストッパー部材が液剤容器の移動を阻止することで、誤って液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動することはない。また、ストッパー部材を外すことで、液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動することができる。
本発明の請求項3に係るシーリング装置は、請求項1又は2に記載において、前記シーリング剤吐出位置へ移動した前記液剤容器をシーリング剤吐出位置に保持する保持手段を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、保持手段は、シーリング剤吐出位置へ移動した液剤容器をシーリング剤吐出位置に保持する。このため、液剤容器が何らかの要因で、退避位置へ戻ろうとしても、シーリング剤吐出位置に保持される。
本発明の請求項4に係るシーリング装置は、請求項3に記載において、前記保持手段は、前記液剤容器に設けられた係合部と、前記保持部材に設けられ、前記液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動すると前記係合部と係合する被係合部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動すると、液剤容器に形成された係合部と保持部材に設けられた被係合部が係合して液剤容器がシーリング剤吐出位置に保持される。
本発明によれば、ユーザーの作業を簡略化することができる。
本発明の実施形態に係るシーリング装置について説明する。
図4に示されるように、本発明の実施形態に係るシーリング装置10は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修するものである。
シーリング装置10は、シーリング剤32が収納された液剤容器18を保持する保持部材としての箱状のケーシング12を備えており、このケーシング12の内部には、コンプレッサユニット14、注入ユニット16及び、この注入ユニット16の上側に配置された液剤容器18等が備えられている。
コンプレッサユニット14には、その内部にモータ、エアコンプレッサ、電源回路、制御基板等が配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル20が設けられている。この電源ケーブル20の先端部に設けられたプラグ44を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。ここで、コンプレッサユニット14は、そのエアコンプレッサにより修理すべきタイヤ100(図5参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を発生可能とされている。
図3に示されるように、シーリング装置10には、退避位置に配置されると共に、シーリング剤32を収容した液剤容器18、及びこの液剤容器18の下側へ配置される注入ユニット16が設けられている。また、液剤容器18の下端部には、下方に突出する略円筒状の首部26が一体的に形成されている。
この首部26は、それよりも上端側の容器本体部22よりも径が小さく形成されている。首部26の下端には、シーリング剤32を吐出するための吐出口24が円形に開口しており、この吐出口24はシール部材としての膜状のアルミシール30により閉塞されている。アルミシール30は、その外周縁部が首部26における吐出口24の周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。
さらに、首部26の上側及び下側には、それぞれ嵌挿溝70及び嵌挿溝72が形成されており、これら一対の嵌挿溝70、72には、それぞれOリング74が嵌挿されている。
このOリング74は、ユニット本体部38と首部26によって押圧されており、万が一、後述するストッパー部材34が外れてもシーリング剤32は外へ漏れないようになっている。
また、容器本体部22の上端部近傍にも首部26同様に、嵌挿溝84及び嵌挿溝86が形成されており、これら一対の嵌挿溝84、86には、それぞれOリング88が嵌挿され、容器本体部22とケーシング12がシールされている。
さらに、容器本体部22の側面には、凹状の係合部90が形成されており、後述するシーリング吐出位置へ液剤容器18が移動すると、ケーシング12の側板12Cに設けられた凸状の被係合部92と嵌合して、液剤容器18の移動を阻止するようになっている。
液剤容器18内には、シーリング装置10により修理すべきタイヤ100(図5参照)の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤32が充填されている。なお、本実施形態の液剤容器18においては、空間を設けることなくシーリング剤32が隙間無く充填されているが、シーリング剤32の酸化、窒化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤32共に液剤容器18内へ若干量封入するようにしても良い。
また、液剤容器18の吐出口24は注入ユニット16に対向するように下方へ向けられ、液剤容器18の容器本体部22が、ケーシング12によって挟み込まれることで、液剤容器18は、退避位置で保持されている。
さらに、液剤容器18の容器本体部22と首部26を連結する傾斜部28には、2本の円柱状のストッパー部材34が当接しており、ストッパー部材34が液剤容器18の下方への移動を阻止している。
図5に示されるように、ストッパー部材34は、図示せぬ開口部を通じてケーシング12の外側に延出しており、全体としてU字状になっている。さらに、ストッパー部材34には、ユーザーが把持可能なT字状の把持部34Aが設けられている。この把持部34Aを手前(図5に示す矢印A方向)へ引くことで、ストッパー部材34は、液剤容器18から離間し、液剤容器18は下方へ移動可能となるようになっている。
一方、図3に示されるように、注入ユニット16には、上端側が開口し、円筒状に形成されたユニット本体部38及び、このユニット本体部38の下端部から外周側へ延出する平板状の底部42が一体的に設けられている。
退避位置に配置される液剤容器18の吐出口24は、ユニット本体部38の上端部に嵌め込まれており、ユニット本体部38の内部には、加圧給液室40が形成されている。
さらに、加圧給液室40には、下面から液剤容器18へ向って垂直方向に延びると共に、先端が開口した空気供給孔48を備えた挿入部36が形成されている。また、挿入部36の先端には、アルミシール30を突き破りやすくするための刃36Aが複数形成されている。
この挿入部36に設けられた空気供給孔48は、途中で屈曲し、ユニット本体部38を貫通して外周側へ延出し、接続部材60を介して、ケーシング12の側板12Cに設けられ円筒状の供給口52に連通している。
また、注入ユニット16には、ユニット本体部38の周壁部の下側を貫通して加圧給液室40と連通するように円筒状の気液供給管58が一体的に形成されている。気液供給管58の外周側の先端部には、ニップル62を介してジョイントホース64の基端部が接続されている。
さらに、図5に示すように、ジョイントホース64の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に着脱可能に接続されるバルブアダプタ66が設けられている。
一方、図4に示されるように、シーリング装置10には、コンプレッサユニット14から延出する耐圧ホース50が設けられている。この耐圧ホース50は、その基端部がコンプレッサユニット14内のエアコンプレッサに接続されており、先端部は、図3に示されるように、ケーシング12の天板12Aに設けられた円筒状の接続部12Bに接続されている。これにより、耐圧ホース50を通して送られている加圧空気は、液剤容器18とケーシング12の間に供給されるようになっている。
また、液剤容器18の移動を規制するストッパー部材34の把持部34A(図5参照)を引いてストッパー部材34を取り外した状態で、耐圧ホース50を通して加圧空気を液剤容器18とケーシング12の間に供給すると、図1に示されるように、液剤容器18は、供給された空気の空気圧により下方へ移動し、シーリング剤32を吐出可能なシーリング剤吐出位置へ配置される。さらに、液剤容器18がシーリング剤吐出位置へ移動すると、アルミシール30が挿入部36の刃36Aによって開放されるようになっている。
また、容器本体部22の側面に形成された係合部90が、ケーシング12の側板12Cに形成された凸状の被係合部92と嵌合し、液剤容器18の移動が阻止されるようになっており、誤って液剤容器18が退避位置へ移動して、液剤容器18から流出したシーリング剤32が外に漏れないようになっている。
一方。液剤容器18が図3に示す退避位置から図1に示すシーリ剤吐出位置へ移動すると、ケーシング12の側板12Cに設けられた排出口54が開口し、液剤容器18が移動することで発生した空間56と連通するようになっている。
さらに、排出口54と供給口52は、ケーシング12の外側で、耐圧ホース68によって連通されている。
なお、図4に示されるように、シーリング装置10には、他に、ケーシング12の上部に設けられるコンプレッサのモータを回転させるための電源スイッチ80やコンプレッサユニット14に接続された圧力ゲージ82等が設けられている。
次に、本実施形態に係るシーリング装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。
図5に示されるように、タイヤ100にパンクが発生した際には、先ず、ユーザーは、ジョイントホース64のバルブアダプタ66をタイヤ100のタイヤバルブ102にねじ止めし、ジョイントホース64を通して加圧給液室40(図3(A)参照)をタイヤ100内へ連通させる。
次いで、ユーザーは、図5に示す、ストッパー部材34の把持部34Aを引抜き、さらに、電源スイッチ80を入れて、コンプレッサユニット14を作動させる。
図2に示されるように、コンプレッサユニット14が作動することで、加圧空気が耐圧ホース50を通じて、ケーシング12の接続部12Bから液剤容器18とケーシング12の間に送り込まれる。
送り込まれた空気の空気圧で、液剤容器18は、図2に示す退避位置から図1に示すシーリ剤吐出位置へ移動する。これにより、液剤容器18の上方に、耐圧ホース50によって供給された空気の空間56が発生し、さらに、空間56と排出口54が連通する。
なお、液剤容器18とケーシング12の間に送り込まれた空気は、Oリング88により液剤容器18の側面とケーシング12がシールされているため、外部へ漏れることはない。
また、空間56と排出口54が連通することで、コンプレッサユニット14(図4参照)によって発生した加圧空気は、耐圧ホース68を通って、空気供給孔48へ供給される。
一方、液剤容器18に収納されたシーリング剤32を閉塞していたアルミシール30は、液剤容器18が退避位置からシーリ剤吐出位置へ移動することで、挿入部36の刃36Aによって開放される。
アルミシール30が開放されることで、アルミシール30に開けられた孔と挿入部36との間の環状の隙間を介して液剤容器18内のシーリング剤32が加圧給液室40へ流出する。
さらに、挿入部36の空気供給孔48から液剤容器18の内部に加圧空気が供給され、加圧空気は、液剤容器18内部の上部に溜まり、液剤容器18に収納されたシーリング剤32は加圧空気の空気圧によって、加圧給液室40へ押し出される。
加圧給液室40へ押し出されたシーリング剤32は、気液供給管58、ジョイントホース64、及びバルブアダプタ66(図5参照)を通って空気入りタイヤ100内へ供給される。
なお、加圧給液室40へ流出したシーリング剤32は、Oリング74により液剤容器18の首部26とユニット本体部38がシールされているため、外部へ漏れることはない。
次に、ユーザーは、図4に示すコンプレッサユニット14に設けられた圧力ゲージ82によりタイヤ100の内圧が規定圧になったことを確認したならば、コンプレッサユニット14を停止し、バルブアダプタ66をタイヤバルブ102から取り外す。
さらに、ユーザーは、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。
予備走行完了後に、ユーザーは、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース64のバルブアダプタ66をタイヤバルブ102にねじ止めし、コンプレッサユニット14を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
このように、コンプレッサユニット14から供給された空気の空気圧によって、液剤容器18を退避位置からシーリング剤吐出位置へ移動させ、注入ユニット16がシーリング剤吐出位置へ移動した液剤容器18に収納されたシーリング剤32を流出させ、ジョイントホース64が流出したシーリング剤32を空気入りタイヤ100に供給するため、ユーザーの作業を簡略化することができる。
本発明の実施形態に係るシーリング装置の液剤容器、及びケーシング等を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るシーリング装置の液剤容器、及びケーシング等を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るシーリング装置の液剤容器、及びケーシング等を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るシーリング装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るシーリング装置の構成及びタイヤを示した概略構成図である。
符号の説明
10 シーリング装置
14 コンプレッサユニット(空気供給手段)
16 注入ユニット
18 液剤容器
24 吐出口
30 アルミシール(シール部材)
32 シーリング剤
34 ストッパー部材
64 ジョイントホース
90 係合部(保持手段)
92 被係合部(保持手段)
100 タイヤ

Claims (4)

  1. シーリング剤を内部に収容すると共に、前記シーリング剤が流出する吐出口に設けたシール部材により内部が密封された液剤容器と、
    前記液剤容器を退避位置からシーリング剤を吐出可能なシーリング剤吐出位置へと移動可能に保持する保持部材と、
    前記保持部材と前記液剤容器の間に空気を供給し、空気圧で前記液剤容器を前記退避位置から前記シーリング剤吐出位置へ移動させる空気供給手段と、
    前記保持部材に設けられ、前記液剤容器が前記退避位置から前記シーリ剤吐出位置へ移動すると開口すると共に、前記空気供給手段によって供給された空気を排出する排出口と、
    前記液剤容器が、前記退避位置から前記シーリ剤吐出位置へ移動すると、前記液剤容器の前記シール部材を開放して前記シーリング剤を前記吐出口から流出させると共に、前記排出口から排出された空気を前記液剤容器に供給し、前記液剤容器から流出した前記シーリング剤を流出口から流出させる注入ユニットと、
    前記排出口から排出された空気の空気圧で前記注入ユニットの前記流出口から流出したシーリング剤及び空気を空気入りタイヤに供給するジョイントホースと、
    を備えることを特徴とするシーリング装置。
  2. 前記退避位置に配置される前記液体容器の移動を阻止するストッパー部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のシーリング装置。
  3. 前記シーリング剤吐出位置へ移動した前記液剤容器をシーリング剤吐出位置に保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシーリング装置。
  4. 前記保持手段は、
    前記液剤容器に設けられた係合部と、
    前記保持部材に設けられ、前記液剤容器がシーリング剤吐出位置へ移動すると前記係合部と係合する被係合部と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のシーリング装置。
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