JP2010099411A - 車載用マッサージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドレスト内にマッサージ装置を収納した従来構成に比べて利便性の高い車載用マッサージ装置を提供する。
【解決手段】車載用マッサージ装置1は、背もたれ部3の上方に取り付けられるヘッドレスト4と、ヘッドレスト4を背もたれ部3に対して移動させる駆動手段とを備えている。ヘッドレスト4は、背もたれ部3に支持される本体部40と、本体部40の左右両側方にそれぞれ設けられた可動部41とを有する。各可動部41は、それぞれ左右方向に沿った回動軸42にて本体部40の下端部に枢支されている。駆動手段は、使用者Hの被施療部位としての肩部Hsに可動部41を当接させた状態で可動部41を揺動させその先端部を上下方向に往復移動させることにより、使用者Hの肩部Hsに可動部41から押圧刺激を与えマッサージを施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車等の車両に用いられ、使用者が車室内のシートに着座した姿勢で使用する車載用マッサージ装置に関するものである。
従来から、この種の車載用マッサージ装置(以下、マッサージ装置と略称する)として、シートに内蔵された施療子を備え、シートに着座した姿勢の使用者の背中または腰部を施療子にて押圧することによりマッサージを施すものが知られている。
ただし、このマッサージ装置は、施療子による押圧刺激を与えることができる部分が使用者の身体のうちシートに接している部分に限定され、シートに接していない使用者の肩部の上面や前面に対しては押圧刺激を与えることはできない。したがって、上記マッサージ装置では、肩こりを解消するために必要とされる肩部へのマッサージを行うことは難しい。
これに対して、図8に示すようにシート2のヘッドレスト4内に引き出し自在のマッサージ装置1’を収納し、当該マッサージ装置1’をヘッドレスト4の左右両側に引き出して使用することにより、シート2に着座した姿勢にある使用者Hの肩部Hsをマッサージすることが考えられている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に記載されているマッサージ装置1’は、使用状態において略上下方向に振動する振動ヘッド(施療子)9を具備しており、いわゆる肩叩き動作によるマッサージが可能である。
特開2002−320532号公報(図3)
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、マッサージ装置1’が乗員の乗り降り等の邪魔にならないように、常時はヘッドレスト4内にマッサージ装置1’が収納され、マッサージを実施する際に使用者Hはマッサージ装置1’をヘッドレスト4から引き出す必要がある。ヘッドレスト4からマッサージ装置1’を引き出す際、使用者Hはシートベルトを外してヘッドレスト4側に振り返った状態で作業する必要があるため、たとえば信号待ちなどの比較的短い時間にはマッサージ装置1’を使用することは難しく、当該マッサージ装置1’は利便性に乏しいという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであって、ヘッドレスト内にマッサージ装置を収納した従来構成に比べて利便性の高い車載用マッサージ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、車室内のシートの背もたれ部から分離されており背もたれ部の上方に取り付けられるヘッドレストと、当該ヘッドレストを使用者の被施療部位に当接させた状態で背もたれ部に対してヘッドレストを移動させることによりヘッドレストにて被施療部位をマッサージする駆動手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドレストを使用者の被施療部位に当接させた状態で背もたれ部に対してヘッドレストを移動させることによりヘッドレストにて被施療部位をマッサージすることができるので、ヘッドレスト内にマッサージ装置を収納した従来構成のように、ヘッドレストからマッサージ装置を引き出す必要がなく、たとえば信号待ちなどの比較的短い時間でも車載用マッサージ装置を使用することができて利便性が高いという利点がある。また、ヘッドレストそのものを利用してマッサージを行うので、車載用マッサージ装置を設けたことにより車室内の見映えが悪くなることもない。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ヘッドレストが、前記背もたれ部の上端縁からの高さ位置が可変であって、前記駆動手段が、ヘッドレストの前記高さ位置を変化させることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドレストの高さ位置を変化させることでマッサージを行うことができるので、比較的簡単な機構でマッサージを実現することができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ヘッドレストが、前記背もたれ部に支持される本体部と、本体部の左右両側方にそれぞれ設けられ左右方向に沿った回動軸周りに回動可能な可動部とを有し、前記駆動手段が、可動部を回動させることを特徴とする。
この構成によれば、本体部の左右両側方に設けた可動部を回動させることにより、各可動部を使用者の肩部に当接させることができるので、肩部を被施療部位としてマッサージを施すことができる。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ヘッドレストが、前記背もたれ部に支持される本体部と、本体部の左右方向の中央部に設けられており、本体部の上端部に連結され左右方向に沿った回動軸周りに回動可能な可動部とを有し、前記駆動手段が、可動部を回動させることを特徴とする。
この構成によれば、本体部の上端部に連結された可動部を回動させることにより、可動部を使用者の頭頂部に当接させることができるので、頭頂部を被施療部位としてマッサージを施すことができる。
請求項5の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ヘッドレストが、前記背もたれ部に支持される本体部と、本体部の左右両側方にそれぞれ設けられ上下方向に沿った回動軸周りに回動可能な可動部とを有し、前記駆動手段が、可動部を回動させることを特徴とする。
この構成によれば、本体部の左右両側方に設けた可動部を回動させることにより、各可動部で使用者の頭部を挟むことができるので、使用者の首や側頭部を被施療部位としてマッサージを施すことができる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明において、前記ヘッドレストが、前記被施療部位と当接する部位に、被施療部位に対して刺激を与えることで前記駆動手段によるマッサージと相乗的なマッサージ効果を得る補助施療具を有することを特徴とする。
この構成によれば、駆動手段によるマッサージに加えて補助施療具によるマッサージを施すことで、相乗的なマッサージ効果が得られるので、被施療部位に対するマッサージ効果が向上するという利点がある。
本発明は、ヘッドレスト自体を移動させることにより被施療部位をマッサージするので、ヘッドレストから車載用マッサージ装置を引き出す必要がなく、たとえば信号待ちなどの比較的短い時間でも車載用マッサージ装置を使用することができて利便性が高いという利点がある。
以下の各実施形態で説明する車載用マッサージ装置(以下、マッサージ装置と略称する)は、乗用車等の車両に用いられ、車室内のシートに着座した姿勢の使用者に対してマッサージを施すものである。以下では、助手席に設けられたマッサージ装置を一例として説明するが、本発明のマッサージ装置は運転席や後部座席にも設けることができるものであり、車室内の全シートにそれぞれ設けることも可能である。なお、運転席に関しては、シフトレンジがパーキング(P)レンジにあるときのみマッサージ装置を作動できる構成として、走行中にはマッサージ装置を利用できないようにすることも考えられる。
(実施形態1)
本実施形態のマッサージ装置1は、図2に示すように、車室内のシート2の背もたれ部3から分離されており背もたれ部3の上方に取り付けられるヘッドレスト4と、ヘッドレスト4を背もたれ部3に対して移動させる駆動手段5(図4参照)とを備えている。
ヘッドレスト4は、下方に突出する一対のシャフト6(図5参照)を具備し、当該シャフト6を背もたれ部3上面に開口したヘッドレスト取付穴(図示せず)に挿入することにより背もたれ部3に支持される本体部40と、本体部40の左右(図2(b)の左右)両側方にそれぞれ設けられた可動部41とを有している。つまり、ヘッドレスト4は左右方向に3分割されている。ただし、図2の状態ではヘッドレスト4が一体化して見えるように、左右方向に直交する断面形状は本体部40と可動部41とで共通しているものとする。左右方向において、本体部40の幅寸法は各可動部41の幅寸法よりも大きく設定されており、各可動部41はシート2に着座した状態の使用者Hの肩部Hsに対応する位置にそれぞれ配置されている。なお、図2のようにヘッドレスト4が一体化して見えるときの可動部41の位置を以下では待機位置という。
各可動部41は、それぞれ左右方向に沿った回動軸42にて本体部40の下端部に枢支されており、これにより図3に示すように本体部40に対して前記回動軸42周りで回動可能となる。詳しくは後述するが、可動部41は使用者Hの被施療部位に当接して被施療部位にマッサージ刺激を与える施療子として機能する。すなわち、可動部41は回動軸42の軸心を中心として、その先端部を前後方向(図2(a)の左右方向)に移動させるように回動可能となる。ここでは、左右の両可動部41は、回動軸42を介して機械的に連結されており一体となって回動するものとするが、各可動部41が個別に回動する構成としてもよい。
上記構成によれば、シート2に使用者Hが着座した状態で可動部41を前方(図2(a)では反時計回り)に回動させることにより、図1に示すように使用者Hの被施療部位としての肩部Hsに可動部41を当接させることができる。そして、図1の状態において可動部41を揺動させその先端部を上下方向に往復移動させることにより、使用者Hの肩部Hsに可動部41から押圧刺激を与えマッサージを施すことが可能となる。なお、図1のように使用者Hの被施療部位(肩部Hs)に当接するときの可動部41の位置を以下では施療位置という。
駆動手段5は、本体部40に対して可動部41を回動させるものであって、図示しないモータと、モータの動力を可動部41に伝達するための動力伝達機構とを有している。動力伝達機構の具体的な構成としては、たとえばウォームギアなどの周知の機構を用いることが考えられる。ただし、上述のように本実施形態では可動部41から使用者Hの被施療部位にマッサージ刺激を与えるので、動力伝達機構としては比較的大きなトルクを確保できる機構を採用するものとする。
ここにおいて、マッサージ装置1は、図4に示すように駆動手段5に制御信号を送ることによって可動部41の動作を制御する制御手段7を備えている。当該制御手段7には使用者Hからの操作入力を受け付ける操作入力部8が接続されており、制御手段7は、当該操作入力部8からの入力に応じて制御信号を生成することにより、駆動手段5を制御して可動部41の動作を制御する。つまり、マッサージ装置1の運転、停止等の操作は操作入力部8にて行うことができる。ここで、制御手段7はヘッドレスト4の本体部40等に内蔵され、操作入力部8は使用者Hにとって操作が容易となるようシート2の側方等に配置される。
制御手段7は、図2の待機位置と図1の施療位置との間で可動部41を移動させるように駆動手段5を制御する位置合わせ制御部70と、施療位置にある可動部41を揺動させることにより被施療部位(肩部Hs)にマッサージを施すように駆動手段5を制御するマッサージ制御部71とを具備している。すなわち、制御手段7は、マッサージを行うに当たり、まず位置合わせ制御部70により可動部41を施療位置に移動させ、その後マッサージ制御部71にて可動部41を揺動させてマッサージを実施し、マッサージ終了後には位置合わせ制御部70にて可動部41を待機位置に復帰させるように動作する。
ここでは、操作入力部8でマッサージ開始ボタン(図示せず)が操作されると、位置合わせ制御部70とマッサージ制御部71とが連続して動作することで、待機位置から施療位置への可動部41の移動と可動部41によるマッサージ動作とが連続して行われるものとするが、待機位置から施療位置へ可動部41を移動させるための操作とマッサージ動作させるための操作とが別々に行われるようにしてもよい。また、可動部41によるマッサージ動作は、操作入力部8にてマッサージ終了ボタン(図示せず)が操作されることにより終了するものとするが、マッサージの開始から所定時間(たとえば3分)が経過した時点で自動的に終了するようにしてもよい。なお、マッサージの終了後には、位置合わせ制御部70が動作することで、可動部41は自動的に待機位置に復帰するものとする。
本実施形態では、位置合わせ制御部70は、可動部41を待機位置から施療位置に移動させる際、駆動手段5の負荷の大きさを監視し、当該負荷が閾値を超えると可動部41が使用者Hの被施療部位(肩部Hs)に当接したものと判断し、可動部41の回動を停止させる。しかして、使用者Hの肩部Hsの高さに合わせて可動部41の施療位置が変化することとなり、様々な使用者Hに対応することができる。また、駆動手段5に可動部41の回動範囲を規制するストッパ(図示せず)を設け、可動部41が待機位置よりも後方に回動しないように可動部41の回動範囲を規定しておけば、可動部41を施療位置から待機位置に移動させる際にも、駆動手段5の負荷の大きさを監視し当該負荷が閾値を超えると可動部41の回動を停止させることで、可動部41を待機位置に復帰させることができる。
マッサージ制御部71は、駆動手段5を制御して施療位置にある可動部41を所定範囲で揺動させることにより可動部41から被施療部位(肩部Hs)に押圧刺激を与えるのであって、このときの揺動範囲は、可動部41が使用者Hの被施療部位から離れず且つ使用者Hに痛みを感じさせない範囲に制限されるようにする。ここで、可動部41の揺動周期や振幅等を操作入力部8の操作によって調節できるようにしてもよく、これにより使用者Hの好みに応じたマッサージが実現可能となる。
なお、マッサージ装置1の電源は、車両のバッテリ(図示せず)から直接供給されるようにしてもよいし、イグニッションラインから分岐して供給されるようにしてもよい。前者の構成であれば、マッサージ装置1をイグニッションスイッチのオンオフに関わらず作動させることができ、後者の構成であれば、イグニッションスイッチがオンの場合にのみマッサージ装置1を作動させることができる。
以上説明した構成のマッサージ装置1によれば、駆動手段5により可動部41を回動させて使用者Hの肩部Hsに当接させ、その状態で可動部41を揺動させることによって被施療部位としての肩部Hsをマッサージすることが可能となる。このとき、駆動手段5がヘッドレスト4自体を移動させることによりマッサージを行うこととなるので、ヘッドレスト4内にマッサージ装置を収納した従来構成のようにヘッドレスト4からマッサージ装置を引き出す必要がなく、信号待ちなどの比較的短い時間でもマッサージ装置1を使用することが可能になる。しかも、ヘッドレスト4自体がマッサージ装置1としての機能を兼ねているから、マッサージ装置1の非使用時にマッサージ装置1が乗員の乗り降りの邪魔になるようなことはなく、また、マッサージ装置1を採用したことで車室内の見映えが悪くなることもない。
ところで、ヘッドレスト4の可動部41のうち、使用者Hの被施療部位(肩部Hs)と当接する部分には、被施療部位に振動刺激を与えるバイブレータや空気の給排気に応じて膨張収縮する空気袋等を補助施療具として設けてもよい。補助施療具は、被施療部位に対して駆動手段5によるマッサージ刺激とは異なる刺激(たとえば指圧に近い刺激)を与えるものであって、これにより、駆動手段5によるマッサージと相乗的なマッサージ効果を得ることができる。その結果、駆動手段5によるマッサージのみを行う場合に比べて、更なるマッサージ効果の向上を図ることができるという利点がある。
(実施形態2)
本実施形態のマッサージ装置1は、駆動手段5が、背もたれ部3上端縁からのヘッドレスト4の高さ位置を変化させる高さ調節機構(図示せず)を具備している点が実施形態1のマッサージ装置1と相違する。
すなわち、一般的な車両においては、図5に示すように背もたれ部3のヘッドレスト取付穴に対するヘッドレスト4のシャフト6の挿入量を調節することで、ヘッドレスト4の高さ位置を調節することが可能となっている。ここでは、駆動手段5の高さ調節機構はモータ50とボールねじ51とを用いて構成され、上記シャフト6をガイドとして、モータ50の回転によってヘッドレスト4を昇降させるものとする。
以上説明した構成のマッサージ装置1によれば、可動部41を使用者Hの被施療部位(肩部Hs)に当接させた状態で高さ調節機構にてヘッドレスト4を上下動させることにより、可動部41から被施療部位に押圧刺激を与えてマッサージを施すことが可能となる。このときのヘッドレスト4の可動範囲は、可動部41が使用者Hの被施療部位から離れず且つ使用者Hに痛みを感じさせない範囲に制限されるようにする。この構成では、使用者Hの肩部Hsに対するマッサージだけでなく、本体部40が上下動することにより使用者Hの後頭部に対して擦り動作によるマッサージを施すことができる。また、ヘッドレスト4の上下動と可動部41の回動とを組み合わせてマッサージを行うようにしてもよく、この場合、より様々なマッサージ効果が期待できる。なお、高さ調節機構によるヘッドレスト4の高さ位置の調節は、被施療部位に対する可動部41の位置合わせに利用することもできる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態のマッサージ装置1は、使用者Hの肩部Hsではなく頭頂部Hhを被施療部位としてマッサージを行う点が実施形態1のマッサージ装置1と相違する。
本実施形態では、ヘッドレスト4は、下方に突出する一対のシャフト6(図5参照)を具備し、当該シャフト6を背もたれ部3上面に開口したヘッドレスト取付穴(図示せず)に挿入することにより背もたれ部3に支持される本体部40と、本体部40の左右方向(図6(b)の左右方向)の中央部に設けられた可動部41とを有している。可動部41は、左右方向に沿った回動軸42にて本体部40の上端部に枢支されており、これにより図6に示すように本体部40に対して前記回動軸周りで回動可能となる。ここで、本体部40の背面側には、可動部41が嵌り込む形の凹所43が形成されており、可動部41が凹所43に嵌り込んだ状態では、ヘッドレスト4が一体化して見えるものとする。
上記構成によれば、シート2に使用者Hが着座した状態で可動部41を前方(図6(a)では反時計回り)に回動させることにより、図6に示すように使用者Hの被施療部位としての頭頂部Hhに可動部41を当接させることができる。そして、図6の状態において可動部41を揺動させることにより、使用者Hの頭頂部Hhに可動部41から押圧刺激を与えマッサージを施すことが可能となる。なお、可動部41を使用者Hの被施療部位(頭頂部Hh)に当接させた状態で、実施形態2にて説明した高さ調節機構にてヘッドレスト4を上下動させることにより、可動部41から被施療部位に押圧刺激を与えてマッサージを施すことも可能である。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態4)
本実施形態のマッサージ装置1は、使用者Hの肩部Hsではなく首および側頭部を被施療部位としてマッサージを行う点が実施形態1のマッサージ装置1と相違する。
本実施形態では、ヘッドレスト4の本体部40の左右両側方に設けられた各可動部41は、それぞれ本体部40側の端部が上下方向に沿った回動軸(図示せず)にて本体部40に枢支されており、これにより図7に示すように本体部40に対して前記回動軸周りで回動可能となる。しかして、ヘッドレスト4は、両可動部41を前方に折り畳むことが可能になる。
上記構成によれば、シート2に使用者Hが着座した状態で可動部41を前方に回動させることにより、使用者Hの頭部を両可動部41で挟むことができ、この状態で可動部41を揺動させることにより、使用者Hの被施療部位としての首および側頭部に可動部41から押圧刺激を与えマッサージを施すことが可能となる。なお、両可動部41で使用者Hの頭部を挟んだ状態で、実施形態2にて説明した高さ調節機構にてヘッドレスト4を上下動させることにより首筋を伸ばすためのストレッチを行うことも可能である。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
本発明の実施形態1の使用例を示し、(a)は概略側面図、(b)は概略正面図である。 同上の使用例を示し、(a)は概略側面図、(b)は概略正面図である。 同上の構成を示す概略斜視図である。 同上の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態2の構成を示す概略正面図である。 本発明の実施形態3の使用例を示し、(a)は概略側面図、(b)は概略正面図である。 本発明の実施形態4の構成を示す概略斜視図である。 従来例を示す概略側面図である。
符号の説明
1 車載用マッサージ装置
2 シート
3 背もたれ部
4 ヘッドレスト
5 駆動手段
40 本体部
41 可動部
42 回動軸
H 使用者
Hs 肩部(被施療部位)

Claims (6)

  1. 車室内のシートの背もたれ部から分離されており背もたれ部の上方に取り付けられるヘッドレストと、当該ヘッドレストを使用者の被施療部位に当接させた状態で背もたれ部に対してヘッドレストを移動させることによりヘッドレストにて被施療部位をマッサージする駆動手段とを備えることを特徴とする車載用マッサージ装置。
  2. 前記ヘッドレストは、前記背もたれ部の上端縁からの高さ位置が可変であって、前記駆動手段は、ヘッドレストの前記高さ位置を変化させることを特徴とする請求項1記載の車載用マッサージ装置。
  3. 前記ヘッドレストは、前記背もたれ部に支持される本体部と、本体部の左右両側方にそれぞれ設けられ左右方向に沿った回動軸周りに回動可能な可動部とを有し、前記駆動手段は、可動部を回動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載用マッサージ装置。
  4. 前記ヘッドレストは、前記背もたれ部に支持される本体部と、本体部の左右方向の中央部に設けられており、本体部の上端部に連結され左右方向に沿った回動軸周りに回動可能な可動部とを有し、前記駆動手段は、可動部を回動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載用マッサージ装置。
  5. 前記ヘッドレストは、前記背もたれ部に支持される本体部と、本体部の左右両側方にそれぞれ設けられ上下方向に沿った回動軸周りに回動可能な可動部とを有し、前記駆動手段は、可動部を回動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載用マッサージ装置。
  6. 前記ヘッドレストは、前記被施療部位と当接する部位に、被施療部位に対して刺激を与えることで前記駆動手段によるマッサージと相乗的なマッサージ効果を得る補助施療具を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車載用マッサージ装置。
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