JP2010098187A - 非接触伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子時計の脱着を容易にするとともに、電子時計への充電電力または情報の伝送効率を降下させない。
【解決手段】電子時計Bに充電電力または情報を非接触で伝送する充電装置A1において、電子時計Bに充電電力または情報を非接触で伝送する際、充電装置A1の送電部分は、電子時計Bの2次側コアb2と略同軸上に対向して配置された1次側コア12と、前記1次側コア12に巻装された1次側コイル11とを備え、1次側コア12は、中央付近に凸部13と、中央凸部13の底部から外方に延在し、端部において外周立設して設けられ、凸部13の周面を内包する周壁部15を備え、周壁部15は、周壁部15の上端部に延在し、凸部13の上面より上方に拡幅部16を備え、拡幅部16の上面の一部を切削することで形成された鍔部17が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コイルを巻装したコアを有する非接触伝送装置から非接触で充電電力または情報を授受する非接触伝送装置および伝送側コアに関するものである。
近年、電磁誘導などの非接触による方法で、電子機器(非接触授受装置)に対して充電電力または情報を伝送する非接触伝送装置が開示されている。(例えば、特許文献1、2参照)例えば、電子機器には電源として2次電池等の充電式電池が搭載されているものがあり、充電装置(非接触式伝送装置)から該電子機器の2次電池への充電方法としては、電磁誘導などの非接触による方法が一般的となってきている。
図5〜7はこのような従来の非接触伝送装置A5〜A7および電子機器(電子時計)Bの構造図である。図5の構成では、1次側コイルから誘起された磁束が1次側コアの中央凸部を介して2次側コアならびに拡幅部と磁束をループすることによって、2次側コイルに電力を伝送する。通常、2次側コイルの起電力となるεは、次式で示される。
ε=−dφB/dt
ここで、1次側コイルに印加する電圧ならびに電流は交流とされている。
ところで、上記のように、充電装置から電子機器に対して非接触によるエネルギー伝送が幅広く応用されてきたのは、エネルギーとなる電力が水などの液体と比較して機密性の確保が容易であるという利点を有しているからである。すなわち、非接触によるエネルギー伝送では、接触型のエネルギー伝送とは異なり接続部を露出する必要がないため、より機密性を確保することが可能となり、電子機器である携帯電話や電子時計に対して幅広く使用されている。
通常、充電装置は磁束密度に影響を及ぼすことの無い樹脂を用いて成型された筐体内部に格納されており、図6に示すように、筐体68の凹部69に電子時計Bを設置することで非接触によるエネルギー伝送を行う。
このように電子時計を充電し、充電の完了後に電子時計を取り外すことで幾度にも渡って電子時計を使用することができる為、2次電池を用いない1次電池使用型電子時計の際に必要な1次電池の交換が不要となり、非常に利便性の良いものとなっている。
ところで、より急速な充電を行う場合には、2次側コアにより多くの磁束を鎖交させる必要があるため、図5に示すように、従来の構成では中央凸部13−2次側コアb2−拡幅部56の間隙は可能な限り小さくなるよう構成されている。
特開平9−130998号公報 特開平11−195545号公報
しかしながら、この従来技術では、中央凸部−2次側コア−拡幅部の間隙は可能な限り小さくなるよう構成されているため、非接触充電完了後に電子時計を充電装置から取り外す際に、筐体凹部の内周と電子時計の外周間の空隙が小さく、電子時計が前記充電装置から取り外しにくいという問題があった。
このような問題を解決するために、図7に示すように、電子時計Bの外周と筐体凹部79の内壁間の間隙d7を拡張することができる。この場合、従来と比較して拡幅部76が短いため、電子時計Bの充電が完了した際、電子時計Bと筐体凹部79内壁との間に、指を入れることのできるスペースS7が存在し、電子時計Bを容易に取り外すことができる。
しかしながら、このような構成では、2次側コアb2−拡幅部76間の間隙が大きい為に、急速充電する際に磁束密度の結合性が損なわれ、それによって磁気的損失が生じる可能性があった。特に、充電時に電子時計Bが筐体凹部79内のどちらか一方に偏ってしまった場合に、他方における2次側コアb2から拡幅部76までの間隙が大きくなるため、より磁束の結合性が損なわれ、結果としてエネルギー伝送の損失が増加し、これにより充電効率の低下を招くという問題がある。
また、このような問題を解決するために、充電装置に電子時計Bを固定する機構を設けることもできるが、この場合には、充電装置が大型化する上、利便性が悪化し、また、充電装置の製造コストが増大するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電子時計等の非接触授受装置の脱着を容易にするとともに、非接触授受装置への充電電力または情報の伝送効率を維持し、かつ装置を小型化して利便性を向上させることができる非接触伝送装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、授受側コイルを巻装した授受側コアを有する非接触授受装置に対し充電電力または情報を非接触で伝送する非接触伝送装置において、中央付近に凸部を有し、前記非接触授受装置に前記充電電力または情報を伝送する際、前記授受側コアと略同軸上に対向して配置される伝送側コアと、前記凸部に巻装された伝送側コイルとを備え、前記伝送側コアは、前記凸部の底部から外方に延在し、端部において立設して設けられ、前記凸部の周面を内包する周壁部と、前記周壁部の上端部から、内方に延在し、内壁面と前記凸部の上面とで形成される空間に前記非接触授受装置を受け入れる拡幅部と、前記拡幅部の内壁面下部に設けられ、前記拡幅部の厚さより薄い厚さで形成された鍔部を備え、前記伝送側コイルは、前記伝送側コアとともに磁束を発生させることにより、前記内壁面および前記鍔部の内壁面と前記凸部の上面とで形成される空間に受け入れた前記非接触授受装置の授受側コイルに誘導起電力を発生させて前記充電電力または情報を前記非接触授受装置に伝送することを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、電子時計を設置可能な鍔部を非接触伝送装置に形成することで該電子時計を該非接触伝送装置から容易に脱着することができ、鍔部によって電子時計の水平方向の自由度を減少させることで電子時計の位置ずれによる磁束の閉ループを未然に防ぐことができ、充電電力または情報の伝送効率が向上するという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、伝送側コアに使用するコア材料を削減することが可能であると同時に、非接触伝送装置の軽量化あるいは小型化が可能となるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、磁性体を備えたことによって磁束の結合性を保つことができ、急速に充電することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、磁性体の形状を真円形あるいは正方形としたことにより、非接触伝送装置上に設置される電子時計は非接触伝送装置に対して上下左右に対称となるため、電子時計の回転方向に対する自由度が向上し、かつ磁束の結合性は保たれるためエネルギーの伝送効率は低減しないという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる非接触伝送装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる非接触伝送装置(充電装置)は、2次側コイル(授受側コイル)を巻装した2次側コア(授受側コア)に対し、充電電力を非接触で伝送するものである。図1は、実施の形態1にかかる充電装置A1および電子時計Bの構成を示す説明図である。図2は、説明の都合上、図1において筐体18を省略したものである。なお、図1および図2では、充電装置A1、A2における送電部分および電子時計Bにおける受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。
まず、充電装置A1について説明する。図1に示すように、充電装置A1の送電部分は、1次側コア12と、1次側コア12に巻装された1次側コイル11を主に備えている。
1次側コア12は、磁気特性を有する主成分がマンガン系の金属で形成されたフェライトコアなどであり、電子時計Bに対して充電電力を充電する際に、電子時計Bの2次側コアb2と略同軸上に対向して配置されている。また、1次側コア12は、中央付近に凸部13と、中央凸部13の底部から外方に延在し、端部において外周立設して設けられ、凸部13の周面を内包する周壁部15を備えている。筐体18は、1次側コア12の形状に沿って、磁束に影響の無い樹脂で形成されている。
1次側コア中央凸部13−2次側コアb2間の距離と位置関係は、図5〜6に示す、後述の従来技術における1次側コア中央凸部13−2次側コアb2間の距離と位置関係に等しい。
1次側コア12−2次側コアb2間の距離と位置関係は、図5〜6に示す、後述の従来技術における1次側コア52もしくは62−2次側コアb2間の距離と位置関係に等しい。
周壁部15は、その上端部に延在し、凸部13の上面より上方に拡幅部16を備えており、さらに拡幅部16には厚みh1かつ幅dの鍔部17が設けられている。この鍔部17は、拡幅部16の上面の一部を幅dに渡り深さh2だけ切削することで形成される。
次に、電子時計Bについて説明する。図1に示すように、電子時計Bの授受部分は2次側コアb2と、2次側コイルb1とを主に備えている。2次側コアb2は、磁気特性を有する主成分がマンガン系の金属で形成されたフェライトコアなどであり、2次側コアb2に巻装された2次側コイルb1とともに磁束を発生させるものである。
ここで、充電装置A1あるいはA2から電子時計Bへの充電方法について説明する。充電装置側では、AC電源等から供給された電力を交流電流から直流電流に整流し、整流された電力を交流電流に変換した後に、1次側コア中央凸部13に巻装された1次側コイル11に供給し、1次側コア12と1次側コイル11により磁束が発生する。そして、電子時計Bの2次側コイルb1に交流電磁界(誘導起電力)を発生させることで、電子時計Bに非接触で電力を送電する。
一方、電子時計B側では、1次側コイル11に発生した交流電磁界を検出し、当該交流電磁界に応じた誘導起電力が発生することで、充電装置A1から非接触で電力を受電する。そして、受電した電力を直流電力に整流し、充電電力として2次電池b0に蓄電する。
ここで、従来技術の充電装置A5あるいはA6に電子時計Bを脱着する際の動作について説明する。図5あるいは図6に示すように、従来技術の充電装置A5あるいはA6に電子時計Bを装着する際は、充電装置A5の中央凹部50あるいは充電装置A6の筐体凹部69に電子時計Bを収納する。この際、電子時計Bの外径Lbと充電装置における中央凹部50の内径L5あるいは内径L6の差を2d5あるいは2d6とすると、2d5=L5−Lbあるいは2d6=L6−Lbであり、電子時計B外周と前記中央凹部内周間の間隙すなわち脱着時に指を差し込むことのできる隙間は左右にd5あるいはd6ずつとなる。従来技術における充電装置A5あるいはA6においてこの間隙d5あるいはd6は、充電時の磁束結合性を高めるため可能な限り小さく設計されている。
このように、従来の形態の充電装置においては、充電装置A5あるいはA6の中央凹部50あるいは筐体凹部69と電子時計B間の狭い間隙に指を差し込み、任意の厚みと重量を有する電子時計Bを垂直上方に摘まみ上げて、電子時計Bを充電装置A5あるいはA6から取り出すこととなる。
これに対して図7に、内径L7を図6における内径L6よりも大きくすることで、筐体内径と電子時計B外周との間隙d7を拡張した場合の従来の充電装置A7を示す。この場合には、電子時計Bと筐体78の内周間に指を入れるための十分なスペースS7を確保することができ、図5〜6の場合に比べて電子時計Bの脱着を容易にすることが可能となる。
しかしながら、充電装置A7に電子時計Bを設置した際には、間隙d7が大きいために筐体凹部内で電子時計Bの位置ずれが生じ、電子時計Bの1次側コア72に対する対称性が崩れるため、エネルギー伝送効率が低下する可能性があるという問題がある。
このため、本実施の形態にかかる充電装置A1は、上述した構成により、このような従来の装置の問題を解決している。以下、本実施の形態の充電装置A1に電子時計Bを脱着する際の動作について説明する。図1に示すように、充電装置A1の筐体凹部19の内径L1と電子時計Bの外径の差は2d1=L1−Lbで示される。
このように、本実施の形態においては、鍔部17を備えたことによってスペースS1を設けているため、間隙d1を大きく設定した場合にも、電子時計Bの筐体凹部内における位置ずれを防ぐことができるとともに、脱着時にスペースS1に指を差し込んで電子時計Bを摘まみあげることが容易になる。また、前記鍔部17は1次側コア拡幅部16の上部を切削して作製されるため、コア材料を削減することができ、1次側コア12の軽量化あるいは小型化が可能となる。さらに、本実施の形態において1次側コア12と2次側コアb2の位置関係は、図5〜7に示す従来の形態の場合の1次側コア52、62、72と2次側コアb2との各位置関係と等しいため、従来技術の形態と比較して本実施の形態における充電時のエネルギー伝送効率は低下することが無い。
(実施の形態2)
実施の形態1の充電装置A1は、拡幅部16を切削して鍔部17を一体形成することで構成されていたが、本実施の形態の充電装置では、拡幅部に磁性体を設置して鍔部を構成する場合について説明する。
図3は、実施の形態2にかかる充電装置A3および電子時計Bの構成を示す説明図である。ここで、電子時計Bの構成および機能は、実施の形態1における電子時計と同様であるため説明を省略する。図3に示すように、充電装置A3は、1次側コア32と、1次側コイル11と、筐体38を主に備えている。ここで、1次側コイル11、筐体38の構成、配置および機能は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態2の1次側コア32は、実施の形態1と同様に、凸部13と、周壁部15と、拡幅部36とを備えている。ここで、凸部13、周壁部15は、実施の形態1と同様である。また、1次側コア32の材質、配置および機能についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態2の拡幅部36は、拡幅部内周に磁性体M1を備えており、この磁性体M1が鍔部を形成している。磁性体M1には、磁束の結合性を向上させるため、1次側コア32と同じ材質を用いることが望ましく、あるいは、1次側コア32より透磁率の高い材質で構成されることが望ましい。また、磁性体M1は電子時計Bの形状に沿うような環状形態、すなわち真円形もしくは正方形となっている。
本実施の形態では、磁性体M1により鍔部を形成しているため、1次側コイル11から発生した磁束は1次側コア32の中央凸部13を介し、2次側コアb2を経て磁性体M1へという磁束ループが生じる。図7に示す従来技術の充電装置A7を用いた際よりも磁性体M1が2次側コアb2に接近するため充電効率は増加する。
本実施の形態では、磁性体M1を備えたことによって、充電時に磁束の結合性を向上させることができ、急速充電時の充電効率を向上させることができる。それと同時に、磁性体M1が鍔部として機能するため、電子時計Bの水平方向の自由度が減少し、電子時計Bの位置ずれによる磁束の閉ループを未然に防ぐことができ、充電電力または情報の伝送効率を向上させることができる。また、磁性体M1の形状を電子時計Bの形状に沿うような環状としたことで、電子時計Bが充電装置A3に対して上下左右に対称となるため、電子時計Bの回転方向に対する自由度が向上し、かつ磁束の結合性は保たれるためエネルギーの伝送効率を保持することができる。
(実施の形態3)
実施の形態2の充電装置A3は、磁性体M1を拡幅部36の内周に設置し、磁性体M1を鍔部とすることで構成されていたが、本実施の形態の充電装置では、磁性体を拡幅部と離間して設け、筐体凹部上面に設置することで鍔部を構成する。
図4は、実施の形態3にかかる充電装置A4および電子時計Bの構成を示す説明図である。ここで、電子時計Bの構成および機能は、実施の形態1における電子時計と同様であるため説明を省略する。充電装置A4は、1次側コア42と、1次側コイル11と、筐体48を主に備えている。ここで、1次側コイル11、筐体48の構成、配置および機能は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態3の1次側コア42は、実施の形態1と同様に、中央凸部13と、周壁部15と、拡幅部46とを備えている。ここで、中央凸部13、周壁部15は、実施の形態1と同様である。また、1次側コア42の材質、配置および機能についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態の拡幅部46は、磁性体M1が設けられていない点で実施の形態3の拡幅部36と異なっている。本実施の形態では、拡幅部46の内壁面側に離間した筐体48上の位置に略円環形状の磁性体M2が設けられている。すなわち、図4に示すように、筐体48は、その上面に凹部49を形成している。そして、その凹部49上であって、拡幅部46と離間した位置に磁性体M2が設置されている。つまり、この磁性体M2は、凹部49内で鍔部を形成している。磁性体M2の材質および形状については、実施の形態2における磁性体M1と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態では、実施の形態2で得られる効果と同等の効果が得られると同時に、磁性体M2を筐体凹部上面に設置することで鍔部としているため、1次側コア42ならびに筐体48の構造が単純化され、従って製造工程も単純化し、製造コストも削減することが可能となる。
実施の形態1にかかる電子時計Bおよび充電装置A1の構成を示す説明図である。 実施の形態1の充電装置A2において筐体を省略した状態を示す図である。 実施の形態2にかかる電子時計Bおよび充電装置A3の構成を示す図である。 実施の形態3にかかる電子時計Bおよび充電装置A4の構成を示す図である。 従来の充電装置A5と電子時計Bの構成を示す図である。 従来の充電装置A6と電子時計Bの構成を示す図である。 充電装置A6の筐体凹部の内径L6をL7に拡張した充電装置A7ならびに電子時計Bを示す図である。
符号の説明
A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7 充電装置
50 中央凹部
11 1次側コイル
12、32、42、52、62、72 1次側コア
13 中央凸部
15 周壁部
16、36、46、56、76 拡幅部
17 鍔部
18、38、48、68、78 筐体
19、49、69、79 凹部
M1、M2 磁性体
B 電子時計
b0 2次電池
b1 2次側コイル
b2 2次側コア
L1、L5、L6、L7 内径
Lb 外径
d1、d5、d6、d7 間隙
d 幅
h1 厚み
h2 深さ
S1、S7 スペース

Claims (5)

  1. 授受側コイルを巻装した授受側コアを有する非接触授受装置に対し充電電力または情報を非接触で伝送する非接触伝送装置において、
    中央付近に凸部を有し、前記非接触授受装置に前記充電電力または情報を伝送する際、前記授受側コアと略同軸上に対向して配置される伝送側コアと、
    前記凸部に巻装された伝送側コイルとを備え、
    前記伝送側コアは、
    前記凸部の底部から外方に延在し、端部において立設して設けられ、前記凸部の周面を内包する周壁部と、
    前記周壁部の上端部から、内方に延在し、内壁面と前記凸部の上面とで形成される空間に前記非接触授受装置を受け入れる拡幅部と、
    前記拡幅部の内壁面下部に設けられ、前記拡幅部の厚さより薄い厚さで形成された鍔部を備え、
    前記伝送側コイルは、前記伝送側コアとともに磁束を発生させることにより、前記内壁面および前記鍔部の内壁面と前記凸部の上面とで形成される空間に受け入れた前記非接触授受装置の授受側コイルに誘導起電力を発生させて前記充電電力または情報を前記非接触授受装置に伝送することを特徴とする非接触伝送装置。
  2. 前記鍔部は、前記拡幅部と一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触伝送装置。
  3. 前記鍔部は、磁性体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触伝送装置。
  4. 前記磁性体は、前記拡幅部に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の非接触伝送装置。
  5. 前記磁性体は、前記拡幅部と離間して設けられ、前記非接触授受装置の形状に沿った環状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の非接触伝送装置。
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