JP2010098154A - 保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法 - Google Patents

保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010098154A
JP2010098154A JP2008268269A JP2008268269A JP2010098154A JP 2010098154 A JP2010098154 A JP 2010098154A JP 2008268269 A JP2008268269 A JP 2008268269A JP 2008268269 A JP2008268269 A JP 2008268269A JP 2010098154 A JP2010098154 A JP 2010098154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
opening
head
hole
spherical particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008268269A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Seki
和彦 関
Toshihiko Tsuchiya
利彦 土屋
Masato Hayakawa
真人 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP2008268269A priority Critical patent/JP2010098154A/ja
Publication of JP2010098154A publication Critical patent/JP2010098154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】搭載対象体に対する微小な球状粒体の過剰な搭載を確実に防止し得る保持ヘッドを提供する。
【解決手段】保持面32aに形成された開口部33aの縁部に球状粒体を保持可能なヘッド本体21と、ヘッド本体21に対して着脱可能に構成されると共に保持面32aに一面22aが接触するように装着された状態において開口部33aに連通する貫通孔41が形成された移動プレート22とを備え、装着状態の移動プレート22の他面22bにスキージ51を接触または近接させつつスキージ51を摺動させる摺動機構を備え、貫通孔41は、移動プレート22の装着状態において開口部33aの縁部に保持されている球状粒体を貫通孔41における開口面41aから突出させることなく1つだけ収容可能な大きさに形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、保持面に形成された開口部の縁部に球状粒体を保持する保持ヘッド、その保持ヘッドを備えた球状粒体搭載装置、および保持ヘッドを用いて球状粒体を保持させる球状粒体保持方法に関するものである。
この種の球状粒体搭載装置として、特開2003−100789号公報に開示された半田(はんだ)ボール搭載装置が知られている。この半田ボール搭載装置は、複数の吸着穴が吸着面に形成された整列マスク、および整列マスクを移動させる移動部を備えて、整列マスクで吸着した半田ボールをパッケージの接続端子に搭載可能に構成されている。また、この半田ボール搭載装置は、半田ボールよりも大きい複数の貫通穴が整列マスクの吸着穴と同じ配列で形成されて、整列マスクに対して相対的に移動可能な離脱プレートを備えている。この半田ボール搭載装置を用いてパッケージの接続端子に半田ボールを搭載する際には、離脱プレートを整列マスクの吸着面に接触させた状態で、半田ボールが収容されている半田ボール容器内に離脱プレートおよび整列マスクを移動させる。この際に、離脱プレートの貫通穴を通って1つの半田ボールが整列マスクの吸着穴に吸着されると共に、その半田ボールと吸着穴との隙間から吸引される気流によってその半田ボール以外の不要な半田ボールが吸着される。次いで、離脱プレートを下方に移動させて整列マスクの吸着面から離反させる。この際に、上記した不要な半田ボールが、離脱プレートの移動に伴って整列マスクから引き離されて、半田ボール容器内に落下する。このため、この半田ボール搭載装置では、接続端子への不要な半田ボールの搭載を防止することが可能となっている。
特開2003−100789号公報(第3−4頁、第1−6図)
ところが、上記の半田ボール搭載装置には、以下の問題点がある。すなわち、この半田ボール搭載装置では、離脱プレートを下方に移動させて整列マスクの吸着面から離反させることで、不要な半田ボールを整列マスクから除去している(落下させている)。一方、近年のパッケージの高密度化に伴い、半田ボールの微少化が進んでいる。この場合、半田ボールが微少なほど、半田ボール間の静電気や分子間力に起因する半田ボール同士が互いに引き合う力が、半田ボールの重量に対して相対的に大きくなる。このため、図16〜図18に示すように、微少な半田ボールを整列マスク431に吸着させたときに、半田ボール同士が互いに引き合う力が半田ボールの重量に対して相対的に大きいことに起因して、離脱プレート450を下方に移動させただけでは、全ての不要な半田ボールを整列マスク431から除去できないことがある。したがって、上記の半田ボール搭載装置には、半田ボールが微少なときには、接続端子への不要な半田ボールの搭載(つまり、接続端子に対する半田ボールの過剰な搭載)を防止するのが困難となるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、搭載対象体に対する微小な球状粒体の過剰な搭載を確実に防止し得る保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の保持ヘッドは、保持面に形成された開口部の縁部に球状粒体を保持可能なヘッド本体と、当該ヘッド本体に対して着脱可能に構成されると共に当該保持面にその一面が接触するように装着された状態において前記開口部に連通する貫通孔が形成された移動プレートとを備え、前記装着状態の前記移動プレートの他面に摺動部材を接触または近接させつつ当該摺動部材を摺動させる摺動機構を備え、前記貫通孔は、前記移動プレートの前記装着状態において前記開口部の前記縁部に保持されている前記球状粒体を当該貫通孔における前記他面側の開口面から突出させることなく1つだけ収容可能な大きさに形成されている。
また、請求項2記載の保持ヘッドは、請求項1記載の保持ヘッドにおいて、前記貫通孔は、前記移動プレートの前記装着状態において前記貫通孔に収容されている前記球状粒体の前記他面側の部位から当該貫通孔の前記開口面までの最短の長さが当該球状粒体の半径よりも短くなるように形成されている。
また、請求項3記載の保持ヘッドは、請求項1または2記載の保持ヘッドにおいて、前記ヘッド本体は、前記開口部からの吸気によって前記球状粒体を吸着して保持可能に構成されている。
また、請求項4記載の球状粒体搭載装置は、請求項1から3のいずれかに記載の保持ヘッドと、当該保持ヘッドを移動させる移動機構と、当該移動機構を制御して前記保持ヘッドを前記球状粒体の保持位置に移動させる処理、前記保持ヘッドを制御して前記摺動部材を摺動させる処理、前記保持ヘッドを制御して前記移動プレートを前記ヘッド本体に対して着脱させる処理、および前記移動機構を制御して前記球状粒体を保持している前記保持ヘッドを目標位置まで移動させる処理を実行する制御部とを備えて、前記球状粒体を搭載対象体に搭載可能に構成されている。
また、請求項5記載の球状粒体搭載装置は、請求項4記載の球状粒体搭載装置において、請求項3記載の保持ヘッドと、前記保持ヘッドの前記開口部からの吸気を行う吸気機構とを備え、前記制御部は、前記吸気機構を制御して前記開口部からの吸気を行わせる処理、および前記目標位置において前記吸気機構を制御して前記開口部からの吸気を停止させる処理を実行する。
また、請求項6記載の球状粒体保持方法は、保持面に形成された開口部の縁部に球状粒体を保持可能なヘッド本体と、当該ヘッド本体に対して着脱可能に構成されると共に当該保持面にその一面が接触するように装着された状態において前記開口部に連通する貫通孔が形成された移動プレートとを備えた保持ヘッドを用いて前記球状粒体を保持させる球状粒体保持方法であって、前記移動プレートの前記装着状態において前記開口部の前記縁部に前記球状粒体を保持させると共に当該球状粒体を前記貫通孔における前記他面側の開口面から突出させることなく当該貫通孔内に1つだけ収容させ、その状態において前記移動プレートの他面に摺動部材を接触または近接させつつ当該摺動部材を摺動させる処理を実行して、前記貫通孔内に収容させた前記球状粒体を除く他の前記球状粒体を前記保持ヘッドから除去する。
また、請求項7記載の球状粒体保持方法は、請求項6記載の球状粒体保持方法において、前記貫通孔内に収容させた前記球状粒体を除く他の前記球状粒体における体積的に半分を超える部分を前記貫通孔の前記開口面から突出させ、その状態において前記摺動部材を摺動させる処理を実行する。
また、請求項8記載の球状粒体保持方法は、請求項6または7記載の球状粒体保持方法において、前記開口部からの吸気によって前記球状粒体を吸着して保持させる。
また、請求項9記載の球状粒体保持方法は、請求項8記載の球状粒体保持方法において、前記他の球状粒体を前記保持ヘッドから除去した後に、前記貫通孔内に収容させた前記球状粒体を前記開口部からの吸気によって吸着して保持する。
請求項1記載の保持ヘッド、請求項4記載の球状粒体搭載装置、および請求項6記載の球状粒体保持方法では、移動プレートの装着状態において開口部の縁部に球状粒体を保持させると共にその球状粒体を貫通孔における移動プレートの他面側の開口面から突出させることなく貫通孔内に1つだけ収容させ、その状態において移動プレートの他面に摺動部材を接触または近接させつつその摺動部材を摺動させる処理を実行して、貫通孔内に収容させた球状粒体を除く他の不要な球状粒体を保持ヘッドから除去する。このため、この保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法では、搭載対象の球状粒体だけを貫通孔内に収容させ、その球状粒体に付着している不要な球状粒体や、その不要な球状粒体にさらに付着している他の不要な球状粒体の一部分(体積的な一部分)または全体を貫通孔の開口面よりも外側に突出させることができる。この結果、この保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法では、搭載対象の球状粒体と不要な球状粒体とが静電気や分子間力によって互いに強く引き合っているとしても、摺動部材を摺動させる処理を実行した際に、不要な球状粒体に摺動部材の先端部が当接してその球状粒体を搭載対象の球状粒体から強制的に引き離して保持ヘッドから確実に除去する(払い落とす)ことができる。したがって、この保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法によれば、搭載対象の球状粒体だけを保持ヘッドによって保持させることができるため、搭載対象体への不要な球状粒体の搭載、つまり搭載対象体に対する微小な球状粒体の過剰な搭載を確実に防止することができる。
また、請求項2記載の保持ヘッド、請求項4記載の球状粒体搭載装置、および請求項7記載の球状粒体保持方法では、貫通孔内に収容されている球状粒体を除く他の不要な球状粒体における体積的に半分を超える部分を貫通孔の開口面から突出させた状態で摺動部材を摺動させる処理を実行する。したがって、この保持ヘッドおよび球状粒体保持方法によれば、摺動部材を摺動させる処理の際に、摺動部材を不要な球状粒体に確実に当接させことができるため、不要な球状粒体を保持ヘッドから一層確実に除去ことができる。
また、請求項3記載の保持ヘッド、請求項5記載の球状粒体搭載装置、および請求項8記載の球状粒体保持方法では、開口部からの吸気によって球状粒体を吸着して保持する。このため、この保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法によれば、球状粒体を確実に保持することができる。
また、請求項9記載の球状粒体保持方法では、貫通孔内に収容させた球状粒体を除く他の球状粒体を保持ヘッドから除去した後に、貫通孔内に収容させた球状粒体を開口部からの吸気によって吸着して保持する。つまり、この球状粒体保持方法では摺動部材を摺動させる処理の実行中においては、貫通孔内に収容させた球状粒体が吸着されない状態に維持されている。このため、この球状粒体保持方法によれば、例えば、開口部と貫通孔内に収容させた球状粒体との間の隙間からの吸気による他の不要な球状粒体の吸着を、摺動部材を摺動させる処理の実行中において確実に防止することができる結果、不要な球状粒体を摺動部材の摺動によってさらに確実に除去することができる。
以下、本発明に係る保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、図1に示す半田ボール搭載装置1の構成について説明する。半田ボール搭載装置1は、本発明に係る球状粒体搭載装置の一例であって、同図に示すように、保持ヘッド11、移動機構12、吸気機構13および制御部14を備えて、本発明における球状粒体の一例としての半田ボール(マイクロボール)100(図4参照)を搭載対象体としての基板200の端子201(図9参照)に搭載(載置)可能に構成されている。この場合、半田ボール100は、直径L1(図4参照)が70μm程度の球状に構成されている。また、半田ボール100は、半田ボール搭載装置1によって基板200の端子201に搭載された後に加熱溶融されることにより、基板200上にボールグリッドアレイ(BGA)を構成する。
保持ヘッド11は、本発明に係る保持ヘッドの一例であって、図2に示すように、ヘッド本体21、移動プレート22、プレート移動部23およびスキージング機構24を備えて、本発明に係る球状粒体保持方法に従って半田ボール100を保持可能に構成されている。ヘッド本体21は、一例として、図3に示すように、内部に空隙31が形成された箱状に構成されている。また、ヘッド本体21における底壁32には、底壁32の外面(本発明における保持面として機能する面であって、以下「保持面32a」ともいう)に開口すると共に空隙31と連通する吸気孔33が、底壁32の厚み方向に沿って複数(同図では、そのうちの4個のみを図示している)形成されている。なお、保持面32aに開口した吸気孔33の開口部33aが本発明における開口部に相当する。この場合、図4に示すように、吸気孔33(つまり、開口部33a)の直径L2は、半田ボール100の直径L1(この例では、70μm)よりも短い50μm程度に規定されている。また、図3に示すように、ヘッド本体21には、空隙31内の空気を排気するための排気孔34が形成されている。このヘッド本体21では、空隙31内の空気の排気によって空隙31内が負圧状態となり、それに伴って開口部33aから吸気が行われることにより、ヘッド本体21の保持面32aにおける開口部33aの縁部に半田ボール100を吸着させて保持することも可能となっている(図5参照)。
移動プレート22は、一例として、図3に示すように、ヘッド本体21の底壁32とほぼ同じ大きさで、かつその厚みL3(図4参照)が半田ボール100の直径L1(この例では、70μm)よりもやや厚い90μm程度に規定された板状に形成されると共に、ヘッド本体21に対して着脱可能に構成されている。また、移動プレート22には、底壁32に形成されている吸気孔33と同じ数の貫通孔41が形成されている。この場合、各貫通孔41は、ヘッド本体21の保持面32aに移動プレート22の一面22a(同図における上面)が接触するようにして移動プレート22がヘッド本体21に装着されている状態(以下、この状態を「装着状態」ともいう)において底壁32の開口部33a(吸気孔33)に連通するようにその形成位置が規定されている。つまり各貫通孔41は、吸気孔33の配置パターンと同じ配置パターンとなるように形成されている。また、図4に示すように、貫通孔41の直径L4は、半田ボール100の直径L1(この例では、70μm)よりも長い110μm程度に規定されている。
ここで、この保持ヘッド11では、上記したように、移動プレート22の厚みL3が、半田ボール100の直径L1よりもやや厚く規定されている。このため、貫通孔41の長さ(深さ)も、半田ボール100の直径L1(この例では、70μm)よりもやや長い90μm程度となっている。したがって、図4に示すように、移動プレート22の装着状態状態において、保持面32aにおける開口部33aの縁部に保持された半田ボール100を貫通孔41における移動プレート22の他面22b(同図における下面)側の開口面41aから突出させることなく貫通孔41内に1つだけ収容することが可能となっている。また、この保持ヘッド11では、移動プレート22の厚みL3(貫通孔41の長さ)を上記のように規定したことで、同図に示すように、装着状態の移動プレート22における貫通孔41内に、開口部33aの縁部に保持された半田ボール100が1つだけ収容されているときに、その半田ボール100の他面22b側の部位から貫通孔41の開口面41aまでの最短の長さL5が、半田ボール100の半径L6(この例では、35μm)よりも短くなっている(この例では、例えば、30μm程度となっている)。
プレート移動部23は、制御部14の制御に従い、ヘッド本体21に対する移動プレート22の着脱を行う。具体的には、プレート移動部23は、ヘッド本体21の保持面32aに一面22aが接触するように移動プレート22をヘッド本体21に装着させる位置(以下、「装着位置P1」ともいう:図3参照)と、保持面32aと一面22aとが対向しないように移動プレート22をヘッド本体21から待避(離脱)させる位置(以下、「待避位置P2」ともいう:図8参照)との間で移動プレート22を移動させる。
スキージング機構24は、本発明における摺動機構に相当し、本発明における摺動部材の一例としてのスキージ51を備え、制御部14の制御に従い、図3,6に示すように、装着状態(装着位置P1に位置している状態)の移動プレート22の他面22bにスキージ51の先端部を接触(または近接)させつつスキージ51を他面22bに沿って摺動(移動)させる処理(以下、この処理を「スキージング処理」ともいう)を実行する。この場合、スキージ51としては、金属や硬質の樹脂等で形成された剛性の高い(硬い)ものを用いることもできるし、軟質の樹脂やゴム等で形成された剛性の低い(柔らかい)ものを用いることもできる。
移動機構12は、制御部14の制御に従い、半田ボール100が収容されるトレイ300(図1,5参照)の配置位置(本発明における保持位置)と基板200の配置位置(本発明における目標位置)との間で保持ヘッド11を移動させる。吸気機構13は、例えば、配管を介して保持ヘッド11におけるヘッド本体21の排気孔34に連結された真空ポンプ(図示せず)を備えて構成されて、制御部14の制御に従い、ヘッド本体21の空隙31内を負圧状態とすることによって開口部33aからの吸気を行う。
制御部14は、CPUおよびメモリ(いずれも図示せず)を備えて構成されて、保持ヘッド11のプレート移動部23およびスキージング機構24を制御する。また、制御部14は、移動機構12を制御して保持ヘッド11をトレイ300の配置位置に移動させる処理(以下、「第1移動処理」ともいう)、吸気機構13を制御して吸気を行わせる処理(以下、「吸気処理」ともいう)、移動機構12を制御して半田ボール100を保持している保持ヘッド11を基板200の配置位置まで移動させる処理(以下、「第2移動処理」ともいう)、および基板200の配置位置において吸気機構13を制御して吸気を停止させる処理(以下、「吸気停止処理」ともいう)を実行する。
次に、半田ボール搭載装置1を用いて、本発明に係る球状粒体保持方法に従って保持ヘッド11に半田ボール100を保持させ、その半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程、およびその際の半田ボール搭載装置1の動作について、図面を参照して説明する。なお、初期状態においては、図3に示すように、移動プレート22が装着状態となっている(装着位置P1に位置している)ものとする。また、この例では、ヘッド本体21の保持面32aを下向きにした状態で吸着ヘッド11が半田ボール100を吸着して保持するものとする。
この半田ボール搭載装置1では、開始操作がされたときに、制御部14が、第1移動処理を実行する。この第1移動処理では、制御部14は、移動機構12を制御して、保持ヘッド11をトレイ300の配置位置の上方に移動させ、次いで、制御部14はトレイ300内に収容されている半田ボール100に近接するように保持ヘッド11を降下させる。続いて、制御部14は、吸気処理を実行する。この吸気処理では、制御部14は、吸気機構13を制御して、保持ヘッド11のヘッド本体21における空隙31内の空気を排気させて空隙31内を負圧状態とさせることにより、開口部33aからの吸気を行わせる。この際に、図5に示すように、トレイ300に収容されている半田ボール100が、開口部33aからの吸気に伴う吸引力によって開口部33aに向けて引き寄せられる。次いで、同図に示すように、開口部33aに向けて引き寄せられた半田ボール100が、移動プレート22の貫通孔41を通ってヘッド本体21の保持面32aにおける開口部33aの縁部に保持される。
ここで、半田ボール100は、上記したように微少なため、静電気や分子間力による半田ボール100同士が互いに引き合う力が半田ボールの重量に対して相対的に大きくなっている。このため、図5に示すように、開口部33aの縁部に保持された半田ボール100(以下、この半田ボール100を「搭載対象の半田ボール100」ともいう)に、他の半田ボール100(以下、この半田ボール100を「不要な半田ボール100」ともいう)が付着する。この場合、この保持ヘッド11では、上記したように、貫通孔41内に半田ボール100を1つだけ収容させることが可能となっているため、搭載対象の半田ボール100だけが貫通孔41内に収容され、不要な半田ボール100は、その一部分(体積的な一部分)またはその全体が貫通孔41の開口面41aよりも外側(下側)に突出した状態で半田ボール100に付着している。また、この移動プレート22では、上記したように、搭載対象の半田ボール100における他面22b側の部位から貫通孔41の開口面41aまでの最短の長さL5が半田ボール100の半径L6よりも短くなっているため、不要な半田ボール100は、その半分以上が開口面41aよりも外側に突出する。
続いて、制御部14は、移動機構12を制御して、保持ヘッド11を上昇させ、次いで、スキージング機構24を制御して、スキージング処理を実行させる。このスキージング処理では、スキージング機構24は、図6に示すように、移動プレート22の他面22bにスキージ51の先端部を接触(または近接)させつつスキージ51を他面22bの一端部(例えば、同図における左端部)から他端部(同図における右端部)まで移動プレート22の他面22bに沿って摺動させる。この際に、貫通孔41の開口面41aよりも外側に突出した状態で搭載対象の半田ボール100に付着している不要な半田ボール100にスキージ51の先端部が当接する。このため、搭載対象の半田ボール100と不要な半田ボール100とが互いに強く引き合っているとしても、全ての不要な半田ボール100が搭載対象の半田ボール100から強制的に引き離されて保持ヘッド11から確実に除去される(払い落とされる)。この場合、不要な各半田ボール100は、その体積の半分を超える部分が開口面41aよりも外側に突出しているため、スキージ51の先端部が不要な半田ボール100に当接した際に、その不要な半田ボール100が変形して貫通孔41内に入り込む事態が確実に防止される。
続いて、制御部14は、保持ヘッド11のプレート移動部23を制御して、図7に示すように、ヘッド本体21の保持面32aに対して離反する方向に沿って移動プレート22を移動させる。次いで、制御部14は、プレート移動部23を制御して、図8に示すように、装着位置P1から待避位置P2に移動プレート22を移動させる。これにより、同図に示すように、保持ヘッド11によって(保持面32aにおける開口部33aの縁部に)保持されている搭載対象の半田ボール100が露出した状態となる。
続いて、制御部14は、第2移動処理を実行する。この第2移動処理では、制御部14は、移動機構12を制御して、保持ヘッド11を基板200の上方に移動させ、次いで、半田ボール100の先端部が基板200の端子201に近接する位置(基板200の配置位置)に保持ヘッド11を降下させる。続いて、制御部14は、吸気停止処理を実行する。この吸気停止処理では、制御部14は、吸気機構13を制御して、保持ヘッド11のヘッド本体21における空隙31内の空気の排気を停止させることにより、開口部33aからの吸気を停止させる。この際に、図9に示すように、開口部33aからの吸気による保持が解除されて、半田ボール100が基板200の端子201上(端子201の表面に塗布された半田フラックス上)に載置される。以上により、基板200の端子201への半田ボール100の搭載が完了する。この場合、この保持ヘッド11では、上記したように、スキージング機構24によって不要な半田ボール100が確実に除去されて、搭載対象の半田ボール100だけが保持ヘッド11によって保持されているため、不要な半田ボール100の端子201への搭載(つまり、端子201に対する半田ボール100の過剰な搭載)が確実に防止される。
このように、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法では、移動プレート22の装着状態において開口部33aの縁部に半田ボール100を保持させると共にその半田ボール100を開口面41aから突出させることなく貫通孔41内に1つだけ収容させ、その状態において移動プレート22の他面22bにスキージ51を接触(または近接)させつつスキージ51を摺動させるスキージング処理を実行して、貫通孔41内に収容させた半田ボール100に付着している不要な半田ボール100を保持ヘッド11から除去する(払い落とす)。このため、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法では、搭載対象の半田ボール100だけを貫通孔41内に収容させ、その半田ボール100に付着している不要な半田ボール100や、その不要な半田ボール100にさらに付着している他の不要な半田ボール100の一部分(体積的な一部分)または全体を貫通孔41の開口面41aよりも外側に突出させることができる。この結果、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法では、搭載対象の半田ボール100と不要な半田ボール100とが静電気や分子間力によって互いに強く引き合っているとしても、スキージング処理を実行した際に、不要な半田ボール100にスキージ51の先端部が当接してその半田ボール100を搭載対象の半田ボール100から強制的に引き離して保持ヘッド11から確実に除去する(払い落とす)ことができる。したがって、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法によれば、搭載対象の半田ボール100だけを保持ヘッド11によって保持させることができるため、不要な半田ボール100の端子201への搭載、つまり端子201に対する半田ボール100の過剰な搭載を確実に防止することができる。
また、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法では、貫通孔41内に収容されている搭載対象の半田ボール100における他面22b側の部位から移動プレート22における貫通孔41の開口面41aまでの最短の長さL5が半田ボール100の半径L6よりも短くなるように貫通孔41が形成されて、その搭載対象の半田ボール100に付着している不要な半田ボール100における体積的に半分を超える部分を貫通孔41の開口面41aから突出させた状態でスキージング処理を実行する。したがって、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法によれば、スキージング処理の際に、スキージ51の先端部を不要な半田ボール100に確実に当接させことができるため、不要な半田ボール100を保持ヘッド11から一層確実に除去ことができる。
また、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法では、開口部33aからの吸気によって半田ボール100を吸着して保持する。このため、この保持ヘッド11、半田ボール搭載装置1および球状粒体保持方法によれば、搭載対象の半田ボール100を確実に保持することができる。
なお、本発明は、上記の構成および方法に限定されない。例えば、ヘッド本体21の保持面32aを下向きにした状態で保持ヘッド11に半田ボール100を吸着させて保持させる構成および方法について上記したが(以下、この構成および方法を「第1の構成および方法」ともいう)、保持面32aを上向きにした状態で保持ヘッド11に半田ボール100を保持させる構成および方法を採用することもできる(以下、この構成および方法を「第2の構成および方法」ともいう)。この第2の構成および方法では、制御部14が、第1移動処理を実行して、保持面32aを上向きにした状態の保持ヘッド11がトレイ300の配置位置の上方に移動されたときに、図10に示すように、保持ヘッド11の上(移動プレート22の上)に半田ボール100が供給される。この際に、同図に示すように、保持ヘッド11の上に供給された半田ボール100が、移動プレート22の貫通孔41を通ってヘッド本体21の保持面32aにおける開口部33aの縁部に保持(載置)される。また、開口部33aの縁部に保持された搭載対象の半田ボール100に、不要な半田ボール100がその一部分またはその全体が貫通孔41の開口面41aよりも外側(上側)に突出した状態で半田ボール100に付着する。なお、この第2の構成および方法では、上記した第1の構成および方法とは異なり、この時点では、制御部14は、吸気処理を実行しない。
続いて、制御部14は、スキージング機構24を制御してスキージング処理を実行させることにより、図11に示すように、移動プレート22の他面22b(同図における上面)にスキージ51の先端部を接触(または近接)させつつスキージ51を他面22bの一端部(例えば、同図における左端部)から他端部(同図における右端部)まで移動プレート22の他面22bに沿って摺動させる。この際に、貫通孔41の開口面41aよりも外側に突出した状態で搭載対象の半田ボール100に付着している不要な半田ボール100にスキージ51の先端部が当接する。このため、搭載対象の半田ボール100と不要な半田ボール100とが互いに強く引き合っているとしても、全ての不要な半田ボール100が搭載対象の半田ボール100から強制的に引き離されて保持ヘッド11から確実に除去される(払い落とされる)。
次いで、制御部14は、吸気処理を実行して、保持ヘッド11のヘッド本体21における空隙31内の空気を排気させて空隙31内を負圧状態とさせることにより、開口部33aからの吸気を行わせる。この際に、トレイ300に収容されている半田ボール100が、開口部33aからの吸気に伴う吸引力によって開口部33aに吸着されて保持される。続いて、制御部14は、保持ヘッド11のプレート移動部23を制御して、図12に示すように、ヘッド本体21の保持面32aに対して離反する方向に沿って移動プレート22を移動させる。次いで、制御部14は、プレート移動部23を制御して、図13に示すように、装着位置P1から待避位置P2に移動プレート22を移動させる。これにより、同図に示すように、保持ヘッド11によって(保持面32aにおける開口部33aの縁部に)保持されている搭載対象の半田ボール100が露出した状態となる。
続いて、制御部14は、第2移動処理を実行して、保持ヘッド11を基板200の下方に移動させ、次いで、半田ボール100の先端部が基板200の端子201に接触する位置(基板200の配置位置)に保持ヘッド11を上昇させる。続いて、制御部14は、吸気停止処理を実行して、保持ヘッド11のヘッド本体21における空隙31内の空気の排気を停止されて開口部33aからの吸気を停止させる。この際に、図14に示すように、開口部33aからの吸気による保持(吸着)が解除されて、半田ボール100が基板200の端子201上(端子201の表面に塗布された半田フラックス上)に搭載される。以上により、基板200の端子201への半田ボール100の搭載が完了する。なお、例えば移動プレート22を待避位置P2に移動させた後に、図15に示すように、保持ヘッド11の上下を反転させて吸着(保持)している搭載対象の半田ボール100を下向きにさせ、その状態で保持ヘッド11を下降させて、基板200の端子201上に半田ボール100を搭載する構成および方法を採用することもできる。
以上説明した第2の構成および方法においても、上記の第1の構成および方法と同様の効果を実現することができる。また、この第2の構成および方法では、スキージング処理を実行して不要な半田ボール100を保持ヘッド11から除去した後に(スキージング処理が終了した後に)吸気処理を実行して、貫通孔41内に収容させた搭載対象の半田ボール100を吸着して保持する。つまり、スキージング処理の実行中においては、搭載対象の半田ボール100が吸着されない状態に維持されている。このため、この第2の構成および方法によれば、例えば、開口部33aと搭載対象の半田ボール100との間の隙間からの吸気による不要な半田ボール100の吸着を、スキージング処理の実行中において確実に防止することができる結果、不要な半田ボール100をスキージング処理によってさらに確実に除去することができる。
また、移動プレート22の厚みL3を、半田ボール100の直径L1よりもやや厚く規定することで、貫通孔41内に収容された半田ボール100における他面22b側の部位から移動プレート22における貫通孔41の開口面41aまでの最短の長さL5が半田ボール100の半径L6よりも短くなるように貫通孔41を形成した例について上記したが、貫通孔41の開口面41aから突出させることなく搭載対象の半田ボール100を1つだけ貫通孔41内に収容可能な限り、貫通孔41の長さ(深さ)、つまり移動プレート22の厚みL3を任意に規定することができる。
また、摺動部材の一例としてのスキージ51を用いてスキージング処理を行う例について上記したが、本発明における摺動部材には、ブラシ等の不要な半田ボール100を除去可能な各種の部材が含まれる。また、基板200における端子201の表面に塗布した半田フラックス上に半田ボール100を落下(載置)させる構成に代えて、保持ヘッド11によって保持された半田ボール100の先端部をトレイに収容した半田フラックスに浸してその先端部に半田フラックスを付着させた後に、半田フラックスが塗布されていない端子201上にその半田ボール100を落下(載置)させる構成を採用することもできる。
半田ボール搭載装置1の構成を示す構成図である。 保持ヘッド11の構成を示す構成図である。 保持ヘッド11の断面図である。 ヘッド本体21の底壁32および移動プレート22の構成を示す保持ヘッド11の拡大断面図である。 制御部14によって吸気処理が実行されている状態における保持ヘッド11の断面図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第1の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第2の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第3の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第4の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第5の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第6の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第7の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第8の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第9の説明図である。 半田ボール100を基板200の端子201に搭載する工程を説明するための第10の説明図である。 従来の半田ボール搭載装置の動作を説明するための第1の説明図である。 従来の半田ボール搭載装置の動作を説明するための第2の説明図である。 従来の半田ボール搭載装置の動作を説明するための第3の説明図である。
符号の説明
1 半田ボール搭載装置
11 保持ヘッド
12 移動機構
13 吸気機構
14 制御部
21 ヘッド本体
22 移動プレート
22a 上面
22b 下面
23 プレート移動部
24 スキージング機構
32a 保持面
33a 開口部
41 貫通孔
41a 開口面
51 スキージ
100 半田ボール
200 基板
201 端子
L5 長さ
L6 半径
P1 装着位置
P2 待避位置

Claims (9)

  1. 保持面に形成された開口部の縁部に球状粒体を保持可能なヘッド本体と、当該ヘッド本体に対して着脱可能に構成されると共に当該保持面にその一面が接触するように装着された状態において前記開口部に連通する貫通孔が形成された移動プレートとを備え、
    前記装着状態の前記移動プレートの他面に摺動部材を接触または近接させつつ当該摺動部材を摺動させる摺動機構を備え、
    前記貫通孔は、前記移動プレートの前記装着状態において前記開口部の前記縁部に保持されている前記球状粒体を当該貫通孔における前記他面側の開口面から突出させることなく1つだけ収容可能な大きさに形成されている保持ヘッド。
  2. 前記貫通孔は、前記移動プレートの前記装着状態において前記貫通孔に収容されている前記球状粒体の前記他面側の部位から当該貫通孔の前記開口面までの最短の長さが当該球状粒体の半径よりも短くなるように形成されている請求項1記載の保持ヘッド。
  3. 前記ヘッド本体は、前記開口部からの吸気によって前記球状粒体を吸着して保持可能に構成されている請求項1または2記載の保持ヘッド。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の保持ヘッドと、
    当該保持ヘッドを移動させる移動機構と、
    当該移動機構を制御して前記保持ヘッドを前記球状粒体の保持位置に移動させる処理、前記保持ヘッドを制御して前記摺動部材を摺動させる処理、前記保持ヘッドを制御して前記移動プレートを前記ヘッド本体に対して着脱させる処理、および前記移動機構を制御して前記球状粒体を保持している前記保持ヘッドを目標位置まで移動させる処理を実行する制御部とを備えて、前記球状粒体を搭載対象体に搭載可能に構成されている球状粒体搭載装置。
  5. 請求項3記載の保持ヘッドと、
    前記保持ヘッドの前記開口部からの吸気を行う吸気機構とを備え、
    前記制御部は、前記吸気機構を制御して前記開口部からの吸気を行わせる処理、および前記目標位置において前記吸気機構を制御して前記開口部からの吸気を停止させる処理を実行する請求項4記載の球状粒体搭載装置。
  6. 保持面に形成された開口部の縁部に球状粒体を保持可能なヘッド本体と、当該ヘッド本体に対して着脱可能に構成されると共に当該保持面にその一面が接触するように装着された状態において前記開口部に連通する貫通孔が形成された移動プレートとを備えた保持ヘッドを用いて前記球状粒体を保持させる球状粒体保持方法であって、
    前記移動プレートの前記装着状態において前記開口部の前記縁部に前記球状粒体を保持させると共に当該球状粒体を前記貫通孔における前記他面側の開口面から突出させることなく当該貫通孔内に1つだけ収容させ、その状態において前記移動プレートの他面に摺動部材を接触または近接させつつ当該摺動部材を摺動させる処理を実行して、前記貫通孔内に収容させた前記球状粒体を除く他の前記球状粒体を前記保持ヘッドから除去する球状粒体保持方法。
  7. 前記貫通孔内に収容させた前記球状粒体を除く他の前記球状粒体における体積的に半分を超える部分を前記貫通孔の前記開口面から突出させ、その状態において前記摺動部材を摺動させる処理を実行する請求項6記載の球状粒体保持方法。
  8. 前記開口部からの吸気によって前記球状粒体を吸着して保持させる請求項6または7記載の球状粒体保持方法。
  9. 前記他の球状粒体を前記保持ヘッドから除去した後に、前記貫通孔内に収容させた前記球状粒体を前記開口部からの吸気によって吸着して保持する請求項8記載の球状粒体保持方法。
JP2008268269A 2008-10-17 2008-10-17 保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法 Pending JP2010098154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008268269A JP2010098154A (ja) 2008-10-17 2008-10-17 保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008268269A JP2010098154A (ja) 2008-10-17 2008-10-17 保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010098154A true JP2010098154A (ja) 2010-04-30

Family

ID=42259628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008268269A Pending JP2010098154A (ja) 2008-10-17 2008-10-17 保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010098154A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200900246A (en) Screen printing device and bump forming method
JP2002289635A (ja) ボール転写装置およびボール整列装置
JP5786264B2 (ja) 実装装置、塗布装置、実装方法、塗布方法及びプログラム
TWI409013B (zh) 導電球之安裝方法及安裝裝置
JP5453636B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置
KR100602486B1 (ko) 이형기구가 구비된 진공패드
JP2010098154A (ja) 保持ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体保持方法
TW201938304A (zh) 助焊劑轉移治具及助焊劑轉移方法
JP2010092906A (ja) 吸着ヘッド、球状粒体搭載装置および球状粒体吸着方法
JP2004253770A (ja) 導電性ボールの配列方法および配列装置
JP5242357B2 (ja) 吸着ヘッド、球状体搭載装置および球状体吸着方法
JP2010027765A (ja) ボール搭載装置
JP5553234B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置
JP2006148146A (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP4987350B2 (ja) 微小ボールの除去方法及び除去装置
JP4995508B2 (ja) 微小ボールをピックアップするための装置およびその制御方法
JP3039543B1 (ja) はんだ印刷装置
KR101395969B1 (ko) 도전성 볼의 탑재 방법 및 탑재 장치
JP7035273B2 (ja) 電子部品剥離装置及び電子部品の剥離方法
JP4091882B2 (ja) 微細導電性ボール搭載装置の配列ヘッド
JPH10242630A (ja) ソルダボールの搭載方法およびその装置
JP2005328017A (ja) 導電性粒子の配列装置
JP4092707B2 (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP2008091633A (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP2014027070A (ja) 球状体搭載装置