JP2010097253A - バス運行システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の経路に沿って運行する路線バス1に搭載された運行支援端末10と、利用者2が携帯し運行支援端末1と通信可能な予約端末20とを備える。予約端末20は、その経路上の乗車位置及び降車位置を含む予約情報を運行支援端末10に送信し、運行支援端末10は、予約情報を適正時に運転手に通知する。好ましくは、さらに運行支援端末10及び予約端末20と通信する予約支援装置30を備える。予約支援装置30は、予約端末20と通信して予約操作を支援するとともに、予約端末20の予約情報を特定の路線バス1の運行支援端末10に転送する。
【選択図】図1
Description
そのため、このシステムでは、多数乗員型車両(バス)の位置と、それぞれのバスの予定ルートに沿った交通状況とは連続的にモニタされる。例えば、電話を介して、乗車地点、目的地、希望到着時刻、乗客の数を特定した乗車の要求を受信すると、その要求を満足する目的地への適切なルートが決定される。ルートは、すべての乗客が要求している利用の乗車地点、乗客の目的地、それぞれのバスの現在の位置、それぞれのバスの現在の予定されているルート、交通状況、の関数として決定される。さらに、随意的には、決定された乗客のパスは、その乗客が希望する到着時刻の関数とすることもできるものである。
そのため、このシステムでは、図3に示すように、乗車予約が発生した場合、センター53で乗車予約を受け付け、乗車予約に応じて運行ルートを決め、運行ルートで運行指示を移動体54に対して行う乗車予約システム51において、センター53は、移動体電話55と移動体電話基地局56との通信により情報発信者の位置を特定する位置特定機能57をもち、位置特定機能57からの発信者情報に基づいて乗車予約を行う特定人の所在位置を特定し、所在位置あるいはその近傍位置からの乗車予約を行い、予約された場所に停車させるべく運行ルートを設定するものである。
また、特許文献2のシステムには、移動体電話の位置通知機能を利用して乗車希望者の現在位置を把握し、予約ルート入力の手間を軽減する方法と、乗車位置に乗車希望者が接近したときに乗車希望者に通知する方法が提案されている。
また、特許文献2のシステムには、上記欠点を解決するための方法が示されているが、センターでの処理が複雑であり現行の公共交通インフラを利用することが困難である問題点がある。
利用者が携帯し前記運行支援端末と通信可能な予約端末とを備え、
前記予約端末は、その経路上の乗車位置及び降車位置を含む予約情報を前記運行支援端末に送信し、
前記運行支援端末は、前記予約情報を適正時に路線バスの運転手に通知する、ことを特徴とするバス運行システムが提供される。
該予約支援装置は、前記予約端末と通信して予約操作を支援するとともに、予約端末の前記予約情報を特定の路線バスの運行支援端末に転送する。
これにより、運転手がその予約情報に基づき、利用者の希望する経路上の任意の場所で停車することで、利用者は経路上のどこからでも乗車し、かつどこででも降車することができる。
また路線バスにとっては停止位置が増えるだけなので運行時間に大きな影響は無い。さらに利用者にとっては徒歩での移動距離が少なくなる。
従って、自家用車やタクシーなどから路線バスを利用する人が増えることにより、エネルギー問題や環境問題への対策ができ、環境負荷を軽減することができる。
この図に示すように、本発明のバス運行システムは、所定の経路aに沿って運行する路線バス1に搭載された運行支援端末10、および利用者が携帯し運行支援端末10と通信可能な予約端末20を備える。
またこの例では、本発明のバス運行システムは、さらに運行支援端末10及び予約端末20と通信する予約支援装置30を備える。運行支援端末10、予約端末20及び予約支援装置30は、同一又は異なる無線通信装置、例えばインターネットを介してリアルタイムかつ双方向に通信できるようになっている。
以下、予約支援装置30がある場合について説明する。
所定の経路aは、予め決まっているのが好ましいが、必要に応じて変更できるものでもよい。
また、予約支援装置30は、1台に限定されず、リアルタイムにデータを共有する限りで複数であってもよい。
以下、この図に沿って、本発明による予約処理を以下説明する。
また、操作が困難な利用者のために、路線バス運行管理センター3のオペレータが音声で上記操作を代行もしくは支援してもよい。
なお、予約端末20から直接、運行支援端末10へ予約情報を送信してもよい。すなわち、前述のバス路線検索機能も含め予約端末20に機能を集約する場合は、予約支援装置30は省略することが可能である。
また、乗車予定者が乗車した場合に、乗車登録をする(S8)。
また、運行支援端末10は、予約された降車位置についても同様に臨時停車位置を表示し、適正時、例えば停車位置が近づいたときに運転手に降車予定者がいることを通知する(S9:降車位置表示、S10:降車位置アナウンス)。
予約はキャンセルできるが、予約した路線バスに乗らない場合や、予約した場所で降りない場合に、次回予約を受け付けないなど、不正な予約を起こさないための対策を行ってもよい。
また予約端末に運賃支払い機能をもたせてもよい。また、前もって予約した運賃を引き落としてもよい。
これにより、運転手がその予約情報に基づき、利用者の希望する経路上の任意の場所で停車することで、利用者は経路上のどこからでも乗車し、かつどこででも降車することができる。
また路線バス1にとっては停止位置が増えるだけなので運行時間に大きな影響は無い。さらに利用者にとっては徒歩での移動距離が少なくなる。
従って、自家用車やタクシーなどから路線バスを利用する人が増えることにより、エネルギー問題や環境問題への対策ができ、環境負荷を軽減することができる。
10 運行支援端末、20 予約端末、
30 予約支援装置、40 降車位置予約端末
Claims (4)
- 所定の経路に沿って運行する路線バスに搭載された運行支援端末と、
利用者が携帯し前記運行支援端末と通信可能な予約端末とを備え、
前記予約端末は、その経路上の乗車位置及び降車位置を含む予約情報を前記運行支援端末に送信し、
前記運行支援端末は、前記予約情報を適正時に路線バスの運転手に通知する、ことを特徴とするバス運行システム。 - 前記運行支援端末及び予約端末と通信する予約支援装置を備え、
該予約支援装置は、前記予約端末と通信して予約操作を支援するとともに、予約端末の前記予約情報を特定の路線バスの運行支援端末に転送する、ことを特徴とする請求項1に記載のバス運行システム。 - 前記予約支援装置は、予約端末の現在位置から降車位置までの最適バス経路、乗車予定時刻、降車予定時刻、及び運賃を含む予約支援情報を前記予約端末に通知する、ことを特徴とする請求項2に記載のバス運行システム。
- 前記各路線バスは、降車位置を予約するための降車位置予約端末を搭載することを特徴とする請求項1に記載のバス運行システム。
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