JP2010096162A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁の圧電素子の温度を、これを直接、検出するセンサを用いることなく、精度良く推定でき、燃料噴射量を高い精度で制御できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】本発明による内燃機関3の燃料噴射制御装置1は、設定された燃料噴射量QFCMDに応じて、駆動電圧ADRVおよび印可時間TENZを設定する(ステップ2、7)。また、燃料噴射弁4に流入する燃料の温度を第1燃料温度TF1として算出し(ステップ11〜13)、燃料噴射弁4に流入する燃料の流量を第1燃料流量QF1として算出する(ステップ14〜16)。第1燃料温度TF1および第1燃料流量QF1に応じて、圧電素子4aの温度TPIEZOを推定し(ステップ17、18)、推定された圧電素子4の温度TPIEZOに応じて、駆動電圧ADRVおよび印可時間TENZの少なくとも一方を補正する(ステップ4、6)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、圧電素子を有する燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
従来のこの種の内燃機関の燃料噴射制御装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この燃料噴射制御装置では、内燃機関の運転状態に応じて、燃料噴射時間を設定する。また、燃料噴射弁の圧電素子の温度を温度センサで直接、検出し、検出された圧電素子の温度に応じて、圧電素子に印可される駆動電圧を補正する。この補正により、温度に応じた圧電素子の伸縮量の変化に起因する燃料噴射量のばらつきを補償し、燃料噴射量を精度良く制御するようにしている。
また、この特許文献1には、圧電素子の温度を直接、検出するのに代えて、圧電素子の温度を代表する温度として、内燃機関の温度あるいはその冷却水の温度をセンサで検出し、その検出結果に応じて、駆動電圧を補正することも開示されている。
しかし、内燃機関の制御では一般に、圧電素子の温度が他の用途に用いられることは少ないので、圧電素子の温度を温度センサで直接、検出する場合には、ほとんど駆動電圧を補正するためだけの専用のものとして、温度センサを設けることになるため、その分、コストが増加してしまう。また、圧電素子の温度に代えて、内燃機関の温度やその冷却水の温度をセンサで検出する場合には、それらの検出部位が圧電素子の位置から比較的離れているため、検出された温度は圧電素子の温度を必ずしも正確には表さない。このため、検出された温度をそのまま用いて駆動電圧を補正しても、燃料噴射量のばらつきを適切に補償できず、高い制御精度を得ることはできない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、燃料噴射弁の圧電素子の温度を、これを直接、検出するセンサを用いることなく、精度良く推定でき、それにより、燃料噴射量を高い精度で制御することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
特開平1−187345号公報
この目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、圧電素子4aを有する燃料噴射弁4を備える内燃機関3において、圧電素子4aに駆動電圧VDRVを印可することによって、燃料噴射弁4から噴射される燃料噴射量を制御する内燃機関3の燃料噴射制御装置1であって、内燃機関3の運転状態(実施形態における(以下、本項において同じ)エンジン回転数NE、アクセル開度AP)を検出する運転状態検出手段(ECU2、クランク角センサ23、アクセル開度センサ25)と、検出された内燃機関3の運転状態に応じて、燃料噴射量(目標燃料噴射量QFCMD)を設定する燃料噴射量設定手段(ECU2、ステップ1)と、設定された燃料噴射量に応じて、駆動電圧(駆動電圧の基本値ABASE)および駆動電圧の印可時間TENZを設定する電圧設定手段(ECU2、ステップ2、7)と、燃料噴射弁4に流入する燃料の温度を第1燃料温度TF1として検出する第1燃料温度検出手段(ECU2、ステップ11〜13)と、燃料噴射弁4に流入する燃料の流量を第1燃料流量QF1として検出する第1燃料流量検出手段(ECU2、ステップ14〜16)と、検出された第1燃料温度TF1および第1燃料流量QF1に応じて、圧電素子4aの温度(圧電素子温度TPIEZO)を推定する圧電素子温度推定手段(ECU2、ステップ17、18)と、推定された圧電素子4の温度に応じて、駆動電圧および印可時間の少なくとも一方を補正する電圧補正手段(ECU2、ステップ4、6)と、を備えることを特徴とする。
この内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、検出された内燃機関の運転状態に応じて、燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量が設定されるとともに、設定された燃料噴射量に応じて、燃料噴射弁の圧電素子に印可される駆動電圧およびその印可時間が設定される。また、燃料噴射弁に流入する燃料の温度が第1燃料温度として検出され、燃料噴射弁に流入する燃料の流量が第1燃料流量として検出される。そして、検出されたこれらの第1燃料温度および第1燃料流量に応じ、圧電素子温度検出手段によって、圧電素子の温度が推定されるとともに、推定された圧電素子の温度に応じ、電圧補正手段によって、駆動電圧および印可時間の少なくとも一方が補正される。なお、本明細書における「検出」には、パラメータをセンサで検出し、求めることに加え、算出などによって求めることも含むものとする。
圧電素子が燃料噴射弁に設けられているため、圧電素子の温度は、燃料噴射弁に流入する燃料の温度(第1燃料温度)および流量(第1燃料流量)と高い相関性を有する。例えば、第1燃料温度が高いほど、それに応じて圧電素子の温度もより高くなり、第1燃料流量が多いほど、第1燃料温度に対する圧電素子の温度変化の応答性はより高くなる。このため、検出された第1燃料温度および第1燃料流量をパラメータとして用いることにより、圧電素子の温度を精度良く推定することができる。したがって、推定された圧電素子の温度に応じ、駆動電圧および/または印可時間を補正することによって、温度に応じた圧電素子の伸縮量の変化に起因する燃料噴射量のばらつきを適切に補償することができる。以上のように、本発明によれば、圧電素子の温度を、これを直接、検出するセンサを用いることなく、精度良く推定でき、それにより、燃料噴射量を高い精度で制御することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、圧電素子温度推定手段は、第1燃料温度TF1に対する圧電素子4aの温度の応答遅れの度合いを表す応答遅れパラメータ(重み係数KW)を、第1燃料流量QF1に応じて設定する応答遅れパラメータ設定手段(ECU2、ステップ17、図5)と、第1燃料温度TF1を、設定された応答遅れパラメータによる応答遅れを有するようにフィルタリングすることによって、圧電素子4の温度を算出するフィルタリング手段(ECU2、ステップ18)と、を有することを特徴とする。
前述したように、圧電素子の温度は、第1燃料温度に対し、第1燃料流量に応じた応答遅れをもって変化する。上記の構成によれば、第1燃料温度に対する圧電素子の温度の応答遅れの度合いを表す応答遅れパラメータを、第1燃料流量に応じて設定するとともに、第1燃料温度を、設定された応答遅れパラメータによる応答遅れを有するようにフィルタリングすることによって、圧電素子の温度を算出する。したがって、このようなフィルタリングにより、第1燃料流量に応じた応答遅れを良好に反映させながら、第1燃料温度に応じて圧電素子の温度を精度良く推定することができ、それに基づく燃料噴射量の制御を高い精度で行うことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料噴射弁4は、燃料供給通路7を介して供給された燃料を蓄圧する蓄圧室(コモンレール9)から燃料を供給されるように構成されており、燃料供給通路7を流れる燃料の温度を第2燃料温度TF2として検出する第2燃料温度検出手段(燃料温度センサ21)と、蓄圧室内の燃料の圧力(コモンレール圧PF)を検出する燃料圧力検出手段(燃料圧力センサ22)と、蓄圧室に流入する燃料の流量を温度を第2燃料流量QF2として検出する第2燃料流量検出手段(ECU2、ステップ12)と、をさらに備え、第1燃料温度検出手段は、検出された第2燃料温度TF2、燃料圧力および第2燃料流量QF2に基づいて、第1燃料温度TF1を検出する(ステップ11〜13)ことを特徴とする。
この構成によれば、燃料は、燃料供給通路から蓄圧室に供給され、蓄圧されるとともに、蓄圧室から燃料噴射弁に供給される。このため、燃料噴射弁に流入する燃料の温度(第1燃料温度)は、燃料供給通路を流れる燃料の温度(第2燃料温度)、蓄圧室内の燃料の圧力、および蓄圧室に流入する燃料の流量(第2燃料流量)と高い相関性を有する。例えば、第2燃料温度が高いほど、また、蓄圧室内の燃料の圧力が高いほど、第1燃料温度はより高くなり、第2燃料流量が多いほど、第1燃料温度の変化の応答性はより高くなる。したがって、第2燃料温度、蓄圧室内の燃料の圧力および第2燃料流量を検出するとともに、検出されたこれらの3つのパラメータに基づいて、第1燃料温度を精度良く検出することができる。その結果、第1燃料温度に応じた圧電素子の温度の推定と、それに基づく燃料噴射量の制御を、高い精度で行うことができる。
請求項4に係る発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料噴射弁4は、燃料を蓄圧する蓄圧室(コモンレール9)から燃料を供給されるように構成されており、蓄圧室内の燃料の圧力(コモンレール圧PF)を検出する燃料圧力検出手段(燃料圧力センサ22)と、蓄圧室に流入する燃料の流量を温度を第2燃料流量QF2として検出する第2燃料流量検出手段(ECU2、ステップ12)と、燃料噴射弁4から噴射された燃料量を消費燃料量QFCONSPとして検出する消費燃料量検出手段(ECU2、ステップ15)と、をさらに備え、第1燃料流量検出手段は、検出された燃料圧力、第2燃料流量QF2および消費燃料量QFCONSPに基づいて、第1燃料流量QF1を検出する(ステップ14〜16)ことを特徴とする。
この構成によれば、燃料を蓄圧する蓄圧室から燃料噴射弁に燃料が供給される。このため、燃料噴射弁に流入する燃料の流量(第1燃料流量)は、蓄圧室内の燃料の圧力、蓄圧室に流入する燃料の流量(第2燃料流量)、および燃料噴射弁から噴射された噴射燃料量と高い相関性を有し、これらの3つのパラメータが大きいほど、より大きくなる。したがって、検出されたこれらの3つのパラメータに基づいて、第1燃料流量を精度良く検出でき、その結果、第1燃料流量に応じた圧電素子の温度の推定と、それに基づく燃料噴射量の制御を、高い精度で行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は、本実施形態による燃料噴射制御装置1を、これを適用した内燃機関3とともに概略的に示している。この燃料噴射制御装置1は、内燃機関3の燃料噴射制御処理を含む各種の制御処理を実行するECU2を備えている。
内燃機関(以下「エンジン」という)3は、車両(図示せず)に搭載された直列4気筒型のディーゼルエンジンである。エンジン3の各気筒(図示せず)には、燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)4が設けられている。インジェクタ4は、燃料供給装置5に接続されており、この燃料供給装置5から供給された燃料を気筒内に噴射する。
また、インジェクタ4は、圧電素子4aを内蔵したタイプのものである。この圧電素子4aは、例えば積層された多数の圧電素子板(図示せず)で構成されており、電圧が印可されることによって歪み、ニードル(図示せず)を開くことによって、インジェクタ4から燃料が噴射される。インジェクタ4から噴射される燃料噴射量は、圧電素子4aに印可される駆動電圧VDRVおよびその印可時間TENZを、ECU2からの駆動信号で制御することによって、制御される。
燃料供給装置5は、燃料を貯留する燃料タンク6と、燃料タンク6に燃料供給通路7を介して接続され、燃料を高圧状態で蓄圧するコモンレール9と、燃料供給通路7の途中に設けられた燃料ポンプ10を有している。
燃料ポンプ10は、エンジン3のクランクシャフト(図示せず)に連結され、それにより駆動されるものであり、燃料タンク6内の燃料を、高圧に昇圧し、燃料供給通路7を介してコモンレール9に圧送する。
燃料ポンプ10には、燃料調量弁10aが設けられている。燃料調量弁10aは、ソレノイドとスプール弁機構を組み合わせたものであり、燃料ポンプ10に供給される燃料量を調整するとともに、不要な燃料を、燃料戻し通路12を介して燃料タンク6に戻すという機能を有する。これらの燃料ポンプ10への供給燃料量および燃料タンク6への戻し燃料量は、燃料調量弁10aに供給される電流のデューティ比(以下「調量弁デューティ比」という)TDUTYをECU2で制御することによって、制御される。
また、コモンレール9は、燃料供給通路7と並列の燃料戻し通路8を介して、燃料タンク6に接続されており、コモンレール9の燃料戻し通路8との接続部分には、電磁リリーフ弁13が設けられている。電磁リリーフ弁13は、常開式の電磁弁で構成されており、供給される電流のデューティ比(以下「リリーフ弁デューティ比」という)REDUTYをECU2で制御することにより、その弁開度が無段階に変化することによって、コモンレール9から燃料タンク6への戻し燃料量が制御される。
以上の構成によれば、調量弁デューティ比TDUTYにより、コモンレール9に流入する燃料量を制御するとともに、リリーフ弁デューティ比REDUTYにより、コモンレール9から流出する燃料量を制御することによって、コモンレール9内の燃料の圧力が制御される。これにより、コモンレール9内に、燃料が高圧状態で蓄圧され、コモンレール9内の燃料は、燃料噴射通路14を介してインジェクタ4に送られる。
燃料供給通路7には、燃料調量弁10aの入口付近に、燃料温度センサ21が設けられている。この燃料温度センサ21は、燃料供給通路7を流れる燃料の温度(以下「第2燃料温度」という)TF2を検出し、その検出信号をECU2に出力する。また、コモンレール9には、燃料圧力センサ22が取り付けられている。燃料圧力センサ22は、コモンレール9内の燃料の圧力(以下「コモンレール圧」という)PFを検出し、その検出信号をECU2に出力する。
エンジン3には、例えばマグネットロータおよびMREピックアップで構成されたクランク角センサ23が設けられている。クランク角センサ23は、エンジン3のクランクシャフトの回転に伴い、パルス信号であるCRK信号およびTDC信号をECU2に出力する。CRK信号は、所定クランク角(例えば10゜)ごとに出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。また、TDC信号は、エンジン3の各気筒のピストン(図示せず)が吸気行程のTDC位置よりも若干、手前の所定のクランク角位置にあることを表す信号であり、本実施形態のように4気筒の場合には、クランク角180゜ごとに出力される。
また、エンジン3のシリンダブロック(図示せず)には、エンジン水温センサ24が取り付けられている。エンジン水温センサ24は、シリンダブロック内を循環する冷却水の温度であるエンジン水温TWを検出し、その検出信号をECU2に出力する。
ECU2にはさらに、アクセル開度センサ25から、アクセルペダル(図示せず)の操作量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が、電圧センサ26から、インジェクタ4の圧電素子4aに印可されている実際の電圧VACTを表す検出信号が、それぞれ出力される。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROMなどから成るマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサ21〜26からの検出信号に応じて、エンジン3および燃料供給装置5の運転状態を判別するとともに、判別したこれらの運転状態に応じ、インジェクタ4の燃料噴射制御処理を含むエンジン3の制御処理を実行する。
なお、ECU2は、本実施形態において、運転状態検出手段、燃料噴射量設定手段、電圧設定手段、第1燃料温度検出手段、第1燃料流量検出手段、圧電素子温度推定手段、電圧補正手段、応答遅れパラメータ設定手段、フィルタリング手段、第2燃料流量検出手段、および消費燃料量検出手段に相当する。
図2は、ECU2によって実行される燃料噴射制御処理を示している。この燃料噴射制御処理は、インジェクタ4の圧電素子4aの温度TPIEZOを推定し、推定された圧電素子温度TPIEZOに応じて、圧電素子4aへの駆動電圧VDRVを補正することにより、インジェクタ4から実際に噴射される燃料噴射量を、設定された目標燃料噴射量QFCMDになるように制御するものである。本処理は、TDC信号の発生に同期して実行される。
本処理では、まずステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、目標燃料噴射量QFCMDを算出する。この目標燃料噴射量QFCMDの算出は、エンジン3の要求トルクPMCMDおよびエンジン回転数NEに基づき、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、基本値を算出するとともに、この基本値を、エンジン水温TWその他のエンジン3の運転状態を表すパラメータに応じて補正することにより、算出される。また、要求トルクPMCMDは、アクセル開度APおよびエンジン回転数NEに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、算出される。
次に、ステップ2において、算出した目標燃料噴射量QFCMDに応じ、所定のマップを検索することによって、駆動電圧VDRVの基本値VBASEを算出する。図示しないが、このマップでは、基本値VBASEは、目標燃料噴射量QFCMDが大きいほど、より大きな値に設定されている。
次いで、圧電素子温度TPIEZOを推定する(ステップ3)。その算出は、後述する図4のサブルーチンに従って行われる。
次に、ステップ4において、推定した圧電素子温度TPIEZOに応じ、図3に示すマップを検索することによって、温度補正係数KPIEZOを算出する。この温度補正係数KPIEZOは、温度に応じた圧電素子4aの伸縮量の変化に起因する燃料噴射量のばらつきを補償するためのものである。圧電素子は一般に、その温度が所定温度のときに伸縮量が最大になり、この所定温度から離れるほど、伸縮量が減少するという特性を有している。このため、図3のマップでは、温度補正係数KPIEZOは、圧電素子温度TPIEZOが所定温度TOPTのときに最小値KMIN(例えば1.0)に設定され、所定温度TOPTから離れるほど、より大きな値に設定されている。
次いで、駆動電圧VDRVのフィードバック補正値ΔVFBを算出する(ステップ5)。このフィードバック補正値ΔVFBの算出は、電圧センサ26で検出された実際の駆動電圧VACTが、設定された駆動電圧VDRVに収束するよう、例えばPIDフィードバック制御によって行われる。
次に、ステップ3〜5で算出されたパラメータを用い、次式(1)によって駆動電圧VDRVを算出する(ステップ6)。
VDRV=VBASE×KPIEZO+ΔVFB ・・・(1)
最後に、目標燃料噴射量QFCMDに応じ、所定のマップを検索することによって、駆動電圧の印可時間TENZを算出し(ステップ7)、本処理を終了する。図示しないが、このマップでは、印可時間TENZは、目標燃料噴射量QFCMDが大きいほど、より大きな値に設定されている。
次に、図2のステップ3で実行される圧電素子温度TPIEZOの推定処理を、図4のサブルーチンを参照しながら説明する。まずステップ11では、検出されたエンジン水温TWと、燃料温度センサ21で検出された第2燃料温度TF2に応じ、所定のマップを検索することによって、第1燃料温度TF1(インジェクタ4に流入する燃料の温度)の基本値TF1BASEを算出する。
図示しないが、このマップでは、基本値TF1BASEは、エンジン水温TWが高いほど、また、第2燃料温度TF2が高いほど、より大きな値に設定されている。これは、エンジン水温TWが高いほど、エンジン3自体の温度が高いことから、また、第2燃料温度TF2が高いほど、燃料供給通路7を流れる燃料の温度が高いことから、インジェクタ4に流入する燃料の温度がより高いと推定されるためである。
次に、ステップ12では、燃料圧力センサ22で検出されたコモンレール圧PFと、第2燃料流量QF2に応じ、所定のマップを検索することによって、基本値TF1BASEを補正するための補正係数KF1を算出する。第2燃料流量QF2は、コモンレール9に流入する燃料の流量に相当するものであり、例えば燃料調量弁10aに出力されている調量弁デューティ比TDUTYに基づいて算出される。図示しないが、このマップでは、補正係数KF1は、コモンレールPFが高いほど、また、第2燃料流量QF2が大きいほど、より大きな値に設定されている。
次いで、ステップ13において、ステップ11で算出された基本値TF1BASEに、ステップ12で算出された補正係数KF1を乗算することによって、第1燃料温度TF1を算出する(TF1=TF1BASE×KF1)。
次に、ステップ14では、ステップ12と同じパラメータであるコモンレール圧PFおよび第2燃料流量QF2に応じ、所定のマップを検索することによって、第1燃料流量QF1(インジェクタ4に流入する燃料の流量)の基本値QF1BASEを算出する。図示しないが、このマップでは、基本値QF1BASEは、コモンレール圧PFが高いほど、また、第2燃料流量QF2が大きいほど、インジェクタ4に流入する燃料の流量が大きいと推定されることから、より大きな値に設定されている。
次に、消費燃料量QFCONSPを算出する(ステップ15)。この消費燃料量QFCONSPは、インジェクタ4において実際に消費された燃料量を表すものであり、例えば、コモンレール圧PFおよびインジェクタ4の印可時間TENZに応じ、所定のマップを検索することによって、算出される。図示しないが、このマップでは、消費燃料量QFCONSPは、コモンレール圧PFが高いほど、また、印可時間TENZが大きいほど、インジェクタ4から実際に噴射される燃料量が大きくなるため、より大きな値に設定されている。
次いで、ステップ16において、ステップ14で算出された基本値QF1BASEに、ステップ15で算出された消費燃料量QFCONSPを加算することによって、第1燃料流量QF1を算出する(QF1=QF1BASE+QFCONSP)。
次に、算出した第1燃料流量QF1に応じ、図5に示すマップを検索することによって、重み係数KWを算出する(ステップ17)。このマップでは、重み係数KWは、0〜1の範囲内で、第1燃料流量QF1が小さいほど、より大きな値に設定されている。
次に、ステップ18において、ステップ13で算出された第1燃料温度TF1に重み係数KWを適用し、次式(2)によって圧電素子温度TPIEZOを算出し、本処理を終了する。
TPIEZO=TPIEZOZ×KW+TF1×(1−KW) ・・・(2)
ここで、TPIEZOZは、圧電素子温度の前回値である。
以上のような重み係数KWを用いた加重平均(フィルタリング)により、圧電素子温度TPIEZOは、第1温度TF1に対して応答遅れを有するように算出される。この場合、重み係数KWは、第1温度TF1に対する圧電素子TPIEZOの応答遅れの度合いを表し、上述したように、第1燃料流量QF1が小さいほど、より大きな値に設定される。したがって、圧電素子温度TPIWZOは、インジェクタ4に流入する燃料の流量が小さいほど、第1温度TF1に対する応答遅れが大きくなるように算出される。
以上のように、本実施形態によれば、設定された目標燃料噴射量QFCMDに応じて、インジェクタ4の圧電素子4aへの駆動電圧VDRVの基本値VBASEおよび印可時間TENZを算出する(ステップ2、7)。また、インジェクタ4に流入する燃料の温度である第1燃料温度TF1と、インジェクタ4に流入する燃料の流量である第1燃料流量QF1を算出する(ステップ13、16)。そして、算出された第1燃料温度TF1および第1燃料流量QF1に応じ、圧電素子温度TPIEZOを推定する(ステップ18)とともに、推定された圧電素子温度TPIEZOに応じ、基本値VBASEを補正することによって、駆動電圧VDRVを算出する(ステップ6)。
このように、第1燃料温度TF1および第1燃料流量QF1をパラメータとして、圧電素子温度TPIEZOを推定するので、これを直接、検出するセンサを用いることなく、圧電素子温度TPIEZOを精度良く推定することができる。したがって、推定された圧電素子温度TPIEZOに応じ、駆動電圧VDRVを補正することによって、温度に応じた圧電素子4aの伸縮量の変化に起因する燃料噴射量のばらつきを適切に補償しながら、実際に噴射される燃料噴射量を、目標燃料噴射量QFCMDになるように高い精度で制御することができる。
また、第1燃料流量QF1が小さいほど、重み係数KWをより大きな値に設定する(ステップ17、図5)とともに、重み係数KWを用いた加重平均により第1燃料温度TF1をフィルタリングすることによって、圧電素子温度TPIEZOを算出する(ステップ18)。これにより、第1燃料流量QF1に応じた応答遅れを良好に反映させながら、圧電素子温度TPIEZOを、第1燃料温度TF1に対して応答遅れを有するように精度良く推定でき、それに基づく燃料噴射量の制御をより高い精度で行うことができる。
さらに、第2燃料温度TF2およびコモンレール圧PFを検出し、コモンレール9に流入する燃料の流量である第2燃料流量QF2を算出するとともに、相関性の高いこれら3つのパラメータを用いて、第1燃料温度TF1を算出する(ステップ11〜13)ので、第1燃料温度TF1を精度良く求めることができる。その結果、第1燃料温度TF1に応じた圧電素子温度TPIEZOの推定と、それに基づく燃料噴射量の制御を、さらに高い精度で行うことができる。
また、コモンレール圧PFおよび第2燃料流量QF2を検出するとともに、インジェクタ4において実際に消費された燃料量である消費燃料量QFCONSPを算出し、相関性の高いこれらの3つのパラメータを用いて、第1燃料流量QF1を算出する(ステップ14〜16)ので、第1燃料流量QF1を精度良く求めることができる。その結果、第1燃料流量QF1に応じた圧電素子温度TPIEZOの推定と、それに基づく燃料噴射量の制御を、さらに高い精度で行うことができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、推定した圧電素子温度TPIEZOに応じて駆動電圧VDRVを補正しているが、これに代えて、またはこれとともに、圧電素子温度TPIEZOに応じて印可時間TENZを補正してもよい。この場合においても、温度に応じた圧電素子4aの伸縮量の変化に起因する燃料噴射量のばらつきを適切に補償でき、燃料噴射量を高い精度で制御することができる。
また、実施形態では、第1燃料温度TF1をフィルタリングし、圧電素子温度TPIEZOを算出するフィルタリング手段として、重み係数KWを用いた加重平均を採用しているが、第1燃料温度TF1を応答遅れを有するようにフィルタリングできるものであれば、適当な任意の手段を採用でき、例えば、第1燃料流量QF1に応じて、第1燃料温度TF1の応答遅れを表す時定数を設定してもよい。
さらに、実施形態では、第1燃料温度TF1を、第2燃料温度TF2、コモンレール圧PFおよび第2燃料流量QF2の計3つのパラメータを用いて、第1燃料流量QF1を、コモンレール圧PF、第2燃料流量QF2および消費燃料量QFCONSPの計3つのパラメータを用いて、それぞれ求めているが、これらのパラメータに代えてまたは加えて、適当な他のパラメータを用いることも、本発明の範囲内である。
また、圧電素子温度TPIEZOを推定するための各種のパラメータのうち、第2燃料温度TF2およびコモンレール圧PFについては、燃料温度センサ21および燃料圧力センサ22でそれぞれ検出し、他のパラメータについては、算出によって求めているが、求めたパラメータの精度が保たれる限り、センサによる検出と算出を入れ替えて行ってもよい。さらに、図3および図5に示したマップは、あくまで例示であり、圧電素子4aの温度特性や燃料供給装置5の燃料の輸送特性などに応じて適宜、変更することができる。
また、実施形態は、本発明を車両用のディーゼルエンジンに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、クランク軸を鉛直方向に配置した船外機などのような船舶推進機用の内燃機関を含む、様々な産業用の内燃機関に適用できることはもちろんである。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
本発明の実施形態による燃料噴射制御装置を、これを適用した内燃機関とともに概略的に示す図である。 燃料噴射制御処理を示すフローチャートである。 燃料噴射制御処理で用いられる温度補正係数を設定するためのマップである。 圧電素子温度の推定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図4の推定処理で用いられる重み係数を設定するためのマップである。
符号の説明
1 燃料噴射制御装置
2 ECU(運転状態検出手段、燃料噴射量設定手段、電圧設定手段、第1燃料温度 検出手段、第1燃料流量検出手段、圧電素子温度推定手段、電圧補正手段、応答 遅れパラメータ設定手段、フィルタリング手段、第2燃料流量検出手段、消費燃 料量検出手段)
3 内燃機関
4 燃料噴射弁
4a 圧電素子
7 燃料供給通路
9 コモンレール(蓄圧室)
21 燃料温度センサ(第2燃料温度検出手段)
22 燃料圧力センサ(燃料圧力検出手段)
23 クランク角センサ(運転状態検出手段)
25 アクセル開度センサ(運転状態検出手段)
NE エンジン回転数(内燃機関の運転状態)
AP アクセル開度(内燃機関の運転状態)
QFCMD 目標燃料噴射量(燃料噴射量)
VDRV 圧電素子の駆動電圧
TENZ 圧電素子の印可時間
TF1 第1燃料温度
QF1 第1燃料流量
TPIEZO 圧電素子温度(圧電素子の温度)
KPIEZO 温度補正係数
KW 重み係数
TF2 第2燃料温度
PF コモンレール圧(蓄圧室内の燃料の圧力)
QF2 第2燃料流量
QFCONSP 消費燃料量

Claims (4)

  1. 圧電素子を有する燃料噴射弁を備える内燃機関において、前記圧電素子に駆動電圧を印可することによって、前記燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    当該検出された内燃機関の運転状態に応じて、前記燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と、
    当該設定された燃料噴射量に応じて、前記駆動電圧および当該駆動電圧の印可時間を設定する電圧設定手段と、
    前記燃料噴射弁に流入する燃料の温度を第1燃料温度として検出する第1燃料温度検出手段と、
    前記燃料噴射弁に流入する燃料の流量を第1燃料流量として検出する第1燃料流量検出手段と、
    前記検出された第1燃料温度および第1燃料流量に応じて、前記圧電素子の温度を推定する圧電素子温度推定手段と、
    当該推定された圧電素子の温度に応じて、前記駆動電圧および前記印可時間の少なくとも一方を補正する電圧補正手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記圧電素子温度推定手段は、
    前記第1燃料温度に対する前記圧電素子の温度の応答遅れの度合いを表す応答遅れパラメータを、前記第1燃料流量に応じて設定する応答遅れパラメータ設定手段と、
    前記第1燃料温度を、前記設定された応答遅れパラメータによる応答遅れを有するようにフィルタリングすることによって、前記圧電素子の温度を算出するフィルタリング手段と、を有することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 前記燃料噴射弁は、燃料供給通路を介して供給された燃料を蓄圧する蓄圧室から燃料を供給されるように構成されており、
    前記燃料供給通路を流れる燃料の温度を第2燃料温度として検出する第2燃料温度検出手段と、
    前記蓄圧室内の燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、
    前記蓄圧室に流入する燃料の流量を温度を第2燃料流量として検出する第2燃料流量検出手段と、をさらに備え、
    前記第1燃料温度検出手段は、前記検出された第2燃料温度、燃料圧力および第2燃料流量に基づいて、前記第1燃料温度を検出することを特徴とする、請求項1または2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 前記燃料噴射弁は、燃料を蓄圧する蓄圧室から燃料を供給されるように構成されており、
    前記蓄圧室内の燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、
    前記蓄圧室に流入する燃料の流量を温度を第2燃料流量として検出する第2燃料流量検出手段と、
    前記燃料噴射弁から噴射された燃料量を消費燃料量として検出する消費燃料量検出手段と、をさらに備え、
    前記第1燃料流量検出手段は、前記検出された燃料圧力、第2燃料流量および消費燃料量に基づいて、前記第1燃料流量を検出することを特徴とする、請求項1または2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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