JP2010095845A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部の温度上昇を効果的に抑制することができ、作業の邪魔にもなり難い、外付けの制御ボックスを備えた作業装置を提供する。
【解決手段】キャブ3やアタッチメント4、エンジン室5、発電機13、その発電機13の制御盤34を内蔵する制御ボックス6を備えた油圧ショベル等の作業機械である。エンジン室5内にはエンジン14を冷却する空冷式の熱交換装置15が装備されており、エンジン室5の上部に形成されたその外気取入口22に通じる第1開口31の上方に制御ボックス6が配設されている。制御ボックス6にはフィン37bを有する放熱器37が取り付けられていて、そのフィン37bが空気の流路側に臨んでいる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に関し、その中でも制御盤の冷却構造に関する。
従来より、この種の作業機械の中には、制御盤が内蔵されている制御ボックスをエンジン室と別に設けて外付けしたようなタイプがある(特許文献1、2)。このような制御ボックスは雨水や塵埃に曝されるため、雨水等の浸入を防止できるように略密閉状態にしてあるのが一般的である。
特開平8−20969号公報 特開2003−206550号公報
ところが、制御盤には比較的発熱量の多いリレーや抵抗等が組み付けられているため、このような略密閉状態にされた外付けの制御ボックスの場合には、特に内部温度が上昇し易い問題がある。そのため、例えば特許文献1では、制御ボックスの側面から横方に突き出すように放熱用のダクトを設けている。しかし、単にダクトを設けただけではそれほど熱交換効率は高くないし、ファン等を設けて強制的に換気しようとすればそれだけコストが高くつき、構造も複雑化する不利がある。ダクトから雨水等が浸入して防水性や防塵性を損なうおそれもある。
また、制御ボックスの大きさや取り付け位置によっては、運転室内からの視界を遮ってしまい、作業の邪魔になるという問題もある。そのため、制御ボックスはできるだけ小さくして作業視野から外れた所に取り付けるのが好ましいが、構造上取り付けられる範囲は限られているし、小さくすればそれだけ内容積が減って制御ボックス内の温度が更に上昇し易くなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、防水性や防塵性を損なうことなく内部の温度上昇を効果的に抑制することができ、作業の邪魔にもなり難い外付けの制御ボックスを備えた作業機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、エンジンを冷却する熱交換装置が吸い込む空気を利用して制御ボックスを冷却するようにした。
具体的には、下部走行体の上に上部旋回体が旋回可能に設けられ、この上部旋回体に、運転室と、作業装置を有するアタッチメントと、エンジンを収容するエンジン室と、制御盤を内蔵する制御ボックスとが備えられた作業機械であって、前記エンジン室内には、前記エンジンを冷却する空冷式の熱交換装置が装備されており、前記制御ボックスが、前記エンジン室外にあって前記熱交換装置の外気取入口が吸い込む空気の流路の近傍に配設されていることを特徴とするものである。
係る構成によれば、制御ボックスは、外気取入口に吸い込まれる比較的低温な空気の流路の近傍に位置しているため、常に流動する空気に接して冷却される。従って、比較的小さな略密閉状態の制御ボックスであっても既存の装置を利用して効率よく冷却することができ、その内部の温度上昇を効果的に抑制することができる。
より具体的には、前記エンジン室の上部に前記外気取入口に通じる第1開口が形成されていて、前記第1開口の上方に前記制御ボックスが配設されているものとすることができる。
そうすれば、制御ボックスで第1開口が覆われるようになるため、エンジン室内に異物が入り込むのを効果的に防ぐことができる。特に寒冷地では雪がエンジン室内に堆積して外気取入口を塞ぐおそれがあるため、それを阻止できる点で効果的である。エンジン室の上方に位置している分、制御ボックスによって上部旋回体の旋回半径が大きくならずに済む点でも有利である。
更に、前記制御ボックスの壁面には放熱器が取り付けられていて、この放熱器が前記空気の流路側に臨んでいるようにするのが好ましい。
そうすれば、制御ボックスを略密閉状態に保持したままで放熱器による熱伝導によって制御ボックス内を冷却できるため、より効果的である。
その場合、前記放熱器が前記空気の流路側に複数のフィンを有しているようにするとよい。よりいっそう熱交換効率が高まって、制御ボックス内を効果的に冷却することができる。
特に、前記エンジン室は、前記上部旋回体の後部の左右両側間にわたる部分に設けられ、前記運転室は、前記上部旋回体の前部の左右両側のいずれか一方の側に設けられ、前記第1開口が前記運転室のある一方の側に形成され、前記熱交換装置の熱気排出口に通じる第2開口が、前記第1開口から離れるように前記エンジン室の他方の側に形成されているものとしておくのが好ましい。
運転室内からはできるだけ下方の視野を確保したいという要望があるが、エンジン室の上方に位置する制御ボックスを運転室側に設けることで、運転室の反対側に設けるのに比べて運転室から制御ボックスまでの距離が短くなるため、その分運転室から見ることのできる下方の領域を大きくすることができる。冷却性が向上する分、制御ボックスを小型化できることと相俟って外付けの制御ボックスであっても作業の邪魔になり難い。
第1開口が熱気を排出する第2開口から離れて位置しているため、熱気の影響を避けて制御ボックスを効率よく冷却することができる。
その中でも、前記上部旋回体には、前記エンジン室の前部と前記運転室の側部とに近接して、前記作業装置を駆動するための発電機が備えられていて、前記制御盤が前記発電機の制御盤を含む場合に効果的である。
制御ボックスに比較的近い位置に発電機が備えられることから、両者を繋ぐケーブルの取り回しが楽であり、配線作業に優れるからである。
特に前記作業装置に電磁石が用いられている場合には、比較的大きな電流が使用されて制御盤が発熱し易いことから効果的である。
以上説明したように、本発明によれば、既存の装置を活用して、防水性や防塵性を損なうことなく制御ボックス内部の温度上昇を効果的に抑制することができ、生産性や耐久性に優れた作業機械を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に、本発明を適用した、リフティングマグネットを装備した作業機械(以下、単にリフマグ機ともいう)の全体を示す。このリフマグ機は、例えば、鉄スクラップなどを扱う金属リサイクル現場で使用される。
このリフマグ機は、クローラ型の下部走行体1の上に上部旋回体2が旋回可能に設けられており、その上部旋回体2に、キャブ3(運転室)やアタッチメント4、エンジン室5、制御ボックス6などが備えられている。尚、図1はリフマグ機の右側面図であり、以下、前後や左右等の方向はこの図を基準にして説明する。
図2は、上部旋回体2の平面図であり、同図に示すように、キャブ3は、上部旋回体2の前部の左側(作業機械の後側から見て)に設けられていて、その内部にはオペレータが着座するシートや操作機器などが備えられている(図示せず)。アタッチメント4は、そのキャブ3の右側部に隣接するように、上部旋回体2の前部においてその左右方向の中央部分に設けられている。アタッチメント4を挟んでキャブ3の反対側(上部旋回体2の前部右側)には、油圧機器が収納された機器収納室7や作動油タンク8、燃料タンク9などが設けられている。上部旋回体2の後部には、左右両側間にわたってエンジン室5が設けられていて、その前部はキャブ3や作動油タンク8、燃料タンク9と前後に隣接している。
アタッチメント4は、ブーム10や、ブーム10の先端部に連結されたアーム11、アーム11の先端部に連結されたリフティングマグネットと呼ばれる電磁石12(作業装置)などを有し、そのブーム10の基端部が上部旋回体2に設けられた支持部2aに起伏可能に支持されている。
電磁石12は、大電流を流すことによって例えば数百kgから数tにもなる鉄スクラップが吸着できる能力を有しており、この電磁石12を駆動するために、上部旋回体2には比較的大きな発電機13が設けられている。その発電機13は、図2に示すように、支持部2aの後方においてエンジン室5の前部とキャブ3の右側部とに近接する部分に設けられている。
エンジン室5は、その前側、左右両側及び上側を覆うカバー部材5aや、後側を覆うカウンタウエイト5bなどを有し、これらによってエンジン室5の内部に空間が区画形成されている。図3に示すように、カウンタウエイト5bの左側には開閉可能な開閉ガード5cが設けられ、カバー部材5aの上部にはボンネット5dが設けられている。
エンジン室5の内部には、エンジン14や、エンジン14を冷却する熱交換装置15、油圧ポンプ19などが備えられている。図4は、エンジン室5の内部を後方から見た概略図であり、エンジン室5内には、その左端部に外気を取り入れるための外気取入空間16が設けられ、その右端部に熱気を排出するための熱気排出空間17が設けられていて、これら外気取入空間16と熱気排出空間17との間の部分に、左側から順に空冷式の熱交換装置15、エンジン14、油圧ポンプ19が左右横並びに配設されている。油圧ポンプ19の右側には、熱気排出空間17に隣接してポンプ室17aが区画形成されている。
熱交換装置15には、左右方向の両側が開口する内側ダクト18と、この内側ダクト18の右側の開口に連なる熱交換器20と、熱交換器20の右側に配置されたファン21とが備えられている。内側ダクト18は、エンジン室5内において外気取入空間16を区画するようにカバー部材5aに取り付けられている。外気取入空間16に臨む、内側ダクト18の左側の開口は外気取入口22とされていて、その外気取入口22にはフィルタ23が着脱可能に装着されている。熱交換器20の下流側に当たる右側の側面にはファンケース24が取り付けられていて、その内部にファン21が配設されている。ファンケース24の右側部には開口が形成されていて、その開口が熱せられた空気(熱気)を排出する熱気排出口25となっている。
エンジン14の右側上部には、マフラー26aやサイレンサなどで構成された排気システム26が備えられている。図3に示すように、そのマフラー26aがカバー部材5aの上部を貫通し、その先端がエンジン室5の外側に突き出して、排気ガスを後方に向けて噴き出すように後方に屈曲している。
エンジン室5の左端上部に位置するカバー部材5aには、外気取入空間16に通じる第1開口31が形成されている。一方、エンジン室5の右端上部に位置するカバー部材5aには、熱気排出空間17に通じる第2開口32が形成されている。つまり、第1開口31と第2開口32とはそれぞれエンジン室5の左右両端に離れて形成されている。第1開口31には支持枠33が取り付けられているが、この支持枠33については制御ボックス6とともに後述する。
このように構成されたエンジン室5では、ファン21が駆動すると、図4の矢印線が示すように、第1開口31から外部の空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気は外気取入空間16、外気取入口22を通って熱交換器20に供給される。熱交換器20で熱せられた空気(熱気)は、エンジン14の周りを通って更にエンジン14の熱を吸熱しながら熱気排出空間17を通って第2開口32からエンジン室5の外へ排出されることとなる。
そして、この空気の流れを利用して効果的に冷却できるように、制御ボックス6は、熱交換装置15の外気取入口22が吸い込む空気の流路の近傍、具体的には、図5、図6に示すように、第1開口31からその上方に所定距離だけ離れた位置に、第1開口31の大部分を覆うように配設されている。
この制御ボックス6は、発電機13のために設けられたものであり、そこには発電機13の発電電力を電磁石12に出力制御する制御盤34が内蔵されている。
制御ボックス6は、図7に示すように、比較的熱伝導性に優れた鋼板を用いて形成された外観が矩形の横方向に大きい箱形状をしていて、上面が開口する容器状の本体部6aと、その開口を開閉する蓋部6bとを有し、蓋部6bで開口が閉じられた状態では内部が略密閉状態となるように構成されている。制御ボックス6の前側の側壁面には、制御盤34と発電機13とを繋ぐケーブル35を導出する導出孔が形成されていて、そこからケーブル35が制御ボックス6外に導出されている。制御ボックス6の左側壁の外面には、電気的な短絡や発電機13の異常等を報せる複数の表示ランプ36が設けられている。
そして、その下壁面には、例えばアルミや銅などの熱伝導性に優れた素材で形成された放熱器37が取り付けられている。
詳しくは、この放熱器37は、図6や図7に示すように、板状のベース37aと、このベース37aの一方の面において、互いに平行に延びるように形成された複数のフィン37b,37b,37b・・・とを有し、そのフィン37bのある一方の面が制御ボックス6の外側に、他方の面が制御ボックス6の内側にそれぞれ臨むように、制御ボックス6の下壁面に形成された開口に一体に取り付けられている。
そうして、この放熱器37のベース37aに密着するように、制御盤34が取り付けられている。すなわち、制御盤34の上面にはリレーや抵抗等などの電装部品が組み付けられているため、その下面がベース37aに密着固定されていて、本実施形態では、ベース37aの表面積が制御盤34よりも小さいため、電装部品の中でも特に発熱量の大きい駆動系の電装部品34aが直接ベース37aに密着するか、その近傍に位置するように配置されている。
制御ボックス6の下壁面には、下方に突出するように矩形枠状の枠体38が設けられていて、放熱器37は枠体38と十分なスペースを隔ててその内側に位置している。制御ボックス6の下壁面からの枠体38の突出寸法は、フィン37bの突出寸法よりも僅かに大きく設定されている。従って、この枠体38によって、制御ボックス6をエンジン室5に取り付ける前にはフィン37bが不用意にぶつかるのを保護することができ、また、取り付けた後にはフィン37bを隠して見栄えをよくすることができるようになっている。枠体38の前後両端には左右方向に延びるようにフランジが張り出していて、各フランジの左右両端の計4箇所には、取付具40が下方に突き出すように取り付けられている。
エンジン室5の第1開口31には、上述した支持枠33が取り付けられていて、この支持枠33は、第1開口31の上方の所定位置に配置された矩形枠状の枠部33aと、この枠部33aから下方に延びる断面コ字状の4本の脚部33bとを有し、各脚部33bはカバー部材5aにおける第1開口31の周りの部分に接合されている。そして、制御ボックス6は、そのフィン37bのある下壁面を第1開口31に向けた状態で取付具40を介して枠部33aに固定されている。枠部33aに固定された制御ボックス6は、図2に示すように平面視でエンジン室5の内側に位置し、上部旋回体2の旋回半径に影響が及ばないようになっている。
従って、制御ボックス6は、図5や図6の矢印線が示すように、第1開口31に吸い込まれる空気の流路の近傍に位置しているため、常に流動する空気に接して冷却される。しかも、多数のフィン37bを有する放熱器37がそのフィン37b側を空気の流路側に向けて臨んでいるため、制御ボックス6内の制御盤34を直接的かつ効果的に冷却することができる。
制御ボックス6は略密閉された状態に保持されているため、防水性や防塵性を損なうおそれがない。
制御ボックス6は、作業時に比較的見る機会の少ないキャブ3の後方に位置しているうえ、その後方の中でもキャブ3の近傍に位置しているため比較的下方視野が確保し易くなっている。
詳しくは、仮に制御ボックス6がエンジン室5の右端寄りに位置していたとすると、相対的にキャブ3から遠くなるため、キャブ3からその方向の下側を見た場合に、制御ボックス6によって遮られる範囲が大きくなって下方視野が狭くなる。それに対し、制御ボックス6がエンジン室5の左端寄りに位置していれば、相対的にキャブ3から近くなるため、キャブ3からその方向の下側を見た場合に制御ボックス6によって遮られる範囲が小さくなって下方視野が広くなる。
冷却性が向上する分、制御ボックス6は小型化することができるため、設置場所の選定と小型化とが相俟って、外付けの制御ボックス6であっても作業視野を大きく損なわずに済むことからオペレータは安心して作業することができる。
第1開口31が熱気を排出する第2開口32から離れて位置しているため、熱気の影響を避けて制御ボックス6を効率よく冷却することができる。
また、制御ボックス6は発電機13にも比較的近い位置にあることから、ケーブル35の取り回しが楽であり、配線作業性に優れる。
第1開口31を制御ボックス6で覆うように配設しているため、エンジン室5内に異物が入り込むのを効果的に防ぐことができる。特に寒冷地では雪が外気取入空間16内に堆積して外気取入口22を塞ぐおそれがあるため、それを阻止できる点で効果的である。つまり、制御ボックス6は第1開口31の保護カバーとしても機能する。
制御ボックス6が比較的簡単な構造で別途後付けできるようになっていることから、製造コスト等、生産性にも優れている。
以上、説明したように、本発明によれば、防水性や防塵性を損なうことなく内部の温度上昇を効果的に抑制することができ、比較的作業の邪魔にもなり難い、外付けの制御ボックス6を備えた作業装置を提供することができる。
なお、本発明にかかる作業装置は、前記の実施の形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、制御ボックス6の側面には、防水や防塵機能のある通気孔を形成してもよい。放熱器37との組み合わせでよりいっそう制御ボックス6内部の温度上昇を抑制することができる。
枠体38を設けずに直接支持枠33に制御ボックス6を取り付けてもよい。放熱器37は、制御ボックス6の下壁面だけでなく、側壁面に取り付けてあってもよい。要は、外気取入口22に吸い込まれる空気がよく流れている場所に放熱器37を取り付ければよい。
本発明に係る作業機械の全体を示す側面図である。 上部旋回体の部分を示す平面図である。 上部旋回体の部分を示す斜視図である。 エンジン室の内部を示す概略図である。 作業装置の要部を示す側面図である。 図5におけるX−X線断面図である。 制御ボックスの斜視図である。
符号の説明
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 キャブ
4 アタッチメント
5 エンジン室
5a カバー部材
5b カウンタウエイト
6 制御ボックス
12 電磁石(作業装置)
13 発電機
14 エンジン
15 熱交換装置
16 外気取入空間
17 熱気排出空間
18 内側ダクト
19 油圧ポンプ
20 熱交換器
21 ファン
22 外気取入口
25 熱気排出口
31 第1開口
32 第2開口
33 支持枠
34 制御盤
37 放熱器
37a ベース
37b フィン
38 枠体
40 取付具

Claims (7)

  1. 下部走行体の上に上部旋回体が旋回可能に設けられ、この上部旋回体に、運転室と、作業装置を有するアタッチメントと、エンジンを収容するエンジン室と、制御盤を内蔵する制御ボックスとが備えられた作業機械であって、
    前記エンジン室内には、前記エンジンを冷却する空冷式の熱交換装置が装備されており、
    前記制御ボックスが、前記エンジン室外にあって前記熱交換装置の外気取入口が吸い込む空気の流路の近傍に配設されていることを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記エンジン室の上部に前記外気取入口に通じる第1開口が形成されていて、
    前記第1開口の上方に前記制御ボックスが配設されていることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1又は2に記載の作業機械であって、
    前記制御ボックスの壁面には放熱器が取り付けられていて、この放熱器が前記空気の流路側に臨んでいることを特徴とする作業機械。
  4. 請求項3に記載の作業機械であって、
    前記放熱器が前記空気の流路側に複数のフィンを有していることを特徴とする作業機械。
  5. 請求項2〜4のいずれか1つに記載の作業機械であって、
    前記エンジン室は、前記上部旋回体の後部の左右両側間にわたる部分に設けられ、
    前記運転室は、前記上部旋回体の前部の左右両側のいずれか一方の側に設けられ、
    前記第1開口が前記運転室のある一方の側に形成され、前記熱交換装置の熱気排出口に通じる第2開口が、前記第1開口から離れるように前記エンジン室の他方の側に形成されていることを特徴とする作業機械。
  6. 請求項5に記載の作業機械であって、
    前記上部旋回体には、前記エンジン室の前部と前記運転室の側部とに近接して、前記作業装置を駆動するための発電機が備えられていて、
    前記制御盤が前記発電機の制御盤を含むことを特徴とする作業機械。
  7. 請求項6に記載の作業機械であって、
    前記作業装置に電磁石が用いられていることを特徴とする作業機械。
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