JP2004169466A - 建設機械の機器配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電系の機器間の配線長さを短くでき、また充電系の機器への高圧油圧機器からの熱の影響を小さくできる建設機械の機器配置構造を提供する。
【解決手段】エンジン(21)と該エンジン(21)に接続された発電機・モータ(31)を併用して油圧ポンプ(41)を駆動し、その圧油で作業機を駆動して作業を行なう建設機械において、前記発電機・モータ(31)と、蓄電装置(33)と、該発電機・モータ(31)および蓄電装置(33)間の電力の充電及び供給を制御するインバータ(35)とを含む充電系の機器を集中して配置する。蓄電装置(33)とインバータ(35)を旋回フレームの右側前部に配置し、この蓄電装置(33)およびインバータ(35)に近い側のエンジン(21)端部に発電機・モータ(31)を設ける。作動油タンク(45)、油圧ポンプ(41)、油圧バルブ(43)の高圧油圧系の機器を集中して配置する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設機械の機器配置構造に係り、特には、エンジンと、蓄電装置より駆動電力を供給される電動機とを駆動源にして油圧ポンプを駆動し、またある時は前記電動機を発電機として用いて前記蓄電装置に電力を充電するようにした建設機械の機器配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、騒音や排気ガスなど環境上の問題からエンジンの代わりに電動機を動力源として作業機を作動させて環境保護目的に適合するように、建設機械の改良が提案されている。その一例としての油圧ショベルは、図7に示すように、機械本体71(旋回フレーム)の後部上に、上面部に開閉自在の蓋板を設けた箱体よりなるバッテリボックス72を搭載し、そのバッテリボックス72の内部には直列および並列に接続された多数のバッテリ72bを収納している。このバッテリボックス72bは、クレーンやフォークリフトにより機械本体71上に搭載し、バッテリ72bの消耗時にはバッテリボックス72ごと充電済みのものと交換できるように、図示しないボルトなどにより脱着可能に取り付けている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また第2の従来技術として、例えば図8,9に示す建設機械(油圧ショベル)が知られている。図8,9において、油圧ショベルは、上部旋回体75が旋回フレーム76、キャビン77等を備え、旋回フレーム76に駆動源としてのエンジン78と、このエンジン78によって駆動される発電機79と、複数のバッテリ80aを有してなる蓄電装置80と、旋回用電動機81と、この旋回用電動機81の回転力を減速して旋回機構(旋回歯車)に伝える減速機82と、ブーム用電動機83と、このブーム用電動機83により回転駆動されるブーム用油圧ポンプ84とが設置されている。また、上部旋回体75の前部に装着された掘削アタッチメント85において、アーム用電動機86と、これによって駆動されるアーム用油圧ポンプ87とがアームシリンダ88に設けられ、またバケット用電動機89と、これによって駆動されるバケット用油圧ポンプ90とがバケットシリンダ91に設けられている。
【0004】
蓄電装置80は、発電機79からの余剰電力を蓄え、その蓄電力を必要に応じて電動機83,86,89を駆動し、また、電動機83,86,89の回生制御によって発生する電力を蓄えるものであり、例えば24個のバッテリ80aを直列に接続した電圧がDC288Vのものを2つ並列に接続した、合計48個のバッテリ80aからなり、センターセクションAを挟んで両側に配設されている。この図示例では、合計48個のバッテリ80aを、左側デッキ部76Aに26個、右側デッキ部76Bに22個として設けている(例えば特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−144062号公報(第3頁の段落〔0021〕、〔0022〕、第1図)
【特許文献2】
特開2001−11889号公報(第3頁の段落〔0023〕、〔0029〕、第1図、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、バッテリ70b,80aが多数個用いられており、それらのバッテリ70b、80aは直列および並列に配線で接続されているため、バッテリを繋ぐ配線のみでも配線が多数必要になるとともに、配線長さが長くなっている。更に、バッテリ80aは離れて設置されている発電機79、電動機81,86,89等に接続されるため、長い配線が必要になるとともに、配線経路が複雑になって配線作業がやり難い。
【0007】
また、配線長さが長いため、電気抵抗による電力損失が大きく回生効率および駆動効率が低下するとともに、電気的なノイズを発生し易く他の電子機器(微弱信号の制御機器等)へのノイズの影響が大きいという問題がある。前記の第2の従来例では、複数のバッテリ80aが2箇所に分かれて搭載されているため、この傾向は顕著になっている。
【0008】
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、充電系の機器間の配線長さを短くでき、また充電系の機器への高圧油圧機器からの熱の影響を小さくできる建設機械の機器配置構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記目的を達成するために、本発明に係る建設機械の機器配置構造の第1発明は、エンジンと該エンジンに接続された発電機・モータを併用して油圧ポンプを駆動し、その圧油で作業機を駆動して作業を行なう建設機械において、前記発電機・モータと、該発電機・モータの発電電力を充電し、また発電機・モータの駆動電力を供給する蓄電装置と、該発電機・モータおよび蓄電装置間の電力の充電及び供給を制御するインバータとを含む充電系の機器を集中して配置してなる構成としている。
【0010】
第1発明によれば、蓄電装置、インバータ、発電機・モータを含む充電系の機器を集中して配置しているため、これらの配線長さが短くなり、電力損失を小さくできるので回生効率および駆動効率を向上できるとともに、電気的なノイズの影響を小さくできる。さらに、これらの配線作業が容易にできる。
【0011】
また第2発明は、第1発明において、前記蓄電装置とインバータを旋回フレームの右側前部に配置し、この蓄電装置およびインバータに近い側のエンジン端部に前記発電機・モータを設けてなる構成としている。
【0012】
第2発明によると、蓄電装置およびインバータに近い側のエンジン端部に発電機・モータを設けたため、上記同様に、これらの配線長さが短くなり、回生効率および駆動効率を向上できるとともに、電気的なノイズの影響を小さくできる。さらに、運転室と反対側である旋回フレームの右側前部に、蓄電装置とインバータを配置しているため、蓄電装置およびインバータを設置する広い場所が得られるとともに、これらの装置の冷却が容易にでき、また蓄電装置の交換作業等のメンテナンス性も良い。
【0013】
また第3発明は、第1または第2発明において、エンジンに直接または動力分配装置を介して接続した前記油圧ポンプの近傍に、作動油タンクを配置してなる構成としている。
【0014】
第3発明によると、作動油タンクを、エンジンに直接または動力分配装置を介して接続した油圧ポンプの近傍に配置しているため、配管長さが短くなるので油圧損失を低減できるとともに、配管作業が容易にできる。
【0015】
また第4発明は、第1、第2または第3発明において、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧バルブの高圧油圧系の機器を集中して配置してなる構成としている。
【0016】
第4発明によると、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧バルブを集中して配置しているため、前記と同様に、配管長さが短くなるので油圧損失を低減できるとともに、配管作業が容易にできる。さらに、これらの高熱を発生する、高圧油圧系の機器を前記蓄電装置、インバータ、発電機・モータ等の充電系の機器と離して設置するのが容易に可能となるため、熱に弱い蓄電装置およびインバータへの熱の影響を抑制してその信頼性を向上できる。
【0017】
また第5発明は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、蓄電装置とインバータを、エンジンの冷却風を吸入する吸気室に配置してなる構成としている。
【0018】
第5発明によると、蓄電装置とインバータを吸気室に配置しているため、エンジンの冷却風でこれらの充電系機器も共に、容易に冷却でき、充電系機器の信頼性を向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明の適用機械例として油圧ショベルを挙げて説明する。
先ず、第1実施形態の建設機械の機器配置構造について、図1と図2を用いて説明する。図1は第1実施形態に係る油圧ショベルの上部旋回体の機器配置構造の平面図、図2は油圧ショベルの機器配置構造の側面図である。
【0020】
図1、図2において、油圧ショベル2は、下部走行体3と、下部走行体3に旋回自在に搭載された上部旋回体5と、掘削等の作業を行なう作業機7とを備えている。上部旋回体5は、旋回フレーム9と、旋回フレーム9上部の左側前部に設置された運転室11と、旋回フレーム9後部に設けられ、エンジン21およびエンジン系の機器類15等を収納したエンジンルーム13とを備えている。また、旋回フレーム9の前側略中央部には、作業機7を上下揺動自在に支持するブラケット7aが配設されている。
【0021】
また、旋回フレーム9の上面部には、その左右方向略中央の後部にエンジン系の機器類15が、右側前部に充電系の機器類17が、左側後部で、かつ運転室11の後方に高圧油圧系の機器類19がそれぞれ配設されている。
【0022】
エンジン系の機器類15は、エンジン21と、該エンジン21の一端側に配設された第1動力分配装置23(以下、第1PTO23という)と、該エンジン21の一端側出力軸に連結されたファン25と、該ファン25に隣接して設置したラジエータ27等とを備えている。エンジン21の回転動力によって第1PTO23およびファン25を回転させ、ファン25の回転により外気をエンジンルーム13内に吸引してラジエータ27等を冷却するように構成している。
【0023】
充電系の機器類17は、回生時には発電機として作動させ、かつエンジン21の駆動トルクが不足している時には電動機として作動させる発電機・モータ(以下、ジェネレータ/モータ、略してG/Mと呼ぶ)31と、回生エネルギーを蓄電し、またG/M31の駆動エネルギーを供給する蓄電装置33と、前記G/M31を制御するためのインバータ35とを有している。ここで蓄電装置33は、例えば高速での充電、放電の繰り返しが可能な高容量のキャパシタや、リチウムイオン電池等からなり、本例ではキャパシタを用いており、以下キャパシタ33と呼ぶ。また、G/M31は前記第1PTO23に接続されており、キャパシタ33とインバータ35は旋回フレーム9の上面部に取着されている。これらのG/M31、キャパシタ33、インバータ35等の充電系の機器類17は旋回フレーム9の左側に集中されて配置されている。
【0024】
そして、G/M31とインバータ35は第1配線37aにより、また、インバータ35とキャパシタ33は第2配線37bにより、それぞれ短い配線で、かつ簡単な形状で接続されている。
【0025】
G/M31は、エンジン21の動力が不足しているときにはキャパシタ33の直流電圧をインバータにより交流電圧に変換された駆動指令を受けてモータとして機能し、また、エンジン21の動力が余剰しているとき等には発電機として機能してその余剰動力を電気エネルギーに変換し、インバータ35を介して所定の直流高電圧(例えばDC350V)に変換してキャパシタ33に充電(蓄電)している。
【0026】
キャパシタ33は、蓄電装置固定用ブラケット38の上にボルト等で着脱自在に取着されており、エンジンルーム13の後述する吸気室13bを覆うカバーを開くことにより、キャパシタ33を蓄電装置固定用ブラケット38と共に取り付け、または取り外しすることが容易にできるようになっている。
【0027】
高圧油圧系の機器類19は、油圧ポンプ41、油圧バルブ43、作動油タンク45等を有しており、油圧ポンプ41は直接エンジン21に、また油圧バルブ43と作動油タンク45は旋回フレーム9の上面部に取着されている。ここでの油圧バルブ43は、各作業機アクチュエータをそれぞれ駆動するための複数のメインバルブを積み重ねて一体的に構成したものである。これらの油圧ポンプ41、油圧バルブ43、作動油タンク45等の高圧油圧系の機器類19は、旋回フレーム9の上面部の後部左側に集中して配置されている。また、高圧油圧系の機器類19は、その熱を前記充電系の機器類17に伝導しないように、充電系の機器類17より離れた位置に配設している。
【0028】
油圧ポンプ41と油圧バルブ43は第1配管47a(各メインバルブに対応した複数の配管を総称する)により、油圧バルブ43と作動油タンク45は第2配管47b(各メインバルブに対応した複数の配管を総称する)により、また作動油タンク45と油圧ポンプ41は第3配管47cにより、それぞれ短い配管で、かつ簡単な形状で接続されている。
【0029】
油圧ポンプ41は、エンジン21により駆動されて回転し、作動油タンク45の油を吸引して圧油とし、油圧バルブ43に送給している。油圧バルブ43は、圧油を作業機7のブーム、アーム、バケット等の各油圧シリンダ49(図2に示す)に送給して作業機7を作動するとともに、各油圧シリンダ49からの戻り油を作動油タンク45に戻している。また、燃料タンク51が、旋回フレーム9の上面部で、かつ作動油タンク45と運転室11の間に配設されている。
【0030】
エンジンルーム13は旋回フレーム9上部に設けられており、その内部には前記のエンジン系の機器類15の他、充電系の機器類17および高圧油圧系の機器類19を収容している。エンジンルーム13は、ファン25の位置で遮蔽板13aによりエンジン室22と区分されて吸気室13bが形成されており、吸気室13bを覆うカバーには多数の小孔またはルーバ付き孔からなる吸気孔53があけられている。この吸気室13b内には、キャパシタ33とインバータ35とラジエータ27とが収納されており、ファン25により吸気孔53を経て吸引された外気でキャパシタ33とインバータ35とラジエータ27とを冷却している。なお、吸気室13bは、その吸気孔53部をパンチングメタルにより形成して製造を容易にすると良い。
【0031】
つぎに、上記構成における作動および効果について説明する。油圧ショベル2は、エンジン21が駆動されて油圧ポンプ41を回転駆動し、作動油タンク45の油を吸引して加圧し、その圧油が第1配管47a、油圧バルブ43を経て各油圧シリンダ49に供給されるとともに、油圧シリンダ49の戻り油が油圧バルブ43、第2配管47bを経て作動油タンク45に戻される。各油圧シリンダ49は、油圧バルブ43の切換えによって伸縮し、作業機7を作動させて掘削や地ならし等の作業を行なう。このとき、第1配管47aと第2配管47bが短い配管で、かつ簡単な形状で布設されているため、油圧損失が小さくなり回生効率および駆動効率を向上できるとともに、油温上昇を低く抑えることができる。また、配管作業が容易であり、製作コストを安くできる。
【0032】
また、油圧ポンプ41の回転速度(すなわち吐出量)および吐出圧が図示しないセンサによってそれぞれ計測されて図示しないコントローラに入力される。コントローラは、この回転速度および吐出圧に基づき駆動トルクを演算するとともにエンジン21の出力トルクと比較し、インバータ35に指令を出力する。そしてコントローラは、エンジン21の出力トルクが油圧ポンプ41の駆動トルクよりも小さいときには、キャパシタ(蓄電装置)33の蓄電エネルギーをG/M31に供給し、G/M31をモータとして作動させてエンジン21をアシストさせ、また、エンジン21の出力トルクが油圧ポンプ41の駆動トルクよりも大きいときには、G/M31を発電機として作動させて、上記の余剰トルクで発電させたエネルギーをキャパシタ(蓄電装置)33に蓄電するようインバータ35に指令を出力する。
【0033】
このとき、G/M31、インバータ35およびキャパシタ33を集中して配置しているので、これらを接続する第1配線37a、第2配線37bがそれぞれ短い配線で、かつ簡単な形状で接続されるため、エネルギー損失が小さくなり回生効率および駆動効率を高めるとともに、電気的なノイズの影響を低減することができるので、充電系の機器類17の信頼性を向上できる。また、インバータ35およびキャパシタ33は高圧油圧系の機器類19から離れた位置に配置したので、高圧油圧系の機器類19からの熱の影響を受け難く、その温度上昇を抑制できる。
【0034】
また、エンジン21が駆動してファン25を回転させ、吸気孔53を経て外気を図示の矢印Yaのように吸引している。この外気でキャパシタ33とインバータ35を冷却することにより、キャパシタ33とインバータ35の温度上昇を抑制することが可能となる。ここで、蓄電装置33のキャパシタやリチウムイオン電池などは、高電圧かつ高電流の充電電流または放電電流が頻繁に繰り返し流れるから、その温度が上昇し易く、しかも高温度になると動作が不安定になる場合があり、また寿命が短くなる。上記のようにキャパシタ33とインバータ35を冷却して温度上昇を抑制しているため、熱に弱いキャパシタ33およびインバータ35の信頼性を向上できる。また、ラジエータ27を冷却するファン25をキャパシタ33およびインバータ35の冷却用にも兼用しているので、ファンの点数を減らすことができる。
【0035】
なお、上記例では、ラジエータ27を冷却するファン25をキャパシタ33およびインバータ35の冷却用にも兼用しているが、これに限定されず、キャパシタ33およびインバータ35の冷却専用のファンを備えるようにしてもよい。
【0036】
次に、第2実施形態の建設機械の機器配置構造について、図3を用いて説明する。図3は第2実施形態である建設機械の機器配置構造の平面図である。なお、前出の実施形態と同一部品には同一符号を付して、以下での説明は省略し、以後も同様とする。
第1実施形態の建設機械の機器配置構造は、油圧ポンプ41が直接エンジン21に取着されている。これに対して、第2実施形態の建設機械の第1機器配置構造では、エンジン21の第1PTO23側に対して反対側に第2動力分配装置55(以下、第2PTO55という)が取着され、該第2PTO55に油圧ポンプ41および回生モータ57が取着されている。
【0037】
回生モータ57は、第2PTO55を介して油圧ポンプ41に接続している。また回生モータ57は、第4配管59aにより油圧バルブ43(複数のメインバルブの一つ)に、また第5配管59bにより作動油タンク45にそれぞれ接続されている。この回生モータ57は各油圧シリンダ49の戻り圧を油圧バルブ43から受けて作動し、その回生トルクを第2PTO55を介してエンジン21の出力トルクに加算し、エネルギーを回収している。
【0038】
次に、第2実施形態の作動および効果について説明する。なお、ここでは、第1実施形態と異なる構成による作動および効果について説明する。
回生モータ57は、その回転速度(これは、戻り油の流入量に比例する)および流入圧が図示しないセンサによってそれぞれ計測されて図示しないコントローラに入力されている。コントローラは、この回転速度および流入圧に基づき回生モータ57が回収する回生トルクを演算するとともに油圧ポンプ41を駆動する駆動トルクと比較し、インバータ35に指令を出力する。
【0039】
そして、上記で求めた回生モータ57の回生トルクが油圧ポンプ41の駆動トルクよりも大きいときには、この回生トルクで油圧ポンプ41を駆動し、このときの余剰トルクでG/M31を回転駆動し、コントローラは、G/M31の発電したエネルギーをキャパシタ33に蓄電するようインバータ35に指令を出力している。反対に、回生モータ57の回生トルクが油圧ポンプ41の駆動トルクよりも小さいときには、この回生トルクの全てを油圧ポンプ41の駆動に用いて回収すると共に、この回生トルクとエンジン21の出力トルクとの両方で油圧ポンプ41を駆動し、エンジン21の出力トルクを応援するようにしている。
【0040】
例えば、油圧ポンプ41を駆動するための駆動トルクが、回生モータ57が回収する回生トルクよりも小さい場合には、回生モータ57により油圧ポンプ41を駆動するとともに、余剰した回生トルクによってG/M31を回転させて発電作動し、その発電電力がインバータ35を経てキャパシタ33に蓄電される。この場合は、油圧ショベル2では、上部旋回体5の旋回停止時または作業機7のブーム下降時等に生ずる。
【0041】
反対に、油圧ポンプ41を駆動するための駆動トルクが、回生モータ57が回収する回生トルクよりも大きい場合には、この回生トルクとエンジン21の出力トルクとにより油圧ポンプ41を駆動し、更にエンジン21の出力トルクが不足しているときには、キャパシタ33の蓄電エネルギーをG/M31に供給してG/M31をモータとして作動させてエンジン21を応援している。また、回生トルクとエンジン21の出力トルクとの加算トルクが油圧ポンプ41の駆動トルクよりも大きいときには、その余剰トルクでG/M31を回転駆動し、G/M31の発電したエネルギーをインバータ35を介してキャパシタ33に蓄電するようにしてもよい。このような場合は、油圧ショベル2では、上部旋回体5の始動時または作業機7のブーム上昇時等に生ずる。
【0042】
このようにして、回生モータ57を追加することによりエネルギーの回生効率を向上できる。このとき、油圧バルブ43および作動油タンク45の近傍に回生モータ57を配置することにより、第4配管59aおよび第5配管59bを短い配管で、かつ簡単な形状で接続することか可能になり、よって戻り抵抗つまり戻り油圧損失を小さくできるので、回生効率及び駆動効率を高めることができる。
【0043】
次に、第3実施形態の建設機械の機器配置構造について図4を用いて説明する。図4は、第3実施形態に係る建設機械の第2機器配置構造の平面図である。
第1実施形態および第2実施形態では、車両前方を向いて左右方向に設置したエンジン21の右側にファン25とラジエータ27が、また、左側に油圧ポンプ41、油圧バルブ43、作動油タンク45等の高圧油圧系の機器類19がそれぞれ配設されている。これに対して、第3実施形態では、エンジン21の右側に高圧油圧系の機器類19および回生モータ57が、また、左側にファン25とラジエータ27がそれぞれ配設されている。
【0044】
充電系の機器類17は、第1実施形態と同様に、G/M31が第1PTO23に取着され、またキャパシタ33とインバータ35が旋回フレーム9の上面部の右側前部に配設されている。また、第1PTO23には、油圧ポンプ41および回生モータ57が取着されており、その近傍には油圧バルブ43と作動油タンク45が配設されている。これにより、それぞれの配線37a,37b、および配管47a,47b,47c,59a,59bが第1実施形態と同様に、短く簡単な形状で接続されている。
【0045】
上記において、エンジンルーム13は、キャパシタ33およびインバータ35と作動油タンク45との間に設けた第1遮蔽板13dにより仕切られて、キャパシタ33およびインバータ35側のカバー室61と、作動油タンク45側のエンジン室22とが形成されている。さらに、カバー室61は、第2遮蔽板13eにより吸気室と排気室とに仕切られており、この吸気室に設けたファン18によりカバー室61の側面カバーに設けられた吸気孔63aから吸気された外気は、キャパシタ33およびインバータ35を冷却して、カバー室61の側面カバーに設けられた排気孔63bから排出されるようになっている。
【0046】
これにより、カバー室61内に収容されたキャパシタ33とインバータ35は、高温となる高圧油圧系の油圧ポンプ41、油圧バルブ43、作動油タンク45から第1遮蔽板13dで遮蔽され、しかも外気で冷却されるので、その温度上昇を抑制できる。なお、第1遮蔽板13dに通気孔を形成し、この通気孔を経由して外気がカバー室61からエンジン室22へ流れ込むようにしてもよい。また、外気が自然吸気により吸気孔63aおよび排気孔63bを経由してキャパシタ33とインバータ35を十分に冷却することが可能ならば、前記冷却用のファン18を設ける必要は勿論ない。
【0047】
また、エンジン室22の内部には、エンジン21、ファン25、ラジエータ27、高圧油圧系の機器類19(油圧ポンプ41、油圧バルブ43、作動油タンク45等)、および回生モータ57が収容されており、ファン25の回転より生じた冷却風によりラジエータ27、G/M31、高圧油圧系の機器類19および回生モータ57が冷却される。
他の作動、効果については、前記と同様なため詳細な説明は省略する。
【0048】
次に、図5により、第3実施形態の他の実施例を説明する。ここでは、第3実施形態と異なる構成について説明する。図5において、エンジン21の右側に設けた第1PTO23には、油圧ポンプ41とG/M31を取着し、左側に第2PTO55を設けて、第2PTO55にファン25、ラジエータ27、および回生モータ57をそれぞれ取着している。また、油圧バルブ43は、遮蔽板13aにより仕切られた吸気室13b内に配設されている。その他の構成は、第3実施形態と同様である。
【0049】
本実施形態によると、キャパシタ33、インバータ35、G/M31を車体右側に集中して配置したので、これら充電系の機器類17間の配線37a,37bの長さが短くなり、よって配線による電力損失を小さくできると共に、電気的なノイズの影響を小さくできる。さらに、配線作業が容易にでき、製作コストを安くできる。また、キャパシタ33およびインバータ35を収納したカバー室61は、高温となる高圧油圧系の油圧ポンプ41、作動油タンク45から第1遮蔽板13dで遮蔽され、しかも外気で冷却されるので、その温度上昇が抑制され、十分に冷却できる。また、高圧油圧系の油圧ポンプ41、油圧バルブ43、作動油タンク45および回生モータ57はエンジン室22内にまとめて配置し、互いに近傍に設置したから、それぞれの間の配管長さが短くなり、圧力損失を小さくできるので、回生効率および駆動効率を向上できる。
【0050】
次に、第4実施形態の建設機械の機器配置構造について図6を用いて説明する。図6は第4実施形態である建設機械の機器配置構造の平面図である。
第1実施形態では、エンジン21は、クランク軸の軸線21aが車両の左右方向に略平行に設置されるとともに、油圧バルブ43がエンジン21の左方に配置されているが、これに対して第4実施形態では、エンジン21のクランク軸の軸線21aが車両左右方向を表す線Fcに対して所定の角度θaだけ傾斜して設置されるとともに、油圧バルブ43がエンジン21の右方の吸気室13b内に配置されている。
【0051】
充電系の機器類17は、第1実施形態と同様に、G/M31が第1PTO23に取着され、またキャパシタ33とインバータ35が旋回フレーム9上部の右側前部に配設されている。また、油圧バルブ43は、キャパシタ33とインバータ35の後方で、かつラジエータ27の右方の吸気室13b内に設置されている。
【0052】
本実施形態によると、充電系のG/M31、インバータ35、キャパシタ33は、第1実施形態と同様に、まとまった位置に集中して配設されているので、それぞれの間の配線37a,37bは長さが短く、かつ簡単な形状で接続されている。このため、電力損失を小さくでき、回生効率および駆動効率を向上できる。また、これらの配線37a,37bから出る電気的なノイズの影響を小さくすることができ、信頼性を向上できる。
【0053】
また、第1実施形態と同様に、キャパシタ33とインバータ35がファン25により吸気孔53を経て吸入された外気で冷却されている。更に、本第4実施形態では、このファン25により吸入した外気で同時に油圧バルブ43が冷却されている。これにより、油圧バルブ43は温度の上昇が抑制され、隣接されて配設されているキャパシタ33とインバータ35への影響を低く抑制することができる。なお、このとき、熱遮蔽板で油圧バルブ43とキャパシタ33およびインバータ35との間を仕切る構造にすると、油圧バルブ43の熱を遮蔽して、キャパシタ33およびインバータ35の温度上昇をさらに低減できる。
他の作動、効果については、前記と同様なため詳細な説明は省略する。
【0054】
なお、これまでの実施形態では、油圧ショベルに適用した例で示したが、本発明は他の排土板付油圧ショベル、ブルドーザ、ホイールローダ、あるいはショベルドーザ等の各種建設機械にも適用することができる。また、ファンは吸引式、押出式のいずれでも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【図2】建設機械の機器配置構造の側面図である。
【図3】第2実施形態に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【図4】第3実施形態に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【図5】第3実施形態の他実施形態に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【図6】第4実施形態に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【図7】第1の従来技術に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【図8】第2の従来技術に係る建設機械の機器配置構造の側面図である。
【図9】第2の従来技術に係る建設機械の機器配置構造の平面図である。
【符号の説明】
2…油圧ショベル、3…下部走行体、5…上部旋回体、7…作業機、9…旋回フレーム、11…運転室、13…エンジンルーム、13a…遮蔽板、13b…吸気室、13d…遮蔽板、15…エンジン系の機器類、17…充電系の機器類、19…高圧油圧系の機器類、21…エンジン、23…第1動力分配装置(第1PTO)、25…ファン、27…ラジエータ、31…発電機・モータ(G/M)、33…キャパシタ、35…インバータ、37a,37b…配線、38…蓄電装置固定用ブラケット、41…油圧ポンプ、43…油圧バルブ、45…作動油タンク、47a,47b,47c,59a,59b…配管、49…油圧シリンダ、51…燃料タンク、55…第2動力分配装置(第2PTO)、57…回生モータ、61…カバー室。

Claims (5)

  1. エンジン(21)と該エンジン(21)に接続された発電機・モータ(31)を併用して油圧ポンプ(41)を駆動し、その圧油で作業機を駆動して作業を行なう建設機械において、
    前記発電機・モータ(31)と、該発電機・モータ(31)の発電電力を充電し、また発電機・モータ(31)の駆動電力を供給する蓄電装置(33)と、該発電機・モータ(31)および蓄電装置(33)間の電力の充電及び供給を制御するインバータ(35)とを含む充電系の機器を集中して配置してなる
    ことを特徴とする建設機械の機器配置構造。
  2. 前記蓄電装置(33)とインバータ(35)を旋回フレームの右側前部に配置し、この蓄電装置(33)およびインバータ(35)に近い側のエンジン(21)端部に前記発電機・モータ(31)を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の建設機械の機器配置構造。
  3. エンジン(21)に直接または動力分配装置を介して接続した前記油圧ポンプ(41)の近傍に、作動油タンク(45)を配置してなる
    ことを特徴する請求項1または2記載の建設機械の機器配置構造。
  4. 作動油タンク(45)、油圧ポンプ(41)、油圧バルブ(43)の高圧油圧系の機器を集中して配置してなる
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の建設機械の機器配置構造。
  5. 蓄電装置(33)とインバータ(35)を、エンジン(21)の冷却風を吸入する吸気室(13b)に配置してなる
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の建設機械の機器配置構造。
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