JP2010091824A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】WDMフィルタを搭載する構造の形成をより簡易にできる光モジュールを提供する。
【解決手段】光モジュール10Aは、光ファイバ90と第1及び第2の光デバイス12,14とを相互に固定するハウジング16と、WDMフィルタ20とを備える。ハウジング16は、光ファイバ90が一端に取り付けられ、第1の光デバイス12が他端に取り付けられる第1の内孔16aと、第1の内孔16aと交差しており、その一端に第2の光デバイス14が取り付けられる第2の内孔16bと、第1及び第2の内孔16a,16bが相互に交差する位置を通り、第1及び第2の内孔16a,16bのそれぞれと交差するフィルタ用内孔16cとを有する。フィルタ用内孔16cは、フィルタ用内孔16cの延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有しており、WDMフィルタ20がその内壁面に接着固定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、光モジュールに関するものであり、特に、光送信機能と光受信機能とを単一の光ファイバに対して備える一芯双方向光モジュールに好適な新規な構造に関するものである。
特許文献1には、一芯双方向光モジュールが開示されている。この光モジュールは、単一の光ファイバに対して、波長1.31μmでの光送信機能と、波長1.48μm又は1.55μmでの光受信機能と、を備えている。図13は、従来の一芯双方向光モジュールを概略的に示す図である。図13には、従来の一心双方向光モジュール100Aの分解斜視図が示されており、この一心双方向光モジュール100Aのハウジング130Aが破断して示されている。
図13に示す光モジュール100Aは、光送信デバイス110、光受信デバイス120、及びハウジング130Aを備えている。光送信デバイス110は、半導体レーザを内蔵しており、光受信デバイス120は、フォトダイオードを搭載している。光送信デバイス110及び光受信デバイス120は、同軸形状のハウジング130Aを介して組立てられている。ハウジング130Aの先端には、光コネクタを受容するスリーブ、又は、外部機器とピグテールによる光結合が意図される場合にはピグテールユニット140が装着される。
ハウジング130A内には、波長分割多重(WDM:WavelengthDivision Multiplexing)フィルタ132、及び、カットフィルタ134が装着されている。光送信デバイス110から出射された光は、当該光送信デバイス110の先端に装着されているレンズ112により集光され、WDMフィルタ132を透過してピグテールユニット140内の光ファイバに結合する。一方、ピグテールユニット140内の光ファイバから出射した光はWDMフィルタ132により反射されて、ハウジング130Aの側面に装着された光受信デバイス120に向かう。なお、図13には描かれていないが、光受信デバイス120の先端にもレンズがセットされており、ピグテールユニット140を出射してWDMフィルタ132で反射された受信光は、当該レンズで集光されて光受信デバイス120内のフォトダイオードに入射する。
ハウジング130Aは、光送信デバイス110、光受信デバイス120、及びピグテールユニット140を相互に固定するための円筒状の部材である。ハウジング130Aの一端側の開口130a内には送信デバイス110が受納されている。ハウジング130Aの他端側の端面130bは、ピグテールユニット140を搭載するために平坦に加工されている。
ハウジング130Aには、開口130aに連続して、一端側から他端側へと向かう順に径を小さくした三つの内孔130c,130d,130eが形成されている。光送信デバイス110から出射された光は、これらの内孔130c,130d,130eを通過して、WDMフィルタ132に向かう。
ハウジング130Aの側面、すなわち、内孔130c〜130eの反対側には、WDMフィルタ132を搭載するための斜面130fが形成されている。斜面130fは、ハウジング130Aの内孔130c〜130eの一部を画成する面ではなく、ハウジング130Aの側面の一部を画成している。
この斜面130fは、ピグテールユニット140内のファイバの光軸と送信デバイス110の光軸とを結ぶ軸に対して、略45°の角度に傾斜させる必要がある。これは、送信デバイス110の出射光を光ファイバに結合させ、また、光ファイバからの受信光を受光デバイス120内のフォトダイオードに結合させるためである。
また、図14は、従来の一芯双方向光モジュールの他の構成を概略的に示す図である。図14には、従来の一心双方向光モジュール100Bの分解斜視図が示されており、この一心双方向光モジュール100Bのハウジング130Bが破断して示されている。
図14に示す光モジュール100Bは、図13に示した光送信デバイス110及び光受信デバイス120に加え、更に光受信デバイス160を備えている。光受信デバイス160は、光受信デバイス120と同様の構成を有しており、フォトダイオードを搭載している。
また、図14に示すハウジング130Bが図13のハウジング130Aと相違する点は、WDMフィルタ136およびカットフィルタ138を更に備える点である。すなわち、光送信デバイス110から出射された光は、WDMフィルタ132,136を透過してピグテールユニット140内の光ファイバに結合する。一方、ピグテールユニット140内の光ファイバから出射した或る波長の光は、WDMフィルタ132により反射されてハウジング130Bの側面に装着された光受信デバイス120に向かう。また、ピグテールユニット140内の光ファイバから出射した別の波長の光は、WDMフィルタ136により反射されてハウジング130Bの側面に装着された光受信デバイス160に向かう。
ハウジング130Bは、光送信デバイス110、光受信デバイス120及び160、並びにピグテールユニット140を相互に固定する。ハウジング130Bの形状は図13のハウジング130Aとほぼ同様であるが、次の点のみ異なる。すなわち、ハウジング130Bの側面には、WDMフィルタ132を搭載するための斜面130fの他に、WDMフィルタ136を搭載するための斜面130gが形成されている。光ファイバからの受信光を受光デバイス160内のフォトダイオードに結合させるために、この斜面130gは、ピグテールユニット140内のファイバの光軸と送信デバイス110の光軸とを結ぶ軸に対して、略45°の角度に傾斜している。
特開2005−099482号公報
上述したWDMフィルタ132,136を光学多層膜にて形成した場合には、光の入射角が、当該フィルタ132,136の反射特性、透過特性に影響を与える。光モジュール100A,100Bでは、WDMフィルタ132,136には、波長1.31μmの光を略100%透過し、且つ、波長1.48〜1.55μmの波長の光を略100%反射する特性が要求される。したがって、光(出射光、入射光)の光軸に対して、WDMフィルタ132,136の光軸の角度が精密に調整されなければならない。
このため、光モジュール100A,100Bでは、斜面130f及び130g、すなわちWDMフィルタ132,136の搭載面が、ハウジング130A,130Bを精密研削(フライス加工等)することにより形成される。すなわち、従来においては、マシニングセンタ等を用いてハウジング130A,130Bを複雑な形状に加工する必要があり、このことが製造工程の複雑化や長期化の一因となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、WDMフィルタを搭載する構造の形成をより簡易にできる光モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光モジュールは、単一の光ファイバと光学的に結合する光モジュールであって、第1の光デバイスおよび第2の光デバイスと、光ファイバと第1及び第2の光デバイスとを相互に固定するハウジングと、第1の波長の光を透過して第1の光デバイスと光ファイバとを光学的に結合させ、第2の波長の光を反射して第2の光デバイスと光ファイバとを光学的に結合させる第1の波長分割多重フィルタとを備え、ハウジングは、光ファイバが一端に取り付けられ、第1の光デバイスが他端に取り付けられる第1の内孔と、第1の内孔と交差しており、その一端に第2の光デバイスが取り付けられる第2の内孔と、第1及び第2の内孔が相互に交差する位置を通り、第1及び第2の内孔のそれぞれと交差するフィルタ用内孔とを有しており、フィルタ用内孔が、該フィルタ用内孔の延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有しており、第1の波長分割多重フィルタがフィルタ用内孔の内壁面に接着固定されていることを特徴とする。
この光モジュールにおいては、各光デバイスが取り付けられる第1及び第2の内孔に加え、更にフィルタ用内孔がハウジングに設けられている。フィルタ用内孔は、その延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有しているが、このようなフィルタ用内孔は、例えば円形断面の貫通孔をドリル加工等によってハウジングに形成することにより容易に得られる。そして、その内壁面にWDMフィルタを接着固定する際には、内壁面が曲率を有することでWDMフィルタの角度を自在に調整することができ、出射光および入射光の光軸に対してWDMフィルタの角度を精密に調整することが可能となっている。このように、上記光モジュールによれば、例えば図13や図14に示した従来の光モジュールと比較して、WDMフィルタを搭載する構造の形成をより簡易にできる。
また、光モジュールは、フィルタ用内孔の延在方向に垂直な面内での該フィルタ用内孔の断面形状が円形であることを特徴としてもよい。これにより、フィルタ用内孔を極めて簡易に形成することができる。
また、光モジュールは、第3の光デバイスと、第1の波長の光を透過して第1の光デバイスと光ファイバとを光学的に結合させ、第3の波長の光を反射して第3の光デバイスと光ファイバとを光学的に結合させる第2の波長分割多重フィルタとを更に備え、ハウジングが、第1及び第2の内孔が相互に交差する位置とは異なる位置で第1の内孔と交差しており、その一端に第3の光デバイスが取り付けられる第3の内孔を更に有しており、フィルタ用内孔が、第1及び第2の内孔が相互に交差する位置、および第1及び第3の内孔が相互に交差する位置の双方を通り、第1、第2および第3の内孔のそれぞれと交差しており、第2の波長分割多重フィルタがフィルタ用内孔の内壁面に接着固定されていることを特徴としてもよい。このように、第2のWDMフィルタを搭載するための構造を第1のWDMフィルタと同様に形成することにより、3つの光デバイスを有し且つ簡易に作製可能な光モジュールを提供できる。
また、光モジュールは、フィルタ用内孔が、第1の内孔の貫通方向に対向して配置され所定の曲率を有する二つの内壁面と、該二つの内壁面を繋ぐ一対の平坦面とを含んでおり、第1及び第2の波長分割多重フィルタは、二つの内壁面にそれぞれ接着固定されていることを特徴としてもよい。これにより、2つのWDMフィルタを搭載可能なフィルタ用内孔を簡易に形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、波長分割多重フィルタを搭載する構造の作成に特殊な加工が不要となる光モジュール、及び、当該光モジュールの製造方法が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明による光モジュールの実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施形態に係る光モジュールを含む一芯双方向デバイスの全体構成を示す斜視図である。図1に示す一芯双方向デバイス1は、光モジュール10A、光コネクタ80、及び光モジュール10Aと光コネクタ80とを光結合する光ファイバ90を備えている。この一芯双方向デバイス1は、例えばFTTH(Fiber To The Home)用機器に用いられ、主にG−PON(Passive Optical Network)といった光ファイバ網のOLT(局舎側に設置される光加入者線端局装置)に使用される。
図2は、光モジュール10Aの外観を示す斜視図である。また、図3は、図2に示す光モジュール10Aのハウジング16を破断して示す斜視図である。図2及び図3を参照すると、本実施形態の光モジュール10Aは、第1の光デバイス12、第2の光デバイス14、ハウジング16、及びピグテールユニット18を備えている。
本実施形態では、第1の光デバイス12は、光送信デバイスであり、半導体レーザといった発光素子を有している。第1の光デバイス12は、第1の波長の光を出射する。第1の波長とは、例えば、1.31μmである。第1の光デバイス12は、同軸形状のハウジング12Aを介して組み立てられており、ハウジング12Aの出射光軸上には集光レンズ12Bが取り付けられている。
第2の光デバイス14は、光受信デバイスであり、フォトダイオードといった受光素子を有している。第2の光デバイス14は、ピグテールユニット18から出射される第2の波長の光を受光する。第2の波長とは、例えば、1.48μm又は1.55μmである。第2の光デバイス14は、同軸形状のハウジング14Aを介して組立てられており、ハウジング14Aの入射光軸上には集光レンズ14Bが取り付けられている。
ハウジング16は、ピグテールユニット18の光ファイバ90と、第1の光デバイス12及び第2の光デバイス14とを相互に固定するための円筒状の金属部材である。ピグテールユニット18は円筒状のハウジング16の一端に固定されており、第1の光デバイス12は円筒状のハウジング16の他端に固定されている。また、第2の光デバイス14はハウジング16の外側面に固定されている。すなわち、第2の光デバイス14は、第1の光デバイス12とピグテールユニット18の光ファイバ90とを結ぶ光軸に対して交差する方向においてハウジング16に装着されている。
ハウジング16内には、WDMフィルタ20及びカットフィルタ21が搭載されている。WDMフィルタ20は、本実施形態における第1の波長分割多重フィルタであり、第1の波長の光を透過して第1の光デバイス12とピグテールユニット18の光ファイバ90とを光学的に結合させ、また、第2の波長の光を反射して第2の光デバイス14と光ファイバ90とを光学的に結合させる。また、カットフィルタ21は、第1の波長の光を遮断し、第2の波長の光を透過する特性を有している。
ハウジング16の構成について更に具体的に説明する。ハウジング16には、第1の内孔16a、第2の内孔16b、及びフィルタ用内孔16cが形成されている。
図3を参照すると、第1の内孔16aは、ハウジング16の中心軸方向に延びる略円形断面の貫通孔である。第1の内孔16aの一端にはピグテールユニット18により光ファイバ90が取り付けられており、第1の内孔16aの他端には第1の光デバイス12が取り付けられている。第1の内孔16aの他端付近は内径が拡大された拡径部16dとなっており、その拡径部16dに第1の光デバイス12が嵌入されている。第1の光デバイス12は、その集光レンズ12Bが第1の内孔16aの中心軸上に位置するように、拡径部16dにおいてハウジング16と同軸に配置される。
第2の内孔16bは、ハウジング16の中心軸方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向)に延びる略円形断面の貫通孔であり、第1の内孔16aと交わっている。第2の内孔16bの一端には第2の光デバイス14が取り付けられている。すなわち、第2の内孔16bの一端付近は内径が拡大された拡径部16eとなっており、その拡径部16eに第2の光デバイス14が嵌入されている。第2の光デバイス14は、その集光レンズ14Bが第2の内孔16bの中心軸上に位置するように配置される。また、第2の内孔16b内には、第2の内孔16bを塞ぐようにカットフィルタ21が設けられている。このカットフィルタ21は、拡径部16eによって提供される段面16fに、接着剤等により固定されている。
図2を参照すると、フィルタ用内孔16cは、第1の内孔16a及び第2の内孔16bの各延伸方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向)に延びる貫通孔又は非貫通孔である。フィルタ用内孔16cは、第1の内孔16aと第2の内孔16bとが相互に交差する位置を通り、これらの内孔16a,16bのそれぞれと交わることにより、内孔16a,16bと繋がっている。
また、フィルタ用内孔16cは、その延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有している。例えば、本実施形態のフィルタ用内孔16cにおいては、その延在方向に垂直な面内での断面形状が円形となっている。そして、該内壁面上にWDMフィルタ20が接着剤を用いて貼着され、固定されている。このWDMフィルタ20は、ハウジング16の内部において、第1の内孔16a、第2の内孔16bおよびフィルタ用内孔16cが互いに交わる位置に配置され、その反射面が第1及び第2の波長の光の各光軸と所定の角度(例えば45°)を成すようにその傾きが調整されている。
上述した構成を備える光モジュール10Aの作製方法について説明する。まず、図4に示すように、円柱状の金属部材に対しドリル加工を行うことによって、第1の内孔16a、第2の内孔16b、及びフィルタ用内孔16cを有するハウジング16を形成する。
次に、治具を使用してWDMフィルタ20をハウジング16に装着する。図5は、WDMフィルタ20を装着するための治具を示す斜視図である。図5に示すように、WDMフィルタ20を装着するための治具30は略円柱状の外観を有しており、その直径はフィルタ用内孔16cの内径よりやや小さい程度である。WDMフィルタ20の先端には、該円柱の中心軸方向に沿って円柱を切り欠いた平面(フィルタ載置面)31が形成されており、WDMフィルタ20は、このフィルタ載置面31上に安定して搭載される。
図6は、治具30を使用してWDMフィルタ20をハウジング16に装着する様子を示す斜視図であり、図7はその断面図である。なお、図6においては、理解を容易にするため、ハウジング16をその中心軸線に沿って切り欠いて示している。また、図7は、第1の内孔16aの中心軸線と第2の内孔16bの中心軸線とを含み、フィルタ用内孔16cに垂直な断面を示している。
WDMフィルタ20は、ハウジング16と接触する箇所に接着剤が塗布されたのち、治具30のフィルタ載置面31上に搭載される。そして、図6に示すように、治具30がフィルタ用内孔16cに挿入されることにより、WDMフィルタ20がハウジング16内の所定の位置に搬入される。所定の位置とは、第1の内孔16aと第2の内孔16bとが互いに交差している位置である。
そして、図7に示すように、治具30の中心軸周りに治具30の角度を調整することにより、第1の内孔16a及び第2の内孔16bの延伸方向に対するWDMフィルタ20の角度を調整する。このとき、フィルタ用内孔16cの内壁面が所定の曲率を有していることにより、WDMフィルタ20をどのような角度に調整してもWDMフィルタ20の両端部がハウジング16に必ず接することができる。WDMフィルタ20の角度が定まった後、第1の内孔16aの拡径部16d、及び第2の内孔16bの拡径部16eから紫外線UVを照射することにより、接着剤32を硬化させてWDMフィルタ20をハウジング16に固定する。
続いて、図8に示すように、カットフィルタ21をハウジング16内の所定の位置に固定する。所定の位置とは、拡径部16eによって提供される段面16f上であり、カットフィルタ21は、この第2の内孔16bを塞ぐように接着剤34により固定される。すなわち、周縁部に接着剤34が塗布されたカットフィルタ21を上記所定の位置に配置したのち、第2の内孔16bの拡径部16eから紫外線UVを照射することにより、接着剤34を硬化させてカットフィルタ21をハウジング16に固定する。最後に、第1の光デバイス12、第2の光デバイス14、およびピグテールユニット18をハウジング16に取り付けることにより、本実施形態の光モジュール10Aが完成する。
以上に説明した本実施形態に係る光モジュール10Aにおいては、各光デバイス12,14が取り付けられる第1及び第2の内孔16a,16bに加え、更にフィルタ用内孔16cがハウジング16に設けられている。フィルタ用内孔16cは、その断面形状が円形であることにより、その延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有しているが、このようなフィルタ用内孔16cは、前述したように例えば円形断面の貫通孔をドリル加工等によってハウジング16に形成することにより容易に得られる。そして、その内壁面にWDMフィルタ20を接着固定する際には、図7に示したように、内壁面が曲率を有することでWDMフィルタ20の角度を自在に調整することができ、出射光および入射光の光軸に対してWDMフィルタ20の角度を精密に調整することが可能となっている。このように、本実施形態の光モジュール10Aによれば、例えば図13や図14に示した従来の光モジュールと比較して、WDMフィルタ20を搭載する構造の形成をより簡易にできる。
また、本実施形態のように、フィルタ用内孔16cの延在方向に垂直な面内での該フィルタ用内孔16cの断面形状を円形とすることにより、フィルタ用内孔16cを極めて簡易に形成することができる。但し、フィルタ用内孔の断面形状は円形に限られるものではなく、WDMフィルタ20を搭載するための曲率を有する内壁面を少なくともその一部に含んでいれば、他の様々な断面形状でもってフィルタ用内孔を形成してもよい。
(第2の実施の形態)
次いで、本発明に係る光モジュールの第2実施形態について説明する。図9は、本実施形態に係る光モジュール10Bの外観を示す斜視図である。また、図10は、図9に示す光モジュール10Bのハウジング28を破断して示す斜視図である。また、図11は、図9に示す光モジュール10Bの側断面図である。図9ないし図11を参照すると、本実施形態の光モジュール10Bは、第1の光デバイス22、第2の光デバイス24、第3の光デバイス26、ハウジング28、及びピグテールユニット18を備えている。なお、第1の光デバイス22および第2の光デバイス24の構成は、第1実施形態の第1の光デバイス12および第2の光デバイス14と同様である。
第3の光デバイス26は、光受信デバイスであり、フォトダイオードといった受光素子を有している。第3の光デバイス26は、ピグテールユニット18から出射される第3の波長の光を受光する。第3の波長とは、例えば、1.48μm又は1.55μmであり、第2の光デバイス24が受光する第2の波長とは異なる波長である。第3の光デバイス26は、同軸形状のハウジング26Aを介して組立てられており、ハウジング26Aの入射光軸上には集光レンズ26Bが取り付けられている。
ハウジング28は、ピグテールユニット18の光ファイバ90と、第1の光デバイス22、第2の光デバイス24、及び第3の光デバイス26とを相互に固定するための円筒状の金属部材である。ピグテールユニット18は円筒状のハウジング28の一端に固定されており、第1の光デバイス22は円筒状のハウジング28の他端に固定されている。また、第2の光デバイス24及び第3の光デバイス26は、ハウジング28の外側面において互いに対向する位置に固定されている。すなわち、第2の光デバイス24及び第3の光デバイス26は、第1の光デバイス22とピグテールユニット18の光ファイバ90とを結ぶ光軸に対して交差する方向においてそれぞれハウジング28に装着されている。
ハウジング28内には、WDMフィルタ40,41及びカットフィルタ42,43が搭載されている。WDMフィルタ40は、本実施形態における第1の波長分割多重フィルタであり、第1の波長の光を透過して第1の光デバイス22とピグテールユニット18の光ファイバ90とを光学的に結合させ、また、第2の波長の光を反射して第2の光デバイス24と光ファイバ90とを光学的に結合させる。また、カットフィルタ42は、第1の波長の光を遮断し、第2の波長の光を透過する特性を有している。
また、WDMフィルタ41は、本実施形態における第2の波長分割多重フィルタであり、第1及び第2の波長の光を透過して第1の光デバイス22及び第2の光デバイス24と光ファイバ90とを光学的に結合させ、また、第3の波長の光を反射して第3の光デバイス26と光ファイバ90とを光学的に結合させる。また、カットフィルタ43は、第1及び第2の波長の光を遮断し、第3の波長の光を透過する特性を有している。
ハウジング28の構成について更に具体的に説明する。ハウジング28には、第1の内孔28a、第2の内孔28b、第3の内孔28c、及びフィルタ用内孔28dが形成されている。
図10及び図11を参照すると、第1の内孔28aは、ハウジング28の中心軸方向に延びる略円形断面の貫通孔である。第1の内孔28aの一端にはピグテールユニット18により光ファイバ90が取り付けられており、第1の内孔28aの他端には第1の光デバイス22が取り付けられている。第1の内孔28aの他端付近は内径が拡大された拡径部28eとなっており、その拡径部28eに第1の光デバイス22が嵌入されている。第1の光デバイス22は、その集光レンズ22Bが第1の内孔28aの中心軸上に位置するように、拡径部28eにおいてハウジング28と同軸に配置される。
第2の内孔28b及び第3の内孔28cは、それぞれハウジング28の中心軸方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向)に延びる略円形断面の非貫通孔である。第2の内孔28bは、ハウジング28内部の或る位置において第1の内孔28aと交差しており、第3の内孔28cは、第1の内孔28aと第2の内孔28bとが相互に交差する位置とは異なる位置において第1の内孔28aと交差している。なお、本実施形態において、第2の内孔28b及び第3の内孔28cは、その延伸方向が互いに平行となるように形成されている。
第2の内孔28bの一端には第2の光デバイス24が取り付けられており、第3の内孔28cの一端には第3の光デバイス26が取り付けられている。すなわち、第2の内孔28bの一端付近は内径が拡大された拡径部28fとなっており、その拡径部28fに第2の光デバイス24が嵌入されている。同様に、第3の内孔28cの一端付近は拡径部28gとなっており、その拡径部28gに第3の光デバイス26が嵌入されている。
第2の内孔28b内には、第2の内孔28bを塞ぐようにカットフィルタ42が設けられている。このカットフィルタ42は、拡径部28fによって提供される段面28hに、接着剤等により固定されている。同様に、第3の内孔28c内には、第3の内孔28cを塞ぐようにカットフィルタ43が設けられている。このカットフィルタ43は、拡径部28fによって提供される段面28iに、接着剤等により固定されている。
フィルタ用内孔28dは、第1の内孔28a、第2の内孔28bおよび第3の内孔28cの各延伸方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向)に延びる貫通孔又は非貫通孔である。フィルタ用内孔28dは、第1の内孔28aと第2の内孔28bとが相互に交差する位置、および第1の内孔28aと第3の内孔28cとが相互に交差する位置の双方を通り、これらの内孔28a〜28cのそれぞれと交わることにより、内孔28a〜28cと繋がっている。
また、フィルタ用内孔28dは、その延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有している。例えば、本実施形態のフィルタ用内孔28dにおいては、その延在方向に垂直な面内での断面形状が長円形となっており、第1の内孔28aの貫通方向に対向して配置され(すなわち、第1の内孔28aの貫通方向に沿って互いに向かい合っており)所定の曲率を有する二つの内壁面28j,28k(図11参照)と、該二つの内壁面28j,28kを繋ぐ一対の平坦面とによってフィルタ用内孔28dが構成されている。なお、内壁面28j,28kは、フィルタ用内孔28dの延在方向に垂直な面内での断面形状が半円形となっている。そして、一方の内壁面28j上にWDMフィルタ40が接着剤を用いて貼着され、他方の内壁面28k上にWDMフィルタ41が接着剤を用いて貼着され、それぞれハウジング28に固定されている。
WDMフィルタ40は、ハウジング28の内部において、第1の内孔28a、第2の内孔28bおよびフィルタ用内孔28dが互いに交わる位置に配置され、その反射面が第1及び第2の波長の光の各光軸と所定の角度(例えば45°)を成すようにその傾きが調整されている。また、WDMフィルタ41は、ハウジング28の内部において、第1の内孔28a、第3の内孔28cおよびフィルタ用内孔28dが互いに交わる位置に配置され、その反射面が第1及び第3の波長の光の各光軸と所定の角度(例えば45°)を成すようにその傾きが調整されている。
上述した構成を備える光モジュール10Bの作製方法は、第1実施形態において説明した光モジュール10Aの作製方法とほぼ同様である。すなわち、円柱状の金属部材に対しドリル加工を行うことによって、第1の内孔28a、第2の内孔28b、第3の内孔28c、及びフィルタ用内孔28dを有するハウジング28を形成する。そして、例えば図5に示したような治具を用いて、WDMフィルタ40,41を角度調整したのちハウジング28内の所定位置に接着する。カットフィルタ42,43をハウジング28内の所定の位置に接着固定した後、第1の光デバイス22、第2の光デバイス24、第3の光デバイス26、およびピグテールユニット18をハウジング28に取り付けることにより、本実施形態の光モジュール10Bが完成する。
以上に説明した本実施形態に係る光モジュール10Bにおいては、各光デバイス22,24および26が取り付けられる第1ないし第3の内孔28a〜28cに加え、更にフィルタ用内孔28dがハウジング28に設けられている。フィルタ用内孔28dは、その断面形状が長円形であることにより、その延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面28j,28kを有しているが、このようなフィルタ用内孔28dは例えばドリル加工等によって容易に得られる。そして、その内壁面28j,28kにWDMフィルタ40,41を接着固定する際には、内壁面28j,28kが曲率を有することでWDMフィルタ40,41の角度を自在に調整することができ、出射光および入射光の光軸に対してWDMフィルタ40,41の角度を精密に調整することが可能となっている。このように、本実施形態の光モジュール10Bによれば、例えば図13や図14に示した従来の光モジュールと比較して、WDMフィルタ40,41を搭載する構造の形成をより簡易にできる。
また、本実施形態のように2つのWDMフィルタ40,41が設けられる場合、フィルタ用内孔28dは、第1の内孔28aの貫通方向に対向して配置され所定の曲率を有する二つの内壁面28j,28kと、該二つの内壁面28j,28kを繋ぐ一対の平坦面とを含んでいることが好ましい。これにより、2つのWDMフィルタ40,41を搭載可能なフィルタ用内孔28dを簡易に形成することができる。
但し、2つのWDMフィルタが設けられる場合であっても、例えば図12に示すように、断面形状が円形であるフィルタ用内孔にWDMフィルタを固定することも可能である。図12に示す構成では、断面形状が円形であるフィルタ用内孔50dがハウジング50に形成されており、フィルタ用内孔50dの内壁面上の所定位置(すなわち、第1の内孔50aと第2の内孔50bとが交差する位置)に一方のWDMフィルタ52が固定され、フィルタ用内孔50dの内壁面上の他の所定位置(すなわち、第1の内孔50aと第3の内孔50cとが交差する位置)に他方のWDMフィルタ53が固定されている。なお、図12では第3の内孔50cが第1の内孔50aまで届いていないように見えるが、第3の内孔50cの先端部分がフィルタ用内孔50dと共通になっているため、第1の内孔50aと第3の内孔50cとは実質的に交差している。
なお、このように、断面形状が円形であるフィルタ用内孔50dに二つのWDMフィルタ52,53を固定する場合、第1の内孔50aと第2の内孔50bとが交差する位置、及び第1の内孔50aと第3の内孔50cとが交差する位置の双方をフィルタ用内孔50dが通るように、フィルタ用内孔50dの内径を他の内孔50a〜50cと比べて大きくするとよい。そして、フィルタ用内孔50dの中心軸線を第1の内孔50aの中心軸線から一定距離だけ離すことにより、WDMフィルタ52,53の角度を、その反射面が第1ないし第3の波長の光の各光軸L1〜L3と所定の角度(例えば45°)を成すように好適に調整することができる。
本発明による光モジュールは、上記した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記各実施形態ではWDMフィルタの個数が1または2の場合について説明したが、本発明の光モジュールは、光デバイスの数に応じてWDMフィルタを幾つでも設けることができる。その場合、必要に応じて、フィルタ用内孔をハウジングに複数形成するとよい。また、第1ないし第3の光デバイスは、光送信デバイス及び光受信デバイスの何れであってもよい。
第1実施形態に係る光モジュールを含む一芯双方向デバイスの全体構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る光モジュール10Aの外観を示す斜視図である。 第1実施形態に係る光モジュール10Aのハウジング16を破断して示す斜視図である。 光モジュール10Aの作製方法について説明するための図であり、円柱状の金属部材に対しドリル加工を行うことによって作製されたハウジング16を示している。 WDMフィルタ20を装着するための治具を示す斜視図である。 治具30を使用してWDMフィルタ20をハウジング16に装着する様子を示す斜視図である。 治具30を使用してWDMフィルタ20をハウジング16に装着する様子を示す断面図である。 カットフィルタ21をハウジング16内の所定の位置に固定する様子を示す図である。 第2実施形態に係る光モジュール10Bの外観を示す斜視図である。 第2実施形態に係る光モジュール10Bのハウジング28を破断して示す斜視図である。 第2実施形態に係る光モジュール10Bの側断面図である。 断面形状が円形であるフィルタ用内孔に二つのWDMフィルタを固定する構成を示す図である。 従来の一芯双方向光モジュールを概略的に示す図である。 従来の一芯双方向光モジュールの他の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
1…一芯双方向デバイス、10A,10B…光モジュール、12,22…第1の光デバイス、14,24…第2の光デバイス、26…第3の光デバイス、16,28…ハウジング、16a,28a…第1の内孔、16b,28b…第2の内孔、16c,28d…フィルタ用内孔、18…ピグテールユニット、20,40,41…WDMフィルタ、21,42,43…カットフィルタ、28c…第3の内孔、28j,28k…内壁面、30…治具、31…フィルタ載置面、32,34…接着剤、80…光コネクタ、90…光ファイバ。

Claims (4)

  1. 単一の光ファイバと光学的に結合する光モジュールであって、
    第1の光デバイスおよび第2の光デバイスと、
    前記光ファイバと前記第1及び第2の光デバイスとを相互に固定するハウジングと、
    第1の波長の光を透過して前記第1の光デバイスと前記光ファイバとを光学的に結合させ、第2の波長の光を反射して前記第2の光デバイスと前記光ファイバとを光学的に結合させる第1の波長分割多重フィルタと
    を備え、
    前記ハウジングは、
    前記光ファイバが一端に取り付けられ、前記第1の光デバイスが他端に取り付けられる第1の内孔と、
    前記第1の内孔と交差しており、その一端に前記第2の光デバイスが取り付けられる第2の内孔と、
    前記第1及び第2の内孔が相互に交差する位置を通り、前記第1及び第2の内孔のそれぞれと交差するフィルタ用内孔と
    を有しており、
    前記フィルタ用内孔が、該フィルタ用内孔の延在方向と交差する面内で所定の曲率を有する内壁面を有しており、
    前記第1の波長分割多重フィルタが前記フィルタ用内孔の前記内壁面に接着固定されていることを特徴とする、光モジュール。
  2. 前記フィルタ用内孔の延在方向に垂直な面内での該フィルタ用内孔の断面形状が円形であることを特徴とする、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 第3の光デバイスと、
    第1の波長の光を透過して前記第1の光デバイスと前記光ファイバとを光学的に結合させ、第3の波長の光を反射して前記第3の光デバイスと前記光ファイバとを光学的に結合させる第2の波長分割多重フィルタと
    を更に備え、
    前記ハウジングが、前記第1及び第2の内孔が相互に交差する位置とは異なる位置で前記第1の内孔と交差しており、その一端に前記第3の光デバイスが取り付けられる第3の内孔を更に有しており、
    前記フィルタ用内孔が、前記第1及び第2の内孔が相互に交差する位置、および前記第1及び第3の内孔が相互に交差する位置の双方を通り、前記第1、第2および第3の内孔のそれぞれと交差しており、
    前記第2の波長分割多重フィルタが前記フィルタ用内孔の前記内壁面に接着固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記フィルタ用内孔が、前記第1の内孔の貫通方向に対向して配置され所定の曲率を有する二つの前記内壁面と、該二つの内壁面を繋ぐ一対の平坦面とを含んでおり、
    前記第1及び第2の波長分割多重フィルタは、前記二つの内壁面にそれぞれ接着固定されていることを特徴とする、請求項3に記載の光モジュール。
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