JP2010091083A - 遠心油圧キャンセル機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転停止時におけるキャンセラ室からの作動油の漏出が抑制された遠心油圧キャンセラ機構を提供する。
【解決手段】遠心油圧キャンセル機構は、加圧室10内の作動油の圧力により軸方向に移動可能なピストン3と、ピストン3に対して加圧室10の反対側に設けられ、ピストン3とともにキャンセラ室20を規定する隔壁4と、ピストン3をその中立位置に向けて付勢するリターンスプリング5とを備える。また、キャンセラ室20に作動油を供給するオイル供給孔1Bと、キャンセラ室20から作動油を排出させるオイル排出孔4Aとが別個に設けられている。オイル供給孔1Bは回転シャフト1に形成され、オイル排出孔4Aは隔壁4に形成される。そして、遠心油圧キャンセル機構は、オイル排出孔4A上に設けられ、回転シャフト1の回転時にはオイル排出孔4Aを開き、回転シャフト1の回転停止時にはオイル排出孔4Aを閉じる弁機構6をさらに備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠心油圧キャンセル機構に関し、特に、車両に搭載される油圧クラッチ装置における遠心油圧キャンセル機構に関する。
車両に搭載される油圧クラッチ装置における遠心油圧キャンセル機構が従来から知られている。このような機構は、たとえば、特開2007−155077号公報(特許文献1)および特開平1−210623号公報(特許文献2)に示されている。
特開2007−155077号公報 特開平1−210623号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遠心油圧キャンセラ機構では、内燃機関の停止時にキャンセラ室からオイルが抜け、エンジン始動後にキャンセラ室にオイルが充満するまでに一定の時間を要する。したがって、内燃機関の始動直後に該内燃機関を高回転で運転すると、遠心油圧を十分にキャンセルできない場合が生じ得る。
また、特許文献2に記載の遠心油圧キャンセラ機構では、エンジン停止時にオイルを遠心油圧室に貯えた状態に保つためのチェック弁が設けられているが、エンジン動作時にオイルを排出するための油路が設けられていない。このように、特許文献2に記載の発明と本願発明とでは、前提および構成が全く異なる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、キャンセラ室に作動油の入口部と出口部とが別個に設けられた遠心油圧キャンセラ機構であって、運転停止時におけるキャンセラ室からの作動油の漏出が抑制された遠心油圧キャンセラ機構を提供することにある。
本発明に係る遠心油圧キャンセル機構は、加圧室および該加圧室の遠心油圧をキャンセルするための作動油が供給されるキャンセラ室を有し、摩擦係合装置における遠心油圧をキャンセルするものである。
この遠心油圧キャンセル機構は、回転シャフトと、加圧室内の作動油の圧力により軸方向に移動可能なピストンと、ピストンに対して加圧室の反対側に設けられ、ピストンとともにキャンセラ室を規定する隔壁と、ピストンをその中立位置に向けて付勢する付勢部材とを備える。キャンセラ室に作動油を供給する入口部と、該キャンセラ室から作動油を排出させる出口部とが別個に設けられる。また、入口部は回転シャフトに形成され、出口部は隔壁に形成される。遠心油圧キャンセル機構は、出口部上に設けられ、回転シャフトの回転時には出口部を開き、回転シャフトの回転停止時には出口部を閉じる弁機構をさらに備える。
上記構成によれば、回転シャフトの回転時(駆動時)には、キャンセラ室からの作動油の出口部が開かれるため、入口部から供給された作動油が出口部から排出される。このようにすることで、ピストンの動きを円滑にすることができる。他方、回転シャフトの停止時(非駆動時)には、出口部が弁機構により閉じられるため、入口部から作動油は供給されないが、キャンセラ室からの作動油の漏出は抑制される。このようにすることで、再始動の直後から十分な遠心油圧キャンセル機能を果たすことが可能となる。
1つの実施態様では、上記遠心油圧キャンセル機構において、出口部は、隔壁に形成された貫通孔を含み、貫通孔は、キャンセラ室から離れるにつれて縮径するテーパ部を含み、弁機構は、テーパ部に当接するボールと、該ボールを隔壁に固定する弾性部材とを含み、弾性部材は、貫通孔を閉じる方向にボールを付勢するとともに、ボールに作用する遠心力により貫通孔を開くように変形可能な弾性を有する。
1つの実施態様では、上記遠心油圧キャンセル機構において、隔壁は、回転シャフトの径方向に対して傾斜する傾斜部を含み、出口部は、傾斜部に形成された貫通孔を含み、弁機構は、貫通孔を覆う弁体を含む。
1つの実施態様では、上記遠心油圧キャンセル機構において、弁機構は、隔壁の面内方向に回動可能な弁体を含む。
本発明によれば、キャンセラ室に作動油の入口部と出口部とが別個に設けられた遠心油圧キャンセラ機構において、運転停止時におけるキャンセラ室からの作動油の漏出を抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る遠心油圧キャンセル機構を示す断面図である。本実施の形態に係る遠心油圧キャンセラ機構は、車両の自動変速機に含まれる摩擦係合装置(クラッチ)における遠心油圧をキャンセルするものである。
図1に示すように、遠心油圧キャンセル機構は、矢印DR1方向に回転する回転シャフト1と、クラッチドラム2と、ピストン3と、隔壁4と、リターンスプリング5と、弁機構6とを含む。
クラッチドラム2とピストン3とは、加圧室10を挟んで配置される。加圧室10には、回転シャフト1のオイル供給孔1Aから作動油が供給される。
ピストン3と隔壁4とは、キャンセラ室20を挟んで配置される。キャンセラ室20には、回転シャフト1のオイル供給孔1Bから作動油が供給される。この作動油は、加圧ポート(図示せず)が印加する圧力によりキャンセラ室20に供給される。加圧ポートは、車両の内燃機関が動作しているときに動作し、内燃機関の停止時には動作しない。したがって、内燃機関の停止時には、オイル供給孔1Bからキャンセラ室20に作動油が供給されない。
ピストン3は、加圧室10に供給された作動油の圧力により軸方向に移動する。これにより、摩擦係合装置が動作する。リターンスプリング5は、キャンセラ室20内に収納され、その両端は、ピストン3および隔壁4にそれぞれ固定されている。リターンスプリング5は、ピストン3をその中立位置に向けて付勢する。
しかし、回転シャフト1が回転しているとき、加圧室10内の作動油には遠心力が作用し、この遠心力による油圧が発生する。本願明細書では、この遠心力による油圧を『遠心油圧』と称している。この遠心油圧は、リターンスプリング5によるピストン3の中立位置への復元動作を阻害するという影響を及ぼす。そこで、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構では、ピストン3を挟んで加圧室10と対向する位置にキャンセラ室20を形成し、加圧室10の遠心油圧をキャンセルするための作動油をキャンセラ室20に供給している。
しかし、キャンセラ室20に作動油を供給することにより、ピストン3のキャンセラ室20側への移動の円滑性が阻害されることが懸念される。そこで、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構では、隔壁4にオイル排出孔4Aを設け、キャンセラ室20からのオイルの排出流量を十分に確保している。
上記のように、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構では、オイル供給孔1Bから作動油が供給されるキャンセラ室20を設け、さらに、回転シャフト1の回転時のキャンセラ室20からの作動油の排出流量を確保するためのオイル排出孔4Aをオイル供給孔1Bとは別個に設けることで、摩擦係合装置を作動させるピストン3の動作を円滑なものにしている。
しかし、内燃機関の停止時には、オイル供給孔1Bからキャンセラ室20に作動油が供給されないため、上記のオイル排出孔4Aを設けた場合、内燃機関の再始動時において、キャンセラ室20内における作動油の量が十分でなく、この状態で内燃機関を高回転で運転することにより、遠心油圧を十分にキャンセルできない場合が生じ得る。
そこで、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構では、回転シャフト1の回転時にはオイル排出孔4Aを開き、回転シャフト1の回転停止時にはオイル排出孔4Aを閉じる弁機構6を設けている。より具体的に説明すれば、以下のとおりである。
図2,図3は、オイル排出孔4A周辺の構造を示した図である。なお、図2は、回転シャフト1の回転停止時の状態を示し、図3は、回転シャフト1の回転時の状態を示す。
図2,図3に示すように、オイル排出孔4Aは、隔壁4に形成された貫通孔である。オイル排出孔4Aは、キャンセラ室20側の端部に位置する大径部41Aと、大径部41Aに隣接し、キャンセラ室20から離れるにつれて縮径するテーパ部42Aと、テーパ部41Bに隣接する小径部43Aとを含む。
弁機構6は、テーパ部42Aに当接するチェックボール6Aと、チェックボール6Aを隔壁4に固定する『弾性部材』としてのスプリング6Bとを含む。スプリング6Bは、オイル排出孔4Aを閉じる方向にチェックボール6Aを付勢するとともに、チェックボール6Aに作用する遠心力によりオイル排出孔4Aを開くように変形可能な弾性を有する。
このようにすることで、回転シャフト1の回転時には、弁機構6が開弁してオイル排出孔4Aからの排出流量が十分に確保されるとともに、回転シャフト1の非回転時には、弁機構6が閉弁してオイル排出孔4Aからの作動油の排出が抑制される。
以上説明したように、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構によれば、回転シャフト1の回転時には、キャンセラ室20からの作動油の出口であるオイル排出孔4Aが開かれるため、オイル供給孔1Bから供給された作動油がオイル排出孔4Aから排出される。このようにすることで、ピストン3の動きを円滑にすることができる。他方、回転シャフト1の停止時には、オイル排出孔4Aが弁機構6により閉じられるため、オイル供給孔1Bから作動油は供給されないが、キャンセラ室20からの作動油の漏出は抑制される。このようにすることで、内燃機関の再始動の直後から十分な遠心油圧キャンセル機能を果たすことが可能となる。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構は、回転シャフト1と、加圧室10内の作動油の圧力により軸方向に移動可能なピストン3と、ピストン3に対して加圧室10の反対側に設けられ、ピストン3とともにキャンセラ室20を規定する隔壁4と、ピストン3をその中立位置に向けて付勢する『付勢部材』としてのリターンスプリング5とを備える。また、キャンセラ室20に作動油を供給する『入口部』としてのオイル供給孔1Bと、キャンセラ室20から作動油を排出させる『出口部』としてのオイル排出孔4Aとが別個に設けられている。オイル供給孔1Bは回転シャフト1に形成され、オイル排出孔4Aは隔壁4に形成される。そして、遠心油圧キャンセル機構は、オイル排出孔4A上に設けられ、回転シャフト1の回転時にはオイル排出孔4Aを開き、回転シャフト1の回転停止時にはオイル排出孔4Aを閉じる弁機構6をさらに備える。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係る遠心油圧キャンセル機構を示す断面図である。また、図5,図6は、図4に示す遠心油圧キャンセル機構におけるオイル排出孔4A周辺の構造を示した図である。なお、図5は、回転シャフト1の回転停止時の状態を示し、図6は、回転シャフト1の回転時の状態を示す。
本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構は、実施の形態1に係る遠心油圧キャンセル機構の変形例であって、以下の事項を特徴とするものである。
図4〜図6を参照して、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構において、隔壁4は、回転シャフト1の径方向に対して傾斜する傾斜部4Bを含む。オイル排出孔4Cは、傾斜部4Bに形成されている。『弁機構』としての弁体7は、傾斜部4Bに形成されたオイル排出孔4Cを覆うように形成される。
回転シャフト1の回転時には、弁体7が矢印DR7方向に変形することにより開弁してオイル排出孔4Cからの排出流量が十分に確保されるとともに、回転シャフト1の非回転時には、弁体7が閉弁してオイル排出孔4Cからの作動油の排出が抑制される。
このように、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構においても、実施の形態1に係る遠心油圧キャンセル機構と同様の作用効果を得ることができる。
なお、その他の事項については、実施の形態1と同様であるので、詳細な説明は繰り返さない。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3に係る遠心油圧キャンセル機構を示す断面図である。また、図8,図9は、図7に示す遠心油圧キャンセル機構におけるオイル排出孔4D周辺の構造を示した図である。なお、図8は、回転シャフト1の回転停止時の状態を示し、図9は、回転シャフト1の回転時の状態を示す。また、図8,図9は、隔壁4の主面を軸方向から見た状態を示すものである。
本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構は、実施の形態1に係る遠心油圧キャンセル機構の変形例であって、隔壁4の面内方向に回動可能な『弁機構』としての弁体8を設けた点を特徴とするものである。
回転シャフト1の回転時には、弁体8が隔壁4の面内方向に変形することにより開弁してオイル排出孔4Dからの排出流量が十分に確保されるとともに、回転シャフト1の非回転時には、弁体8が閉弁してオイル排出孔4Dからの作動油の排出が抑制される。
このように、本実施の形態に係る遠心油圧キャンセル機構においても、実施の形態1,2に係る遠心油圧キャンセル機構と同様の作用効果を得ることができる。
なお、その他の事項については、実施の形態1,2と同様であるので、詳細な説明は繰り返さない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係る遠心油圧キャンセル機構を示す断面図である。 図1に示す遠心油圧キャンセル機構におけるキャンセラ室からのオイル排出孔の構造を示した図(その1)である。 図1に示す遠心油圧キャンセル機構におけるキャンセラ室からのオイル排出孔の構造を示した図(その2)である。 本発明の実施の形態2に係る遠心油圧キャンセル機構を示す断面図である。 図4に示す遠心油圧キャンセル機構におけるキャンセラ室からのオイル排出孔の構造を示した図(その1)である。 図4に示す遠心油圧キャンセル機構におけるキャンセラ室からのオイル排出孔の構造を示した図(その2)である。 本発明の実施の形態3に係る遠心油圧キャンセル機構を示す断面図である。 図7に示す遠心油圧キャンセル機構におけるキャンセラ室からのオイル排出孔の構造を示した図(その1)である。 図7に示す遠心油圧キャンセル機構におけるキャンセラ室からのオイル排出孔の構造を示した図(その2)である。
符号の説明
1 回転シャフト、1A,1B オイル供給孔、2 クラッチドラム、3 ピストン、4 隔壁、4A,4C,4D オイル排出孔、4B 傾斜部、5 リターンスプリング、6 弁機構、6A チェックボール、6B スプリング、7,8 弁体、10 加圧室、20 キャンセラ室、41A 大径部、42A テーパ部、43A 縮径部。

Claims (4)

  1. 加圧室および該加圧室の遠心油圧をキャンセルするための作動油が供給されるキャンセラ室を有し、摩擦係合装置における遠心油圧をキャンセルする遠心油圧キャンセル機構であって、
    回転シャフトと、
    前記加圧室内の作動油の圧力により軸方向に移動可能なピストンと、
    前記ピストンに対して前記加圧室の反対側に設けられ、前記ピストンとともに前記キャンセラ室を規定する隔壁と、
    前記ピストンをその中立位置に向けて付勢する付勢部材とを備え、
    前記キャンセラ室に作動油を供給する入口部と、該キャンセラ室から作動油を排出させる出口部とが別個に設けられ、
    前記入口部は前記回転シャフトに形成され、前記出口部は前記隔壁に形成され、
    前記出口部上に設けられ、前記回転シャフトの回転時には前記出口部を開き、前記回転シャフトの回転停止時には前記出口部を閉じる弁機構をさらに備えた、遠心油圧キャンセル機構。
  2. 前記出口部は、前記隔壁に形成された貫通孔を含み、
    前記貫通孔は、前記キャンセラ室から離れるにつれて縮径するテーパ部を含み、
    前記弁機構は、前記テーパ部に当接するボールと、該ボールを前記隔壁に固定する弾性部材とを含み、
    前記弾性部材は、前記貫通孔を閉じる方向に前記ボールを付勢するとともに、前記ボールに作用する遠心力により前記貫通孔を開くように変形可能な弾性を有する、請求項1に記載の遠心油圧キャンセル機構。
  3. 前記隔壁は、前記回転シャフトの径方向に対して傾斜する傾斜部を含み、
    前記出口部は、前記傾斜部に形成された貫通孔を含み、
    前記弁機構は、前記貫通孔を覆う弁体を含む、請求項1に記載の遠心油圧キャンセル機構。
  4. 前記弁機構は、前記隔壁の面内方向に回動可能な弁体を含む、請求項1に記載の遠心油圧キャンセル機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9953590B2 (en) 2002-04-11 2018-04-24 Samsung Display Co., Ltd. Color display devices and methods with enhanced attributes

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