JP5949373B2 - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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本発明は、エンジンの吸気弁または排気弁の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置に関する。
従来より、車両等に設けられたエンジンのクランクシャフトとカムシャフトとの回転位相を変化させることで吸気弁または排気弁の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置が知られている。
特許文献1に記載のバルブタイミング調整装置は、複数の進角室に油圧を供給するように放射状に延びた5本の進角供給油路が設けられている。この複数の進角供給油路のうち、ストッパピストンの先端が嵌合するベーンロータの受容孔の周方向左右に位置する2本の進角供給油路は、ストッパピストンが受容孔に嵌合している状態で、進角室側の開口がハウジングによって塞がれる。これにより、ストッパピストンを受容孔から解除するとき、前記2本の進角供給油路から2個の進角室に供給する油圧を規制することで、受容孔に供給する油圧を高くすることが可能になる。
特許3744594号公報
しかしながら、特許文献1に記載のバルブタイミング調整装置は、受容孔に連通する油路と前記2本の進角供給油路とが、ベーンロータを周方向に延びる環状の油路から別個に延びている。そのため、受容孔に連通する油路と前記2本の進角供給油路との距離が環状の油路を経由して遠くなるので、前記2本の進角供給油路に油圧が供給されてから受容孔の油圧が高くなるまでの時間が長くなり、ストッパピストン解除の応答性が悪化することが懸念される。
ここで、特許文献1に記載のバルブタイミング調整装置において、ベーンロータの回転軸を含み、その回転軸とストッパピストンとを結ぶ直線に対して垂直な仮想平面αを定義する。すると、ストッパピストンを受容孔から解除するとき、進角供給油路から供給される油圧は、仮想平面αを挟んでストッパピストンとは反対側に位置するベーンのみに印加される。このため、ハウジングに対してベーンロータが偏り又はこじりが生じると、ストッパピストンを嵌合穴から解除することが困難になるおそれがある。また、ハウジングとベーンロータとの摩擦力が大きくなり、ストッパピストン解除後のベーンロータの動作が悪化するおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ストッパピストン解除の応答性を高めることが可能なバルブタイミング調整装置を提供することを目的とする。
第1発明は、ハウジングとベーンロータとの相対回転を規制するストッパピストンを備えたバルブタイミング調整装置において、ストッパピストンを解除するためのピストン圧力室に油圧を供給する第3油路が、ハウジングのシューによって進角室又は遅角室への油圧供給が規制される第2油路から延びている。また、ベーンロータは複数のベーンを有する。第1油路は、ベーンロータの回転軸に対して実質的に対称に配置された複数のベーン(33,35)に油圧を印加するように配置されることを特徴とする。
第2発明では、第2油路は、ストッパピストンと嵌合穴とが嵌合可能な位置を除く位置にベーンロータがあるとき、ベーンロータの回転軸に対して実質的に対称に配置された複数のベーン(32,34)に油圧を印加するように配置されることを特徴とする。
第3発明では、ストッパピストン(40)は、ベーンロータに設けられた収容孔(46)に設けられ、ハウジングに設けられた嵌合穴(41)に嵌合可能なものである。ピストン圧力室(44)は、ハウジングの嵌合穴に連通している。第3油路(80,81)は、ベーンロータを第2油路(70)からハウジング側の端面に延びる軸油路(80)と、ハウジングを軸油路からピストン圧力室へ延びるハウジング油路(81)とから構成されることを特徴とする。
これにより、油圧供給源から第2油路を流れ、シューの内壁によって進角室又は遅角室への油圧供給が規制された油は、第3油路を通じてピストン圧力室に供給される。したがって、ピストン圧力室の油圧が早く上がるので、ストッパピストンを嵌合穴から早く解除することができる。すなわち、ストッパピストン解除の応答性を高めることができる。
また、ストッパピストン解除時には、第1油路から進角室又は遅角室に油圧が供給され、第2油路から進角室又は遅角室に油圧が供給されない。そのため、ベーンロータのベーンに印加される油圧が通常作動時よりも小さくなり、ハウジングに対してベーンロータが相対回転するトルクが小さくなる。したがって、嵌合穴の内壁とストッパピストンとの摩擦力が小さくなり、ストッパピストンを嵌合穴から確実に解除することができる。
本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置の断面図である。 図1のII―II線の断面図である。 本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置が設けられる駆動力伝達系統の構成図である。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置の断面図である。 本発明の第3実施形態によるバルブタイミング調整装置の断面図である。 本発明の第4実施形態によるバルブタイミング調整装置の断面図である。 本発明の第5実施形態によるバルブタイミング調整装置の断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図3に示す。本実施形態のバルブタイミング調整装置1は、図3に示すエンジン10の駆動力伝達系統に用いられる。この駆動力伝達系統では、エンジン10の駆動軸としてのクランクシャフト11に固定されるギヤ12と、従動軸としての2本のカムシャフト13,14に固定されるギヤ15,16とにチェーン17が巻き掛けられ、クランクシャフト11からカムシャフト13,14にトルクが伝達される。一方のカムシャフト13は排気弁18を駆動し、他方のカムシャフト14は吸気弁19を駆動する。本実施形態のバルブタイミング調整装置1は、ギヤ15をチェーン17に、ベーンロータをカムシャフト14に接続し、クランクシャフト11とカムシャフト14とを所定の位相差をおいて回転させることで、吸気弁19の開閉タイミングを調整する。
なお、バルブタイミング調整装置1は、図3において時計回りに回転する。
図1および図2に示すように、バルブタイミング調整装置1は、ハウジング20、ベーンロータ30およびストッパピストン40などを備えている。
ハウジング20は、フロントプレート21、リアプレート22、筒部23及びシュー24〜27を有し、これらはボルト4によって接続されている。
フロントプレート21は、円盤状に形成され、軸方向にカムシャフト14を通す前孔29を有する。
リアプレート22は、円盤状に形成され、フロントプレート21に向き合うように設けられる。リアプレート22は、軸方向にベーンロータ30のリアブッシング38を通す後孔28を有する。
筒部23およびシュー24〜27は一体に形成され、フロントプレート21とリアプレート22に挟まれている。筒部23は、外周にギヤ15を有する。このギヤ15にチェーン17が巻き掛けられ、ハウジング20はクランクシャフト11の駆動力を受けて回転する。
シュー24〜27は、筒部23の周方向に所定間隔をあけて設けられ、筒部23から径内方向に延びている。回転方向に隣接するシュー同士の間隙に横断面が略扇状の油圧室が形成されている。
ベーンロータ30は、ハウジング20に対し相対回転可能に設けられている。ベーンロータ30は、円筒状のロータ31、そのロータ31から径外方向に延びる複数のベーン32〜35、およびリアブッシング38を有する。
ロータ31の径外方向の外壁は、ハウジング20のシュー24〜27の径内方向の内壁と液密に摺接する。ロータ31は、中央の軸方向に、カムシャフト14が圧入される圧入孔36を有する。ベーンロータ30はカムシャフト14に相対回転不能に固定される。
複数のベーン32〜35は、ロータ31から径外方向へ延びている。ベーン32〜35は、ハウジング20の油圧室を進角室60〜63および遅角室64〜67に仕切る。
ベーン32〜35の径外方向の外壁には、シール部材39が設けられる。シール部材39は、進角室60〜63と遅角室64〜67との間の油の流れを規制する。
進角室60〜63は、進角油路70〜73を通じて油圧が供給され、または排出される。遅角室64〜67は、遅角油路74〜77を通じて油圧が供給され、または排出される。ベーンロータ30は、進角室60〜63および遅角室64〜67の油圧に応じてハウジング20に対し相対回転可能である。
なお、図1に示す進角、遅角を表す矢印は、ハウジング20に対するベーンロータ30の進角方向、遅角方向を表している。
ストッパピストン40は、ベーンロータ30に設けられた収容孔46に軸方向に往復移動可能に収容されている。リアプレート22に設けられた嵌合穴41には、ストッパピストン40が嵌合可能なリング42が設けられている。ストッパピストン40は、ハウジング20に対してベーンロータ30が最遅角位置にあるとき、スプリング43の付勢力により、嵌合穴41に設けられたリング42の内側に嵌合可能である。
リアプレート22に、嵌合穴41に連通する第1ピストン圧力室44が設けられている。ストッパピストン40の径外側に第2ピストン圧力室45が設けられている。本実施形態の第1ピストン圧力室44および第2ピストン圧力室45は、特許請求の範囲に記載の「ピストン圧力室」に相当する。
第1ピストン圧力室44の油圧がストッパピストン40に作用する力と、第2ピストン圧力室45の油圧がストッパピストン40に作用する力との和が、スプリング43の付勢力よりも大きくなると、ストッパピストン40はリング42から抜け出す。つまり、第1ピストン圧力室44の油圧と第2ピストン圧力室45の油圧は共に、ストッパピストン40が嵌合穴41から抜け出す方向へ作用する。
ベーンロータ30には、径方向に放射状に延びる複数の進角油路70〜73、および複数の遅角油路74〜77が設けられている。進角油路70〜73は、一端がロータ31の圧入孔36の内壁に開口し、他端がロータ31の径外方向の外壁に開口している。遅角油路74〜77もまた、一端がロータ31の圧入孔36の内壁に開口し、他端がロータ31の径外方向の外壁に開口している。
進角油路70〜73の圧入孔36側の開口と遅角油路74〜77の圧入孔36側の開口は、圧入孔36に圧入固定される図示しないカムシャフトに設けられた孔に連通する。
車両のオイルパン90からオイルポンプ91によって汲み上げられた油は、油圧制御弁92からカムシャフトの孔を通り、進角油路70〜73および遅角油路74〜77に供給される。
なお、本実施形態のオイルパン90、オイルポンプ91および油圧制御弁92は、特許請求の範囲に記載の「油圧供給源」を構成する。
進角油路70〜73のうち、ストッパピストン40が設けられることなくベーンロータ30の回転軸Oに対して実質的に対称に配置されたベーン33,35に、それぞれ油圧を印加するように配置された2本の進角油路を第1進角油路71,73と称する。本実施形態において、この2本の第1進角油路71,73が特許請求の範囲に記載の「第1油路」に相当する。
なお、「実質的に対称に配置」とは、そのベーン33,35のみに油圧が作用したとき、ベーンロータの傾き、偏り又はこじりが抑制可能な程度に対象に配置されていることをいう。
一方、進角油路70〜73のうち、ストッパピストン40が設けられたベーン32、及びそのベーン32に対してベーンロータ30の回転軸Oを挟んで実質的に対称に配置されたベーン34に、それぞれ油圧を印加するように配置された2本の進角油路を第2進角油路70,72と称する。本実施形態において、この2本の第2進角油路70,72が、特許請求の範囲に記載の「第2油路」に相当する。
図1の状態において、バルブタイミング調整装置1は、ハウジング20に対しベーンロータ30が最遅角に位置した状態を示している。この状態で、第1進角油路71,73は、進角室61,63に連通し、その進角室61,63へ油圧を供給可能である。一方、2本の第2進角油路70,72は、いずれもシュー26,24の径内方向の内壁261,241によってその開口が絞られ、進角室60,62への油圧供給を規制されている。すなわち、2本の第2進角油路70,72を絞るシュー26,24の径内方向の内壁261,241は、第2進角油路70,72を流れる燃料の絞り機能を有することになる。
ストッパピストン40が設けられたベーン32に油圧を印加するように配置された第2進角油路70から、ベーンロータ30の回転軸方向に軸油路80が延びている。軸油路80は、一端が第2進角油路70に開口し、他端がベーンロータ30のリアプレート側の端面に開口している。
リアプレート22には、ハウジング油路81が設けられている。ハウジング油路81は、一端が軸油路80に連通し、他端が第1ピストン圧力室44に連通している。なお、ハウジング油路81の一端は、ハウジング20に対しベーンロータ30が最遅角に位置したときに軸油路80に連通する。
本実施形態では、軸油路80およびハウジング油路81が、特許請求の範囲に記載の「第3油路」に相当する。
一方、第2ピストン圧力室45は、ベーン32に設けられた連通路82を通じて遅角室64に連通している。
続いて、バルブタイミング調整装置1の作動を説明する。
<エンジン始動時>
図1及び図2に示すように、エンジン10が停止しているとき、ストッパピストン40が嵌合穴41のリング42の内側に入り込み、クランクシャフト11に対してカムシャフト14は最遅角位置に位相保持されている。エンジン10の始動直後は、オイルポンプ91から進角室60〜63、遅角室64〜67、第1ピストン圧力室44および第2ピストン圧力室45に油が十分に供給されず、ストッパピストン40はリング42の内側に入り込んだ状態を維持する。そのため、油が各油圧室に供給されるまでの間、カムシャフト14が受けるトルク変動によるハウジング20とベーンロータ30との打音の発生が防がれる。
<エンジン始動後>
エンジン10の始動後、オイルポンプ91から油圧制御弁92を通り、第1進角油路71,73および第2進角油路70,72に油が供給される。このとき、2本の第1進角油路71,73から2個の進角室61,63に油圧が供給される。第1進角油路71,73は、回転軸Oに対して実質的に対称に配置されているので、ベーンロータ30が傾いたり、こじたり、偏心したりすることがない。
一方、2本の第2進角油路70,72はシュー26,24の径内方向の内壁261,241によってその開口が絞られているので、進角室60,62への油圧供給が規制される。ストッパピストン40の設けられたベーン32に油圧を印加可能な第2進角油路70に供給された油は、軸油路80とハウジング油路81を通り、第1ピストン圧力室44に供給される。第1ピストン圧力室44の油圧がストッパピストン40に作用する力が、スプリング43の付勢力よりも大きくなると、ストッパピストン40は嵌合穴41から抜け出す。これにより、ハウジング20に対しベーンロータ30は相対回転可能となる。
ハウジング20に対しベーンロータ30が少しでも回転すると、第1進角油路71,73と第2進角油路70,72から全ての進角室60〜63に油圧が供給される。
<進角作動時>
バルブタイミング調整装置1が進角作動するとき、オイルポンプ91で汲み上げられた油は、油圧制御弁92から第1進角油路71,73および第2進角油路70,72を通り、進角室60〜63に供給される。一方、遅角室64〜67の油は、遅角油路74〜77を通りオイルパン90に排出される。これにより、進角室60〜63の油圧がベーン32〜35に作用し、ベーンロータ30は、ハウジング20に対し進角方向に回転する。
<遅角作動時>
バルブタイミング調整装置1が遅角作動するとき、オイルポンプ91で汲み上げられた油は、油圧制御弁92から遅角油路74〜77を通り、遅角室64〜67に供給される。一方、進角室60〜63の油は、第1進角油路71,73および第2進角油路70,72を通りオイルパン90に排出される。これにより、遅角室64〜67の油圧がベーン32〜35に作用し、ベーンロータ30は、ハウジング20に対し遅角方向に回転する。
<中間保持作動時>
ベーンロータ30が目標位相に到達すると、油圧制御弁92は、遅角室64〜67および進角室60〜63の油圧がオイルパン90へ排出されることを規制する。このとき、油圧制御弁92から遅角油路74〜77および進角油路70〜73を通じ、僅かではあるが遅角室64〜67および進角室60〜63へ油圧が供給されている。これにより、ベーンロータ30は目標位相に保持される。
<エンジン停止時>
バルブタイミング調整装置1の作動中にエンジン停止が指示されると、上述した遅角作動時と同様の作動により、ハウジング20に対してベーンロータ30は遅角方向に回転し、最遅角位置で停止する。この状態で、オイルポンプ91の作動が停止し、第1ピストン圧力室44および第2ピストン圧力室45の圧力が低下すると、ストッパピストン40はスプリング43の付勢力によりリング42の内側に入り込む。その状態でエンジン10は停止する。
本実施形態は、以下の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、ベーンロータ30が最遅角位置にあるときに進角室60への油圧供給を規制される第2進角油路70と第1ピストン圧力室44とが、軸油路80およびハウジング油路81によって連通している。これにより、エンジン始動後、第2進角油路70から進角室60への油圧供給が規制された油は、軸油路80およびハウジング油路81を通り、第1ピストン圧力室44に供給される。したがって、第1ピストン圧力室44の油圧が早く上昇するので、ストッパピストン40を嵌合穴41から早く解除することができる。すなわち、ストッパピストン解除の応答性を高めることができる。
(2)本実施形態では、ストッパピストン40と嵌合穴41との嵌合を解除するとき、第1進角油路71,73から進角室61,63に油圧が供給され、第2進角油路70,72から進角室60,62に油圧が供給されない。そのため、ベーンロータ30に印加される油圧が通常作動時よりも小さくなるので、ハウジング20に対してベーンロータ30が相対回転するトルクを小さくすることができる。したがって、その間にストッパピストン40を嵌合穴41から確実に解除することができる。
(3)本実施形態では、2本の第1進角油路71,73は、ベーンロータ30の回転軸Oに対して実質的に対称に配置されたベーン33,35に、それぞれ油圧を印加する。
これにより、ストッパピストン40と嵌合穴41との嵌合を解除する際、第1進角油路71,73のみから供給される油圧によるベーンロータ30の傾き、偏り又はこじりが防がれる。そのため、ストッパピストン40を嵌合穴41から確実に解除することが可能になる。さらに、ベーンロータ30とハウジング20との摩擦力が小さくなるので、ストッパピストン解除後にベーンロータ30が良好に動作することができる。
(4)本実施形態では、2本の第2進角油路70,72は、ストッパピストン40が設けられたベーン32、及びそのベーン32に対してベーンロータ30の回転軸Oを挟んで実質的に対称に配置されたベーン34に、それぞれ油圧を印加するように配置される。すなわち、ストッパピストン40と嵌合穴41との嵌合を解除する際に油圧の印加されないベーン32,34が対象配置されることで、ベーンロータ30の傾き、偏り又はこじりを防ぐことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4に示す。以下、複数の実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、ストッパピストン40が設けられたベーン32に油圧を印加するように配置された第2進角油路70,72と、ストッパピストン40の径外側に設けられた第2ピストン圧力室45とをロータ油路83が連通している。本実施形態では、このロータ油路83が特許請求の範囲に記載の「第3油路」に相当する。
一方、第1ピストン圧力室44は、リアプレート22に設けられた図示しない連通路を通じて遅角室64に連通している。
第2実施形態では、エンジン10の始動後、ストッパピストン40の設けられたベーン32に油圧を印加可能な第2進角油路70に供給された油は、シュー26の内壁261によって進角室60への油圧供給が規制される。第2進角油路70に供給された油は、ロータ油路83を通り、第2ピストン圧力室45に供給される。第2ピストン圧力室45の油圧がストッパピストン40に作用する力が、スプリング43の付勢力よりも大きくなると、ストッパピストン40は嵌合穴41から抜け出す。これにより、ハウジング20に対しベーンロータ30は相対回転可能となる。
第2実施形態では、第2進角油路70,72と第2ピストン圧力室45とを連通する油路をハウジング20に設けることなく、ベーンロータ30にのみに設けることで、ロータ油路83を流れる油の圧力損失が低減される。したがって、ストッパピストン解除の応答性を高めることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図5に示す。第3実施形態は、第1実施形態と同様、第2進角油路70と第1ピストン圧力室44とを、軸油路80およびハウジング油路81が連通している。
第3実施形態では、リアプレート22に設けられたハウジング油路81が、円弧油路84を有している。円弧油路84は、ベーンロータ30の回転軸Oを中心とした円弧状に形成され、ハウジング20に対してベーンロータ30が相対回転するときに軸油路80が移動する範囲に設けられる。
第3実施形態では、エンジン10の始動後、第2進角油路70から軸油路80およびハウジング油路81を通って第1ピストン圧力室44に油が供給されると、ストッパピストン40は嵌合穴41から抜け出す。これにより、ハウジング20に対しベーンロータ30は相対回転可能となる。したがって、バルブタイミング調整装置は、位相制御の応答性を高めることができる。
その後、ハウジング20に対してベーンロータ30が相対回転する際、軸油路80と円弧油路84とが常に連通しているので、第1ピストン圧力室44には常に油が供給されている。このため、エンジンの運転中、ベーンロータ30が最遅角位置に移動したときにも、ストッパピストン40が嵌合穴41に嵌合することが防がれる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図6に示す。第4実施形態では、ストッパピストン400は、ハウジング20のシュー26に設けられた収容孔461に往復移動可能に収容されている。ストッパピストン400は、ハウジング20に対してベーンロータ30が最遅角位置にあるとき、スプリング43の付勢力により、ベーンロータ30に設けられた嵌合穴411に嵌合可能である。
ベーンロータ30に、嵌合穴411に連通する第1ピストン圧力室44が設けられている。ストッパピストン400の径外側に第2ピストン圧力室45が設けられている。第4実施形態の第1ピストン圧力室44および第2ピストン圧力室45は、特許請求の範囲に記載の「ピストン圧力室」に相当する。
第1ピストン圧力室44の油圧がストッパピストン400に作用する力と、第2ピストン圧力室45の油圧がストッパピストン400に作用する力との和が、スプリング43の付勢力よりも大きくなると、ストッパピストン400は嵌合穴411から抜け出す。
ストッパピストン400が設けられたシュー26によって開口を絞られる第2進角油路70と第1ピストン圧力室44とを連通するベーンロータ油路85が、ベーンロータ30に設けられている。第4実施形態では、ベーンロータ油路85が、特許請求の範囲に記載の「第3油路」に相当する。
一方、第2ピストン圧力室45は、シュー26に設けられた第2連通路47を通じて遅角室67に連通している。
第4実施形態では、エンジン10の始動後、第2進角油路70に供給された油は、ベーンロータ油路85を通り、第1ピストン圧力室44に供給される。第1ピストン圧力室44の油圧がストッパピストン400に作用する力が、スプリング43の付勢力よりも大きくなると、ストッパピストン400は嵌合穴411から抜け出す。これにより、ハウジング20に対しベーンロータ30は相対回転可能となる。
第4実施形態では、上述した第1〜第3実施形態と同一の作用効果を奏する。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図7に示す。第5実施形態のバルブタイミング調整装置は、排気弁18の開閉タイミングを調整するものである。このバルブタイミング調整装置は、ハウジング20に対しベーンロータ30が最進角に位置するとき、ストッパピストン40が嵌合穴41に嵌合可能である。
第5実施形態では、複数の遅角油路74〜77のうち、ストッパピストン40が設けられることなくベーンロータ30の回転軸Oに対して実質的に対称に配置されたベーン33,35に、それぞれ油圧を印加するように配置された2本の遅角油路75,77を第1遅角油路75,77と称する。第5実施形態では、この2本の第1遅角油路75,77が特許請求の範囲に記載の「第1油路」に相当する。
一方、複数の遅角油路74〜77のうち、ストッパピストン40が設けられたベーン32、及びそのベーン32に対してベーンロータ30の回転軸Oを挟んで実質的に対称に配置されたベーン34に、それぞれ油圧を印加するように配置された2本の遅角油路74,76を第2遅角油路74,76と称する。第5実施形態では、この2本の第2遅角油路74,76が、特許請求の範囲に記載の「第2油路」に相当する。
図7の状態において、バルブタイミング調整装置は、ハウジング20に対しベーンロータ30が最進角に位置した状態を示している。この状態で、2本の第1遅角油路75,77は、遅角室65,67に連通し、遅角室65,67へ油圧を供給可能である。一方、2本の第2遅角油路74,76は、いずれもシュー27,25の径内方向の内壁271,251によってその開口が絞られ、遅角室64,66への油圧供給を規制されている。
ストッパピストン40が設けられたベーン32に油圧を印加するように配置された第2遅角油路74から、ベーンロータ30の回転軸方向に軸油路80が延びている。また、リアプレート22に設けられたハウジング油路81は、一端が軸油路80に連通し、他端が第1ピストン圧力室44に連通している。第5実施形態では、軸油路80およびハウジング油路81が、特許請求の範囲に記載の「第3油路」に相当する。
第5実施形態では、上述した第1〜第4実施形態と同一の作用効果を奏する。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、ハウジングに対してベーンロータが最進角または最遅角に位置するときにストッパピストンと嵌合穴とが嵌合するバルブタイミング調整装置について説明した。これに対し、他の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、ハウジングに対してベーンロータが中間位相にあるときにストッパピストンと嵌合穴とが嵌合するものであってもよい。
上述した実施形態では、4個のベーンを有するベーンロータを備えたバルブタイミング調整装置について説明した。これに対し、他の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、ベーンの個数に限定されることなく、例えば5個のベーンを有するベーンロータを備えたものであってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・バルブタイミング調整装置
20 ・・・ハウジング
30 ・・・ベーンロータ
40,400・・・ストッパピストン
71,73・・・第1進角油路(第1油路)
70,72・・・第2進角油路(第2油路)
80 ・・・軸油路(第3油路)
81 ・・・ハウジング油路(第3油路)
241,251,261,271・・・シューの径内方向の内壁

Claims (4)

  1. エンジン(10)の駆動軸(11)と従動軸(13,14)との回転位相を油圧供給源(90,91,92)から供給される油圧によって変更し、前記従動軸が開閉駆動する吸気弁(19)または排気弁(18)の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置(1)であって、
    フロントプレート(21)、このフロントプレートに向き合うリアプレート(22)、前記フロントプレートと前記リアプレートとを接続する筒部(23)、およびこの筒部から径内方向へ延びるシュー(24〜27)を有し、前記駆動軸の駆動力を受けて回転するハウジング(20)と、
    前記シューの径内方向の内壁に摺接するロータ(31)、およびこのロータから径外方向に延びてハウジングに形成された油圧室を進角室(60〜63)と遅角室(64〜67)に仕切るベーン(32〜35)を有し、前記進角室および前記遅角室に供給される油圧に応じて前記ハウジングに対し相対回転可能であり、前記従動軸と共に回転するベーンロータ(30)と、
    前記ハウジングまたは前記ベーンロータの一方に設けられた収容孔(46,461)に軸方向に往復移動可能に設けられ、前記ハウジングまたは前記ベーンロータの他方に設けられた嵌合穴(41,411)に嵌合可能なストッパピストン(40,400)と、
    前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置に前記ベーンロータがあるとき、前記油圧供給源から前記進角室又は前記遅角室の一方に油圧を供給可能な第1油路(71,73,75,77)と、
    一端が前記油圧供給源に連通し、他端が前記ロータの径外方向の外壁に開口し、前記油圧供給源から前記進角室又は前記遅角室の一方へ油圧を供給可能な第2油路(70,72,74,76)であって、前記第2油路は前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置に前記ベーンロータがあるとき、前記シューの径内方向の内壁(241,251,261,271)によって前記進角室又は前記遅角室の一方への油圧供給を規制される第2油路と、
    前記ストッパピストンを前記嵌合穴から抜け出す方向へ油圧を印加するピストン圧力室(44,45)と前記第2油路とを連通する第3油路(80,81,83,84,85)と、を備え
    前記ベーンロータは複数の前記ベーンを有し、
    前記第1油路は、前記ベーンロータの回転軸に対して実質的に対称に配置された複数の前記ベーン(33,35)に油圧を印加するように配置されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. エンジン(10)の駆動軸(11)と従動軸(13,14)との回転位相を油圧供給源(90,91,92)から供給される油圧によって変更し、前記従動軸が開閉駆動する吸気弁(19)または排気弁(18)の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置(1)であって、
    フロントプレート(21)、このフロントプレートに向き合うリアプレート(22)、前記フロントプレートと前記リアプレートとを接続する筒部(23)、およびこの筒部から径内方向へ延びるシュー(24〜27)を有し、前記駆動軸の駆動力を受けて回転するハウジング(20)と、
    前記シューの径内方向の内壁に摺接するロータ(31)、およびこのロータから径外方向に延びてハウジングに形成された油圧室を進角室(60〜63)と遅角室(64〜67)に仕切るベーン(32〜35)を有し、前記進角室および前記遅角室に供給される油圧に応じて前記ハウジングに対し相対回転可能であり、前記従動軸と共に回転するベーンロータ(30)と、
    前記ハウジングまたは前記ベーンロータの一方に設けられた収容孔(46,461)に軸方向に往復移動可能に設けられ、前記ハウジングまたは前記ベーンロータの他方に設けられた嵌合穴(41,411)に嵌合可能なストッパピストン(40,400)と、
    前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置に前記ベーンロータがあるとき、前記油圧供給源から前記進角室又は前記遅角室の一方に油圧を供給可能な第1油路(71,73,75,77)と、
    一端が前記油圧供給源に連通し、他端が前記ロータの径外方向の外壁に開口し、前記油圧供給源から前記進角室又は前記遅角室の一方へ油圧を供給可能な第2油路(70,72,74,76)であって、前記第2油路は前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置に前記ベーンロータがあるとき、前記シューの径内方向の内壁(241,251,261,271)によって前記進角室又は前記遅角室の一方への油圧供給を規制される第2油路と、
    前記ストッパピストンを前記嵌合穴から抜け出す方向へ油圧を印加するピストン圧力室(44,45)と前記第2油路とを連通する第3油路(80,81,83,84,85)と、を備え、
    前記ベーンロータは複数の前記ベーンを有し、
    前記第2油路は、前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置を除く位置に前記ベーンロータがあるとき、前記ベーンロータの回転軸に対して実質的に対称に配置された複数の前記ベーン(32,34)に油圧を印加するように配置されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  3. エンジン(10)の駆動軸(11)と従動軸(13,14)との回転位相を油圧供給源(90,91,92)から供給される油圧によって変更し、前記従動軸が開閉駆動する吸気弁(19)または排気弁(18)の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置(1)であって、
    フロントプレート(21)、このフロントプレートに向き合うリアプレート(22)、前記フロントプレートと前記リアプレートとを接続する筒部(23)、およびこの筒部から径内方向へ延びるシュー(24〜27)を有し、前記駆動軸の駆動力を受けて回転するハウジング(20)と、
    前記シューの径内方向の内壁に摺接するロータ(31)、およびこのロータから径外方向に延びてハウジングに形成された油圧室を進角室(60〜63)と遅角室(64〜67)に仕切るベーン(32〜35)を有し、前記進角室および前記遅角室に供給される油圧に応じて前記ハウジングに対し相対回転可能であり、前記従動軸と共に回転するベーンロータ(30)と、
    前記ハウジングまたは前記ベーンロータの一方に設けられた収容孔(46,461)に軸方向に往復移動可能に設けられ、前記ハウジングまたは前記ベーンロータの他方に設けられた嵌合穴(41,411)に嵌合可能なストッパピストン(40,400)と、
    前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置に前記ベーンロータがあるとき、前記油圧供給源から前記進角室又は前記遅角室の一方に油圧を供給可能な第1油路(71,73,75,77)と、
    一端が前記油圧供給源に連通し、他端が前記ロータの径外方向の外壁に開口し、前記油圧供給源から前記進角室又は前記遅角室の一方へ油圧を供給可能な第2油路(70,72,74,76)であって、前記第2油路は前記ストッパピストンと前記嵌合穴とが嵌合可能な位置に前記ベーンロータがあるとき、前記シューの径内方向の内壁(241,251,261,271)によって前記進角室又は前記遅角室の一方への油圧供給を規制される第2油路と、
    前記ストッパピストンを前記嵌合穴から抜け出す方向へ油圧を印加するピストン圧力室(44,45)と前記第2油路とを連通する第3油路(80,81,83,84,85)と、を備え、
    前記ストッパピストン(40)は、前記ベーンロータに設けられた前記収容孔(46)に設けられ、前記ハウジングに設けられた前記嵌合穴(41)に嵌合可能なものであり、
    前記ピストン圧力室(44)は、前記ハウジングの前記嵌合穴に連通しており、
    前記第3油路(80,81)は、前記ベーンロータを前記第2油路(70)から前記ハウジング側の端面に延びる軸油路(80)と、前記ハウジングを前記軸油路から前記ピストン圧力室へ延びるハウジング油路(81)とから構成されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  4. 前記第3油路の有する前記ハウジング油路は、前記ベーンロータの回転軸を中心とした円弧状に延びる円弧油路(84)を有することを特徴とする請求項に記載のバルブタイミング調整装置。
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