JP2010091049A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振性能および耐久性を向上させる。
【解決手段】一対の防振ゴム2を備え、これらの防振ゴム2が、その軸O方向内側の端部同士を互いに向き合わせつつ、一対の第1フランジ部23により軸O方向両側からブラケット部材3を挟み込むことで該ブラケット部材3に連結されるとともに、一対の内筒21内に挿通された締結部材5により一対の本体ゴム22の軸O方向外側にそれぞれ配置された一対のプレート部材4を軸O方向内側に押し込むことでこれらのプレート部材4により軸O方向両側から挟み込まれる防振装置1であって、外筒20の内周面および内筒21の外周面のうちのいずれか一方には、本体ゴム22を形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成された第1ストッパゴム25が、他方との間に径方向の隙間Aをあけた状態で固着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、農業用機械や建設用機械のキャビンマウントやエンジンマウント等として用いられる防振装置に関する。
この種の防振装置は、一般に、エンジン等の振動発生体と機体等の振動受体との間に配設されて、振動発生体から振動受体に伝達される振動を減衰あるいは吸収するために用いられている。
この防振装置として、例えば下記特許文献1に示されるように、振動発生体および振動受体のうちの何れか一方にブラケット部材を介して連結されるとともに、軸方向外側の端部に径方向外側に向けて突出する第1フランジ部が形成された外筒と、振動発生体および振動受体のうちの何れか他方にプレート部材を介して連結されるとともに、外筒の内側に配置された内筒と、外筒と内筒との間に配置された本体ゴムと、をそれぞれ有する一対の防振ゴムを備え、これらの防振ゴムが、その軸方向内側の端部同士を互いに向き合わせつつ、一対の第1フランジ部により軸方向両側からブラケット部材を挟み込むことで該ブラケット部材に連結されるとともに、一対の内筒内に挿通された締結部材により一対の本体ゴムの軸方向外側にそれぞれ配置された一対のプレート部材を軸方向内側に押し込むことでこれらのプレート部材により軸方向両側から挟み込まれる構成が知られている。
また、この文献1記載の防振装置では、本体ゴムが内筒の外周面に固着されるとともに外筒内に嵌合されることで、外筒と内筒とが同一の本体ゴムによって連結されている。
特開2006−300107号公報
しかしながら、上記した従来の防振装置では、外筒と内筒とが同一の本体ゴムによって連結されて、外筒と内筒との間が本体ゴムで満たされていたので、径方向のばね定数が高くなり、防振性能を向上させるのが困難であるという問題があった。
また、振動発生体および振動受体が径方向に沿って相対的に大きく変位したときに、本体ゴムが外筒と内筒との間に挟まれて過度に圧縮変形させられることで、この本体ゴムの耐久性が低いという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、防振性能および耐久性を向上させることができる防振装置を提供することを目的としている。
本発明に係る防振装置は、振動発生体および振動受体のうちの何れか一方にブラケット部材を介して連結されるとともに、軸方向外側の端部に径方向外側に向けて突出する第1フランジ部が形成された外筒と、振動発生体および振動受体のうちの何れか他方にプレート部材を介して連結されるとともに、前記外筒の内側に配置された内筒と、前記外筒と内筒との間に配置された本体ゴムと、をそれぞれ有する一対の防振ゴムを備え、これらの防振ゴムが、その軸方向内側の端部同士を互いに向き合わせつつ、一対の前記第1フランジ部により軸方向両側から前記ブラケット部材を挟み込むことで該ブラケット部材に連結されるとともに、一対の前記内筒内に挿通された締結部材により一対の前記本体ゴムの軸方向外側にそれぞれ配置された一対のプレート部材を軸方向内側に押し込むことでこれらのプレート部材により軸方向両側から挟み込まれる防振装置であって、前記外筒の内周面および前記内筒の外周面のうちのいずれか一方には、前記本体ゴムを形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成された第1ストッパゴムが、他方との間に径方向の隙間をあけた状態で固着されていることを特徴とする。
この発明では、外筒の内周面および内筒の外周面のうちのいずれか一方に、他方との間に径方向の隙間をあけた状態で第1ストッパゴムが固着されているので、振動発生体および振動受体が径方向に沿って相対的に前記隙間の大きさよりも小さく変位するときの径方向に沿ったばね定数を低く抑えることが可能になり、防振性能を向上させることができる。
また、振動発生体および振動受体が径方向に沿って相対的に前記隙間の大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第1ストッパゴムと前記他方とを当接させることにより、この変位を抑えることで本体ゴムの変形量を抑制することが可能になり、本体ゴムの耐久性を向上させることができる。
さらに、第1ストッパゴムが本体ゴムを形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成されているので、前述のように第1ストッパゴムと前記他方とが当接したときに、この防振装置に発生する衝撃力や衝撃加速度を抑えつつ、第1ストッパゴムに発生する反発力を高くすることが可能になり、前述の変位が確実に抑えられ本体ゴムの変形量を確実に抑制することができる。
ここで、前記他方において前記第1ストッパゴムに径方向で対向する部分は、ゴム材料からなる被覆部材で覆われてもよい。
この場合、前記他方において第1ストッパゴムに径方向で対向する部分が、被覆部材で覆われているので、振動発生体および振動受体が径方向に沿って相対的に前記隙間の大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第1ストッパゴムと前記他方とが被覆部材を介して当接することになり、この当接時に発生する衝撃力や衝撃加速度を抑えることができる。
また、前記外筒の軸方向内側の端部には、径方向内側に向けて突出する第2フランジ部が形成され、前記第1ストッパゴムは、前記第2フランジ部に固着されて前記本体ゴムを軸方向内側から支持し、かつ前記第2フランジ部の内周縁よりも径方向内側に突出してもよい。
この場合、前記本体ゴムおよび第1ストッパゴムが第2フランジ部により軸方向内側から支持されるので、本体ゴムおよび第1ストッパゴムの軸方向に沿った各変形量が過度に大きくなって耐久性が低下するのを防ぐことができる。
さらに、第1ストッパゴムが第2フランジ部の内周縁よりも径方向内側に突出しているので、振動発生体および振動受体が径方向に沿って相対的に前記隙間の大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第2フランジ部と内筒の外周面側とが当接するのを防ぐことが可能になり、この当接時に発生する衝撃力や衝撃加速度を確実に抑えることができる。
さらに、前記本体ゴムは、前記第1ストッパゴムを形成するゴム材料よりも動倍率が低いゴム材料で形成され、前記第1ストッパゴムは、前記本体ゴムを形成するゴム材料よりも損失正接が高いゴム材料で形成されてもよい。
この場合、本体ゴムが第1ストッパゴムを形成するゴム材料よりも動倍率が低いゴム材料で形成されているので、防振装置の防振性能を向上させることができるとともに、第1ストッパゴムが本体ゴムを形成するゴム材料よりも損失正接が高いゴム材料で形成されているので、第1ストッパゴムが前述のように前記他方と当接したときに発生する衝撃力や衝撃加速度をより一層確実に抑えることが可能になり、第1ストッパゴムを設けたことにより振動発生体や振動受体に入力される衝撃力や衝撃加速度が大きくなるのを防ぐことができる。
また、前記第1フランジ部における軸方向外側を向く外面には、前記本体ゴムを形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成されるとともに、前記本体ゴムを径方向外側から支持する第2ストッパゴムが固着され、前記第2ストッパゴムと前記プレート部材との間には、軸方向の隙間が設けられるようにしてもよい。
この場合、第1フランジ部に第2ストッパゴムが固着され、この第2ストッパゴムと前記プレート部材との間に軸方向の隙間が設けられるので、振動発生体および振動受体が軸方向に沿って相対的に前記隙間の大きさよりも小さく変位するときの軸方向に沿ったばね定数を低く抑えることが可能になり、防振性能を向上させることができる。
また、振動発生体および振動受体が軸方向に沿って相対的に前記隙間の大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第2ストッパゴムとプレート部材とを当接させることにより、この変位を抑えることで本体ゴムの変形量を抑制することが可能になり、この本体ゴムの耐久性を向上させることができる。
さらに、第2ストッパゴムが本体ゴムを形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成されているので、前述のように第2ストッパゴムとプレート部材とが当接したときに、この防振装置に発生する衝撃力や衝撃加速度を抑えつつ、第2ストッパゴムに発生する反発力を高くすることが可能になり、前述の変位が確実に抑えられ本体ゴムの変形量を確実に抑制することができる。
さらに、前記第1フランジ部において第2ストッパゴムが固着された部分は、軸方向外側に向けて膨出してもよい。
この場合、第1フランジ部において第2ストッパゴムが固着された部分が、軸方向外側に向けて膨出しているので、第2ストッパゴムの軸方向に沿った大きさを小さく抑えることが可能になり、この第2ストッパゴムの耐久性を向上させることができる。
また、前記第1ストッパゴムおよび前記第2ストッパゴムは同一のゴム材料で一体に形成されてもよい。
この場合、第1ストッパゴムおよび第2ストッパゴムが同一のゴム材料で一体に形成されているので、防振装置の製造コストの上昇を抑えることができる。
さらに、前記第1ストッパゴムをリング状に形成し、この第1ストッパゴムと前記他方との間にその全周にわたって同等の大きさの径方向の隙間を設けてもよい。
この場合、防振装置を組み立てる際に、外筒、第1ストッパゴム、内筒および本体ゴムの周方向に沿った位置を互いに合わせる必要がなく、この防振装置の製造コストの上昇をより一層確実に抑えることができる。
本発明に係る防振装置によれば、防振性能および耐久性を向上させることができる。
以下、本発明に係る防振装置の一実施の形態について、図1および図2に基づいて説明する。
この防振装置1は、例えばエンジンマウントとして適用されるものであり、建設機械等に搭載された図示せぬエンジン(振動発生体)から入力される振動を減衰あるいは吸収して図示せぬ機体(振動受体)への振動伝達が抑えられるようになっている。
防振装置1は一対の防振ゴム2を備えている。
防振ゴム2は、外筒20と、外筒20よりも小径に形成され外筒20の内側に配置された内筒21と、外筒20と内筒21との間に介在された本体ゴム22と、を備えている。これらの外筒20、内筒21および本体ゴム22はそれぞれ、円筒状に形成されるとともに、共通軸上に配置されている。以下、この共通軸を軸Oという。
そして、一対の防振ゴム2は、軸O方向に沿って互いに向き合わされた状態で、軸Oと同軸上に配設されている。以下、一対の防振ゴム2のうち一方の防振ゴム2において軸O方向に沿った他方の防振ゴム2側を軸O方向内側といい、一方の防振ゴム2において軸O方向に沿った他方の防振ゴム2の反対側を軸O方向外側という。
外筒20の軸O方向外側の端部には、径方向外側に向けて突出する第1フランジ部23が形成されている。第1フランジ部23は、外筒20の全周に亘って連続して延在している。また図示の例では、第1フランジ部23の径方向内端部には、軸O方向外側に向けて膨出する膨出部23aが形成されている。さらに、外筒20の軸O方向内側の端部には、径方向内側に向けて突出する第2フランジ部24が形成されている。第2フランジ部24は、外筒20の全周に亘って連続して延在している。また、図示の例では、第2フランジ部24は、径方向に沿って平行に延在している。
内筒21は、外筒20よりも軸O方向に沿った長さが長く、外筒20内にこの外筒20から軸O方向外側に突出した状態で配置されている。また、防振装置1を組み立てる前の状態では、図2に示されるように、内筒21の軸O方向内側の端縁が、外筒20の軸O方向内側の端縁よりも軸O方向外側に位置している。
本体ゴム22は、円筒状に形成されるとともに、内周面が内筒21の外周面に加硫接着され、外周面が図3に示されるように外筒20の内周面側に離脱可能に嵌合されて、外筒20と内筒21とを弾性的に連結している。図示の例では、本体ゴム22において、軸O方向外側部分22aは、軸O方向に沿って外側から内側に向かうに従い漸次拡径し、軸O方向内側部分22bは、軸O方向に沿って外側から内側に向かうに従い漸次縮径しており、これら22a、22bの間に位置する軸O方向中央部22cで外径が最も大きくなっている。また、本体ゴム22の軸O方向外側を向く外端面において内筒21に連なる部分には、第1環状凹部22dが形成されている。また、本体ゴム22の軸O方向内側を向く内端面において内筒21に連なる部分には、軸Oを中心とした真円形状の第2環状凹部22eが形成されている。なお、第1環状凹部22dおよび第2環状凹部22eはそれぞれ、縦断面視U字状に形成されるとともに、全周にわたって連続して延在している。また、本体ゴム22の前記外端面と、内筒21の軸O方向外側の端縁とは、軸Oに直交する同一平面上に位置している。
上記した構成からなる一対の防振ゴム2は、図1に示すように、互いが上下対称に配置されており、それぞれの軸O方向内側の端部同士を互いに向かい合わせて同軸に配置されている。また、これらの防振ゴム2は、一対の第1フランジ部23により軸O方向両側からブラケット部材3を挟み込むことで該ブラケット部材3に連結されるとともに、一対の内筒21内に挿通された締結部材5により一対の本体ゴム22の軸O方向外側にそれぞれ配置された一対のプレート部材4を軸O方向内側に押し込むことでこれらのプレート部材4により軸O方向両側から挟み込まれている。
ブラケット部材3は、肉厚プレート状の部材であり、図示せぬエンジンおよび機体のうちの何れか一方に固定されて略水平方向に沿って延設されている。ブラケット部材3には、一対の防振ゴム2の外筒20がそれぞれ、軸O方向両側から各別に嵌合される円形状の取付孔30が形成されている。このブラケット部材3の表裏面における取付孔30の周辺部分が、一対の防振ゴム2それぞれの第1フランジ部23により軸O方向両側から挟み込まれている。
一対のプレート部材4は、一対の防振ゴム2を軸O方向両側から挟む板材であり、一対の防振ゴム2の軸O方向外側の端部にそれぞれ取り付けられている。一対のプレート部材4のうちの少なくとも一方は、図示せぬエンジンおよび機体のうちの何れか他方に固定されている。すなわち、ブラケット部材3がエンジンに固定されている場合はプレート部材4が機体に固定され、ブラケット部材3が機体に固定されている場合はプレート部材4がエンジンに固定される。また、一対のプレート部材4には、後述するボルト50を通すためのボルト孔40がそれぞれ形成されている。このボルト孔40は、内筒21内に連通している。
締結部材5は、ボルト50とナット51とを備えている。ボルト50は、一方のプレート部材4の軸O方向外側から当該プレート部材4のボルト孔40内に挿入され、上下一対の内筒21内および他方のプレート部材4のボルト孔40にそれぞれ挿通され、他方のプレート部材4から軸O方向外側に突出している。そして、ボルト50において他方のプレート部材4のボルト孔40から突出した先端部に、ナット51が螺合されて締め付けられている。これにより、締結部材5は、一対のプレート部材4を軸O方向内側に押し込むことで、外筒20の第1フランジ部23によりブラケット部材3を軸O方向両側から挟み込ませるようになっている。
そして本実施形態では、外筒20の内周面および内筒21の外周面のうちのいずれか一方に、本体ゴム22を形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料でリング状に形成された第1ストッパゴム25が、他方との間にその全周にわたって径方向の隙間Aをあけた状態で固着されている。図示の例では、第1ストッパゴム25は、外筒20の内周面に内筒21の外周面側との間に径方向の隙間Aをあけた状態で加硫接着されている。また、この第1ストッパゴム25は、その軸O方向内側を向く内端面が、外筒20の第2フランジ部24における軸O方向外側を向く外面に加硫接着されており、本体ゴム22を軸O方向内側から支持している。
ここで、本実施形態では、内筒21の外周面において、本体ゴム22よりも軸O方向内側で、かつ第1ストッパゴム25の内周面に径方向で対向する部分が、ゴム材料からなる被覆部材26で覆われている。図示の例では、被覆部材26は薄肉の筒状に形成されており、この被覆部材26の外面と第1ストッパゴム25の内周面との間に径方向の隙間Aが設けられている。さらに、第1ストッパゴム25は、軸Oと同軸に配置され全周にわたって連続して延在しており、前記隙間Aの大きさは全周にわたって同等になっている。ここで、この隙間Aに前記第2環状凹部22eが開口している。
また、被覆部材26は本体ゴム22と同一のゴム材料で一体に形成されている。さらに、第1ストッパゴム25の内径は、外筒20の第2フランジ部24の内径よりも小さくなっており、第1ストッパゴム25の内周縁は、第2フランジ部24の内周縁よりも径方向内側に位置している。
また本実施形態では、外筒20の第1フランジ部23における軸O方向外側を向く外面に、本体ゴム22を形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料でリング状に形成されるとともに、本体ゴム22を径方向外側から支持する第2ストッパゴム27が固着されている。この第2ストッパゴム27と一対のプレート部材4との間にはそれぞれ、軸O方向の隙間Bが設けられている。また、第2ストッパゴム27は、軸Oと同軸に配置され全周にわたって連続して延在しており、前記隙間Bの大きさは全周にわたって同等になっている。さらに、第2ストッパゴム27は、第1フランジ部23の前記外面において前記膨出部23aを含むほぼ全域にわたって配設されている。
また本実施形態では、第1ストッパゴム25および第2ストッパゴム27は同一のゴム材料で一体に形成されている。図示の例では、外筒20の内周面と第1フランジ部23の前記外面との接続部分が、ゴム材料で薄肉の筒状に形成された連結片28で覆われており、この連結片28を介して、第1ストッパゴム25と第2ストッパゴム27とが連結されている。なお、連結片28は、軸O方向に沿って内側から外側に向かうに従い漸次拡径した筒状に形成されている。
そして、前記本体ゴム22において、軸O方向中央部22cが第2ストッパゴム27内に嵌合され、軸O方向内側部分22bが前記連結片28内に嵌合され、軸O方向内側を向く内端面が第1ストッパゴム25における軸O方向外側を向く外端面上に配置されている。なお、第2ストッパゴム27の内周面には、本体ゴム22の軸O方向中央部22cに軸O方向外側から係合する係合突起27aが突設されている。
ここで、本体ゴム22、第1ストッパゴム25、被覆部材26、第2ストッパゴム27および連結片28はそれぞれ、NR若しくはNBR等で形成されている。また、本体ゴム22および被覆部材26を形成するゴム材料の硬度は、例えば40°〜75°とされ、第1ストッパゴム25、第2ストッパゴム27および連結片28を形成するゴム材料の硬度(例えば70°〜80°)よりも低くなっている。さらに本実施形態では、本体ゴム22および被覆部材26は、第1ストッパゴム25、第2ストッパゴム27および連結片28を形成するゴム材料よりも動倍率が低いゴム材料で形成されている。また、第1ストッパゴム25、第2ストッパゴム27および連結片28は、本体ゴム22および被覆部材26を形成するゴム材料よりも損失正接が高いゴム材料で形成されている。
次に、上記した一対の防振ゴム2を備える防振装置1の組み立て方法について説明する。
まず、一方の防振ゴム2の外筒20をブラケット部材3の軸O方向一方側から取付孔30内に挿入させるとともに、他方の防振ゴム2の外筒20を軸O方向他方側から取付孔30内に挿入させる。このとき、外筒20の外径は取付孔30の内径よりも小さく、外筒20は、取付孔30内に非圧入状態で挿入(緩挿)される。またこの状態で、一対の防振ゴム2それぞれの第2フランジ部24が、取付孔30内で互いに軸O方向で対向し、かつ一対の防振ゴム2それぞれの第1フランジ部23が、ブラケット部材3の表裏面における取付孔30の周辺部分を軸O方向両側から挟み込む。
次に、一対のプレート部材4を、一対の防振ゴム2それぞれの軸O方向外側の端面、すなわち本体ゴム22の前記外端面上および内筒21の軸O方向外側の端縁上に各別に配置する。そして、ボルト50を、一方のプレート部材4のボルト孔40から挿入して一対の内筒21内を通過させ、ボルト50の先端部を、他方のプレート部材4のボルト孔40から突出させる。その後、このボルト50の先端部にナット51を螺着させることにより、一対のプレート部材4が締結部材5(ボルト50)によって連結される。
次に、ボルト50およびナット51を相対的に軸O回りに回転させて締結部材5を締め込み、一対のプレート部材4同士の間隔を小さくすることで、これらのプレート部材4により、一対の防振ゴム2を軸O方向両側から押圧させる。これにより、内筒21が外筒20から軸O方向内側に押し出され、内筒21の軸O方向内側の端縁が、外筒20の軸O方向内側の端縁よりも軸O方向内側に位置し、一対の防振ゴム2それぞれの内筒21における軸O方向内側の端縁同士が互いに突き合わされる。また、本体ゴム22が軸O方向内側に圧縮され、径方向外側に膨らむように弾性変形する。これにより、一対の防振ゴム2それぞれの外筒20の第1フランジ部23がブラケット部材3の表裏面にそれぞれ密接され、かつ外筒20が拡径変形しその外周面が取付孔30の内周面にそれぞれ密接される。なお、一対の防振ゴム2それぞれの第2フランジ部24同士の間には軸O方向の隙間が確保される。
以上より、一対の防振ゴム2がブラケット部材3に固定される。
ここで、前述のように、締結部材5を締め込んで本体ゴム22を軸O方向に圧縮変形させたときに、本体ゴム22は、外筒20および第2ストッパゴム27により径方向外側に向けた膨出変形が規制されるため、本体ゴム22は軸O方向のみならず径方向にも圧縮変形させられることとなる。以下、防振装置1の組付け時における本体ゴム22の圧縮変形量を予備圧縮変形量という。
そして本実施形態では、本体ゴム22の軸O方向の予備圧縮変形量は、前記隙間Bより大きくされ、また本体ゴム22の径方向の予備圧縮変形量は前記隙間Aより大きくなっている。
これにより、防振装置1に軸O方向に沿って荷重が入力されると、一方の防振ゴム2の本体ゴム22が軸O方向に圧縮変形し、他方の防振ゴム2の本体ゴム22が軸O方向に引張変形するが、この変形が前記隙間Bよりも大きくなると、他方の防振ゴム2の本体ゴム22が軸O方向の予備圧縮変形量以上の大きさで引張変形する前に、一方の防振ゴム2の本体ゴム22を径方向外側から支持する第2ストッパゴム27が、プレート部材4に当接し圧縮変形させられる。
この際、前記隙間Bの大きさを、第2ストッパゴム27の軸O方向の圧縮荷重に対する剛性、および防振ゴム2に入力される軸O方向の荷重の最大値に基づいて設定しておくことにより、他方の防振ゴム2の本体ゴム22が軸O方向の予備圧縮変形量以上の大きさで引張変形することはなく、この本体ゴム22がプレート部材4から離間するのを防ぐことができる。
また、防振装置1に径方向の荷重が入力されて、本体ゴム22が径方向に弾性変形しながら、内筒21と外筒20とが相対的に径方向に沿って移動すると、この移動量が前記隙間Aよりも大きくなると、本体ゴム22が径方向の予備圧縮変形量以上の大きさで径方向に弾性変形する前に、内筒21が第1ストッパゴム25に被覆部材26を介して当接し、第1ストッパゴム25が圧縮変形させられる。この際、前記隙間Aの大きさを、第1ストッパゴム25の径方向の圧縮荷重に対する剛性、および防振ゴム2に入力される径方向の荷重の最大値に基づいて設定しておくことにより、本体ゴム22が径方向の予備圧縮変形量以上の大きさで径方向に弾性変形することはなく、この本体ゴム22が第2ストッパゴム27および連結片28から離間するのを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置1によれば、外筒20の内周面に内筒21の外周面との間に径方向の隙間Aをあけた状態で第1ストッパゴム25が固着されているので、エンジンおよび機体が径方向に沿って相対的に前記隙間Aの大きさよりも小さく変位するときの径方向に沿ったばね定数を低く抑えることが可能になり、防振性能を向上させることができる。
また、エンジンおよび機体が径方向に沿って相対的に前記隙間Aの大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第1ストッパゴム25と内筒21の外周面側とを当接させることにより、この変位を抑えることで本体ゴム22の変形量を抑制することが可能になり、本体ゴム22の耐久性を向上させることができる。
さらに、第1ストッパゴム25が本体ゴム22を形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成されているので、前述のように第1ストッパゴム25と内筒21の外周面側とが当接したときに、この防振装置1に発生する衝撃力や衝撃加速度を抑えつつ、第1ストッパゴム25に発生する反発力を高くすることが可能になり、前述の変位が確実に抑えられ本体ゴム22の変形量を確実に抑制することができる。
また本実施形態では、内筒21の外周面において第1ストッパゴム25に径方向で対向する部分が、被覆部材26で覆われているので、エンジンおよび機体が径方向に沿って相対的に前記隙間Aの大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第1ストッパゴム25と内筒21の外周面とが被覆部材26を介して当接することになり、この当接時に発生する衝撃力や衝撃加速度を抑えることができる。
さらに、本体ゴム22および第1ストッパゴム25が第2フランジ部24により軸O方向内側から支持されるので、本体ゴム22および第1ストッパゴム25の軸O方向に沿った各変形量が過度に大きくなって耐久性が低下するのを防ぐことができる。
また、第1ストッパゴム25が第2フランジ部24の内周縁よりも径方向内側に突出しているので、エンジンおよび機体が径方向に沿って相対的に前記隙間Aの大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第2フランジ部24と内筒21の外周面側とが当接するのを防ぐことが可能になり、この当接時に発生する衝撃力や衝撃加速度を確実に抑えることができる。
さらに、本体ゴム22が第1ストッパゴム25を形成するゴム材料よりも動倍率が低いゴム材料で形成されているので、防振装置1の防振性能を向上させることができるとともに、第1ストッパゴム25が本体ゴム22を形成するゴム材料よりも損失正接が高いゴム材料で形成されているので、第1ストッパゴム25が前述のように内筒21の外周面側と当接したときに発生する衝撃力や衝撃加速度をより一層確実に抑えることが可能になり、第1ストッパゴム25を設けたことによりエンジンや機体に入力される衝撃力や衝撃加速度が大きくなるのを防ぐことができる。
また、第1フランジ部23に第2ストッパゴム27が固着され、この第2ストッパゴム27とプレート部材4との間に軸O方向の隙間Bが設けられているので、エンジンおよび機体が軸O方向に沿って相対的に前記隙間Bの大きさよりも小さく変位するときの軸O方向に沿ったばね定数を低く抑えることが可能になり、防振性能を向上させることができる。
また、エンジンおよび機体が軸O方向に沿って相対的に前記隙間Bの大きさよりも大きく変位しようとしたときに、第2ストッパゴム27とプレート部材4とを当接させることにより、この変位を抑えることで本体ゴム22の変形量を抑制することが可能になり、この本体ゴム22の耐久性を向上させることができる。
さらに、第2ストッパゴム27が本体ゴム22を形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成されているので、前述のように第2ストッパゴム27とプレート部材4とが当接したときに、この防振装置1に発生する衝撃力や衝撃加速度を抑えつつ、第2ストッパゴム27に発生する反発力を高くすることが可能になり、前述の変位が確実に抑えられ本体ゴム22の変形量を確実に抑制することができる。
また、第1フランジ部23において第2ストッパゴム27が固着された部分に、軸O方向外側に向けて膨出した膨出部23aが形成されているので、第2ストッパゴム27の軸O方向に沿った大きさを小さく抑えることが可能になり、この第2ストッパゴム27の耐久性を向上させることができる。
さらに、第1ストッパゴム25および第2ストッパゴム27が同一のゴム材料で一体に形成されているので、防振装置1の製造コストの上昇を抑えることができる。
また、第1ストッパゴム25がリング状に形成され、この第1ストッパゴム25と内筒21の外周面側との間にその全周にわたって同等の大きさの径方向の隙間Aが設けられているので、防振装置1を組み立てる際に、外筒20、第1ストッパゴム25、内筒21および本体ゴム22の周方向に沿った位置を互いに合わせる必要がなく、この防振装置1の製造コストの上昇をより一層確実に抑えることができる。
さらに本実施形態では、内筒21の外周面に本体ゴム22の内周面が固着されるとともに、外筒20の内周面に第1ストッパゴム25の外周面が固着され、外筒20の内側に本体ゴム22が図3に示されるように離脱可能に嵌合されることで、防振ゴム2が構成されているので、防振装置1のチューニングに際し、本体ゴム22が固着された内筒21および第1ストッパゴム25が固着された外筒20のうちのいずれか一方を、例えばゴム材質や寸法等が異なる他のものと交換することが可能になり、チューニング作業を高効率かつ高精度に行うことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、第1ストッパゴム25としてリング状に形成された構成を示したが、これに限らずブロック状にする等適宜変更してもよい。この構成において、第1ストッパゴム25の配設位置は、軸Oを中心にした点対称配置に限らず、軸O回りに間隔をあけた任意の位置に配置してもよい。この場合、防振ゴム2のうち例えば内筒21および外筒22等に、軸O回りに沿った位置を決定するための位置決め突部や凹部あるいは目印等を形成してもよい。
また、第1ストッパゴム25を内筒21の外周面に固着したが、これに限らず例えば、外筒20の内周面に固着して内筒21との間に隙間Aをあける等適宜変更してもよい。
さらに、第1ストッパゴム25は、真円形状に限らず例えば楕円形状等のリング状に形成してもよい。
また、外筒20に、第2フランジ部24および膨出部23aを形成しなくてもよい。
さらに、被覆部材26、連結片28、第2ストッパゴム27、第1環状凹部22dおよび第2環状凹部22eを有しない防振装置を採用してもよい。
また、本体ゴム22に、軸Oを中心とした真円形状の第2環状凹部22eを形成したが、これに代えて例えば楕円形状あるいは複数の点状の凹部等適宜変更してもよい。
さらに、第2フランジ部24の内周縁部を第1ストッパゴム25の内周縁部で覆ってもよい。
また、上記した実施の形態では、一対の防振ゴム2として、同一の構成の防振ゴム2を組み合わせているが、本発明は、一対の防振ゴム2として、異なる構成の防振ゴムを組み合わせてもよい。例えば、外筒20や内筒21や本体ゴム22等の形状や素材が異なる防振ゴムを組み合わせてもよい。
また、上記した実施の形態では、本体ゴム22の径方向の予備圧縮変形量を前記隙間Aより大きくすることで、本体ゴム22を径方向の予備圧縮変形量以上の大きさで径方向に弾性変形させずに、この本体ゴム22が第2ストッパゴム27および連結片28から離間するのを防止したが、これに限らず、本体ゴム22の径方向の予備圧縮変形量を前記隙間A以下にすることで、本体ゴム22を径方向の予備圧縮変形量以上の大きさで径方向に弾性変形させて、この本体ゴム22が第2ストッパゴム27および連結片28から離間するようにしてもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施の形態を説明するための防振装置の断面図である。 図1の防振装置を組み立てる前の防振ゴムを示す断面図である。 図2に示す防振ゴムを分解した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 防振装置
2 防振ゴム
3 ブラケット部材
4 プレート部材
5 締結部材
20 外筒
21 内筒
22 本体ゴム
23 第1フランジ部
23a 膨出部
24 第2フランジ部
25 第1ストッパゴム
26 被覆部材
27 第2ストッパゴム
30 取付孔
A 径方向の隙間
B 軸方向の隙間
O 軸

Claims (7)

  1. 振動発生体および振動受体のうちの何れか一方にブラケット部材を介して連結されるとともに、軸方向外側の端部に径方向外側に向けて突出する第1フランジ部が形成された外筒と、
    振動発生体および振動受体のうちの何れか他方にプレート部材を介して連結されるとともに、前記外筒の内側に配置された内筒と、
    前記外筒と内筒との間に配置された本体ゴムと、をそれぞれ有する一対の防振ゴムを備え、
    これらの防振ゴムが、その軸方向内側の端部同士を互いに向き合わせつつ、一対の前記第1フランジ部により軸方向両側から前記ブラケット部材を挟み込むことで該ブラケット部材に連結されるとともに、一対の前記内筒内に挿通された締結部材により一対の前記本体ゴムの軸方向外側にそれぞれ配置された一対のプレート部材を軸方向内側に押し込むことでこれらのプレート部材により軸方向両側から挟み込まれる防振装置であって、
    前記外筒の内周面および前記内筒の外周面のうちのいずれか一方には、前記本体ゴムを形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成された第1ストッパゴムが、他方との間に径方向の隙間をあけた状態で固着されていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置であって、
    前記外筒の内周面および前記内筒の外周面のうちのいずれか他方において前記第1ストッパゴムに径方向で対向する部分は、ゴム材料からなる被覆部材で覆われていることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1または2に記載の防振装置であって、
    前記外筒の軸方向内側の端部には、径方向内側に向けて突出する第2フランジ部が形成され、
    前記第1ストッパゴムは、前記第2フランジ部に固着されて前記本体ゴムを軸方向内側から支持し、かつ前記第2フランジ部の内周縁よりも径方向内側に突出していることを特徴とする防振装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置であって、
    前記本体ゴムは、前記第1ストッパゴムを形成するゴム材料よりも動倍率が低いゴム材料で形成され、
    前記第1ストッパゴムは、前記本体ゴムを形成するゴム材料よりも損失正接が高いゴム材料で形成されていることを特徴とする防振装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の防振装置であって、
    前記第1フランジ部における軸方向外側を向く外面には、前記本体ゴムを形成するゴム材料の硬度以上のゴム材料で形成されるとともに、前記本体ゴムを径方向外側から支持する第2ストッパゴムが固着され、
    前記第2ストッパゴムと前記プレート部材との間には、軸方向の隙間が設けられることを特徴とする防振装置。
  6. 請求項5記載の防振装置であって、
    前記第1フランジ部において第2ストッパゴムが固着された部分は、軸方向外側に向けて膨出していることを特徴とする防振装置。
  7. 請求項5または6に記載の防振装置であって、
    前記第1ストッパゴムおよび前記第2ストッパゴムは同一のゴム材料で一体に形成されていることを特徴とする防振装置。
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