JP2010088576A - 生体情報表示装置、生体情報表示システム、統計処理方法および統計処理プログラム - Google Patents

生体情報表示装置、生体情報表示システム、統計処理方法および統計処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録された測定結果データを失うことなく、それらの中から統計値算出に必要なデータを的確に選択することのできる生体情報表示装置を提供すること。
【解決手段】生体情報表示装置は、複数回分の第1の測定結果についての結果情報として、たとえば、複数回分の測定値を表示する(S202)。そして、たとえば第1の測定結果のうち、ユーザより除外対象のデータの指定を受け付けることにより、ユーザからの指示に基づいて、統計値算出に用いる第2の測定結果を特定する(S204,206)。そして、特定された第2の測定結果についての統計値を算出し(S208)、算出した統計値を表示する(S210)。
【選択図】図10

Description

本発明は、生体情報表示装置、生体情報表示システム、統計処理方法および統計処理プログラムに関し、特に、複数回分の生体情報の測定結果についての統計値を算出および表示することのできる生体情報表示装置、生体情報表示システム、統計処理方法および統計処理プログラムに関する。
生体情報たとえば血圧を測定し、その測定結果データを記録しておき表示させる機能は、医療機器や家庭向け健康機器で一般に搭載されている。記録された測定結果データを後に確認(解析)できれば、治療方針やトレンドなどの確認が容易であり、便利である。一方で、測定時の種々のノイズ等により、明らかに異常値を示してしまったデータがあるにもかかわらず、そのデータまでを解析に使うことは好ましくない。
このような問題に対応するために、たとえば特許文献1,2のような提案がなされている。特許文献1には、メモリに記憶された血圧データのうち、基準の血圧データの測定時刻から所定時間(例:10分)内の測定時刻と対応付けられた血圧データを特定データとして検索し、特定データに基づいて算出された平均値が評価指標として表示されることが記載されている。特許文献2には、メモリに記憶された、測定した複数の測定結果のうち使用者が消去したい測定結果のみを消去することができる血圧計が記載されている。
特開2007−44419号公報 特開2005−224440号公報
上述の特許文献1の発明によると、血圧値の分布で平均値算出に用いるか否かが判断される。したがって、本来は正しく測定されたにもかかわらず平均値の算出に反映されない恐れもある。
また、特許文献2の発明は、データそのものの消去を目的としており、医療的知識が不十分な操作者が誤った判断で削除してしまう恐れがある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、記録された測定結果データを失うことなく、それらの中から統計値算出に必要なデータを的確に選択することのできる生体情報表示装置、生体情報表示システム、統計処理方法および統計処理プログラムを提供することである。
この発明のある局面に従う生体情報表示装置は、生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示することのできる生体情報表示装置であって、表示手段と、ユーザからの指示を受け付けるための操作手段と、複数回分の第1の測定結果を記憶するための記憶手段と、第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる複数の第2の測定結果を特定するための制御を行なう特定制御手段とを備え、特定制御手段は、第1の測定結果についての結果情報が表示された場合に、操作手段からの指示信号に基づいて、第2の測定結果を特定するための特定処理手段を含み、特定された第2の測定結果についての統計値を算出するための第1の算出手段をさらに備え、表示手段は、算出された統計値を表示する。
好ましくは、第1の測定結果は、各々、第1の測定値データを含み、特定制御手段は、結果情報として、第1の測定値データを表示し、第1の算出手段は、第2の測定結果それぞれに含まれる第2の測定値データの統計値を算出する。
好ましくは、各第1の測定値データは、オシロメトリック法に従い算出された血圧値のデータであり、各第1の測定結果は、複数の脈波振幅値データ、および、複数の脈波振幅値データそれぞれと対応付けられた複数の圧力値データをさらに含み、特定制御手段は、結果情報として、さらに、カフ圧軸に沿った脈波振幅のグラフを表示する。
好ましくは、特定制御手段は、第1の測定結果に基づいて、各測定値の信頼率を算出するための第2の算出手段をさらに含み、表示手段は、結果情報とともに、各測定値データと対応付けて信頼率をさらに表示する。
好ましくは、特定制御手段は、信頼率に基づいて、第1の測定値データのうち、ユーザの指定候補を抽出するための抽出手段をさらに含み、表示手段は、結果情報を表示する際に、指定候補として抽出された測定値データを、他の測定値データと識別可能に表示する。
好ましくは、第1の測定結果は、各々、オシロメトリック法に従い算出された血圧値のデータである第1の測定値データ、および、脈波関連情報を含み、各脈波関連情報は、複数の脈波振幅値データ、および、複数の脈波振幅値データそれぞれと対応付けられた複数の圧力値データをさらに含み、特定制御手段は、脈波関連情報に基づいて、結果情報として、第1の測定結果ごとに、カフ圧軸に沿った脈波振幅のグラフを表示する。
好ましくは、第1の算出手段は、第2の測定結果それぞれに含まれる脈波波形の統計値を算出する。
好ましくは、被測定者の所定の測定部位に巻き付けるためのカフと、カフ内の圧力を調整するための調整手段と、カフ内の圧力を表わすカフ圧を検出するための検出手段と、検出手段より検出されたカフ圧に基づいて、被測定者の血圧値を測定するための測定処理手段とをさらに備え、記憶手段は、測定処理手段により測定された血圧値のデータを、測定値データとして記憶する。
好ましくは、特定処理手段は、ユーザより、第1の測定結果のうち除外対象のデータの指定を受け付け、ユーザにより指定された測定結果以外の測定結果を、第2の測定結果として特定する。
好ましくは、特定処理手段は、ユーザより、第1の測定結果のうち算出対象のデータの指定を受け付け、ユーザにより指定された測定結果を、第2の測定結果として特定する。
好ましくは、第1の測定結果は、所定回数分の測定結果であることが予め定められる。
好ましくは、第1の測定結果は、ユーザより指定された分類種別に対応付けられた測定結果であることが予め定められる。
好ましくは、分類種別は、時間帯、被測定者の識別情報、および、測定条件のうちの少なくともいずれかであることが予め定められる。
この発明の他の局面に従う生体情報表示システムは、生体情報測定装置と生体情報表示装置とを備え、生体情報測定装置は、被測定者の生体情報を測定するための測定処理手段と、測定処理手段により測定された複数回分の第1の測定結果を出力するための出力手段とを含み、生体情報表示装置は、第1の測定結果を入力するための入力手段と、表示手段と、ユーザからの指示を受け付けるための操作手段と、第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる複数の第2の測定結果を特定するための制御を行なう特定制御手段とを含み、特定制御手段は、第1の測定結果についての結果情報が表示された場合に、操作手段からの指示信号に基づいて、第2の測定結果を特定するための特定処理手段を有し、特定された第2の測定結果についての統計値を算出するための第1の算出手段をさらに含み、表示手段は、算出された統計値を表示する。
この発明のさらに他の局面に従う統計処理方法は、生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示するための統計処理方法であって、複数回分の第1の測定結果についての結果情報を表示するステップと、結果情報が表示された場合に、ユーザからの指示に基づいて、第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる複数の第2の測定結果を特定するステップと、特定された第2の測定結果についての統計値を算出するステップと、算出された統計値を表示するステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従う統計処理プログラムは、生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示するための統計処理プログラムであって、複数回分の第1の測定結果についての結果情報を表示するステップと、結果情報が表示された場合に、ユーザからの指示に基づいて、第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる複数の第2の測定結果を特定するステップと、特定された第2の測定結果についての統計値を算出するステップと、算出された統計値を表示するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によると、操作者が判断した異常なデータ(測定結果)を除いた演算ができるため、高精度な統計値を提示することができる。また、データそのものは削除しないため、いつでもデータ選択の誤りをリセットすることができる。その結果、操作者は、演算に必要なデータのみを安心して選択でき、信頼性の高い生体情報表示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
本発明の生体情報表示装置は、生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示する。本明細書において、「生体情報」とは、専門医(医療従事者)による治療指針やトレンドの確認などに用いられる情報であり、血圧情報および体組成(体脂肪率、基礎代謝、など)のうち少なくともいずれかを含む。なお、「血圧情報」とは、循環器系の特徴を示す情報であり、脈波、および、脈波より算出可能な指標、たとえば、最高血圧、最低血圧、平均血圧値、脈拍、AI(Augmentation Index)値等を含む。
[実施の形態1]
<外観および構成について>
はじめに、本発明の実施の形態1に係る生体情報表示装置の外観および構成について説明する。本実施の形態では、生体情報は血圧(最高血圧および最低血圧)であることとして説明する。
(外観について)
図1は、本発明の実施の形態1に係る生体情報表示装置1の外観斜視図である。生体情報表示装置1は、血圧を測定する機能も有しており、血圧計として機能する。
図1を参照して、生体情報表示装置1は、本体部10と、被測定者の所定の測定部位(たとえば上腕)に巻き付け可能なカフ20と、本体部10およびカフ20とを接続するエアチューブ31とを備える。本体部10の表面には、たとえば液晶等により構成される表示部40と、ユーザ(代表的に医師などの医療従事者)からの指示を受付けるための操作部41とが配置されている。
操作部41は、たとえば、電源をONまたはOFFするための指示の入力を受付ける電源スイッチ41Aと、測定開始の指示を受付けるための測定スイッチ41Bと、各種の設定処理や記憶値読出しの指示を受付けるための設定スイッチ41Cと、カーソルスイッチ41Dとを有する。カーソルスイッチ41Dは、左方向スイッチ411、右方向スイッチ412、上方向スイッチ413、下部向スイッチ414および決定スイッチ415を含む。
このような生体情報表示装置1の本体部10は、たとえば、診療室のデスクまたは専用の台に載置される。
(ハードウェア構成について)
図2は、本発明の実施の形態1に係る生体情報表示装置1のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図2を参照して、生体情報表示装置1のカフ20は、空気袋21を含む。空気袋21は、エアチューブ31を介して、エア系30に接続される。
本体部10は、上述の表示部40および操作部41に加え、エア系30と、各部を集中的に制御し、各種演算処理を行なうためのCPU(Central Processing Unit)100と、CPU100に所定の動作をさせるプログラムや各種データを記憶するためのメモリ部42と、測定された血圧を記憶するための不揮発性メモリ(たとえばフラッシュメモリ)43と、CPU100に電力を供給するための電源44と、計時動作を行なう計時部45と、外部よりデータの入力を受付けるためのデータ入出力部46とを含む。
エア系30は、空気袋21内の圧力(カフ圧)を検出するための圧力センサ32と、カフ圧を加圧するために、空気袋21に空気を供給するためのポンプ51と、空気袋21の空気を排出しまたは封入するために開閉される弁52とを含む。
本体部10は、上記エア系30に関連して、発振回路33と、ポンプ駆動回路53と、弁駆動回路54とをさらに含む。
圧力センサ32は、静電容量形の圧力センサであり、カフ圧により容量値が変化する。発振回路33は、圧力センサ32の容量値に応じた発振周波数の信号をCPU100に出力する。CPU100は、発振回路33から得られる信号を圧力に変換し圧力を検知する。ポンプ駆動回路53は、ポンプ51の駆動をCPU100から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路54は弁52の開閉制御をCPU100から与えられる制御信号に基づいて行なう。
ポンプ51、弁52、ポンプ駆動回路53および弁駆動回路54は、カフ圧を調整するための調整機構50を構成する。なお、カフ圧を調整するためのデバイスは、これらに限定されるものではない。
データ入出力部46は、たとえば、着脱可能な記録媒体132からプログラムやデータの読み出しおよび書き込みをする。また/あるいは、データ入出力部46は、外部の図示しないコンピュータから通信回線を介してプログラムやデータの送受信ができてもよい。
なお、カフ20には空気袋21が含まれることとしたが、カフ20に供給される流体は空気に限定されるものではなく、たとえば液体やゲルであってもよい。あるいは、流体に限定されるものではなく、マイクロビーズなどの均一な微粒子であってもよい。
(機能構成について)
図3は、本発明の実施の形態1における生体情報表示装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、図3には、説明を簡単にするために、CPU100の有する各部との間で直接的に信号を授受する周辺のハードウェアのみ示されている。
図3を参照して、CPU100は、測定処理部102と、特定制御部104と、統計値算出部106とを含む。
測定処理部102は、発振回路33、ポンプ駆動回路53および弁駆動回路54と接続され、所定のアルゴリズムにより、被測定者の血圧値(最高血圧、最低血圧)を測定するための処理を行なう。なお、血圧算出のアルゴリズムには、脈波振幅の平滑化などの補正アルゴリズムが含まれないものとする。本実施の形態において、測定処理部102は、所定回数、連続測定を実行するものとするが、限定的ではない。測定処理部102は、測定した血圧値を含む測定結果データをフラッシュメモリ43に格納する。フラッシュメモリ43のデータ構造については後述する。
上記測定処理部102は、オシロメトリック法に従い血圧値を算出する。ここで、まず、図4〜図6を用いて、オシロメトリック法による血圧算出方法について簡単に説明する。
図4は、カフ圧が徐々に減圧される過程で得られる脈波振幅の典型例を示す図である。図4(A)には、検出されるカフ圧(単位:mmHg)の信号が時間軸に沿って示される。また、図4(B)には、(A)のグラフと同じ時間軸に沿って、フィルタ処理後の脈波成分が示される。図4(C)には、図4(B)に示した1拍ごとの脈波成分の振幅値が、カフ圧軸に沿って示される。図4(C)のカフ圧軸に示したカフ圧PC1aは、脈波が検出され始める時点の圧力値であり、カフ圧PC2aは、脈波が検出されなくなる時点の圧力値である。
カフの内圧が最高血圧よりも高くなれば止血され、徐々に圧力を開放することで、血流が再開する。オシロメトリック法は、この過程で脈波振幅が図4(C)のように変化する特性を利用したものである。
図5は、オシロメトリック法による血圧算出方法を説明するための図である。図5(A)には、徐々に変化するカフ圧(単位:mmHg)が時間軸に沿って示され、図5(B)には、同一の時間軸に沿って、カフ圧に重畳する1拍ごとの脈波振幅(単位:mmHg)が部分的に示されている。
図5を参照して、被測定者の最高血圧以上(図中「PC1」)までカフ圧を加圧した後で、一定の速度で減圧する。そして、徐々に減圧する段階で、検出されるカフ圧に重畳する脈波振幅に所定のアルゴリズムを適用して最高血圧および最低血圧を算出する。オシロメトリック法では、カフ圧の減圧中に脈波振幅が最大となった点AMAXに対応するカフ圧が平均血圧(図中「MAP」)であることが判明している。脈波振幅最大点が検出されると、最大点AMAXに所定の定数(たとえば0.5)を乗じた値を閾値TH_SYSとし、最大点AMAXに所定の定数(たとえば0.7)を乗じた値を閾値TH_DIAとする。脈波振幅の包絡線600と閾値TH_SYSとが交わる点に対応する、平均血圧(MAP)よりも高いカフ圧を最高血圧(図中「SYS」)と決定する。脈波振幅の包絡線600と閾値TH_DIAとが交わる点に対応する、平均血圧(MAP)よりも低いカフ圧を最低血圧(図中「DIA」)と決定する。
この図からも分かるように、オシロメトリック法によると、脈波振幅の包絡線の形状が、血圧値算出の精度を左右するといえる。なお、図5には、減圧測定方式(減圧時に測定される脈波に基づいて血圧を算出する方式)を例に示したが、加圧測定方式であっても同じことがいえる。
図6は、脈波にノイズが混入した場合の脈波振幅の例を示す図である。図6(A)、(B)および(C)のグラフは、それぞれ、図4(A)、(B)および(C)に対応している。図6(C)には、複数の脈波振幅値のうち、明らかに異常な値の脈波振幅ERが存在している。このような複数の脈波振幅値に基づいて血圧が算出されると、振幅ERが検出された時点のカフ圧が平均血圧として決定されることになるため、正確でない血圧値が算出されてしまう。また、ノイズを自動で検出し、検出したノイズを除去する補正アルゴリズムを搭載している血圧計であっても、ほとんどが、内部でどのような処理が行なわれているのか分からないものである。また、分かったとしても、医療従事者にとってみれば誤った補正処理が行なわれている場合も考えられ、そのような場合には、再度測定し直さなければならない。
図6(C)に示したような異常な脈波振幅ERの存在は、血圧に関する知識を十分に有する医療従事者(医療関係者)であれば容易に発見することができる。また、医療従事者であれば、複数回分の血圧値をみるだけでも、異常な血圧値、すなわち、ノイズが重畳した血圧値であることを判断することができる。
本実施の形態では、統計値算出の前に、対象となる複数の測定結果を表示することで、表示された複数の測定結果のうち、統計値算出に相応しくない測定結果の判断を可能にする。また、本実施の形態では、ユーザより除外対象として指定された測定結果を統計値算出に用いないようにするが、メモリ(フラッシュメモリ43)から削除しないようにすることで、判断を誤ったとしても何度でも算出しなおすことができる。その結果、精度の良い統計値を算出することができるため、医療従事者による被測定者の診断を支援することができる。また、除外対象として指定した測定結果がメモリから削除されないため、医療従事者は安心して指定のための操作をすることができる。
再び図3を参照して、特定制御部104は、複数の第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる少なくとも1つの第2の測定結果を特定するための制御を行なう。「複数の第1の測定結果」は、本実施の形態では、たとえば、直近の所定回数分の測定結果である。特定制御部104は、ユーザより統計値算出の指示が入力された場合、または、血圧の連続測定が終了した場合に、所定回数分の測定結果についての結果情報を表示する。表示される結果情報は、少なくとも、フラッシュメモリ43に記憶された第1の第1の血圧値データを含んでおり、さらに/または、第1の血圧値データごとの脈波振幅情報(たとえばグラフ)を含むことが好ましい。
特定制御部104は、特定処理部116を含む。特定処理部116は、上記結果情報が表示された場合に、操作部41からの指示信号に基づいて、統計値の算出に用いる第2の測定結果を特定する処理を実行する。より具体的には、第1の血圧値データのうち、統計値の算出に用いる複数の第2の血圧値データを特定する。また、特定処理部116は、操作部41より所定の指示が入力された場合には、第2の血圧値データに関する指定をリセットすることもできる。
なお、図3には、説明の簡単のために、後述の変形例で用いる信頼率算出部112および抽出部114も示しているが、これらはいずれも本実施の形態では特定制御部104に含まれないものとする。
統計値算出部106は、特定処理部116により特定された第2の測定結果の統計値を算出する。算出された統計値は、表示部40に表示される。
なお、上述の各機能ブロックの動作は、メモリ部42中に格納されたソフトウェアを実行することで実現されてもよいし、少なくとも1つについては、ハードウェアで実現されてもよい。
<動作について>
図7は、本発明の実施の形態1における血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートに従うプログラムは、メモリ部42に予め記憶されており、CPU100がこのプログラムを読出して実行することにより、血圧測定処理の機能が実現される。なお、以下の処理は、電源スイッチ41Aの押下が検知された場合に開始されるものとする。電源スイッチ41Aを含む操作部41の操作は、医療従事者により行なわれることが想定される。したがって、たとえば、電源スイッチ41Aの押下後、所定の操作(たとえば複数のスイッチの同時押下など)が行なわれた場合にのみ以降の処理を開始することとしてもよい。あるいは、生体情報表示装置1に、ユーザの認証情報を検出するための認証情報検出部48(図2参照)を備えて、CPU100が認証情報検出部48が検出した認証情報と、予めたとえばメモリ部42に記憶しておいた認証情報と一致した場合にのみ、以降の処理が開始されてもよい。認証情報としては、たとえば、指紋、あるいは、IDカードに記録された情報が採用され得る。
図7を参照して、初めに、CPU100は、操作部41からの信号に基づいて、患者IDの入力を受付ける(ステップS100)。その後、測定スイッチ41Bが押下されると、公知の手法により、血圧値の連続測定が実行される。
具体的には、測定処理部102は、初期化処理を実行する(ステップS102)。具体的には、メモリ部42の所定の領域を初期化し、空気袋21の空気を排気し、圧力センサ32の補正を行なう。その後、測定可能状態になると、測定処理部102は、ポンプ51を駆動開始し、空気袋21のカフ圧を徐々に上昇させる(ステップS104)。
徐々に加圧する過程において、血圧測定のための所定レベルにまでカフ圧が達すると、測定処理部102は、カフ圧を徐々に減圧させる(ステップS106)。具体的には、ポンプ51を停止し、次に閉じていた弁52を徐々に開いて、空気袋21の空気を徐々に排気する。測定処理部102は、減圧期間中、発振回路33からの信号を取得してカフ圧を検知する。そして、検知したカフ圧データを時系列に内部メモリに記録する。なお、本実施の形態では、カフ圧の減圧過程において脈波を測定することとするが、カフ圧の加圧過程において測定することとしてもよい。
次に、測定処理部102は、上述したオシロメトリック法に従い、測定された脈波から振動成分である脈波振幅(複数拍分の脈波振幅値)を抽出し、血圧値(最高血圧、最低血圧)および脈拍数を算出する(ステップS108)。抽出した脈波振幅値は、各々、カフ圧データまたは時間データと対応付けられて内部メモリに記憶される。血圧値が算出されると、今回の測定結果をフラッシュメモリ43の対応する測定結果記憶領域に記憶する(ステップS109)。
ここで、本実施の形態におけるフラッシュメモリ43のデータ構造の一例を図8に示す。図8を参照して、フラッシュメモリ43は、患者IDごとに測定結果領域が設けられている。各測定結果領域には、1回の測定ごとの測定結果データM1〜Mm(ただし、m=1,2,3,…)が格納される。各測定結果データMkには、測定日時を表わす日時データ81、最高血圧データ、最低血圧データおよび脈拍数データを含む測定値データ82、および、脈波関連情報83が含まれる。なお、測定値データ82は脈拍数データを含まなくてもよい。また、測定値データと測定日時データと脈波関連情報とが測定ごとに対応付けられていればよく、このような格納形式に限定されるものではない。また、必ずしも脈波関連情報を測定結果データに含めなくてもよい。
上述の図7のステップS109では、ステップS100で入力された患者IDに対応する測定結果記憶領域に測定結果データが格納される。
次に、脈波関連情報83のデータ構造の一例を図9に示す。図9を参照して、脈波関連情報83には、3つの項目、すなわち、時間データを示す項目831と、カフ圧データを示す項目832と、抽出された脈波振幅データを示す項目833とが含まれる。カフ圧データは、カフ圧が検出された時間を表わす時間データに対応付けられて記憶され、かつ、脈波振幅データは、時間データまたはカフ圧データに対応付けられて記憶されればよい。なお、脈波振幅データには、「0」も含む数値が記録されるものとする。
再び図7を参照して、測定処理部102は、所定回数N(たとえば6回)の測定が実行されたか否かを判断する(ステップS110)。6回未満であると判断した場合(ステップS110においてNO)、ステップS102に戻り、上記一連の処理を繰返す。一方、6回測定が終了したと判断した場合(ステップS110においてYES)、統計処理を実行する(ステップS112)。
統計処理については、図10のサブルーチンおよび図11を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態1における統計処理を示すフローチャートである。図11は、本発明の実施の形態1における統計処理の際に表示される画面の遷移例を示す図である。
図10を参照して、統計値算出部106は、まず、連続測定されたN回(6回)分の測定値(最高血圧、最低血圧、脈拍数)の統計値、たとえば平均値を算出する(ステップS200)。なお、この統計処理を開始する際には、たとえば、6回分の測定結果データのうち日時データ81および測定値データ82がフラッシュメモリ43より読み出されて、内部メモリに展開されているものとする。
次に、特定制御部104は、算出された平均値および測定結果リストを表示部40に表示する(ステップS202)。ここでの画面表示例が図11(A)に示される。
図11(A)を参照して、表示部40の所定の領域61には、ステップS200で算出された6回分の測定値の統計値が表示されている。具体的には、最高血圧の平均値、最低血圧の平均値および脈拍数の平均値が表示されている。領域61の下部には、測定結果リスト62が表示されている。測定結果リスト62は、時刻の項目、血圧値(最高血圧/最低血圧)の項目、および脈拍の項目で構成されており、6回分の測定結果データそれぞれに含まれるこれらの項目の値が、リスト表示されている。以下の説明において、測定結果リスト62を構成する各行を「測定データ」という。
医療従事者は、測定結果リスト62を構成する6つの測定データを見て、異常または統計値算出に相応しくないと思われる血圧値が存在するかどうかを判断することができる。
次に、特定制御部104は、操作部41を介してデータ選択の指示が入力されたか否かを判断する(ステップS203)。データ選択の指示が入力されなかった場合(ステップS203においてNO)、処理を終了する。
一方、データ選択の指示が入力された場合には(ステップS203においてYES)、特定制御部104の特定処理部116は、医療従事者より除外候補の測定データの指定を受付ける(ステップS204)。除外候補の測定データの指定を受付ける際の、表示画面例が図11(B),(C)に示す。
図11(B)には、カーソルスイッチ41Dが操作された結果、除外候補として1つの測定データ70が選択された例が示される。特定処理部116は、たとえば、除外候補として選択された測定データ70に含まれる測定値(以下「選択された測定値」という)が除外対象(この時点では除外候補)のデータであることを識別するためのフラグ(F=1)(以下「除外フラグ」という)を、選択された測定値に対応付けて記憶する。
測定データ70が選択されている状態で、たとえば決定スイッチ415が押下されると、特定処理部116は、測定データ70に対応する脈波関連情報83をフラッシュメモリ43より読出して、図11(C)のような画面を表示することが好ましい。
図11(C)では、測定結果リスト62に代えて、カフ圧軸(または時間軸)に沿った脈波振幅を表わすグラフ72が表示されている。このグラフ72は、選択された測定値に含まれる血圧値(以下「選択された血圧値」という)の算出に用いられた、カフ20の加圧に伴なう脈波振幅の変化を示している。このようなグラフ72を表示することで、医療従事者は、選択された血圧値が、ノイズを含んだ異常な値であるか否か、つまり、統計値の算出に用いるのに相応しいデータかどうかを容易に判断することができる。
グラフ72の下には、たとえば、選択された測定値を除外対象とすることを確定するためのボタン73Aおよび、選択された測定値を除外対象としないことを確定するためのボタン73Bが表示される。たとえば、ボタン73Aが押下された場合(ステップS206においてYES)、特定処理部116により、除外フラグが立てられていない測定値、すなわち、ユーザにより指定された測定値が、平均値の算出に用いる測定値として特定される。これにより、統計値算出部106は、選択された測定値を除いた複数の測定値についての統計値を算出する(ステップS208)。具体的には、たとえば、除外フラグが立てられていない各測定値(最高血圧、最低血圧、脈拍数)の平均値を算出する。算出された平均値は、表示部40に表示される(ステップS210)。
図11(D)は、図10のステップS210で表示される画面の一例を示す図である。図11(D)を参照して、領域61には、選択された測定値を除外後の平均値(最高血圧の平均値、最低血圧の平均値、脈拍数の平均値)が、表示される。また、測定結果リスト62のうち、除外対象として確定された測定値を含む測定データ70には、除外されたことを示すために、たとえば二重取消線が示されている。領域61に表示された最高血圧の平均値および最低血圧の平均値の近傍には、少なくとも1つのデータを除外後の平均値であることを示すマーク(たとえば「*」)74が表示されることが好ましい。なお、マーク74の表示に代えて、図示しないLED(Light Emitting Diode)またはブザーにて、表示中の平均値が、除外後の平均値であることを報知するようにしてもよい。
図11(C)に示したボタン73Bが押下された場合(ステップS206においてNO)、ステップS204に戻り、図11(B)のような画面が再度表示される。
ステップS210の後、特定制御部104は、終了の指示が入力されたか否かを判断する(ステップS212)。終了の指示が入力されたと判断した場合(ステップS212においてYES)、統計処理を終了する。一方、終了の指示が入力されない場合には(ステップS212においてNO)、ステップS214に進む。
ステップS214において、特定制御部104は、リセットの指示が入力されたか否かを判断する。リセットの指示が入力されたと判断した場合(ステップS214においてYES)、除外フラグをクリアすることにより、除外対象なしの状態にリセットして(ステップS216)、ステップS204に戻る。また、リセットの指示が入力されない場合には(ステップS214においてNO)、除外フラグをクリアすることなくステップS204に戻る。
このように、本実施の形態では、平均値の算出から除外された測定結果データ自体をフラッシュメモリ43から削除するものではないため、誤って除外対象として決定してしまったとしても、何度でも除外対象の特定をやり直すことができる。また、除外対象を選択させる際に、血圧値だけでなく、血圧値の算出に用いられた脈波振幅のグラフも表示されるため、医療従事者は、容易に、対応の血圧値が異常データであるかどうかを判断することができる。
なお、本実施の形態において、測定結果データの削除は、フラッシュメモリ43の容量が所定の容量に達した場合にのみ自動的に行なわれてよい。このような場合、たとえば、最も古いデータが削除されてよい。
上記実施の形態では、選択された血圧値についてのみ脈波振幅値のグラフを表示することとしたが、表示部40の表示領域が大きければ、N回分の血圧値とともに/代えて、N回分の脈波振幅のグラフを一度に表示してもよい。また、本実施の形態では、脈波振幅値のグラフを表示することとしたが、これに代えて、フィルタ後の脈波を時間軸に沿って表示してもよい。
また、図10のフローチャートでは、統計処理に移行した時点で、N個分の測定値の統計値を算出して表示することとしたが、除外対象が確定された時点ではじめて統計値が算出および表示されてもよい。この場合、データ選択しないとの指示が入力された場合に(ステップS203においてNO)、N個分の測定値の統計値が算出および表示されるものとする。
また、本実施の形態では、医療従事者より、除外対象の測定データを選択させることとしたが、逆に、N回分の測定データのうち、平均値算出に用いる測定データを選択させることとしてもよい。図12は、本発明の実施の形態1における統計処理の際に表示される画面の他の遷移例を示す図である。
図12(A)は、図10のステップS202において表示される画面の一例を示している。この場合、まだ平均値が算出されていないので、表示部40の領域61には、何も数値は表示されない。図12(B)は、6回分の測定データのうち、3つの測定データ70が平均値算出に用いるデータとして選択されている状態を示している。このように、1以上の測定データが選択されると、特定処理部116により、選択された測定値、すなわち、ユーザにより指定された測定値が、平均値の算出に用いる測定値として特定される。そのため、領域61には、選択された3つの測定データ70に含まれる各測定値の平均値が表示される。
また、本実施の形態では、N回連続測定が終了した後にN回分の測定結果を表示して、除外対象の測定データの指定を受け付けることとしたが、1回の測定が終わる度に測定結果を表示して、その都度除外対象とするかどうかを選択できてもよい。
また、連続測定の回数を所定回数としたが、ユーザ(医療従事者)が設定および変更可能であってもよい。また、連続測定機能を有するか否かにかかわらず、指定された被測定者(患者ID)に対応付けられた全ての測定値を対象としてもよい。
また、本実施の形態では、複数の被測定者が使用することを仮定していたが、携帯型の血圧計など1人の被測定者のみが使用するものであってもよい。その場合には、単純に、過去に測定された複数回分の血圧値(測定値)のうち直近の特定回数(たとえば所定回数)分の血圧値を対象としてもよい。
または、特定の時間帯(朝時間帯、夜時間帯など)、あるいは、特定の期間(1日、1週間、1ヵ月など)に測定された測定値を対象としてもよい。特定の時間帯および特定の期間は、各々、所定であってもよいし、ユーザにより指定されてもよい。または、測定の際に、測定条件の入力を受け付け、測定条件の情報も測定結果データに含めてよい。その場合、ユーザに指定された測定条件に対応付けられた測定値を対象としてもよい。測定条件は、たとえば、測定場所(たとえば、職場、家など)、および、服薬結果のうちいずれかを含む。
なお、本実施の形態では、統計値として平均値を採用したが、統計値であれば、たとえば、最頻値、最大値、最小値、偏差、重み付け平均などであってもよい。また、複数回分の測定値の統計値に加え/代えて、複数回分の測定値のトレンドグラフや変化率を算出してもよい。
<変形例>
次に、本発明の実施の形態1の変形例について説明する。ここでは、上述のように、特定制御部104は、信頼率算出部112および抽出部114をさらに含む。
信頼率算出部112は、N回分の測定結果データに基づいて、各測定値の信頼率を算出する。抽出部114は、信頼率算出部112により算出された信頼率に基づいて、N回分の測定値のうち、除外候補となる測定値を抽出する。
図13は、本発明の実施の形態1の変形例における血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。なお、図7に示したフローチャートの処理と同一の処理については、同じステップ番号を付してある。したがって、これらの処理についての説明は繰返さない。
図13を参照して、本変形例では、ステップS200とステップS202との処理の間に、ステップS300,S302の処理が挿入される。また、ステップS202に代えて、ステップS202Aの処理が実行される。
ステップS300において、信頼率算出部112は、N回分の血圧値の信頼率を算出する。信頼率の算出は、たとえば、脈波振幅値列にたとえばメディアン処理が施されて平滑化される際の修正率を利用することができる。具体的には、「信頼率(%)=100−修正率」として算出可能である。修正率の算出は、たとえば特開平7−236617号公報に示されるように、従来より行なわれている。なお、信頼率の算出方法は、特に限定されるものではなく、上記以外の方法を用いてもよい。
ステップS302において、抽出部114は、ステップS300で算出された信頼率に基づいて、N個の血圧値のうち除外候補となる血圧値を抽出する。具体的には、たとえば、信頼率が特定値未満の血圧値が除外候補として決定される。ここでの特定値は、所定の値(たとえば80%)であってもよいし、ユーザにより設定された値であってもよい。
ステップS202Aでは、ステップS302で除外候補として抽出された血圧値に関する測定データを、他の測定データと識別可能に表示する。表示画面の一例を図14に示す。
図14を参照して、領域61には、6個分の血圧値の平均値が表示されているが、測定結果リスト62を構成する6つの測定データのうち、除外候補として決定された上から2番目の測定データの近傍に、たとえば所定のマーク65が表示されている。これにより、医療従事者は、除外対象とする測定データを判断し易くなる。
なお、ここでは、除外候補を抽出し、除外候補とされた測定データを他の測定データと識別可能に表示することとしたが、これに加え/代えて、ステップS300で算出された各測定値の信頼率を、測定値と関連付けて表示することとしてもよい。
[実施の形態2]
上記実施の形態1およびその変形例では、生体情報表示装置は、生体情報(たとえば血圧)の測定と、統計処理(統計値の算出および表示)の両方を行なうものであった。これに対し、本発明の実施の形態2では、各処理を異なる装置で実行させる。
本実施の形態でも生体情報は血圧であるものとし、以下に、上記実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
図15は、本発明の実施の形態2における生体情報表示システム1000の概念を示す図である。
図15を参照して、生体情報表示システム1000は、生体情報測定装置300および生体情報表示装置200を備える。生体情報測定装置300は、院外など家庭内で使用される。生体情報測定装置300は、血圧測定情報を着脱可能な記録媒体132に記録する。生体情報表示装置200は、記録媒体132から血圧測定情報を読出すことで、生体情報測定装置300で測定された血圧値に基づいて、統計値の算出および表示処理を行なう。
生体情報測定装置300は、たとえば携帯型の血圧計であってよい。生体情報測定装置300のハードウェア構成は、図2に示した構成と同様である。ただし、認証情報検出部48は含まれなくてよい。本実施の形態における生体情報表示装置200は、一般的なPC(パーソナルコンピュータ)であってよい。
記録媒体132に記録される血圧測定情報は、たとえば、図8に示した複数の測定結果データを含む。
図16は、生体情報表示装置200のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図16を参照して、生体情報表示装置200は、本体210と、モニタ220と、キーボード230と、マウス240とを備え、本体210は、CPU211と、メモリ212と、記憶装置である固定ディスク213と、FD(Flexible Disk)駆動装置214と、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)駆動装置215と、インターフェイス部216とを含む。これらのハードウェアは、相互にバスで接続されている。
FD駆動装置214にはFD214aが装着され、CD−ROM駆動装置215にはCD−ROM215aが装着される。本実施の形態に従う生体情報表示装置200は、CPU211がメモリ212などのハードウェアを用いて、ソフトウェアを実行することで実現される。一般的に、このようなソフトウェアは、FD214aやCD−ROM215aなどの記録媒体に格納されて、またはネットワークなどを介して流通する。そして、このようなソフトウェアは、FD駆動装置214やCD−ROM駆動装置215などにより記録媒体から読取られて、または通信インターフェイス(図示しない)にて受信されて、固定ディスク213に格納される。さらに、固定ディスク213からメモリ212に読出されて、CPU211により実行される。
モニタ220は、CPU211が出力する血圧情報などを表示するための表示部であって、一例としてLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。マウス240は、クリックやスライドなどの動作に応じたユーザ(代表的に、専門医などの診断実施者)からの指令を受付ける。キーボード230は、入力されるキーに応じたユーザから指令を受付ける。CPU211は、プログラムされた命令を順次実行することで、各種の演算を実施する演算処理部である。メモリ212は、CPU211のプログラム実行に応じて各種の情報を記憶する。インターフェイス部216は、生体情報測定装置300による血圧測定情報を受取るための部位であり、本実施の形態においては記録媒体132を装着可能なスロットおよびそのスロットを制御する周辺回路などから構成される。なお、記録媒体132を装着可能なスロットに代えて、生体情報測定装置300とデータ通信可能な通信インターフェイス部として構成してもよい。固定ディスク213は、CPU211が実行するプログラムや、生体情報測定装置300から受取った血圧測定情報を格納する不揮発性の記憶装置である。また、生体情報表示装置200には、必要に応じてプリンタなどの他の出力装置が接続されてもよい。
CPU211は、固定ディスク213に格納した血圧測定情報に基づいて、統計値の算出に用いる血圧値の特定、統計値の算出および表示等の制御を行なう。
生体情報測定装置300のCPU100は、図3に示した実施の形態1の機能ブロックのうち、測定処理部102の機能を少なくとも含む。具体的には、CPU100は、図7のフローチャートのうち、ステップS102〜S110の処理を実行する。なお、ステップS109では、測定結果を直接記録媒体132に記録してもよい。また、生体情報測定装置300が連続測定の機能を有していない場合には、ステップS110の処理(回数の判断)は実行されなくてよい。
生体情報表示装置200のCPU211は、図3に示した実施の形態1の機能ブロックのうち、特定制御部104および統計値算出部106の機能を少なくとも含む。CPU211は、まず、固定ディスク213よりたとえば直近に測定されたN回分の測定結果データを読出し、図10のフローチャートに示す一連の統計処理を実行する。
なお、上述のような生体情報表示装置1,200が行なう統計処理方法を、プログラムとして提供することもできる。本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における生体情報表示装置の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1における生体情報表示装置のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の実施の形態1における生体情報表示装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 カフ圧が徐々に減圧される過程で得られる脈波振幅の典型例を示す図である。 オシロメトリック法による血圧算出方法を説明するための図である。 脈波にノイズが混入した場合の脈波振幅の例を示す図である。 本発明の実施の形態1における血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 フラッシュメモリのデータ構造の一例を示す図である。 測定結果データに含まれる脈波関連情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における統計処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における統計処理の際に表示される画面の遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態1における統計処理の際に表示される画面の他の遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例における血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 図13のステップS202Aで表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における生体情報表示システムの概念を示す図である。 本発明の実施の形態2における生体情報表示装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
符号の説明
1,200 生体情報表示装置、10 本体部、20 カフ、21 空気袋、30 エア系、31 エアチューブ、32 圧力センサ、33 発振回路、34 弁、40 表示部、41 操作部、41A 電源スイッチ、41B 測定スイッチ、41C 設定スイッチ、41D カーソルスイッチ、42 メモリ部、43 フラッシュメモリ、44 電源、45 計時部、46 データ入出力部、48 認証情報検出部、50 調整機構、51 ポンプ、52 弁、53 ポンプ駆動回路、54 弁駆動回路、100 CPU、102 測定処理部、104 特定制御部、106 統計値算出部、112 信頼率算出部、114 抽出部、116 特定処理部、132 記録媒体、210 本体、211 CPU、212 メモリ、213 固定ディスク、214 FD駆動装置、215 CD−ROM駆動装置、216 インターフェイス部、220 モニタ、230 キーボード、240 マウス、300生体情報測定装置、411 左方向スイッチ、412 右方向スイッチ、413 上方向スイッチ、414 下方向スイッチ、415 決定スイッチ、1000 生体情報表示システム。

Claims (16)

  1. 生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示することのできる生体情報表示装置であって、
    表示手段と、
    ユーザからの指示を受け付けるための操作手段と、
    複数回分の第1の測定結果を記憶するための記憶手段と、
    前記第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる第2の測定結果を特定するための制御を行なう特定制御手段とを備え、
    前記特定制御手段は、前記第1の測定結果についての結果情報が表示された場合に、前記操作手段からの指示信号に基づいて、前記第2の測定結果を特定するための特定処理手段を含み、
    特定された前記第2の測定結果についての統計値を算出するための第1の算出手段をさらに備え、
    前記表示手段は、算出された前記統計値を表示する、生体情報表示装置。
  2. 前記第1の測定結果は、各々、第1の測定値データを含み、
    前記特定制御手段は、前記結果情報として、前記第1の測定値データを表示し、
    前記第1の算出手段は、前記第2の測定結果それぞれに含まれる第2の測定値データの統計値を算出する、請求項1に記載の生体情報表示装置。
  3. 各前記第1の測定値データは、オシロメトリック法に従い算出された血圧値のデータであり、
    各前記第1の測定結果は、複数の脈波振幅値データ、および、前記複数の脈波振幅値データそれぞれと対応付けられた複数の圧力値データをさらに含み、
    前記特定制御手段は、前記結果情報として、さらに、カフ圧軸に沿った脈波振幅のグラフを表示する、請求項2に記載の生体情報表示装置。
  4. 前記特定制御手段は、前記第1の測定結果に基づいて、各測定値の信頼率を算出するための第2の算出手段をさらに含み、
    前記表示手段は、前記結果情報とともに、各測定値データと対応付けて前記信頼率をさらに表示する、請求項2または3に記載の生体情報表示装置。
  5. 前記特定制御手段は、前記信頼率に基づいて、前記第1の測定値データのうち、ユーザの指定候補を抽出するための抽出手段をさらに含み、
    前記表示手段は、前記結果情報を表示する際に、前記指定候補として抽出された測定値データを、他の測定値データと識別可能に表示する、請求項4に記載の生体情報表示装置。
  6. 前記第1の測定結果は、各々、オシロメトリック法に従い算出された血圧値のデータである第1の測定値データ、および、脈波関連情報を含み、
    各前記脈波関連情報は、複数の脈波振幅値データ、および、前記複数の脈波振幅値データそれぞれと対応付けられた複数の圧力値データをさらに含み、
    前記特定制御手段は、前記脈波関連情報に基づいて、前記結果情報として、前記第1の測定結果ごとに、カフ圧軸に沿った脈波振幅のグラフを表示する、請求項1に記載の生体情報表示装置。
  7. 前記第1の算出手段は、前記第2の測定結果それぞれに含まれる脈波波形の統計値を算出する、請求項6に記載の生体情報表示装置。
  8. 被測定者の所定の測定部位に巻き付けるためのカフと、
    前記カフ内の圧力を調整するための調整手段と、
    前記カフ内の圧力を表わすカフ圧を検出するための検出手段と、
    前記検出手段より検出されたカフ圧に基づいて、前記被測定者の血圧値を測定するための測定処理手段とをさらに備え、
    前記記憶手段は、前記測定処理手段により測定された血圧値のデータを、前記測定値データとして記憶する、請求項3〜7のいずれかに記載の生体情報表示装置。
  9. 前記特定処理手段は、ユーザより、前記第1の測定結果のうち除外対象のデータの指定を受け付け、ユーザにより指定された測定結果以外の測定結果を、前記第2の測定結果として特定する、請求項1〜8のいずれかに記載の生体情報表示装置。
  10. 前記特定処理手段は、ユーザより、前記第1の測定結果のうち算出対象のデータの指定を受け付け、ユーザにより指定された測定結果を、前記第2の測定結果として特定する、請求項1〜9のいずれかに記載の生体情報表示装置。
  11. 前記第1の測定結果は、所定回数分の測定結果であることが予め定められる、請求項1〜10のいずれかに記載の生体情報表示装置。
  12. 前記第1の測定結果は、ユーザより指定された分類種別に対応付けられた測定結果であることが予め定められる、請求項1〜10のいずれかに記載の生体情報表示装置。
  13. 前記分類種別は、時間帯、被測定者の識別情報、および、測定条件のうちの少なくともいずれかであることが予め定められる、請求項12に記載の生体情報表示装置。
  14. 生体情報測定装置と生体情報表示装置とを備えた生体情報表示システムであって、
    前記生体情報測定装置は、
    被測定者の生体情報を測定するための測定処理手段と、
    前記測定処理手段により測定された複数回分の第1の測定結果を出力するための出力手段とを含み、
    前記生体情報表示装置は、
    前記第1の測定結果を入力するための入力手段と、
    表示手段と、
    ユーザからの指示を受け付けるための操作手段と、
    前記第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる第2の測定結果を特定するための制御を行なう特定制御手段とを含み、
    前記特定制御手段は、前記第1の測定結果についての結果情報が表示された場合に、前記操作手段からの指示信号に基づいて、前記第2の測定結果を特定するための特定処理手段を有し、
    特定された前記第2の測定結果についての統計値を算出するための第1の算出手段をさらに含み、
    前記表示手段は、算出された前記統計値を表示する、生体情報表示システム。
  15. 生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示するための統計処理方法であって、
    複数回分の第1の測定結果についての結果情報を表示するステップと、
    前記結果情報が表示された場合に、ユーザからの指示に基づいて、前記第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる複数の前記第2の測定結果を特定するステップと、
    特定された前記第2の測定結果についての統計値を算出するステップと、
    算出された前記統計値を表示するステップとを備える、統計処理方法。
  16. 生体情報に関する複数回分の測定結果の統計値を算出および表示するための統計処理プログラムであって、
    複数回分の第1の測定結果についての結果情報を表示するステップと、
    前記結果情報が表示された場合に、ユーザからの指示に基づいて、前記第1の測定結果のうち、統計値の算出に用いる複数の前記第2の測定結果を特定するステップと、
    特定された前記第2の測定結果についての統計値を算出するステップと、
    算出された前記統計値を表示するステップとをコンピュータに実行させる、統計処理プログラム。
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