JP2010088545A - カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】インナチューブ及びアウタチューブを備え、インナチューブに挿入されたガイドワイヤをアウタチューブの中間位置から好適に引き出すことができるカテーテルを提供する。
【解決手段】カテーテルキットは、先端側から体内に挿入されるアウタチューブ16と、アウタチューブ16のアウタ内腔16aに相対移動可能に挿通されているインナチューブ21とを備えている。インナチューブ21にはインナ貫通孔41が形成されており、アウタチューブ16にはアウタ貫通孔45が形成されている。カテーテルキットは、インナチューブ21及びアウタチューブ16のうちの一方が他方に対して相対的に回転することを規制しながら、軸線方向への相対的な移動をガイドするガイド部51を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、カテーテルに関するものである。
血管等の生体器官における狭窄部位や閉塞部位を拡張する治療方法として、生体器官内にカテーテルを挿入して狭窄部位や閉塞部位にステントを留置する方法が知られている。ステントとしては、例えば、自己拡張機能を有するセルフエキスパンダブルステントや、バルーンの膨張に伴って拡張するバルーンエキスパンダブルステントがあり、いずれのステントもカテーテルに装着された状態で生体器官内にて狭窄部位や閉塞部位に搬送される。
ステントが装着されるカテーテルは、インナチューブとそのインナチューブが内挿されているアウタチューブとを備えており、インナチューブとアウタチューブとの間に形成されたステント収容部にステントを収容している。カテーテルは、その先端部からガイドワイヤが挿入される構成となっており、あらかじめ体内に挿入されたガイドワイヤに沿わせるようにして体内に挿入される。また、ガイドワイヤの挿通方式別のタイプとしては、オーバーザワイヤタイプやモノレールタイプがある。オーバーザワイヤタイプは、アウタチューブの先端部から挿入されたガイドワイヤがアウタチューブの基端部から導出される構成となっており、モノレールタイプは、アウタチューブの先端部から挿入されたガイドワイヤがアウタチューブの中間位置から導出される構成となっている。
モノレールタイプのカテーテルは、ガイドワイヤの出口として、インナチューブの中間位置に設けられたインナポートと、アウタチューブの中間位置に設けられたアウタポートとを有している。ここで、カテーテルにおいて、インナチューブが軸線を中心としてアウタチューブに対して相対的に回転した場合、インナポートとアウタポートとが軸線を挟んで反対側に存在することがある。この場合、ガイドワイヤをインナポートから導出させた後、さらにアウタポートから導出させることが困難となる。これに対して、例えば特許文献1に、インナポートとアウタポートとを挿通する筒状部材がカテーテルに取り付けられ且つその筒状部材はカテーテルからの取り外しが可能となっている構成が開示されている。これにより、ガイドワイヤをアウタチューブの中間位置から容易に導出させることができる。
特開2004−121343号公報
しかしながら、上記特許文献1により開示されている構成においては、筒状部材がカテーテルに取り付けられていることが、カテーテルにガイドワイヤを挿通するための必要条件となってしまい、カテーテルを体内に挿入する際の作業性が低下する可能性がある。また、筒状部材がカテーテルに取り付けられていない場合には、従来と同様に、インナチューブがアウタチューブに対して相対的に回転するとガイドワイヤをアウタポートから導出させることが困難となる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、インナチューブ及びアウタチューブを備え、インナチューブに挿入されたガイドワイヤをアウタチューブの中間位置から好適に引き出すことができるカテーテルを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
本発明のカテーテルは、先端部から基端側に向けて延びるインナ内腔を有し、当該インナ内腔にガイドワイヤが挿通されるインナチューブと、当該インナチューブが挿通されるアウタ内腔を有し、当該インナチューブが挿通されるアウタ内腔を有し、当該インナチューブの少なくとも先端側を外周面側から被包するアウタチューブと、を備え、前記インナチューブと前記アウタチューブとは予め定められた初期位置から相対移動可能に設けられており、さらに、前記インナチューブは、前記インナ内腔を規定する周壁部に、当該インナ内腔を前記アウタ内腔に連通させるインナポートを備えているとともに、前記アウタチューブは、前記アウタ内腔を規定する周壁部に、当該アウタ内腔を外部に開放させるアウタポートを備えており、前記インナチューブの先端側から前記インナ内腔に挿入したガイドワイヤを、前記インナポート及び前記アウタポートを通じてカテーテルキットの外部に引き出すことが可能な構成であり、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して相対的に回転することを規制しながら、軸線方向への相対的な移動をガイドするガイド構造を備えていることを特徴とする。
本構成によれば、インナチューブの先端部からインナ内腔にガイドワイヤが挿入されると、ガイドワイヤはインナポートから導出されることでアウタチューブのアウタ内腔に入り込み、そのアウタ内腔を通ってアウタポートへ到達する。つまり、本構成のカテーテルは、アウタチューブ及びインナチューブを含んだ多重構造であって、しかもガイドワイヤがカテーテルの中間位置から導出されるモノレールタイプとなっている。この場合、ガイド構造によってインナチューブ及びアウタチューブのうちの一方が他方に対して相対的に回転することが規制されているため、相対的な回転方向位置を所定の位置にて位置決めすることができる。よって、インナポートとアウタポートとを連通させる器具等を使用することなく、ガイドワイヤをカテーテルの中間位置から好適に導出させることができる。
前記インナチューブと前記アウタチューブとの前記軸線方向の相対位置には前記初期位置が含まれているとともに、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して前記初期位置から前記軸線方向に相対的に移動した動作位置が含まれており、前記ガイド構造によるガイド距離は、前記相対位置が少なくとも前記初期位置と前記動作位置との間で変位する間は前記ガイドが維持されるように設定されているとよい。これにより、ガイドワイヤがインナポート及びアウタポートから導出された状態下における初期位置と動作位置との間の変位において、ガイドワイヤがねじれたり、インナチューブに巻きついたりすることが抑制されている。したがって、ガイドワイヤによって阻害されることなく、相対位置を初期位置から動作位置まで変位させることができる。
前記インナチューブと前記アウタチューブとの前記軸線方向の相対位置には前記初期位置が含まれているとともに、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して前記初期位置から前記軸線方向に相対的に移動した動作位置が含まれており、前記相対位置が少なくとも前記初期位置と前記動作位置との間で変位する間は前記インナポート及び前記アウタポートのうち前記ガイド構造に近づく側のポートが前記ガイド構造の形成された領域に入り込まないように、当該ポートに対する前記ガイド構造の前記軸線方向の相対位置が設定されているとよい。これにより、相対位置が初期位置から動作位置まで変位する間では、ガイド構造と、インナポート及びアウタポートから導出されているガイドワイヤとが干渉しない。よって、カテーテル及びガイドワイヤの操作の際に、ガイド構造が邪魔になりにくい。
前記ガイド構造は、前記インナチューブの外周面に形成された第1ガイド部と、前記第1ガイド部と当接するように前記アウタチューブの内周面に形成された第2ガイド部と、を備え、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部との当接によって、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して相対的に回転することを規制しながら、軸線方向への相対的な移動をガイドするものであるとよい。これにより、インナチューブとアウタチューブとの当接という比較的簡素な手法により、上記優れた効果を奏することができる。
前記ガイド構造はそれぞれ個別にガイドを行うように軸線周りに複数設けられているとともに、それら複数のガイド構造は互いに回転対称とならないように配置されているとよい。これにより、ガイド構造が1つのみ設けられている構成に比べて、より好適に上記の優れた効果を奏することができる。また、複数のガイド構造は、互いに回転対称とならないように配置されているため、インナチューブに対するアウタチューブの相対的な回転方向位置が一義的に定まる。これにより、インナチューブをアウタチューブに取り付ける場合に、インナポートとアウタポートとの位置関係を考慮する必要がない。よって、作業性の向上を図ることができる。
前記ガイド構造は、前記アウタチューブの軸線周り方向において前記アウタポートが形成された側を前記インナポートが向くように、前記インナチューブと前記アウタチューブとの相対的な回転方向位置を位置決めするものであるとよい。これにより、インナポートから導出されたガイドワイヤをアウタポートから導出させやすい。
前記インナチューブは、前記インナポートを含む先端側インナ領域と、当該先端側インナ領域に対して基端側にて連続し、当該先端側インナ領域よりも剛性が高くなるように形成された基端側インナ領域と、を有するように形成されており、前記ガイド構造が形成された領域は、前記基端側インナ領域の周囲に配置されているとよい。これにより、仮に、アウタチューブの剛性がガイド構造が形成されている領域にて局所的に変化していたとしても、インナチューブの基端側インナ領域により、カテーテル全体における段差部周辺の剛性が局所的に変化することを抑制できる。したがって、カテーテルにおける耐キンク性の低下を抑制できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、血管等の生体器官内でステントを拡張させるためのカテーテルキットについて具体化している。図1は、カテーテルキット10の構成を示す側面図であり、図2は、カテーテルキット10の一部を拡大して示す縦断面図である。
図1に示すように、カテーテルキット10は、ガイディングカテーテル11と、インナカテーテル12と、インナカテーテル12に装着されているステント13と、ガイディングカテーテル11に取り付けられているYコネクタ14とを備えており、全体として例えば1.5m程度の長さを有している。
ガイディングカテーテル11は、先端部(遠位端部)から体内に挿入されるアウタチューブ16と、アウタチューブ16の基端部(近位端部)に取り付けられたアウタハブ17とを備えており、例えば1.2m程度の長さを有している。アウタチューブ16は、合成樹脂材料により管状に形成されており、図2に示すように、先端部から基端部に向けて延びるアウタ内腔16aを有している。アウタ内腔16aはインナカテーテル用ルーメンを形成しており、そのアウタ内腔16aにはインナカテーテル12が挿通されている。
インナカテーテル12は、図1に示すように、アウタ内腔16aに通されているインナチューブ21と、インナチューブ21の基端部に取り付けられたインナハブ22とを備えており、例えば1.4m程度の長さを有している。また、インナチューブ21は、管状に形成されており、先端部から基端部に向けて延びるインナ内腔21aを有している。インナ内腔21aには、ガイドワイヤを挿通させる構造等が形成されている。インナチューブ21は、アウタチューブ16より長くなっており、その基端部がガイディングカテーテル11よりも基端側に露出している。したがって、インナハブ22はアウタハブ17よりも基端側に配置されている。
ステント13は、ニッケルチタン合金などといった金属材料により略円筒形状に形成されている。また、ステント13は、収縮可能な弾力を有しており、外力が加えられることで通常状態からそれより外径の小さい収縮状態に移行し、その外力が解除されることで自己の付勢力により収縮状態から通常状態に復帰する構成となっている。インナチューブ21の先端部には、図1及び図2に示すように、外周面から外側に突出する環状のストッパ25,26が長手方向に所定間隔だけ隔てて対向配置されており、これら一対のストッパ25,26により規定された規定領域にステント13が配置されている。ステント13は、規定領域にて収縮された後、その状態でアウタチューブ16により外側が覆われ、アウタチューブ16により外力が継続して加えられることで収縮状態が維持されている。このようにステント13が装着された状態がカテーテルキット10における初期状態であり、インナチューブ21とアウタチューブ16との長手方向の相対位置が初期位置にある状態に相当する。また、アウタチューブ16がインナチューブ21に対して相対的に基端側へ後退した後退位置となることで、ステント13が露出する施術状態となる。当該施術状態におけるインナチューブ21とアウタチューブ16との相対位置が動作位置にある状態に相当する。なお、長手方向は軸線方向とも言えるし、長さ方向とも言える。
また、ストッパ25,26は、X線造影機能を有する金属材料により形成されている。また、インナチューブ21におけるストッパ25,26よりも先端側には、先端側に先細りするように形成された先端部材27が設けられている。先端部材27には、図2に示すように、長手方向に貫通し、ガイドワイヤGを挿通可能な大きさの貫通孔27aが形成されている。
Yコネクタ14は、インナハブ22とアウタハブ17との間に配置されている。Yコネクタ14は、第1管部28と、その第1管部28の途中位置から分岐された第2管部29とを備えており、第1管部28の内腔にインナチューブ21が挿通されている。
カテーテルキット10はその中間位置からガイドワイヤGが導出される構成となっている。その構成について、図2を参照しつつ説明する。
図2に示すように、インナチューブ21は、複数の管状シャフトから構成されており、それら管状シャフトとして、基端側シャフト31と先端側シャフト32とを備えている。
基端側シャフト31は、ステンレスやニッケルチタン合金などといった金属により横断面円環状に形成されており、例えば1m強の長さを有している。基端側シャフト31は、基端部がインナハブ22に接合されており、先端部が先端側シャフト32に接合されている。なお、基端側シャフト31は、合成樹脂製でもよく、外周にPTFEといったフッ素樹脂などがコーティングされていてもよい。コーティングが施されている場合、基端側シャフト31の外周面とアウタチューブ16の内周面との摩擦力が好適な大きさとなり、インナチューブ21をアウタチューブ16に対して相対的に前進させたり後退させたりすることが容易となる。
基端側シャフト31は、その先端部にテーパ領域35を有しており、テーパ領域35においては、その基端側から先端側に向けて連続的に剛性が低くなっている。具体的には、テーパ領域35は、内径及び外径が先端側に向かって連続的に小さくなるテーパ状に形成されているとともに、剛性低下構造としての螺旋状の切り込み36が長手方向に連続させて形成されている。切り込み36は、そのピッチが先端側に向けて狭くなっている。このピッチとは図2の状態で見て長手方向に並ぶ切り込み36間の距離のことをいう。
また、基端側シャフト31には、その内部にコアワイヤ37が挿通されている。コアワイヤ37は、テーパ状に形成された先端部を有しており、先端側に向けて剛性が低くなっている。コアワイヤ37の先端部は、テーパ領域35の先端部を通じてそのテーパ領域35よりも先端側へ突出している。
基端側シャフト31の先端部には先端側シャフト32が接着されている。先端側シャフト32は、合成樹脂材料により円筒状に形成されており、例えば0.25m弱の長さを有している。先端側シャフト32の基端部には、コアワイヤ37の先端部及び基端側シャフト31の先端部が入り込んでおり、その入り込んだ部分が各シャフト31,32の接着部分となっている。
先端側シャフト32の周壁には、アウタ内腔16aとインナ内腔21aとを連通させるように貫通するインナ貫通孔41が形成されている。そのインナ貫通孔41に一端を溶着させてインナシャフト33が設けられている。インナシャフト33は、先端側シャフト32の先端側の開口からインナ貫通孔41の位置に亘って内挿されており、インナ貫通孔41に溶着された側と反対側の端部が先端側シャフト32の先端側の開口に溶着されている。インナシャフト33の孔径は、ガイドワイヤGの直径よりも大きく設定されており、ガイドワイヤGを挿通可能となっている。ガイドワイヤGは、先端側シャフト32の先端側からインナシャフト33内に挿通され、そのインナシャフト33を通ってインナ貫通孔41側の開口からアウタ内腔16aに入り込む。つまり、インナシャフト33の基端側の開口は、アウタ内腔16aへの出口となるインナポートとしての機能を有している。
先端側シャフト32において、コアワイヤ37の先端部はインナ貫通孔41の基端側近傍に存在している。また、インナ貫通孔41よりも基端側においては、コアワイヤ37の先端部から基端側シャフト31のテーパ領域35に向けて剛性が徐々に高められている。これにより、インナ貫通孔41の周辺で局所的に剛性が変化してしまわないようになっており、インナチューブ21は基端側に向けて剛性が徐々に高められている。この場合、インナチューブ21におけるテーパ領域35よりも基端側が基端側インナ領域となり、テーパ領域35を含んで先端側が先端側インナ領域となる。
インナチューブ21は、アウタチューブ16のアウタ内腔16aにおいて、アウタチューブ16と同一軸線上となるように配置されており、インナチューブ21の外周面とアウタチューブ16の内周面とはガイドワイヤGの直径よりも大きな離間距離となるように離間されている。
アウタチューブ16の周壁には、カテーテルキット10が初期状態である場合において長手方向の位置がインナ貫通孔41と略同一となる位置、より詳細にはインナ貫通孔41よりも若干基端側にずらした位置に、アウタ内腔16aと外部空間とを連通させるように貫通するアウタ貫通孔45が形成されている。アウタ貫通孔45は、アウタチューブ16の周壁において長手方向と直交する方向に開放されている。アウタ貫通孔45の孔径は、ガイドワイヤGの直径よりも大きく設定されており、ガイドワイヤGを挿通可能となっている。これにより、アウタ貫通孔45を介して、インナ貫通孔41からアウタ内腔16a内に導出されたガイドワイヤGをアウタチューブ16の外側に導出することができる。
次に、インナチューブ21とアウタチューブ16との間に設けられているガイド構造について図2及び図3を用いながら説明する。図3は、カテーテルキット10のA−A線断面図である。
図2及び図3に示すように、基端側シャフト31とアウタチューブ16との間には、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の相対移動をガイドするガイド部51が形成されている。詳細には、ガイド部51は、インナチューブ21及びアウタチューブ16の周方向に沿って所定の間隔をおいて(本実施の形態では3個)複数形成されている。
複数のガイド部51はそれぞれ同様の構成となっているため、1のガイド部51について詳細に説明する。ガイド部51は、図3に示すように、アウタチューブ16の内周面に形成された凸部52と、凸部52に対応して、インナチューブ21の外周面に形成されたガイド溝53と、を有している。ガイド溝53は、底面が曲面状となるように、インナチューブ21を内側に向けて凹ませて形成されているとともに、長手方向に延びるように形成されている。
凸部52は、ガイド溝53に対応させてアウタチューブ16の内周面からアウタ内腔16a側に向けて突出させて形成されている。凸部52はガイド溝53と同様に曲面状となっており、その曲率はガイド溝53と同程度となっている。凸部52はガイド溝53に嵌め込まれている。この場合、インナチューブ21に対してアウタチューブ16を回転させようとしても、凸部52とガイド溝53とが当接するため、当該回転が規制されている。
また、上記の通りガイド溝53は所定範囲に亘って内側に凹ませて形成されているため、図2の一部拡大図に示すように、長手方向の両端には段差部55が生じている。アウタチューブ16及びインナチューブ21が初期位置に配置されている状態ではガイド溝53の先端側の段差部55に凸部52が当接しており、さらにガイド溝53の長さ寸法L2は長手方向の凸部52の寸法とアウタチューブ16の初期位置から動作位置までの移動距離L1との和よりも大きく設定されている。これにより、アウタチューブ16がインナチューブ21に対して初期位置と動作位置との間で移動する間は、凸部52がガイド溝53上を摺動するため、インナチューブ21に対するアウタチューブ16のスライド移動の方向が長手方向に規制されてガイドされる。
複数のガイド部51は、インナチューブ21及びアウタチューブ16の軸線に対して互いに回転対称とならないように配置されている。具体的には、3個のガイド部51が、軸線に対して3回対称とならない位置に配置されている。これにより、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の相対的な回転方向位置が一義的に決定される。そして、この決定された位置では、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45との回転方向位置が一致している。特に、初期位置においては、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45との軸方向位置が一致している。つまり、初期位置においては、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45とは互いに向き合う位置に配置されている。
複数のガイド部51は、アウタ貫通孔45に対して基端側に離間された位置に配置されている。具体的には、複数のガイド部51は、アウタ貫通孔45に対して、初期位置から動作位置までの移動距離L1よりも大きな離間距離L3だけ基端側に離間された位置に配置されている。
カテーテルキット10を組み立てる場合には、先ずインナチューブ21の基端側からアウタチューブ16の先端側を差し込む。その際、凸部52をガイド溝53に嵌め込むようにして差し込む。この場合、複数のガイド部51がインナチューブ21及びアウタチューブ16の軸線に対して互いに回転対称とならないように配置されているため、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の相対的な回転方向位置が一義的に決定される。これにより、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45との回転方向の位置関係を考慮することなく、インナチューブ21に対してアウタチューブ16を取り付けることができるため、作業性の向上を図ることができる。
アウタチューブ16を差し込んでいくと、初期位置にて、凸部52と段差部55とが当接する。これにより、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の長手方向の相対的な位置が決まる。
次に、カテーテルキット10によるステント13の使用方法について、図4を参照しつつ説明する。図4は、ステント13が拡張状態にある場合のカテーテルキット10の構成を示す側面図である。
先ず、予め体内に挿入しておいたガイドワイヤGを先端部材27の貫通孔27aから挿入し、ガイドワイヤGを押し進める。ガイドワイヤGはインナシャフト33の内部を通過し、インナ貫通孔41から導出される。その後、ガイドワイヤGはアウタ貫通孔45を介してアウタチューブ16の外側に導出される。
例えばインナチューブ21が軸線を中心としてアウタチューブ16に対して相対的に回転する場合、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45とが軸線を挟んで反対側に存在することがある。すると、ガイドワイヤGをインナ貫通孔41から導出させた後、さらにアウタ貫通孔45から導出させることが困難となる。これに対して、本実施の形態によれば、初期位置において、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45とが互いに向き合うように配置されており、ガイド部51によって、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の相対的な回転が規制されているため、上記不都合を回避することができ、インナ貫通孔41から導出されたガイドワイヤGをアウタ貫通孔45から容易に導出させることができる。
その後、カテーテルキット10をガイドワイヤGに沿わせるようにして体内に挿入し、カテーテルキット10におけるステント13が装着されている部分を施術対象箇所に配置する。その後、アウタチューブ16をインナチューブ21に対して相対的に基端側へ移動させる。
この場合、インナチューブ21は、アウタチューブ16のアウタ内腔16aにおいて、アウタチューブ16と同一軸線上となるように配置されており、インナチューブ21の外周面とアウタチューブ16の内周面とはガイドワイヤGの直径よりも大きな離間距離となるように離間されているため、インナチューブ21とアウタチューブ16との間にはガイドワイヤGが挿通可能な挿通空間61が形成されている。ガイドワイヤGは、アウタチューブ16の基端側への移動に伴って、挿通空間61内を基端側に向けて進む。
また、アウタチューブ16の移動に際しては、凸部52がガイド溝53に嵌まったまま長手方向にスライド移動することで、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の相対的な回転が規制される。
その後、図4に示すように、インナチューブ21に対してアウタチューブ16が動作位置まで相対移動すると、ステント13がアウタ内腔16aから先端側に露出される。この場合、ステント13に対してアウタチューブ16により付与されていた外力が解除され、ステント13は外周側に拡張することで収縮状態から通常状態に復帰する。
その後、ステント13からインナカテーテル12を抜き取り、ステント13を施術対象箇所に留置する。例えば、血管内にステント13が留置されると、血管が拡張状態にて保持され、血流が好適に確保される。
ここで、既に説明した通り、アウタ貫通孔45とガイド部51との離間距離L3は、初期位置から動作位置までの移動距離L1よりも大きく設定されている。これにより、動作位置において、ガイドワイヤGとガイド部51とが干渉することがない。よって、ステント13の使用に際して、ガイド部51が邪魔になりにくいため、カテーテルキット10及びガイドワイヤGを円滑に操作することができる。
なお、アウタ貫通孔45とガイド部51との離間距離L3は、少なくとも初期位置から動作位置までの移動距離L1よりも大きければよく、具体的な寸法は任意である。
次に、カテーテルキット10の耐キンク性について説明する。
カテーテルキット10は、全体として先端側に向けて剛性が低くなっている。例えば、インナチューブ21の先端側シャフト32において、インナシャフト33の基端部やコアワイヤ37の先端部においては剛性の高さが局所的に変化するおそれがあるが、それらインナシャフト33の基端部とコアワイヤ37の先端部とが近接して配置されているため、剛性が先端側に向けて徐々に低くなっている。したがって、カテーテルキット10の耐キンク性の低下を抑制できる。
また、アウタチューブ16において、ガイド部51が形成されている領域においては剛性の高さが局所的に変化するおそれがあるが、ガイド部51は、カテーテルキット10が初期状態にある場合に、インナチューブ21の基端側シャフト31におけるテーパ領域35よりも基端側の部分(基端側インナ領域)と重なるように配置されているため、カテーテルキット10全体としての剛性は先端側に向けて低くなっている。これは、インナチューブ21における基端側インナ領域の剛性はアウタチューブ16の剛性に比べて十分に大きくなっており、仮にガイド部51によりアウタチューブ16の剛性が局所的に変化していたとしても、その変化はカテーテルキット10全体の剛性を局所的に変化させることがないためである。したがって、カテーテルキット10の耐キンク性の低下を抑制できる。
さらに、カテーテルキット10において、インナカテーテル12やガイディングカテーテル11は全体として、屈曲血管やガイドワイヤG等への追従性(trackability)や、体内へ挿入される際の力の伝達性(pushability)が高められるようにその肉厚や外径等が設定されている。
本実施の形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
初期位置においてインナ貫通孔41とアウタ貫通孔45とが互いに向き合う位置にて位置決めされ、さらに相対的な回転が規制されている。これにより、インナ貫通孔41から導出されたガイドワイヤGをアウタ貫通孔45から容易に導出させることができる。よって、ガイドワイヤGをアウタチューブ16の中間位置から好適に引き出すことができる。
ガイド溝53の長さ寸法L2を、長手方向の凸部52の寸法とアウタチューブ16の初期位置から動作位置までの移動距離L1との和よりも大きく設定した。これにより、アウタチューブ16が初期位置と動作位置との間で移動する間はガイドが維持される。よって、ガイドワイヤGが挿通空間61内においてねじれたり、インナチューブ21に巻きついたりすることが防止されている。したがって、当該相対移動をガイドワイヤGによって阻害されることなく行うことができる。
本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず例えば次のように実施してもよい。
(1)図3に示すガイド部51の構成に代えて、例えば図5に示す構成としてもよい。図5は、ガイド部51の変形例を示す図である。
図5に示すように、インナチューブ21及びアウタチューブ16の周方向に沿って所定の間隔をおいて複数のガイド部71が形成されている。複数のガイド部71は、軸線に対して互いに回転対称となるように配置されている。具体的には、複数のガイド部71は軸線を中心として互いに4回対称となるように配置されている。ガイド部71は、インナチューブ21の外周面に設けられた凸部72と、当該凸部72に対応して、アウタチューブ16の内周面に設けられたガイド溝73と、を備えている。かかる構成においても、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の基端側への移動はガイドされる。
なお、ガイド部の数は1個又は2個であってもよく、4個以上であってもよい。ガイド部が1個の構成の場合には、回転対称性を考慮する必要はない。
(2)複数のガイド部51の形状が相互に異なっていてもよい。この場合においても、インナチューブ21に対するアウタチューブ16の相対的な回転方向位置が一義的に決定されるため、作業性の向上を図ることができる。但し、同一形状のガイド部を形成する構成のほうが、当該形状を形成する際の容易性の観点から優れている。
(3)ガイド溝53を基端側シャフト31の基端まで形成する構成としてもよい。要は、ガイド部51によるガイド距離が少なくとも初期位置から動作位置までの移動距離L1よりも大きくなるように、ガイド溝53を所定の範囲に亘って形成すればよく、その具体的な長さ寸法は任意である。
(4)上記実施の形態では、ガイド部51は、基端側シャフト31とアウタチューブ16との間に設けられていたが、これに限定されず、先端側シャフト32とアウタチューブ16との間に形成してもよい。但し、耐キンク性の観点から基端側シャフト31側に設ける構成の方が優れている。
(5)上記実施の形態では、アウタ貫通孔45はインナ貫通孔41よりも若干基端側にずらした位置に配置されている構成としたが、これに限定されず、例えばアウタ貫通孔45全体がインナ貫通孔41よりも基端側に配置されていてもよい。
(6)ガイド部51をアウタ貫通孔45に対して先端側に離間された位置に配置してもよい。この場合、ガイド部51はインナ貫通孔41に対して先端側に離間した位置に配置されているのが好ましい。これにより、ガイド部51とインナ貫通孔41とが干渉することを抑制することができる。要は、初期位置から動作位置まで移動する間において、インナ貫通孔41又はアウタ貫通孔45のうちガイド部51に近づく側の貫通孔が、ガイド部51が形成された領域に入り込まないように、ガイド部51は配置されていればよい。
(7)上記実施の形態では、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45との回転方向位置が一致している構成としたが、これに限られず、概ねアウタ貫通孔45が形成された壁部側を向いているが、インナ貫通孔41とアウタ貫通孔45との回転方向位置が若干ずれている構成としてもよい。
(8)上記実施の形態では、カテーテルキット10は、その先端部にステント13が装着されたステント留置用の構成となっているが、血栓吸引用の構成となっていてもよい。この場合、例えばインナカテーテル12の先端部には血栓吸引用の吸引部が設けられており、血管等の体内器官にて血栓を吸引部により吸引する。血栓吸引用の構成であっても、ガイドワイヤGをカテーテルキット10の中間位置から導出させる構成を適用することは有効である。
カテーテルキットの構成を示す側面図。 カテーテルキットの一部を拡大して示す縦断面図。 カテーテルキットの横断面図。 カテーテルキットの動作を説明するための説明図。 ガイド部の変形例を示すカテーテルキットの横断面図。
符号の説明
10…カテーテルキット、16…アウタチューブ、21…インナチューブ、41…インナポートとしてのインナ貫通孔、45…アウタポートとしてのアウタ貫通孔、51…ガイド部、52…凸部、53…ガイド溝、61…挿通空間。

Claims (7)

  1. 先端部から基端側に向けて延びるインナ内腔を有し、当該インナ内腔にガイドワイヤが挿通されるインナチューブと、
    当該インナチューブが挿通されるアウタ内腔を有し、当該インナチューブの少なくとも先端側を外周面側から被包するアウタチューブと、
    を備え、
    前記インナチューブと前記アウタチューブとは予め定められた初期位置から相対移動可能に設けられており、
    さらに、前記インナチューブは、前記インナ内腔を規定する周壁部に、当該インナ内腔を前記アウタ内腔に連通させるインナポートを備えているとともに、
    前記アウタチューブは、前記アウタ内腔を規定する周壁部に、当該アウタ内腔を外部に開放させるアウタポートを備えており、
    前記インナチューブの先端側から前記インナ内腔に挿入したガイドワイヤを、前記インナポート及び前記アウタポートを通じてカテーテルキットの外部に引き出すことが可能な構成であり、
    前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して相対的に回転することを規制しながら、軸線方向への相対的な移動をガイドするガイド構造を備えていることを特徴とするカテーテル。
  2. 前記インナチューブと前記アウタチューブとの前記軸線方向の相対位置には前記初期位置が含まれているとともに、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して前記初期位置から前記軸線方向に相対的に移動した動作位置が含まれており、
    前記ガイド構造によるガイド距離は、前記相対位置が少なくとも前記初期位置と前記動作位置との間で変位する間は前記ガイドが維持されるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記インナチューブと前記アウタチューブとの前記軸線方向の相対位置には前記初期位置が含まれているとともに、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して前記初期位置から前記軸線方向に相対的に移動した動作位置が含まれており、
    前記相対位置が少なくとも前記初期位置と前記動作位置との間で変位する間は前記インナポート及び前記アウタポートのうち前記ガイド構造に近づく側のポートが前記ガイド構造の形成された領域に入り込まないように、当該ポートに対する前記ガイド構造の前記軸線方向の相対位置が設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記ガイド構造は、前記インナチューブの外周面に形成された第1ガイド部と、前記第1ガイド部と当接するように前記アウタチューブの内周面に形成された第2ガイド部と、を備え、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部との当接によって、前記インナチューブ及び前記アウタチューブのうちの一方が他方に対して相対的に回転することを規制しながら、軸線方向への相対的な移動をガイドするものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のカテーテル。
  5. 前記ガイド構造はそれぞれ個別にガイドを行うように軸線周りに複数設けられているとともに、それら複数のガイド構造は互いに回転対称とならないように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のカテーテル。
  6. 前記ガイド構造は、前記アウタチューブの軸線周り方向において前記アウタポートが形成された側を前記インナポートが向くように、前記インナチューブと前記アウタチューブとの相対的な回転方向位置を位置決めするものであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1に記載のカテーテル。
  7. 前記インナチューブは、前記インナポートを含む先端側インナ領域と、当該先端側インナ領域に対して基端側にて連続し、当該先端側インナ領域よりも剛性が高くなるように形成された基端側インナ領域と、を有するように形成されており、
    前記ガイド構造が形成された領域は、前記基端側インナ領域の周囲に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のカテーテル。
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