JP5907027B2 - カテーテル - Google Patents

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本発明は、複数本のガイドワイヤを血管に導入するためのカテーテルに関する。
従来より、血管にカテーテルを挿入して薬剤を局所的に投与したり、血管の狭窄を拡張したりする治療が行われている。例えば、冠動脈形成術(PTCA)において冠動脈の狭窄部分をバルーンカテーテルで拡張するには、まず、セルジンガー法などによって動脈血管にシースイントロデューサを挿入し、体外から動脈血管を確保した後、造影用ガイドワイヤを心臓近くまで挿入する。次いで、造影用ガイドワイヤに導かれるようにして、ガイディングカテーテルを挿入して、その先端を冠状動脈入口に位置させる。その後、造影用ガイドワイヤを抜き取り、PTCA用ガイドワイヤ(以下、単に「ガイドワイヤ」とも称される。)をガイディングカテーテルに挿入して、その先端を狭窄部分付近に位置させる。このガイドワイヤに導かれるようにして、バルーンカテーテルをガイディングカテーテルに挿入して、そのバルーン部分を冠状動脈の狭窄部分に位置させる。そして、バルーン部分を膨らませて冠状動脈の狭窄部分を拡張させる(特許文献1参照)。
また、冠状動脈における複数箇所の狭窄部分を拡張させるために、前述されたようにして動脈血管に挿入されたガイディングカテーテルに、複数本のガイドワイヤを挿入して、各々のガイドワイヤの先端を冠状動脈における複数箇所の狭窄部分に夫々位置せしめ、各ガイドワイヤに導かれて複数本のバルーンカテーテルを複数箇所の狭窄部分に対してそれぞれ配置する手法もなされている(特許文献2参照)。
特開2006−326226号公報 特開2007−130116号公報
複数本のガイドワイヤは、血管の分岐部においてそれぞれ標的とする各狭窄部分へ向かってそれぞれ導入される必要がある。例えば、ガイディングカテーテルの先端にX線により検知可能なマーカーが設けられることにより、ガイディングカテーテルの先端位置は確認可能であるが、複数本のガイドワイヤが血管の分岐部においていずれの向きへ進入したかは、施術者の感覚に頼るところが大きい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数本のガイドワイヤを、血管の分岐部において目的とする方向へ導入することが容易な手段を提供することにある。
(1) 本発明に係るカテーテルは、第1管と、当該第1管に挿入されており第1ガイドワイヤが挿通される第2管と、当該第1管に挿入されており第2ガイドワイヤが挿通される第3管と、を具備する。上記第2管の先端は、上記第1管の先端から出没可能である。上記第3管の先端側は、上記第1管の先端より基端側の固定位置において斜め側方へ突出されて固定されている。上記第1管の周壁であって上記固定位置より基端側に、上記第3管が膨出可能なスリットを有する。
第1管の先端が血管の分岐部付近まで挿入され、第2管を通じて第1ガイドワイヤが、血管の一方の分岐へ向かって導入される。第3管の基端側が第1管に対して押し込まれることにより、第1管のスリットから第3管の一部が膨出する。これにより、第3管の先端部分が血管の他方の分岐へ確実に向けられる。その状態の第3管を通じて第2ガイドワイヤが血管の他方の分岐へ向かって導入される。
(2) 上記第3管の先端側は、上記第1管から斜め側方へ突出する角度が変位可能に上記第1管に固定されていてもよい。
第3管の基端側が第1管に対して押し込まれる程度に応じて、第1管のスリットから第3管の一部が膨出する程度が変化する。第3管の一部がスリットから大きく膨出するほど、第3管の先端側が第1管の軸線と交差する角度が大きくなるので、第3管の基端側の操作により、第3管の先端側の角度を変化させることができる。
(3) 上記第1管、上記第2管及び上記第3管の少なくともいずれか一つに、放射線により検知可能なマーカが設けられていてもよい。
放射線により検知可能なマーカは、例えば、第1管、第2管又は第3管の素材にX線造影性元素の粒子を混合したり、X線不透過金属製の部材を第1管、第2管又は第3管に埋設することにより実現される。これにより、例えばX線造影によって、血管内における第1管、第2管又は第3管の位置を確認しながら施術ができる。
(4) 上記第1管を内包して上記第1管に対して軸線方向へ相対的に移動可能であって、上記スリットを被覆及び露出させる第4管を更に備えていてもよい。
例えば、カテーテルが血管の分岐部まで挿入される行程においては、第4管によりスリットが被覆される状態とされることによって、スリットから第3管が膨出することが防止される。
本発明に係るカテーテルによれば、第1管のスリットから第3管の一部が膨出して、第3管の先端部分が血管の他方の分岐へ確実に向けられるので、第3管を通じて第2ガイドワイヤが血管の目的とする分岐の方向へ確実に導入される。
図1は、本発明の実施形態に係るガイドワイヤ挿入用カテーテル10の外観構成を示す平面図である。 図2は、図1における領域IIの拡大図である。 図3は、図2の縦断面図である。 図4は、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10によりガイドワイヤ51,52を血管60,61へ導入する方法を説明するための模式図である。 図5は、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10によりガイドワイヤ51,52を血管60,61へ導入する方法を説明するための模式図である。 図6は、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10によりガイドワイヤ51,52を血管60,61へ導入する方法を説明するための模式図である。 図7は、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10の変形例を示す拡大図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。なお、本実施形態は本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様を変更できることは言うまでもない。
[ガイドワイヤ挿入用カテーテル10]
図1から図3に、本実施形態に係るガイドワイヤ挿入用カテーテル10が示される。ガイドワイヤ挿入用カテーテル10は、2本の第1ガイドワイヤ51及び第2ガイドワイヤ52を血管60へ挿入するためのものである。ガイドワイヤ挿入用カテーテル10が、本発明に係るカテーテルに相当する。ガイドワイヤ挿入用カテーテル10は、主として、外シャフト11、第1内シャフト12及び第2内シャフト13から構成されている。
[外シャフト11]
外シャフト11は、第1内シャフト12及び第2内シャフト13が挿入される内部空間を有する1本のチューブであり、例えば、ポリアミドやポリエーテルアミドなどの弾性変形可能なプラスチックの成形体である。外シャフト11は、軸線方向101に渡ってほぼ均等な外径であり、この外径は、外シャフト11を挿入する血管60の径に適合するように設定されている。外シャフト11は、血管60の湾曲形状に沿って弾性変形可能であって、軸線方向101に対して挫屈しない程度の剛性を有する。外シャフト11の先端は第1内シャフト12が挿通可能な開口18が設けられている。外シャフト11が、本発明に係る第1管に相当する。
外シャフト11の基端(図1から図3における右端)にはハンドル部14が連結されている。ハンドル部14は、外シャフト11を血管60に対して挿抜したり回転させたりする際の持ち手となる。ハンドル部14は、施術者が掴むに適した外径の円筒形状をなしており、また、軸方向101周りへの回転操作を容易にするために、羽根が適宜設けられている。なお、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10は、ハンドル部14においてのみ操作されるものではなく、例えば外シャフト11が施術者に把持されて操作されてもよい。
図3に示されるように、外シャフト11の開口18付近には、その周壁にX線マーカ15が埋め込まれている。X線マーカ15は、X線を透過しない金属製の短寸法の棒材または円筒材である。X線を透過しない金属としては、例えば、白金、金、タングステンなどやこれらの合金があげられる。
図1〜3に示されるように、外シャフト11の開口18側(図1〜3の左側)であって、第2内シャフト13が固定されている固定位置16より基端側(図1〜3の右側)に、軸線方向101に沿ったスリット17が形成されている。スリット17は、外シャフト11の軸線方向101に沿ってほぼ直線状に形成されており、外シャフト11の周壁が厚み方向(径方向)に切断されている。スリット17は、常に開口している長穴であってもよいし、外力が作用しなければ閉じた状態であり、外力が作用すると周壁が弾性変形して開いた状態となるものであってもよい。スリット17を通じて、外シャフト11に挿通された第2内シャフト13の一部が外シャフト11の外側へ膨出可能である。
[第1内シャフト12]
図1〜3に示されるように、第1内シャフト12は、外シャフト11の内部空間に挿入さている。第1内シャフト12は、第1ガイドワイヤ51が挿入される内部空間を有する1本のチューブであり、例えば、ポリアミドやポリエーテルアミドなどの弾性変形可能なプラスチックの成形体である。第1内シャフト12は、軸線方向101に渡ってほぼ均等な外径であり、この外径は、外シャフト11の内径より十分に小さい。したがって、第1内シャフト12は、外シャフト11の内部空間を軸線方向101に沿って移動可能である。
第1内シャフト12の軸線方向101の長さは、外シャフト11の軸線方向101の長さよりも長い。したがって、外シャフト11のハンドル部14の基端の開口から第1内シャフト12を挿通させて外シャフト11の先端の開口18へ到達させた状態において、第1内シャフト12の一部はハンドル部14の基端の開口から外部へ十分に突出している。したがって、ハンドル部14側において、更に第1内シャフト12を外シャフト11内へ押し入れたり引き戻したりすることによって、外シャフト11の開口18から第1内シャフト12を出没させることができる。第1内シャフト12の先端には第1ガイドワイヤ51が挿通可能な開口21が形成されている。なお、第1内シャフト12の軸線方向101の長さが、外シャフト11の軸線方向101の長さより短く、第1内シャフト12の先端が外シャフト11の先端から突出しない構成であってもよい。第1内シャフト12が、本発明に係る第2管に相当する。
[第2内シャフト13]
図1〜3に示されるように、第2内シャフト13は、外シャフト11の内部空間に挿入さている。第2内シャフト13は、第2ガイドワイヤ52が挿入される内部空間を有する1本のチューブであり、例えば、ポリアミドやポリエーテルアミドなどの弾性変形可能なプラスチックの成形体である。第2内シャフト13は、軸線方向101に渡ってほぼ均等な外径であり、この外径は、外シャフト11の内径より十分に小さい。したがって、第2内シャフト13は、外シャフト11の内部空間を軸線方向101に沿って移動可能である。
第2内シャフト13の先端部31は、外シャフト11の固定位置16から軸線方向101と交差する斜め先端側へ向かって突出されている。固定位置16は、外シャフト11における開口18とスリット17との間であり、軸線方向101においてスリット17に近い方が好適である。また、固定位置16は、スリット17とは外シャフト11の中心に対して反対側となる位置(図1〜3においてはスリット17が外シャフト11の上側であって、固定位置16が外シャフト11の下側)である。固定位置16において、外シャフト11の周壁に貫通孔が形成されており、その貫通孔に第2内シャフト13が挿通されて先端部31が外シャフト11の周壁から外側へ突出されている。第2内シャフト13の周壁と外シャフト11の周壁とは、接着剤や溶着などの公知の手法によって接着されている。固定位置16において第2内シャフト13が弾性変形することによって、第2内シャフト13の先端部31が外シャフト11の軸線方向101に対して斜め側方へ突出する角度が変位可能である。第2内シャフト13の先端には、第2ガイドワイヤ52が挿通可能な開口32が形成されている。
[ガイドワイヤ挿入用カテーテル10の使用方法]
以下に、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10の使用方法が説明される。
ガイドワイヤ挿入用カテーテル10は、2つに分岐された血管60,61のそれぞれに2本の第1ガイドワイヤ51及び第2ガイドワイヤ52を挿通するためのものである。なお、本発明に係るカテーテルにより血管へ挿通されるガイドワイヤは2本以上であれば特に限定されないが、本実施形態では、2本の第1ガイドワイヤ51及び第2ガイドワイヤ52が血管60,61に挿通されるものとして、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10の使用方法が説明される。
図4に示されるように、血管60は、例えば図4〜6における左向きにおいて、途中でY字形状に血管61が分岐している。ガイドワイヤ挿入用カテーテル10は、第1ガイドワイヤ51及び第2ガイドワイヤ52が挿通されていない状態で、外シャフト11の先端側から血管60へ挿入されて、血管61が分岐する部分へ到達される。血管60へガイドワイヤ挿入用カテーテル10が挿入されるときにおいて、第2内シャフト13は、スリット17から膨出しておらず、外シャフト11の内部空間に収容されている。外シャフト11の先端部分の位置は、X線マーカ15をX線造影によって検知することにより把握される。
外シャフト11の先端が血管60から血管61が分岐する部分まで挿入されると、第1内シャフト12を通じて第1ガイドワイヤ51が、分岐から血管60が延びる向きへ導入される。
続いて、図5に示されるように、第2内シャフト13へ第2ガイドワイヤ52が挿入されて、第2内シャフト13の開口21から第2ガイドワイヤ52の先端が若干突出される。なお、この状態において、第2ガイドワイヤ52は、第2内シャフト13の開口21から必ずしも突出されていなくてもよい。
図6に示されるように、第2内シャフト13の基端側が外シャフト11に対して押し込まれることにより、外シャフト11のスリット17から第2内シャフト13の一部が膨出する。これにより、内シャフト13の先端部31が血管61へ確実に向けられる。また、第2内シャフト13の基端側が外シャフト11に対して押し込まれる程度に応じて、外シャフト11のスリット17から第2内シャフト13の一部が膨出する程度が変化する。第2内シャフト13の一部がスリット17から大きく膨出するほど、第2内シャフト13の先端部31が外シャフト11の軸線方向101と交差する角度が大きくなるので、第2内シャフト13の基端側の操作により、第2内シャフト13の先端部31が軸方向101に対して傾斜する角度を変化させることができる。
また、外シャフト11において、スリット17と固定位置16とは、外シャフト11の中心に対して相反する位置に配置されているので、スリット17から第2内シャフト13の一部が外側へ膨出することによって、膨出した第2内シャフト13の位置が、血管60において血管61が延びる向きと逆向きの内壁に当接する。これにより、外シャフト11が血管60において血管61側の内壁に移動される。したがって、第2内シャフト13の先端部31を血管61へ近づけることができる。
前述された状態において、第2内シャフト13の開口32から第2ガイドワイヤ52が突出されることによって、第2ガイドワイヤ52が血管61へ向かって導入される。このようにして、血管60,61に対して第1ガイドワイヤ51と第2ガイドワイヤ52とが導入される。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態に係るガイドワイヤ挿入用カテーテル10によれば、外シャフト11のスリット17から第2内シャフト13の一部が膨出して、第2内シャフト13の先端部31が血管61へ確実に向けられるので、第2内シャフト13を通じて第2ガイドワイヤ52が血管61へ確実に導入される。
また、第2内シャフト13の基端側が外シャフト11に対して押し込まれる程度に応じて、外シャフト11のスリット17から第2内シャフト13の一部が膨出する程度が変化するので、第2内シャフト13の基端側の操作により、第2内シャフト13の先端部31が外シャフト11の軸線方向101に対して傾斜する角度を変化させることができる。
また、外シャフト11の先端側にX線マーカ15が設けられているので、X線造影によって、血管60における外シャフト11の位置を確認しながら、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10を血管60へ挿入して、第2内シャフト13の先端部31を血管61へ向かう位置に位置せしめることができる。
[変形例]
図7に示されるように、ガイドワイヤ挿入用カテーテル10は、外シャフト11を外側から覆うチューブ形状の外層シャフト19を有していてもよい。外層シャフト19は、基端側がハンドル部14付近に位置しており、先端側がスリット17付近に位置している。外層シャフト19は、外シャフト11に対して軸線方向101に相対的にスライド移動可能である。したがって、外シャフト11の先端側へ外層シャフト19がスライドされると、外層シャフト19はスリット17を被覆する。また、外シャフト11の基端側へ外層シャフト19がスライドされると、外層シャフト19はスリット17を露出させる。なお、図7では、スリット17が外層シャフト19により被覆された状態が示されている。
ガイドワイヤ挿入用カテーテル10が血管60において血管61が分岐する部分まで挿入される行程においては、外層シャフト19によりスリット17が被覆される状態とされることによって、スリット17から第2内シャフト13が膨出することがない。
なお、前述された実施形態において、第2内シャフト13の弾性変形によって、第2内シャフト13の先端部31が外シャフト11の軸線方向101から斜め側方へ突出する角度が変位可能であるが、例えば、外シャフト11と第2内シャフト13の先端部31とが機械構成によって、先端部31が軸線方向101に対して斜め側方へ突出する角度が変位可能に構成されてもよい。
また、前述された実施形態では、外シャフト11の内部空間に第1内シャフト12及び第2内シャフト13が挿通されているが、外シャフト11の内部空間が壁などで隔てられて所謂ダブルルーメンに構成されており、一方のルーメンが第1内シャフト12として機能し、他方のルーメンに第2内シャフト13が挿通される構成とされてもよい。つまり、外シャフト11と第1内シャフト12とが一体に成形されていてもよい。
また、前述された実施形態では、外シャフト11の内部空間に2本の内シャフト、すなわち第1内シャフト12及び第2内シャフト13が挿通されているが、外シャフト11の内部空間に3本以上の内シャフトが挿通されていてもよい。例えば、外シャフト11の内部空間に3本の内シャフトが挿通されていれば、2本目の内シャフトと3本目の内シャフトを、それぞれ1本目の内シャフトと異なる向きへ向けるために、外シャフト11から膨出させる2本の内シャフトに応じてスリット17を拡張してもよい。
また、前述された実施形態では、外シャフト11の先端側にX線マーカ15が設けられているが、外シャフト11に代えて、或いは外シャフト11に加えて、第1内シャフト12又は第2内シャフト12の少なくとも一方の先端側にX線マーカが設けられてもよい。
10・・・ガイドワイヤ挿入用カテーテル
11・・・外シャフト(第1管)
12・・・第1内シャフト(第2管)
13・・・第2内シャフト(第3管)
15・・・X線マーカ
16・・・固定位置
17・・・スリット
19・・・外層シャフト(第4管)
51・・・第1ガイドワイヤ
52・・・第2ガイドワイヤ

Claims (4)

  1. 第1管と、当該第1管に挿入されており第1ガイドワイヤが挿通される第2管と、当該第1管に挿入されており第2ガイドワイヤが挿通される第3管と、を具備しており、
    上記第2管の先端は、上記第1管の先端から出没可能であり、
    上記第3管の先端側は、上記第1管の先端より基端側の固定位置において斜め側方へ突出されて固定されており、
    上記第1管の周壁であって上記固定位置より基端側に、上記第3管が膨出可能なスリットを有するカテーテル。
  2. 上記第3管の先端側は、上記第1管から斜め側方へ突出する角度が変位可能に上記第1管に固定されている請求項1に記載のカテーテル。
  3. 上記第1管、上記第2管及び上記第3管の少なくともいずれか一つに、放射線により検知可能なマーカが設けられた請求項1又は2に記載のカテーテル。
  4. 上記第1管を内包して上記第1管に対して軸線方向へ相対的に移動可能であって、上記スリットを被覆及び露出させる第4管を更に備えた請求項1から3のいずれかに記載のカテーテル。
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