JP2010086813A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】注液時間の短縮を図ることができ、製造効率の向上を図ることが可能な密閉型二次電池、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】非水電解質二次電池の電極体14は、セパレータ22を挟んで重ね合わされた正極18および負極20を有し、負極は、外縁を有する負極集電体20aと、負極集電体の外縁から突出し負極集電体と一体に形成された負極タブ20cと、負極集電体の全幅に亘って、かつ負極タブの基端部上に担持されたチタン酸リチウムを含む負極活物質層20bと、有している。負極20は、負極活物質層20bが負極タブに形成された部分を除いて、正極活物質層18bの外縁の内側に位置した状態で正極18と重ね合わされ、負極タブの基端部に形成された部分を含む負極活物質層の幅H1、負極タブ以外の部分における負極活物質層および負極集電体の幅H2、正極集電体18aおよび正極活物質層の幅H3は、H2<H3、かつ、(H1−H2)≧(H3−H2)÷2である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、非水電解質二次電池に関する。
近年、ハイブリッド電気自動車用の電源、また太陽光や風力などの自然エネルギーを使った発電機用の蓄電装置として、非水電解質二次電池が注目されている。これらの用途では、負荷や発電量の時間変化が激しいため、瞬時に大電流を蓄えたり放出したりする能力、すなわち大電流特性の高い二次電池が要求される。
一般に、二次電池は、金属容器あるいはラミネートフィルム等で形成された外装材と、外装材内に電解質液とともに収納された電極体と、電極体に接続されているとともに外側に露出した電極端子と、を備えている。
電極体は、集電体板に負極活物質層を形成した負極板と、集電体板に正極活物質層を形成した正極板とを、セパレータを間に挟んで重ね合わせ、これらを捲回あるいは積層して構成されている。また、集電体板の側縁からは、集電用のタブが延出している(例えば、特許文献1)。
特開2006−139919号公報
上記のような大電流特性の高い二次電池は、大電流を流した時にも電圧の低下をできるだけ少なくするために、活物質層の電気抵抗を小さくする必要がある。しかし、その際、以下の問題が生じる。
1つは、活物質層の電気抵抗が小さくなったことによって顕在化する問題である。それは、正極と負極と、これらを電気的に分離するセパレータとからなる電極体において、何らかの理由によって微小な導電性異物がセパレータを通じて正極と負極を短絡した場合、そこに流れる微小なリーク電流の大きさが、活物質層の電気抵抗が小さくなった分だけ相対的に大きくなることである。その結果、電池未使用時にも電流リークが発生し、電池容量が従来よりも急速に低下してしまう。
2つ目は、円筒または扁平状に捲回してつくられるコイル状の電極体において、その電気抵抗を小さくするために行う電極ロールプレス工程で生じる電極歪みの問題である。円筒状または偏平状に捲回してつくられる電極体には、集電用のタブが多数設けられる。タブの数を増やすことにより、電流が流れるタブの断面積を増加させることができ、結果として電気抵抗が低下する。しかし、電極ロールプレス工程において、活物質層には圧力が加えられる一方で、タブにはロールプレスのロールが接触しないため、圧力が加わらない。そのため、圧力の加えられた活物質層と圧力の加わらないタブとの境界に歪みが生じる。このような歪んだ電極を捲回すると、捲回コイルの電極間に隙間が生じて電気抵抗成分の増加を生じてしまう。
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、内部微小短絡による容量低下を防ぐことのできる非水電解質二次電池を提供することにある。
この発明の様態に係る非水電解質二次電池は、外装部材と、外装容器内に収容された電極体および非水電解液と、を備え、
前記電極体は、セパレータを挟んで重ね合わされた正極および負極を有し、前記正極は、外縁を有する正極集電体と、前記正極集電体の外縁から突出し正極集電体と一体に形成された正極タブと、前記正極集電体の全幅に亘って担持された正極活物質層と、を有し、前記負極は、外縁を有する負極集電体と、負極集電体の外縁から突出し負極集電体と一体に形成された負極タブと、前記負極集電体の全幅に亘って、かつ前記負極タブの基端部上に担持されたチタン酸リチウムを含む負極活物質層と、有し、
前記負極は、前記負極活物質層が前記負極タブに形成された部分を除いて、前記正極活物質層の外縁の内側に位置した状態で前記正極と重ね合わされ、
前記負極タブの基端部に形成された部分を含む負極活物質層の幅H1、前記負極タブ以外の部分における前記負極活物質層および前記負極集電体の幅H2、前記正極集電体および正極活物質層の幅H3は、
H2<H3、 かつ、 (H1−H2)≧(H3−H2)÷2
である。
本発明の態様によれば、微小短絡による容量低下を防ぐことがでいると共に、高出力の非水電解質二次電池を得ることができる。
以下図面を参照しながら、この発明の実施形態に係る非水電解質二次電池について詳細に説明する。図1は、実施形態に係る非水電解質二次電池の外観を示す斜視図、図2は、非水電解質二次電池における電極体の一部を示す平面図、図3の図2の線A−Aに沿って電極体を破断して示す断面図、図4は、正極および負極を示す平面図である。なお、各図は、実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の二次電池と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
図1に示すように、非水電解質二次電池は、例えば、リチウムイオン電池等の薄型の二次電池10として構成されている。この二次電池10は、外装部材として、例えば、ラミネートフィルムにより形成された扁平な矩形箱状の外装部材12を有し、その内部に、非水電解液と共に積層型の電極体14が収納されている。外装部材12の一端面から正極端子16aおよび負極端子16bが外部に延出している。これらの正極端子16aおよび負極端子16bは、電極体14を構成する正極および負極にそれぞれ接続されている。
図2、図3、図4に示すように、電極体14は、それぞれ正極18と負極20とをその間にセパレータ22を介在させて重ね合わされた複数の電極セル24を、それぞれセパレータ22を間に挟んで交互に積層して構成されている。
各正極18は、アルミニウム等の箔からなる矩形状の正極集電体18aと、正極集電体18aの両面に担持された正極活物質層18bとを有している。正極活物質層18bは、正極集電体18aの全面に渡って形成されている。各正極18は、正極集電体18aの外縁、例えば、側縁からほぼ垂直に突出した集電用の正極タブ18cを有している。この正極タブ18cは、正極集電体18aと同一材料により正極集電体18aと一体に成形され、切れ目や繋ぎ目なく正極集電体から延出している。正極集電体18aおよび正極活物質層18bは、幅H3、例えば、52mmに形成されている。
各負極20は、アルミニウム等の箔からなる矩形状の負極集電体20aと、負極集電体20aの両面に担持された負極活物質層20bとを有している。負極活物質層20bは、負極集電体20aの全面に渡って形成されている。各負極20は、負極集電体20aの外縁、例えば、側縁からほぼ垂直に突出した集電用の負極タブ20cを有している。負極タブ20cは、負極集電体20aと同一材料により負極集電体20aと一体に成形され、切れ目や繋ぎ目なく負極集電体から延出している。負極タブ20aは、正極タブ18cと同一側に突出しているとともに、負極集電体20aの長手方向に関して、正極タブ18cと反対側に設けられている。
負極タブ20cの基端部の両面に負極活物質層20bが連続して形成されている。負極集電体20aの幅、および負極タブ20c以外の部分における負極活物質層20bの幅は、幅H2、例えば、50mmに形成されている。負極タブ20cの基端部に形成された部分を含む負極活物質層20bの幅は、幅H1、例えば、53mmに形成されている。これにより、負極タブ20cの基端部に形成された負極活物質層20cの幅H4は、1mm以上、ここでは、3mmに形成されている。
このように、負極タブ20cの基端部に形成された部分を含む負極活物質層20bの幅H1、負極集電体20a、および負極タブ20c以外の部分における負極活物質層20bの幅H2、正極集電体18aおよび正極活物質層18bの幅H3は、
H2<H3、 かつ、 (H1−H2)≧(H3−H2)÷2
の関係を満たして形成されている。
また、正極集電体18aおよび正極活物質層18bの長さは、負極集電体20aおよび負極活物質層20bの長さよりも長く形成されている。
正極18および負極20は、ロールプレスを用いて荷重を加えて圧延されている。そして、ロールプレスの荷重を選択することにより、圧延後における、電極集電体の単位面積当たりの重量W2と、電極タブ部分の単位面積当たりの重量W1との比W2/W1が
0.995 < W2/W1 < 0.999 となるように、電極が形成されている。
図2および図3に示すように、各電極セル24において、正極18および負極20は、セパレータ22を挟んで、重ね合わされている。この際、負極20は、負極タブ20cを除いて、その外縁が、正極20の正極活物質層20aの外縁の内側と対向するように配置されている。負極タブ20cの基端部に担持された負極活物質層20bは、少なくとも正極活物質層18bの外縁と対向する位置まで延び、望ましくは、正極活物質層18bの外縁と対向する位置を越えて外側まで延びている。これにより、正極18と負極20とが対向する部分においては、必ず正極活物質層18bと負極活物質層20bとが対向し、電極集電体あるいは集電タブの金属が互いに対向する部分は存在していない。
なお、セパレータ22は、正極20よりも大きく形成され、その外周は、正極20の外側で、かつ、正極タブ18cおよび負極タブ20cを超えない範囲に形成されている。
このように形成された電極体14の各電極セル24の正極タブ18cおよび負極タブ20cは、正極端子16a、負極端子16cにそれぞれ接続されている。
次に、二次電池10の各構成要素について詳細に説明する。
(正極スラリーおよび正極)
正極活物質層18bは正極スラリーを塗布することにより形成されている。正極スラリーは、正極活物質、正極導電剤及び結着剤を混合して形成されている。正極スラリーに含まれる正極活物質としては、一般的なリチウム遷移金属複合酸化物をつかうことができる。例えば、LiCoO2、LiNi1−xCoxO2(0<x<0.3)、LiMnxNiyCozO2(0<x<0.5、0<y<0.5、0≦z<0.5)、LiMn2−xMxO4(MはLi、Mg、Co、Al、Ni、0<x<0.2)、LiMPO4(MはFe,Co,Ni)などである。
集電性能を高め、集電体との接触抵抗を抑えるための正極導電剤としては、例えば、アセチレンブラック、カーボンブラック、黒鉛等の炭素質物を挙げることができる。
正極活物質と正極導電剤を結着させるための結着剤としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素系ゴム等が挙げられる。
正極活物質、正極導電剤及び結着剤の配合比については、正極活物質は80重量%以上95重量%以下、正極導電剤は3重量%以上18重量%以下、結着剤は2重量%以上17重量%以下の範囲にすることが好ましい。正極導電剤については、3重量%以上であることにより上述した効果を発揮することができ、18重量%以下であることにより、高温保存下での正極導電剤表面での非水電解質の分解を低減することができる。結着剤については、2重量%以上であることにより十分な電極強度が得られ、17重量%以下であることにより、電極の絶縁体の配合量を減少させ、内部抵抗を減少できる。
これら正極活物質、導電剤、結着剤を適当な溶媒に懸濁させてスラリーを作るが、この溶媒としては例えばNメチルエチルピロリドンが挙げられる。正極活物質、導電剤、結着剤の総量と溶媒との重量比は、50:50から80:20が望ましい。
スラリーを塗布する支持体ともなる正極集電体18aは、アルミニウム箔若しくはMg、Ti、Zn、Mn、Fe、Cu、Si等の元素を含むアルミニウム合金箔が好ましい。
正極は、例えば、正極活物質、正極導電剤及び結着剤を適当な溶媒に懸濁し、この懸濁し作製したスラリーを、正極集電体に塗布し、乾燥し、正極層を作製した後、プレスを施すことにより作成される。
(負極スラリーおよび負極)
負極活物質層20bは、負極スラリーを塗布することにより形成されている。負極スラリーは、正極活物質、正極導電剤及び結着剤を混合して形成されている。負極スラリーに含まれる負極活物質として、例えばチタン含有金属複合酸化物を使うことができ、リチウムチタン酸化物、酸化物合成時はリチウムを含まないチタン系酸化物などを挙げることができる。
リチウムチタン酸化物としては、例えばスピネル構造を有するLi4+xTi5O12(0≦x≦3)や、ラムステライド構造を有するLi2+yTi3O7(0≦y≦3)が挙げられる。
チタン系酸化物としては、TiO2、TiとP、V、Sn、Cu、Ni、Co及びFeよりなる群から選択される少なくとも1種類の元素を含有する金属複合酸化物などが挙げられる。TiO2はアナターゼ型で熱処理温度が300〜500℃の低結晶性のものが好ましい。
TiとP、V、Sn、Cu、Ni、Co及びFeよりなる群から選択される少なくとも1種類の元素を含有する金属複合酸化物としては、例えば、TiO2−P2O5、TiO2−V2O5、TiO2−P2O5−SnO2、TiO2−P2O5−MeO(MeはCu、Ni、Co及びFeよりなる群から選択される少なくとも1種類の元素)などを挙げることができる。この金属複合酸化物は、結晶相とアモルファス相が共存もしくは、アモルファス相単独で存在したミクロ構造であることが好ましい。このようなミクロ構造であることによりサイクル性能が大幅に向上することができる。中でも、リチウムチタン酸化物、TiとP、V、Sn、Cu、Ni、Co及びFeよりなる群から選択される少なくとも1種類の元素を含有する金属複合酸化物が好ましい。
負極導電剤としては、例えばアセチレンブラック、カーボンブラック、黒鉛等を挙げることができる。
負極活物質と負極導電剤を結着させるための結着剤としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素系ゴム、スチレンブタジェンゴム等が挙げられる。
負極活物質、負極導電剤及び結着剤の配合比については、負極活物質は70重量%以上96重量%以下、負極導電剤は2重量%以上28重量%以下、結着剤は2重量%以上28重量%以下の範囲にすることが好ましい。負極導電剤量が2重量%未満であると、負極層の集電性能が低下し、非水電解質二次電池の大電流特性が低下する。また、結着剤量が2重量%未満であると、負極層と負極集電体の結着性が低下し、サイクル特性が低下する。一方、高容量化の観点から、負極導電剤及び結着剤は各々28重量%以下であることが好ましい。
これら負極活物質、導電剤、結着剤を適当な溶媒に懸濁させて負極スラリーを作るが、この溶媒としては、例えばNメチルエチルピロリドンが挙げられる。負極活物質、導電剤、結着剤の総量と溶媒の重量比は50:50から80:20が望ましい。
負極スラリーを塗布する支持体ともなる負極集電体20aは、1Vよりも貴である電位範囲において電気化学的に安定であるアルミニウム箔若しくはMg、Ti、Zn、Mn、Fe、Cu、Si等の元素を含むアルミニウム合金箔が好ましい。
負極20は、例えば、負極活物質、負極導電剤及び結着剤を汎用されている溶媒に懸濁し作製したスラリーを、負極集電体に塗布し、乾燥し、負極層を作製した後、プレスを施すことにより作製される。
(非水電解質)
非水電解質としては、電解質を有機溶媒に溶解することにより調整される液状非水電解質、液状電解質と高分子材料を複合化したゲル状非水電解質等が挙げられる。
液状非水電解質は、電解質を0.5mol/l以上、2.5mol/l以下の濃度で有機溶媒に溶解することにより、調製される。
電解質としては、例えば、過塩素酸リチウム(LiClO4)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF4)、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)、ビストリフルオロメチルスルホニルイミトリチウム[LiN(CF3SO2)2]等のリチウム塩、あるいはこれらの混合物を挙げることができる。高電位でも酸化し難いものであることが好ましく、LiPF6が最も好ましい。
有機溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ビニレンカーボネート等の環状カーボネートや、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、メチルエチルカーボネート(MEC)等の鎖状カーボネートや、テトラヒドロフラン(THF)、2メチルテトラヒドロフラン(2MeTHF)、ジオキソラン(DOX)等の環状エーテルや、ジメトキシエタン(DME)、ジエトエタン(DEE)等の鎖状エーテルや、γ-ブチロラクトン(GBL)、アセトニトリル(AN)、スルホラン(SL)等の単独若しくは混合溶媒を挙げることができる。
高分子材料としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリエチレンオキサイド(PEO)等を挙げることができる。
なお、非水電解質として、リチウムイオンを含有した常温溶融塩(イオン性融体)、高分子固体電解質、無機固体電解質等を用いてもよい。
常温溶融塩(イオン性融体)は、有機物カチオンとアニオンの組合せからなる有機塩の内、常温(15℃〜25℃)で液体として存在しうる化合物を指す。常温溶融塩としては、単体で液体として存在する常温溶融塩、電解質と混合させることで液体となる常温溶融塩、有機溶媒に溶解させることで液体となる常温溶融塩等が挙げられる。なお、一般に、非水電解質電池に用いられる常温溶融塩の融点は、25℃以下である。また、有機物カチオンは、一般に、4級アンモニウム骨格を有する。
高分子固体電解質は、電解質を高分子材料に溶解し固体化し調製する。無機固体電解質は、リチウムイオン伝導性を有する固体物質である。
(セパレータ)
セパレータ22としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロース、またはポリフッ化ビニリデン(PVdF)を含む多孔質フィルム、合成樹脂製不織布等を挙げることができる。中でも、ポリエチレン又はポリプロピレンからなる多孔質フィルムは、一定温度において溶融し、電流を遮断することが可能であり、安全性向上の観点から好ましい。
(電池の外装部材)
外装部材12としては、肉厚0.2mm以下のラミネートフィルムや、肉厚0.5mm以下の金属製容器が挙げられる。金属製容器の肉厚は、0.3mm以下であるとより好ましい。
形状としては、扁平型、角型、円筒型、コイン型、ボタン型、シート型、積層型等が挙げられる。なお、無論、携帯用電子機器等に積載される小型電池の他、二輪乃至四輪の自動車等に積載される大型電池でも良い。
ラミネートフィルムは、金属層と金属層を被覆する樹脂層とからなる多層フィルムである。軽量化のために、金属層はアルミニウム箔若しくはアルミニウム合金箔が好ましい。樹脂層は、金属層を補強するためのものであり、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の高分子を用いることができる。ラミネートフィルムは、熱融着によりシールを行うことにより成形する。
金属製容器は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等が挙げられる。アルミニウム合金としては、マグネシウム、亜鉛、ケイ素等の元素を含む合金が好ましい。一方、鉄、銅、ニッケル、クロム等の遷移金属の含有量は1%以下にすることが好ましい。これにより、高温環境下での長期信頼性、放熱性を飛躍的に向上させることが可能となる。
以上のように構成された二次電池10によれば、負極タブ20cの基端部に形成された部分を含む負極活物質層20bの幅H1、負極集電体20a、および負極タブ20c以外の部分における負極活物質層20bの幅H2、正極集電体18aおよび正極活物質層18bの幅H3は、H2<H3、かつ、(H1−H2)≧(H3−H2)÷2
の関係を満たして形成されている。各電極セル24において、負極20は、負極タブ20cを除いて、その外周が、正極20の正極活物質層20aの外周の内側と対向するように配置されている。負極タブ20cの基端部に担持された負極活物質層20bは、正極活物質層18bの周縁と対向する位置を越えて外側まで形成されている。これにより、正極18と負極20とが対向する部分においては、必ず正極活物質層18bと負極活物質層20bとが対向し、電極集電体あるいは集電タブの金属が互いに対向する部分は存在していない。そのため、何らかの理由によって微小な導電性異物がセパレータを通じて正極と負極を短絡した場合でも、微小短絡による二次電池の容量低下を防ぐことができる。
また、二次電池の各電極は、圧延後における、電極集電体の単位面積当たりの重量W2と、電極タブ部分の単位面積当たりの重量W1との比W2/W1が
0.995<W2/W1となるように形成されている。これにより、集電体とタブとの境界に歪みが生じることを防止し、電極間に隙間を生じることなく、積層配置することができる。従って、電極間の隙間に起因する電気抵抗成分を低減し、高出力の非水電解質二次電池を得ることができる。
一方、W2/W1が0.999以上になるような時は圧延時の荷重が十分ではなく電極活物質層と集電体との物理的な接触が不十分となる結果、電極活物質層と集電体との電気的接触抵抗が増大してしまうため、かえって出力が出なくなる。従って、
0.995 < W2/W1 < 0.999であることがより望ましい。
上述した二次電池の作用効果を確認するため、以下の実施例、比較例1、比較例2に係る二次電池の電極体を形成し、その特性を比較した。
(実施例1)
アルミニウム箔からなる電極集電体に正極活物質としてコバルト酸リチウムを塗布して、また、負極活物質としてチタン酸リチウムを塗布して、それぞれ正極18、負極20を形成した。図5に示すような電極形状に正極18および負極20を切り出した。この時、負極タブ20cの基端部に形成された部分を含む負極活物質層20bの幅H1、負極集電体20a、および負極タブ20c以外の部分における負極活物質層20bの幅H2、正極集電体18aおよび正極活物質層18bの幅H3は、H1=53mm、H2=50mm、H3=52mmとした。
図5および図6に示すように、負極20および正極18を、セパレータ22を介して積層した。この時、負極タブと正極が対向する部分のセパレータ22の一部を切欠き22a、正極と負極タブとが直接接触可能なように構成した。これは、微小な導電性異物がセパレータ22を貫通して正極と負極を短絡させることを模擬したものである。両側から電極に力を加えると、セパレータ22の切欠き22aを通して電極同士が接触するが、力を加えない場合には接触しない。
このような正極18および負極20に電解液を含ませた上、ラミネートの外装部材に密封して二次電池を作成した。この二次電池を充電した後、セパレータ22の切欠き22aの上から電極体に力を加えて微小短絡を発生させ、7日間保持したあと、二次電池の残りの容量を測定した。その結果、約95%の容量が残っていた。測定結果を以下の表1に示す。
(実施例2)
H1=51mm、H2=50mm、H3=52mmとしたことを除けば、実施例1と同じ正極を作製した。
H1=51mm、H2=50mm、H3=52mmとしたことを除けば、実施例1と同じ負極を作製した。
上記正極と負極を用いて実施例1と同様の電池を作製して同様の測定を行った。結果を表1に示す。
(実施例3)
H1=103mm、H2=100mm、H3=102mmとしたことを除けば、実施例1と同じ正極を作製した。
H1=103mm、H2=100mm、H3=102mmとしたことを除けば、実施例1と同じ負極を作製した。
上記正極と負極を用いて実施例1と同様の電池を作製して同様の測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例1)
図7および図8に示すように、負極20の負極タブ20cに負極活物質層20bを塗布せずに電極を作成した。他の構成は、実施例1と同じである。すなわち、負極タブ20cの位置における負極活物質層20bの幅H1、負極集電体20a、および負極タブ20c以外の部分における負極活物質層20bの幅H2、正極集電体18aおよび正極活物質層18bの幅H3は、H1=H2=50mm、H3=52mmとした。負極タブ20cを構成しているアルミニウム箔が正極活物質層18bと対向した構造である。
これら正極18および負極20を、セパレータ22を介して積層し、電極体を構成した。この時、負極タブ20cと正極18が対向する部分のセパレータ22の一部を切欠き、正極18と負極タブ20cとが直接接触可能な構成とした。これは、微小な導電性異物がセパレータ22を貫通して正極18と負極20とを短絡させることを模擬したものである。両側から電極に力を加えると、セパレータ22の切欠き22aを通して電極同士が接触するが、力を加えない場合には接触しない。
このような電極に電解液を含ませた上、ラミネートの外装部材内に密封して収納し、二次電池を作成した。この二次電池を充電した後、セパレータ22の切欠き22aの上から電極体に力を加えて微小短絡を発生させ、7日間保持したあと、二次電池の残りの容量を測定したところ、約70%の容量が残っていた。結果を表1に示す。
(比較例2)
負極活物質としてチタン酸リチウムではなく、炭素を用いて負極活物質層20bを形成した。二次電池の他の構成は、実施例1と同じである。この二次電池を充電した後、セパレータ22の切欠き22aの上から電極体に力を加えて微小短絡を発生させ、7日間保持したあと、二次電池の残りの容量を測定したところ、約60%の容量が残っていた。結果を表1に示す。
Figure 2010086813
表1からわかるように、負極の活物質層にチタン酸リチウムを用い、かつ、以下の関係を満たす場合に、微小短絡による容量の低下が少ないことがわかる。
H2<H3 かつ (H1−H2)≧(H3−H2)÷2
これは、負極活物質であるチタン酸リチウムは、放電状態では絶縁体である。従って、実施例1に示すような微小短絡が発生しても、微小短絡の近傍で負極活物質層が放電状態となり、放電状態の負極活物質層は絶縁体となるため、絶縁体となった負極活物質層を通じては短絡電気が流れないためであると考えられる。
一方、比較例1のように負極20の活物質層にチタン酸リチウムを用いた場合でも、上の式に示す関係を満たさない場合には、二次電池の容量低下が大きいことが分かる。これは、微小短絡によって正極活物質層と負極集電体のアルミニウムが接触していて、実施例1のように負極20が絶縁体となることもなく、電流が流れ続けるためであると考えられる。
また、比較例2では、負極20に炭素を用いているため、微小短絡によっても負極20の電気抵抗は変化せずに小さいままである。この場合にも、微小短絡が生じた際に電流が流れ続けてしまい、容量の低下が大きいものと考えられる。
(実施例4)
正極活物質にコバルト酸リチウムを、負極活物質にチタン酸リチウムを、集電体にはアルミニウム箔を使って正極18、負極20を形成した。そして、図2に示すような電極形状に電極を切り出した。この時、H1=53mm、H2=50mm、H3=52mmとした。
その後、ロールプレスを用いて正極に荷重を加えて圧延した。その後、表面、裏面の電極活物質層を剥ぎ取り、集電体であるアルミニウム箔を露出させた。露出したアルミニウム箔を切り取り、単位面積当たりの重量W2を求めた。次に、電極タブ部分のアルミニウム箔を切り取り、単位面積当たりの重量W1を求めた。こうして求めたW2とW1から、W2/W1を計算した。ロールプレスの荷重を変えながら前記W2とW1の測定を繰り返して、最終的にW2/W1=0.998となるまで繰り返すことにより、正極を作製した。負極も同様にW2/W1=0.998とした。
このように、W2/W1=0.998となるように電極を圧延することにより、集電体と電極タブとの境界で歪を生じることがなく、電極を隙間なく積層することができた。
このような正極および負極に電解液を含ませた上、セパレータを介して積層し、ラミネートの外装部材に密封して二次電池を作成した。
この二次電池を充電した後、電気抵抗R0を測定した。電気抵抗の測定方法は以下のとおりである。組み立てた電池を1時間で放電しきることのできる電流を1Cとし、その10倍の電流を10Cとし、先ず電流1Cで0.2秒間放電して0.2秒後の電池電圧V1を測定した。続いて、電流1Cで0.2秒間放電して0.2秒後の電池電圧V2を測定した。そしてR0=(V1−V2)/(10C−1C)として算出した。この時のR0を1とした。結果を表2に示す。
(実施例5)
正極と負極それぞれのW2/W1=0.997としたことを除けば、実施例4と同じ二次電池を作製した。そして、同じ方法で電池の電気抵抗R1を測定した。R1と実施例4で測定した電気抵抗R0との比を表2に示す。
(比較例3)
正極と負極それぞれのW2/W1=0.995としたことを除けば、実施例4と同じ二次電池を作製した。そして、同じ方法で電池の電気抵抗R2を測定した。R2と実施例4で測定した電気抵抗R0との比を表2に示す。
(比較例4)
正極と負極それぞれのW2/W1=0.999としたことを除けば、実施例4と同じ二次電池を作製した。そして、同じ方法で電池の電気抵抗R3を測定した。R3と実施例4で測定した電気抵抗R0との比を表2に示す。
Figure 2010086813
表2からわかるように、比較例3は実施例4よりも電気抵抗が大きい。これは、実施例4では、集電体とタブとの境界に歪みが無く電極間が隙間無く密着しており、一方、比較例3では集電体とタブとの境界に歪みが生じて電極間に隙間が生じているからだと考えられる。
同じく表2からは、比較例4は実施例4よりも電気抵抗が大きい。これは、比較例4では活物質層と集電体金属との接触抵抗が大きく、電気抵抗が大きくなったものだと考えられる。
なお、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は、この発明の実施形態に係る非水電解質二次電池を一部破断して示す斜視図。 図2は、前記非水電解質二次電池の電極体を示す側面図。 図3は、図2の線A−Aに沿った電極体の断面図。 図4は、前記電極体の正極および負極を示す側面図。 図5は、実施例1に係る非水電解質二次電池の電極体を示す側面図。 図6は、図5の線B−Bに沿った電極体の断面図。 図7は、比較例1に係る非水電解質二次電池の電極体を示す側面図。 図8は、図7の線C−Cに沿った電極体の断面図。
符号の説明
10…非水電解質二次電池、12…外装部材、14…電極体、16a…正極端子、
16b…負極端子、18…正極、18a…正極集電体、18b…正極活物質層、
18c…正極タブ、20…負極、20a…負極集電体、20b…負極活物質層、
20c…負極タブ、22…セパレータ、24…電極セル、

Claims (4)

  1. 外装部材と、外装容器内に収容された電極体および非水電解液と、を備え、
    前記電極体は、セパレータを挟んで重ね合わされた正極および負極を有し、
    前記正極は、外縁を有する正極集電体と、前記正極集電体の外縁から突出し正極集電体と一体に形成された正極タブと、前記正極集電体の全幅に亘って担持された正極活物質層と、を有し、
    前記負極は、外縁を有する負極集電体と、負極集電体の外縁から突出し負極集電体と一体に形成された負極タブと、前記負極集電体の全幅に亘って、かつ前記負極タブの基端部上に担持されたチタン酸リチウムを含む負極活物質層と、有し、
    前記負極は、前記負極活物質層が前記負極タブに形成された部分を除いて、前記正極活物質層の外縁の内側に位置した状態で前記正極と重ね合わされ、
    前記負極タブの基端部に形成された部分を含む負極活物質層の幅H1、前記負極タブ以外の部分における前記負極活物質層および前記負極集電体の幅H2、前記正極集電体および正極活物質層の幅H3は、
    H2<H3、 かつ、 (H1−H2)≧(H3−H2)÷2
    である非水電解質二次電池。
  2. 前記負極タブ上に形成された負極活物質層は、前記正極活物質層の外縁まで、あるいは、前記正極活物質層の外縁を超えて外側へ延びている請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記セパレータは、前記正極活物質層の外縁の外側に位置し、かつ、前記正極タブの延出端および負極タブの延出端の内側に位置する外縁を有している請求項1又は2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記正極集電体および負極集電体の単位面積あたりの重量をW1、前記正極タブおよび負極タブの単位面積あたりの重量をW2とすると、前記正極および負極は、
    0.995 < W2/W1 < 0.999
    を満たして形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の非水電解質二次電池。
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