JP2010086807A - 非水電解質電池 - Google Patents

非水電解質電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2010086807A
JP2010086807A JP2008255150A JP2008255150A JP2010086807A JP 2010086807 A JP2010086807 A JP 2010086807A JP 2008255150 A JP2008255150 A JP 2008255150A JP 2008255150 A JP2008255150 A JP 2008255150A JP 2010086807 A JP2010086807 A JP 2010086807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current collector
lead
thickness
positive electrode
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008255150A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kobayashi
義和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008255150A priority Critical patent/JP2010086807A/ja
Publication of JP2010086807A publication Critical patent/JP2010086807A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

【課題】電池の組立工程時の外部からの負荷により正極、負極の集電体のリードタブが変形、破断されるのを抑制する。
【解決手段】外装材1と、複数の正極5、負極7およびセパレータ6を積層した構造の電極群8と、複数の正極に接続された正極リード17と、前記複数の負極に接続された負極リード18と、前記外装材1に収容された非水電解質とを備え、各正極5は集電体9から一体的に延出され、集電体9と同厚さのリードタブ11と集電体9の片面もしくは両面に形成された正極活物質を含む正極層10とを備え、各負極7は集電体13から一体的に延出され、集電体13と同厚さのリードタブ15と集電体13の片面もしくは両面に形成された負極活物質を含む負極層14とを有し、かつ各正極5および各負極7の少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部は集電体9の厚さの110〜220%の厚さとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、非水電解質電池に関し、特に集電体のリードタブの形状を改良した非水電解質電池に係わる。
小型ビデオカメラ、携帯電話、PDA、ノ−トパソコン等の携帯用電子・通信機器の普及はめざましく、これらの電源としてリチウムイオン二次電池、ニッケル水素蓄電池等の二次電池が実用化され、小型軽量化、高容量化へ向けた開発が盛んに行われてきた。
また、電気を動力源とする電気自動車や電動アシスト付自転車などの普及は目覚しく、これらに搭載される高エネルギ−、高出力電池の開発が重要となっている。
このような小型軽量、高容量、高出力の電池は、リチウムイオンを吸蔵放出すことが可能な負極活物質、例えばコ−クス、黒鉛、炭素繊維、樹脂焼成体、熱分解気相炭素、またはコバルト酸リチウムのようなリチウム含有酸化物を用いた非水電解液二次電池が盛んに研究、提案されている。
前述した非水電解質電池は、例えば金属缶を有する外装材と、この外装材に収納され、正極、負極およびセパレータを含む電極群と、外装材に取付けられ、正極にリードを通して電気的に接続される正極端子と、外装材に取付けられ、負極にリードを通して接続される負極端子とを備えた構造を有する。
正極は、集電体とこの集電体の片面または両面に形成された活物質を含む正極層とを備える。負極も同様に集電体と活物質を含む負極層とを備える。このような正極および負極において、集電体からは前記リードと接続するためのリードタブが一体的に延出されている。リードタブは、強度が比較的に弱いために、電池の組立工程時の外部からの負荷により変形、破断を生じる。特に、正極、負極の容量を向上するために集電体およびリードタブを薄膜化(例えば50μm以下の膜厚)したり、大電流特性を向上するために集電体に複数のリードタブ取り付けたりする形態では、電池の組立工程時にリードタブが変形、破断を生じる頻度が高くなる。このようなリードタブの変形、破断は、生産性を低下させるのみならず、リードとの接続不良、電池抵抗の増大を引き起こす。その結果、電池特性および安全性を低下させる。
このようなことから、特許文献1には集電体から引き出されるリードタブを先端側の幅に比べて集電体側の幅を大きくした密閉型電池が開示されている。
特開平10−275610号公報
しかしながら、特許文献1に記載の形状を持つリードタブでは前述した集電体およびリードタブの薄膜により電池の組立工程時に外部からの負荷が加わった場合、リードタブが変形、破断する恐れがある。
本発明は、正極、負極の集電体およびリードタブを薄膜にしても電池の組立工程時の外部からの負荷によりリードタブが変形、破断されるのを抑制ないし防止することが可能な非水電解質電池を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によると、外装材と、この外装材内に収納され、複数の正極、複数の負極およびこれら正極、負極間に介在されるセパレータを積層した構造の電極群と、前記複数の正極に接続された正極リードと、前記複数の負極に接続された負極リードと、前記外装材に収容された非水電解質とを備え、
前記各正極は、厚さ10〜50μmの集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さのリードタブと、前記集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む正極層とを備え、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
前記正極リードは、前記束ねられた複数の正極のリードタブに接続され、
前記各負極は、厚さ10〜50μmの集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さのリードタブと、前記集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む負極層とを有し、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
前記負極リードは、前記束ねられた複数の負極のリードタブに接続され、かつ
前記各正極および前記各負極の少なくとも前記集電体と前記リードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部は、前記集電体の厚さの110〜220%の厚さを有することを特徴とする非水電解質電池が提供される。
本発明の第2態様によると、外装材と、この外装材内に収納され、正極、負極およびこれら正極、負極間に介在されるセパレータを渦巻状に捲回した構造の電極群と、前記正極に接続された正極リードと、前記負極に接続された負極リードと、前記外装材に収容された非水電解質とを備え、
前記正極は、厚さ10〜50μmの帯状の集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さの複数のリードタブと、帯状の集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む正極層とを備え、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
前記正極リードは、前記正極の束ねられた複数のリードタブに接続され、
前記負極は、厚さ10〜50μmの帯状の集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さの複数のリードタブと、この帯状の集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む負極層とを備え、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
前記負極リードは、前記負極の束ねられた複数のリードタブに接続され、かつ
前記正極および前記負極の少なくとも前記集電体と前記複数のリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部は、前記集電体の厚さの110〜220%の厚さを有することを特徴とする非水電解質電池が提供される。
本発明によれば、正極、負極の集電体およびリードタブを薄膜にしても電池の組立工程時の外部からの負荷によりリードタブの変形、破断を抑制ないし防止し、リードとの良好な接続および低抵抗接続を可能にし、生産性の向上のみならず、大電流特性および安全性の優れた非水電解質電池を提供できる。
以下、本発明の実施形態に係る非水電解質電池を詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る非水電解質電池は、外装材と、この外装材内に収納され、複数の正極、複数の負極およびこれら正極、負極間に介在されるセパレータを積層した構造の電極群と、複数の正極に接続された正極リードと、前記複数の負極に接続された負極リードと、前記外装材に収容された非水電解質とを備えている。
外装材は、例えば樹脂層間に金属層を介在した多層フィルムからなる厚さ0.5mm以下のラミネートフィルム、または厚さ1.0mm以下の金属製容器が用いられる。
各正極は、厚さ10〜50μmの集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さのリードタブと、前記集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む正極層とを備えている。各リードタブは、例えば溶接により互いに接合して束ねられている。正極リードは、束ねられた複数の正極のリードタブに例えば溶接により接続されている。
各負極は、厚さ10〜50μmの集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さのリードタブと、前記集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む負極層とを備えている。各リードタブは、例えば溶接により互いに接合して束ねられている。負極リードは、束ねられた複数の負極のリードタブに例えば溶接により接続されている。
各正極および各負極の集電体およびリードタブは、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金により作られる。このような集電体において、厚さ10〜50μm、より好ましくは10〜20μmの薄膜化することにより高容量化を図ることが可能になる。ただし、集電体およびこの集電体から一体的に延出されたリードタブの薄膜化は、それらの部材の強度を低下させ、電池の組立工程時に外部から負荷が加わると、リードタブ、特に集電体とリードタブの境界部で変形、破断を誘発する。
このようなことから、第1実施形態は各正極および各負極の少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体の厚さの110〜220%にする、つまり前記外延部を肉厚にする、ことによって、集電体およびリードタブの厚さを10〜50μmに薄膜化しても、少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む外縁部の強度を向上できる。その結果、電池の組立工程時の外部負荷によるリードタブの変形、破断を抑制ないし防止できる。
前記外縁部の厚さを集電体の厚さの110%未満にすると、その外縁部の強度を十分に高かくすることが困難になる。他方、前記外縁部の厚さが集電体の厚さの220%を超えると、複数のリードタブを重ね合わせて例えば超音波溶接で接合する際、外縁部の盛り上がりにより接合不良を生じる恐れがある。前記外縁部の厚さは、より好ましくは集電体の厚さの140〜180%、最も好ましくは150〜170%である。
次に、第1実施形態に係る非水電解質電池(例えば薄型非水電解質電池)を図1〜図4を参照して具体的に説明する。図1は第1実施形態に係る薄型非水電解質電池の斜視図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3の(A)は図1の電池に組み込まれる正極の集電体およびリードタブを示す平面図、図3の(B)は図3の(A)のB−B線に沿う断面図、図4の(A)は図1の電池に組み込まれる負極の集電体およびリードタブを示す平面図、図4の(B)は図4の(A)のB−B線に沿う断面図である。
外装材1は、周縁に鍔部2を有するラミネートフィルムからなるカップ3と、このカップ3の鍔部2に熱シールされたラミネートフィルムからなる蓋4とから構成されている。ラミネートフィルムは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、アルミニウム箔およびポリエチレン(PE)フィルムの順序に積層した構造を有する。カップ3の鍔部2の面および蓋4の鍔部2と熱シールする面は前記ラミネートフィルムの熱融着性のPEフィルムが配置されている。正極5、セパレータ6、負極7、セパレータ6をこの順序で積層した電極群8は、外装材1のカップ4内に収納されている。
正極5は、例えばアルミニウム箔からなる厚さ10〜50μmの集電体9とこの集電体9上に形成された例えばリチウムコバルト酸化物のような活物質を含む正極層10とを備えている。集電体9と同厚さで矩形状のリードタブ11は、図3の(A)に示すように集電体9から長手方向に一体的に延出されている。集電体9とリードタブ11の境界部を含む集電体9部分およびリードタブ11部分の外縁部12は、図3の(B)に示すように集電体9の厚さの110〜220%の厚さを有する。つまり、外縁部12は集電体9およびリードタブ11の外縁部を除く内側部分に比べて肉厚になっている。複数のリードタブ11は、互いに接合して束ねられている。
負極7は、例えばアルミニウム箔からなる集電体13と集電体13上に形成された例えばリチウムチタン複合酸化物のような活物質を含む負極層14をと備えている。集電体13と同厚さで矩形状のリードタブ15、図4の(A)に示すように集電体13から長手方向(正極5のリードタブ11と反対方向)に一体的に延出されている。集電体13とリードタブ15の境界部を含む集電体13部分およびリードタブ15部分の外縁部16は、図4の(B)に示すように集電体13の厚さの110〜220%の厚さを有する。つまり、外縁部16は集電体13およびリードタブ15の外縁部16を除く内側部分に比べて肉厚になっている。複数のリードタブ15は、互いに接合して束ねられている。
リボン状の正極リード17は、一端が束ねられた複数の正極5のリードタブ11に接続され、他端が外装材1の外部に延出されている。なお、正極リード17の中間部はカップ3の鍔部2と蓋4の熱シール部で固定されている。
リボン状の負極リード18は、一端が束ねられた複数の負極7のリードタブ15に接続され、他端が外装材1の外部に正極リード17と反対方向に延出されている。なお、負極リード18の中間部はカップ3の鍔部2と蓋4の熱シール部で固定されている。
非水電解液は、外装材1のカップ4内に収容されている。
正極および負極の集電体とリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体およびリードタブに比べて肉厚にするには、例えば次のような方法が採用される。
すなわち、図5の(a)に示すように下プレス金型21上に厚さ10〜50μmのアルミニウム箔(またはアルミニウム合金箔)22を配置し、上プレス金型23を下降させて打抜きプレスすることにより図5の(b)に示すリードタブ(図示せず)が一体的に延出した集電体24を作製する。この集電体24は、外縁部25が下方に湾曲している。つづいて、図5の(c)に示すように固定板26の下面に水平方向に移動可能で互いに平行な2本の円柱状ローラ27a,27bを近接して配置し、円柱状ローラ27a,27b間の固定板26の下面に集電体24を当接、固定した後、円柱状ローラ27a,27bを互いに接近するように水平方向に移動して集電体24の湾曲した外縁部25をさらに集電体24下面に向けて折り曲げる。この工程により、図5の(d)に示すように外縁部25はそれより内側の集電体24(及びリードタブ)の厚さの110〜220%の厚さになる。
また、図6の(a)に示すように厚さ10〜50μmのアルミニウム箔(またはアルミニウム合金箔)22をレーザービーム28で切断加工することにより、図6の(b)に示すようにリードタブ(図示せず)が一体的に延出した集電体24を作製し、同時に外縁部25が溶融・固化されてそれより内側の集電体24の厚さの110〜220%の厚さになる。なお、外縁部の厚さはレーザービームの出力および走査速度を調整することにより制御できる。
以上、第1実施形態によれば各正極および各負極の少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体の厚さの110〜220%にする、つまり前記外延部を肉厚にする、ことによって、集電体およびリードタブの厚さを10〜50μmに薄膜化しても、少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む外縁部の強度を向上できるため、電池の組立工程時の外部負荷によるリードタブの変形、破断を抑制ないし防止できる。その結果、複数のリードタブとリードとの良好な接続および低抵抗接続を可能にし、生産性の向上のみならず、大電流特性および安全性の優れた非水電解質電池を提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る非水電解質電池は、外装材と、この外装材内に収納され、正極、負極およびこれら正極、負極間に介在されるセパレータを渦巻状に捲回した構造の電極群と、正極に接続された正極リードと、負極に接続された負極リードと、外装材に収容された非水電解質とを備えている。
外装材は、例えば樹脂層間に金属層を介在した多層フィルムからなる厚さ0.5mm以下のラミネートフィルム、または厚さ1.0mm以下の金属製容器が用いられる。
渦巻状の電極群は、さらにプレス処理して扁平状にしてもよい。
正極は、厚さ10〜50μmの帯状の集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さの複数のリードタブと、帯状の集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む正極層とを備えている。各リードタブは、例えば溶接により互いに接合して束ねられている。正極リードは、正極の束ねられた複数のリードタブに例えば溶接により接続されている。
負極は、厚さ10〜50μmの帯状の集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さの複数のリードタブと、この帯状の集電体の片面もしくは両面に形成された負極活物質を含む負極層とを備えている。各リードタブは、例えば溶接により互いに接合して束ねられている。負極リードは、負極の束ねられた複数のリードタブに例えば溶接により接続されている。
正極および負極の集電体および複数のリードタブは、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金により作られる。このような集電体において、厚さ10〜50μm、より好ましくは10〜20μmの薄膜化することにより高容量化を図ることが可能になる。ただし、集電体およびこの集電体から一体的に延出された複数のリードタブの薄膜化は、それらの部材の強度を低下させ、電池の組立工程時に外部から負荷が加わると、リードタブ、特に集電体とリードタブの境界部で変形、破断を誘発する。
このようなことから、第2実施形態は正極および負極の少なくとも集電体と複数のリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体の厚さの110〜220%にする、つまり前記外延部を肉厚にする、ことによって、集電体およびリードタブの厚さを10〜50μmに薄膜化しても、少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む外縁部の強度を向上できるため、電池の組立工程時の外部負荷によるリードタブの変形、破断を抑制ないし防止できる。
前記外縁部の厚さを集電体の厚さの110%未満にすると、その外縁部の強度を十分に高かくすることが困難になる。他方、前記外縁部の厚さが集電体の厚さの220%を超えると、複数のリードタブを重ね合わせて例えば超音波溶接で接合する際、外縁部の盛り上がりにより接合不良を生じる恐れがある。前記外縁部の厚さは、より好ましくは集電体の厚さの140〜180%、最も好ましくは150〜170%である。
このような正極および負極の集電体と複数のリードタブの境界部を含む集電体本体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体およびリードタブに比べて肉厚にするには、第1実施形態で説明した方法を採用できる。
次に、第2実施形態に係る非水電解質電池(例えば角型非水電解質電池)を図7〜図9を参照して具体的に説明する。図7は、第2実施形態に係る角型非水電解質電池を示す断面図、図8は図7の角型非水電解質電池に組み込まれる電極群の上面図、図9は図7の角型非水電解質電池に組み込まれる正極の展開図、図10は図7の角型非水電解質電池に組み込まれる負極の展開図である。
矩形外装材31は、例えば正極端子を兼ねる矩形(角形)金属缶(例えばアルミニウム缶)32と、この金属缶32の開口部に例えば溶接により気密に取り付けられた例えばアルミニウムからなる蓋体33とから構成されている。ガス抜き穴34は、蓋体33の中心に開口されている。図示しない金属薄膜(例えばアルミニウム薄膜)は、ガス抜き穴34およびその近傍の蓋体33裏面に溶接等により取付けられ、外装材31内のガス圧が一定の値を超えると、破断してガスを外装材31の外部に逃散させる。矩形正極端子35は、ガス抜き穴34から例えば左側に位置する蓋体33に一体的に突起されている。断面T形の負極端子36は、ガス抜き穴34から例えば右側に位置する蓋体33の矩形絶縁リング37に嵌入して気密に固定されている。
図8に示す扁平渦巻状電極群38は、外装材31の金属缶32内に収納されている。扁平渦巻状電極群38は、帯状の正極39および帯状の負極40を帯状のセパレータ41を介して渦巻状に捲回し、プレス成形して扁平にした構造を有する。このような扁平渦巻状電極群38は、渦巻状の面が上下端面になるように金属缶32内に挿入して収納される。
正極39は、図9に示すようにアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる厚さ10〜50μmの帯状の集電体42と、この集電体42の両面に形成された例えばリチウムコバルト酸化物のような活物質を含む正極層(図示せず)とを備えている。集電体42と同厚さの複数の矩形状のリードタブ43は、集電体42からその長手方向と直角の方向に一体的に延出されている。集電体42とリードタブ43の境界部を含む集電体42部分およびリードタブ43部分の外縁部は、集電体42の厚さの110〜220%の厚さを有する。つまり、外縁部は集電体42およびリードタブ43の外縁部を除く内側部分に比べて肉厚になっている。複数のリードタブ43は、先端部で互いに接合して束ねられている。
負極40は、図10に示すようにルミニウムまたはアルミニウム合金からなる厚さ10〜50μmの帯状の集電体44と、この集電体44の両面に形成された例えばリチウムチタン複合酸化物のような活物質を含む負極層(図示せず)とを備えている。集電体44と同厚さの複数の矩形状のリードタブ45は、集電体44からその長手方向と直角の方向に一体的に延出されている。集電体44とリードタブ45の境界部を含む集電体44部分およびリードタブ45部分の外縁部は、集電体44の厚さの110〜220%の厚さを有する。つまり、外縁部は集電体44およびリードタブ45の外縁部を除く内側部分に比べて肉厚になっている。複数のリードタブ45は、先端部で互いに接合して束ねられている。
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる正極リード46は、その下端が正極39の束ねられた複数のリードタブ43に例えば溶接により接続され、他端が正極端子35直下の蓋体33下面に溶接により接続されている。アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる負極リード47は、その下端が負極40の束ねられた複数のリードタブ45に例えば溶接により接続され、他端が蓋体33下面に露出した負極端子36の下端面に溶接により接続されている。非水電解液は、矩形外装材31に収容されている。
以上、第2実施形態によれば正極および負極の少なくとも集電体と複数のリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体の厚さの110〜220%にする、つまり前記外延部を肉厚にする、ことによって、集電体およびリードタブの厚さを10〜50μmに薄膜化しても、少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む外縁部の強度を向上できるため、電池の組立工程時の外部負荷によるリードタブの変形、破断を抑制ないし防止できる。その結果、複数のリードタブとリードとの良好な接続および低抵抗接続を可能にし、生産性の向上のみならず、大電流特性および安全性の優れた非水電解質電池を提供できる。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
<電極群の作製>
まず、活物質であるLiCoO2粉末89重量部と、導電性フィラーであるグラファイト粉末8重量部と結着剤であるポリフッ化ビニリデン樹脂3重量部をN−メチルピロリドン25重量部に添加、混合して正極ペーストを調製した。この正極ペーストを厚さ20μmのアルミニウム箔フープ材の両面に両サイドが未塗布部として残るように連続塗布し、乾燥した後、圧延して正極層を形成した。正極層を有するフープ材をYAGレーザービームで塗布部(集電体)の外形寸法が80mm×60mm、未塗布部(リードタブ)の形状が集電体側の幅が20mm、長さが20mmの矩形状をなすように切り出して正極を作製した。得られた正極はレーザービームの出力および走査速度を調整することによって、集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部が集電体の厚さ(20μm)の120%の厚さ(24μm)にした。
また、活物質であるリチウムチタン複合酸化物(Li4Ti512)粉末100重量部と導電性フィラーであるグラファイト粉末10重量部と結着剤であるポリフッ化ビニリデン樹脂4重量部とをN−メチルピロリドン25重量部に添加、混合して負極ペーストを調製した。この負極ペーストを厚さ20μmのアルミニウム箔フープ材の両面に両サイドが未塗布部として残るように連続塗布し、乾燥した後、圧延して負極層を形成した。正極層を有するフープ材をYAGレーザービームで塗布部(集電体)の外形寸法が81mm×61mm、未塗布部(リードタブ)の形状が集電体側で幅20mm、長さ20mmの矩形状をなすように切り出して負極を作製した。得られた負極は、レーザービームの出力および走査速度を調整することによって集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部が集電体の厚さ(20μm)の120%の厚さ(24μm)にした。
次いで、ポリエチレン製微多孔膜のセパレータを168mm×64mmの寸法に切り出した後、長辺を中央で180°折り返し、長辺の両サイド端を幅1mmで熱融着することにより、外形寸法84mm×64mm、袋部分内寸84mm×62mmの袋状セパレータを作製した。つづいて、このセパレータの袋部分に前記正極をそのリードタブが袋の開口側に位置するように挿入した。正極が挿入された袋状セパレータと前記負極とを正負極のリードタブが互いに反対方向に延出するように複数重ねて積層した。このとき、最下層より負極、セパレータ+正極、負極、セパレータ+正極の順で最上層に負極が位置するように重ね、最終的に負極26枚と正極+セパレータ25枚を積層させて積層電極群を形成した。その後、積層電極群の4つのコーナー部分をテープで止めることにより正極、負極、セパレータを固定した。
次に、正極のアルミニウム箔からなるリードタブ25枚を超音波溶接にて接合した後、束ねたリードタブに厚さ0.1mm、外寸30mm×20mmのアルミニウム板(正極リード)を超音波溶接した。同様に、負極のアルミニウム箔からなるリードタブ26枚を超音波溶接にて接合した後、束ねたリードタブに厚さ0.1mm、外寸30mm×20mmの銅板(負極リード)を超音波溶接した。このようなリード付き電極群を50個作製した。
(実施例2)
正負極の作製時のYAGレーザービームによる切り出しにおいて、レーザービームの出力および走査速度を調整することによって集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(20μm)の160%の厚さ(32μm)にした以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
(実施例3)
正負極の作製時のYAGレーザービームによる切り出しにおいて、レーザービームの出力および走査速度を調整することによって集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(20μm)の200%の厚さ(40μm)にした以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
(実施例4)
正負極の作製時のYAGレーザービームによるアルミニウム箔フープの切り出しにおいて、アルミニウム箔フープの厚さを15μmとし、レーザービームの出力および走査速度を調整することによって集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(15μm)の160%の厚さ(24μm)にした以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
(実施例5)
正負極の作製時のYAGレーザービームによるアルミニウム箔フープの切り出しにおいて、アルミニウム箔フープの厚さを30μmとし、レーザービームの出力および走査速度を調整することによって集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(30μm)の160%の厚さ(48μm)にした以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
(実施例6)
正負極の作製時にYAGレーザービームによるアルミニウム箔フープの切り出しに代えて、前述した図5の(a)〜(d)に示す打抜きプレス、集電体およびリードタブの下方に湾曲した外縁部を固定板および2つの円柱状ローラを用いて集電体の下面に向けての折り曲げ加工を行なって、集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(20μm)の120%の厚さ(24μm)にした以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
(実施例7)
正負極の作製時にYAGレーザービームによるアルミニウム箔フープの切り出しに代えて、前述した図5の(a)〜(d)に示す打抜きプレス、集電体およびリードタブの下方に湾曲した外縁部を固定板および2つの円柱状ローラを用いて集電体の下面に向けての折り曲げ加工を行なって、集電体とリードタブの境界部を含む集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(20μm)の160%の厚さ(32μm)にした以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
(比較例1)
正負極の作製時に前述した図5の(a)、(b)に示す打抜きプレスを行い、集電体およびリードタブの全ての外縁部を集電体の厚さ(20μm)と同じになるように調整した以外、実施例1と同様な方法により50個のリード付き電極群を作製した。
得られた実施例1〜7および比較例1の50個のリード付き電極群について、正負極のリードタブの状態を観察してリードタブ(総数:51×50=2550)の変形、破断数量を調べた。その結果を下記表1に示す。
Figure 2010086807
前記表1の結果から明らかなように少なくとも集電体とリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体の厚さの110〜220%にした正極および負極を備えた実施例1〜7のリード付き電極群は、リードタブの耐変形性を向上でき、リードタブが変形、破断することを防止して生産性の向上、リードとの良好な接続および低抵抗接続を実現できることがわかる。
なお、正負極の活物質は実施例で記載した材料に限定されるものではない。また、非水電解液の代わりにポリマー電解質を用いてもよい。
また、実施例では積層電極群について説明したが、渦巻状の電極群でも同様にリードタブの変形、破断を防止できる。
第1実施形態に係る薄型非水電解質電池の斜視図。 図1のII−II線に沿う断面図。 図1の電池に組み込まれる正極の集電体およびリードタブを示す図。 図1の電池に組み込まれる負極の集電体およびリードタブを示す図。 正極および負極の集電体とリードタブの境界部を含む集電体本体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体およびリードタブに比べて肉厚にする方法を示す図。 正極および負極の集電体とリードタブの境界部を含む集電体本体部分およびリードタブ部分の外縁部の厚さを集電体およびリードタブに比べて肉厚にする別の方法を示す図。 第2実施形態に係る角型非水電解質電池を示す断面図。 図7の角型非水電解質電池に組み込まれる電極群の上面図。 図7の角型非水電解質電池に組み込まれる正極の展開図。 図7の角型非水電解質電池に組み込まれる負極の展開図。
符号の説明
1,31…外装材、5,39…正極、6、41…セパレータ、7,40…負極、8、38…電極群、9、42…正極の集電体、11,43…正極のリードタブ、12,16,25…外縁部、13、44…負極の集電体、15,45…負極のリードタブ、17、46…正極リード、18,47…負極リード。

Claims (2)

  1. 外装材と、この外装材内に収納され、複数の正極、複数の負極およびこれら正極、負極間に介在されるセパレータを積層した構造の電極群と、前記複数の正極に接続された正極リードと、前記複数の負極に接続された負極リードと、前記外装材に収容された非水電解質とを備え、
    前記各正極は、厚さ10〜50μmの集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さのリードタブと、前記集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む正極層とを備え、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
    前記正極リードは、前記束ねられた複数の正極のリードタブに接続され、
    前記各負極は、厚さ10〜50μmの集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さのリードタブと、前記集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む負極層とを有し、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
    前記負極リードは、前記束ねられた複数の負極のリードタブに接続され、かつ
    前記各正極および前記各負極の少なくとも前記集電体と前記リードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部は、前記集電体の厚さの110〜220%の厚さを有することを特徴とする非水電解質電池。
  2. 外装材と、この外装材内に収納され、正極、負極およびこれら正極、負極間に介在されるセパレータを渦巻状に捲回した構造の電極群と、前記正極に接続された正極リードと、前記負極に接続された負極リードと、前記外装材に収容された非水電解質とを備え、
    前記正極は、厚さ10〜50μmの帯状の集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さの複数のリードタブと、帯状の集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む正極層とを備え、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
    前記正極リードは、前記正極の束ねられた複数のリードタブに接続され、
    前記負極は、厚さ10〜50μmの帯状の集電体と、この集電体から一体的に延出され、集電体と同厚さの複数のリードタブと、この帯状の集電体の片面もしくは両面に形成された活物質を含む負極層とを備え、各リードタブが互いに接合して束ねられ、
    前記負極リードは、前記負極の束ねられた複数のリードタブに接続され、かつ
    前記正極および前記負極の少なくとも前記集電体と前記複数のリードタブの境界部を含む集電体部分およびリードタブ部分の外縁部は、前記集電体の厚さの110〜220%の厚さを有することを特徴とする非水電解質電池。
JP2008255150A 2008-09-30 2008-09-30 非水電解質電池 Withdrawn JP2010086807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255150A JP2010086807A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 非水電解質電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255150A JP2010086807A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 非水電解質電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010086807A true JP2010086807A (ja) 2010-04-15

Family

ID=42250570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008255150A Withdrawn JP2010086807A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 非水電解質電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010086807A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026443A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 日立マクセルエナジー株式会社 積層型電池
US9142840B2 (en) 2011-10-21 2015-09-22 Blackberry Limited Method of reducing tabbing volume required for external connections
CN105322213A (zh) * 2014-07-30 2016-02-10 三星Sdi株式会社 可再充电电池及其制造方法
JP2016219327A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社豊田自動織機 蓄電装置
US10446828B2 (en) 2011-10-21 2019-10-15 Blackberry Limited Recessed tab for higher energy density and thinner batteries
WO2020170598A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 三洋電機株式会社 電極板及びその製造方法、二次電池及びその製造方法
CN113169428A (zh) * 2018-12-27 2021-07-23 三洋电机株式会社 二次电池

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012048989A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Hitachi Maxell Energy Ltd 積層型電池
US9017856B2 (en) 2010-08-26 2015-04-28 Hitachi Maxell, Ltd. Stacked battery with electrode having break portion
WO2012026443A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 日立マクセルエナジー株式会社 積層型電池
US10446828B2 (en) 2011-10-21 2019-10-15 Blackberry Limited Recessed tab for higher energy density and thinner batteries
US9142840B2 (en) 2011-10-21 2015-09-22 Blackberry Limited Method of reducing tabbing volume required for external connections
KR102177506B1 (ko) * 2014-07-30 2020-11-11 삼성에스디아이 주식회사 이차 전지 및 그 제조 방법
KR20160015013A (ko) * 2014-07-30 2016-02-12 삼성에스디아이 주식회사 이차 전지 및 그 제조 방법
JP2016033912A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co.,Ltd. 二次電池およびその製造方法
CN105322213A (zh) * 2014-07-30 2016-02-10 三星Sdi株式会社 可再充电电池及其制造方法
JP2016219327A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社豊田自動織機 蓄電装置
EP3905382A4 (en) * 2018-12-27 2022-01-19 SANYO Electric Co., Ltd. SECONDARY BATTERY
CN113169428A (zh) * 2018-12-27 2021-07-23 三洋电机株式会社 二次电池
JP7353302B2 (ja) 2018-12-27 2023-09-29 三洋電機株式会社 二次電池
JPWO2020137714A1 (ja) * 2018-12-27 2021-11-11 三洋電機株式会社 二次電池
CN113169428B (zh) * 2018-12-27 2023-03-28 三洋电机株式会社 二次电池
WO2020170598A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 三洋電機株式会社 電極板及びその製造方法、二次電池及びその製造方法
JPWO2020170598A1 (ja) * 2019-02-20 2021-12-16 三洋電機株式会社 電極板及びその製造方法、二次電池及びその製造方法
JP7350051B2 (ja) 2019-02-20 2023-09-25 三洋電機株式会社 電極板及びその製造方法、二次電池及びその製造方法
CN113439350A (zh) * 2019-02-20 2021-09-24 三洋电机株式会社 电极板及其制造方法、二次电池及其制造方法
CN113439350B (zh) * 2019-02-20 2024-04-30 三洋电机株式会社 电极板及其制造方法、二次电池及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101473145B1 (ko) 전극 조립체, 전지셀, 전극 조립체의 제조방법 및 전지셀의 제조 방법
JP6250921B2 (ja) 電池
US20120244423A1 (en) Laminate case secondary battery
WO2011002064A1 (ja) ラミネート形電池
JP2008034356A (ja) シート状二次電池及びその製造方法
JPWO2005013408A1 (ja) リチウムイオン二次電池
JP5100082B2 (ja) 扁平型電池
US20210119285A1 (en) Battery cell
JP2010086807A (ja) 非水電解質電池
CN103858254A (zh) 非水电解液二次电池
JPH11213964A (ja) 薄型電池及びその製造方法
WO2017158986A1 (ja) 電池セル
JP2002203534A (ja) 薄型二次電池および電池パック
JP2003272595A (ja) 電気化学デバイスの製造方法、製造装置、および電気化学デバイス
JP4149349B2 (ja) 二次電池及びその製造方法
JP2011187241A (ja) 非水電解質二次電池
JP2011129446A (ja) ラミネート形電池
JP2009181899A (ja) 積層式電池
JP2019016494A (ja) 積層電極体の製造方法及び蓄電素子の製造方法
JP2010244865A (ja) ラミネート形電池
JP4586656B2 (ja) フィルム外装型リチウム電池
US20140293511A1 (en) Electric storage device
JP5334109B2 (ja) ラミネート形電池
JP3601283B2 (ja) 非水電解質電池
JP4092543B2 (ja) 非水系二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20111206