JP2010086171A

JP2010086171A - 広告課金管理システム

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Publication number: JP2010086171A
Application number: JP2008252736A
Authority: JP
Inventors: Tomoe Uno; 智絵宇野
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2008-09-30
Filing date: 2008-09-30
Publication date: 2010-04-15

Abstract

【課題】コンバーションレートを演算する機能を備えた広告課金管理システムを提供する。
【解決手段】広告サーバ１２から配信された広告が表示されると、端末装置１０は、ログイン処理をするときにＩＣカード１５から読み取ったユーザＩＤや広告ＩＤなどを含む広告表示履歴情報を生成し、広告がクリックされると、ユーザＩＤや広告ＩＤなどを含む広告クリック履歴情報を生成する共に、ユーザＩＤを含むログイン情報をＥＣサーバ１４に送信する。ＥＣサーバ１４は、ログイン情報を利用してユーザのログイン処理を自動で行い、ログイン情報を利用してログインしたユーザが商品を購入すると、ユーザＩＤや広告ＩＤなどを含む購買履歴情報を生成する。集計サーバ１３は、これらの履歴情報から、広告の表示回数、クリック回数、購買回数を求め、コンバージョンレートを算出する。
【選択図】図１

Description

本発明は、インターネット広告に対する課金を管理するための技術に関する。

インターネットの爆発的な普及により、インターネット上のＷｅｂページは主要な広告媒体になった。インターネット上のＷｅｂサイトに広告を載せるとき、バナー広告を端末装置のブラウザに表示させ、このバナー広告によって、広告主の商品やサービスが販売されているＥＣサイトへ視聴者を導く手法が用いられている。

バナー広告とは、広告主のＥＣサイトへのリンクが貼られた広告画像で、ユーザがバナー広告をクリックすると、ブラウザの画面は広告主の商品やサービスが販売されているＥＣサイトへ遷移し、遷移先のＥＣサイトで、広告主が取り扱っている商品やサービスの詳細をユーザは閲覧する。そして、商品やサービスをユーザが気に入れば、ユーザは、このＥＣサイトで商品やサービスを購入する。

インターネット上にバナー広告を掲載するとき、従来のマスメディア（テレビや雑誌など）と同様に、バナー広告の掲載期間に応じて定められた広告費を支払うこともあるが、バナー広告をクリックするか否かはユーザに委ねられているため、広告主は、広告費に見合った広告効果が得られているか確認できなかった。

広告効果に見合った広告費を課金する発明としては、例えば、特許文献１において、広告の表示実績（表示回数や表示時間）を記録し、表示実績に応じて課金データを更新する広告管理システムが開示されている。
特開２００２−１５２０７号公報

確かに、特許文献１で開示されている発明などを用いれば、広告主は、広告の表示実績に応じて広告費を支払うことができるようになる。しかし、ユーザがバナー広告を閲覧しているＷｅｂサイトの運営者と、広告主の商品やサービスが販売されているＥＣサイトの運営者は別であることが多く、更に、ＥＣサイトでは、ＥＣサイトの中のみで通用する管理番号（例えば、会員番号）を用いてユーザを管理しているため、従来技術では、広告主は、バナー広告が表示・クリックされてから商品購入に至った割合であるコンバーションレートを把握することはできなかった。

そこで、本発明は、広告が表示・クリックされてから商品購入に至った割合であるコンバーションレートを算出することのできる広告課金管理システムを提供することを目的とする。

上述した課題を解決する第１の発明は、ユーザによって操作される端末装置と、前記端末装置から指定されたコンテンツを前記端末装置に送信するコンテンツサイトを有するコンテンツサーバと、前記端末装置へ広告を配信する広告サーバと、前記広告で宣伝されている商品をインターネット上で販売しているＥＣサイトを有するが運営されているＥＣサーバと、前記広告の広告効果を集計する集計サーバとから少なくとも構成される広告課金管理システムであって、前記広告サーバは、前記ＥＣサイトへのリンクが貼られた前記広告を複数記憶し、前記端末装置から前記コンテンツのＩＤを受信すると、前記コンテンツのＩＤに関連した前記広告を該端末装置に送信する広告配信手段を備え、前記端末装置は、前記コンテンツサイトで管理しているユーザＩＤを前記ユーザから少なくとも取得し、前記端末装置へのログインを管理するログイン管理手段と、前記ユーザが前記端末装置を操作して、前記コンテンツサイトにアクセスした後、前記コンテンツを選択する動作を検知すると、選択された前記コンテンツのコンテンツＩＤを前記広告配信サーバに送信し、前記広告配信サーバから受信した前記広告を表示する広告表示手段と、前記広告表示手段で前記広告が表示されたことを検知すると、該広告の広告ＩＤ、前記ログイン手段がログインした前記コンテンツサイトのコンテンツサイトＩＤおよび前記ユーザＩＤを少なくとも含む広告表示履歴情報を生成し、前記広告表示履歴情報を前記集計サーバに送信する表示履歴情報生成手段と、前記広告表示手段が表示した前記広告がクリックされたことを検知すると、前記広告表示履歴情報の内容に加え、前記広告がクリックされたことを示す広告クリック履歴情報を前記集計サーバに送信すると共に、クリックされた前記広告にリンクされた前記ＥＣサーバへ、前記コンテンツサイトＩＤおよび前記ユーザＩＤを少なくとも含むログイン情報を送信するクリック履歴情報生成手段と、を備え、前記ＥＣサーバは、前記ユーザＩＤに紐付けて、前記ＥＣサイトで管理している会員番号を記憶し、前記端末装置から受信した前記ログイン情報に含まれる前記ユーザＩＤから前記会員番号を特定し、前記ＥＣサイトへのログインを自動で許可するオートログイン手段と、前記オートログイン手段でログインした前記ユーザが前記ＥＣサイトで前記商品を購入した時、前記ログイン情報に含まれる前記ユーザＩＤおよび前記コンテンツサイトＩＤに加え、前記ユーザが購入した前記商品を広告している前記広告ＩＤを少なくとも含む購買履歴情報を生成する購買履歴情報生成手段を備え、前記集計サーバは、前記端末装置から得られる前記広告表示履歴情報および前記広告クリック履歴情報、そして、前記商品販売サーバから得られる前記購買履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記履歴情報記憶手段に記憶されているこれらの履歴情報を集計し、前記コンテンツサイトＩＤ別に、前記広告ＩＤ毎の前記広告の表示回数、クリック回数および購買回数から、前記広告の課金に利用する前記広告のコンバージョンレートを、前記コンテンツサイトＩＤ別に算出するコンバージョンレート集計手段を備えていることを特徴とする広告課金管理システムである。

更に、第２の発明は、第１の発明に記載の広告課金管理システムであって、前記集計サーバの前記コンバージョンレート集計手段は、前記ユーザＩＤに紐付けて、前記ユーザＩＤで特定される前記ユーザのプロファイルを記憶し、前記広告のコンバーションレートを、前記コンテンツサイトＩＤ別に、前記ユーザのプロファイルの項目毎に集計することを特徴とする広告課金管理システムである。

更に、第３の発明は、第１の発明または第２の発明に記載の広告課金管理システムであって、前記端末装置の前記ログイン管理手段は、前記ユーザが所持するＩＣカードを利用して、前記前記コンテンツサイトへのログインを管理する手段で、前記ログイン管理手段は、前記ユーザＩＤを前記ＩＣカードから読み取ることを特徴とする広告課金管理システムである。

更に、第４の発明は、第１の発明から第３の発明のいずれか一つに記載の広告課金管理システムであって、前記端末装置の前記表示履歴情報生成手段は、前記広告表示履歴情報に前記コンテンツのコンテンツＩＤを含ませ、前記表示履歴情報生成手段は、前記広告クリック履歴情報および前記ログイン情報に該コンテンツＩＤを含ませ、前記ＥＣサーバの前記購買情報生成手段は、前記購買履歴情報に前記ログイン情報に含まれる前記コンテンツＩＤを含ませ、前記集計サーバの前記コンバージョンレート集計手段は、前記コンテンツ提供サイトＩＤ別に算出した前記広告のコンバージョンレートを、更に、前記コンテンツＩＤごとに集計することを特徴とする広告課金管理システムである。

更に、第５の発明は、第１の発明から第４の発明のいずれか一つに記載の広告課金管理システムであって、前記端末装置の前記表示履歴情報生成手段は、前記広告表示履歴情報に前記端末装置の端末ＩＤを含ませ、前記表示履歴情報生成手段は、前記広告クリック履歴情報および前記ログイン情報に前記端末ＩＤを含ませ、前記ＥＣサーバの前記購買履歴情報生成手段は、前記購買履歴情報に前記ログイン情報に含まれる前記端末ＩＤを含ませ、前記集計サーバの前記コンバージョンレート集計手段は、前記前記端末ＩＤに紐付けて前記端末装置の区分を記憶し、前記コンテンツサイトＩＤ別に算出した前記広告のコンバージョンレートを、更に、前記端末装置の区分ごとに集計することを特徴とする広告課金管理システムである。

上述した第１の発明によれば、前記端末装置にログインしたときに利用した前記ユーザＩＤを用いて、前記ＥＣサイトにログインできるようにし、前記広告表示履歴情報、前記広告クリック履歴情報および前記購買履歴情報に含ませるユーザＩＤを前記ユーザＩＤに共通にしておけば、これらの情報を利用して、前記広告が表示・クリックされてから商品購入に至った割合であるコンバーションレートを演算することが可能になる。

また、第２の発明のように、前記集計サーバが前記ユーザＩＤに関連付けてユーザのプロファイルを記憶しておけば、どのようなユーザに対して、どのような広告を提示し、その結果、どのようなユーザにクリックされ、その結果、どれだけ商品を購入したか追跡できるようになる。

更に、第３の発明のように、前記端末装置が前記ユーザのログイン管理に前記ＩＣカードを利用することで、前記ＩＣカードを利用した様々な分野の会員カードを本発明に用いることができるようになる。

加えて、第４の発明および第５の発明のように、本発明では、コンバージョンレートを集計するときにキーとなる情報を、前記広告表示履歴情報、前記広告クリック履歴情報、前記ログイン情報および前記購買履歴情報に含ませておければ、この情報をキーとして、コンバージョンレートを集計することができるようになる。

このように、上述した発明によれば、広告が表示・クリックされてから商品購入に至った割合であるコンバーションレートを算出する広告課金管理システムを提供できる。

ここから、本発明に係わる広告課金管理システムの実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。図１は、本実施形態における広告課金管理システム１のシステム構成を説明する図である。

図１で図示した広告課金管理システム１は、コンテンツ（例えば、電子書籍）を端末装置１０に配信するコンテンツサイトを有するコンテンツサーバ１１（例えば、電子図書の貸し出し業務を管理しているコンテンツサイトを有するウェブサーバ）と、ユーザが所持するＩＣカード１５と通信するＩＣカードリーダ１０ａが接続され、コンテンツに係わる広告（例えば、バナー広告）が表示される端末装置１０と、コンテンツに係わる広告を検索し、検索した広告を端末装置１０に配信する広告サーバ１２と、広告主が商品やサービスを販売しているＥＣ（EC: Electronic commerce）サイトを有するＥＣサーバ１４と、広告の広告効果を分析する為に必要なデータを端末装置１０・ＥＣサーバ１４から収集し、広告の広告効果を分析する集計サーバ１３とから少なくとも構成される。

図１で図示した広告課金管理システム１において、ユーザは、端末装置１０にログインするときに必要となるＩＣカード１５を所持し、このＩＣカード１５には、ログインするときに端末装置１０によって読み取られるユーザＩＤが記憶されている。

ユーザが端末装置１０にログインするとき、端末装置１０は、ＩＣカードリーダ１０ａを利用して、ユーザが所持するＩＣカード１５からユーザＩＤを読み取り、少なくとも、このユーザＩＤを利用して、ユーザのログインを管理する。

ユーザは端末装置１０にログインすると、端末装置１０のブラウザなどのアプリケーションを操作して、コンテンツサーバ１１にアクセスし、コンテンツサーバ１１で配信可能なコンテンツを一つ選択すると、選択されたコンテンツのコンテンツＩＤが広告サーバ１２に送信され、広告サーバ１２から端末装置１０に、選択されたコンテンツに関連する商品の広告が端末装置１０に送信される。

広告が端末装置１０で表示されると、広告が表示されたことを示す履歴情報として、広告の広告ＩＤ、ユーザがアクセスしたコンテンツサーバ１１が有するコンテンツサイトのコンテンツサイトＩＤ、および、ＩＣカード１５から読み出したユーザＩＤを少なくとも含む広告表示履歴情報が端末装置１０で生成され、更に、端末装置１０において広告がクリックされると、広告がクリックされたことを示し、上述した履歴情報に加え、広告がクリックされたことを示すクリック履歴情報を含む広告クリック履歴情報が端末装置１０で生成されると共に、コンテンツサイトＩＤおよびユーザＩＤを少なくとも含むログイン情報がＥＣサーバ１４に送信される。

ＥＣサーバ１４は、ユーザＩＤに紐付けて、ＥＣサーバ１４で管理しているＥＣサイトの会員番号を記憶し、端末装置１０から受信したログイン情報に含まれるユーザＩＤからＥＣサイトの会員番号を特定し、特定した会員番号を用いて自動でログインの処理を実行する。

そして、端末装置１０から送信されるログイン情報でログインしたユーザがＥＣサイトで商品を購入すると、ログイン情報に含まれるユーザＩＤおよびコンテンツサイトＩＤに加え、ユーザが購入した商品を宣伝している広告の広告ＩＤを少なくとも含む購買履歴情報を生成する。

集計サーバ１３は、端末装置１０で生成された広告表示履歴情報および広告クリック履歴情報、並びに、ＥＣサーバ１４で生成された購買履歴情報を収集・記憶し、これらの履歴情報を集計することで、広告が表示・クリックされてから商品購入までに至ったコンバージョンレートを、少なくとも、コンテンツサイトＩＤ別に広告ＩＤ毎に算出し、算出したコンバージョンレートに基づいて広告に課金する広告費を算出する。

まず、図１で図示した広告課金管理システム１を構成する端末装置１０および各サーバに備えられた機能について説明する。なお、敢えて詳細には説明しないが、図１で図示した広告課金管理システム１を構成する端末装置１０および各サーバは、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＡＭ（Random Access Memory）やハードディスクなどを備えたコンピュータ装置である。

まず、端末装置１０について説明する。図２は、端末装置１０の機能ブロック図である。図２に図示したように、端末装置１０には、ユーザが所持するＩＣカード１５を利用して、ユーザのログインを管理し、端末装置１０にログインするユーザからユーザＩＤを取得するログイン管理手段１００と、コンテンツサーバ１１で提供されているコンテンツを選択する動作をユーザが行った時、広告サーバ１２に広告の配信を要求し、広告サーバ１２から配信された広告を表示する広告表示手段１０２と、コンテンツサーバ１１から送信されたコンテンツを表示するコンテンツ表示手段１０１と、端末装置１０で広告が表示されたとき、上述した広告表示履歴情報を生成する表示履歴情報生成手段１０３と、端末装置１０に表示された広告がクリックされたとき、上述した広告クリック履歴情報を生成するクリック履歴情報生成手段１０４を備え、更に、端末装置１０には汎用のブラウザが実装されている。

端末装置１０のログイン管理手段１００は、端末装置１０に接続されたＩＣカードリーダ１０ａと、ＩＣカードリーダ１０ａを制御するドライバなどのコンピュータプログラムで実現される手段で、このコンピュータプログラムのプログラムコードは、端末装置１０のハードディスクに記憶される。

端末装置１０のログイン管理手段１００は、ユーザが端末装置１０にログインするときに起動し、端末装置１０がユーザのログイン処理を行うとき、ＩＣカード１５に所定のコマンドを送信し、ＩＣカード１５に記憶されたユーザＩＤを読み取る動作を少なくとも実行し、ユーザがログオフを実行するまで、ＩＣカード１５から読み取ったユーザＩＤを端末装置１０のＲＡＭに記憶する。

端末装置１０の広告表示手段１０２は、コンテンツサーバ１１のＷｅｂページに組み込まれたスクリプトが端末装置１０で実行されることで実現される手段で、端末装置１０の広告表示手段１０２は、ユーザが端末装置１０にログインした後、ユーザがブラウザを操作してコンテンツサーバ１１にアクセスし、コンテンツサーバ１１で貸し出しているコンテンツの一つが選択されると起動する。

端末装置１０の広告表示手段１０２は起動すると、ユーザが選択したコンテンツのコンテンツＩＤを含む広告配信要求メッセージを広告サーバ１２に送信し、広告サーバ１２から受信した広告を端末装置１０のディスプレイに表示する。

端末装置１０に備えられたコンテンツ表示手段１０１は、コンテンツサーバ１１からインターネット２を介して配信されるコンテンツを再生する専用のアプリケーション（例えば、電子書籍のViewer）で実現され、このアプリケーションのプログラムコードは、端末装置１０に記憶されている。コンテンツ表示手段１０１は、コンテンツサーバ１１から端末装置１０にコンテンツが配信されると、端末装置１０のブラウザから呼び出されて起動し、コンテンツサーバ１１から配信されたコンテンツを端末装置１０のディスプレイに表示させる。

端末装置１０の表示履歴情報生成手段１０３は、広告に埋め込まれたスクリプトが端末装置１０で実行されることで実現される手段で、広告サーバ１２から送信された広告が端末装置１０のディスプレイに表示されると、表示された広告の広告ＩＤ、ユーザがアクセスしたコンテンツサイトのコンテンツサイトＩＤおよびユーザＩＤを少なくとも含む広告表示履歴情報を生成し、生成した広告表示履歴情報を集計サーバ１３に送信する手段である。

図３は、広告表示履歴情報の一例を示す図である。図３で図示した広告表示履歴情報には、端末装置１０がアクセスしたコンテンツサイトのコンテンツサイトＩＤ、端末装置の端末装置ＩＤ（例えば、ＭＡＣアドレス）、ログイン管理手段１００がＩＣカード１５から読み取ったユーザＩＤ、広告表示履歴情報を生成したときの日時、広告サーバ１２から送信された広告の広告ＩＤが含まれる。

端末装置１０のクリック履歴情報生成手段１０４は、広告に埋め込まれたスクリプトが端末装置１０で実行されることで実現される手段で、広告サーバ１２から送信された広告が端末装置１０でクリックされると、広告表示履歴情報に含まれる広告ＩＤ、コンテンツサイトＩＤおよびユーザＩＤに加え、広告がクリックされたことを示すクリック情報を少なくとも含む広告クリック履歴情報を生成し、生成した広告クリック履歴情報を集計サーバ１３に送信すると共に、コンテンツサイトＩＤおよびユーザＩＤを少なくとも含むログイン情報を、クリックされた広告にリンクされたＥＣサーバ１４に送信する手段である。

図４は、広告クリック履歴情報の一例を示す図である。図４で図示した広告クリック履歴情報には、コンテンツサイトＩＤ、端末装置ＩＤ、ユーザＩＤ、広告クリック履歴情報を生成したときの日時、クリックされた広告の広告ＩＤ、広告で広告されている商品を識別するための情報である商品ＩＤ、および、広告がクリックされたことを意味するクリック情報が含まれる。

クリック履歴情報生成手段１０４が、広告クリック履歴情報に含ませる広告クリック履歴情報に含ませる商品ＩＤとしては、広告のＵＲＬの一部を利用することができる。また、広告クリック履歴情報に含ませるクリック情報は予め定められた任意のデータでよい。

次に、広告サーバ１２に備えられた機能について詳細に説明する。広告サーバ１２は、端末装置１０の広告表示手段１０２から、コンテンツＩＤを含む広告配信要求メッセージを受信すると、広告配信要求メッセージを送信した端末装置１０に対し、コンテンツＩＤから検索される広告を表示させるＨＴＭＬ文書を送信するサーバで、図５に図示した手段を備えている。

図５は、広告サーバ１２の機能ブロック図である。図５に図示したように、広告サーバ１２には、広告検索手段１２０と、広告を表示するために必要なデータが記憶される広告データベース１２１を備える。

広告サーバ１２の広告検索手段１２０は、端末装置１０から広告配信要求メッセージを受信したときに作動し、広告配信要求メッセージに含まれるコンテンツＩＤをキーとして、端末装置１０に配信する広告を広告データベース１２１から検索し、検索した広告を端末装置１０に送信する手段である。

広告検索手段１２０が、コンテンツＩＤをキーとして広告を検索する手法は任意でよく、例えば、コンテンツＩＤおよび広告それぞれのメタデータに複数のキーワードを記述しておけば、このキーワードを用いて、広告配信要求メッセージに含まれるコンテンツＩＤに対応する広告を検索できる。

次に、ＥＣサーバ１４について説明する。ＥＣサーバ１４は、一般的なＥＣサイトの機能に加え、端末装置１０から送信されるログイン情報を利用して、ＥＣサイトへのログインを自動で実行する機能と、購買履歴情報を生成する機能を備えたサーバで、図６で図示した手段を備えている。

図６は、ＥＣサーバ１４の機能ブロック図である。図６に図示したように、ＥＣサーバ１４は、端末装置１０から送信されるログイン情報を利用して、ＥＣサイトへのログインを自動で実行するオートログイン手段１４０と、オートログイン手段１４０が利用するデータベースとして会員番号データベース１４１と、ＥＣサーバ１４で取り扱っている商品を販売する商品販売手段１４２と、オートログイン手段１４０でＥＣサイトにログインしたユーザが商品を購入した時に、上述した購買履歴情報を生成する購買履歴情報生成手段１４３と、購買履歴情報生成手段１４３が生成した購買履歴情報を一時的に記憶する購買履歴情報記憶手段１４４を備える。

ＥＣサーバ１４のオートログイン手段１４０は、端末装置１０からログイン情報が送信されたときに作動する手段である。オートログイン手段１４０が利用する会員番号データベース１４１には、ユーザＩＤに紐付けて、ＥＣサーバ１４で管理しているＥＣサイトの会員番号が記憶され、端末装置１０からログイン情報が送信されると、少なくともログイン情報に含まれるユーザＩＤに紐付けられた会員番号を利用して、ＥＣサイトへのログイン処理を実行し、オートログイン手段１４０でログインしたユーザに対しては、オートログイン手段１４０でログインしたことを示すオートログインフラグを会員番号に関連付けて、ユーザがログオフするまで記憶しておく。

商品販売手段１４２は、端末装置１０のブラウザをユーザが操作して、商品を購入する動作を実行したときに作動する手段で、端末装置１０でクリックされた広告で宣伝されている商品の商品情報を端末装置１０に表示させ、ユーザの指示に従い商品購入代金を決済する手段ある。

ＥＣサーバ１４の購買履歴情報生成手段１４３は、商品販売手段１４２が作動し、オートログイン手段１４０でログインしたユーザが商品購入代金の決済処理を実施された後に作動する手段で、購買履歴情報生成手段１４３は、商品を購入したユーザの会員番号にオートログインフラグが関連付けられている場合、ユーザが商品を購入した内容を示す購買履歴情報を生成し、生成した購買履歴情報を購入履歴情報記憶手段１４４に記憶する手段である。

図７は、購買履歴情報の一例を示す図である。図７で図示した購買履歴情報には、コンテンツサイトＩＤ、端末装置ＩＤ、ユーザＩＤ、商品を購入したときの日時、端末装置１０から送信された広告の広告ＩＤ、ユーザが購入した商品の商品ＩＤ、および、購買情報が含まれる。

購買情報生成手段１４３が購買履歴情報に含ませる購買情報は、ＥＣサーバ１４の購買履歴情報生成手段１４２によって生成される情報で、この購買情報の内容は任意であるが、例えば、商品の決済方法を示す情報や、購買履歴情報に含まれる商品ＩＤに対応する商品情報を含ませるとよい。

ここからは、集計サーバ１３に備えられた機能について詳しく説明する。集計サーバ１３は、端末装置１０から送信される広告表示履歴情報および広告クリック履歴情報や、ＥＣサーバ１４に記憶されている購買履歴情報を収集・記憶し、コンバーションレートなどを集計する機能を備えたサーバで、図８に図示した手段を備えている。

図８は、集計サーバ１３の機能ブロック図である。図８に図示したように、集計サーバ１３は、広告表示履歴情報などの履歴情報を収集・記憶する履歴情報収集手段１３０と、履歴情報収集手段１３０が収集した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段１３１と、端末装置１０で表示された広告の表示回数を集計する為の表示回数集計手段１３２と、端末装置１０で表示された広告がクリックされた回数を集計するクリック回数集計手段１３３と、広告で広告されている商品のコンバレーションレートを集計するコンバージョンレート集計手段１３４と、広告に対して課金する広告費を演算する広告費演算手段１３５を備えている。

広告表示履歴情報などの履歴情報を履歴情報記憶手段１３１に記憶する履歴情報収集手段１３０は、履歴情報記憶手段１３１を操作するためのコンピュータプログラムで、広告表示履歴情報或いは広告クリック履歴情報が端末装置１０から送信されると、端末装置１０から受信した広告表示履歴情報或いは広告クリック履歴情報を履歴情報記憶手段１３１に記憶する。また、履歴情報収集手段１３０は、一定期間毎に、ＥＣサーバ１４に、一定期間内で記憶された購入履歴情報の送信を要求し、ＥＣサーバ１４から受信した購入履歴情報を履歴情報記憶手段１３１に記憶する。

集計サーバ１３に備えられた表示回数集計手段１３２、クリック回数集計手段１３３およびコンバージョンレート集計手段１３４は、履歴情報記憶手段１３１に記憶された履歴情報を集計するコンピュータプログラムで実現される手段である。

集計サーバ１３に備えられた表示回数集計手段１３１は、コンテンツサイトＩＤ別に広告の表示回数を集計する手段である。コンテンツサイトＩＤ別に広告の表示回数を集計する手法は任意であるが、例えば、履歴情報記憶手段１３１に記憶された広告表示履歴情報を母集合として、コンテンツサイトＩＤ毎に、コンテンツサイトＩＤを含む広告表示履歴情報のサブ集合を形成し、形成したサブ集合毎に、広告ＩＤ毎の数をカウントすればよい。

更に、集計サーバ１３に備えられたクリック回数集計手段１３３は、コンテンツサイトＩＤ別に広告のクリック回数を集計する手段である。コンテンツサイトＩＤ別に広告のクリック回数を集計する手法は任意であるが、例えば、履歴情報記憶手段１３１に記憶された広告クリック履歴情報を母集合として、コンテンツサイトＩＤ毎に、コンテンツサイトＩＤを含む広告クリック履歴情報のサブ集合を形成し、形成したサブ集合毎に、広告ＩＤ毎の数をカウントすればよい。

更に、集計サーバ１３に備えられたコンバージョンレート集計手段１３４は、コンテンツサイトＩＤ別に広告のコンバージョンレートを集計する手段である。コンテンツサイトＩＤ別に広告のコンバージョンレートを算出する手法は任意であるが、例えば、履歴情報記憶手段１３１に記憶された購買履歴情報を母集合として、コンテンツサイトＩＤ毎に、コンテンツサイトＩＤを含む購買履歴情報のサブ集合を形成し、形成したサブ集合毎に、広告ＩＤ毎の数をカウントすれば、コンテンツサイトＩＤ別に広告で宣伝している商品の購買回数がわかる。

そして、購入回数を表示回数で除算すれば、広告が表示されてから商品購入に至った割合であるコンバーションレートを算出でき、また、購入回数をクリック回数で除算することで、広告がクリックされてから商品購入に至った割合であるコンバーションレートを算出できる。

集計サーバ１３の広告費演算手段１３４は、広告の表示回数、クリック回数およびコンバレーションレートの結果から、広告に対して課金する広告費を算出するときに作動する手段で、広告費演算手段１３４には、広告の表示回数、クリック回数およびコンバレーションレートを少なくとも引数として、広告に対して課金する広告費を算出するアルゴリズムに従い、広告の表示回数、クリック回数およびコンバレーションレートから、コンテンツサイトＩＤ別に、広告ＩＤの広告費を算出する。

ここから、広告課金管理システム１の動作について説明する。図９は、広告課金管理システム１において、端末装置１０に広告が表示されるまでの処理を説明するフロー図である。

ユーザが端末装置１０を操作するとき、端末装置１０はユーザにログインを要求する。ユーザのログイン処理には、ユーザが所持するＩＣカード１５が利用され、ログイン処理を実行するとき、端末装置１０のログイン管理手段１００はＩＣカード１５をＩＣカードリーダ１０ａに挿入要求する画面を端末装置１０のディスプレイに表示し、ＩＣカードリーダ１０ａに挿入されたＩＣカード１５からユーザＩＤを読み取る（Ｓ１）。

端末装置１０は、少なくとも、ＩＣカードリーダ１０ａに挿入されたＩＣカード１５から読み取ったユーザＩＤを用いて、ユーザのログインを管理し、ユーザのログインを許可する場合はこれ以降の処理に進み、ユーザのログインを許可しない場合はこれ以降の処理を実行することなく、この手順を終了する（Ｓ２）。

例えば、端末装置１０の操作が許可されたユーザＩＤを記憶しており、端末装置１０は、ＩＣカード１５から読み取ったユーザＩＤが端末装置１０に記憶されていれば、ユーザにログインを許可し、端末装置１０に記憶していなければ、ユーザのログインを許可しない。

端末装置１０はユーザにログインを許可し、ユーザが端末装置１０のブラウザを操作してコンテンツサーバ１１にアクセスし、コンテンツサーバ１１で公開しているコンテンツの一つを選択すると（Ｓ３）、端末装置１０に備えられた広告表示手段１０１が作動し、広告表示手段１０１は、選択されたコンテンツのコンテンツＩＤを含む広告配信要求メッセージを広告サーバ１２に送信する（Ｓ４）。

広告サーバ１２が、端末装置１０から広告配信要求メッセージを受信すると、広告検索手段１２０が作動し、広告検索手段１２０は、広告データベース１２１に記憶されている広告の中から、広告配信要求メッセージに含まれるコンテンツＩＤに対応する広告を検索し、広告配信要求メッセージを送信した端末装置１０に対して、検索した広告を送信し、端末装置１０の広告表示手段１０２は、広告サーバ１２から広告を受信すると、受信した広告を端末装置１０に表示させる（Ｓ５）。

端末装置１０に広告が表示されると、端末装置１０の表示履歴情報生成手段１０３が作動し、表示履歴情報生成手段１０３は、図３で図示したような広告表示履歴情報を生成し、生成した広告表示履歴情報を集計サーバ１３に送信し、集計サーバ１３の履歴情報収集手段１３０は履歴情報記憶手段１３１に広告表示履歴情報を記憶させ（Ｓ６）、図９で図示した手順を終了する。

図１０は、広告課金管理システム１において、広告がクリックされ、ＥＣサーバ１４のＥＣサイトで商品が購入されて購入履歴情報が生成されるまでのフロー図である。

端末装置１０に広告が表示された状態で、広告がクリックされると（Ｓ７）、端末装置１０のクリック履歴情報生成手段１０４が作動し、クリック履歴情報生成手段１０４は、図４で図示したような広告クリック履歴情報を生成し、生成した広告クリック履歴情報を集計サーバ１３に送信すると共に、コンテンツサイトＩＤおよびユーザＩＤを少なくとも含むログイン情報を、クリックされた広告にリンクされたＥＣサーバ１４に送信する（Ｓ８）。なお、履歴情報収集手段１３０は、端末装置１０から集計サーバ１３に送信され、集計装置１３の履歴情報記憶手段１３１に記憶される。

ＥＣサーバ１４は、端末装置１０からログイン情報を受信すると、オートログイン手段１４０が作動し、受信したログイン情報を用いてＥＣサイトへのログイン処理を実行し（Ｓ９）、端末装置１０から受信したログイン情報を用いてＥＣサイトへログインしたユーザが、ＥＣサイトで商品を購入すると（Ｓ１０）、ＥＣサーバ１４の購買履歴情報生成手段１４３が作動し、図７で図示したような購買履歴情報が生成され、購買履歴情報がＥＣサーバ１４の購買履歴情報記憶手段１４４に記憶されて（Ｓ１１）、図１０で図示した手順は終了する。

なお、ＥＣサーバ１４の購買履歴情報記憶手段１４４に記憶された購買履歴情報は、一定期間毎に、集計サーバ１３の履歴情報収集手段１３０によって読み取られ、集計サーバ１３のＤＨＷ１３１に記憶される。

図１１は、集計サーバ１３が履歴情報を集計するときのフロー図である。

集計サーバ１３の表示回数集計手段１３２、クリック回数集計手段１３３およびコンバージョンレート集計手段１３４は、一定期間毎（例えば、１週間毎や１ヶ月毎）に作動し、コンテンツサイトＩＤ別に、広告の表示回数、クリック回数およびコンバーションレートを集計する（Ｓ１２）。

集計サーバ１３の表示回数集計手段１３２、クリック回数集計手段１３３およびコンバージョンレート集計手段１３４が、広告ＩＤごとの表示回数、クリック回数およびコンバーションレートを集計すると、集計サーバ１３の広告費演算手段１３５が作動し、広告課金手段は、表示回数、クリック回数およびコンバーションレートを利用して、コンテンツサイトＩＤ別に、広告に課金する広告費を算出し（Ｓ１３）、図１１で図示した手順は終了する。

なお、本発明は、これまで説明した実施の形態に限定されることなく、当業者ならば、種々の変形や変更が可能である。例えば、集計サーバ１３が、ユーザＩＤ毎に、ユーザのプロファイル（年齢、性別等）を記憶していれば、広告表示履歴情報、広告クリック履歴情報および購買履歴情報に含まれるユーザＩＤからユーザのプロファイルを特定でき、ユーザＩＤ毎に、表示回数、クリック回数およびコンバーションレートを、ユーザのプロファイルの項目に応じて解析することができる。

例えば、集計サーバ１３が、ユーザのプロファイルとして性別（男性・女性）を記憶している場合、広告表示履歴情報、広告クリック履歴情報および購買履歴情報に含まれるユーザＩＤから、ユーザの性別を判断し、ユーザの性別が男性である広告表示履歴情報、広告クリック履歴情報および購買履歴情報と、ユーザの性別が女性である広告表示履歴情報、広告クリック履歴情報および購買履歴情報の集合を形成し、各々の集合について、表示回数、クリック回数およびコンバージョンレートを集計すれば、男性(女性)のユーザに対して、どのような広告を提示し、その結果、男性（女性）のユーザにクリックされ、その結果、どれだけ商品を購入したかがわかる。

また、端末装置１０の表示履歴情報生成手段１０３が広告表示履歴情報に、クリック履歴情報生成手段１０４が広告クリック履歴情報およびログイン情報にユーザが選択したコンテンツのコンテンツＩＤを含ませ、ＥＣサーバ１４の購買履歴情報生成手段１４１が購買履歴情報に該コンテンツＩＤを含ませれば、ユーザのプロファイルと同様に、コンテンツＩＤ毎に、表示回数、クリック回数およびコンバージョンレートを集計でき、どのコンテンツの広告効果が最も高いが判断できるようになる。

加えて、端末装置１０の表示履歴情報生成手段１０３が広告表示履歴情報に、クリック履歴情報生成手段１０４が広告クリック履歴情報およびログイン情報にユーザが操作した端末装置１０の端末装置ＩＤを含ませ、ＥＣサーバ１４の購買履歴情報生成手段１４１が購買履歴情報に該端末装置ＩＤを含ませ、更に、集計サーバ１３が、端末装置ＩＤに紐付けて端末装置１０の区分、例えば、端末装置が設置されている場所（例えば、図書館や図書館外）を記憶しておけば、端末装置１０の区分別に、表示回数、クリック回数およびコンバージョンレートを集計できる。

本実施形態における広告課金管理システムのシステム構成を説明する図。端末装置の機能ブロック図。広告表示履歴情報の一例を示す図。広告クリック履歴情報の一例を示す図。広告サーバの機能ブロック図。ＥＣサーバの機能ブロック図。購買履歴情報の一例を示す図。集計サーバの機能ブロック図。広告表示履歴情報が生成されるまでのフロー図。広告がクリックされてから購買履歴情報が生成されるまでのフロー図。履歴情報を集計するときのフロー図。

符号の説明

１広告課金管理システム
１０端末装置
１００ログイン管理手段
１０１コンテンツ表示手段
１０２広告表示手段
１０３表示履歴情報生成手段
１０４クリック履歴情報生成手段
１１コンテンツサーバ
１２広告サーバ
１２０広告検索手段
１２１広告データベース
１３集計サーバ
１３０履歴情報収集手段
１３１履歴情報記憶手段
１３２表示回数集計手段
１３３クリック回数集計手段
１３４コンバージョンレート集計手段
１３５広告費演算手段
１４ＥＣサーバ
１４０オートログイン手段
１４１会員番号データベース
１４２商品販売手段
１４３購買履歴情報生成手段
１４４購買履歴情報記憶手段

Claims

ユーザによって操作される端末装置と、前記端末装置から指定されたコンテンツを前記端末装置に送信するコンテンツサイトを有するコンテンツサーバと、前記端末装置へ広告を配信する広告サーバと、前記広告で宣伝されている商品をインターネット上で販売しているＥＣサイトを有するが運営されているＥＣサーバと、前記広告の広告効果を集計する集計サーバとから少なくとも構成される広告課金管理システムであって、前記広告サーバは、前記ＥＣサイトへのリンクが貼られた前記広告を複数記憶し、前記端末装置から前記コンテンツのＩＤを受信すると、前記コンテンツのＩＤに関連した前記広告を該端末装置に送信する広告配信手段を備え、前記端末装置は、前記コンテンツサイトで管理しているユーザＩＤを前記ユーザから少なくとも取得し、前記端末装置へのログインを管理するログイン管理手段と、前記ユーザが前記端末装置を操作して、前記コンテンツサイトにアクセスした後、前記コンテンツを選択する動作を検知すると、選択された前記コンテンツのコンテンツＩＤを前記広告配信サーバに送信し、前記広告配信サーバから受信した前記広告を表示する広告表示手段と、前記広告表示手段で前記広告が表示されたことを検知すると、該広告の広告ＩＤ、前記ログイン手段がログインした前記コンテンツサイトのコンテンツサイトＩＤおよび前記ユーザＩＤを少なくとも含む広告表示履歴情報を生成し、前記広告表示履歴情報を前記集計サーバに送信する表示履歴情報生成手段と、前記広告表示手段が表示した前記広告がクリックされたことを検知すると、前記広告表示履歴情報の内容に加え、前記広告がクリックされたことを示す広告クリック履歴情報を前記集計サーバに送信すると共に、クリックされた前記広告にリンクされた前記ＥＣサーバへ、前記コンテンツサイトＩＤおよび前記ユーザＩＤを少なくとも含むログイン情報を送信するクリック履歴情報生成手段と、を備え、前記ＥＣサーバは、前記ユーザＩＤに紐付けて、前記ＥＣサイトで管理している会員番号を記憶し、前記端末装置から受信した前記ログイン情報に含まれる前記ユーザＩＤから前記会員番号を特定し、前記ＥＣサイトへのログインを自動で許可するオートログイン手段と、前記オートログイン手段でログインした前記ユーザが前記ＥＣサイトで前記商品を購入した時、前記ログイン情報に含まれる前記ユーザＩＤおよび前記コンテンツサイトＩＤに加え、前記ユーザが購入した前記商品を広告している前記広告ＩＤを少なくとも含む購買履歴情報を生成する購買履歴情報生成手段を備え、前記集計サーバは、前記端末装置から得られる前記広告表示履歴情報および前記広告クリック履歴情報、そして、前記商品販売サーバから得られる前記購買履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記履歴情報記憶手段に記憶されているこれらの履歴情報を集計し、前記コンテンツサイトＩＤ別に、前記広告ＩＤ毎の前記広告の表示回数、クリック回数および購買回数から、前記広告の課金に利用する前記広告のコンバージョンレートを、前記コンテンツサイトＩＤ別に算出するコンバージョンレート集計手段を備えていることを特徴とする広告課金管理システム。
請求項１に記載の広告課金管理システムであって、前記集計サーバの前記コンバージョンレート集計手段は、前記ユーザＩＤに紐付けて、前記ユーザＩＤで特定される前記ユーザのプロファイルを記憶し、前記広告のコンバーションレートを、前記コンテンツサイトＩＤ別に、前記ユーザのプロファイルの項目毎に集計することを特徴とする広告課金管理システム。
請求項１または請求項２に記載の広告課金管理システムであって、前記端末装置の前記ログイン管理手段は、前記ユーザが所持するＩＣカードを利用して、前記前記コンテンツサイトへのログインを管理する手段で、前記ログイン管理手段は、前記ユーザＩＤを前記ＩＣカードから読み取ることを特徴とする広告課金管理システム。
請求項１から請求項３のいずれか一つに記載の広告課金管理システムであって、前記端末装置の前記表示履歴情報生成手段は、前記広告表示履歴情報に前記コンテンツのコンテンツＩＤを含ませ、前記表示履歴情報生成手段は、前記広告クリック履歴情報および前記ログイン情報に該コンテンツＩＤを含ませ、前記ＥＣサーバの前記購買情報生成手段は、前記購買履歴情報に前記ログイン情報に含まれる前記コンテンツＩＤを含ませ、前記集計サーバの前記コンバージョンレート集計手段は、前記コンテンツサイトＩＤ別に算出した前記広告のコンバージョンレートを、更に、前記コンテンツＩＤごとに集計することを特徴とする広告課金管理システム。
請求項１から請求項４のいずれか一つに記載の広告課金管理システムであって、前記端末装置の前記表示履歴情報生成手段は、前記広告表示履歴情報に前記端末装置の端末ＩＤを含ませ、前記表示履歴情報生成手段は、前記広告クリック履歴情報および前記ログイン情報に前記端末ＩＤを含ませ、前記ＥＣサーバの前記購買履歴情報生成手段は、前記購買履歴情報に前記ログイン情報に含まれる前記端末ＩＤを含ませ、前記集計サーバの前記コンバージョンレート集計手段は、前記前記端末ＩＤに紐付けて前記端末装置の区分を記憶し、前記コンテンツ提供サイトＩＤ別に算出した前記広告のコンバージョンレートを、更に、前記端末装置の区分ごとに集計することを特徴とする広告課金管理システム。