JP2010085603A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定着ニップ部Nのシート排出側で、加圧ローラ13を覆う位置に配置されガイド面17bが定着ニップ部Nを通過したシートの当該定着装置外への搬送をガイドする位置となる閉状態と、加圧ローラ13を覆う位置から退避した位置に配置され定着ニップ部Nを外部に露出させる開状態とに切替可能な出口ガイド板17が閉状態に配置されるとき、出口ガイド板17のガイドアーム17aに設けられた突き当て部17cと、フレーム19に設けられた受け部19aとが当接して、加圧ローラ13及び定着ニップ部Nに対する出口ガイド板17の位置が決められ、突き当て部17cが磁石17dを内包し、受け部19aが強磁性体から構成されることにより、突き当て部17cが受け部19aに所定の力で固定される。
【選択図】図3
Description
〔1〕 回動可能に設けられる定着部材(定着ベルト12)と、前記定着部材に当接し定着ニップ部(定着ニップ部N)を形成する加圧部材(加圧ローラ13)と、前記定着ニップ部のシート排出側で、前記加圧部材を覆う位置に配置されガイド面(ガイド面17b)が該定着ニップ部を通過したシート(シートP)の当該定着装置外への搬送をガイドする位置となる閉状態と、前記加圧部材を覆う位置から退避した位置に配置され前記定着ニップ部を外部に露出させる開状態とに切替可能な搬送ガイド部(出口ガイド板17)と、前記定着部材、加圧部材、搬送ガイド部を収納及び支持するフレーム(フレーム19)と、を備える定着装置であって、前記搬送ガイド部が閉状態に配置されるとき、前記搬送ガイド部に設けられた突き当て部(突き当て部17c)と、フレームに設けられた受け部(受け部19a)とが当接して、前記加圧部材及び定着ニップ部に対する搬送ガイド部の位置が決められ、前記突き当て部、受け部のうち、いずれか一方が磁石(磁石17d)を含み、他方が強磁性体から構成されることにより、該突き当て部が受け部に所定の力で固定される定着装置(図1,図3)。
〔2〕 前記突き当て部は、前記搬送ガイド部においてシート幅方向の2ヶ所に設けられる前記〔1〕に記載の定着装置(図6)。
〔3〕 前記磁石は、キュリー温度が150℃より大の永久磁石である前記〔1〕に記載の定着装置。
〔4〕 前記突き当て部は磁石を内包し、前記受け部は強磁性体から構成される前記〔1〕に記載の定着装置(図3)。
〔5〕 前記搬送ガイド部は、前記突き当て部を含めた一体成型品である前記〔4〕に記載の定着装置。
〔6〕 前記突き当て部における受け部との当接部分から磁石までの肉厚(t)は、2mm以下である前記〔4〕に記載の定着装置(図4)。
〔7〕 前記突き当て部は、凹部を有し、該凹部に前記磁石が挿入されてなる前記〔4〕に記載の定着装置(図4)。
〔8〕 前記磁石の凹部への挿入方向(D方向)は、前記搬送ガイド部の開閉切替による突き当て部の移動方向(E方向)とは異なる前記〔7〕に記載の定着装置(図4)。
〔9〕 前記搬送ガイド部は、前記ガイド面(ガイド面17b)と、一端が該ガイド面に連設され、他端がフレーム(側板19s)に回動可能な支点(支点17a1)として固定されたガイドアーム(ガイドアーム17a)とからなり、該ガイドアームの回動操作により当該搬送ガイド部の開閉切替が行われる前記〔1〕に記載の定着装置(図3,図4)。
〔10〕 前記突き当て部は、前記ガイドアームにおける前記ガイド面と支点との間に設けられる前記〔9〕に記載の定着装置(図4)。
〔11〕 前記ガイドアームは、前記フレームにおいてシート幅方向左右それぞれに配置された側板よりも内側に配置され、前記突き当て部及び受け部は、隣接するガイドアームと側板との間に設けられる前記〔9〕に記載の定着装置(図3)。
〔12〕 前記突き当て部が受け部に固定される力は、前記搬送ガイド部全体として200〜500gfとなる前記〔1〕に記載の定着装置。
〔13〕 前記〔1〕〜〔12〕のいずれかに記載の定着装置を備える画像形成装置(図7)。
図1は、本発明に係る定着装置の内部構成を示す概略図である。
図1に示すように、本発明に係る定着装置100は、定着カバー(不図示)の内部に、定着ローラ11及び加熱ローラ14に一定のテンションで架け渡された定着部材(定着ベルト12)と、該定着部材(定着ベルト12)に対して回転自在に圧接し定着ニップ部Nを形成する加圧部材(加圧ローラ13)と、前記定着ニップ部Nのシート排出側であって先端が定着部材(定着ベルト12)に近接して配置され該定着部材(定着ベルト12)へのシートPの巻き付きを防止する分離板16と、定着ニップ部Nを通過したシートPの当該定着装置外への搬送をガイドする搬送ガイド部17と、を備える。
本発明に係る定着装置100は、定着ニップ部Nのシート排出側で、加圧ローラ13を覆う位置に配置されガイド面17bが定着ニップ部Nを通過したシートの当該定着装置外への搬送をガイドする位置となる閉状態と、前記加圧ローラ13を覆う位置から退避した位置に配置され定着ニップ部Nを外部に露出させる開状態とに切替可能な搬送ガイド部(出口ガイド板)17と、定着ベルト12、加圧ローラ13、出口ガイド板17を収納及び支持するフレーム19と、を備える。なお、定着ベルト12は、フレーム19に収納、支持される定着ローラ11,加熱ローラを介してフレーム19に間接的に支持される構成となっている。
出口ガイド板17のこれ以外の構成としては、フレーム19の受け部19aに磁石を固定し、突き当て部17cに鉄部材を内包させたものが挙げられる。
ここで、突き当て部17cは、出口ガイド板17においてシート幅方向(軸方向、図6において左右横方向)の少なくとも2ヶ所に設けられることが好ましい。とくに、図6に示すように、出口ガイド板17の幅方向(軸方向)の両端に設けることが好適である。これにより、樹脂製の出口ガイド板17が幅方向で左右対称に受け部19aで支持されるようになり、熱変形を防ぎ、ひいてはシートの適正なガイドが可能となる。
図7に、本発明に係る画像形成装置であるタンデム型のカラー複写機の構成を示す。
カラー複写機である画像形成装置200は、装置本体中央部に位置する画像形成部200Aと、該画像形成部200Aの下方に位置する給紙部200Bと、を有するものであり、画像形成部200Aに本発明の定着装置100を組み込んでいる。
(実施例1)
図6に示す定着装置100(A3サイズ縦を通紙可能な装置)を、以下の条件で作製し、出口ガイド板17の開閉操作を確認した。
(1)出口ガイド板17
(a)突き当て部17c
(i)受け部19aとの当接部分から磁石17dまでの肉厚t=1mm
(ii)設置箇所;1対のガイドアーム17aの側面それぞれに1箇所(合計2ヶ所)
(b)磁石17d;幅3mm×高さ3.5mm×奥行き9mmの直方体のサマリウムコバルト磁石(Sm2Co17(2-17系))
(2)フレーム19
(b)側板19s及び受け部19a;1枚の亜鉛めっき鋼板を板金加工して作製した。
また、磁石17dについて室温から150℃まで加熱し再度室温まで空冷する加熱冷却サイクルを10回繰り返した後に、同様に出口ガイド板17の開閉操作を行ったが、最大荷重は前記初期荷重と同じであった。
12 定着ベルト
12a 温度検知手段
13 加圧ローラ
14 加熱ローラ
14h 熱源
15 テンションローラ
16 分離板
17,97 出口ガイド板(搬送ガイド部)
17a ガイドアーム
17a1 支点
17b ガイド面
17c 突き当て部
17d 磁石
19 フレーム
19a 受け部
19s 側板
91 引張スプリング
92 突起部
93 スプリングフック
99a 受け部
100 定着装置
200 画像形成装置
200A 画像形成部
200B 給紙部
201a,201b 従動ローラ
201Y,201C,201M,201K 感光体
202 転写ベルト
205 転写ローラ
206,207 ローラ
208 給紙トレイ
209 光書込み装置
f 吸着力
N 定着ニップ部
P シート
Claims (13)
- 回動可能に設けられる定着部材と、
前記定着部材に当接し定着ニップ部を形成する加圧部材と、
前記定着ニップ部のシート排出側で、前記加圧部材を覆う位置に配置されガイド面が該定着ニップ部を通過したシートの当該定着装置外への搬送をガイドする位置となる閉状態と、前記加圧部材を覆う位置から退避した位置に配置され前記定着ニップ部を外部に露出させる開状態とに切替可能な搬送ガイド部と、
前記定着部材、加圧部材、搬送ガイド部を収納及び支持するフレームと、を備える定着装置であって、
前記搬送ガイド部が閉状態に配置されるとき、前記搬送ガイド部に設けられた突き当て部と、フレームに設けられた受け部とが当接して、前記加圧部材及び定着ニップ部に対する搬送ガイド部の位置が決められ、
前記突き当て部、受け部のうち、いずれか一方が磁石を含み、他方が強磁性体から構成されることにより、該突き当て部が受け部に所定の力で固定される定着装置。 - 前記突き当て部は、前記搬送ガイド部においてシート幅方向の2ヶ所に設けられる請求項1に記載の定着装置。
- 前記磁石は、キュリー温度が150℃より大の永久磁石である請求項1に記載の定着装置。
- 前記突き当て部は磁石を内包し、前記受け部は強磁性体から構成される請求項1に記載の定着装置。
- 前記搬送ガイド部は、前記突き当て部を含めた一体成型品である請求項4に記載の定着装置。
- 前記突き当て部における受け部との当接部分から磁石までの肉厚は、2mm以下である請求項4に記載の定着装置。
- 前記突き当て部は、凹部を有し、該凹部に前記磁石が挿入されてなる請求項4に記載の定着装置。
- 前記磁石の凹部への挿入方向は、前記搬送ガイド部の開閉切替による突き当て部の移動方向とは異なる請求項7に記載の定着装置。
- 前記搬送ガイド部は、前記ガイド面と、一端が該ガイド面に連設され、他端がフレームに回動可能な支点として固定されたガイドアームとからなり、該ガイドアームの回動操作により当該搬送ガイド部の開閉切替が行われる請求項1に記載の定着装置。
- 前記突き当て部は、前記ガイドアームにおける前記ガイド面と支点との間に設けられる請求項9に記載の定着装置。
- 前記ガイドアームは、前記フレームにおいてシート幅方向左右それぞれに配置された側板よりも内側に配置され、
前記突き当て部及び受け部は、隣接するガイドアームと側板との間に設けられる請求項9に記載の定着装置。 - 前記突き当て部が受け部に固定される力は、前記搬送ガイド部全体として200〜500gfとなる請求項1に記載の定着装置。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の定着装置を備える画像形成装置。
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2008
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