JP2004264398A - 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Atsushi Nakato
淳 中藤
Satohiko Baba
聡彦 馬場
Katsuhiro Echigo
勝博 越後
Takashi Fujita
貴史 藤田
Hisashi Kikuchi
尚志 菊地
Shigeo Kurotaka
重夫 黒高
Hiroyuki Kunii
博之 国井
Yukimichi Someya
幸通 染矢
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Abstract

【課題】安定した定着ベルトの駆動、定着ベルト搬送、定着ニップ部の形成が可能な画像形成装置用の定着装置を提供する。
【解決手段】押圧部材1を定着ベルト2の内部に位置を固定して設置し、加圧ローラ3との間に定着ベルト2を介在させた状態でニップ部を形成する。加圧ローラ3側に設けた弾性部材4が用紙Pの搬送方向の定着ベルト2の内側面に圧接する。押圧部材1の弾性部材4と加圧ローラ3が定着ベルト2を介して圧接して定着ニップ部を形成する。定着ベルト2は、ハロゲンヒータ6を内蔵する加熱ローラ5に掛け回す。定着ベルト2を駆動する駆動ローラ7を、用紙Pの搬送方向でニップ部下流側に設け、定着ベルト2をニップ出口側から引っ張り上げるように連れ回す。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状の記録媒体上に形成してあるトナー画像をその記録媒体に定着させる定着装置、及びこれを用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、加熱定着ローラに加圧ローラを圧接させた定着装置が広く用いられている。この定着装置は、加熱した定着ローラを回転させながら、この回転する定着ローラと加圧ローラとの間にトナーが転写された印刷用紙を通し、トナーを加熱溶融させ、加圧しつつ印刷用紙上に融着させるものである。定着ローラの熱源として一般的にはハロゲンランプを用いたハロゲンヒータが定着ヒータとして使用してある。
【0003】
このような各種画像形成装置では、近年の環境規制、環境保護意識の高まりから、不使用時には定着ヒータへの通電を遮断し、必要な時のみ通電して消費電力を低減させることが行われている。一方このような省エネ型の画像形成装置では、印刷時に定着ローラの表面温度が即座に設定温度まで達する必要がある。従来のハロゲンヒータで加熱する方式では、肉厚を1mm以下にする定着ローラ基体の薄肉化が行われている。これにより定着ローラの熱容量を軽減し、定着ローラを急速に設定温度までに立ち上げることができる。
【0004】
しかし、定着ローラを剛体で形成した場合は定着時に接触面が記録媒体上の凹凸に対して追従しないので、密着接触ができずに微小な光沢ムラ等の画質劣化という問題が生じる。このような不具合は、モノクロ機では特に問題とならないレベルでも、カラー機では特に顕著に現れるため、カラー機の高画質化には定着面に弾性を持たせることが必須であるとしてある。
【0005】
したがってカラー複写機等のカラー機では、定着ローラ、加圧ローラともに弾性層(主にシリコーンゴム)を有し、ローラ内部に設置したハロゲンヒータにより内部から加熱を行う定着装置が主流となっている。しかしながら、このようなローラ定着方式では熱容量が膨大なものとなってしまう上に、ローラ内部からローラ表層への伝熱性が悪いので、通電開始時の立ち上がりが著しく遅くなり、待機時に常に予熱を行わなければならず、省エネルギー化が図れないという問題がある。
【0006】
また近年、カラー機においても弾性層を用いた熱ローラ方式ではない定着方式が検討してある。例えば、導電層を有する薄肉の加熱ベルトを、磁界発生手段が発生する磁界によって誘導加熱し、加熱ベルトと相対して設ける加圧部材との定着ニップ部(以下、単にニップ部等とも記載する。)で、記録媒体上の未定着トナー像を定着する定着装置において、加熱ベルトの内部に、弾性層を有する押圧部材を設け、この押圧部材を加熱ベルトを介して加圧部材に押圧することにより、定着のためのニップ部を形成する定着装置が提案してある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
この特許文献1に記載された例においては次のような問題点を有している。すなわち、近年は立ち上がり時間短縮のために定着ローラ、加圧ローラ等の各部材は低熱容量化しているが、素早い立ち上がりを達成することと引き替えに、部材の強度が弱くなり、そのために大きな圧力を掛けられなくなっている。低圧力化に伴う不具合をカバーするためには、代わりにニップで記録媒体上のトナーを加熱する時間を長くしなければならない。ところが、そのためには低圧力の熱ローラ方式では限界があり、ニップ部形成のために押圧部材等と称する固定式の部材を使用するようになってきている。ところが、特許文献1に記載された技術のように、ニップ部を形成する押圧部材がローラ形状のものではなく、固定した部材であり、加熱ベルトの内側周面と摺動しているため、ニップを形成するための加圧力が加熱ベルトを回転方向に搬送することに対する抵抗力を発生させてしまい、ベルトスリップの原因となっている。なお上述の抵抗力は、広幅の定着ベルトを用いた場合のように、ニップ部の幅が広いほど大きくなる。
【0008】
そこで、ベルトの搬送力を上げるための方法として、内側部材と加圧回転体とが無端ベルトを挟んで形成するニップ部のニップ域外に、無端ベルトを回転駆動するための無端ベルト駆動手段を配設しておき、この駆動手段が、無端ベルトの内側かつニップ部のニップ域外に配設した無端ベルト保持部材と、無端ベルトを挟ませて無端ベルト保持部材に対向して配設した駆動回転体である構成とした加熱装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−148983号公報(図7)
【特許文献2】
特開2001−83822号公報(図11、図14)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献に記載の技術においては、さらに次のような問題点を有している。すなわち、無端ベルトを内側部材に対してルーズに外嵌させているため、安定した搬送力を得られないおそれがある。特に、固定ニップ構成の広幅ベルトを用いた定着における記録媒体の定着ベルトによる搬送に問題がある。
【0011】
また特許文献2に記載された技術では、無端ベルト駆動手段としての駆動ローラの位置をニップ部上流側に位置させているが、そのためには無端ベルトにはある程度の剛性が要求され、剛性が低い薄目の定着ベルト等を用いると、定着ベルトのたわみなどにより、加熱、加圧のためのニップ部の形成やニップ部出口での記録媒体の離型性に問題が出ることが考えられる。
【0012】
本発明は、上記従来の定着装置、画像形成装置における第1の問題点を解決し、安定した定着ベルトの駆動が可能で、したがって安定したベルト搬送が達成可能な技術を提供することを目的とする。
【0013】
また本発明は、上記従来の定着装置、画像形成装置における第2の問題点を解決し、剛性の低い定着ベルトでもニップ部の形成並びにニップ部出口での記録媒体の離型性に問題がないようにすることが可能な技術を提供することを目的とする。
【0014】
さらに本発明は、定着装置としての立ち上がり速度の向上、定着ベルト表面の摺擦傷の低減、定着ベルトに対するグリップ力の向上を図り得る技術を提供することをも目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る定着装置は、上記目的を達成するために、無端状の定着ベルトと該定着ベルトの移動を駆動する駆動ローラとを有し、シート状の記録媒体にトナー画像を加熱、加圧により定着させる定着装置において、上記駆動ローラを、上記記録媒体を加熱、加圧する定着ニップ部の上記定着ベルトの移動方向下流側に配してなることを特徴とする。
【0016】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、無端状の定着ベルトと該定着ベルトの移動を駆動する駆動ローラとを有し、シート状の記録媒体にトナー画像を加熱、加圧により定着させる定着装置において、上記定着ベルトの内側に、上記定着ベルトを上記駆動ローラに対して押し付ける押圧部材を、上記駆動ローラに対向させて設け、かつ該押圧部材を非回転に配してなることを特徴とする。
【0017】
同請求項3に係るものは、上記目的を達成するために、請求項2の定着装置において、上記押圧部材が上記記録媒体を加熱、加圧するための定着ニップ部を形成することを特徴とする。
【0018】
同請求項4に係るものは、上記目的を達成するために、請求項2または3の定着装置において、上記押圧部材が、上記駆動ローラとの接触部位及びその近傍以外の上記定着ベルトの移動方向における上流側及び下流側の部位では上記定着ベルトに接しないことを特徴とする。
【0019】
同請求項5に係るものは、上記目的を達成するために、請求項3または4の定着装置において、上記押圧部材が、上記定着ベルトと接する面に弾性層を設けてなり、該押圧部材と対向配置した加圧部材との間に上記定着ベルトを挟んで上記定着ニップ部を形成するすることを特徴とする。
【0020】
同請求項6に係るものは、上記目的を達成するために、請求項5の定着装置において、上記駆動ローラと上記定着ベルトの間の摩擦力が、上記加圧部材と上記定着ベルトの間の摩擦力よりも大きくなるようにしてなることを特徴とする。
【0021】
同請求項7に係るものは、上記目的を達成するために、請求項6の定着装置において、上記駆動ローラと上記定着ベルトの間の摩擦係数が、上記加圧部材と上記定着ベルトの間の摩擦係数よりも大きくなるようにしてなることを特徴とする。
【0022】
同請求項8に係るものは、上記目的を達成するために、請求項5ないし7のいずれかの定着装置において、上記加圧部材が加圧ローラであり、該加圧ローラに掛かる動トルクを上記駆動ローラに掛かる動トルク以下としてなることを特徴とする。
【0023】
同請求項9に係るものは、上記目的を達成するために、請求項8の定着ローラにおいて、上記加圧ローラの駆動源を備えることを特徴とする。
【0024】
同請求項10に係るものは、上記目的を達成するために、請求項9の定着ローラにおいて、上記加圧ローラと上記駆動ローラの駆動源を、これらローラを等速駆動する同一の動力源としてなることを特徴とする。
【0025】
同請求項11に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1ないし10の定着装置において、上記駆動ローラの表層または表層近傍に断熱層を有することを特徴とする。
【0026】
同請求項12に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1ないし11のいずれかの定着装置において、上記駆動ローラの表層または表層近傍にゴム層等の弾性層を有することを特徴とする。
【0027】
同請求項13に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1ないし11のいずれかの定着装置において、上記駆動ローラと上記定着ベルトが、上記定着ベルトに対して上記記録媒体が通常非接触の部分で圧接していることを特徴とする。
【0028】
本発明の請求項14に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、潜像担持体に静電潜像を形成し、上記静電潜像を現像して得られるトナー画像をシート状の記録媒体に定着して画像形成する装置であって、トナー画像を上記記録媒体に定着する定着装置が上記請求項1ないし13のいずれかの定着装置であることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の実施対象となる電子写真方式のフルカラープリンタを示す。図1において、箱状の装置本体101内には複数個の像担持体ユニットとしての感光体ユニット102Y、102M、102C、102Kがそれぞれ装置本体101に対して着脱可能に装着してある。装置本体101内の略中央部には、転写部材であり記録媒体の担持体となる転写ベルト103を有する転写手段60が配置してある。転写ベルト103は、その1つに回転駆動力を伝達する複数のローラに架け渡して矢印Aで示す方向に回転駆動可能に設けてある。転写ベルト103は、像担持体としてのドラム状の感光体104Y、104M、104C、104Kの表面に圧接可能に設けてある。本例において、転写手段60には接触転写方式を採用している。
【0030】
感光体ユニット102Y〜102Kは、感光体104Y、104M、104C、104Kを有し、各感光体104Y〜104Kの表面が転写ベルト103と接触するようにして転写ベルト103の上方に配設してある。感光体ユニット102Y〜102Kの配列は、感光体ユニット102Yが記録材給送側に、感光体ユニット102Kが定着装置109側に位置し、それらの間に感光体ユニット104Y、104M、104C、104Kが順に位置している。なお感光体としては、ベルト状の感光体を用いてもよい。
【0031】
各感光体104Y〜104Kに対向させて現像手段となる現像装置105Y、105M、105C、105Kがそれぞれ配置してある。現像装置105Y〜105Kは、複数色、例えばイエロー(以下Yという)、マゼンタ(以下Mという)、シアン(以下Cという)、ブラック(以下Kという)の各トナーとキャリアを有する2成分現像剤を、それぞれ感光体104Y〜104K上に形成された静電潜像に供給し、各静電潜像を現像するものである。
【0032】
感光体ユニット102Y〜102Kの図中上方には、露光手段としての書き込み装置106が配置してある。また感光体ユニット102Y〜102Kの図中下方には、両面ユニット107が配置してあり、両面ユニット107の図中下方には、サイズの異なる記録媒体としての用紙Pが収納可能なカセット113、114が配設してある。さらに、装置本体101の図中左側には反転ユニット108が配置してあり、同じく右側には手差しトレイ115が矢印B方向に開閉可能に設けてある。またさらに、定着装置109による用紙Pの搬送方向下流側には反転搬送路110が分岐させて形成してあり、用紙Pを反転搬送路110に配置した排出ローラ111によって装置上部に設けた外部トレイ112に案内するようになっている。
【0033】
感光体ユニット102Y〜102Kは、感光体104Y〜104K上にY、M、C、K各色に対応するのトナー像を形成するためのユニットであり、各感光体104Y〜104Kを帯電させる帯電手段としての帯電装置80Y、80M、80C、80Kを付設してある。感光体ユニット102Y〜102K及び帯電装置80Y〜80Kは、装置本体101に配置する場所を除いては同一構成となっている。また帯電装置80Y〜80Kは、対応関係の感光体104Y〜104Kの表面を均一に帯電するもので、感光体104Y〜104Kの表面に接触する帯電部材としての周知の帯電ローラをそれぞれ備えている。
【0034】
両面ユニット107は、対をなす搬送ガイド41、42と、複数の搬送ローラ対43を備えている。両面ユニット107は、用紙Pの両面に画像を形成する両面画像形成モード時に、片面に画像を形成されてから反転ユニット108の反転搬送路44に搬送されてスイッチバック搬送されることで表裏が反転した用紙Pを受け入れ、これを感光体104Y〜104Kと転写ベルト103との間に形成する転写部へと再搬送するようになっている。
【0035】
反転ユニット108は、複数の搬送ローラと、複数の搬送ガイド板とからなり、両面画像形成モード時に片面画像形成後の用紙Pを、その表裏を反転させて両面ユニット107へ送り出す機能や、画像形成後の用紙Pをそのままの向きで機外へ排出する機能、画像形成後の用紙Pを、その表裏を反転させて機外へ排出する機能を備えている。またカセット113、114が配置してある記録材給送部には、カセット113、114上の用紙Pを1枚ずつに分離して給送する記録材分離部45、46が設けてある。さらに転写ベルト103の内側には、転写手段としての転写ブラシ47、48、49、50が感光体104Y〜104Kに対向させて設けてある。
【0036】
次にこのようなフルカラープリンタの動作を説明する。図示しない操作部により画像形成が指示されると、感光体104Y〜104Kがこれも図示しない駆動源により回転駆動されて時計回り方向に回転する。感光体ユニット102Y〜102Kの各帯電ローラは、図示しない電源から帯電バイアスが印加されて感光体104Y〜104Kをそれぞれ一様に帯電させる。感光体104Y〜104Kは、それぞれ帯電ローラにより一様に帯電された後に書き込み装置106にて、Y、M、C、K各色の画像データで変調されたレーザ光により露光されて、各表面に静電潜像が形成される。これら感光体104Y〜104K上の静電潜像は、感光体104Y〜104Kの回転と、現像装置105Y〜105Kの現像剤担持体としての図示しない現像スリーブが図示しない駆動源で回転駆動されることにより現像され、Y、M、C、K各色のトナー像となる。
【0037】
カセット113、114のうち選択された方のカセットからは、1枚の用紙Pが分離されて、感光体ユニット102Yよりも記録材給送部側に配設したレジストローラ51へ給送される。本例では、装置本体101の右側に配置した手差しトレイ115からも用紙Pがレジストローラ51へ給送可能となっている。レジストローラ51は、これら用紙Pを感光体104Y〜104K上のトナー像と先端が一致するタイミングで転写ベルト103上へ送り出す。送り出された用紙Pは、吸着ローラ52によって帯電させた転写ベルト103に静電的に吸着されて各転写部へと搬送される。
【0038】
搬送された用紙Pには、各転写部を順に通過する際に、転写ブラシ47〜50により感光体104Y〜104K上のY、M、C、K各色のトナー像を順次重ね合わせて転写することで、4色重ね合わせのフルカラートナー像を形成する。そして定着装置109により用紙Pにフルカラートナー像を溶融定着させ、その後、指定モードに応じた記録材排出路に用紙Pを通し、外部トレイ112へ反転排出するか、あるいは定着装置109から直進させて反転ユニット8内を通してストレートに排出する。
【0039】
この画像形成装置において、両面画像形成モードが選択してあるときには、用紙Pの片面にトナー像を形成し、定着装置109でトナー像を定着させ、反転ユニット108内の反転搬送路44内を通ってスイッチバックにより表裏反転させ、両面ユニット107に搬送し、そこから再給送して表面画像形成時と同様に裏面に画像を形成して排出する。
【0040】
以上の作像動作は、4色重ね合わせのフルカラーモードを図示しない操作部で選択したときの動作であるが、3色重ね合わせのフルカラーモードを操作部で選択したときには、Kトナー像の形成を省略してY、M、C3色のトナー像の重ね合わせによるフルカラー画像を用紙P上に形成する。また、白黒画像形成モードを操作部で選択したときには、Kトナー像の形成のみを行って白黒画像を用紙P上に形成する。
【0041】
<定着装置の第1実施形態>
図2は、本発明に係る定着装置の第1の実施形態の概略断面図、図3は、図2の定着装置の概略正面図である。本実施形態の定着装置109は、主に、押圧部材1、定着ベルト2、押圧部材1に対向設置した加圧部材としての加圧ローラ3、定着ベルト2を加熱するための加熱ローラ5及び定着ベルト2を図中矢印方向へ移動させるための駆動ローラ7からなる。加熱ローラ5はハロゲンヒータ6を内蔵している。
【0042】
押圧部材1は定着ベルト2の内部に位置を固定して設置してあり、加圧ローラ3との間に定着ベルト2を介在させた状態でニップ部を形成するために、用紙Pの搬送方向で所要寸法の幅を有する。そして、この幅方向のほぼ全体にわたって、加圧ローラ3側の凹部に設けた弾性部材4が用紙Pの搬送方向の定着ベルト2の内側面に圧接するように、バネ等の加圧手段1cにより付勢してある。なお図示の例では、用紙Pの搬送方向と直交する方向での押圧部材1の断面形状を略H字形状としてあるが、もちろんこの形状のものには限定されない。
【0043】
加圧ローラ3は、押圧部材1に対し、定着ベルト2を介在させた状態でバネ等の加圧手段3aにより一定の加圧力で押し当ててある。すなわち、押圧部材1の弾性部材4と加圧ローラ3が定着ベルト2を介して圧接することにより定着のためのニップ部を形成している。
【0044】
定着ベルト2は、例えば図4に示すように、基材層2a、弾性層2b、表面離型層2cその他の所要の層(各層の素材、性状、厚さ等は公知かつ同種のものと同様のものであってよい。実施例を後述する。)からなり、図示のように無端環状に形成してあり、その内側で弾性部材4とそれを保持する押圧部材1と摩擦摺動して回転する。弾性部材4及び押圧部材1のニップ部出側と入側に設けた搬送ガイド部1a、1bの図中下端部及び外側面とが定着ベルト2と接触する形状を有している。
【0045】
また定着ベルト2は、ハロゲンヒータ6により加熱される加熱部材としての加熱ローラ5に掛け回してあり、接触面で加熱されるようになっている。加熱ローラ5は、バネ等の加圧手段5aにより図中上方へ一定の張力で引っ張り付勢してあり、押圧部材1が定着ベルと2を図中下方へ押し下げ付勢することともあいまって、ニップ部出口において定着ベルト1にたるみが出ないようにしている。
【0046】
なお定着装置としての熱的な立ち上がりを早急なものとするため、加圧ローラ3と加熱ローラ5は例えば肉厚が1mm以下の薄肉ローラを用いるとよい。
【0047】
駆動ローラ7は、用紙Pの搬送方向でニップ部下流側(すなわち出口側)に位置し、定着ベルト2を介して押圧部材1の搬送ガイド部1a、1bのうちニップ部下流側に位置する搬送ガイド部1bの外側面に、バネ等の加圧手段7cにより一定の加圧力で付勢しつつ押し当ててある。このため、押圧部材1のニップ部出側の搬送ガイド部1bは、加圧力に耐え得るような厚さとしてある。図では搬送ガイド部1bを搬送ガイド部1aより厚く描くことでこれを示してあるが、もちろん両搬送ガイド部1a、1bを同等の性状、機能のものとしてもよいし、加圧力に耐えるために厚さを増す以外の手段を講じてもよい。
【0048】
駆動ローラ7の軸端にはギヤ8が設けてあり、図示しないモータ等の駆動源によってトルクをギヤ8に伝達して駆動ローラ7を図中矢印方向に回転させると、押圧部材1のニップ部出側の搬送ガイド部1b外周面との間に挟んだ部位で定着ベルト2をニップ出口側から引っ張り上げるように連れ回す。すなわち、駆動ローラ7と押圧部材1で定着ベルト2を挟み込むことによって、より大きな搬送力を得ている。
【0049】
また、加圧ローラ3に掛かる動トルクが駆動ローラ7に掛かる動トルク以下になるように構成する。それによって、ニップ部における定着ベルト2のスリップがなくなり、安定したベルト搬送を実現できるだけでなく、ニップ部出口付近での定着ベルト2のたるみも防止できる。
【0050】
また、駆動ローラ7と定着ベルト2の間に発生する摩擦力が加圧ローラ3と定着ベルト2の間に発生する摩擦力よりも大きくなるように構成する。換言すれば、駆動ローラ7と定着ベルト2の間の摩擦係数が加圧ローラ3と定着ベルト2の間の摩擦係数よりも大きくなるように、各部材の表層材料を選ぶ。そのようにすることにより、駆動ローラ7の加圧力を増大させることなく、定着ベルト2の搬送力を容易に上げることができるようになる。
【0051】
<定着装置の第2実施形態>
図5は、本発明に係る定着装置の第2の実施形態の概略断面図である。この実施形態における定着装置109は、駆動ローラ7の軸にもうけたギヤ8に加え、加圧ローラ3の軸にもギヤ8aを設け、両ギヤ8、8aの間に中間ギヤ8bを配し、加圧ローラ3のギヤ8aに、図示しないモータ等の動力源により回転駆動する駆動ギヤ8cを噛み合わせてある。
【0052】
すなわち、駆動ギヤ8cを回転させることによって、ギヤ8a、8b、8の順に動力を伝達させ、加圧ローラ3と駆動ローラ7を同一の動力源により同時駆動及び等速駆動する。加圧ローラ3も駆動することにより、駆動ローラ7にかかる負荷を低減させ得るだけでなく、同時かつ等速駆動のため、ニップ部出口における定着ベルト2のたるみ発生を防止している。なおその他の構成、動作については先の実施形態と同様なので説明を省略する。
【0053】
<第3の実施形態>
図6は、本発明に係る定着装置の第3の実施形態の概略断面図である。この実施形態における定着装置109は、おおむね第1の実施形態と同一の構成を有するが、駆動ローラ7は芯金7aの表層にゴム層7bを有する構成となっている。ゴム層7bは断熱性がより高いものが望ましい。すなわち駆動ローラ7の表層の断熱性が高ければ、定着装置の立ち上がり時に駆動ローラ7への熱の逃げが少なくなるので、熱的な立ち上がり速度の低下を防ぐことができる。また、定着ベルト2の表層への加傷を低減させ、定着ベルト2との摩擦力向上による回転搬送力の向上が期待できる。
【0054】
<第4の実施形態>
図7は、本発明の第4の実施形態の概略正面図である。本実施形態の定着装置109は、駆動ローラは芯金7aの両端の非通紙領域にコロ7d、7eを有する構成となっており、定着ベルト2の中央側の通紙領域には、駆動ローラの接触部分が存在しないようにしてある。すなわち、コロ7d、7eが定着ベルト2に接触する部位が非通紙領域であるため、定着ベルト2の表面に摺擦傷が発生してしまっても、その影響による異常画像を防止することができる。
【0055】
<実施例>
図4をもとにして既に述べたように、定着ベルト2は押圧部材1と接する内側から、基材層2a、弾性層2b、離型層2cと積層してあるが、基材層2aには耐熱性樹脂を用い、材質としては例えばポリイミド、ポリアミドイド、ポリエーテルケトン(PEEK)等を使用するとよい。その厚さは例えば50〜125μmが望ましく、これより薄い場合は充分な強度が得られずに耐久性が低くなり、また剛性も低くなって定着ベルト2の搬送性が悪くなる。逆に上記値より厚い場合は、定着ベルト2自体の熱容量が大きくなってしまうので、定着装置全体の高速な立ち上がりを阻害してしまう。弾性層2bは充分に軟らかくて耐熱性がある材料、例えばシリコーンゴムが望ましい。またその厚さは100〜300μmの範囲が望ましく、これより薄い場合は、弾性層2bの持つ効果が充分に活かされず、記録媒体である用紙P等の表面の凹凸に追従することが難くなる。また、これより厚い場合は定着ベルト2自体の熱容量が大きくなってしまうので、定着装置全体の高速な立ち上がりを阻害してしまう。そして離型層2cは、フッ素系樹脂、高離型シリコーンゴム等からなる耐熱離型層として構成し、その厚さは10〜30μmの範囲とすることが、良好な定着性、耐久性及び熱応答性を得る条件として望ましい。
【0056】
なお上述してきた実施形態では、押圧部材1が駆動ローラ7との接触部位及びその近傍と、ニップ部の定着ベルト2の移動方向における上流側及び下流側の部位で定着ベルト2に接触しているが、本発明はこれに限定されず、駆動ローラ7との接触部位及びその近傍以外の定着ベルト2の移動方向における上流側及び下流側の部位では定着ベルト2に接触しない構造としても良い。押圧部材1が定着ベルト2と接触する面積を減らせば、いっそう立ち上がり時の押圧部材1への熱ロスを低下させることによって、立ち上がり速度が速くなる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に係る定着装置は、以上説明してきたように、定着ベルトの移動を駆動する駆動ローラを、記録媒体を加熱、加圧する定着ニップ部の定着ベルトの移動方向で下流側に配してなるので、定着ベルトを用いた固定ニップ構成、特に広幅の定着ベルトを固定ニップ構成で用いた場合における通紙時の定着ベルトの安定した駆動が可能となり、ベルト搬送性が向上する。
【0058】
請求項2に係る定着装置は、以上説明してきたように、無端状の定着ベルの内側に、定着ベルトを駆動ローラに対して押し付ける押圧部材を対向させて設け、かつ押圧部材を非回転に配してなるので、剛性の低い定着ベルトを用いた場合でも、定着ベルトをほとんどたわませずに安定した定着ニップ部を形成でき、定着ニップ部出口での記録媒体の離型性も安定する。
【0059】
請求項3に係る定着装置は、以上説明してきたように、押圧部材が記録媒体を加熱、加圧するための定着ニップ部を形成する構成としてなるので、請求項2の定着装置と共通する効果に加え、さらに安定して定着ベルトをたわませないようにすることができる。
【0060】
請求項4に係る定着装置は、以上説明してきたように、押圧部材が駆動ローラとの接触部位及びその近傍以外の定着ベルトの移動方向における上流側及び下流側の部位で定着ベルトに接しない構成としてなるので、請求項2または3の定着装置と共通する効果に加え、押圧部材がベルトと接する面積を減らすことになるので、立ち上がり時の押圧部材への熱ロスを低下させ、立ち上がり速度の向上を図れる。
【0061】
請求項5に係る定着装置は、以上説明してきたように、押圧部材の定着ベルトと接する面に弾性層を設け、押圧部材と対向配置した加圧部材との間に定着ベルトを挟んで定着ニップ部を形成する構成としてなるので、請求項3または4の定着装置と共通する効果に加え、さらに安定した定着ニップ部を形成でき、定着ニップ部出口での記録媒体の離型性もいっそう安定する。
【0062】
請求項6に係る定着装置は、以上説明してきたように、駆動ローラと定着ベルトの間の摩擦力が、加圧部材と定着ベルトの間の摩擦力よりも大きくなるようにしてなるので、請求項5の定着装置と共通する効果に加え、定着ベルトの搬送性を高めることができる。
【0063】
請求項7に係る定着装置は、以上説明してきたように、駆動ローラと定着ベルトの間の摩擦係数が、加圧部材と定着ベルトの間の摩擦係数よりも大きくなるようにしてなるので、請求項6の定着装置と共通する効果に加え、駆動ローラの加圧力を増大させることなく定着ベルトの搬送力を上げることができ、特に広幅ベルトを用いた定着ベルトの搬送性を高めることができる。
【0064】
請求項8に係る定着装置は、以上説明してきたように、加圧部材である加圧ローラに掛かる動トルクを駆動ローラに掛かる動トルク以下としてなるので、請求項5ないし7のいずれかの定着装置と共通する効果に加え、いっそう安定して定着ベルトのたるみ発生を防止できる。
【0065】
請求項9に係る定着装置は、以上説明してきたように、加圧ローラの駆動源を備える構成としてなるので、請求項8の定着ローラと共通する効果に加え、加圧ローラにも動力を持たせることによって駆動ローラに掛かる負荷を低減させることができ、定着ベルトに対する駆動ローラによる駆動力の補助とすることができる。
【0066】
請求項10に係る定着装置は、以上説明してきたように、加圧ローラと駆動ローラの駆動源を同一の動力源としてこれらローラを等速駆動する構成としてなるので、請求項9の定着ローラと共通する効果に加え、いっそう安定して定着ベルトのたるみ発生を防止できる。
【0067】
請求項11に係る定着装置は、以上説明してきたように、駆動ローラの表層または表層近傍に断熱層を有する構成としてなるので、請求項1ないし10の定着装置と共通する効果に加え、立ち上がり時の熱ロスをいっそう低下させ、立ち上がり速度の向上を図れる。
【0068】
請求項12に係る定着装置は、以上説明してきたように、駆動ローラの表層または表層近傍にゴム層等の弾性層を有する構成としてなるので、請求項1ないし11の定着装置と共通する効果に加え、定着ベルト表面の摺擦傷低減及び定着ベルトに対して摺接する駆動ローラのグリップ力が向上する。
【0069】
請求項13に係る定着装置は、以上説明してきたように、駆動ローラを定着ベルトに対して記録媒体が通常非接触の部分で圧接する構成としてなるので、請求項1ないし11のいずれかの定着装置と共通する効果に加え、記録媒体に形成された画像と定着ベルト表面の接触による摺擦傷を防止できる。
【0070】
請求項14に係る画像形成装置装置は、以上説明してきた請求項1ないし13のいずれかの定着装置を用いることにより、これら定着装置と共通する効果を奏し、安定した画像形成ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施対象となる電子写真方式のフルカラープリンタを示す概略断面図である。
【図2】本発明に係る定着装置の第1の実施形態の概略断面図である。
【図3】図2の定着装置の概略正面図である。
【図4】本発明の実施形態で使用する定着ベルトの構造を示す概略断面図である。
【図5】本発明に係る定着装置の第2の実施形態の概略断面図である。
【図6】本発明に係る定着装置の第3の実施形態の概略断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態の概略正面図である。
【符号の説明】
1 押圧部材
2 定着ベルト
3 加圧ローラ
4 弾性部材
5 加熱ローラ
6 ハロゲンヒータ
7 駆動ローラ
7a 駆動ローラの芯金
7b 同芯金表層のゴム層
7c 加圧手段
7d、7a コロ
8、8a、8b、8c ギヤ
60 転写手段
80Y〜80K 帯電装置
101 フルカラープリンタの装置本体
103 転写ベルト
102Y〜102K 感光体ユニット
104Y〜104K 感光体
105Y〜105K 現像装置
106 書き込み装置
107 両面ユニット
108 反転ユニット
109 定着装置
110 反転搬送路
111 排出ローラ
112 外部トレイ
113、114 カセット
115 手差しトレイ
P 用紙

Claims (14)

  1. 無端状の定着ベルトと該定着ベルトの移動を駆動する駆動ローラとを有し、シート状の記録媒体にトナー画像を加熱、加圧により定着させる定着装置において、上記駆動ローラを、上記記録媒体を加熱、加圧する定着ニップ部の上記定着ベルトの移動方向下流側に配してなることを特徴とする定着装置。
  2. 無端状の定着ベルトと該定着ベルトの移動を駆動する駆動ローラとを有し、シート状の記録媒体にトナー画像を加熱、加圧により定着させる定着装置において、上記定着ベルトの内側に、上記定着ベルトを上記駆動ローラに対して押し付ける押圧部材を、上記駆動ローラに対向させて設け、かつ該押圧部材を非回転に配してなることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2の定着装置において、上記押圧部材が上記記録媒体を加熱、加圧するための定着ニップ部を形成することを特徴とする定着装置。
  4. 請求項2または3の定着装置において、上記押圧部材が、上記駆動ローラとの接触部位及びその近傍以外の上記定着ベルトの移動方向における上流側及び下流側の部位では上記定着ベルトに接しないことを特徴とする定着装置。
  5. 請求項3または4の定着装置において、上記押圧部材が、上記定着ベルトと接する面に弾性層を設けてなり、該押圧部材と対向配置した加圧部材との間に上記定着ベルトを挟んで上記定着ニップ部を形成するすることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項5の定着装置において、上記駆動ローラと上記定着ベルトの間の摩擦力が、上記加圧部材と上記定着ベルトの間の摩擦力よりも大きくなるようにしてなることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項6の定着装置において、上記駆動ローラと上記定着ベルトの間の摩擦係数が、上記加圧部材と上記定着ベルトの間の摩擦係数よりも大きくなるようにしてなることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項5ないし7のいずれかの定着装置において、上記加圧部材が加圧ローラであり、該加圧ローラに掛かる動トルクを上記駆動ローラに掛かる動トルク以下としてなることを特徴とする定着装置。
  9. 請求項8の定着ローラにおいて、上記加圧ローラの駆動源を備えることを特徴とする定着装置。
  10. 請求項9の定着ローラにおいて、上記加圧ローラと上記駆動ローラの駆動源を、これらローラを等速駆動する同一の動力源としてなることを特徴とする定着装置。
  11. 請求項1ないし10の定着装置において、上記駆動ローラの表層または表層近傍に断熱層を有することを特徴とする定着装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかの定着装置において、上記駆動ローラの表層または表層近傍にゴム層等の弾性層を有することを特徴とする定着装置。
  13. 請求項1ないし11のいずれかの定着装置において、上記駆動ローラと上記定着ベルトが、上記定着ベルトに対して上記記録媒体が通常非接触の部分で圧接していることを特徴とする定着装置。
  14. 潜像担持体に静電潜像を形成し、上記静電潜像を現像して得られるトナー画像をシート状の記録媒体に定着して画像形成する装置であって、トナー画像を上記記録媒体に定着する定着装置が上記請求項1ないし13のいずれかの定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
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