JP2010083816A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】整髪保持力に優れるとともに、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感がなく、滑らかな指通りに優れ、自然なツヤを付与することができる毛髪化粧料の提供。
【解決手段】(A)水、(B)カルボキシル基含有皮膜形成ポリマーおよび(C)アミンアルキレンオキサイド付加物からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有してなる毛髪化粧料とする。所望により、(D)多価アルコールを含有させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関する。
従来より、整髪性を付与するために、種々の皮膜形成ポリマーが用いられている。中でも、整髪保持力に優れるカルボキシル基を含有するアニオン性の皮膜形成ポリマーが汎用されている。しかしながら、毛髪を整髪するのに有効な量のカルボキシル基含有皮膜形成ポリマーを配合すると、毛髪を十分に固定して整髪することができたとしても、ごわつき感が生じ、滑らかな指通りに劣るといった問題がある。更には、形成された皮膜により、毛髪にギラギラとした不自然なツヤを与えるといった問題もある。
このような問題点を解決するために、皮膜形成ポリマーにより形成される被膜を柔軟にし、使用感を向上させる試みがなされている。具体的には、アニオン性ポリマーとシリコーン類とを含有させた毛髪化粧料(例えば、特許文献1を参照)、皮膜形成性ポリマーと界面活性剤と油剤とを含有させたエアゾール組成物(例えば、特許文献2を参照)、皮膜形成樹脂と糖アルコールを含有する泡沫状頭髪化粧料(例えば、特許文献3を参照)などが提案されている。
しかしながら、このような試みに拠って皮膜形成ポリマー特有のごわつき感をある程度改善することはできるものの、べたつき感が生じ、整髪保持力を著しく低下させてしまうといった問題がある。また、これら試みによっても毛髪のツヤ感において満足いくものではない。
一方、毛髪に自然なツヤを付与する試みもなされている。具体的には、毛髪セットポリマーとカチオン性界面活性剤とシリコーンオイルとを含有する毛髪用化粧料(例えば、特許文献4を参照)や、毛髪セットポリマーとシリコーンオイルと多価アルコールとを含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献5を参照)などが提案されている。
しかしながら、このような試みに拠って自然なツヤを付与することはできるものの、毛髪にしっとりとした感触が生じ、整髪保持力に劣るといった問題がある。
特開平6−100418号公報 特開平9−143039号公報 特開2002−60321号公報 特開平6−87725号公報 特開2005−255533号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、整髪保持力に優れるとともに、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感がなく、滑らかな指通りに優れ、自然なツヤを付与することができる毛髪化粧料を提供することを課題とする。
即ち、請求項1に係る発明は、(A)水、(B)カルボキシル基含有皮膜形成ポリマーおよび(C)下記一般式(式1)で表されるアミンアルキレンオキサイド付加物からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有してなる毛髪化粧料に関する。
Figure 2010083816
(式中、Rは、炭素数8〜20のアルキル基若しくはアルケニル基又は下記一般式(式2)を示す。Rは、水素原子又はメチル基を示し、nは、1〜25の整数を示す。)
Figure 2010083816
(式中、RおよびRは、式1と同じである。)
請求項2に係る発明は、(B)成分を(C)成分により中和することを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料に関する。
請求項3に係る発明は、更に、(D)多価アルコールを含有してなる請求項1又は2に記載の毛髪化粧料に関する。
本発明の毛髪化粧料は、整髪保持力に優れるとともに、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感がなく、滑らかな指通りに優れ、自然なツヤを付与することができるという効果を奏する。
本発明の毛髪化粧料は、(A)水、(B)カルボキシル基含有皮膜形成ポリマーおよび(C)アミンアルキレンオキサイド付加物を含有する。
(A)成分の水は、化粧料原料として使用できるものであれば特に限定はされないが、通常、精製水が用いられる。本発明における水の含有量は、所望の効果を発揮することができれば特に限定されないが、化粧料中、0.1〜90重量%の範囲で調製されることが好ましく、より好ましくは1〜80重量%である。
(B)成分のカルボキシル基含有皮膜形成ポリマーの具体例としては、例えば、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、アクリル酸アルキル・メタクリル酸・シリコン共重合体、アクリル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体、アクリレーツ/アクリル酸ヒドロキシアルキル共重合体、アクリレーツ/アクリル酸ヒドロキシエステル共重合体、ビニルメチルエーテル/マレイン酸エチル共重合体、ビニルメチルエーテル/マレイン酸ブチル共重合体などを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。好適な(A)成分としては、整髪保持力に優れる観点から、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、アクリル酸アルキル・メタクリル酸・シリコン共重合体を用いることが好ましい。
尚、本発明に用い得る(B)成分は、市販品をそのまま使用することもできる。アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体の市販品としては、例えば、AMPHOMER 28−4910,LV−41,LV−71,SH30,SH37,SH701,SH701N(商品名,何れも日本エヌエスシー社製)などを例示することができる。酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体の市販品としては、例えば、RESYN−28−2930(商品名,日本エヌエスシー社製)などを例示することができる。アクリル酸アルキル・メタクリル酸・シリコン共重合体の市販品としては、ルビフレックスSilk(商品名,ビーエーエスエフ社製)などを例示することができる。
(B)成分の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、整髪保持力の観点から、化粧料中、0.1重量%以上が好ましく、より好ましくは1重量%以上である。また、使用感の観点から、20重量%以下が好ましく、より好ましくは15重量%以下である。これらの観点から、(A)成分の含有量は、0.1〜20重量%が好ましく、より好ましくは1〜15重量%である。
(B)成分のカルボキシル基含有皮膜形成ポリマーは、通常、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、アミノメチルプロパノールなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基;アルギニンなどの塩基性アミノ酸などの塩基性物質により中和される。しかしながら、本発明においては、(B)成分特有のごわつき感を低減し、滑らかな指通りを付与するとともに、自然なツヤを付与する観点から、後述する(C)成分の特定のアミンアルキレンオキサイド付加物を用いて、(B)成分を中和することが好ましい。
(C)成分のアミンアルキレンオキサイド付加物は、下記一般式(式1)で表される化合物である。
Figure 2010083816
(式中、Rは、炭素数8〜20のアルキル基若しくはアルケニル基又は下記一般式(式2)を示す。Rは、水素原子又はメチル基を示し、nは、1〜25の整数を示す。)
Figure 2010083816
(式中、RおよびRは、式1と同じである。)
尚、上記(C)成分は、公知の方法により製造することができる。例えば、アルキルアミン、アルケニルアミンおよびこれらの混合物などのアミン化合物、若しくは、N−アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−アルケニル−1,3−ジアミノプロパンおよびこれらの混合物などのジアミン化合物に、アルキレンオキサイドを付加反応させることにより製造する方法などを例示することができる。
具体的なアミン化合物としては、例えば、オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、トリデシルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オクタデシルアミン、ノナデシルアミン、イコシルアミンなどのアルキルアミン;オクタデセニルアミン、オクタデカジエニルアミンなどのアルケニルアミン;牛脂アルキルアミン、硬化牛脂アルキルアミン、ヤシアルキルアミン、パームアルキルアミン、大豆アルキルアミンなどのアルキルアミンとアルケニルアミンの混合物などを例示することができる。これらアミン化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
具体的なジアミン化合物としては、例えば、N−オクチル−1,3−ジアミノプロパン、N−ノニル−1,3−ジアミノプロパン、N−デシル−1,3−ジアミノプロパン、N−ウンデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−ドデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−トリデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−テトラデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−ペンタデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−ヘキサデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−ヘプタデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−オクタデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−ノナデシル−1,3−ジアミノプロパン、N−イコシル−1,3−ジアミノプロパンなどのN−アルキル−1,3−ジアミノプロパン;N−オクタデセニル−1,3−ジアミノプロパン、N−オクタデカジエニル−1,3−ジアミノプロパンなどのN−アルケニル−1,3−ジアミノプロパン;N−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−硬化牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−ヤシアルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−パームアルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−大豆アルキル−1,3−ジアミノプロパンなどのN−アルキル−1,3−ジアミノプロパンとN−アルケニル−1,3−ジアミノプロパンの混合物などを例示することができる。これらジアミン化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
アルキレンオキサイドを付加させるには、まず、アミン化合物をオートクレーブなどの耐圧容器に加え、窒素ガスやアルゴンガスなどの不活性ガスで置換し、90〜140℃に昇温する。次いで、アミン化合物1モルに対し、1.5〜2モル(ジアミン化合物を用いた場合は、2.5〜3モル)のアルキレンオキサイドを1〜5時間かけて徐々に圧入させ、下記一般式(式3)で表される化合物を生成させる。
Figure 2010083816
(式中、RおよびRは、式1と同じである。)
次いで、必要モル数のアルキレンオキサイドを、70〜110℃の温度条件下で、先と同様に1〜10時間かけて徐々に圧入させることで、上記一般式(式1)で表されるアミンアルキレンオキサイド付加物とすることができる。また、付加反応の圧力条件は、特に限定されないが、温度管理や反応時間の観点から、0.1〜1MPaの条件下が好ましく、より好ましくは0.1〜0.5MPaである。
付加させる好適なアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドを例示することができる。これらアルキレンオキサイドは、それぞれ単独で用いてもよく、組合せて用いることもできる。また、本発明においては、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドを併用する場合、ブロック状に付加されていても、ランダム状に付加されていても、何れの形態でも良い。
また、上記付加反応においては、生産性の観点から、触媒を用いて反応させることが好ましい。用いられる触媒としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、N,N−ジメチルドデシルアミン、N,N−ジエチルメチルアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノールなどの第3アルキルアミン;水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化ルビジウムなどのアルカリ金属水酸化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、セシウムメトキシド、セシウムエトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド;テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラメチルアンモニウムクロライドなどを例示することができる。これら触媒の添加量は、特に限定されないが、生産性の観点から、原料の全仕込み量の0.01〜3重量%を添加させることが好ましい。
上記の製造方法により得られうる具体的な(C)成分としては、例えば、ポリオキシエチレン(2)ヤシアルキルアミン、ポリオキシエチレン(15)ヤシアルキルアミン、ポリオキシエチレン(2)オレイルアミン、ポリオキシエチレン(10)オレイルアミン、ポリオキシエチレン(5)大豆アルキルアミン、ポリオキシエチレン(15)大豆アルキルアミン、ポリオキシエチレン(2)牛脂アルキルアミン、ポリオキシエチレン(15)牛脂アルキルアミン、ポリオキシエチレン(2)硬化牛脂アルキルアミン、ポリオキシエチレン(10)硬化牛脂アルキルアミンなどのアミンエチレンオキサイド付加物;ポリオキシプロピレン(2)ポリオキシエチレン(2)ココアルキルアミン、ポリオキシプロピレン(4)ポリオキシエチレン(4)ココアルキルアミン、ポリオキシプロピレン(8)ポリオキシエチレン(8)ココアルキルアミンなどのアミンエチレンオキサイドプロピレンオキサイド付加物;N,N’,N’−ポリオキシエチレン(3)−N−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N,N’,N’−ポリオキシエチレン(15)−N−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパンなどのジアミンエチレンオキサイド付加物などを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。尚、上記括弧内は、アルキレンオキサイドの付加モル数を表す。
尚、本発明に用い得る(C)成分は、市販品をそのまま使用することもできる。アミンエチレンオキサイド付加物の市販品としては、例えば、エソミンC/12、C/25、O/12、O/20、S/15、S/25、T/12、T/25、HT/12、HT/20(商品名,何れもライオン・アクゾ社製)などを例示することができる。アミンエチレンオキサイドプロピレンオキサイド付加物の市販品としては、例えば、エソプロポミンC18/18(商品名,ライオン・アクゾ社製)などを例示することができる。ジアミンエチレンオキサイド付加物の市販品としては、例えば、エソデュオミンT/13、T/25(商品名,何れもライオン・アクゾ社製)などを例示することができる。
(C)成分の含有量は、(B)成分の一部若しくは全部を中和することができる量であれば特に限定されないが、通常、化粧料中、0.01重量%以上が好ましく、より好ましくは0.1重量%以上である。また、使用感の悪化の観点から、30重量%以下が好ましく、より好ましくは20重量%以下である。これらの観点から、(C)成分の含有量は、0.01〜30重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜20重量%である。
本発明の毛髪化粧料には、ごわつき感を更に低減する観点から、(D)多価アルコールを含有させることができる。用いられる(D)成分としては、グリコール類、グリセリン類などが挙げられる。具体的なグリコール類としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオールなどを例示することができる。グリセリン類としては、例えば、グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
(D)成分の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、ごわつき感を更に低減する観点から、化粧料中、0.01重量%以上が好ましく、より好ましくは0.1重量%以上である。また、整髪保持力の観点から、20重量%以下が好ましく、より好ましくは10重量%以下である。これらの観点から、(D)成分の含有量は、0.01〜20重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜10重量%である。
尚、本発明の毛髪化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、上記した成分の他、通常化粧品に用いられる成分、例えば、炭化水素油、高級アルコール、シリコーン油、エステル油などの油剤;エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール;ソルビトール、マルチトール、トレハロースなどの糖アルコール;界面活性剤、金属イオン封鎖剤、防腐成分、酸化防止剤、植物抽出エキス、染料、顔料、pH調整剤などを目的に応じて適宜配合することができる。
本発明の毛髪化粧料は、整髪保持力に優れるとともに、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感がなく、滑らかな指通りに優れ、自然なツヤを付与することができることから、ヘアウォーター、ヘアミスト、ヘアフォーム、ヘアスプレー、ヘアジェル、ヘアワックス、ヘアクリームなどの種々の剤型に適用することができる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、本発明の実施例では、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感が顕著に現れるヘアミストに調製し評価を実施した。
(試料の調製1)
表1および表2に記した組成に従い、各毛髪化粧料を常法に準じて調製後、トリガー容器に充填し、実施例1〜3および比較例1〜3のヘアミストを調製し、下記評価に供した。結果をそれぞれ表1および表2に併記する。尚、配合量は、特記しない限り「重量%」を表す。また、配合量は各皮膜形成ポリマーとしての純分に換算した。
(試験例1:整髪保持力の評価)
専門パネル20名により、実施例および比較例で得られた各試料をウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)を用いて使用してもらい、整髪保持力を下記評価基準に従って官能評価した。
尚、整髪保持力の評価は、毛髪を毛先の方からにぎる操作を10回行い、形成されたスタイルに、にぎった形がくっきりと保持されているものを整髪保持力が良いとして評価を行った。
<整髪保持力の評価基準>
○:20名中16名以上が整髪保持力に優れると回答
△:20名中10〜15名が整髪保持力に優れると回答
×:20名中9名以下が整髪保持力に優れると回答
(試験例2:ごわつき感および指通りの評価)
23℃、湿度60%の恒温恒湿下で一晩放置した毛束(長さ10cm、幅0.8cm、重量1g)に実施例および比較例で得られた各試料の0.8gを噴霧塗布後、23℃、湿度60%の恒温恒湿下で2時間放置し、官能評価パネル20名により、ごわつき感および指通りを下記の評価基準に従って官能評価した。
<ごわつき感の評価基準>
○:20名中16名以上がごわつき感がないと回答
△:20名中10〜15名がごわつき感がないと回答
×:20名中9名以下がごわつき感がないと回答
<指通りの評価基準>
○:20名中16名以上が滑らかであり、指通りに優れると回答
△:20名中10〜15名が滑らかであり、指通りに優れると回答
×:20名中9名以下が滑らかであり、指通りに優れると回答
(試験例3:ツヤ感の評価)
試験例2の評価後、同評価パネル20名により、ツヤ感について下記の評価基準に従って目視評価した。
<ツヤ感の評価基準>
○:20名中16名以上が自然なツヤがあると回答
△:20名中10〜15名が自然なツヤがあると回答
×:20名中9名以下が自然なツヤがあると回答
Figure 2010083816
Figure 2010083816
表1および表2に示された結果から、各比較例の毛髪化粧料は、汎用されるトリエタノールアミン又はアミノメチルプロパノールで中和されていることから、整髪保持力は優れるものの、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感が生じ、滑らかな指通りに劣るとともに、ギラギラとした不自然なツヤが生じていることか分かる。一方、本発明の(C)成分で中和した各実施例の毛髪化粧料は、整髪保持力に優れ、皮膜形成ポリマー特有のごわつき感がなく、滑らかで指通りに優れるとともに、自然なツヤが付与されていることが分かる。
以下、本発明に係る処方例を示す。尚、含有量は重量%である。
(処方例1:ヘアウォーター)
アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル
・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体 6.0
ポリオキシエチレンアルキル(C8−C18)アミン 10.0
グリセリン 4.0
アミノエチルアミノプロピルシロキサン
・ジメチルシロキサン共重合体エマルション 5.0
エタノール 20.0
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例2:ヘアフォーム)
(原液部)
アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル
・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体 6.0
ポリオキシプロピレンポリオキシエチレン
アルキル(C8−C18)アミン 11.0
プロピレングリコール 1.5
アミノエチルアミノプロピルシロキサン
・ジメチルシロキサン共重合体エマルション 3.0
エタノール 15.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.) 0.5
精製水 残 部
合 計 100.0
(噴射剤)
液化石油ガス 100.0
合 計 100.0
原液部 90.0
噴射剤 10.0
合 計 100.0
(処方例3:ヘアスプレー)
(原液部)
アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル
・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体 6.0
N,N’,N’−ポリオキシエチレン−N−アルキル
(C14−C18)−1,3−ジアミノプロパン 10.0
グリセリン 2.0
精製水 10.0
エタノール 残 部
合 計 100.0
(噴射剤)
ジメチルエーテル 100.0
合 計 100.0
原液部 60.0
噴射剤 40.0
合 計 100.0
(処方例4:ヘアジェル)
酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体 4.0
ポリオキシエチレンアルキル(C8−C18)アミン 5.0
1,3−ブチレングリコール 1.5
カルボキシビニルポリマー 0.5
トリエタノールアミン 0.5
エタノール 20.0
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例5:ヘアワックス)
酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体 4.0
ポリオキシエチレンアルキル(C8−C18)アミン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.5
キャンデリラロウ 5.0
ミツロウ 5.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 1.5
モノステアリン酸ソルビタン 1.5
エタノール 5.0
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例6:ヘアクリーム)
酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体 2.0
ポリオキシエチレンアルキル(C8−C18)アミン 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.5
流動パラフィン 5.0
2−エチルへキサン酸セチル 5.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 1.0
モノステアリン酸ソルビタン 1.0
エタノール 5.0
精製水 残 部
合 計 100.0

Claims (3)

  1. (A)水、(B)カルボキシル基含有皮膜形成ポリマーおよび(C)下記一般式(式1)で表されるアミンアルキレンオキサイド付加物からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有してなる毛髪化粧料。
    Figure 2010083816
    (式中、Rは、炭素数8〜20のアルキル基若しくはアルケニル基又は下記一般式(式2)を示す。Rは、水素原子又はメチル基を示し、nは、1〜25の整数を示す。)
    Figure 2010083816
    (式中、RおよびRは、式1と同じである。)
  2. (B)成分を(C)成分により中和することを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 更に、(D)多価アルコールを含有してなる請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。
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