JP2010083644A - シート検出装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート検出装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の検知位置をシートの後端が通り過ぎたタイミングで速やかに後端の検知信号が出力され、シートの搬送速度が高速化してもシートの位置検知誤差があまり変化しないシート検出装置を提供する。
【解決手段】先端当接レバー部材31は、シートの先端に押圧されて下流側へ回転する。先端当接レバー部材31の回転に伴って突き当てアーム31aが退避して後端当接レバー部材18の当接レバー18cがシートに当接する。当接レバー18cはシートの後端を押圧して回転して、後端当接レバー部材18の所定の回転角度で後端検知フラグ18aがフォトインタラプタ30を遮光して後端検知信号を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送されるシートの後端を検知するシート検出装置、詳しくは所定の検知位置を後端が通過してから電気的信号が出力されるまでの遅れ時間を短くするための構造に関する。
シートに画像を形成する画像形成装置のシート搬送経路には、搬送されるシートの先端、後端が所定の検知位置を通過したタイミングを検知するシート検出装置が配置されている。
特許文献1には、搬送されるシートの先端及び後端を、共通のフォトインタラプタとレバー部材とを用いて検知するシート検出装置が示される。ここでは、搬送されるシートの先端に押圧されて回転する先端当接レバー部材に固定されて一体に回転する先端検知フラグがフォトインタラプタを開放することによって、シートの先端が検知される。その後、シートの後端が通過すると、先端当接レバー部材が待ち受け位置へ自律的に復帰して、先端検知フラグが再びフォトインタラプタを遮光する。これにより、シートの後端が検知される。
特許文献2には、先端当接レバー部材を用いてシートの後端を検知する場合、所定の検知位置をシートの後端が通り過ぎてから、先端検知フラグがフォトインタラプタを遮光するまでに、遅れが発生することが示される。後端が通過してシートに対する当接が解除されても、先端当接レバー部材が待ち受け位置へ自律的に復帰するまで、後端の検知信号が発生しないからである。ここでは、先端当接レバー部材の形状を非線形に折り曲げて回動軸よりも下流側でシートに当接させることにより、検知の遅れ時間を少し短縮している。
特開2000−118788号公報 特開2007−84169号公報
特許文献2に示されるシート検出装置でも、所定の検知位置をシートの後端が通り過ぎてから、後端の検知信号が出力されるまでの遅れ時間は発生する。シートの後端が先端当接レバー部材を離れてからも、先端当接レバー部材が待ち受け位置へ自律的に復帰して先端検知フラグが再びフォトインタラプタを遮光するまで後端の検知信号が出力されないからである。
そして、シートの搬送速度の高速化に伴って、遅れ時間にシートが走行する距離が大きくなるため、シートの位置検知誤差が増大する。
本発明は、所定の検知位置をシートの後端が通り過ぎたタイミングで速やかに後端の検知信号が出力され、シートの搬送速度が高速化してもシートの位置検知誤差が少ないシート検出装置を提供することを目的としている。
本発明のシート検出装置は、搬送されるシートの先端に押圧されて回転し、シートの後端の通過後にシートの待ち受け位置へ復帰する先端当接レバー部材を備えている。そして、搬送されるシートの後端を押圧して回転する後端当接レバー部材と、前記後端当接レバー部材の所定の回動位置で出力信号が変化する検知手段と、搬送されるシートの先端に押圧されることによる前記先端当接レバー部材の回転中に、前記後端当接レバー部材を開放してシートに当接させ、前記先端当接レバー部材の前記待ち受け位置への復帰中に、前記後端当接レバー部材をシートの待ち受け位置へ退避させるように、前記先端当接レバー部材と前記後端当接レバー部材とを連動させる連動機構とを備える。
本発明のシート検出装置では、シートの後端を押圧して回転する後端当接レバー部材の所定の回動位置で検知手段から後端を検知した出力信号が出力される。このため、所定の検知位置をシートの後端が通り過ぎたタイミングで速やかに後端の検知信号が出力されることとなり、シートの搬送速度が高速化してもシートの位置検知誤差が少ない。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、シートの後端を押圧して回転する後端当接レバー部材の所定の回動位置でシートの後端の検知信号が出力される限りにおいて、実施形態の構成の一部又は全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
本実施形態では、電気的な検知を行う検知手段としてフォトインタラプタを説明するが、検知手段は、マイクロスイッチ、磁気センサ、リードスイッチ、フォトカプラ等に置き換え可能である。本発明の画像形成装置は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1、2に示される画像形成装置及びシート検出装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。また、請求項で用いた構成名に括弧を付して示した参照記号は、発明の理解を助けるための例示であって、実施形態中の該当する部材等に構成を限定する趣旨のものではない。
<画像形成手段>
図1はシート検出装置を搭載した画像形成装置の構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、感光ドラム10aに形成したトナー像を、転写ローラ11とのニップに給送されたシートに転写して、定着部(12、13)で定着させることにより、画像を形成する。感光ドラム10aと転写ローラ11とのニップの手前には、画像の書き込み時期等を制御するためのシート検出装置S1が配置され、定着部(12、13)の下流側には、シートの反転時期を制御するためのシート検出装置S2が配置される。シート検出装置S1は、第1シート検出装置の一例であり、シート検出装置S2は第2シート検出装置の一例であって、それぞれの検知結果に基いて、シート搬送のタイミングが調整される。
感光ドラム10aの周囲には、帯電ローラ10c、露光装置17、現像装置10b、転写ローラ11、及びクリーニングブレード10eが配置される。
感光ドラム10aは、図中矢印方向に回転して、不図示の高圧電源によって帯電電圧を印加された帯電ローラ10cによって一様な電位に帯電される。
露光装置17は、画像信号に応じてON−OFF変調されたレーザービームを、帯電された感光ドラム10aの表面に走査して、感光ドラム10aに画像の静電像を形成する。
現像装置10bの中にはトナーが充填されており、現像スリーブ10dの回転に伴って、適量のトナーが適度の帯電を受けた後、現像スリーブ10dに担持されて感光ドラム10aとの対向部へ供給される。ここで、現像スリーブ10dから感光ドラム10aの静電像へ、トナーが電気的に転移して付着することにより、静電像がトナー像に現像される。
現像されたトナー像は、感光ドラム10aの回転に伴って転写ローラ11とのニップへ搬送され、不図示の転写電源から転写電圧を印加された転写ローラ11によってシートPへ電気的に転写される。
クリーニングブレード10eは、転写されずに感光ドラム10a上に残った転写残トナーを掻き落として廃トナー容器10fへ回収する。クリーニングブレード10eによってクリーニングされた感光ドラム10aを用いて、同様な手順を繰り返すことにより、後続の画像形成が実行される。
<シートの搬送経路>
開閉可能な給紙トレイ1と上方へバネ付勢された給紙板3との上には、シート材幅規制板2によって搬送方向に直交する幅方向をガイドされたシートPが、束状態で載置される。
ユーザーがプリント開始を操作すると、モータ16が起動して、給紙ローラ4、レジストローラ8、画像形成部(トナーカートリッジ)10、定着部(12、13)、排紙ローラ14がシート搬送方向に回転する。
制御基板110から給紙開始信号を受け取ると、給紙ローラ4が1回転して、給紙板3上のシートPを画像形成部10へ給紙する。
給紙ローラ4がシート搬送方向に回転すると、給紙ローラ4と同軸上に設けられた不図示の給紙カムが回転して給紙板3を上昇させ、給紙板3上のシートPを給紙ローラ4に当接させる。そして、回転する給紙ローラ4に摩擦して、最上位のシートPが分離パッド5上に引き出される。
給紙ローラ4がシートPをシート搬送方向に送り出す一方で、連れ送りされる下層のシートPが分離パッドばね7に加圧された分離パッド5によって分離されるので、最上位の1枚のシートPのみがレジストローラ8へ給送される。
給紙ローラ4の1回転動作終了直前には、再び不図示の給紙カムが、給紙板3を給紙待機の位置まで押し下げて、後続のシートPの連れ送りを阻止する。給紙ローラ4の1回転動作によって給紙されたシートPは、レジストローラ8によってシート搬送方向に搬送されて、シート検出装置S1によって先端を検出される。
制御基板110は、シート検出装置S1によってシートの先端が検出されたタイミングを起点にして露光装置17による露光開始時期を制御する。これにより、感光ドラム10aに形成されたトナー像の先頭を、記録材Pの画像形成領域(図10参照)の先頭に一致させる。
感光ドラム10aと転写ローラ11とのニップで挟持搬送されてトナー像を転写されたシートPは、定着部(12、13)へ搬送される。定着部(12、13)は、加熱ヒータによって内側から加熱される定着加熱部材12に、定着加圧ローラ13を圧接して構成される。
トナー像が転写されたシートPは、定着加熱部材12と定着加圧ローラ13とのニップで挟持搬送されて、加熱、加圧を受けることにより、トナー像がシートP上に永久定着される。
片面印刷モードの場合、トナー像が定着されたシートPは、その後、排紙ローラ14によって装置外に排出されて、排紙トレイ15上に積載される。
<両面印刷モード>
両面印刷モードの場合、制御基板110は、シート検出装置S2によってシートPの後端が検出されたタイミングを起点にして、反転搬送手段(14)を反転させて、シートPをスイッチバックして、両面搬送路21へ送り込む。そして、表裏反転状態で画像形成手段(10)へ再給送する。
シートPの後端が反転ガイド20を抜けるタイミングで、排紙ローラ14の回転方向を反転させることで、シートPは、スイッチバックして、反転下ガイド20と反転上ガイド24とで形成される両面搬送路21へ導かれる。
そして、両面搬送路21へ進んだシートPは、両面搬送ローラ22によって再給紙パス23へ搬送されて、表裏反転状態で再びレジストローラ8へ給送される。レジストローラ8は、表裏反転状態のシートPを感光ドラム10aと転写ローラ11とのニップへ給送する。
制御基板110は、シート検出装置S1によってシートの先端が検出されたタイミングを起点にして、露光装置17を制御して、表面とは搬送方向に逆向きの静電像を感光ドラム10aに書き込む。
感光ドラム10aと転写ローラ11とのニップで挟持搬送されて裏面にもトナー像を転写されたシートPは、定着加熱部材12と定着加圧ローラ13とのニップで挟持搬送されてトナー像を永久定着される。
表裏両面にトナー像が定着されたシートPは、その後、排紙ローラ14によって装置外に排出されて、排紙トレイ15上に積載される。
<実施例1>
図2は実施例1のシート検出装置の斜視図、図3はシート検出装置の構成の説明図、図4はシート検出装置の動作の説明図である。
図2の(a)に示すように、シート検出装置S2は、説明を容易にするために、反転上ガイド24、反転下ガイド20、定着加熱部材12、及び定着加圧ローラ13を省略して図示している。
図2の(b)に示すように、先端当接レバー部材31は、ストッパアーム18bと係合して連動機構を構成する駆動アームの一例である突き当てアーム31aと、シートの先端に当接する当接レバー31bとをABS樹脂材料で一体に成型して構成される。連動機構は、先端当接レバー部材(31)と後端当接レバー部材(18)とを連動させる。そして、先端当接レバー部材(31)の回転中に、後端当接レバー部材(18)を開放してシートに当接させ、先端当接レバー部材(31)の復帰中に、後端当接レバー部材(18)をシートの待ち受け位置へ退避させる。
図2の(c)に示すように、後端当接レバー部材18は、後端検知フラグの一例である後端検知フラグ18aと、受動アームの一例であるストッパアーム18bと、シートの後端に当接する当接レバー18cとをABS樹脂材料で一体に成型して固定している。
図3に示すように、定着部(12、13)は、板状加熱部材12aに対して円筒状のフィルム12bを挟み込むように定着加圧ローラ13を圧接して構成される。円筒状のフィルム12bは、定着加圧ローラ13に接触して従動回転し、加熱ヒータを内蔵した板状加熱部材12aは、円筒状のフィルム12bの内側面を加熱する。
定着加熱部材12と定着加圧ローラ13のニップのシート搬送方向下流側に、排紙上ガイド25及び排紙下ガイド19を配置して、定着後のシートを案内するガイド部を構成している。排紙上ガイド25の上方には、反転下ガイド20と反転上ガイド24とを配置して、両面搬送路21へシートを導くための分岐路を形成している。
また、排紙下ガイド25と反転上ガイド24とで形成される排紙搬送路の下流には、円筒状ゴムローラ及び従動コロにより構成された排紙ローラ14が配置されて、不図示のバネによって所定の搬送圧が設定されている。
排紙ローラ14は、不図示の駆動源より外排紙時には図中A方向、内引き込み時には図中B方向へ回転を制御されるので、正逆両方向にシートを搬送可能である。排紙ローラ14の排出方向は、定着加熱部材12と定着加圧ローラ13とによるシート搬送方向に対して角度θだけ傾いているので、内引き込み時には、反転下ガイド20と反転上ガイド24との間にシートが搬送される。
排紙上ガイド25には、後端当接レバー部材18が回転自在に軸支され、排紙上ガイド25には、後端当接レバー部材18の回転位置を検出する検知素子の一例であるフォトインタラプタ30が固定されている。フォトインタラプタ30は、後端当接レバー部材18の所定の回動位置で出力信号が変化する。
また、後端当接レバー部材18よりも搬送方向下流側に、先端当接レバー部材31が回転自在に軸支されている。後端当接レバー部材18は、不図示のトーションバネによって、搬送されるシートの後端を追いかける方向に付勢力がかけられている。先端当接レバー部材31には、不図示のトーションバネによって、シートの搬送に逆らう方向に付勢力がかけられている。
先端当接レバー部材31の当接レバー31bは、シート待ち受け状態では、排紙上ガイド25と排紙下ガイド19とを貫くように配置されている。このとき、当接レバー18cは、後端当接レバー部材18の回動軸よりも搬送方向上流側に先端が延伸している。そして、突き当てアーム31aがストッパアーム18bの矢印方向の回転を阻止して、当接レバー18cを、排紙上ガイド25と排紙下ガイド19とで形成されるシート搬送路の外側に位置させている。
シートの通過に伴って、シート検出装置S2は、図4の(a)〜(f)に示すように後端当接レバー部材18を動作させて、シートの後端を検知する。
図4の(a)に示すように、シート検出装置S2は、定着部(12、13)から搬送されて来るシートPを待ち受ける。後端当接レバー部材18は、先端当接レバー部材31の突き当てアーム31aがストッパアーム18bの回転を阻止することで、当接レバー18cをシート搬送路の外側に位置させている。このとき、後端検知フラグ18aは、フォトインタラプタ30を遮蔽しない位置にあって、制御基板(110:図1)へLo信号を送出している。
図4の(b)に示すように、定着部(12、13)から搬送されて来るシートPの先端が先端当接レバー部材31と当接し始める。搬送されるシートPに押圧されて、当接レバー31bが図中矢印方向に回転を始める。当接レバー31bの回転に伴って一体に形成された突き当てアーム31aも同時に矢印方向に回転する。後端当接レバー部材18は不図示のトーションバネによって図中矢印方向に付勢されているので、ストッパアーム18bに追従して矢印方向に回転を始める。
図4の(c)に示すように、シートPの先端が当接レバー31bの先端を抜けたとき、当接レバー18cは、既にシートPの表面に着地している。シートPによって後端当接レバー部材18のさらなる回転が阻止されるため、後端当接レバー部材18と先端当接レバー部材31との係合は解除されている。フォトインタラプタ30の出力は依然Loのままである。
図4の(d)に示すように、シートPの後端が後端当接レバー部材18を通過する。当接レバー18cは、回動軸から搬送方向上流に向かって延伸して不図示のトーションバネによって図中矢印方向に付勢されているので、シートPの後端に追従して回動を始める。つまり、当接レバー18cは、搬送されるシートの後端を押圧しながら回動する。
図4の(e)に示すように、シートPの後端がさらに移動すると、後端検知フラグ18aがフォトインタラプタ30を遮光する。これにより、フォトインタラプタ30は、出力を反転させて、制御基板(110:図1)へHi信号を出力する。即ち、当接レバー18cがシートの後端を押圧しながらシートの搬送方向へ回動しているとき、その動きに応じた信号をフォトインタラプタ30が出力する。
図4の(f)に示すように、シートPの後端が当接レバー31bを通過すると、先端当接レバー部材31は、不図示のトーションバネによって図中矢印方向に回転して、再び後端当接レバー部材18と係合する。そして、突き当てアーム31aがストッパアーム18bを矢印方向に回転させて、後端当接レバー部材18を図4の(a)に示すシートの待ち受け状態に復帰させる。
図3に示すように、フォトインタラプタ30の出力がLo→Hiに反転するシートPの後端位置と反転下ガイド20の先端位置との距離をD1(mm)とする。また、反転下ガイド20の先端から排紙ローラ14までの距離をD2(mm)とし、排紙ローラ14のシート搬送速度をV(mm/sec)とする。このとき、フォトインタラプタ30の出力がLo→Hiに反転してから排紙ローラ14によるシートPの搬送が反転されるまでの時間tは、次のように設定する必要がある。
(D1/V)<t<((D1+D2)/V)
以上説明したように、実施例1のシート検出装置S2によれば、シートの後端が所定の後端検知位置を通過した瞬間に、後端検知フラグ18aがフォトインタラプタ30を遮光する。このため、フォトインタラプタ30の出力反転時刻を起点にした演算によって、以後のシートの刻々の後端位置を精度良く求めることができる。
特許文献1に示される先端追従型のセンサフラグ構成では後端検知時のフラグ戻りによるバラツキが発生していた。本実施形態では、当接レバー18cがシートの後端を押圧しながらシートの搬送方向へ移動するので、後端検知時のばらつきが少なく検知精度が向上する。特許文献1に示される先端追従型のセンサフラグ構成において生じていた後端検知時のフラグ戻りによるバラツキ分を考慮して余裕を確保したシートの反転制御を行う必要がない。これにより、反転下ガイド20の先端と排紙ローラ14との距離D2を短くすることが可能となり、画像形成装置100のさらなる小型化が可能となった。
また、シートPの搬送速度Vに関わらず一意的な後端位置の検出が可能となるため、画像形成装置100の内部部品を変更することなく、搬送速度を高めることが可能となり、コストアップ無しに生産性を向上できた。
なお、実施例1においては、説明を容易にするため、先端当接レバー部材31と後端当接レバー部材18の回動軸をシート搬送方向にオフセットさせている。しかし、両者の回動軸は、略同一の中心線上に配置しても問題は無いし、よりコンパクトなシート検出装置S2を構成可能である。
<実施例2>
図5は実施例2のシート検出装置の斜視図、図6はシート検出装置の構成の説明図、図7はシート検出装置の前半動作の説明図、図8はシート検出装置の後半動作の説明図である。図9はシートの通過に伴うフォトインタラプタの出力変化の説明図である。
図5の(a)に示すように、シート検出装置S2は、説明を容易にするために、反転上ガイド24、反転下ガイド20、定着加熱部材12、及び定着加圧ローラ13を省略して図示している。
図5の(b)に示すように、先端当接レバー部材41は、駆動アームの一例である突き当てアーム41aと、シートの先端に当接する当接レバー41bと、先端検知フラグの一例である先端検知フラグ41cとをABS樹脂材料で一体に成型して構成される。実施例2のシート検出装置S2は、先端当接レバー部材41に先端検知フラグ41cを設けることによって、共通のフォトインタラプタ30を用いて、シートの後端に加えて先端も検知できるようにしている。
図5の(c)に示すように、後端当接レバー部材40は、後端検知フラグの一例である後端検知フラグ40aと、受動アームの一例であるストッパアーム40bと、シートの後端に当接する当接レバー40cとをABS樹脂材料で一体に成型して構成される。
図6に示すように、実施例2のシート検出装置S2は、実施例1のシート検出装置を置き換えて画像形成装置(100:図1)に配置される。画像形成装置及びシート検出装置の構成等に関して実施例1と重複する説明は省略し、差異のある部分のみ説明を行なう。
実施例1と同様に、排紙上ガイド25と排紙下ガイド19とが、定着後のシートを案内するガイド部を構成し、反転下ガイド20と反転上ガイド24とが、両面搬送路21へシートを導く分岐路を形成している。
排紙下ガイド19と反転上ガイド26とが形成される外排紙搬送路の下流側に排紙ローラ14が配置される。排紙ローラ14は、不図示のバネによって所定の搬送圧で圧接し、不図示の駆動源よって外排紙時には図中A方向、内引き込み時には図中B方向へ回転を制御される。排紙ローラ14の排出方向は、定着加熱部材12と定着加圧ローラ13のシート排出方向に対して角度θだけ傾いているので、内引き込み時には、反転下ガイド20及び反転上ガイド24により形成される分岐路へ反転したシートが導かれる。
排紙上ガイド25には、後端当接レバー部材40が回転自在に軸支され、排紙上ガイド25には、後端当接レバー部材40の回転位置を検出する検知素子の一例であるフォトインタラプタ30が固定されている。
また、後端当接レバー部材40よりも搬送方向下流側に、先端当接レバー部材41が回転自在に軸支されている。後端当接レバー部材40は、不図示のトーションバネによって、搬送されるシートの後端を追いかける方向に付勢力がかけられている。先端当接レバー部材41には、不図示のトーションバネによって、シートの搬送に逆らう方向に付勢力がかけられている。
先端当接レバー部材41の当接レバー41bは、シート待ち受け状態では、排紙上ガイド25と排紙下ガイド19とを貫くように配置され、先端検知フラグ41cがフォトインタラプタ30を遮光している。
このとき、当接レバー40cは、後端当接レバー部材40の回動軸よりも搬送方向上流側に先端が延伸している。そして、突き当てアーム41aがストッパアーム40bの矢印方向の回転を阻止して、当接レバー40cを、排紙上ガイド25と排紙下ガイド19とで形成されるシート搬送路の外側に位置させている。
その後、先端当接レバー部材41の当接レバー41bが記録材に押されて回転すると、フォトインタラプタ30から先端検知フラグ41cが抜けて、シートの先端の通過が検知される。その後、実施例1と同様に、後端当接レバー部材40が記録材の後端に追従して作動し、フォトインタラプタ30が後端検知フラグ41cによって遮光されることにより、シートの後端の通過が検知される。
シートの通過に伴って、シート検出装置S2は、図7の(a)〜(f)及び図8の(g)に示すように、シートの先端及び後端を検知する。
図7の(a)に示すように、シートPの待ち受け状態では、先端当接レバー部材41の先端検知フラグ41cがフォトインタラプタ30を遮光するので、フォトインタラプタ30は、Hi信号を出力する。
図7の(b)に示すように、シートPの先端が当接し始めると、先端当接レバー部材41の当接レバー41bが図中矢印方向に回転を始め、突き当てアーム41aに回転を抑えられていた後端当接レバー部材40も追従して矢印方向に回転を始める。これにより、先端検知フラグ41cがフォトインタラプタ30を遮光しなくなって、フォトインタラプタ30は、Lo信号を出力する。これにより、シートの先端が所定の検出位置を通過したことが検知される。
図7の(c)に示すように、シートPの先端が当接レバー41bの先端を抜けたとき、後端当接レバー部材40の当接レバー40cは、既にシートPの表面に着地している。シートPによって後端当接レバー部材18のさらなる回転が阻止されるため、後端当接レバー部材40と先端当接レバー部材41との係合は解除されている。
図7の(d)に示すように、後端当接レバー部材40の当接レバー40cは、不図示のトーションバネによって図中矢印方向に付勢されているので、シートPの後端に追従して回動を始める。
図7の(e)に示すように、シートPの後端が所定の検知位置に到達すると、後端検知フラグ40aがフォトインタラプタ30を遮光するので、フォトインタラプタ30は、出力を反転させてHi信号を出力する。
図7の(f)に示すように、シートPの後端が通過し終わると、先端当接レバー部材41は、不図示のトーションバネに付勢されて回転して、再び後端当接レバー部材40と係合する。そして、突き当てアーム41aがストッパアーム40bを矢印方向に回転させて、後端当接レバー部材40を図7の(a)に示すシートの待ち受け状態に向かって復帰させる。
図8の(g)に示すように、先端当接レバー部材41が最初の待ち受け位置へ復帰した時点で、初めて先端検知フラグ41cがフォトインタラプタ30を遮光して、フォトインタラプタ30がHi信号を出力する。
図7を参照して図9に示すように、時刻t1でシートの先端が所定の検知位置を通過して、フォトインタラプタ30の出力がHiからLoへ反転する。その後、時刻t2でシートの後端が所定の検知位置を通過して、フォトインタラプタ30の出力がHiへ反転する。時刻t3で、図7の(f)に示すように、後端検知フラグ40aがフォトインタラプタ30を遮光しなくなって、フォトインタラプタ30の出力がLoへ反転する。時刻t4で、図8の(g)に示すように、先端検知フラグ41cがフォトインタラプタ30を遮光して、フォトインタラプタ30がHi信号を出力する。
すなわち、先端検知フラグ41cは、シートの先端と一体に動作するため、シート搬送経路上のほぼ一意的な検知位置で高精度な先端検出が可能となる。しかし、シートの後端の通過後に不図示のトーションバネによる待ち受け位置への復帰を待たないとシートの後端を検知できない。このため、時刻t2−t3の遅延が発生して、後端検出精度は期待できない。
シートの移動と先端当接レバー部材41の動作が同期しないため、シートの後端の位置と検出タイミングとにずれが生じる。後端の検出位置は、シートの先端の検出位置よりも下流側にシフトする。加えて、後端が抜けてから先端検知フラグ41cがフォトインタラプタ30を遮光するまでの検出時間にタイムラグが生じる。このためシートの後端の検知位置は、先端の検知位置に比べて位置精度が劣る。このため、先端検知フラグ41cに頼ってシート反転制御を行なう場合、シートを反転するための領域を十分広く取る必要があった。
これに対して、後端検知フラグ41cは、不図示のトーションバネに付勢されてシートの後端と一体に動作するため、シート搬送経路上のほぼ一意的な検知位置で高精度な後端検出が可能となる。
従って、先端検知フラグ41cと後端検知フラグ41cとを用いることによって、共通のフォトインタラプタ30を用いて、シートの先端と後端の両方を高精度に検出できる。
以上説明した通り、実施例1で説明した先端当接レバー部材31の代わりに先端当接レバー部材41を用いることで、シートの先端位置を検出することが可能となる。またこれによりシートの搬送状態を監視する紙詰まり検知等のエラー処理の機能を容易に付加することが可能となった。また、シートの先端と後端の通過タイミングを精度良く測定することが可能となったので、シートサイズの精密な演算が可能となった。そして、設定されたシートサイズと実際に使用されたシートのサイズとを比較することで、ユーザーにサイズミスマッチエラー等の注意を表示することが可能となった。
実施例2においては、先端当接レバー部材41と後端当接レバー部材40の回動中心をオフセットして配置していたが、略同軸に配置して、更にコンパクトなシート検出装置S2を構成してもよい。スナップフィットや多重成型技術を用いることで、シート幅方向にもコンパクトなシート検出装置S2を実現して、画像形成装置100を小型化してもよい。
実施例2においては、図7の(e)に示すシートの後端の検知位置を、図7の(b)に示すシートの先端の検知位置よりも下流に設定した。これにより、より反転分岐に近い位置での正確なシートの後端検出が可能となるので、よりシート反転位置を安定させることが可能となる。
<実施例3>
図10は実施例3の画像長さ補正制御の説明図である。
実施例3は、実施例2のシート検出装置S2を、図1に示すシート検出装置S1としても使用することにより、定着前後のシートの長さの収縮率δを求めて、画像サイズ及び画像の先端書き出し位置を補正する。シート検出装置S1は、実質的に実施例2のシート検出装置S2と同一に構成されるので、構成及び動作に関する説明を省略し、シートの先端と後端とを検知して行う制御について説明する。
図10の(a)に示すように、画像形成装置(100:図1)は、想定されるシートPのハッチングを施した領域に画像データの画像を形成する。
画像データは、余白(M)と画像領域(I)とで構成され、シートPの搬送方向の理論的な長さをLd、先端余白の長さをLt、画像(I)の搬送方向長さをLi、後端余白の長さをLbとする。このとき、以下の関係が成立する。
Ld=Lt+Li+Lb
図10の(b)に示すように、実際に画像形成されるシートPの長さをL1とし、図中の破線で示す理論的なシート長さLdからの搬送方向のずれ量をeとする。このとき、以下のように定義する。
L1=Ld+e
図1に示すように、実施例3の場合、シート検出センサS1を用いて検出した所定の検出位置におけるシートPの先端の通過タイミングを基準にして画像形成が行なわれる。これにより、シートPに形成される実際の後端余白の長さは、Lb+eとなる。また、Ld=Lt+Li+Lb、L1=Ld+eの関係から実際の後端余白の長さLfは以下のようになる。
Lf=Lb+e=L1−(Lt+Li)
図1に示すように、制御基板110は、シート検出装置S1を用いて検知したシートPの先端通過時刻から後端通過時刻までの時間に、搬送速度を乗じて、画像形成前のシートPの長さL1を演算する。また、シート検出装置S2を用いて検知したシートPの先端通過時刻から後端通過時刻までの時間に、搬送速度を乗じて、定着後のシートPの長さL2を演算する。一般的に熱定着後のシートは、定着前のシートに対してほぼ一様に縮小することが知られており、シートの縮小率をδ=L2/L1と定義する。
シートPは、反転再給紙されて2面目にも画像形成が行なわれるが、シートPをスイッチバックして表裏を反転させる画像形成装置100の場合、1面目と2面目の描画においてシートの先端と後端が逆転する。このため、シートPの表裏で印字される画像領域を一致させるためには、1面目の定着後の後端余白の長さを2面目画像の書き出し基準とすればよい。
従って、2面目の画像形成前の後端余白の長さは、露光装置17を制御して、1面目の画像形成前の後端余白の長さに収縮率δを乗じて計算される。
つまり、2面目の画像形成開始位置は、次のように補正される。
δ×(L1−(Lt+Li))=L2−δ(Lt+Li)
また、2面目の画像長さは、シートの搬送速度を制御して、次のように補正される。
δ×Li
以上説明した通り、シート検出装置S1、S2によってシートの先端と後端とを検知して、シートの実際の長さL1、L2を求めることで、1面目の画像形成によるシートの収縮率δを正確に求めることができる。
そして、正確な収縮率δを用いて2面目の画像書き出し位置及び画像長さを補正することで、1面目の画像に対して2面目の画像を正確に位置決めできる。これにより、定着後のシート長の変化を考慮した両面印字を行なうことが可能となり、安価な構成で表裏の印字精度が要求される製本印刷等が可能となった。シートの先端および後端検知を精度良く行なうことができるので、両面印刷時の1面目と2面目の画像位置合わせ精度が向上した。
なお、実施例3では、2つのシート検出装置S1、S2を用いた。しかし、シートPの定着後の縮小率δが予め分かっている場合、定着後のシート検出装置S2のみでも同様な補正を実現することも可能である。この場合、更なる低コストで上記製本印刷等を実現することが可能となる。
実施例3は、画像形成部がひとつしかないモノクロの画像形成装置100について説明したが、複数の画像形成部を備えたフルカラー画像形成装置でも、収縮率δを用いた同様な制御を実施できる。
実施例3では、図7の(e)に示すシートの後端の検知位置を、図7の(b)に示すシートの先端の検知位置と等しく設定した。これにより、シートPの長さを精密に測定きる。補正処理の演算が簡略化され、高速な画像処理を実現することが可能となる。これによりより高生産性への対応も可能となる。
<実施例4>
実施例4では、実施例3の構成を用いて、シートの先端及び後端を検知することにより、実施例3で説明した以外のエラー処理の制御を実現する。
図1に示すように、シート検出装置S1がシートの先端を検知してから所定時間が経過してもシートの後端が検知されない場合、制御基板110は、搬送を停止して、画像形成部10におけるシートのジャムを表示する。
シート検出装置S2がシートの先端を検知してから所定時間が経過してもシートの後端が検知されない場合、制御基板110は、搬送を停止して、排紙ローラ14におけるシートのジャムを表示する。
シート検出装置S1がシートの先端を検知してから後端を検知するまでの時間がシートサイズごとに定められた基準時間と異なる場合、制御基板110は、搬送を停止して、シートの確認を求める表示を行う。
その他、シート検出装置S1の出力を用いて画像書き出しタイミングを決定し、シート検出装置S2の出力を用いて両面印刷時のシート反転のタイミングを決定する。
以上説明したように、実施例1乃至4によれば、シートの後端をトレースする後端当接レバー部材を追加することで、精度良くシートの後端を検出することが可能となり、両面印刷時のシート反転可能領域を狭め画像形成装置の小型が可能となった。
また、シートの後端位置を検出するシート反転制御に関して、検出位置のオフセットや、タイムラグによって検出位置および検出時間にばらつきが生じることが無い。後端検出時のタイムラグがゼロになるため、搬送速度を上げた場合においても搬送可能領域を拡大する必要がなく、画像形成装置を大型化することなく装置の生産性を向上することが可能となった。
更に、後端検知精度の向上により、安定してシート反転位置が出来ることから紙詰まりマージンを向上することが可能となった。高額な反射型や透過型のセンサを用いる必要が無いため、画像形成装置100のコストアップに繋がらない。また、小型プリンタの場合でも、無理なくシートサイズ検出を行うことができ、紙サイズ設定を間違えて紙詰まりを生じることを予防できる。また、反転領域に屈曲した搬送路があってシートの坪量によって搬送路内を通る経路が変化する場合でも、シートの後端位置を精度高く追跡して紙詰まりを予防できる。
シート検出装置を搭載した画像形成装置の構成の説明図である。 実施例1のシート検出装置の斜視図である。 シート検出装置の構成の説明図である。 シート検出装置の動作の説明図である。 実施例2のシート検出装置の斜視図である。 シート検出装置の構成の説明図である。 シート検出装置の前半動作の説明図である。 シート検出装置の後半動作の説明図である。 シートの通過に伴うフォトインタラプタの出力変化の説明図である。 実施例3の画像長さ補正制御の説明図である。
符号の説明
10 画像形成手段(画像形成部)
12、13 定着手段(定着加熱部材、定着加圧ローラ)
14 反転搬送手段(排紙ローラ)
18、40 後端当接レバー部材
18a、40a 後端検知フラグ
18b、40b 連動機構、受動アーム(ストッパアーム)
18c、40c 当接レバー
19 排紙下ガイド
20 反転下ガイド
24 反転上ガイド
25 排紙上ガイド
30 検知手段、検知素子(フォトインタラプタ)
31、41 先端当接レバー部材
31a、41a 連動機構、駆動アーム(突き当てアーム)
31b、41b 当接レバー
41c 先端検知フラグ
110 制御手段(制御基板)
P シート
S1、S2 シート検出装置

Claims (8)

  1. 搬送されるシートの先端に押圧されて回転し、シートの後端の通過後にシートの待ち受け位置へ復帰する先端当接レバー部材と、
    搬送されるシートの後端を押圧して回転する後端当接レバー部材と、
    前記後端当接レバー部材の所定の回動位置で出力信号が変化する検知手段と、
    搬送されるシートの先端に押圧されることによる前記先端当接レバー部材の回転中に、前記後端当接レバー部材を開放してシートに当接させ、前記先端当接レバー部材の前記待ち受け位置への復帰中に、前記後端当接レバー部材をシートの待ち受け位置へ退避させるように、前記先端当接レバー部材と前記後端当接レバー部材とを連動させる連動機構と、を備えたことを特徴とするシート検出装置。
  2. 前記検知手段は、前記後端当接レバー部材に固定された後端検知フラグと、前記後端検知フラグの所定の回動位置で出力信号が反転する検知素子とを有し、
    前記連動機構は、前記先端当接レバー部材に固定された駆動アームに対して、前記後端当接レバー部材に固定された受動アームを突き当て可能に配置していることを特徴とする請求項1記載のシート検出装置。
  3. 前記先端当接レバーの所定の回動位置で前記検知素子を作動させるように、前記先端当接レバー部材に固定された先端検知フラグを有し、
    シートの通過に伴ってシートの先端を検知して反転した前記検知素子の出力信号が、後端を検知して反転することを特徴とする請求項2記載のシート検出装置。
  4. 前記検知素子によってシートの後端が検知される位置は、前記検知素子によってシートの先端が検知される位置に一致させて設定されていることを特徴とする請求項3記載のシート検出装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段から搬送されたシートの後端を検知する請求項1乃至4いずれか1項記載のシート検出装置と、
    前記シート検出装置の出力信号に基づいてシートをスイッチバックさせて表裏反転状態で前記画像形成手段へ再給送する反転搬送手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ給送されるシートの先端及び後端を検知する請求項3又は4に記載のシート検出装置と、
    前記シート検出装置の出力信号に基づいてエラー処理を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ給送されるシートの先端及び後端を検知する請求項3又は4に記載のシート検出装置と、
    前記シート検出装置の出力信号に基づいてシートに形成される画像の先端書き出し位置を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. トナー像が転写されたシートを加熱してトナー像を定着させる定着手段と、
    前記画像形成手段に給送されるシートの先端及び後端を検知する第1シート検出装置と、
    前記画像形成手段から排出されるシートの先端及び後端を検知する第2シート検出装置と、
    前記画像形成手段から排出されたシートを表裏反転状態で前記画像形成手段へ再給送する反転搬送手段と、
    前記第1及び第2シート検出装置の検知結果に基いて、再給送されたシートに形成される画像の長さを調整する制御手段と、を備え、
    前記第1及び第2シート検出装置は、請求項4記載のシート検出装置であることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131637A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Ricoh Co Ltd シート給送装置、シート読取装置及び画像形成装置
US10120320B2 (en) 2015-07-14 2018-11-06 Canon Kabushiki Kaisha Sheet transport device and image forming apparatus
JP2019123084A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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