JP2010081464A - デジタル放送受信装置、時刻情報生成回路、及びデジタル放送受信方法。 - Google Patents

デジタル放送受信装置、時刻情報生成回路、及びデジタル放送受信方法。 Download PDF

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辰雄 永田
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Abstract

【課題】
従来の複数PCRに同期したSTCクロック再生方法は、複数チャンネル毎にPCRとの差分情報を参照するVCXOを独立に備えて複数のマスタクロックを生成し、これらマスタクロックを互いに独立に使用してSTCクロックを再生するPLLを有する構成となっており、高価な回路構成となっていた。
【解決手段】
複数PCRに同期させるために得られた各差分情報を一定周期で切り替えて、一組のVCXOに供給し、時分割にマスタクロックを生成し、各STCクロックを再生するPLLを機能させる。上記、切り替え時に未選択側の差分情報が必要なPLLは出力クロックの変動を抑えるためにPLL内部の位相比較をHoldさせることにより、安価で安定度の良い回路構成を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送の受信・録画・再生時に用いる時刻情報生成回路及び該回路を備えたデジタル放送受信装置に関する。
MPEG(Moving Picture coding Experts Group)規格に準拠したデジタル放送には、通常、約0.1秒間隔で挿入される基準時刻情報(Program Clock Reference、以下、「PCR」と称する)と呼ばれる時計情報が盛り込まれている。デジタル放送受信機では、受信したデジタル放送番組のトランスポートストリーム(Transport Stream:以下、「TS」と省略する)に含まれるPCRを抽出し、当該PCRに同期したシステムタイムクロック(System Time Clock:以下、「STC」と省略する)を生成し、生成したSTCを用いてMPEG圧縮符号化されたデジタル放送番組の復号を行っている。STCを生成するクロック発生回路の一構成例としては、例えば、特許文献1が挙げられる。
一方近年、例えば特許文献2、特許文献3では、異なるチャンネル(物理チャンネル,論理チャンネル)の複数(例えば2つ)のデジタル放送番組を同時に受信するために、複数(例えば2つ)のデジタル放送受信部を備えたものが開示されている。
特開平9−64860号 特開2004−147236号 特開平11−8847号
しかし、この複数のデジタル放送受信部を備えた構成では、各デジタル放送番組に対応したPCRに同期したSTCを生成するため、クロック発生回路も複数(例えば2つ)必要となる。
この場合、クロック発生回路は内においてIC化が難しく高価な水晶等も複数個(例えば2つ)用いていたため、コストの問題も生じていた。また、該構成が複数系統あることで、その複数系統分の電力が必要となっていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コスト及び消費電力を低減させた構成の時刻情報生成回路、及びデジタル放送受信装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るデジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置では、番組データ及び基準時刻情報を含む異なるデジタル放送信号を受信する複数の受信手段と、前記複数の受信手段により受信したデジタル放送信号から複数の前記基準時刻情報を検出する検出手段と、前記デジタル放送受信装置の再生時刻情報と前記複数の基準時刻情報をそれぞれ比較して差分情報を出力する複数の比較手段と、前記複数の差分情報を選択して出力する選択手段と、前記選択手段からの出力に応じて、前記番組データの再生に用いる基準時刻情報を生成して出力する出力手段と、を備える構成である。
本発明によれば、コスト及び消費電力を低減させた構成の時刻情報生成回路およびデジタル放送受信装置を提供することができる。
以下に本発明の実施例について、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通な機能を有する要素には同一な符号を付して示し、一度説明したものについては、その重複する説明を省略する。
図1は、第1の実施例におけるクロック発生回路のブロック図である。なお、以下の説明を簡略化するために、図1のクロック発生回路は、例えば、2つのデジタル放送番組を同時に受信するために2つのデジタル放送受信機(図示せず)を備える例えばテレビに搭載されているものとする。また、異なる2つのデジタル放送番組を同時に視聴する際に必要となる、2系統のSTCを生成するクロック発生回路について、クロック発生構成要素を中心に記すこととする。しかしながら、本発明は2系統のSTCを生成するクロック発生回路に限定されるものではなく、2系統以上の複数のSTCを生成するクロック発生回路に適用できることはいうまでもない。
図1から明らかなように、本実施例におけるクロック発生回路は、第1のデジタル放送番組のトランスポートストリーム(以下、「TS1」と記す)が入力されるTS1入力端子1と、第2のデジタル放送番組のトランスポートストリーム(以下、「TS2」と記す)が入力されるTS2入力端子2と、セレクタ3と、LPF4と、VCXO5と、第1PLL6と、第2PLL7と、反転回路8と、STC切替制御部9と、PCR比較部10とを含んでなる。また、PCR比較部10は第1PCR比較部101と第2PCR比較部102とを含んでなり、さらに、第1PCR比較部101は、第1PCR検出部11と、第1比較演算部12と、第1STCカウンタ13と、第1PWM発生部14とからなり、第2PCR比較部102は、第2PCR検出部15と、第2比較演算部16と、第2STCカウンタ17と、第2PWM発生部18とからなる。
例えば、テレビに内蔵されているデジタル放送受信機のチューナ部(図示せず)で受信されたデジタル放送番組はTS(Transport Stream)と呼ぶ信号フォーマットでPCR比較部10に供給される。今、テレビには2つのデジタル放送受信機(図示せず)が内蔵されているとするので、TS入力端子も2系統有り、第1のデジタル放送番組データを含むTS1と第2のデジタル放送番組データを含むTS2はそれぞれTS1入力端子1とTS2入力端子2を介してPCR比較部10に供給される。ここでは、説明の都合上、クロック発生回路が、TS1に含まれる第1のデジタル放送番組に対応するPCRに同期する動作について説明する。TS2に含まれる第2のデジタル放送番組に対応するPCRに同期する動作についても同様であり、詳細な説明は省略する。
第1PCR検出部11は、TS1入力端子1から供給された第1のデジタル放送番組データを含むTS1信号から対応するPCR(以下、「PCR1」という)を検出し、第1比較演算部12に出力する。また、PCR1を構成する最終ビットの到来を検出し、この最終ビットが到来した時点で図示しないラッチ信号を第1STCカウンタ13に供給する。第1PLL6は、その詳細構成については後述するが、VCXO(電圧制御水晶発振器)5が発生するマスタクロックを利用して、第1のシステムタイムクロックであるSTC1クロックを生成し、PCR比較部10の第1PCR比較部101内に設けられた第1STCカウンタ13に出力する。第1STCカウンタ13は、上記STC1クロックをカウントし、上記した第1PCR検出部11からのラッチ信号(図示せず)でラッチしたSTC1カウント値(以下、「STC1値」という)を第1比較演算部12に出力する。なお、第1STCカウンタ13はラッチ信号を受けてもカウント自体は継続する。
第1比較演算部12は、第1PCR検出部11からのPCR1値と第1STCカウンタ13からのSTC1値とを比較し、システムタイムクロックの進み遅れを差分(STC1−PCR1)で求め、これに応じた出力(以下、「差分情報」という)を第1PWM発生部14に出力する。第1PWM発生部14は、第1比較演算部12での演算結果の大小(差分情報)をアナログの差分信号にDA変換する。具体的には、差分情報をパルス幅に置き換えたPWM(Pulse Width Modulation)信号に変換する。例えば、差分情報が“進み過ぎ”であれば、PWM変調信号のHi(High)期間のDutyを下げ、逆に差分情報が“遅れ過ぎ“であればHi(High)期間のDutyを上げて情報を伝える第1の差分信号としてのSTC1_PWM信号をセレクタ3に供給する。
セレクタ3は、STC切替制御部9から出力されるシステムタイムクロック切替制御信号STC_SELにより、その動作が制御される。ここでは、説明の都合上、セレクタ3の動作説明は後述することとし、セレクタ3により第1の差分信号としてのSTC1_PWM信号が選択されたものとして、先にLFP4の動作説明をする。
LPF4は、セレクタ3が出力したSTC1_PWM信号に対して、パルス波形を平滑化(積分)して直流電位信号(直流信号ともいう)に変換し、VCXO5に供給する。LPF4が出力する直流電位は、例えば、Hi期間のDutyが少ないパルス波形に対しては低くなり、逆にHi期間のDutyが多いパルス波形に対しては高くなる。LPF4から出力される直流電位によって制御されるVCXO5の出力するマスタクロックは、この直流電位の増減に対して、出力周波数が速く、或いは遅くなるように制御が掛かり、結果として位相差分が縮まる方向に制御が効くので、常にPCR1に同期したSTC1が得られることになる。
以上述べたように、セレクタ3で第1の差分信号としてのSTC1_PWM信号が選択された期間では、第1の差分信号としてのSTC1_PWM信号を出力する第1PCR比較部101と、LPF4と、VCXO5と、STC1を出力する第1PLL6とで第1のフェーズロックドループが構成される。
第2のデジタル放送番組データや当該放送番組データに対応するPCRなどを含むTS2信号から抽出した第2のデジタル放送番組に対応するPCR(以下、「PCR2」という)に同期するクロック発生回路の動作も、PCR1に対する同期動作に同じである(詳細な説明を省略する)。従って、第2比較演算部16から差分(STC2−PCR2)の演算に応じて出力される差分情報を、第2PWM発生部18でDA変換して得られる第2の差分信号としてのSTC2_PWM信号が、セレクタ3により選択された期間では、第2の差分信号としてのSTC2_PWM信号を出力する第2PCR比較部102と、LPF4と、VCXO5と、STC2を出力する第2PLL7とで第2のフェーズロックドループが構成される。この結果、TS2に含まれる第2のデジタル放送番組に対応するPCR2に同期したSTC2が、第2PLL7によって生成される。
次に、本実施例におけるSTC切替制御部9による上記した第1および第2のフェーズロックドループの選択制御について、図2を用いて説明する。図2は、本実施例におけるSTC切替制御部によるフェーズロックドループ選択制御の動作シーケンスを説明する図である。
STC切替制御部9は、例えば放送局側から0.1秒周期でTSに挿入されてくるデジタル放送番組ごとのPCRに、クロック発生回路を少なくとも2回の内1回は確実に同期させることを考慮して、図2に示すように、システムタイムクロック切替制御信号であるSTC_SEL信号として、0.1秒ごとにHi(High)/Lowを繰り返すパルスを出力する。もし、20回に10回連続でPCRに同期させるように設計するならば、1秒ごとにHi(High)/Lowを繰り返せばよい。
セレクタ3は、各デジタル放送番組ごとのPCRとクロック発生回路で生成したシステムタイムクロック(STC)との差分に応じた差分情報をDA変換して得られるPWM信号を選択するために設けたものである。具体的には、セレクタ3は、第1PCR比較部101内に設けられた第1PWM発生部14から供給される第1差分信号としてのSTC1_PWM信号と、第2PCR比較部102内に設けられた第2PWM発生部18から供給される第2差分信号としてのSTC2_PWM信号に対して、STC切替制御部9による制御の基で、いずれか一方を選択する2入力1出力動作を行う。
例えば、図2に示すように、セレクタ3は、TS1に含まれている第1のデジタル放送番組に応じたPCR1に同期させるSTC_SEL信号がLowの期間には、STC1_PWM信号を選択し、逆に、TS2に含まれている第2のデジタル放送番組に応じたPCR2に同期させるSTC_SEL信号がHiの期間には、STC2_PWM信号を選択して、LPF4に出力する。LPF4では直流電位信号を得て、VCXO5に供給する。VCXO5では、供給される直流電位量の増減に応じて周波数が増減されるマスタクロックを第1PLL6および第2PLL7に出力する。さらに、第1PLL6には、上記STC_SEL信号が位相比較Hold信号(その作用については図3で後述)として供給される。もう一方の第2PLL7には、反転回路8によってSTC_SELの極性を反転した信号が位相比較Hold信号として供給される。
次に、PLLのHold機能について図3を用いて説明する。図3は、本実施例によるPLLのブロック図を示したものである。なお、第1PLL6および第2PLL7の構成は同一であるものとするが、これに限定されるものではない。また、各PLLの同一機能の構成要素には同一符号を付して示すが、区別して言及する場合には、符号の後に1,2の添え字を付して示すものとする。
図3から明らかなように、PLLは、Hold信号入力端子19と、マスタクロック入力端子20と、位相比較部21と、位相比較部21から出力される位相差信号を積分してそれに応じた直流信号を得るLPF22と、スイッチ23と、コンデンサ24と、VCO25と、分周器(1/N)26と、分周器(1/M)27と、STC出力端子28と、を含んでなる。
本実施例の第1PLL6,第2PLL7は、マスタクロック入力端子20からVCXO5からのマスタクロック(例えば27MHz)が入力される。そして、所定の逓倍数(N/M倍)の周波数出力を入力されたマスタクロックの位相に同期させて得る動作は従来のものと同様である。しかしながら、積分手段のLPF22と電圧制御発振器のVCO25との間に設けられ、そのON/OFFがHold信号入力端子19から入力されたHold信号により制御されるスイッチ23と、スイッチ23を介して接続され、積分手段であるLPF22が出力する直流電位を保持する直流電位保持手段としてのコンデンサ24と、を備える点で従来のPLLとは異なる。
このPLLの動作について図2を用いて説明する。マスタクロック入力端子20から入力するマスタクロック(例えば27MHzの周波数クロック)は位相比較部21の一方の入力A側に供給される。位相比較部21のもう一方の入力B側には、分周器(1/N)26の出力が供給される。位相比較部21では、入力Aと入力Bの2つの信号の立上り位相差を検出して、LPF22に供給する。LPF22は、位相比較部21で得た位相差信号を積分して直流信号に変換する。そして、スイッチ23がONしていれば、コンデンサ24とVCO25に直流信号が供給される。このスイッチ23のON/OFFを制御するのは、Hold信号入力端子19から導かれるHold信号である。例えば、スイッチ23は、Hold信号がHiの時OFFとなり、出力がオープンとなる。逆に、Hold信号がLowの時にはONになって、出力が通過するものとする。
つまり、スイッチ23がONの時には、LPF22から出力される直流信号はコンデンサ24を充電すると共に、VCO25の入力信号となる。VCO25は、入力する直流電位量に応じて発振周波数を速くしたり遅くしたりする制御が可能な電圧制御発振器である。このVCO25を例えば、270MHzのセンタ周波数で発振させるものとする。VCO25の出力は分周器(1/N)26と分周器(1/M) 27に供給される。分周器(1/M) 27の分周比を例えば(1/M=1/5)とすれば、STC出力端子28にはセンタ周波数として54MHzのSTCクロックが出力される。また、分周器(1/N) 26の分周比を例えば(1/N=1/10)とすれば、分周器(1/N) 26からはセンタ周波数として27MHzのクロックが出力され、上述した位相比較部21の入力Bとして、マスタクロックと同じ周波数同士で位相比較が可能となる。
一方、Hold信号の極性がHiになった時には、スイッチ23はOFFとなって、LPF22の直流信号はVCO25に印加されなくなる。しかしながら、スイッチ23がOFFする直前まで、コンデンサ24はLPF22が出力する直流信号により直流信号が示す直流電位レベルに十分充電されている。従って、スイッチ23がOFFとされても、コンデンサ24の放電時間に対してスイッチ23のOFFの期間が十分短い(ここでは、スイッチON期間0.1秒,スイッチOFF期間0.1秒)ので、コンデンサ24に充電されて保持された直流電位により、VCO25は位相同期した(ロックした)期間と同じ一定周波数のまま発振出力を持続することができる。これに伴い、分周器(1/M)27を経て、STC出力端子28には54MHzのSTCクロックが出力されるので、当該STCを用いて、画質劣化や音声の中断を引き起こすことなく、MPEG圧縮符号化されたデジタル放送番組の復号を正常に行うことができる。
図1のクロック再生回路内には、以上説明したVCXO5のマスタクロックを参照するPLLが2個(第1PLL6と第2PLL7)存在する。そして、一方の第1PLL6のHold信号入力端子191にはSTC_SEL信号が供給され、他方の第2PLL7のHold信号入力端子192には、反転回路8を介して、STC_SEL信号と逆の極性をもった信号が供給される。従って、第1PLL6と第2PLL7においては、STC_SEL信号の極性に応じて、時分割的に交互にPCR1とPCR2に同期したマスタクロックが得られるVCXO5の出力が参照され、PLL動作が互いに排他的に実行されて、STC1クロックとSTC2クロックの生成が可能となる。
すなわち、セレクタ3がSTC1側のPWM信号を選択して、VCXO5がSTC1側のマスタクロックを生成する期間は、一方の第1PLL6が生成するSTCクロックはTS1側のPCR1に追従したシステムタイムクロックとなる。他方の第2PLL7は、STC2側のPWM信号はこの期間では未選択なので、VCXO5が供給するマスタクロックをTS2側のPCR2に追従したシステムタイムクロックの生成には参照できない。しかしながら、上述したように、スイッチ232とコンデンサ242とを用いて、第2PLL7に含まれる位相比較部212から出力される位相差信号に応じたLPF出力を一時Hold(保持)するので、第2PLL7はSTC2クロックを出力し続けることができ、不具合は生じない。セレクタ3がSTC2_PWM信号を選択する期間では、各PLLの動作は上記と逆となり、同様に不都合は生じない。
以上述べたように、本実施例によれば、STC切替制御部9によるセレクタ3と2つのPLL(第1PLL6と第2PLL7)との切替制御(選択制御)により、第1PCR比較部101−セレクタ3−LPF4−VCXO5−第1PLL6で構成される第1のフェーズロックドループと、第2PCR比較部102−セレクタ3−LPF4−VCXO5−第2PLL7で構成される第2のフェーズロックドループと、が交互に時分割的に構成されることになる。本実施例では、一方のフェーズロックドループが選択されてない期間には、このフェーズロックドループに属するPLLは前回のフェーズロックドループ期間の周波数にHold(保持)される。これにより、STC切替制御部9の切替周期を適切に設定すれば、フェーズロックドループ期間でなくても、デジタル放送番組を視聴することができることになる。つまり、一つのVCXO5を用いて構成された、異なる複数のデジタル放送番組を同時に受信できるクロック発生回路を提供することができる。これに伴い、単に同じクロック発生回路を2系統備える従来技術に比べ、コスト上昇を抑制することができることになる。
上記した実施例1のクロック発生回路は、入力される第1のPCR値と入力される第1のSTCをカウントして得た第1のSTC値とを比較して、その差分に応じた第1の差分信号(STC1_PWM信号)を出力する第1PCR比較部と、入力される第2のPCR値と入力される第2のSTCをカウントして得た第2のSTC値とを比較して、その差分に応じた第2の差分信号(STC2_PWM信号)を出力する第2PCR比較部と、2つの差分信号(STC_
PWM信号)のいずれか一方を切り替えて選択するセレクタと、セレクタから出力される差分信号を直流信号に変換するLPFと、一つのVCXOと、セレクタにより第1の差分信号(STC1_PWM信号)が選択された期間(参照期間)にVCXOから出力されるマスタクロックを参照して第1のSTCを生成し、選択されてない期間(非参照期間)には前回の参照期間の周波数にHold(保持)する第1PLLと、セレクタにより第2の差分信号(STC2_PWM信号)が選択された参照期間にVCXOから出力されるマスタクロックを参照して第2のSTCを生成し、選択されてない期間(非参照期間)には前回の参照期間の周波数にHold(保持)する第2PLLと、セレクタの切替選択と第1PLLおよび第2PLLのHold(保持)を周期的に制御する切替制御信号(STC_SEL信号)を生成して出力するSTC切替制御部と、からなる。従って、各STCはそれぞれの参照期間にのみ対応する各PCRに同期し、それぞれの非参照期間には各STCは前回参照期間の周波数値にHold(保持)されることになる。このため、下記に掲げる懸念が想定される。
すなわち、位相差信号に応じたLPF出力(直流電位)をHoldしていたPLLは、STC_SEL信号の極性の切り替わりにより参照期間になると、その直後から、改めてVCXOのマスタクロックを参照し、位相差信号を使用してSTCクロックを生成するので、フィードバックが収束するのに時間がかかり、速やかに安定したSTCクロックを得ることが難しいという懸念がある。
以下、上記した懸念を解決する第2の実施例について、図4,図5と図6を用いて説明する。図4は、本実施例によるクロック発生回路のブロック図である。図5は本実施例による収束加速部の動作シーケンスを説明する図である。図6は、本実施例によるSTC_SEL信号に対するDC補正値が生成されるタイミングを説明するための図である。
図4から明らかなように、本実施例のクロック発生回路は、第1の実施例に対して、新たな構成要素として、選択されてない期間(非参照期間)から選択された期間(参照期間)への切り替わり時にホールド状態のPLLを対応するPCRに素早く同期させるために後述するDC補正値(補正用直流電位ともいう)を生成する収束加速部30と、収束加速部30から出力されるDC補正値をLPF4から出力される直流信号に加算する加算器29とが設けてある。収束加速部30は、セレクタ31と、位相比較部32と、LPF33と、スイッチ34と、を含んでなる。
セレクタ31は、STC切替制御部9からのSTC_SEL信号によって制御され、第1PLL6が出力するSTC1クロックと、第2PLL7が出力するSTC2クロックとのいずれか一方を選択する。具体的には、例えば、図6に示すように、STC_SEL信号がLow期間には第2PLL7が出力するSTC2クロックを選択し、STC_SEL信号がHi期間には第1PLL6が出力するSTC1クロックを選択して、位相比較部32に供給する。位相比較部32は、VCXO5から供給されるマスタクロックとセレクタ31が出力するSTCクロックとの立ち上り位相を比較して、差分演算をして得た位相差分を例えば、位相差分に応じたパルスに変換して積分手段としてのLPF33に供給する。LPF33は、位相比較部32から出力される上記パルスを平滑化して直流電位に変換する。スイッチ34は、LPF33が供給する直流電位をSTC_SELが切り替わった直後だけ通過させて、DC補正値(補正用直流電位)として加算器29に供給する。
次に、図5を用いて、Hold(保持)されていたPLLが対応するPCRに同期するまでの時間が収束加速部30から出力されるDC補正値によって短縮される作用について説明する。
図5に示すように、収束加速部30の位相比較部32は、STC_SEL信号がLow期間には、STC2クロックとマスタクロックとの立ち上り位相差に応じたパルス32aを出力する。逆にSTC_SEL信号がHi期間には、STC1クロックとマスタクロックとの立ち上り位相差に応じたパルス32bが出力される。このとき、LPF33がパルスを平滑化して得る直流電位33aは図示のようになる。LPF33が出力するこの直流電位33aは、PWM信号の非参照期間に、マスタクロックがズレてしまった位相差分に相当するものである。従って、当該直流電位33aを、マスタクロックがズレてしまった位相差分を打ち消すために必要な補正用直流電位(DC補正値)として利用することができる。そこで、図示したように、STC_SEL信号の極性の切り替わり直後だけ、スイッチ34がON動作すると、このDC補正値34aは、加算器29に供給される。加算器29が出力する直流電位は、LPF4が出力する直流電位にDC補正値が加算されたものとなり、VCXO5の出力周波数を素早く増加させて、PLLに供給することができる。このDC補正値の加算によって、PWM信号の非参照期間にマスタクロックがズレてしまった位相差分を即時に打ち消す動作が生まれ、その結果、PCRに追従したSTCを生成するために構成されるフィードバック動作をいち早く収束させることが可能となる。つまり、図6に示すように、STC_SEL信号の極性の切り替わり直後にDC補正値が生成され、PWM信号の非参照期間にマスタクロックがズレてしまった位相差分に対する早期収束が可能となる。
実施例1においては、第1のフェーズロックドループと第2のフェーズロックドループとの切り替えを、第1の差分信号としてのSTC1_PWM信号と第2の差分信号としてのSTC2_PWM信号とを切り替えることで行っているが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例1では、PCR比較部の比較比較部から出力される差分情報をDA変換して得られるアナログ量を差分信号と定義し、例えば、DACとしてのPWM発生部から出力されるSTC_PWM信号を差分信号と呼んだが、これを拡張して、STC_PWM信号に含まれる高周波信号を除去し、平滑化(積分)して直流信号に変換するLPFの出力(直流信号)を差分信号と呼ぶようにしてもよい。そして、STC1_PWM信号のLPFの出力である直流電位STC1_DCと、STC2_PWM信号のLPFの出力である直流電位STC2_DCとを切り替えることにより、第1のフェーズロックドループと第2のフェーズロックドループとを切り替えるようにしてもよい。
図7は、第3の実施例におけるクロック発生回路のブロック図である。なお、図7において、図1に共通な構成要素には同一な符号を付して示し、その詳細な説明を省略し、図1と異なる構成要素について詳細に説明する。
本実施例のクロック発生回路は、STC1_PWM信号が入力される第1LPF41およびSTC2_PWM信号が入力される第2LPF42とからなるLPF4Aと、LPF4Aの第1LPF41から出力される直流電位STC1_DCか、LPF4Aの第2LPF42から出力される直流電位STC2_DCかのいずれか一方を交互に切り替えて出力するセレクタ3Aとを備える点で実施例1とは異なる。
図7から明らかなように、第1LPF41には、第1PWM発生部14から出力されるTSC1_PWM信号が入力されている。第1LPF41は、入力されたTSC1_PWM信号から高周波信号を取り除き、平滑化して直流電位STC1_DCを出力する。また、第2LPF42は、第2PWM発生部18から入力されるTSC2_PWM信号から高周波信号を取り除き、平滑化して直流電位STC2_DCを出力する。第1LPF41と第2LPF42からなるLPF4AとVCXO5との間に配置されたセレクタ3Aは、実施例1のセレクタ3の動作と同様に、STC切替制御部9から出力されるSTC_SEL信号によりその動作が制御され、TS1に含まれている第1のデジタル放送番組に応じたPCR1に同期させるSTC_SEL信号がLowの期間には、第1LPF41から出力される直流電位STC1_DC(すなわち、拡張された第1の差分信号)を選択し、逆に、TS2に含まれている第2のデジタル放送番組に応じたPCR2に同期させるSTC_SEL信号がHiの期間には、第2LPF42から出力される直流電位STC2_DC(すなわち、拡張された第2の差分信号)を選択して、VCXO5に供給する。LPF4Aからセレクタ3Aを介して出力される直流電位(STC1_DCまたはSTC2_DCのいずれか一方)によって制御されるVCXO5の出力するマスタクロックは、この直流電位の増減に対して、出力周波数が速く、或いは遅くなるように制御が掛かり、結果として位相差分が縮まる方向に制御が効くので、セレクタ3Aの切り替えに応じて、PCR1に同期したSTC1、もしくはPCR2に同期したSTC2が得られることになる。
つまり、セレクタ3Aで第1の差分信号としての直流電位STC1_DCが選択された期間では、STC1_PWM信号を出力する第1PCR比較部101と、第1LPF41と、セレクタ3Aと、VCXO5と、STC1を出力する第1PLL6とで第1のフェーズロックドループが構成される。また、セレクタ3Aで第2の差分信号としての直流電位STC2_DCが選択された期間では、STC2_PWM信号を出力する第2PCR比較部102と、第2LPF42と、セレクタ3Aと、VCXO5と、STC2を出力する第2PLL7とで第2のフェーズロックドループが構成される。
以上述べたように、第1差分情報をDA変換して得られる第1の差分信号(ここでは、直流電位STC1_DC)と、第2差分情報をDA変換して得られる第2の差分信号(ここでは、直流電位STC2_DC)とをセレクタにより、いずれか一方を周期的に交互に選択することにより、第1のフェーズロックドループと第2のフェーズロックドループとを交互に切り替えることができる。従って、一つのVCXO5を用いて構成された、異なる複数のデジタル放送番組を同時に受信できるクロック発生回路を提供することができる。
実施例1におけるクロック発生回路のブロック図。 実施例1におけるSTC切替制御部によるフェーズロックドループ選択制御の動作シーケンスを説明するための図。 実施例1におけるPLLのブロック図。 実施例1におけるクロック発生回路のブロック図。 実施例2による収束加速部の動作シーケンスを説明するための図。 実施例2のDC補正値とSTC_SELのタイミングを説明するための図。 実施例3におけるクロック発生回路のブロック図。
符号の説明
1 TS1入力端子
2 TS2入力端子
3、3A、31 セレクタ
4、4A、22 LPF
5 VCXO
6 第1PLL
7 第2PLL
8 反転回路
9 STC切替制御部
10 PCR比較部
101 第1PCR比較部
102 第2PCR比較部
11 第1PCR検出部
12 第1比較演算部
13 第1STCカウンタ
14 第1PWM発生部
15 第2PCR検出部
16 第2比較演算部
17 第2STCカウンタ
18 第2PWM発生部
19 Hold信号入力端子
20 マスタクロック入力端子
21 位相比較部
23 スイッチ
24 コンデンサ
25 VCO
26、27 分周器
28 STC出力端子
29 加算器
30 収束加速部
32 位相比較部
32a,32b パルス
33 LPF
33a 直流電位
34 スイッチ
34a DC補正値
41 第1LPF
42 第2LPF

Claims (16)

  1. デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置において、
    番組データ及び基準時刻情報を含む異なるデジタル放送信号を受信する複数の受信手段と、
    前記複数の受信手段により受信したデジタル放送信号から複数の前記基準時刻情報を検出する検出手段と、
    前記デジタル放送受信装置の再生時刻情報と前記複数の基準時刻情報をそれぞれ比較して差分情報を出力する複数の比較手段と、
    前記複数の差分情報を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段からの出力に応じて、前記番組データの再生に用いる基準時刻情報を生成して出力する出力手段と、を備えるデジタル放送受信装置。
  2. デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置において、
    第1の番組データ及び第1の基準時刻情報を含む第1のデジタル放送信号を受信する第1の受信手段と、
    第2の番組データ及び第2の基準時刻情報を含む第1のデジタル放送信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第1のデジタル放送信号から前記第1の基準時刻情報を検出する第1の検出手段と、
    前記第2のデジタル放送信号から前記第2の基準時刻情報を検出する第2の検出手段と、
    前記受信装置の第1の再生時刻情報と前記第1の基準時刻情報を比較して第1の差分情報を出力する第1の比較手段と、
    前記受信装置の第2の再生時刻情報と前記第2の基準時刻情報を比較して第2の差分情報を出力する第2の比較手段と、
    前記第1の差分情報又は前記第2の差分情報の出力を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段からの出力に応じて、前記第1の番組データの再生に用いる基準時刻情報と前記第2の番組データの再生に用いる基準時刻情報を生成して出力する出力手段を備えるデジタル放送受信装置。
  3. 請求項1または2に記載のデジタル放送受信装置において、
    制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記選択手段の出力を所定の周期で切り替えるように制御することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記所定の周期は、0.1secであることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択手段の出力を所定の周期で切り替える制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記選択手段から前記第1の差分情報を出力している所定周期の間は、前記出力手段は前記第1の差分情報に応じて前記第1の番組データの再生に用いる基準時刻情報を出力し、さらに前記所定周期の1周期前に前記選択手段から出力されていた前記第2の差分情報に応じた前記第2の番組データの再生に用いる基準時刻情報を出力するように、制御することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  6. 請求項5に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記出力手段からの出力情報と前記第1の再生時刻情報とを比較して第3の差分情報を出力する第2の比較手段を備え、
    前記第3の差分情報に応じた補正値を加算する加算手段とを備え、
    前記制御部は、前記所定周期の立ち上がり期間に、前記第3の差分情報に応じた補正値を前記選択手段からの出力に加算するように前記加算手段を制御することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  7. 番組データ及び基準時刻情報を含む異なるデジタル放送信号を受信する複数の受信手段と、
    前記複数の受信手段により受信したデジタル放送信号から複数の前記基準時刻情報を検出する検出手段と、
    前記番組データを再生する再生時刻情報と前記複数の基準時刻情報をそれぞれ比較して差分情報を出力する複数の比較手段と、
    前記複数の差分情報を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段からの出力に応じて、前記番組データの再生に用いる基準時刻情報を生成して出力する出力手段と、を備える時刻情報生成回路。
  8. 第1の番組データ及び第1の基準時刻情報を含む第1のデジタル放送信号を受信する第1の受信手段と、
    第2の番組データ及び第2の基準時刻情報を含む第1のデジタル放送信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第1のデジタル放送信号から前記第1の基準時刻情報を検出する第1の検出手段と、
    前記第2のデジタル放送信号から前記第2の基準時刻情報を検出する第2の検出手段と、
    第1の再生時刻情報と前記第1の基準時刻情報を比較して第1の差分情報を出力する第1の比較手段と、
    前記受信装置の第2の再生時刻情報と前記第2の基準時刻情報を比較して第2の差分情報を出力する第2の比較手段と、
    前記第1の差分情報又は前記第2の差分情報の出力を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段からの出力に応じて、前記第1の番組データの再生に用いる基準時刻情報と前記第2の番組データの再生に用いる基準時刻情報を生成して出力する出力手段を備える時刻情報生成回路。
  9. 請求項7または請求項8に記載の時刻情報生成回路において、
    制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記選択手段の出力を所定の周期で切り替えるように制御することを特徴とする時刻情報生成回路。
  10. 請求項8に記載の時刻情報生成回路において、
    前記所定の周期は、0.1secであることを特徴とする時刻情報生成回路。
  11. 請求項8に記載の時刻情報生成回路において、
    前記選択手段の出力を所定の周期で切り替える制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記選択手段から前記第1の差分情報を出力している所定周期の間は、前記出力手段は前記第1の差分情報に応じて前記第1の番組データの再生に用いる基準時刻情報を出力し、さらに前記所定周期の1周期前に前記選択手段から出力されていた前記第2の差分情報に応じた前記第2の番組データの再生に用いる基準時刻情報を出力するように、制御することを特徴とする時刻情報生成回路。
  12. 請求項11に記載の時刻情報生成回路において、
    前記出力手段からの出力情報と前記第1の再生時刻情報とを比較して第3の差分情報を出力する第2の比較手段を備え、
    前記第3の差分情報に応じた補正値を加算する加算手段とを備え、
    前記制御部は、前記所定周期の立ち上がり期間に、前記第3の差分情報に応じた補正値を前記選択手段からの出力に加算するように前記加算手段を制御することを特徴とする時刻情報生成回路。
  13. デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信方法において、
    番組データ及び基準時刻情報を含む異なるデジタル放送信号を受信する複数の受信ステップと、
    前記複数の受信ステップにより受信したデジタル放送信号から複数の前記基準時刻情報を検出する検出ステップと、
    再生時刻情報と前記複数の基準時刻情報をそれぞれ比較して差分情報を出力する複数の比較ステップと、
    前記複数の差分情報を選択して出力する選択ステップと、
    前記選択手段からの出力に応じて、前記番組データの再生に用いる基準時刻情報を生成して出力する出力ステップと、を備えるデジタル放送受信方法。
  14. 請求項13に記載のデジタル放送受信方法において、
    制御ステップをさらに有し、
    前記制御ステップでは、前記選択ステップでの出力を所定の周期で切り替えるように制御することを特徴とするデジタル放送受信方法。
  15. 請求項13に記載のデジタル放送受信方法において、
    前記所定の周期は、0.1secであることを特徴とするデジタル放送受信方法。
  16. 請求項13に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記選択ステップでの出力を所定の周期で切り替える制御ステップを備え、
    前記制御ステップでは、
    前記選択ステップから前記第1の差分情報を出力している所定周期の間は、前記出力ステップは前記第1の差分情報に応じて前記第1の番組データの再生に用いる基準時刻情報を出力し、さらに前記所定周期の1周期前に前記選択ステップにて出力されていた前記第2の差分情報に応じた前記第2の番組データの再生に用いる基準時刻情報を出力するように、制御することを特徴とするデジタル放送受信方法。
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