JP2010078297A - 吸収ヒートポンプ - Google Patents

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一孝 西田
Takahiro Yoshida
貴博 吉田
Shingo Nagasawa
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Abstract

【課題】低負荷暖房運転時における逆放熱を抑えるようにした吸収ヒートポンプを提供する。
【解決手段】再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に吸収器4内を通過した後に凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設けた吸収ヒートポンプにおいて、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13を設けると共に、蒸発器3より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサ14を設け、再生器1から吸収器4の吸収液散布器16に濃吸収液を供給する濃吸収液管15における吸収液散布器16より上流側で分岐して吸収器4の底部内に接続する濃吸収液バイパス管19を設け、この濃吸収液バイパス管19の分岐箇所に切替弁20を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆放熱を防止するようにした吸収ヒートポンプに関するものである。
一般に、吸収ヒートポンプは、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた構成のものである。そして、温水管に供給される温水が、吸収器内を通過する際に、この吸収器に隣接する蒸発器から蒸発して吸収器に流入する冷媒蒸気が吸収液に吸収される時の吸収熱によって温められると共に、凝縮器を通過する際に、この凝縮器に隣接する再生器から蒸発して凝縮器に流入する冷媒蒸気が凝縮する時の凝縮熱によって温められ、温度上昇した温水が例えば暖房機等の負荷に供給されて暖房する。
上記吸収ヒートポンプは、再生器には駆動熱源管を介して例えば高温の蒸気等の熱源流体を供給し、蒸発器には熱源水管を介して例えばボイラ等から排水される温水等の熱源水を供給し、この熱源水が蒸発器を通過する際に、前記冷媒蒸気を介して熱源水から熱を汲み上げて有効利用するものである。
このような吸収ヒートポンプの先行文献としては、例えば特許文献1等がある。
特開平8−233391号
前記吸収ヒートポンプにおいては、熱源水から効率良く熱を汲み上げることが重要であるが、暖房機等の負荷が低下しこの負荷から温水管入口側に戻される温水の温度が上昇している時に、前記熱源水の入口側温度が低下してくると当該熱源水から熱を汲み上げられないばかりか、吸収器を通過する温水から逆に蒸発器の熱源水側に放熱することがある。このような放熱現象(以下、逆放熱と称する)が発生すると、ヒートポンプとしての機能が失われるばかりか熱損失になってしまう。
本発明は、上記のような従来技術の問題を解決するためになされ、逆放熱を防止するようにした吸収ヒートポンプを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、本発明の請求項1は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、蒸発器より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、蒸発器より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサを設け、前記温水管における吸収器より上流側で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項3は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項4は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサを設け、前記温水管における吸収器と前記温水入口側温度センサとの間で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項5は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項6は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサを設け、前記温水管における吸収器より上流側で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項7は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサと、前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサと、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサとを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項8は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサと、前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサと、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサとを設け、前記温水管における吸収器より上流側で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項9は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
逆放熱となった時に、前記冷媒ポンプ及び前記吸収液ポンプのうち、少なくとも前記吸収液ポンプを停止させることを特徴とする。
本発明の請求項10は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
逆放熱となった時に、前記熱源水管の蒸発器より上流側に設けた熱源水ポンプを止めることにより熱源水の供給を停止することを特徴とする。
本発明の請求項11は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
前記熱源水管における蒸発器より上流側と下流側とを接続する熱源水バイパス管を設けると共に、この熱源水バイパス管の途中に切替弁を設けたことを特徴とする。
上記請求項1の発明によれば、前記熱源水出口温度が熱源水入口温度よりも高くなった時に逆放熱と判定し、制御弁を切り替えて再生器からの濃吸収液を濃吸収液バイパス管側に流して吸収器の底部に逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項2の発明によれば、前記熱源水出口温度が熱源水入口温度よりも高くなった時に逆放熱と判定し、制御弁を切り替えて温水を温水バイパス管側に流すことにより、温水が吸収器内を通過しないように逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項3の発明によれば、前記熱源水入口温度が温水入口温度よりも一定温度以上低くなった時に逆放熱と判定し、制御弁を切り替えて再生器からの濃吸収液を濃吸収液バイパス管側に流して吸収器の底部に逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項4の発明によれば、前記熱源水入口温度が温水入口温度よりも一定温度以上低くなった時に逆放熱と判定し、制御弁を切り替えて温水を温水バイパス管側に流すことにより、温水が吸収器内を通過しないように逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項5の発明によれば、前記蒸発器の冷媒液温度が吸収器の稀吸収液温度よりも一定温度以上低くなった時に逆放熱と判定し、制御弁を切り替えて再生器からの濃吸収液を濃吸収液バイパス管側に流して吸収器の底部に逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項6の発明によれば、前記蒸発器の冷媒液温度が吸収器の稀吸収液温度よりも一定温度以上低くなった時に逆放熱と判定し、制御弁を切り替えて温水を温水バイパス管側に流すことにより、温水が吸収器内を通過しないように逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項7の発明によれば、前記蒸発器の冷媒液温度と吸収器の稀吸収液温度から吸収器における稀吸収液濃度を算出し、この稀吸収液濃度をパラメータとして、熱源水入口温度と温水入口温度との関係から逆放熱を判定し、制御弁を切り替えて再生器からの濃吸収液を濃吸収液バイパス管側に流して吸収器の底部に逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項8の発明によれば、前記蒸発器の冷媒液温度と吸収器の稀吸収液温度から吸収器における稀吸収液濃度を算出し、この稀吸収液濃度をパラメータとして、熱源水入口温度と温水入口温度との関係から逆放熱を判定し、制御弁を切り替えて温水を温水バイパス管側に流すことにより、温水が吸収器内を通過しないように逃がす。これにより、吸収ヒートポンプの逆放熱を防止することができる。
上記請求項9の発明によれば、吸収ヒートポンプが逆放熱となった時に、前記冷媒ポンプ及び前記吸収液ポンプのうち、少なくとも前記吸収液ポンプを停止し、これにより蒸発器で生成された冷媒蒸気の吸収器での吸収が抑えられることになり、熱源水管への逆放熱を抑えることができる。更に、冷媒ポンプを停止させれば、より効果的なものとなる。冷媒ポンプのみ停止させ、吸収液ポンプの運転を継続させた状態では、吸収器の吸収能力がなかなか低下しないものとなり、逆放熱は収まり難くなってしまう。
上記請求項10の発明によれば、逆放熱となった時に、前記熱源水管の蒸発器より上流側に設けた熱源水ポンプを止めることにより熱源水の供給を停止し、これにより蒸発器の機能を失わせることで逆放熱を防止することができる。
上記請求項11の発明によれば、前記熱源水管における蒸発器より上流側と下流側とを接続する熱源水バイパス管を設けると共に、この熱源水バイパス管の途中に切替弁を設け、逆放熱時に熱源水を熱源水バイパス管に通し、蒸発器の機能を失わせることで逆放熱を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第1実施形態を示す構成図である。図1において、1は再生器、2は再生器1に隣接して設けられた凝縮器、3は蒸発器、4は蒸発器3に隣接して設けられた吸収器である。この場合、吸収液として臭化リチウム水溶液が、冷媒として水がそれぞれ使用される。
前記再生器1には、駆動熱源管5を介して例えばボイラから排出された170℃程度の蒸気が通過するようにしてあり、前記吸収器4に接続された稀吸収液管6により再生器1に戻される稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を蒸発分離させる。
再生器1で蒸発分離した冷媒蒸気は、隣接する凝縮器2で当該凝縮器2内を通過する温水管7の温水に放熱して凝縮し、冷媒液となって凝縮器2の底部に溜まる。前記温水管7は、凝縮器2より上流側が前記吸収器4内を通過するようにしてあり、凝縮器2より下流側は図示を省略した暖房機等の負荷に接続される。
凝縮器2の底部に溜まる冷媒液は、第1冷媒液管8を通って蒸発器3内に供給されて底部に溜まり、この底部に溜まる冷媒液は、冷媒ポンプ9により第2冷媒液管10を通って蒸発器3内の上部に設けられた冷媒液散布器11から散布される。
12は蒸発器3内を通過する熱源水管であり、例えば工場等から排出される温水(40℃程度)を熱源水として利用し、前記冷媒液散布器11から散布される冷媒液に放熱して蒸発させ、この放熱により温度が下って蒸発器3から出される。この熱源水管12の蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13を設けると共に、蒸発器3より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサ14を設けてある。
蒸発器3で蒸発した冷媒蒸気は、隣接する吸収器4内に流入し、前記再生器1で冷媒の蒸発分離により濃度が濃くなった濃吸収液が濃吸収液管15を通って吸収器4内の上部に設けられた吸収液散布器16から散布される濃吸収液に吸収されて底部に溜まる。
吸収器4で冷媒蒸気を吸収して濃度が薄くなった稀吸収液は、吸収器4の底部から吸収液ポンプ17により前記稀吸収液管6を介して再生器1に戻される。稀吸収液管6の途中には熱交換器18が設けられ、この熱交換器18において、吸収器4から再生器1に戻る稀吸収液が、再生器1から吸収器4の吸収液散布器16に供給される濃吸収液との間で熱交換して温められる。
このように構成された吸収ヒートポンプにおいて、前記温水管7の入口側に供給される温水は、吸収器4内を通過する際に蒸発器3側から流入する冷媒蒸気の吸収熱によって温められると共に、凝縮器2を通過する際に再生器1側から流入する冷媒蒸気の凝縮熱により温められることにより、所定の温度(例えば80℃)に上昇して図示を省略した暖房機等の負荷に供給される。
前記吸収器4で蒸発器3側から流入する冷媒蒸気から熱を汲み上げて吸収ヒートポンプとしての機能を発揮させるが、前記の暖房機等の負荷が低負荷になると、この負荷から温水管7の入口側に戻される温水の温度が高くなる。このような低負荷時において、前記熱源水入口側の熱源水の温度が低下してくると、冷媒蒸気の発生量が減少して熱源水から熱を汲み上げられないばかりか、吸収器4を通過する温水から蒸発器3の熱源水側に放熱することがある。このような逆放熱現象が発生すると、吸収ヒートポンプとしての機能が失われるばかりか熱損失になってしまう。
このような逆放熱は、前記熱源水出口側温度センサ14により検知される熱源水出口温度が、熱源水入口側温度センサ13により検知される熱源水入口温度よりも高くなった時点で、逆放熱状態になったと判定することができる。この熱源水出口側温度センサ14及び熱源水入口側温度センサ13による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁20に指令信号が出力され、この切替弁20は濃吸収液管15における吸収液散布器16へ通じる通路が閉弁されると共に、濃吸収液バイパス管19へ通じる通路が開弁される。これにより、再生器1からの濃吸収液は、濃吸収液バイパス管19を通って吸収器4の底部に供給される。この時、濃吸収液が吸収液散布器16から散布されないので、吸収器4の機能が失われて逆放熱を抑えることができる。
図2は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第2実施形態を示す構成図である。この第2実施形態において、前記第1実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第2実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13を設けると共に、蒸発器3より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサ14を設け、前記温水管7における吸収器4より上流側で分岐して吸収器4より下流側に接続する温水バイパス管23を設け、この温水バイパス管23の接続箇所に切替弁24を設ける。
このように構成された吸収ヒートポンプにおいて、前記と同様に熱源水出口側温度センサ14により検知される熱源水出口温度が、熱源水入口側温度センサ13により検知される熱源水入口温度よりも高くなった時点で、逆放熱状態になったと判定する。この熱源水出口側温度センサ14及び熱源水入口側温度センサ13による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁24に指令信号が出力され、この切替弁24は温水管7における吸収器4より下流側へ通じる通路が閉弁されると共に、温水バイパス管23へ通じる通路が開弁される。これにより、温水管7からの温水は、温水バイパス管23を通って凝縮器2側へ供給される。この時、温水が吸収器4内を通過しないので、温水の温度上昇が抑えられて逆放熱を抑えることができる。
図3は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第3実施形態を示す構成図である。この第3実施形態において、前記第1、2実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第3実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13を設けると共に、前記温水管7における吸収器4より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサ25を設け、前記再生器1から吸収器4の吸収液散布器16に濃吸収液を供給する濃吸収液管15における吸収液散布器16より上流側で分岐して吸収器4の底部内に接続する濃吸収液バイパス管19を設け、この濃吸収液バイパス管19の分岐箇所に切替弁20を設ける。
この場合は、前記熱源水入口温度が温水入口温度よりも一定温度以上(例えば、実験により知見した35℃以上)低くなった時に逆放熱と判定する。熱源水入口側温度センサ13及び温水入口側温度センサ25による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁20に指令信号が出力され、この切替弁20は濃吸収液管15における吸収液散布器16へ通じる通路が閉弁されると共に、濃吸収液バイパス管19へ通じる通路が開弁される。これにより、再生器1からの濃吸収液は、濃吸収液バイパス管19を通って吸収器4の底部に供給される。この時、濃吸収液が吸収液散布器16から散布されないので吸収器4の機能が失われて逆放熱を抑えることができる。
図4は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第4実施形態を示す構成図である。この第4実施形態において、前記第1〜3実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第4実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13を設けると共に、前記温水管7における吸収器4より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサ25を設け、前記温水管7における吸収器4と前記温水入口側温度センサ25との間で分岐して吸収器4より下流側に接続する温水バイパス管23を設け、この温水バイパス管23の接続箇所に切替弁24を設ける。
この場合、前記熱源水入口温度が温水入口温度よりも一定温度以上(例えば35℃以上)低くなった時に逆放熱と判定する。熱源水入口側温度センサ13及び温水入口側温度センサ25による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁24に指令信号が出力され、この切替弁24は温水管7における吸収器4より下流側へ通じる通路が閉弁されると共に、温水バイパス管23へ通じる通路が開弁される。これにより、温水管7からの温水は、温水バイパス管23を通って凝縮器2側へ供給される。この時、温水が吸収器4内を通過しないので、温水の温度上昇が抑えられて逆放熱を抑えることができる。
図5は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第5実施形態を示す構成図である。この第5実施形態において、前記第1〜4実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第5実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器3内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記蒸発器3の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサ26と、前記吸収器4の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサ27を設け、前記再生器1から吸収器4の吸収液散布器16に濃吸収液を供給する濃吸収液管15における吸収液散布器16より上流側で分岐して吸収器4の底部内に接続する濃吸収液バイパス管19を設け、この濃吸収液バイパス管19の分岐箇所に切替弁20を設ける。
この場合、前記蒸発器3の冷媒液温度が吸収器4の稀吸収液温度よりも一定温度以上(例えば35℃以上)低くなった時に逆放熱と判定する。冷媒液温度センサ26及び稀吸収液温度センサ27による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁20に指令信号が出力され、この切替弁20は濃吸収液管15における吸収液散布器16へ通じる通路が閉弁されると共に、濃吸収液バイパス管19へ通じる通路が開弁される。これにより、再生器1からの濃吸収液は、濃吸収液バイパス管19を通って吸収器4の底部に供給される。この時、濃吸収液が吸収液散布器16から散布されないので、吸収器4の機能が失われて逆放熱を抑えることができる。
図6は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第6実施形態を示す構成図である。この第6実施形態において、前記第1〜5実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第6実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記蒸発器3の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサ26と、前記吸収器4の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサ27を設け、前記温水管7における吸収器4より上流側で分岐して吸収器4より下流側に接続する温水バイパス管23を設け、この温水バイパス管23の接続箇所に切替弁24を設ける。
この場合、前記蒸発器3の冷媒液温度が吸収器4の稀吸収液温度よりも一定温度以上(例えば35℃以上)低くなった時に逆放熱と判定する。冷媒液温度センサ26及び稀吸収液温度センサ27による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁24に指令信号が出力され、この切替弁24は温水管7における吸収器4より下流側へ通じる通路が閉弁されると共に、温水バイパス管23へ通じる通路が開弁される。これにより、温水管7からの温水は、温水バイパス管23を通って凝縮器2側へ供給される。この時、温水が吸収器4内を通過しないので、温水の温度上昇が抑えられて逆放熱を抑えることができる。
図7は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第7実施形態を示す構成図である。この第7実施形態において、前記第1〜6実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第7実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記蒸発器3の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサ26と、前記吸収器4の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサ27と、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13と、前記温水管7における吸収器4より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサ25とを設け、前記再生器1から吸収器4の吸収液散布器16に濃吸収液を供給する濃吸収液管15における吸収液散布器16より上流側で分岐して吸収器4の底部内に接続する濃吸収液バイパス管19を設け、この濃吸収液バイパス管19の分岐箇所に切替弁20を設ける。
この場合、前記蒸発器3の冷媒液温度と吸収器4の稀吸収液温度から吸収器4における稀吸収液濃度を算出し、この稀吸収液濃度をパラメータとして、熱源水入口温度と温水入口温度との関係から逆放熱を判定する。前記冷媒液温度センサ26、稀吸収液温度センサ27、熱源水入口側温度センサ13及び温水入口側温度センサ25による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁20に指令信号が出力され、この切替弁20は濃吸収液管15における吸収液散布器16へ通じる通路が閉弁されると共に、濃吸収液バイパス管19へ通じる通路が開弁される。これにより、再生器1からの濃吸収液は、濃吸収液バイパス管19を通って吸収器4の底部に供給される。この時、濃吸収液が吸収液散布器16から散布されないので、吸収器4の機能が失われて逆放熱を抑えることができる。
図8は、本発明に係る吸収ヒートポンプの第8実施形態を示す構成図である。この第8実施形態において、前記第1〜7実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
この第8実施形態では、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記蒸発器3の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサ26と、前記吸収器4の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサ27と、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサ13と、前記温水管7における吸収器4より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサ25とを設け、前記温水管7における吸収器4より上流側で分岐して吸収器4より下流側に接続する温水バイパス管23を設け、この温水バイパス管23の接続箇所に切替弁24を設ける。
この場合、前記蒸発器3の冷媒液温度と吸収器4の稀吸収液温度から吸収器4における稀吸収液濃度を算出し、この稀吸収液濃度をパラメータとして、熱源水入口温度と温水入口温度との関係から逆放熱を判定する。前記冷媒液温度センサ26、稀吸収液温度センサ27、熱源水入口側温度センサ13及び温水入口側温度センサ25による検知信号は制御装置21に入力され、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示する。
この時、制御装置21から前記切替弁24に指令信号が出力され、この切替弁24は温水管7における吸収器4より下流側へ通じる通路が閉弁されると共に、温水バイパス管23へ通じる通路が開弁される。これにより、温水管7からの温水は、温水バイパス管23を通って凝縮器2側へ供給される。この時、温水が吸収器4内を通過しないので、温水の温度上昇が抑えられて蒸発器3側への逆放熱を抑えることができる。
図9は、本発明に係る吸収ヒートポンプの他の実施形態を示す構成図である。当該他の実施形態において、前記第1〜8実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
図9において、再生器1、凝縮器2、蒸発器3、吸収器4を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ9及び吸収液ポンプ17を設置し、前記再生器1内を通過する駆動熱源管5を設けると共に、前記蒸発器3内を通過する熱源水管12を設け、更に前記吸収器4内を通過した後に前記凝縮器2内を通過して負荷に接続された温水管7を設ける。そして、前記熱源水管12における蒸発器3より上流側に熱源水ポンプ28を設けると共に、蒸発器3より上流側と下流側とを接続する熱源水バイパス管29を設けると共に、この熱源水バイパス管29の途中に切替弁30を設ける。この場合は、吸収器4の機能を失わせるか又は蒸発器3の機能を失わせ、或は両方の機能を失わせることにより逆放熱を防止するものである。
その具体的手段として、例えば逆放熱の時に前記吸収液ポンプ17を止めることにより吸収液循環路の稀釈を停止する。これにより、吸収器4の機能を失わせることで逆放熱を防止することができる。又、逆放熱となった時に、前記熱源水管12の熱源水ポンプ28を止めて熱源水の供給を停止する。これにより、蒸発器3の機能を失わせることで逆放熱を防止することができる。更に、逆放熱時に前記切替弁30を介して熱源水を熱源水バイパス管29に通し、蒸発器3の機能を失わせることで逆放熱を防止することもできる。
又、逆放熱時に吸収液ポンプ17を止めると共に、前記冷媒ポンプ9も止めることにより吸収器4と蒸発器3の両方の機能を失わせて逆放熱を防止するようにしても良い。
この実施形態では、図示は省略したが前記第1実施形態ないし第8実施形態における複数の温度センサを組み合わせ、これらの検出信号を制御装置21に入力することで逆放熱を判定することができる。そして、制御装置21から警報表示装置22に信号が出力されて、当該警報表示装置22が警報を表示すると共に、制御装置21からの指令信号により吸収液ポンプ17、熱源水ポンプ28、切替弁30、冷媒ポンプ9が適宜作動される。
本発明は、吸収ヒートポンプの逆放熱防止手段として有効に活用することができる。
本発明に係る吸収ヒートポンプの第1実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第2実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第3実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第4実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第5実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第6実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第7実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの第8実施形態を示す構成図である。 本発明に係る吸収ヒートポンプの他の実施形態を示す構成図である。
符号の説明
1 再生器
2 凝縮器
3 吸収器
4 吸収器
5 駆動熱源管
6 稀吸収液管
7 温水管
8 第1冷媒液管
9 冷媒ポンプ
10 第2冷媒液管
11 冷媒液散布器
12 熱源水管
13 熱源水入口側温度センサ
14 熱源水出口側温度センサ
15 濃吸収液管
16 吸収液散布器
17 吸収液ポンプ
18 熱交換器
19 濃吸収液バイパス管
20 切替弁
21 制御装置
22 警報表示装置
23 温水バイパス管
24 切替弁
25 温水入口側温度センサ
26 冷媒液温度センサ
27 稀吸収液温度センサ
28 熱源水ポンプ
29 熱源水バイパス管
30 切替弁

Claims (11)

  1. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、蒸発器より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  2. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、蒸発器より下流側に熱源水出口温度を検知する熱源水出口側温度センサを設け、前記温水管における吸収器より上流側で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  3. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  4. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサを設けると共に、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサを設け、前記温水管における吸収器と前記温水入口側温度センサとの間で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  5. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  6. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサを設け、前記温水管における吸収器より上流側で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  7. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサと、前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサと、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサとを設け、前記再生器から吸収器の吸収液散布器に濃吸収液を供給する濃吸収液管における吸収液散布器より上流側で分岐して吸収器の底部内に接続する濃吸収液バイパス管を設け、この濃吸収液バイパス管の分岐箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  8. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記蒸発器の底部に溜まる冷媒液の温度を検知する冷媒液温度センサと、前記吸収器の底部に溜まる稀吸収液の温度を検知する稀吸収液温度センサと、前記熱源水管における蒸発器より上流側に熱源水入口温度を検知する熱源水入口側温度センサと、前記温水管における吸収器より上流側に温水入口温度を検知する温水入口側温度センサとを設け、前記温水管における吸収器より上流側で分岐して吸収器より下流側に接続する温水バイパス管を設け、この温水バイパス管の接続箇所に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  9. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    逆放熱となった時に、前記冷媒ポンプ及び前記吸収液ポンプのうち、少なくとも前記吸収液ポンプを停止させることを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  10. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    逆放熱となった時に、前記熱源水管の蒸発器より上流側に設けた熱源水ポンプを止めることにより熱源水の供給を停止することを特徴とする吸収ヒートポンプ。
  11. 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を管接続して冷媒循環路及び吸収液循環路を設けると共に冷媒ポンプ及び吸収液ポンプを設置し、前記再生器内を通過する駆動熱源管を設けると共に、前記蒸発器内を通過する熱源水管を設け、更に前記吸収器内を通過した後に前記凝縮器内を通過して負荷に接続された温水管を設けた吸収ヒートポンプにおいて、
    前記熱源水管における蒸発器より上流側と下流側とを接続する熱源水バイパス管を設けると共に、この熱源水バイパス管の途中に切替弁を設けたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
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