JP2010078223A - ペレットストーブ用ペレットバーナー - Google Patents

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武 阿▲蘓▼
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【課題】安価でしかも長時間に亘って燃焼効率を良好に維持できるペレットストーブ用ペレットバーナーを提供すること。
【解決手段】ペレットバーナー1は、ペレット燃料を収容するペレットタンク11と、ペレットタンクに連結され、ペレットタンクから前記ペレット燃料が供給される燃焼筒であるバーナー13とを備えており、仕切板11aがペレットタンクと燃焼筒とを仕切り、仕切板の一部にペレットタンクと燃焼筒とを連絡する第1の穴部が形成されている。仕切板の下側に密接して配置された制御板11bを、仕切板と制御板の中心を通って延在する回転軸の回りに回転させて、ペレット燃料の供給を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ペレットストーブ本体と共に用いられるペレットストーブ用ペレットバーナーに関する。
従来、長時間燃焼可能なペレットストーブについて様々な手法が提案されている。例えば、特許文献1には、ペレット燃料が未燃焼の状態で落下することを防止すると共に、効果的に灰を落下可能なペレットストーブが開示されている。
特許文献1に記載のペレットストーブでは、ペレット供給装置から順次ペレット燃料が供給されると共に、灰落とし装置によって、燃焼後の灰を順次除去するようにしている。つまり、このペレットストーブでは、ペレット供給装置を所定時間間隔で、所定時間作動させる動作を所定回数繰り返した後、灰落とし装置を所定時間作動させており、これによって、ペレットストーブを長時間燃焼させるようにしている。
特開2004−138256号公報
しかしながら、上述のペレットストーブでは、ペレット供給装置及び灰落とし装置をスクリューコンベア、モータなどの機械的、電気的部品によって構成しているため、これらの部品を稼働させるためには電源が必要である。さらに、ペレットストーブ本体が大型化、複雑化するため、部品点数の増加、製造コストの上昇、故障率の上昇などの様々な側面で問題点がある。
一方、短時間燃焼可能で安価な家庭用薪ストーブが普及しており、これらの既存の薪ストーブと組み合わせて使用可能であり、より簡易な構造により長時間安定して燃焼状態を良好に保持しつつ、ペレット燃料を収容する容器の断熱性に優れ、安全性にも配慮されたペレットバーナーを提供することが望まれている。
本発明は、安価でしかも長時間に亘って燃焼効率を良好に維持できるペレットストーブ用ペレットバーナーを提供することを目的とする。
(1) 本発明は、ペレットストーブ本体と共に用いられるペレットストーブ用ペレットバーナーであって、ペレット燃料を収容するペレットタンクと、前記ペレットタンクに連結され、前記ペレットタンクから前記ペレット燃料が供給される燃焼筒と、前記ペレットタンクと前記燃焼筒との間に配置され、前記ペレットタンクから前記燃焼筒への前記ペレット燃料の供給を規制する規制部材と、前記規制部材を制御して予め規定された時間間隔で前記ペレット燃料の供給を行う制御手段とを有することを特徴とするものである。
(1)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、規制部材を制御して予め規定された時間間隔でペレット燃料の供給を行うようにしたので、適量のペレット燃料が燃焼筒に供給されることになって、燃料の無駄を防ぐことができるばかりでなく、燃焼効率を良好に保つことができる。
(2) 本発明は、(1)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記規制部材は、前記ペレットタンクと前記燃焼筒とを仕切り、その一部に前記ペレットタンクと前記燃焼筒とを連絡する第1の穴部が形成された仕切板と、前記第1の穴部を開閉する制御板とを有し、前記制御手段は、前記仕切板と前記制御板の中心を通って延在する回転軸の回りに前記制御板を回転させて前記ペレット燃料の供給を行うこと特徴とするものである。
(2)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、仕切板の第1の穴部を開閉する制御板を、仕切板と制御板の中心を通って延在する回転軸の回りに回転させてペレット燃料の供給を行うようにしたので、簡単な構成で適量のペレット燃料を燃焼筒に供給することができる。
(3) 本発明は、(2)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記制御板には第2の穴部が形成されており、前記制御手段は前記回転軸の回りに前記制御板を回転させて、前記第1及び前記第2の穴部を介して前記ペレットタンクから前記燃焼筒へ前記ペレット燃料を供給するようにしたことを特徴とするものである。
(3)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、制御板に第2の穴部を形成し、回転軸の回りに制御板を回転させて、第1及び第2の穴部を介してペレットタンクから燃焼筒へ前記ペレット燃料を供給するようにしたので、仕切板と制御板との間に異物などが挟まることがない。
(4) 本発明は、(2)又は(3)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記制御手段は、予め定められた回転時間で前記制御板を第1の回転方向に回転制御する第1のステップと、前記第1のステップの後予め定められた停止時間の間前記制御板の回転制御を停止して、前記回転時間で前記第1の回転方向とは逆向きの第2の回転方向に前記制御板を回転制御する第2のステップとを実行し、前記第2のステップの後前記停止時間の間前記制御板の回転制御を停止して、再度第1のステップから繰り返すことを特徴とするものである。
(4)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、予め定められた回転時間で制御板を第1の回転方向に回転制御し、その後予め定められた停止時間の間制御板の回転制御を停止して、再度上記の回転時間で第1の回転方向とは逆向きの第2の回転方向に制御板を回転制御させるようにしたので、仕切板と制御板との間に異物などが挟まったとしても直ぐ除去されることになり、しかも、適量のパレット燃料を効率的に燃焼筒に供給することができる。
(5) 本発明は、(2)又は(3)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記制御板の回転によって生じる負荷が予め定められた基準値を越えて前記制御板の回転が停止した際、前記回転軸を予め規定された回転角度の範囲で回転可能に保持する保持手段を有することを特徴とするものである。
(5)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、制御板の回転によって生じる負荷が予め定められた基準値を越えて制御板の回転が停止した際、回転軸を予め規定された回転角度の範囲で回転可能に保持するようにしたので、制御板によってパレット燃料が通過する穴部が閉塞されたままの状態となることがなく、燃焼筒へのパレット燃料の供給に支障をきたすことがない。
(6) 本発明は、(1)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記燃焼筒は、前記ペレットタンクと反対側の面が開口された外筒と、前記外筒の内側にかつ同心に配置され前記ペレットタンクと反対側の面が開口されて前記ペレットタンクから前記ペレット燃料が供給される内筒とを有しており、前記ペレットタンクに空気を導入する導入管路と、前記導入管路から分岐し前記外筒と前記内筒との間に規定された空間に空気を導入する分岐管路と、前記導入管路に空気を送り込むファンと、その一端が前記分岐管路に挿入され、他端が前記内筒内に位置づけられた空気導入管を有し、前記空気導入管は前記内筒の径方向に延び、前記空気導入管の他端開口はその切り口が斜めであることを特徴とするものである。
(6)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、内筒内に位置づけられた空気導入管の他端開口(空気噴出し口)の切り口を斜めとしたので、燃焼台に位置するパレット燃料に直接噴出し空気が当たることがなく、燃焼台上のパレット燃料が吹き寄せられて、燃料台上のパレット燃料分布が不均一となることがない。
(7) 本発明は、(6)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記外筒を囲むように形成され、前記外筒よりも下方に延在してその端部が燃焼台に当接した筒状のリング体を備え、前記リング体その軸方向回りに回動させるようにしたことを特徴とするものである。
(7)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、外筒よりも下方に延在してその端部が燃焼台に当接した筒状のリング体をその軸方向回りに回動させるようにしたので、燃焼台近傍において生成されるクリンカーを、燃焼筒から容易に除去することができる。
(8) 本発明は、(1)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記ペレットストーブ本体には水平方向に延びる排気装置が備えられ、該排気装置は前記水平方向の両端にそれぞれ規定された排気入口部と排気出口部と、該水平方向と交差して上向きに開口する排気口と、前記排気出口部及び前記排気口を選択的に開閉する開閉手段とを有することを特徴とするものである。
(8)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、排気装置が水平方向の両端にそれぞれ規定された排気入口部と排気出口部と、この水平方向と交差して上向きに開口する排気口とを備えて、排気出口部及び排気口を選択的に開閉するようにしたので、必要に応じて排気ルートを選択することができる。
(9) 本発明は、(8)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーにおいて、前記開閉手段は停電の際前記排気出口部を閉じ、前記排気口を開くことを特徴とするものである。
(9)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナーでは、停電の際排気出口部を閉じ、排気口を開くようにしたので、排気がペレットストーブ側に逆流することがない。
以上のように、本発明によれば、ペレットタンクと燃焼筒との間に、ペレットタンクから燃焼筒へのペレット燃料の供給を規制する規制部材を配置し、この規制部材を制御して予め規定された時間間隔でペレット燃料の供給を行うようにしたので、適量のペレット燃料が燃焼筒に供給されることになって、燃料の無駄を防ぐことができるばかりでなく、燃焼効率を良好に保つことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態によるペレットストーブ用ペレットバーナーの一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態によるペレットバーナー1及びこのペレットバーナー1と共に用いられるペレットストーブ本体2を有するペレットストーブを示す斜視図である。
図1において、図示のペレットバーナー1は、ペレットストーブ本体2と組み合わせて使用される。ペレットバーナー1は、その上部が開口されたペレットタンク11と、バーナー13とを備えている。ペレットタンク11は第1の容器として作用し、バーナー13は燃焼筒として作用する。このペレットタンク11とバーナー13とは、後述するようして分離可能である。ペレットタンク11の上部開口は、ペレットタンク用蓋16によって閉塞される。ペレットタンク用蓋16は、ボルトとナット又は蓋止め機構のような周知の取り付け機構によって、ペレットタンク11の上部開口に着脱可能に取り付けられている。
なお、ペレットバーナー1を構成する素材として、鉄又はステンレスなどの耐熱性のある素材が用いられる。
ペレットバーナー1は、ペレットストーブ本体2の開口部24に、バーナー13をペレットストーブ本体2の上方から挿入してペレットストーブ本体2にセットされる。この際、ペレットバーナー1は、ペレットタンク11の側面から下方に伸びる筒状のスタンド15によって、支えられる。スタンド15は、下側に伸びる先端に高さ調節用脚152を備えており、ペレットバーナー1の高さはペレットストーブ本体2の高さに応じて調節される。
なお、スタンド15の数に制限はなく、図示の例では、2本であるが、1本でもよく、又は3本以上としてもよい。また、図示の例では、スタンド15は、スタンド15の先端が外側に開いた形状としているが、ペレットバーナー1を安定して支持することができる形状であれば限定されず、例えば、ストレート形状でもよい。また、スタンド15は、例えば、耐熱ステンレス製や鋳物で形成される。
ペレットタンク11は一重の円筒形状を有しており、一方、バーナー13は二重管である。つまり、バーナー13は外筒13aとこの外筒13aと同心に配設された内筒13bとを有しており、外筒13aと内筒13bとの間は、後述する空気通路13cとして規定されている。また、外筒13aの周囲には円筒状のリング体13dが配設され、このリング体13dは外筒13aに沿って上下方向に所定の距離(例えば、10cm程度)移動可能に配設されている。空気通路13cやリング体13dは、例えば、耐熱ステンレス製や鋳物で形成される。
図2は、ペレットバーナー1をペレットストーブ本体2に挿入した状態で示す断面図である。図2に示すように、スタンド15は中空である。スタンド15の上側の一端はペレットタンク11の側面かつ上側に形成された開口11gに接続されている。また、スタンド15の途中には、分岐管15aの一端が気密的に接続されている。また、分岐管15aの他端はバーナー13の外筒13aに気密的に接続されている。したがって、スタンド15の中空の部分は、分岐管15aを介して空気通路13cに気密的に接続されている。
ペレットタンク11の上端には、フランジ部115が形成され、このフランジ部115でペレットタンク用蓋16が取り外し可能に支持されている。したがって、ペレットタンク11にペレット燃料を供給する際には、ペレットストーブを使用する者がペレットタンク用蓋16を開けて、ペレットタンク11の内部にペレット燃料112を供給することになる。
ペレットタンク11の下部にはバーナー13が連結されている。ペレットタンク11の底部には開口部が形成されている。この開口部にはこの開口部を塞ぐように円板状の仕切板11aが配設されている。したがって、ペレットタンク11とバーナー13とはこの仕切板11aによって仕切られている。仕切板11aは、この上面がペレットタンク11の底部とほぼ同一となるような位置に配設されている。
図3は、図2に示すペレットバーナー1において仕切板11a及び制御板11bの関係を示す斜視図であり、仕切板11aに接触して回転する制御板11bを仕切板11aから離した状態を示している。ペレットタンク用蓋16を貫通して、バーナー13の下部に位置する燃焼部23に達する攪拌棒部材50が配置されている。攪拌棒部材50は、上下方向に延びる回転軸体51と、回転軸体51の下端に取り付けられた攪拌部52とを有しており、回転軸体51の上端には、例えば、制御盤(図示せず)に連結され、制御盤によって、回転軸体51が駆動制御される。なお、攪拌部52は、融着したペレット燃料112又はペレット燃料112が燃焼してできた灰を攪拌するためのものである。回転軸体51は、例えば、耐熱ステンレス製や鋳物で形成される。
回転軸体51は仕切板11aの中心を貫通している。仕切板11aには扇状の穴部11cが形成されている。図3に示す例では、穴部11cは半円状に形成されている。仕切板11aの下側において、扇状の制御板11bが、その中心において、回転軸体51に取り付けられている。図示の例では、制御板11bは半円板状に形成されている。制御板11bの半径は穴部11cの半径よりも大きい。
図3に示すように、仕切板11aには仕切板11aの中心を中心とする扇状の穴部11cが形成されている。穴部11cの扇状の開き度は、例えば、180°とされている。仕切板11aは、板部材の中央に穴部11cを形成している。仕切板11aの扇状の中心には、後述する攪拌棒部材50の回転軸体51を回転可能に支持する支持部11hが形成されている。仕切板11aの下側には、回転軸体51に相対的回転不能に取り付けられた制御板11bが配置されている。制御板11bは、仕切板11aの下側と制御板11bの上側が互いに面接触しながら、回転軸体51の周りを回転するように、配置されている。したがって、この穴部11cは、仕切板11aの下側に密着して配設された制御板11bによって開閉制御される。
図4は、制御板11bが上記の扇状の穴部11cを覆っていない位置にある状態を示し、(a)は断面図、(b)は背面図である。攪拌棒部材50の回転軸体51が回転することにより、制御板11bが扇状の穴部11cを覆っていない位置に移動させたときは、ペレットタンク11とバーナー13とが、ペレット燃料112がペレットタンク11とバーナー13との間を行き来ができるように、接続されている状態になる。そして、ペレットタンク11の下側にバーナー13が配設されているので、図2に示すように、ペレット燃料112は重力によりペレットタンク11の穴部11cを通って順次バーナー13の下端の燃焼部23に送られる。そして、ペレットバーナー1にはペレット燃料112が順次供給され、これによって、長時間燃焼が可能となる。
また、図5に示すように、攪拌棒部材50の回転軸体51が回転することにより、制御板11bが上記の扇状の穴部11cを覆っている位置に移動させると、ペレットタンク11とバーナー13とはこの仕切板11aによって仕切られている。したがって、ペレットタンク11の内部にあるペレット燃料112は、穴部11cを通ることができないので、バーナー13の下端の燃焼部23には供給されない。
いま、制御盤によって回転軸体51が所定の方向に回転駆動されると、制御板11b及び攪拌部52が回転する。攪拌部52の回転によって融着したペレット燃料112又はペレット燃料112が燃焼してできた灰が攪拌され、空気の流通が良好となって長時間好適な燃焼を実現することができる。
一方、制御板11bの回転に応じて仕切板11aの穴部11cが開閉されることになり、穴部11cが開いている際には、ペレットタンク11からバーナー13にペレット燃料112が供給され、穴部11cが閉じられた際には、ペレットタンク11からバーナー13にペレット燃料112が供給されないことになる。
この結果、穴部11cの開時間を調整することによって、適量のペレット燃料112がバーナー13に供給されることになり、過度のペレット燃料112の供給による燃料の無駄を防ぐことができる。
ここで、制御板11bの回転制御の一例について説明すると、制御板11bの回転制御は制御盤によって行われる。制御盤によって回転時間及び停止時間をセットする。例えば、回転時間として1分、停止時間として20分がセットされる。制御盤は回転軸体51を回転駆動して、まず制御板11bを時計回り(第1の回転方向)に回転させる。
制御板11bは停止状態にある際には、穴部11cを完全に塞いでいる状態にあり(この状態を停止位置とする)、制御板11bの回転によって穴部11cは徐々に開いていき、そして、完全に開いた後、今度は徐々に閉じていき、制御板11bが停止位置になると穴部11cは完全に閉じられることになる。制御板11bが停止位置から再度停止位置に戻るまでの時間が回転時間(ここでは1分)であり、前述のように、穴部11cが開くと、ペレットタンク11からバーナー13にペレット燃料112が供給される。
制御盤は、制御板11bが停止位置に戻った後、停止時間(ここでは20分)の間、制御板11bの回転駆動、つまり、回転軸体51の回転を停止し、停止時間が経過すると、制御板11b(つまり、回転軸体51)を今度は反時計回り(第2の回転方向)に、1分間回転させる。これによって、再度ペレットタンク11からバーナー13にペレット燃料112が供給される。
そして、制御盤は停止時間の間、制御板11bの回転を停止した後、制御板11bを今度は時計回りに、1分間回転させる。このようにして、停止時間(ここでは、20分)毎に時計回り、反時計回りに交互に回転時間(1分間)の間、制御板11bを回転させて、穴部11cを開閉して、ペレットタンク11からバーナー13にペレット燃料112を供給することになる。
このようにして、穴部11cを開閉制御することによって、適量のペレット燃料がバーナー13に供給されることになって、ペレット燃料の無駄遣いを防止できるばかりでなく、バーナー13における燃焼を良好に保つことができる。そして、例えば、ペレット燃料又は異物が仕切板11aと制御板11bとの間に挟まったとしても、制御板11bの回転方向を交互に変更しているから、異物などのつまりを効果的に防止することができる。
なお、上述の回転時間及び停止時間は、ペレットストーブの燃焼状態、燃料消費量などに応じて適宜変更されるものである。また、上述の例では、攪拌棒部材50の回転に応じて制御板11bを回転させる手法を用いたが、攪拌棒部材50とは独立して制御板11bを回転させるようにしてもよい。
再び、図2を参照して、スタンド15の下部側面には少なくとも一つの空気導入口151が設けられ、この空気導入口151に対応づけてファン151aが配設されている。ファン151aの駆動によって、空気導入口151からスタンド15内に空気が導入される。空気導入口151から導入された空気はスタンド15の内部を流れ、ペレットタンク11の側面に形成された開口からペレットタンク11内に導入される。
また、空気導入口151から導入された空気は、分岐管15aを通って、空気通路13cに達し、空気通路13cを通って、燃焼部23へ送られることになる。そして、燃焼後の空気は排気管21を通って排気される。
ペレットバーナー1では、ペレットタンク11を一重構造とし、バーナー13を二重構造とし、ファン151aによって空気を導入するようにしたので、空気の流れによる断熱効果によって、ペレットタンク11の上部への熱を遮断することができ、さらには、コストダウンと軽量化を達成することができる。
なお、図6に示すように、ペレットタンク11とバーナー13との境界にシャッター部11dを配設して、ペレットタンク11とバーナー13とを分離可能とするようにしてもよい。そして、ペレットタンク11とバーナー13とを分離した際には、シャッター部11dが閉じられることになる。この際には、分岐管15aと外筒13aとの接続が解除される。なお、図6にはリング体13dは示されていない。
また、ペレットタンク11の底面11fを傾斜面とすれば、ペレットタンク11の内部に収容したペレット燃料112は、重力によって底面11fの傾斜面に沿って効率よくバーナー13に送られることになる。
ここで、図7及び図8(a)に示すように、外筒13aの周囲にリング体13dが配設されている。また、図8(a)に示すように、外筒13aと内筒13bの下端は同一位置に達している。つまり、外筒13aと内筒13bの長さは同一であり、その下端は面一となっている。
このように、リング体13dを配置し、外筒13aと内筒13bの下端を同一位置とすることによって、バーナー13から出る炎22aがスノコ状の燃焼台22を通って下方にのみ噴出することなり、さらに、燃焼筒すなわちバーナー13の内部の温度が低下することなく、安定した燃焼を行うことができる。燃焼台22は、例えば、耐熱ステンレス製や鋳物で形成される。
一方、図8(b)に示すように、リング体13dを設けず、さらに、内筒13bの長さを外筒13aの長さよりも短くすると、炎22aが燃焼台22と外筒13aとの隙間から外側に噴出し、バーナー13内部の温度が低下して、安定した燃焼が実現できないことが確認できた。
ところで、スタンド15から分岐管15aが接続される関係上、図9に示すように、ペレットバーナー1に高さ調節機構を設けることが望ましい。この高さ調節機構は、ストーブ設置板165、高さ調節プレート162、留め金161、及び固定ピン163を備えており、この高さ調節機構によって、ペレットタンク11とペレットストーブ本体2との間の分岐管15aが通過可能なギャップを形成するようにする。
なお、排気管21を、例えば、ビニールハウスの内部に配管して放熱パイプとして活用するようにすれば、ビニールハウスの熱源として利用することができる。そして、当該熱源によって、当該ビニールハウスの中の作物の凍結防止に資することができる。また、当該熱源は、その他、暖房、融雪装置などに熱源としても利用することができる。
図10は、ペレットバーナー1の高さ調節機能について説明する図である。図10(a)に示すように、ペレットバーナー1はストーブ2の高さに応じて、また、ストーブ2の燃焼台22の高さに応じて、設置する高さを調節することができる。まず、図10(b)に示すように、スタンド15の下端部に取り付けた高さ調節用脚152に切られたねじをスタンド15に備えられたナット153に対して回すことによって、高さ調節用脚152の長さを調節することができる。
さらに、図10(a)に示すように、高さ調節プレート162に複数開けられた穴を選択して留め金161の穴に合わせて、固定ピン163を穴に挿貫し、さらに脱落防止ピン164を固定ピンの先端部に設けられた穴に挿貫することによって脱落を防止することができる。
このことにより、ペレットバーナー1は、2本のスタンド15及び高さ調節機構によって3点で支持され、高さを調整した上で安定的に使用できる。
ところで、長時間燃焼を行うためには、ペレットタンク11に多量のペレット燃料112を収納する必要がある。このためには、ペレットタンク11を大型化して、ペレットタンク11の容積を大きくする必要があるが、ペレットタンク11を大型化すると、不可避的にバーナー13も大型化する。つまり、バーナー13の径が大きくなる。
バーナー13が大型化すると、図11に示すように、空気通路13cを通る空気は、バーナー13の中心部に届き難くなり、中心部における燃焼効率が低下する。この結果、中心部に燃え残り22bが残ってしまうことになる。
このような不具合を防止するため、つまり、バーナー13を大型化した際における中心部の燃焼効率を良好にするため、図12に示すように空気導入管13eを配置した。図12において、図1〜図3に示す構成要素と同一の構成要素については同一の参照番号を付し説明を省略することにする。
図2に関連して説明したように、スタンド15から分岐した分岐管15aが外筒13aの周壁(側壁)に形成された開口に連結されている。つまり、分岐管15aは空気通路13cに達している。
また、空気導入管13eの一端が外筒13aの側壁に形成された開口を通って分岐管15a内に達し、空気導入管13eは内筒13bの側壁に形成された貫通穴を通ってバーナー13の中心部に達している。空気導入管13eの他端は斜めに切られており(図示の例では、左上から右下に向かって斜めに切られており)、この他端側からバーナー13の中心部に空気が導入される。
なお、分岐管15aと空気導入管13eとの間にギャップが存在し、このギャップを介して分岐管15aからの空気が空気通路13cに導入されることになる。
この結果、ファン151aによってスタンド15内に導入された空気は、実線矢印で示すように、ペレットタンク11の上部側壁に設けられた開口からペレットタンク11内に導入され、さらに、分岐管15aを通って空気通路13cに導入される。そして、分岐管15aの空気は空気導入管13eにも導入される。この際、空気導入管13eから流出する空気は、空気導入管13eの他端(流出口)が斜めに切られているから、空気は幾分下側に向うが、燃焼台22上にあるペレット燃料112及び灰などに直接空気が吹きかかることがなく、燃焼台22上のペレット燃料112などが隅に吹き寄せられて、燃焼台22上のペレット燃料112の分布が不均一となってしまうことがない。つまり、ペレット燃料112の燃焼分布が不均一となってしまうことがない。
このようにして、ファン151aによってスタンド15内に導入された空気は、全てバーナー13内に集まることになる。そして、バーナー中心部にも、空気導入管13eによって空気が導入されるから、バーナー13が大型化しても、バーナー13の全体に亘って燃焼効率を良好にすることができる。
図3に示す例では、仕切板11aの下側に、扇状(半円板状)の制御板11bを配置したが、このような形状の制御板11bでは、制御板11bを回転駆動する際、仕切板11aと制御板11bとの間にゴミのような異物などが挟まり、さらには、制御板11bのエッジ部分が穴部11cの縁に引っかかって回転がスムーズに行われなくなることがある。
このため、図13(a)及び(b)に示す例では、制御板11bを、穴部11cの半径よりも大きい半径を有する円板形状として、制御板11bに扇状(半円状)の穴部11eを形成するようにした。そして、制御板11bを回転させて、仕切板11aの穴部11cと制御板11bの穴部11eが部分的又は完全に重なった際に、ペレット燃料112がペレットタンク11からバーナー13に供給されるようにした。
このようにすれば、制御板11b自体は円板状であるから、制御板11bが仕切板11aの穴部11cに引っかかってしまうことはなく、制御板11bの回転をスムーズに行うことができる。
ところで、制御板11bと仕切板11aとの間に異物などが詰まることがあり、前述のように制御板11bの回転方向を反転させても、異物が除去されないことがある。そして、甚だしい場合には、制御板11bの回転が阻害されることになってしまう。制御板11bの回転が阻害された状態において、仕切板11aの穴部11cが閉じられた状態となってしまうと、ペレットタンク11からバーナー13にペレット燃料が供給されない状態が継続してしまい、ペレットストーブの燃焼が停止してしまう。
このような事態を回避するため、ここでは次のような遊び構造(保持構造)を採用した。図14を参照すると(なお、図14において、仕切板11aなどは省略されている)、回転軸体51は、カップリング51aによって、制御盤に備えられたモータなどの出力軸61に連結されているが、回転軸体51は、第1及び第2のネジ51b及び51cによってカップリング51aに連結されている。
カップリング51aの周面には、周方向に沿って所定の長さのスリット部51dが形成されている。まず、回転軸体51の一端部にカップリング51aが被せられ、スリット部51dの上側で、第1のネジ51bをカップリング51aの側面から貫通させて、第1のネジ51bを回転軸体51に螺合させる。つまり、第1のネジ51bは、カップリング51aと回転軸体51とが相対的移動不能に組み付けている。
一方、第2のネジ51cをスリット部51dに挿通し、第2のネジ51cを回転軸体51に螺合させる。なお、第2のネジ51cの頭部の径は、スリット部51dの軸方向幅よりも大きい。
上述のようにして、回転軸体51をカップリング51aに連結して、制御盤の制御によって回転軸体51を回転駆動することになるが、制御板11bの回転が阻害されて、回転軸体51に予め設定された負荷を越える負荷が掛かると、カップリング51aと回転軸体51とを直接連結する第1のネジ51bが破断する。
前述のように、第2のネジ51cはスリット部51dを介して回転軸体51に螺合されているから、破断することはない。また、第1のネジ51bが破断して、回転軸体51の回転が停止しても、回転軸体51はスリット部51dの長さで規定される範囲でカップリング51aに対して回転することになる。より具体的には、カップリング51aと回転軸体51とを相対的移動不能に組みつけている第1のネジ51bが破損するので、カップリング51aと回転軸体51とが相対的移動可能になる。しかし、第2のネジ51cはスリット部51dを介して回転軸体51に螺合しているので、回転軸体51は、軸方向にほとんど移動しないが、回転方向には、スリット部51dの長さで規定される範囲で回転が可能である。
例えば、回転軸体51が角度45度程度の範囲で回転可能なように、スリット部51dの長さを規定しておけば、第1のネジ51bが破断した際、あたかも制御板11bには角度45度程度の遊びを有することになって、制御板11bによって仕切板11aの穴部11cが完全に塞がれてしまうことがない。この結果、バーナー13へのペレット燃料の供給が継続的に停止されることがなくなる。
また、上述の遊び構造とは別の次のような遊び構造(保持構造)も採用できる。図15を参照すると、制御盤に備えられたモータなどの駆動部60の出力軸61の先端部は、回転軸体51の端部に形成された凹部にはめ込まれている。出力軸61の先端部は半径方向に貫通穴61aが形成されている。回転軸体51の端部にも、半径方向に伸び、かつ、凹部を貫通する貫通穴51fが形成されている。貫通穴61aの径と貫通穴51fの径は略同じに設定されている。出力軸61の回転力を確実に回転軸体51に伝えるために、貫通穴61aと貫通穴51fとには、これらを嵌合状態で貫くピン62が配設されている。ピン62が貫通穴61aと貫通穴51fから抜けないように、回転軸体51の端部を覆うカバー70が設けられている。
ピン62は、回転軸体51の材質や出力軸61の材質よりも弱い材質で形成されていることが好ましい。制御板11bが仕切板11aに引っかかるなど、何らかの原因で回転軸体51が回転できない状態になったときに、出力軸61から回転軸体51へ伝える過大な回転力を伝えないように、ピン62が出力軸61と回転軸体51とにより生じる大きなせん断力により破断することにより、回転軸体51や出力軸61などが破損することを防止する。
次に、図16を参照して、バーナー13で生成されるクリンカーの除去について説明する。バーナー13においては、燃焼台22の近傍において燃焼に起因するクリンカーが生成されるが、クリンカーが堆積すると、バーナー13における燃焼効率が低下する。クリンカーの堆積を防止するため、ここではバーナー13の一部を回転させて、クリンカーの除去を行った。
図16では図12と同一の構成要素について同一の参照番号を付し、説明を省略する。図16においては、回転軸体51には、攪拌部52の代わりに、連結腕部52aが取り付けられている。この連結腕部52aは、バーナー13の径方向に延び、その端部がリング体13dの内周面に取り付けられている。また、連結腕部52aは、燃焼台22の上面近傍に位置するように、回転軸体51からリング体13dの内周面に向けて伸びている。連結腕部52aは、例えば、耐熱ステンレス製や鋳物で形成される。
リング体13dは外筒13aに対して相対的に可動であるから、回転軸体51の回転駆動に応じて、連結腕部52aに連結されたリング体13dが回転軸体51を中心軸として回転する。さらに、連結腕部52aは、回転軸体51の回転駆動に応じて、燃焼台22の上面を掠めるように、回転する。連結腕部52a及びリング体13dの回転によって、クリンカーが堆積する前に、燃焼台22の上面近傍に生成されたクリンカーが落下することになる。つまり、クリンカーが付着する前に連結腕部52a及びリング体13dを回転させてクリンカーを落下・除去する。
続いて、ペレットストーブの排気制御について説明する。図1及び図2で説明したように、ペレットストーブ使用中においては、排気管21から燃焼後の空気が排気されることになるが、停電時にはファンなどが停止するため、図1及び図2に示すように、水平方向に延びる排気管21によっては良好な排気が行われないことがある。つまり、ファンなどが停止すると、排気がペレットストーブ側に逆流することがある。
このような逆流を防ぐため、つまり、停電時における排気を良好にするため、ここでは排気管21の代わりに、図17に示す排気装置を用いた。図17において、排気装置80は、筒状の排気筐体部81を備えており、排気筐体部81は水平方向に延びている。排気筐体部の軸方向一端部の開口は、ペレットストーブから排気が流入する排気入口部82とされ、排気筐体部の軸方向他端部の開口は、排気筐体部81に流入した排気が流出する排気出口部83とされる。また、排気筐体部81の側面には、別に排気口84が形成され、この排気口84は上向きとなっている。
排気筐体部81内には紙面の表側から裏側に延びる支持軸体85が排気筐体部81に回転可能に配設されており、この支持軸体85にはダンパー部86の一端が支持されている。また、支持軸体85にはリンク部材87の一端が接続され、このリンク部材87の他端は、回転軸88を介して操作棒89に連結され、操作棒89はソレノイド90に連結されている。
ソレノイド90が通電状態においては、つまり、図示の例においては、ソレノイド90が励磁されると、操作棒89はソレノイド90側に引き寄せられて、リンク部材87によって支持軸体85が時計回りに回動して、ダンパー部86は実線で示す位置に位置づけられる(図中Aで示す位置)。この結果、ダンパー部86によって排気口84は閉塞され、排気筐体部81に流入した排気は排気出口部83から排出されることになる。
一方、停電が発生すると、ソレノイド90への通電が停止する。つまり、ソレノイド90の励磁が停止すると、図示の例では、操作棒89は上向きに駆動され(ソレノイド90側から突出し)、これによって、リンク部材87によって支持軸体85が反時計回りに回動して、ダンパー部86は破線で示す位置に位置づけられる(図中Bで示す位置)。この結果、ダンパー部86によって排気出口部83は閉塞され、排気口84は開口されることになる。
前述のように、停電時にはファンなどが停止するが、排気の温度は高いから、つまり、排気は暖かいから上昇しようとするため、排気筐体部81に流れ込んだ排気は、上向きに開口する排気口84から排気されることになる。これによって、停電時に排気がペレットストーブ側に逆流するという事態を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の実施形態によるペレットバーナーの一例をペレットストーブ本体と共に示す斜視図である。 図1に示すペレットバーナー及びペレットストーブ本体の構造を示す断面図である。 図2に示すペレットバーナーにおいて仕切板及び制御板の関係を示す斜視図である。 図1に示すペレットバーナーにおいて制御板が仕切板の穴部を塞いでいない状態を説明するための図である。 図1に示すペレットバーナーにおいて制御板が仕切板の穴部を塞いでいる状態を説明するための図である。 図1に示すペレットバーナーの空気流通の経路を説明するための図である。 図1に示すペレットバーナーのバーナー(燃焼筒)に設けられたリング体を説明するための斜視図である。 図1に示すバーナーの外筒と内筒との関係を示す図であり、(a)は外筒と内筒の長さが同一の例を示す図、(b)は外筒と内筒の長さが異なる例を示す図である。 本発明の実施形態によるペレットバーナーの別の一例をペレットストーブ本体に設置する例を示す斜視図である。 図9に示すペレットバーナーで用いられる高さ調節機能を説明するための斜視図である。 図1に示すペレットバーナーを大型化した際の燃焼を示す図であり、燃焼筒が外筒と内筒のみを有する際の燃焼を説明するための図である。 本発明の実施形態によるペレットバーナーのさらに別の一例を示す図である。 本発明の実施の形態で用いられる制御板の他の例を説明するための図であり、(a)は制御板の平面図、(b)は制御板と仕切板との関係を示す断面図である。 本発明の実施の形態によるペレットバーナーで用いられる回転軸体の遊び構造(保持構造)を説明するための図である。 本発明の実施の形態によるペレットバーナーで用いられる別の回転軸体の遊び構造(保持構造)を説明するための図である。 本発明の実施形態によるペレットバーナーにおいてリング体(燃焼筒の一部)を回転する機構を示す図である。 本発明の実施の形態によるペレットストーブで用いられる排気装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 ペレットバーナー
2 ペレットストーブ(ペレットストーブ本体)
11 ペレットタンク
11a 仕切板
11b 制御板
11c 穴部
11d シャッター部
11e 穴部
11f 底面
11g 開口
11h 支持部
13 バーナー
13a 外筒
13b 内筒
13c 空気通路
13d リング体
13e 空気導入管
15 スタンド
15a 分岐管
16 ペレットタンク用蓋
21 排気管
22 燃焼台
22b 残り
23 燃焼部
24 開口部
50 攪拌棒部材
51 回転軸体
51a カップリング
51b 第1のネジ
51c 第2のネジ
51d スリット部
51f 貫通穴
52 攪拌部
52a 連結腕部
60 駆動部
61 出力軸
61a 貫通穴
62 ピン
70 カバー
80 排気装置
81 排気筐体部
82 排気入口部
83 排気出口部
84 排気口
85 支持軸体
86 ダンパー部
87 リンク部材
88 回転軸
89 操作棒
90 ソレノイド
112 ペレット燃料
115 フランジ部
151 空気導入口
151a ファン
152 調節用脚
153 ナット
161 留め金
162 調節プレート
163 固定ピン
164 脱落防止ピン
165 ストーブ設置板

Claims (9)

  1. ペレットストーブ本体と共に用いられるペレットストーブ用ペレットバーナーであって、
    ペレット燃料を収容するペレットタンクと、
    前記ペレットタンクに連結され、前記ペレットタンクから前記ペレット燃料が供給される燃焼筒と、
    前記ペレットタンクと前記燃焼筒との間に配置され、前記ペレットタンクから前記燃焼筒への前記ペレット燃料の供給を規制する規制部材と、
    前記規制部材を制御して予め規定された時間間隔で前記ペレット燃料の供給を行う制御手段とを有することを特徴とするペレットストーブ用ペレットバーナー。
  2. 前記規制部材は、前記ペレットタンクと前記燃焼筒とを仕切り、その一部に前記ペレットタンクと前記燃焼筒とを連絡する第1の穴部が形成された仕切板と、
    前記第1の穴部を開閉する制御板とを有し、
    前記制御手段は、前記仕切板と前記制御板の中心を通って延在する回転軸の回りに前記制御板を回転させて前記ペレット燃料の供給を行うこと特徴とする請求項1記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  3. 前記制御板には第2の穴部が形成されており、
    前記制御手段は前記回転軸の回りに前記制御板を回転させて、前記第1及び前記第2の穴部を介して前記ペレットタンクから前記燃焼筒へ前記ペレット燃料を供給するようにしたことを特徴とする請求項2記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  4. 前記制御手段は、予め定められた回転時間で前記制御板を第1の回転方向に回転制御する第1のステップと、
    前記第1のステップの後予め定められた停止時間の間前記制御板の回転制御を停止して、前記回転時間で前記第1の回転方向とは逆向きの第2の回転方向に前記制御板を回転制御する第2のステップとを実行し、
    前記第2のステップの後前記停止時間の間前記制御板の回転制御を停止して、再度第1のステップから繰り返すことを特徴とする請求項2又は3記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  5. 前記制御板の回転によって生じる負荷が予め定められた基準値を越えて前記制御板の回転が停止した際、前記回転軸を予め規定された回転角度の範囲で回転可能に保持する保持手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  6. 前記燃焼筒は、前記ペレットタンクと反対側の面が開口された外筒と、前記外筒の内側にかつ同心に配置され前記ペレットタンクと反対側の面が開口されて前記ペレットタンクから前記ペレット燃料が供給される内筒とを有しており、
    前記ペレットタンクに空気を導入する導入管路と、前記導入管路から分岐し前記外筒と前記内筒との間に規定された空間に空気を導入する分岐管路と、前記導入管路に空気を送り込むファンと、その一端が前記分岐管路に挿入され、他端が前記内筒内に位置づけられた空気導入管を有し、
    前記空気導入管は前記内筒の径方向に延び、前記空気導入管の他端開口はその切り口が斜めであることを特徴とする請求項1記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  7. 前記外筒を囲むように形成され、前記外筒よりも下方に延在してその端部が燃焼台に当接した筒状のリング体を備え、
    前記リング体その軸方向回りに回動させるようにしたことを特徴とする請求項6記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  8. 前記ペレットストーブ本体には水平方向に延びる排気装置が備えられ、
    該排気装置は前記水平方向の両端にそれぞれ規定された排気入口部と排気出口部と、該水平方向と交差して上向きに開口する排気口と、前記排気出口部及び前記排気口を選択的に開閉する開閉手段とを有することを特徴とする請求項1記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  9. 前記開閉手段は停電の際前記排気出口部を閉じ、前記排気口を開くことを特徴とする請求項8記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
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