JP2015183997A - 燃焼装置およびこれを用いた熱供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリンカーの成長を抑制して長時間連続した自動運転ができるとともに、不慮の停電時等における逆火を確実に防止することができる燃焼装置およびこれを用いた熱供給システムを提供する。【解決手段】 回転式燃焼炉12内に連通されて燃料を供給する燃料供給ダクト21と、投入された燃料を貯留する燃料ホッパー23と、燃料ホッパー23から燃料を受けて燃料供給ダクト21内へ燃料を供給する燃料供給ロータリーバルブ22とを有しており、燃料供給ロータリーバルブ22は、燃料供給ダクト21に連結されるケーシング221と、このケーシング221内を複数の燃料供給部屋227に仕切るとともにケーシング221の内周壁面に円弧状外周面を近接させながら回転する複数の逆火防止隔壁226を備えた回転バルブ本体222とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、木質燃料や農業残渣等のペレットを燃料とする燃焼装置に関し、特に、農業用のビニールハウス等に温風や温水を供給するのに好適な燃焼装置およびこれを用いた熱供給システムに関するものである。
従来、木質燃料を燃料とする燃焼装置が提案されている。例えば、特許第5093600号公報には、燃焼室内の下部にて後方から前方に向かって下方傾斜して設けられたロストルと、ロストルの下方に設けた一次空送路からロストル上方の燃焼室内に向かって一次燃焼空気を送出する一次空気送出装置と、木質燃料を燃焼室の後部から前方へ向かう所定の押し出し方向へ押し出してロストル上に供給する燃料供給装置とを具備してなるノズル式バーナーが提案されている(特許文献1)。
特許第5093600号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、燃料供給装置において燃料を供給するロータリーバルブが3枚の薄板(回転式間隙容体)で構成されている。また、当該ロータリーバルブの後方から燃焼室内へ二次空気を通風させている。このため、ロータリーバルブの回転角度によっては、燃焼室と燃料側(送給接続管等)とが連通してしまう構造になっている。
一方、特許文献1のように、自動運転式の燃焼装置においては、不慮の停電時等に各ファンが停止し、燃焼室内に燃焼空気を供給できなくなるため、不完全燃焼を引き起こすことが知られている。したがって、前述するような燃焼室と燃料側とが連通された状態でロータリーバルブが停電等で停止してしまうと、燃焼室から燃料側へ炎が逆送する、いわゆる逆火が生じるおそれがある。
また、特許文献1のノズル式バーナーは、木質燃料を主燃料としているため、単にロストル(火格子)上で燃料を燃焼させるようになっている。このため、木質燃料以外の農業残渣等を燃料として使用した場合、ロストル上に燃料が半融解した塊状となった、いわゆるクリンカーが成長しやすくなるため、頻繁な除去作業が必要となり、長時間連続して自動運転を行うことができないという問題もある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、クリンカーの成長を抑制して長時間連続した自動運転ができるとともに、不慮の停電時等における逆火を確実に防止することができる燃焼装置およびこれを用いた熱供給システムを提供することを目的としている。
本発明に係る燃焼装置は、円筒状の回転式燃焼炉内に燃料を供給して燃焼空気を送風することにより前記燃料を燃焼させる燃焼装置であって、前記回転式燃焼炉内に連通されて燃料を供給する燃料供給ダクトと、前記燃料を貯留する燃料ホッパーと、この燃料ホッパーから所定量の前記燃料を受けて前記燃料供給ダクト内へ前記燃料を供給する燃料供給ロータリーバルブとを有しており、前記燃料供給ロータリーバルブは、前記燃料供給ダクトに連結されている円筒状のケーシングと、このケーシング内を前記燃料が収容される複数の燃料供給部屋に仕切るとともに前記ケーシングの内周壁面に円弧状外周面を近接させながら回転する複数の逆火防止隔壁を備えた回転バルブ本体と、を有してなる。
また、本発明の一態様として、前記逆火防止隔壁が断面略扇状に形成されていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記燃料供給ダクトには、当該燃料供給ダクト内を閉鎖する逆火防止弁が前記回転式燃焼炉方向にのみ開口可能に設けられており、前記燃料供給ロータリーバルブから供給される前記燃料によって押し開かれてもよい。
また、本発明の一態様として、前記燃料供給ダクトには、前記逆火防止弁の開放を補助するとともに、当該開放時の逆火を防止する逆火防止空気を送風する逆火防止空気送風口が、前記逆火防止弁と前記燃料供給ロータリーバルブとの間に設けられていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記回転式燃焼炉における先端側の内周壁面には、前記燃料の燃焼灰を中央へ押し戻すための逆送り羽根が、その先端を前記回転式燃焼炉の回転方向に傾斜させて取り付けられていてもよい。
また、本発明の一態様として、前記回転式燃焼炉の炉内温度を測定する炉内温度センサと、前記炉内温度に基づいて前記回転式燃焼炉の回転駆動を制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、前記炉内温度が所定の監視時間内に所定の燃焼安定温度以上になったとき、前記燃料の燃焼が安定したと判断して前記回転式燃焼炉の回転を開始させてもよい。
本発明に係る熱供給システムは、請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃焼装置と、前記燃焼装置から排気された燃焼ガスと熱交換して温風または温水を取得する熱交換器とから構成される。
本発明によれば、クリンカーの成長を抑制して長時間連続した自動運転ができるとともに、不慮の停電時等における逆火を確実に防止することができる。
本発明に係る燃焼装置およびこれを用いた熱供給システムの一実施形態を示す全体図である。 本実施形態の回転式燃焼炉を示す(a)斜視図および(b)燃焼灰を逆送りする様子を示す断面図である。 本実施形態の燃料供給装置を示す斜視図である。 本実施形態のケーシングおよび回転バルブ本体を示す(a)正面断面図、(b)(a)の状態から時計回りに22.5度回転した状態を示す正面断面図、および(c)(a)の状態から時計回りに45度回転した状態を示す正面断面図である。 本実施形態の燃焼装置およびこれを用いた熱供給システムの自動運転動作を示すフローチャートである。 本実施形態の自動停止処理を示すフローチャートである。 本実施形態の燃料供給処理を示すフローチャートである。 本実施形態の自動運転処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る燃焼装置およびこれを用いた熱供給システムの実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態の熱供給システム10は、主として、本実施形態の燃焼装置1と、この燃焼装置1に燃料を供給する燃料供給装置2と、燃焼装置1から排気された燃焼ガスと熱交換して温風または温水を取得する熱交換器3と、熱供給システム10の自動運転を制御する制御装置4とから構成されている。以下、各構成について説明する。
燃焼装置1は、燃料を燃焼させて熱源となる燃焼ガスを発生させるものである。本実施形態において、燃焼装置1は、図1に示すように、主として、装置本体11と、この装置本体11内で回転駆動自在に設けられた回転式燃焼炉12とを有している。そして、回転式燃焼炉12内に燃料を供給して燃焼空気を送風することにより燃料を燃焼させるようになっている。
なお、本発明に係る燃焼装置1によって燃焼可能な燃料としては、樹皮等の木質燃料からなる燃料用のペレットに限定されるものではなく、農作物の茎葉等の農業残渣、あるいは長芋の栽培に用いられる長芋ネット等の農業用廃プラスチックからなるペレット等、リサイクルが困難な様々な廃棄物を燃料として利用することができる。
装置本体11は、内蔵している回転式燃焼炉12の外周面との間に燃焼空気を供給しうる空隙を有する大きさおよび形状に形成されている。また、図1に示すように、装置本体11の後端部には、燃料供給装置2を連結する燃料供給口111が設けられており、装置本体11の前端部には、燃焼ガスを排気する排気口112が設けられている。さらに、装置本体11の底部には、後述する回転式燃焼炉12のリング状レール122を回転自在に支持するレール支持滑車113が設けられている。
また、装置本体11の後端側の底部近傍には、図1に示すように、燃料が最初に投入される前記回転式燃焼炉12の後端側の底部に向けて点火装置13が取り付けられている。さらに、点火装置13の下方には、燃焼空気ファン14から送風される一次燃焼用の燃焼空気を前記空隙に供給するための燃焼空気供給口114が設けられている。
なお、点火装置13は、燃料に点火するためのものであり、制御装置4によってオンオフ制御されるようになっている。また、本実施形態において、点火装置13は、通電により高熱を発する電熱線で構成されており、この電熱線により熱せられた高熱空気を炉内へ供給する点火ファン15を有している。このため、本実施形態の燃焼装置1は、燃料としてのみならず、点火に際しても灯油等の化石燃料が一切不要となり、環境に優しい。ただし、点火のし易さを優先するのであれば、灯油等を用いて点火してもよい。
回転式燃焼炉12は、回転駆動されることにより燃料や燃焼灰を撹拌させながら燃焼するものである。本実施形態において、回転式燃焼炉12は、図2に示すように、横型円筒状に形成されており、前端部が排気口112に向けられているとともに、後端部が燃料供給口111に向けられている。また、回転式燃焼炉12には、外周面側から内周面側へ燃焼空気を供給するための多数の通気孔121が形成されている。
回転式燃焼炉12の外周面には、図1に示すように、前後一対のリング状レール122が設けられているとともに、回転駆動用のチェーン123が巻回されている。そして、当該チェーン123に回転力を伝達する炉駆動モータ124が、制御装置4によってオンオフ制御されるようになっている。このオンオフ制御は、後述するとおり、回転式燃焼炉12の炉内温度を測定する炉内温度センサ(図示せず)の値等に基づいて行われる。なお、本実施形態では、燃料を効率よく燃焼させるため、回転式燃焼炉12を間欠的に回転させているが、この構成に限定されるものではない。
また、本実施形態において、回転式燃焼炉12の先端側の内周壁面には、燃料の燃焼灰を中央へ押し戻すための多数の逆送り羽根125が取り付けられている。この逆送り羽根125は、図1および図2に示すように、その先端が回転式燃焼炉12の回転方向に傾斜されている。このため、図2(b)に示すように、先端側の燃焼灰が回転式燃焼炉12の回転によって内周壁面から落下する際、逆送り羽根125の傾斜に沿って中央へ送り返されて滞留し、完全燃焼が促進されるようになっている。
つぎに、燃料供給装置2は、回転式燃焼炉12内へ燃料を供給するためのものである。本実施形態において、燃料供給装置2は、図1および図3に示すように、装置本体11の燃料供給口111に連結される燃料供給ダクト21と、この燃料供給ダクト21内に燃料を間欠的に供給する燃料供給ロータリーバルブ22と、この燃料供給ロータリーバルブ22に供給する燃料を貯留する燃料ホッパー23とを有している。
燃料供給ダクト21は、回転式燃焼炉12内に連通されて燃料を供給するものである。本実施形態において、燃料供給ダクト21は、図3に示すように、断面略正方形状に形成されており、燃料供給口111から後方上向きに傾斜された状態で取り付けられている。また、燃料供給ダクト21内には、図1および図3に示すように、燃料供給ダクト21内を閉鎖する逆火防止弁24が設けられている。
逆火防止弁24は、矩形状の薄板によって構成されており、その上縁部が燃料供給ダクト21の天板側の内壁面に対して回転自在に取り付けられている。また、逆火防止弁24は、その下縁部が燃料供給ダクト21の底板側の内壁面に当接する長さを有している。このため、逆火防止弁24は、自重によって垂下されると、その下縁部が燃料供給ダクト21の底板に当接するようになっている。また、燃焼時には装置本体11内の内圧が高まるため、当該内圧によって逆火防止弁24の下縁部が燃料供給ダクト21の底板に押しつけられる。つまり、逆火防止弁24は、燃料供給ダクト21内を閉鎖して回転式燃焼炉12と燃料ホッパー23との間を遮断するため、逆火を防止する役割を果たす。
一方、逆火防止弁24は、図1に示すように、燃料供給ロータリーバルブ22から供給される燃料によって、あるいは当該燃料とともに後述の逆火防止空気に補助されて回転式燃焼炉12の方向に押し開かれる。つまり、逆火防止弁24は、回転式燃焼炉12の方向にのみ開口可能に構成され、逆火を防止しつつ回転式燃焼炉12内へ燃料を供給するようになっている。
また、本実施形態において、燃料供給ダクト21には、図1に示すように、逆火防止弁24と燃料供給ロータリーバルブ22との間に、逆火防止空気送風口211が設けられている。この逆火防止空気送風口211は、逆火防止弁24の開放を補助するとともに、当該開放時の逆火を防止する逆火防止空気を送風するためのものである。なお、本実施形態では、逆火防止空気送風口211に逆火防止空気を供給するファンとして、点火装置13用の点火ファン15を兼用しているが、別途、専用の逆火防止空気ファンを設けてもよい。
燃料供給ロータリーバルブ22は、燃料供給ダクト21内に燃料を間欠的に供給するためのものである。本実施形態において、燃料供給ロータリーバルブ22は、図1および図3に示すように、燃料供給ダクト21の上端部に連結されるケーシング221と、このケーシング221内に収容される回転バルブ本体222と、この回転バルブ本体222を回転駆動するバルブ駆動モータ223とを有している。そして、制御装置4によって、バルブ駆動モータ223がオンオフ制御されるようになっている。
本実施形態では、図3および図4に示すように、ケーシング221は円筒状に形成されており、上端部には燃料を受け入れる受入口224を有し、下端部には燃料を排出する排出口225を有している。なお、本実施形態では、ケーシング221が円筒状に形成されているが、少なくとも回転バルブ本体222を収容しうる内周壁面を有していれば他の形状に形成されていてもよい。
回転バルブ本体222は、図4に示すように、バルブ駆動モータ223の回転軸に対して放射状に複数設けられた逆火防止隔壁226を有している。各逆火防止隔壁226は、断面略扇状に形成されており、その円弧状外周面がケーシング221の内周壁面と近接する寸法に形成されている。このため、図4に示すように、各逆火防止隔壁226は、ケーシング221内を燃料が収容される複数の燃料供給部屋227に仕切るとともに、ケーシング221の内周壁面に円弧状外周面を近接させながら回転するようになっている。
また、本実施形態において、各逆火防止隔壁226は、図4に示すように、回転バルブ本体222がどの回転角度で停止しても、ケーシング221の受入口224と排出口225が連通しないように、隔壁数および円弧角度が設定されている。なお、本発明において、近接とは、回転バルブ本体222の回転動作を妨げない範囲で、逆火防止隔壁226の円弧状外周面と、ケーシング221の内周壁面とがほぼ気密状態で接触ないし近づいている状態を含む概念である。
燃料ホッパー23は、燃料供給ロータリーバルブ22へ投入する燃料を貯留するためのものである。本実施形態において、燃料ホッパー23は、図1に示すように、その投入口231がケーシング221の受入口224と連通された状態で連結されている。また、燃料ホッパー23には、燃料移送コンベヤ232を介して燃料貯蔵タンク233から燃料が移送されるようになっている。なお、燃料移送コンベヤ232を駆動する燃料移送モータ234は、制御装置4によってオンオフ制御される。また、燃料ホッパー23には、貯留される燃料の量を検出するリミットスイッチ(図示せず)が設けられている。
熱交換器3は、燃焼装置1から排気された燃焼ガスと熱交換して温風を取得し、農業用のビニールハウス等に供給するものである。本実施形態において、熱交換器3は、装置本体11の排気口112から排気された燃焼ガスと熱交換して空気を温める熱交換部31と、この熱交換部31によって温められた空気を送風する温風ファン32と、この温風ファン32によって送風された温風を所定の場所へ供給する温風ダクト33と、熱交換後の燃焼ガスを排気する煙道34と、この煙道34内に設けられて排煙を促す煙道ファン35とを有している。
熱交換部31は、例えば、燃焼ガス内に複数本のパイプを設置し、当該パイプ内に温風ファン32で空気を送風することにより構成される。また、温風ファン32および煙道ファン35は、制御装置4によってオンオフ制御されるようになっている。なお、本実施形態では、温風を取得する熱交換器3を使用しているが、この構成に限定されるものではなく、燃焼ガスと熱交換して温水を取得する熱交換器3を使用してもよい。
制御装置4は、熱供給システム10の自動運転を制御するものであり、プログラマブルコントローラ等のコンピュータにより構成されている。本実施形態において、制御装置4は、熱供給システム10を自動運転している間、温風供給先の室内温度、回転式燃焼炉12の炉内温度、燃料供給ロータリーバルブ22の駆動回数、点火装置13の運転が開始されてからの経過時間、および燃料ホッパー23のリミットスイッチの検出値を常時監視する。
また、制御装置4には、温風供給先の室内温度として適切な設定温度、温風ファン32の回転を開始させる炉内温度としての温風開始温度、炉駆動モータ124の回転を開始させる炉内温度としての燃焼安定温度、自動運転を停止させる炉内温度としての危険温度、各ファン14,15,32,35および炉駆動モータ124を安全に停止させる炉内温度としての安全温度、燃料の供給量を規定する駆動回数としての規定回数、燃料に着火したことを担保する着火確認時間、および異常なく点火されたことを担保する監視時間等が予め設定されている。なお、本実施形態では、温風開始温度=安全温度<燃焼安定温度<危険温度、および着火確認時間<監視時間となるように適宜数値を設定している。
そして、上記した各検出値と各設定値とに基づいて、後述するとおり、燃料供給ロータリーバルブ22のバルブ駆動モータ223、回転式燃焼炉12の炉駆動モータ124、燃料移送モータ234、点火装置13および上記各ファン(燃焼空気ファン14、点火ファン15、温風ファン32、煙道ファン35)のそれぞれを適宜制御し、長時間連続して自動運転させるようになっている。
なお、本実施形態において、制御装置4は、燃料供給ロータリーバルブ22による燃料供給パターン(回転・停止の繰り返し)を設定可能に構成されており、当該燃料供給パターンに従ってバルブ駆動モータ223を間欠駆動するようになっている。この間欠駆動において、燃料供給ロータリーバルブ22が駆動された回数が、上記の駆動回数にあたる。また、本実施形態において、点火装置13は、所定の運転時間だけ運転するようになっており、当該運転時間も設定可能に構成されている。さらに、燃料移送モータ234も、所定の供給時間だけ駆動されるようになっており、当該供給時間も設定可能に構成されている。
つぎに、本実施形態の燃焼装置1およびこれを用いた熱供給システム10による作用について説明する。
本実施形態の熱供給システム10は、制御装置4の電源を入れることにより、自動運転状態となり、図5のフローチャートに従って動作する。まず最初に、制御装置4は、温風供給先の室内温度と、制御装置4に設定されている設定温度とを比較する(ステップS1)。その結果、室内温度が設定温度以上の場合(ステップS1:YES)、後述する自動停止処理を実行し(ステップS100)、ステップS1へと戻る。一方、運転開始直後は、室内温度が設定温度より低いため(ステップS1:NO)、ステップS2へと進み自動運転が開始される。
つぎに、制御装置4は、燃料供給ロータリーバルブ22の駆動回数と、制御装置4に設定されている規定回数とを比較する(ステップS2)。その結果、駆動回数が規定回数以上の場合(ステップS2:YES)、燃料ホッパー23内の燃料が少なくなっていると判断し、後述する燃料供給処理(ステップS200)を実行した後、ステップS2へ戻る。一方、運転開始直後は、駆動回数が0回で規定回数より少ないため(ステップS2:NO)、燃料が十分に貯留されていると判断し、ステップS3へと進む。
つづいて、制御装置4は、回転式燃焼炉12の炉内温度と、制御装置4に設定されている燃焼安定温度とを比較する(ステップS3)。その結果、炉内温度が燃焼安定温度以上の場合(ステップS3:YES)、回転式燃焼炉12を回転させても失火しない程度に燃焼が安定していると判断し、後述する自動運転処理(ステップS300)を実行する。一方、運転開始直後は、炉内温度が燃焼安定温度よりも低いため(ステップS3:NO)、ステップS4へと進む。
つぎに、制御装置4は、点火装置13の運転開始時刻から起算して、制御装置4に設定されている監視時間が経過したか否かを監視する(ステップS4)。その結果、監視時間が経過している場合(ステップS4:YES)、何らかの故障によって燃料に点火できないと判断し、後述する自動停止処理(ステップS100)を実行する。一方、運転開始直後は、監視時間が経過していないため(ステップS4:NO)、ステップS5へと進む。
つづいて、制御装置4は、燃料供給ロータリーバルブ22のバルブ駆動モータ223を駆動させる(ステップS5)。これにより、図4に示すように、回転バルブ本体222が回転されるため、上方へ回転した各燃料供給部屋227がケーシング221の受入口224と連通したとき、燃料ホッパー23から所定量の燃料を受け入れる。一方、当該燃料供給部屋227が下方へ回転して排出口225と連通したとき、燃料供給ダクト21へ燃料を排出する。このように、燃料供給ロータリーバルブ22を用いることにより、バルブ駆動モータ223の単位時間あたりの回転数から燃料の投入量を算出できるため、燃料の消費量を把握して節約に貢献する。
また、燃料供給ロータリーバルブ22から燃料を供給された燃料供給ダクト21内では、図1に示すように、当該燃料によって、逆火防止弁24が回転式燃焼炉12の方向に押し開かれる。このため、逆火防止弁24は逆火防止機能を保持しつつ、燃料をスムーズに回転式燃焼炉12内へ供給する。なお、運転開始直後は、燃料が燃焼していないため、燃料供給ロータリーバルブ22および逆火防止弁24の逆火防止機能については後述する。
つぎに、制御装置4は、点火装置13および点火ファン15の運転を開始させる(ステップS6)。これにより、燃料供給ダクト21から回転式燃焼炉12内に供給された燃料に対して高熱空気が吹き付けられるため、化石燃料を使用することなく燃料に点火する。また、本実施形態では、図1に示すように、点火装置13の近傍に燃料が落下するように構成されているため点火しやすい。なお、制御装置4は、点火装置13の運転開始と同時に、経過時間の計測を開始する。
つづいて、制御装置4は、点火装置13の運転開始と同時に、熱交換器3の煙道34内に設けられた煙道ファン35の駆動を開始する(ステップS7)。これにより、点火直後に燃料が燻られて発生する煙が、回転式燃焼炉12内から強制的に排煙されるため、燃料が燃焼しやすくなる。
つぎに、制御装置4は、回転式燃焼炉12の炉内温度と、制御装置4に設定されている温風開始温度とを比較する(ステップS8)。そして、炉内温度が温風開始温度以上になったとき(ステップS8:YES)、熱交換器3の温風ファン32の駆動を開始する(ステップS9)。これにより、熱交換部31が温風開始温度以上の燃焼ガスと熱交換して空気を温め、その状態で温風ファン32が駆動されるため、確実に温風が供給される。
つづいて、制御装置4は、点火装置13の運転開始時刻から起算して、制御装置4に設定されている着火確認時間が経過したか否かを監視する(ステップS10)。そして、着火確認時間が経過するまで待機した後(ステップS10:YES)、燃焼空気ファン14の駆動を開始する(ステップS11)。これにより、燃料に確実に着火した状態で燃焼空気の供給が開始されるため、燃焼空気の送風によって誤って失火させてしまうことが防止される。
また、燃焼空気ファン14は、装置本体11と回転式燃焼炉12との空隙に燃焼空気を送風し、多数の通気孔121から回転式燃焼炉12内へ燃焼空気を吹き入れさせる。このため、十分な燃焼空気が供給されて完全燃焼が促進されるとともに、燃焼灰等を含む燃焼ガスは排気口112から煙道34へ吹き飛ばされる。よって、回転式燃焼炉12内に燃焼灰等が残留しにくく、長時間の連続運転が可能となる。また、本実施形態では、点火装置13から回転式燃焼炉12内へ吹き入れられた高熱空気も燃焼空気として利用されるとともに、燃焼灰等を吹き飛ばす作用を奏する。
燃焼空気ファン14の駆動が開始されると、手動により自動運転が停止されない限り(ステップS12:NO)、ステップS2へ戻り自動運転を続行する。一方、自動運転の停止が指示されると、制御装置4は、自動停止処理を実行し(ステップS100)、熱供給システム10を自動的に停止する。
ここで、上記の自動停止処理について、図6を参照しつつ説明する。まず、制御装置4は、燃料供給ロータリーバルブ22のバルブ駆動モータ223を停止させた後(ステップS101)、炉内温度が安全温度以下になったか否かを判定する(ステップS102)。そして、炉内温度が安全温度以下になったことを確認すると(ステップS102:YES)、各ファンを停止させるとともに(ステップS103)、回転式燃焼炉12の炉駆動モータ124を停止させる(ステップS104)。これにより、熱供給システム10が自動的かつ安全に停止される。
つぎに、上記の燃料供給処理(ステップS200)について、図7を参照しつつ説明する。上記のとおり、燃料供給ロータリーバルブ22の駆動回数が規定回数以上になると(ステップS2:YES)、燃料ホッパー23内の燃料が少なくなっていると判断される。このため、制御装置4は、まず燃料移送モータ234を所定の供給時間だけ駆動させる(ステップS201)。
そして、燃料ホッパー23のリミットスイッチがオンである限り(ステップS202:YES)、ステップS2へと戻る。一方、リミットスイッチがオフで検出されると(ステップS202:NO)、燃料ホッパー23の上限まで燃料が供給されたと判断し、燃料移送モータ234を停止する(ステップS203)。これにより、燃料ホッパー23内の燃料の残量が少なくなると、自動的に燃料が補充される。また、燃料ホッパー23内に過剰に燃料が供給されることが防止される。
また、本実施形態において、制御装置4は、駆動回数が所定のリセット回数に到達すると、当該駆動回数をリセットするように設定されている。このため、燃料供給ロータリーバルブ22から回転式燃焼炉12へ供給された燃料とほぼ同量の燃料が、燃料ホッパー23へ供給されるようになっている。
つづいて、上記の自動運転処理(ステップS300)について、図8を参照しつつ説明する。上記のとおり、炉内温度が燃焼安定温度以上に上昇すると(ステップS3:YES)、回転式燃焼炉12を回転させても失火しない程度に燃焼が安定していると判断される。この状態となって初めて、制御装置4は、回転式燃焼炉12の炉駆動モータ124の駆動を開始する(ステップS301)。このため、誤って失火させてしまう危険性が極めて低減される。
ただし、本実施形態では、炉内温度が燃焼安定温度以上に上昇した後においても、制御装置4が、点火装置13および点火ファン15を所定時間だけ運転させている。このため、万が一、失火してしまった場合でも再度点火させ、自動運転を続行させる。
また、本実施形態では、回転式燃焼炉12が間欠駆動することにより、回転時には燃料を撹拌する一方、停止時には所定部分を集中して燃焼させるため、投入された燃料が均等に燃焼されて完全燃焼が促進される。さらに、回転式燃焼炉12の先端側に流れた燃料や燃焼灰が回転式燃焼炉12の回転によって内周壁面から落下する際、逆送り羽根125が、その傾斜によって中央へ送り返して滞留させるため、完全燃焼が促進される。このため、全長の長い回転式燃焼炉12を採用できない小型の燃焼装置1であっても、燃料をほぼ完全燃焼させることができる。
また、一般的に、農業残渣や農業用廃プラスチック等のペレットを燃料とした場合、あるいは燃料を高温で完全燃焼させた場合、クリンカーが発生し易くなる傾向にある。しかしながら、本実施形態では、回転式燃焼炉12の回転動作によってクリンカーの成長が抑制されるとともに、回転式燃焼炉12の内周壁面にクリンカーが付着することが防止される。このため、回転式燃焼炉12内を頻繁に掃除する必要がなく、長時間連続して自動運転させることが可能となる。
つづいて、制御装置4は、燃料供給ロータリーバルブ22のバルブ駆動モータ223を所定の燃料供給パターンで駆動する(ステップS302)。これにより、ステップS5で上述したとおり、回転バルブ本体222の各燃料供給部屋227が、燃料ホッパー23から受け入れた燃料を間欠的に燃料供給ダクト21内へ排出する。また、燃料供給ダクト21内に排出された燃料は、逆火防止弁24を押し開きながら回転式燃焼炉12内へ供給される。
また、本自動運転処理においては安定的な燃焼が行われているところ、この状態で不慮の停電等が発生しても、逆火のおそれがない。具体的には、装置本体11内の内圧によって燃料供給ロータリーバルブ22側に押圧された逆火防止弁24が、燃料供給ダクト21をほぼ気密に閉鎖する。このため、逆火防止弁24は、回転式燃焼炉12と燃料ホッパー23との間を遮断し、逆火を防止する。
また、本実施形態では、燃料供給ダクト21に設けられた逆火防止空気送風口211が、逆火防止弁24の背面に対して逆火防止空気を送風する。このため、装置本体11内の内圧が増大しても、逆火防止空気の風圧が燃料の重量を補助して逆火防止弁24を回転式燃焼炉12側へ押し開く。一方、逆火防止空気は、逆火防止弁24が開放されても燃焼ガスが燃料供給ダクト21内へ流れ込むのを抑制して逆火をさらに防止する。
さらに、本実施形態では、燃料供給ロータリーバルブ22の回転バルブ本体222がどの回転角度で停止しても、図4に示すように、各逆火防止隔壁226が、その円弧状外周面をケーシング221の内周壁面に近接させて、ケーシング221の受入口224と排出口225との連通を防止する。このため、仮に燃料供給ダクト21内に燃焼ガスが流れ込んだとしても、当該燃焼ガスが燃料ホッパー23側へ流れ込むのを防止し、逆火を完全に防止する。
なお、本自動運転処理の実行中、燃料供給ロータリーバルブ22による燃料供給パターン(回転・停止の繰り返し)が切り替えられる(ステップS303)。このため、燃焼の状態に応じて、間欠動作における停止時間を増減等させることにより、より完全燃焼に近づけることが可能となる。
また、本自動運転処理の実行中、制御装置4は、常に回転式燃焼炉12の炉内温度が、危険温度に達していないか監視する(ステップS13)。そして、炉内温度が危険温度に達した場合には(ステップS13:YES)、何らかの故障が発生していると判断し、上述した自動停止処理(ステップS100)を実行する。一方、炉内温度が危険温度に達していない限り(ステップS13:NO)、ステップS1からの処理を繰り返す。
以上のような本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1.不慮の停電時等における逆火を確実に防止することができる。
2.クリンカーの成長を抑制してメンテナンス作業を軽減するとともに、長時間連続した自動運転を実現することができる。
3.木質燃料のみならず、農業残渣や農業用廃プラスチック等のペレットを燃料として使用することができる。
4.回転式燃焼炉12内の燃料や燃焼灰を逆送りして完全燃焼を促進し、燃焼装置1を小型化することができる。
5.確実に燃料に着火させるとともに、誤って失火させてしまうのを防止することができる。
6.化石燃料が不要で地球環境に優しく、安価に温風や温水を供給することができる。
なお、本発明に係る燃焼装置1およびこれを用いた熱供給システム10は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、本実施形態では、上記のとおり、炉内温度が所定の監視時間内に所定の燃焼安定温度以上になったときだけ、燃料の燃焼が安定したと判断して回転式燃焼炉12の回転を開始させている。しかしながら、この条件に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
また、熱交換器3により取得された温風や温水の供給先は、農業用のビニールハウスに限定されるものではなく、一般家庭や食品加工施設等、温風や温水を必要とする全ての場所に供給することができる。さらに、本実施形態では、小型の燃焼装置1を想定しているが、大型の燃焼装置1として構成してもよい。また、燃焼装置1と燃料供給装置2とは、一体的に構成されていてもよく、別体として構成されていてもよい。
1 燃焼装置
2 燃料供給装置
3 熱交換器
4 制御装置
10 熱供給システム
11 装置本体
12 回転式燃焼炉
13 点火装置
14 燃焼空気ファン
15 点火ファン
21 燃料供給ダクト
22 燃料供給ロータリーバルブ
23 燃料ホッパー
24 逆火防止弁
31 熱交換部
32 温風ファン
33 温風ダクト
34 煙道
35 煙道ファン
111 燃料供給口
112 排気口
113 レール支持滑車
114 燃焼空気供給口
121 通気孔
122 リング状レール
123 チェーン
124 炉駆動モータ
125 逆送り羽根
211 逆火防止空気送風口
221 ケーシング
222 回転バルブ本体
223 バルブ駆動モータ
224 受入口
225 排出口
226 逆火防止隔壁
227 燃料供給部屋
231 投入口
232 燃料移送コンベヤ
233 燃料貯蔵タンク
234 燃料移送モータ

Claims (7)

  1. 円筒状の回転式燃焼炉内に燃料を供給して燃焼空気を送風することにより前記燃料を燃焼させる燃焼装置であって、
    前記回転式燃焼炉内に連通されて燃料を供給する燃料供給ダクトと、前記燃料を貯留する燃料ホッパーと、この燃料ホッパーから所定量の前記燃料を受けて前記燃料供給ダクト内へ前記燃料を供給する燃料供給ロータリーバルブとを有しており、
    前記燃料供給ロータリーバルブは、前記燃料供給ダクトに連結されている円筒状のケーシングと、このケーシング内を前記燃料が収容される複数の燃料供給部屋に仕切るとともに前記ケーシングの内周壁面に円弧状外周面を近接させながら回転する複数の逆火防止隔壁を備えた回転バルブ本体と、を有してなる燃焼装置。
  2. 前記逆火防止隔壁が断面略扇状に形成されている、請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 前記燃料供給ダクトには、当該燃料供給ダクト内を閉鎖する逆火防止弁が前記回転式燃焼炉方向にのみ開口可能に設けられており、前記燃料供給ロータリーバルブから供給される前記燃料によって押し開かれる、請求項1または請求項2に記載の燃焼装置。
  4. 前記燃料供給ダクトには、前記逆火防止弁の開放を補助するとともに、当該開放時の逆火を防止する逆火防止空気を送風する逆火防止空気送風口が、前記逆火防止弁と前記燃料供給ロータリーバルブとの間に設けられている、請求項3に記載の燃焼装置。
  5. 前記回転式燃焼炉における先端側の内周壁面には、前記燃料の燃焼灰を中央へ押し戻すための逆送り羽根が、その先端を前記回転式燃焼炉の回転方向に傾斜させて取り付けられている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の燃焼装置。
  6. 前記回転式燃焼炉の炉内温度を測定する炉内温度センサと、前記炉内温度に基づいて前記回転式燃焼炉の回転駆動を制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、前記炉内温度が所定の監視時間内に所定の燃焼安定温度以上になったとき、前記燃料の燃焼が安定したと判断して前記回転式燃焼炉の回転を開始させる、請求項1から請求項5のいずれかに記載の燃焼装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃焼装置と、前記燃焼装置から排気された燃焼ガスと熱交換して温風または温水を取得する熱交換器とから構成される、熱供給システム。
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