JP2010076304A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク切れが生じているにも関わらず、空吐出をし続けることでインクジェットヘッドの故障が発生するのを確実に防止することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】何らか原因で、インク残量低下後カウンタの値が不正確な値となっており、S19における判断が正確にされず、印刷が禁止されなかったとしても(S22)、このインク残量低下後カウンタの値とは、別に、インクカートリッジ残量カウンタの値が、インクカートリッジ枯渇確実量の値を超えている場合には(S17:Yes)、印刷を禁止するので(S22)、何らかの原因で、インク残量低下後カウンタの値が不正確なものであっても、確実にインク切れを検出することができ、確実に空吐出が行われるのを防止することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来より、インクカートリッジから供給されるインクをインクジェットヘッドから吐出して記録用紙に画像を形成する所謂インクジェットプリンタが知られており、このインクジェットプリンタでは、インクカートリッジ内のインク残量を検出し、そのインク残量が残り僅かになると、その旨を報知するように構成されていた。
例えば、次の特許文献1には、「インク噴射式記録装置を備えた機器、例えば、ファクシミリ装置やプリンタにおいては、従来からインクが交換可能なインクカートリッジに収納され、インクの残量をインク量センサや記録印字ドット数のカウントにより検出して、インクの残量が少なくなると、その旨をLED(Light Emitting Diode)を点灯させたりブザーを鳴らすことにより、オペレータに通知するようになっている。」と記載されている。
また、特許文献1では、このようなLEDの点灯やブザーの鳴動によりインク残量が少なくなったことを通知する方法では、確実にオペレータにインク残量が少なくなったことを通知することができないとして、更に、記録紙23の画像記録領域外に、FULLからEMPTYまでを示すインジケータ領域24aを設け、そのインジケータ領域24aの対応する位置に、検出されたインク残量を示すインジケータ24を記録する技術が記載されている。
特開平9−277564号(段落第「0003」、「0041」、図2)
しかしながら、上述した特許文献1に記載されているようにインク残量を示すインジケータ24を記録する技術であっても、インク残量が少なくなった旨をLEDの点灯やブザーの鳴動により通知する場合であっても、そもそもインク残量を検出する手段に故障が発生していた場合には、インジケータ24を正確な位置に記録することができず、また、インク残量が少なくなった旨を、LEDの点灯やブザーの鳴動により正確に通知することができなかった。そのため、かかる場合には、インク切れが生じているにも関わらず、インクジェットヘッドはインクを吐出させる動作(空吐出)をし続け、インクジェットヘッドが故障を引き起こす可能性があるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、インク切れが生じているにも関わらず、空吐出をし続けることでインクジェットヘッドの故障が発生するのを確実に防止することができる画像形成装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、インクカートリッジを装着するための装着手段と、その装着手段に装着されたインクカートリッジから供給されるインクを吐出して記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記インクカートリッジに充填されているインク残量が第1の量になったかを検出する検出手段とを備えたものであって、前記検出手段によってインク残量が前記第1の量になったことが検出されてから、第1の所定数を計数する第1の計数手段と、その第1の計数手段によって前記第1の所定数が計数された場合に、前記画像形成手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する第1の禁止手段と、前記インクカートリッジを前記装着手段に装着してから、前記第2の所定数を計数する第2の計数手段と、その第2の計数手段によって前記第2の所定数が計数された場合に、前記第1の計数手段によって計数される前記第1の所定数に関わらず、前記画像形成手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する第2の禁止手段とを備えている。
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記第2の所定数は、前記第1の所定数に相当するインク残量よりも少ないインク残量に相当する数である。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記第1の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する場合に、インクが空であることを示す内容を報知する第1の報知手段と、前記第2の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する場合に、前記第1の報知手段によって報知される内容とは異なる内容であって、何らかの異常が発生したことを示す内容を報知する第2の報知手段とを備えている。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第1の計数手段によって計数される前記第1の所定数に基づいて、前記インク残量が前記第1の量よりも少ない第2の量になったかを判断する第1の判断手段と、前記第2の計数手段によって計数される前記第2の所定数に基づいて、前記インク残量が前記第2の量になったかを判断する第2の判断手段とを備え、前記第1の判断手段は、前記第2の判断手段によって前記インク残量が前記第2の量になっていないと判断された場合に限り、前記インク残量が前記第2の量になったかを判断する。
請求項1記載の画像形成装置によれば、インクカートリッジに充填されているインク残量が第1の量になったことが検出手段によって検出されると、第1の計数手段によって第1の所定数が計数され、その第1の所定数が計数された場合には、画像形成手段によって記録用紙に画像を形成するのが第1の禁止手段によって禁止される。よって、第1の所定数が計数されるのがインク切れになる前であれば、画像形成手段は空吐出をすることがなく、空吐出をし続けることで故障が発生するのを防止することができる。また、仮に、何らかの事情で、検出手段によって正確にインク残量が第1の量になったかを検出できない場合であっても、検出手段による検出とは別に、インクカートリッジが装着されると、第2の計数手段によって第2の所定数が計数され、その第2の所定数が計数された場合には、第1の計数手段によって計数される第1の所定数に関わらず、画像形成手段によって記録用紙に画像を形成するのが第2の禁止手段によって禁止される。よって、仮に、検出手段が正確にインク残量を検出できない場合であっても、第2の所定数が計数されるのがインク切れになる前であれば、画像形成手段は空吐出をすることがなく、空吐出をし続けることでインクジェットヘッドの故障が発生するのを確実に防止することができるという効果がある。
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1に記載の画像形成装置の奏する効果に加え、第2の所定数は、第1の所定数に相当するインク残量よりも少ないインク残量に相当する数であるので、通常は、第1の禁止手段によって画像の形成を禁止し、インクジェットヘッドの故障等非常の場合にのみ、第2の禁止手段によって画像の形成を禁止することができ、非常の場合以外には、インクカートリッジのインク切れのタイミングを一定に維持することができる。また、第2の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するの禁止する場合には、第1の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するの禁止する場合よりも、インク残量が少ない状態で記録用紙に画像を形成するのを禁止することができる。よって、例えば、インクカートリッジを交換するタイプであれば、インクを有効利用することができ、インクカートリッジにインクを補給するタイプであれば、補給タイミングを遅らせることができるという効果がある。
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項1又は2に記載の画像形成装置の奏する効果に加え、第1の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する場合には、インクが空であることを示す内容が第1の報知手段によって報知されるので、インクが空であることをユーザに認識させることができる。また、第2の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する場合には、何らかの異常が発生したことを示す内容が第2の報知手段によって報知されるので、何らかの異常が発生したことをユーザに認識させることができるという効果がある。
請求項4記載の画像形成装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置の奏する効果に加え、第1の所定数に基づいて、インク残量が第1の量よりも少ない第2の量になったかが第1の判断手段によって判断され、第2の所定数に基づいて、インク残量が第2の量になったかが第2の判断手段によって判断されるが、第1の判断手段による判断は、第2の判断手段によってインク残量が第2の量になっていないと判断された場合に限り行われる。第2の判断手段による判断と、第1の判断手段による判断とをいずれも行ったり、第1の判断手段によってインク残量が第2の量になっていないと判断された場合に限り、第2の判断手段による判断を行うことも可能である。しかし、仮に、何らかの原因で検出手段が正確にインク残量を検出できない場合には、第1の判断手段によっては正確な判断ができず、第1の判断手段による判断が無駄な処理となる。よって、第1の判断手段による判断を、第2の判断手段によってインク残量が第2の量になっていないと判断された場合に限り行うことにより、無駄の処理を省き、判断処理にかかる負担を軽減することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一例である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の外観構成を示した斜視図である。MFP1は、プリンタ機能、スキャナ機能およびコピー機能等の各種機能を有し、特に、インク切れが生じているにも関わらず、空吐出をし続けることでインクジェットヘッド(印刷ヘッド)の故障が発生するのを確実に防止することができるものである。
このMFP1では、上部にスキャナ20が設けられており、そのスキャナ20の下部にプリンタ21が設けられている。スキャナ20は、所定の読取位置(非図示)にセットされた原稿から画像の読み取りを行うと共に、その画像をLCD16に表示したりプリンタ21で印刷可能な画像データを生成するものである。このスキャナ20により読み取られた画像データは、RAM13(図4参照)における所定の記憶領域に記憶される。
プリンタ21は、記録用紙に画像を印刷するインクジェット方式のプリンタで構成されている。プリンタ21は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクを使用して、カラー印刷を行うものである。
MFP1の前面右側には、4つのインクカートリッジ3を装着するインクカートリッジ装着部2が設けられており、各インクカートリッジ3には、C、M、Y、Kの各色のインクが貯留されている。各インクカートリッジ3に貯留されているインクは、インクチューブを介して印刷ヘッドへ供給される。インクカートリッジ装着部2には、開閉蓋5が設けられており、この開閉蓋5を開閉して、インクカートリッジ3を着脱する。
MFP1の前面中央には、開口6が形成されており、この開口6の内部に給紙トレイが配置される(尚、図1では給紙トレイが外された状態が図示されている)。給紙トレイから送り出された記録用紙は、背面側に送られ印刷ヘッドによって画像が印刷された後、給紙トレイ上部に設置される排紙トレイに排出される。
MFP1の正面側の上面には、操作パネル7が取り付けられている。この操作パネル7は、スキャナ20やプリンタ21の操作等をするための操作部であって、操作キー15及びLCD16等が設けられている。
次に、図2を参照して、インクカートリッジ装着部2に装着されるインクカートリッジ3について説明する。図2は、インクカートリッジ3を分解して示す分解斜視図である。インクカートリッジ3は、インクを貯留しておくためのものであり、インク貯留体100と、そのインク貯留体100を覆うケース210,220とによって構成されている。
インク貯留体100は、主に、インクを貯留するインク貯留室を形成するフレーム部110と、インク貯留室に貯留されているインクを印刷ヘッドに供給するインク供給部120と、インク貯留室内に大気を導入する大気導入部130とによって構成されている。また、インク貯留室の内部には、インク残量を検出するセンサーアーム470が搭載されており、そのセンサーアーム470の挙動を検出するための検出窓140がインク供給部120と大気導入部130との間に形成されている。
次に、図3を参照して、インク残量の検出方法について説明する。図3は、インクカートリッジ3をインクカートリッジ装着部2に装着した場合におけるインク貯留体100を示す図であり、特に、図3(a)は、インク残量が十分にある状態を示しており、図3(b)は、インク残量が少ない状態(インク残量低下状態)を示している。
図3(a)に示すように、センサーアーム470には、バランス部470aと、フレーム部110に回動可能に取り付けられる取付部470bと、バランス部470aとは反対側に遮断部470cとが設けられている。検出窓140は、光を透過可能な半透明または透明な樹脂材料によって中空状に形成されており、その検出窓140の内部にセンサーアーム470の遮断部470cが内包されている。
バランス部470aは、インクの比重より小さい比重となる樹脂材料から構成されており、図3(a)に示すように、インク中に存在する場合には、インク中を浮遊する。そして、図3(b)に示すように、インクが消費され、インクの液面Iがバランス部470aよりも下がると底118方向に沈む。バランス部470cが底118方向に沈むと、それに伴い、遮断部470cが検出窓140の内部を上方に上昇する。
一方、インクカートリッジ装着部2には、コの字状に形成されているインク残量検出センサ21bが搭載されており、インクカートリッジ3をインクカートリッジ装着部2に装着すると、このインク残量検出センサ21bに検出窓140が挟まれるようになる。インク残量検出センサ21bには、検出窓140を挟む一方に光を発光する発光部21b1、他方に発光部21b1から発光された光を受光する受光部21b2が設けられている。
よって、図3(a)に示すように、インク貯留室にインクが多く貯留されている状態では、発光部21b1から受光部21b2へ発光される光は、検出窓140に内包されているセンサーアーム470の遮断部470cによって遮断され、受光部21b2は発光される光を受光できない。即ち、インク残量検出センサ21bは、光を受光できない場合に、インク有りの状態を検出することができる。
一方、図3(b)に示すように、インクが消費され、インクの液面Iがセンサーアーム470のバランス部470aより下がると、センサーアーム470の遮断部470cが上昇するので、インク残量検出センサ21bの発光部21b1から発光される光を受光部21b2によって受光することができる。即ち、インク残量検出センサ21bは、光を受光することができた場合に、インク残量が図3(b)に示すインク残量低下状態になったこと検出することができる。
次に、図4を参照して、MFP1の電気的構成について説明する。図4は、MFP1の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、MFP1には、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、操作キー15、LCD16、スキャナ20、及び、プリンタ21が設けられており、CPU11、ROM12、RAM13、および、フラッシュメモリ14は、バスライン26を介して互いに接続されている。また、操作キー15、LCD16、スキャナ20、プリンタ21、及び、バスライン26は、入出力ポート27を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12やRAM13やフラッシュメモリ14に記憶される固定値やプログラムに従って、MFP1が有している各機能の制御や、入出力ポート27と接続された各部を制御するものである。ROM12は、MFP1で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリである。後述する図5のフローチャートに示す状態監視処理、図6のフローチャートに示す印刷処理を実行する各プログラムは、このROM12に格納されている。
また、ROM12には、インクカートリッジ枯渇確実量12aと、低下検出時インク残量12bとが設けられている。インクカートリッジ枯渇確実量12aは、新品のインクカートリッジ3が装着された時点を初期値(例えば、「0」に設定)とし、それ以降、使用されたインク量に対応する数値(以下、「ドットカウント値」と称す)をカウントした場合に、その新品のカートリッジ3において確実にインク切れ(枯渇)が発生する第2のドットカウント値(第2の所定数)が格納されているメモリである。
低下検出時インク残量12bは、上述したインク残量検出センサ21bによって、図3(b)に示すように、インク残量低下状態が検出された時点を初期値(例えば、「0」に設定)とし、それ以降のドットカウント値をカウントした場合に、インク切れが発生する第1のドットカウント値(第1の所定数)が格納されているメモリである。
尚、新品のインクカートリッジ3が装着された時点を初期値(例えば、「0」)とし、
インク残量低下状態となるまでカウントしたドットカウント値を、「インク残量低下時ドットカウント値」とした場合、この第1のドットカウント値は、インクカートリッジ枯渇確実量12aに格納されている第2のドットカウント値(第2の所定数)から、「インク残量低下時ドットカウント値」を減算した値よりも小さくなるように設定されている。換言すれば、インクカートリッジ枯渇確実量12aに格納されている第2のドットカウント値(第2の所定数)は、低下検出時インク残量12bに格納されている第1のドットカウント値(第1の所定数)と、「インク残量低下時ドットカウント値」とを加算した値よりも大きくなるように設定されている。
また、インクカートリッジ3のセンサーアーム470や、インクは、製造ロットによって材料の成分や比重などが変化するため、第1のドットカウント値は、材質のバラツキを考慮して決定しなければならないが、第2のドットカウント値は、材質のバラツキを考慮する必要が無いので、第1のドットカウント値と、「インク残量低下時ドットカウント値」とを加算した値よりも大きくなるように設定することができる。
RAM13は、書き替え可能な揮発性のメモリであり、MFP1の各操作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。フラッシュメモリ14は書換可能な不揮発性のメモリであり、このフラッシュメモリ14に記憶されたデータは、MFP1の電源オフ後も保持される。フラッシュメモリ14には、インクカートリッジ残量カウンタ14aと、インク残量低下後カウンタ14bと、インク残量低下フラグメモリ14cと、印刷禁止フラグメモリ14dと、カートリッジ異常フラグメモリ14eとが設けられている。
インクカートリッジ残量カウンタ14aは、各インクカートリッジ3のドットカウント値を、各インクカートリッジ3ごとにカウントするためのカウンタである。尚、1つのインクカートリッジ3だけが新たに装着された場合には、その新たに装着されたインクカートリッジ3に対応するカウンタ値だけが初期化(例えば、「0」に設定)される。
ここで、インクカートリッジ残量カウンタ14aによりカウントするドットカウント値について説明する。例えば、印刷ヘッドが、3つのインクの液適量(吐出量)「小」、「中」、「大」のうち、一つを選択的に吐出するよう構成されている場合には、液適量「小」に対応するドットカウント値を「1」とし、「中」に対応するドットカウント値を「2」とし、「大」に対応するドットカウント値を「3」とする。そして、液適量を「大」とし、C(シアン)のインクを使用し、記録用紙に10回吐出したとする。この場合、C(シアン)のインクが記録用紙に吐出される度に、液適量「大」に対応する量のインクが使用されたとして、インクカートリッジ残量カウンタ14aにおけるC(シアン)に対応するカウンタ値に「3」が加算される。
インク残量低下後カウンタ14bは、図3(b)に示すインク残量低下状態となったインクカートリッジ3について、それ以降におけるドットカウント値を、各インクカートリッジ3ごとにカウントするためのカウンタである。尚、インク残量低下後カウンタ14bは、インクカートリッジ残量カウンタ14aと同様に、印刷に使用されたインクの使用量に対応するドットカウント値がそれぞれ加算される。
インク残量低下フラグメモリ14cは、各インクカートリッジ3のそれぞれに対応するインク残量低下フラグが記憶されているメモリである。インク残量低下フラグは、各インクカートリッジ3で、図3(b)に示すインク残量低下状態が発生しているか否かを示すフラグである。具体的には、各インクカートリッジ3のうち、一のインクカートリッジ3がインク残量低下状態となると、その一のインクカートリッジ3に対応するインク残量低下フラグがオン(例えば、「1」)に設定される。尚、インク残量低下フラグがオンに設定されていたインクカートリッジ3が新品のインクカートリッジ3に交換された場合には、そのインク残量低下フラグがオフ(例えば、「0」)に設定される。
印刷禁止フラグメモリ14dは、各インクカートリッジ3のそれぞれに対応する印刷禁止フラグが記憶されているメモリである。印刷禁止フラグは、印刷を許可するか、禁止するかを示すフラグであり、本実施形態では、各印刷禁止フラグ全てがオフ(例えば、「0」)に設定されている場合にだけ、記録用紙への印刷が可能となる。何れかのインクカートリッジ3でインク切れが発生した場合や、何れかのインクカートリッジ3で異常が発生した場合には、そのインク切れが発生した、又は、異常が発生したインクカートリッジ3に対応する印刷禁止フラグが、それぞれオン(例えば、「1」)に設定される。尚、印刷禁止フラグがオンに設定されていたインクカートリッジ3が新品のインクカートリッジ3に交換された場合には、その印刷禁止フラグがオフ(例えば、「0」)に設定される。
カートリッジ異常フラグメモリ14eは、各インクカートリッジ3のそれぞれに対応するカートリッジ異常フラグが記憶されているメモリである。カートリッジ異常フラグは、インクカートリッジ3に異常が発生しているか否かを示すフラグである。何れかのインクカートリッジ3で異常が発生した場合には、異常が発生したインクカートリッジ3に対応するカートリッジ異常フラグが、それぞれオン(例えば、「1」)に設定される。尚、カートリッジ異常フラグがオンに設定されていたインクカートリッジ3が新品のインクカートリッジ3に交換された場合には、そのカートリッジ異常フラグがオフ(例えば、「0」)に設定される。
詳細については後述するが、インクカートリッジ残量カウンタ14aにおいてカウントされる各カウンタ値のうち、何れかのカウンタ値がインクカートリッジ枯渇確実量12aの値を超えた場合には、そのインクカートリッジ3において、例えば、センサーアーム470の動作不良など異常が発生している可能性が高いので、その異常の可能性があるインクカートリッジ3に対応するカートリッジ異常フラグをオンに設定する。
プリンタ21には、カートリッジ着脱センサ21aと、インク残量検出センサ21bとが主に設けられている。カートリッジ着脱センサ21aは、インクカートリッジ3がインクカートリッジ装着部2に装着されたこと、又は、インクカートリッジ3がインクカートリッジ装着部2から取り外されたことを検出するためのセンサである。なお、4つのインク色のどのインクカートリッジ3が脱着されたかを検出可能に構成されている。
インク残量検出センサ21bは、上述した通り、インクカートリッジ3に貯留されているインクの残量が図3(b)に示すインク残量低下状態であるか否かを、各インクカートリッジ3ごとに検出するセンサである。
次に、図5および図6を参照して、MFP1において実行される各処理について説明する。上述した通り、本実施形態のプリンタ21には、4つのインクカートリッジ3が装着されているため、各インクカートリッジ3ごとにインク切れや、異常が発生しているかなどを判定することになるが、以下の説明では、一つのインクカートリッジ3に着目して説明を行う。
まず、図5を参照して、MFP1のCPU11により実行される状態監視処理について説明する。図5は、MFP1の状態監視処理を示すフローチャートである。この状態監視処理は、MFP1に装着されているインクカートリッジ3の状態を監視するための処理であり、MFP1の主電源が投入されてから主電源が遮断されるまで繰り返し実行される処理である。
状態監視処理では、まず、インクカートリッジ装着部2に新たなインクカートリッジ3が装着されたかを判定する(S1)。ここでは、インクカートリッジ3が装着される場合には、正規のインク量が貯留されているものが装着されるものとして説明を続ける。S1の処理において、インクカートリッジ3が装着された場合は(S1:Yes)、インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値を初期化する(例えば、「0」に設定する)(S2)。
また、インク残量低下フラグメモリ14cのインク残量低下フラグ、印刷禁止フラグメモリ14dの印刷禁止フラグ、カートリッジ異常フラグメモリ14eのカートリッジ異常フラグの各フラグをオフに設定する(S3)。
S1の処理において、新たなインクカートリッジ3が装着されていない場合は(S1:No)、S2〜S3の処理をスキップして、S4の処理に移行する。次に、インク残量検出センサ21bが、インクカートリッジ3においてインク残量低下状態を検出しているかを判定する(S4)。
S4の処理において、インク残量低下状態を検出していない、インク有りの状態を検出している場合は(S4:No)、S5〜S7の処理をスキップして、S1の処理に戻り、上述したS1〜S4の各処理を繰り返す。一方、インク残量低下状態を検出している場合は(S4:Yes)、インク残量低下フラグメモリ14cのインク残量低下フラグがオフであるかを判定する(S5)。
S5の処理において、インク残量低下フラグがオフである場合は(S5:Yes)、インクカートリッジ3において、これまでインク有りの状態と検出されていたが、今回新たにインク残量低下状態が検出された場合なので、これ以降、インクカートリッジ3のドットカウント値のカウントを開始する。そのため、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値を初期化する(例えば、「0」に設定する)と共に(S6)、インク残量低下フラグメモリ14cのインク残量低下フラグをオンに設定し(S7)、その後、S1の処理に戻り、上述したS1〜S5の各処理を繰り返す。
一方、S5の処理において、インク残量低下フラグがオンである場合は(S5:No)、インクカートリッジ3は、既にインク残量低下状態と検出されており、引き続きインク残量低下状態と検出されている場合であるので、S6〜S7の処理はスキップして、S1の処理に戻り、上述したS1〜S5の各処理を繰り返す。
以上の図5の状態監視処理により、MFP1に装着されているインクカートリッジ3の状態を監視することができ、MFP1に新たなインクカートリッジ3が装着された場合や、インクカートリッジ3においてインク残量低下状態が検出された場合に、カウンタ値の初期化や各種設定などを行うことができる。
次に、図6を参照して、MFP1のCPU11により実行される印刷処理について説明する。図6は、MFP1の印刷処理を示すフローチャートである。この印刷処理は、例えば、パーソナルコンピュータから画像データの印刷要求がされた場合に実行される処理である。
印刷処理では、まず、印刷禁止フラグメモリ14dの印刷禁止フラグがオンであるかを判定し(S11)、印刷禁止フラグがオンである場合には(S11:Yes)、後述するS22乃至S25の処理に移行し、本処理を終了する。一方、印刷禁止フラグがオフである場合は(S11:No)、印刷ヘッドからインクを吐出して、記録用紙への印刷を行う(S12)。
次に、インク残量低下フラグ14cのインク残量低下フラグがオンであるかを判定する(S13)。インク残量低下フラグがオンの場合は(S13:Yes)、インクカートリッジ3のインク残量が残り少ないこと(ニアエンプティであること)をLCD16により報知する(S14)。
そして、S12の処理で印刷ヘッドから吐出したインク量を示すドットカウント値を、インク残量低下後カウンタ14bのインクカートリッジ3に対応するカウンタ値に加算し(S15)、S16の処理に移行する。一方、S13の処理において、インク残量低下フラグがオフである場合は(S13:No)、S14およびS15の処理をスキップして、S16の処理へ移行する。
S16の処理では、S12の処理で印刷ヘッドから吐出したインク量を示すドットカウント値を、インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値に加算し(S16)、そのインクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値が、インクカートリッジ枯渇確実量12aの値を超えているかを判定する(S17)。
インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値が、インクカートリッジ枯渇確実量12aの値を超えている場合は(S17:Yes)、カートリッジ異常フラグメモリ14eのカートリッジ異常フラグと、印刷禁止フラグメモリ14dの印刷禁止フラグとをそれぞれオンに設定した上で(S18)、印刷を禁止する(S22)。
即ち、インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値が、インクカートリッジ枯渇確実量12aの値を超えている場合は、インクカートリッジ3のインクは枯渇状態にあり、これ以上、印刷を続行した場合には、空吐出させることとなり、印刷ヘッドに故障が発生する可能性があるので、直ちに、印刷を禁止することで(S22)、空吐出が行われるのを防止することができる。
また、何らか原因、例えば、図3に示すセンサーアーム470の遮断部470cが検出窓140の壁面に接触し、センサーアーム470が正規の挙動をしなった場合には、インク残量検出センサ21bによって正確なインク残量低下状態を検出できず、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値は不正確な値となる。しかし、このインク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値とは、別に、インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値が、インクカートリッジ枯渇確実量12aの値を超えている場合には(S17:Yes)、印刷を禁止するので(S22)、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値が不正確なものであっても、確実にインク切れを検出することができ、確実に空吐出が行われるのを防止することができる。
そして、更に、カートリッジ異常フラグがオンであるかを判定する(S23)。この場合は、S18において、カートリッジ異常フラグがオンに設定されているので(S23:Yes)、LCD16にインクカートリッジ3に異常があることを報知し(S24)、この印刷処理を終了する。
このように報知することで、インクカートリッジ3に異常があることをユーザに認識させることができ、ユーザに迅速なカートリッジ3の交換を促すことができる。尚、この場合、異常があったインクカートリッジ3を特定して報知するのが好ましい。
一方、S17の処理において、インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値が、インクカートリッジ枯渇確実量12aの値以下である場合は(S17:No)、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値が、低下時インク残量12bの値を超えているかを判定する(S19)。
その結果、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値が、低下時インク残量12bの値を超えている場合は(S19:Yes)、印刷禁止フラグメモリ14dの印刷禁止フラグをオンに設定し(S20)、印刷を禁止する(S22)。
即ち、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値が、低下時インク残量12bの値を超えている場合は、インクカートリッジ3はインク切れ直前の状態にあり、これ以上、印刷を続行した場合には、空吐出させることとなり、印刷ヘッドに故障が発生する可能性があるので、直ちに、印刷を禁止することで(S22)、空吐出が行われるのを防止することができる。
また、本実施形態では、S17の処理で、インクカートリッジ残量カウンタ14aのカウンタ値が、インクカートリッジ枯渇確実量12aの値以下である場合に限り(S17:No)、S19の処理を行う。S17の処理と、S19の処理とを実行する順番を逆にしても良いし、それぞれ並行して処理を実行しても良いが、仮に、インクカートリッジ3において、インク残量検出センサ21bが正確にインク残量を検出できない状況が発生していた場合には、S19の判定は無駄な処理となる。よって、S17の処理を行った後で、S19の処理を実行することで、無駄な処理を省くことができ、判断処理にかかる負担を軽減することができる。
そして、更に、カートリッジ異常フラグがオンであるかを判定し(S23)、この場合は、カートリッジ異常フラグがオンに設定されていないので(S23:No)、LCD16にインクカートリッジ3のインクが無くなったことを報知し(S25)、この印刷処理を終了する。このように報知することで、インクカートリッジ3内のインクが無くなったことをユーザに認識させることができるので、ユーザに迅速なインクカートリッジ3の交換を促すことができる。尚、この場合、インク切れがあったインクカートリッジ3を特定して報知するのが好ましい。
一方、S19の処理において、インク残量低下後カウンタ14bのカウンタ値が、低下時インク残量12bの値以下である場合は(S19:No)、印刷が終了したかを判定する(S21)。そして、印刷が終了していない場合は(S21:No)、S12からの処理を繰り返し、印刷が終了した場合は(S21:Yes)、この印刷処理を終了する。
また、S11の処理で印刷禁止フラグがオンであると判定された場合(S11:Yes)、即ち、本印刷処理を実行する前から印刷禁止フラグがオンに設定されている場合にも、上述したのと同様にS22乃至S25の処理を実行し、印刷を実行することなく、本処理を終了することで、要求があった印刷を直ちに禁止することができる。
以上の図6の印刷処理により、何らかの理由で、インク残量検出センサ21bによって正確に図3(b)に示すインク残量低下状態を検出できない状態であっても、インク切れが確実に発生する状態となった場合には、印刷を禁止できる。よって、インク切れの状態での空打ち印刷を抑制でき、プリンタ21で故障が発生することを抑制できる。
つまり、通常は、インクカートリッジ3のインクが無くなった場合に、印刷が禁止されるが、インクカートリッジ3の故障や、印刷ヘッドの故障など非常の場合にも、印刷を禁止できる。尚、通常は、インクカートリッジ3のインク切れのタイミングが一定に維持される。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施形態のインクカートリッジ枯渇確実量12aには、一の新品のカートリッジ3がMFP1に装着された時点を初期値(例えば、「0」に設定)とし、それ以降、ドットカウント値をカウントした場合に、その新品のカートリッジ3において確実にインク切れが発生するドットカウント値を格納しているが、この値に代えて、それよりもインク残量が多くなるようなドットカウント値を格納しても良い。例えば、低下検出時インク残量12bと同等のレベルのインク残量となるようなドットカウント値を格納しても良い。
また、本実施形態では、プリンタ21が4色のインクを使用して記録用紙に記録するように構成されているが、プリンタ21が1色のインクしか使用しない構成でも、4色以上のインクを使用する構成でも本発明を適用できる。
また、本実施形態では、インクの液適量(吐出量)「小」、「中」、「大」の3種類であるが、3種類に限らず任意の数(N種類)設ける構成でも良い。その場合には、各液適量に応じて、それぞれドットカウント値を設定する。
また、本実施形態の印刷処理(図6参照)では、カートリッジ異常フラグがオンである場合、又は、印刷禁止フラグがオンである場合は、インクカートリッジ3に異常があることを報知、又は、インクカートリッジ3のインクが無くなったことを報知して、印刷処理を終了しているが、印刷処理を終了せずに、新たなインクカートリッジ3が装着されるまで待機するように構成しても良い。
本発明の画像形成装置の一例であるMFPの外観構成を示した斜視図である。 インクカートリッジを分解して示す斜視図である。 (a)はインクカートリッジにおいてインク残量が十分にある状態を示しており、(b)はインクカートリッジにおいてインク残量が少ない状態を示している。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 MFPの状態監視処理を示すフローチャートである。 MFPの印刷処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(画像形成装置の一例)
2 インクカートリッジ装着部(装着手段の一例)
3 インクカートリッジ
21b インク残量検出センサ(検出手段の一例)
470 センサーアーム
S12 画像形成手段の一例
S15 第1の計数手段の一例
S16 第2の計数手段の一例
S17 第2の判断手段の一例
S19 第1の判断手段の一例
S18 第2の禁止手段の一例
S20 第1の禁止手段の一例
S24 第2の報知手段の一例
S25 第1の報知手段の一例

Claims (4)

  1. インクカートリッジを装着するための装着手段と、その装着手段に装着されたインクカートリッジから供給されるインクを吐出して記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記インクカートリッジに充填されているインク残量が第1の量になったかを検出する検出手段とを備えた画像形成装置において、
    前記検出手段によってインク残量が前記第1の量になったことが検出されてから、第1の所定数を計数する第1の計数手段と、
    その第1の計数手段によって前記第1の所定数が計数された場合に、前記画像形成手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する第1の禁止手段と、
    前記インクカートリッジを前記装着手段に装着してから、前記第2の所定数を計数する第2の計数手段と、
    その第2の計数手段によって前記第2の所定数が計数された場合に、前記第1の計数手段によって計数される前記第1の所定数に関わらず、前記画像形成手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する第2の禁止手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の所定数は、前記第1の所定数に相当するインク残量よりも少ないインク残量に相当する数であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する場合に、インクが空であることを示す内容を報知する第1の報知手段と、
    前記第2の禁止手段によって記録用紙に画像を形成するのを禁止する場合に、前記第1の報知手段によって報知される内容とは異なる内容であって、何らかの異常が発生したことを示す内容を報知する第2の報知手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の計数手段によって計数される前記第1の所定数に基づいて、前記インク残量が前記第1の量よりも少ない第2の量になったかを判断する第1の判断手段と、
    前記第2の計数手段によって計数される前記第2の所定数に基づいて、前記インク残量が前記第2の量になったかを判断する第2の判断手段とを備え、
    前記第1の判断手段は、前記第2の判断手段によって前記インク残量が前記第2の量になっていないと判断された場合に限り、前記インク残量が前記第2の量になったかを判断することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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