JP2010074978A - キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータおよびそれを用いたテーブル送り装置 - Google Patents

キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータおよびそれを用いたテーブル送り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電機子巻線と冷媒通路間の熱伝達率を向上させ、電機子巻線を効率よく冷却するとともに絶縁信頼性の高いキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータおよびそれを用いたテーブル送り装置を提供する。
【解決手段】 キャンド・リニアモータ電機子において、3相の電機子巻線13の両側面に接するように絶縁性および熱伝導性の良いシート3が設けられ、キャン5の熱伝導率がシート3の熱伝導率よりも低くしてある。また、巻線固定部材2の内部に電機子巻線13を収納し、かつ該電機子巻線13と嵌合するような大きさの形状を有する凹部2aを設けると共に、シート3が巻線固定部材2の表面および電機子巻線13の表面の面位置と密着するように接した構成となっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体製造装置や工作機のテーブル送り装置などに使用されると共に、その直動機構の駆動用に好適であり、リニアモータ本体の低温度上昇が要求されるキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータおよびそれを用いたテーブル送り装置に関するものである。
従来、半導体製造装置や工作機のテーブル送りに用いられると共に、リニアモータ本体の低温度上昇が要求されるキャンド・リニアモータとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。このリニアモータについて、以下、図を用いて説明する。
図4は、従来技術を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図であり、図5は、図4のリニアモータの中央部のA―A線に沿う可動子と固定子の正断面図である。
図において、101は固定子、102は筐体、103はキャン、104は巻線固定枠、105は冷媒通路、106、119はボルトねじ、107は押さえ板、108は端子台、109は冷媒供給口、110は冷媒排出口、111は電機子巻線、112はOリング、113は巻線固定枠支持部材、114はシール材、115は可動子、116は界磁ヨーク支持部材、117は界磁ヨーク、118は永久磁石である。
一方の可動子115は、平板状の二つの界磁ヨーク117と、各界磁ヨーク117の表面に取付けられた永久磁石118と、二つの界磁ヨーク117の間に挿入された界磁ヨーク支持部材116とから構成され、両端が開口した中空空間部を有している。そして、上記永久磁石118は界磁ヨーク117上に交互に極性が異なるように複数の磁石を隣り合わせに並べて配置したものとなっている。なお、可動子115は、図示しないスライダとガイドレールからなるリニアガイド等によって支持されている。
また、固定子101は、可動子115の中空空間部内に可動子115の永久磁石118と磁気的空隙を介して対向するように電機子が配置されている。固定子101は、内部を中空とする額縁状を有した金属製の筐体102と、筐体102の中空内に配置された電機子を構成する3相の電機子巻線111と、電機子巻線111の両側面の長手方向に向かって電機子巻線111を挟み込むように設けられた該電機子巻線111を固定する二つの巻線固定枠104と、前記筐体102の中空部分を覆うために筐体102の外形を象った板状のキャン103と、該キャン103を筐体102に固定するためのボルトねじ106と、該ボルトねじ106の通し穴を有し、キャン103を均等な荷重でもって押えるための押え板107と、筐体102とキャン103の縁より少し大き目に象られたOリング112と、巻線固定枠104と筐体102とを固定するためのボルトねじ119とより構成されている。なお、キャン103および巻線固定枠104の材質は樹脂製であり、キャン103と巻線固定枠104との間に形成される空間内に冷媒通路105が設けられている。また、筐体102と巻線固定枠104との間隙には、冷媒通路105に流す冷媒が二つの巻線固定枠104で挟み込んだ電機子巻線111に漏出し、電機子巻線111が浸水しないようにシール材114を設けている。
また、電機子巻線111の上下部には二つの巻線固定枠104の上下端部と筐体102の内周側を支持固定するための巻線固定枠支持部材113が挿設されている。上記の筐体102と巻線固定枠支持部材113はボルトねじ106を筐体102に設けた通し孔に通した後、巻線固定枠支持部材113の雌ネジにねじ込むことで固定される。
また、筐体102には、電機子巻線111への配線を接続する端子台108、前記冷媒通路105に流す冷媒を供給する冷媒供給口109、冷媒を排出する冷媒排出口110が設けられている。
このように構成されたキャンド・リニアモータは、可動子115と固定子101の電気的相対位置に応じた所定の電流を電機子巻線111に流すことにより、永久磁石118の作る磁界と作用して可動子115に推力が発生し、可動子115は図4の矢印で示す進行方向に移動することとなる。この際、銅損によって発熱した電機子巻線111は冷媒通路109を流れる冷媒により冷却されるので、キャン103の表面温度上昇を抑えることができる。
また、導電率の低いフッ素系冷媒に代え、導電率が高い水を冷媒として使用したとしても、巻線固定枠104とシール材114によって電機子巻線111が水と隔離されるため、電機子巻線111の絶縁破壊を防ぐことができる。そして、冷媒をフッ素系冷媒から水に代えることにより冷却能力が高まる。
このように、従来のキャンド・リニアモータは、巻線固定枠とシール材によって電機子巻線と冷媒である水と隔離し、電機子巻線の絶縁破壊を防ぐとともに、冷却能力を高め、キャンの表面温度上昇を低減している。
特開2004−312877号公報(図1、図2)
従来のキャンド・リニアモータは、電機子巻線で発生した熱は、巻線固定枠を通して冷媒に伝わるが、巻線固定枠は樹脂等の絶縁物からなり、かつ、電機子巻線に加わる電磁力を筐体に伝えるため強度を要するために、厚みを必要とするため、電機子巻線と冷媒間の熱抵抗が高い(熱伝達率が低い)というような問題があった。
また、冷媒である水と電機子巻線の間の隔離は、シール材で担っているため、絶縁信頼性が低いという問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、電機子巻線と冷媒通路間の熱伝達率を向上させ、電機子巻線を効率よく冷却するとともに絶縁信頼性の高いキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータおよびそれを用いたテーブル送り装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、巻線固定部材と、前記巻線固定部材に配設されると共に平板状に成形された複数のコイル群よりなる電機子巻線と、前記電機子巻線を額縁状に囲むように設けた金属製の筐体と、前記筐体の両開口部を密閉するキャンと、前記電機子巻線および前記筐体並びに前記キャンとの間に設けられると共に前記電機子巻線を冷却するための冷媒を通す冷媒通路と、を具備したキャンド・リニアモータ電機子において、前記電機子巻線の両側面に接するように絶縁性および熱伝導性の良いシートが設けられ、前記キャンの熱伝導率が前記シートよりも低いことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記巻線固定部材の内部に前記電機子巻線を収納するための凹部を設けると共に、前記シートが前記巻線固定部材の表面および前記電機子巻線の表面の面位置と密着するように接した構成であることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記シートは、緻密質セラミックからなることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記シートと前記筐体の接合が、拡散接合または活性金属ろう付けによりなされていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の電機子と、前記電機子と磁気的空隙を介して対向配置されると共に交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせて並べて配置した界磁ヨークと、を備え、前記電機子と前記界磁ヨークの何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたことを特徴とするキャンド・リニアモータとするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のキャンド・リニアモータを直動機構の駆動源として用いたテーブル送り装置としたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、電機子巻線と冷媒間の熱伝達率を向上するよう熱抵抗を小さくすると共に、冷媒とキャン表面間の熱抵抗を大きくすることができ、電機子巻線を効率よく冷却することができるとともに、キャン表面の温度上昇を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によると、電機子巻線を巻線固定部材内部に収納したので、巻線配置の省スペース化を図ることができると共に、巻線の発熱をシートを介して冷媒通路に流れる冷媒に効率よく熱伝達することができる。
また、請求項3に記載の発明によると、緻密性セラミックは、ヤング率が大きいため、電機子巻線と冷媒を隔てるシートを薄くすることができ、電機子巻線と冷媒間の熱抵抗をより小さくすることができ、電機子巻線を効率よく冷却することができる。
また、請求項4に記載の発明によると、前記シートと筐体を欠陥無く結合することができるため冷媒が電機子巻線と確実に隔離することができるため、絶縁信頼性が向上する。
また、請求項5に記載の発明によると、上記効果により、発熱による可動子への影響が少ないキャンド・リニアモータを得ることができる。
また、請求項6に記載の発明によると、請求項5に記載のキャンド・リニアモータの効果を有するテーブル送り装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のキャンド・リニアモータの斜視図、図2は、図1のリニアモータの中央部のA―A線に沿う可動子と固定子の正断面図である。
図1−3において、1は固定子、2は巻線固定部材、2aは凹部,2bは溝,2cは貫通孔,3はシート,4は筐体,5はキャン,6は冷媒供給口,7はコネクタ,8、16はボルトねじ,9はベース,10は可動子,11は界磁ヨーク,12は永久磁石,13は電機子巻線,14は冷媒通路,15はOリング,17はナット,18はリード線である。
可動子10の構成は、基本的には従来と同等の構成であり、コの字状の界磁ヨーク11と、界磁ヨーク11の表面に取付けられた永久磁石12とから構成され、両端が開口した中空空間部を有している。そして、上記永久磁石12は界磁ヨーク上に交互に極性が異なるように複数の磁石を隣り合わせに並べて配置したものとなっている。なお、可動子10は、図示しないスライダとガイドレールからなるリニアガイド等によって支持されている。
本発明が従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、(1)図2において、キャンド・リニアモータ電機子は、3相の電機子巻線13の両側面に接するように絶縁性および熱伝導性の良いシート3が設けられ、キャン5の熱伝導率がシート3よりも低いことを特徴としている点、(2)図3において、巻線固定部材2の内部に電機子巻線13を収納し、かつ該電機子巻線13と嵌合するような大きさの形状を有する凹部2aを設けると共に、シート3が巻線固定部材2の表面および電機子巻線13の表面の面位置と密着するように接した構成である点である。
ここで、シート3は、板状の緻密質セラミックから材料で構成されており、シート3と筐体4の接合が、拡散接合または活性金属ろう付けによりなされている。
また、図2において、キャン5はシート3よりも熱伝導率が低い物質(例えばガラス強化プラスチック)からなる材料で構成されており、Oリング15を介して、ボルトねじ8により、筐体4に固定されており、筐体4との間に冷媒供給口6、冷媒排出口以外は密封されている冷媒通路14を形成するようになっている。
また、図2において、巻線固定部材2には、電機子巻線13からコネクタ7にいたるリード線18およびコネクタ7とリード線18の接続部を収納する溝2b、およびボルトねじ16を通すための貫通孔2cが設けられている。
また、筐体4には、図示しない冷媒循環機から冷媒を筐体4内に供給する冷媒供給口6および冷媒を排出する冷媒排出口、ボルトネジ8と嵌合するメネジ、Oリング15を設置するOリング溝およびボルトねじ16を通す貫通孔が設けられている点は従来技術と同じである。
また、上記のように組み立てられた前記シート3、筐体4およびキャン5は、ボルトねじ16およびナット17により、前記シート3が電機子巻線13に密着するように、巻線固定部材2に設けられた貫通孔2cで固定され、固定子1をなすとともに、その一方は、ベース9に固定されている。
次に動作について説明する。
図1、2において、電機子巻線13のコイル構成は従来技術と同じであるため、従来技術同様、本発明のキャンド・リニアモータも可動子10と固定子1の電気的相対位置に応じた所定の電流を電機子巻線13に流すことにより、永久磁石12の作る磁界と作用して可動子に推力が発生する。また、電機子巻線13で発生した熱は、電機子巻線13に密着しているシート3を介して、冷媒通路14を流れる冷媒(例えば水)に伝わる。ここで、冷媒は、図示しない冷媒を冷却する機能と冷媒を循環させる機能をもつ冷媒循環機により、冷媒供給口6、冷媒通路14、冷媒排出口を通じて循環しており、少なくとも冷媒供給口6ではほぼ一定温度に保たれている。
本発明は上記構成にしたので、前記シートに緻密性セラミックである窒化アルミを用いることで、熱伝導率を150〜200W/m・kとステンレス(25W/m・k程度)よりも1桁高くすることができ、電機子巻線13を効率的に冷却できる。また、窒化アルミのヤング率はおよそ300Mpaであり、ステンレス(およそ200MPa)の1.5倍あるため、おなじ変形を許容するならば、厚みを低減することができ、さらに熱抵抗を小さくすることが可能であり、電機子巻線13をより効率的に冷却できる。また、固定子1の小型化も可能である。
また、従来のキャンド・リニアモータでは、冷媒の温度が上昇した場合、冷媒の熱がキャン5を通じて、可動子10に伝わり、可動子10の温度上昇を招く恐れがあるが、本実施例のような構造とすれば、FRP製のキャン3の熱伝導率はたかだか10W/m・kと
前記シートに比べ1桁以上低いので、キャン3の表面の温度上昇は小さく、冷媒の温度が可動子に伝わることを低減できる。
また、前記冷却冷媒通路14は、前記シート3と筐体4の間は拡散接合または活性金属ろう付けにより接合され、筐体4とキャン5の間は、Oリング15をはさんだ上で、ボルトねじ8と、筐体4に設けられためねじにより締結されているので、冷媒供給口6、冷媒排出口以外は密封されているため、シール材が不要になり、シール材の劣化による冷媒漏れの恐れがなくなり、電機子巻線13の絶縁信頼性が高まるとともに生産性が向上する。
また、巻線固定枠支持部材が不要であるため、部品点数が削減できる。
さらに、前述のように、あらかじめ、シート3、筐体4、キャン5で冷媒通路14を形成してから、図3に示すように、電機子巻線13、リード線18およびコネクタ7取り付けた巻線固定部材2と、ボルトねじ16およびナット17により締結することが可能なので、生産性が向上すると共に、保守性も向上する。
なお、以上の実施例では、固定子に電機子巻線、可動子に界磁とした永久磁石を具備した構造で説明したが、固定子に永久磁石、可動子に電機子巻線を持つ逆の構造としてもよい。また、可動子の形状をコの字形としたが、従来例のような口の字形や片側にのみ永久磁石を並べる構造としても、本発明が成り立つことはいうまでもない。
このように、電機子巻線と冷媒通路の間に熱伝導率およびヤング率が高いセラミックシートを使用し、また、前記シートと筐体およびキャンにより冷媒通路が密封される構造とし、かつ、キャンに前記シートに比較して熱伝導率が1桁以上低いFRPを使用することにより、電機子巻線、冷媒の熱が可動子に伝わることを防止することができるとともに、
電機子巻線の絶縁信頼性、生産性、保守性に優れた、キャンド・リニアモータの電機子およびキャンド・リニアモータを提供することができる。
本発明のシート、筐体およびキャンからなる冷媒通路は、電機子コイルの冷却だけに限定されることなく、片面にCPU、大電流を流すコイル等の発熱体を有し、他の一面の温度の上昇を防ぐ場合にも、そのまま用いることができる。さらに、片面のキャンに替え、筐体の両面に熱伝導率の大きいシートを用いた場合には、両面に配置された発熱体を冷却する冷却器としても利用することができる。
本発明の第1実施例を示すキャンド・リニアモータの斜視図 図1のリニアモータの中央部のA―A線に沿う可動子と固定子の正断面図 本発明の第1実施例の巻線固定部材を示す側面図 従来のキャンド・リニアモータの斜視図 図4のリニアモータの中央部のA―A線に沿う可動子と固定子の正断面図
符号の説明
・ 101 固定子
2 巻線固定部材
2a 凹部
2b 溝
2c 貫通孔
3 シート
4、102 筐体
5、103 キャン
6、109 冷媒供給口
7 コネクタ
8、16、106、119 ボルトねじ
9 ベース
10、115 可動子
11、117 界磁ヨーク
12、118 永久磁石
13、111 電機子巻線
14、105 冷媒通路
15、112 Oリング
17 ナット
18 リード線
104 巻線固定枠
107 押さえ板
108 端子台
110 冷媒排出口
113 巻線固定枠支持部材
114 シール材
116 界磁ヨーク支持部材

Claims (6)

  1. 巻線固定部材と、
    前記巻線固定部材に配設されると共に平板状に成形された複数のコイル群よりなる電機子巻線と、
    前記電機子巻線を額縁状に囲むように設けた金属製の筐体と、
    前記筐体の両開口部を密閉するキャンと、
    前記電機子巻線および前記筐体並びに前記キャンとの間に設けられると共に前記電機子巻線を冷却するための冷媒を通す冷媒通路と、
    を具備したキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記電機子巻線の両側面に接するように絶縁性および熱伝導性の良いシートが設けられ、
    前記キャンの熱伝導率が前記シートよりも低いことを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  2. 前記巻線固定部材の内部に前記電機子巻線を収納するための凹部を設けると共に、前記シートが前記巻線固定部材の表面および前記電機子巻線の表面の面位置と密着するように接した構成であることを特徴とする請求項1に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  3. 前記シートは、緻密質セラミックからなることを特徴とする請求項1または2に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  4. 前記シートと前記筐体の接合が、拡散接合または活性金属ろう付けによりなされていることを特徴とする請求項1に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子と、
    前記電機子と磁気的空隙を介して対向配置されると共に交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせて並べて配置した界磁ヨークと、
    を備え、前記電機子と前記界磁ヨークの何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたことを特徴とするキャンド・リニアモータ。
  6. 請求項5に記載のキャンド・リニアモータを直動機構の駆動源として用いたことを特徴とするテーブル送り装置。
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