JP2007173700A - 磁気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアクトルのごとき磁気部品のコイルを良好に冷却することにより、コンパクトな磁気部品を提供すること。
【解決手段】リアクトル1の第1コイル部10及び第2コイル部11にモールド樹脂100及び金属ケース21を介して液冷型インバータ装置25の液冷フィン27のフリーな平坦な主面を密着させる。これにより、液冷機構を増設することなくリアクトル1の第1コイル部10及び第2コイル部11を良好に冷却することができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、軟磁性コアにコイルを巻装してなる磁気部品に関する。ここで言う磁気部品とは、コイルを一種類としたリアクトル及びコイルを複数種類としたトランスフォーマーの両方を含む。ただし、リアクトルには磁気飽和防止のためのギャップが磁路に形成されるのが通常であるが、トランスではこのギャップの最小化が要求される。
たとえば下記の特許文献1に記載される車両用DCDCコンバータなどのパワー電子回路装置において、電流平滑や入出力電気絶縁などの用途にリアクトルやトランスなどの磁気部品が広く用いられている。軟磁性コアをもつチョークコイルは、リアクトルと同じである。DCDCコンバータは本質的に高速スイッチングを必要とし、入力電圧や出力電圧に高周波スイッチングノイズ電圧を重畳させる。けれども、車両用電源であるバッテリの電圧変動はその寿命に悪影響を与える。そこで、車両用DCDCコンバータでは、その入力電力又は出力電力を平滑する平滑リアクトルは必須部品である。この種のリアクトル(コア付きチョークコイルを含むものとする)を装備する車両用DCDCコンバータがたとえば本出願人の提案になる下記の特許文献1に記載されている。
この種の車両用パワー電子回路装置に適用される電力範囲(数十W〜から数十kW)に用いられるリアクトルとしては油漬けしない乾式リアクトルが一般的である。この乾式リアクトルの例がたとえば下記の特許文献2に記載されている。
この乾式リアクトルのうち最も一般的な形式は、互いに平行な二本の柱部と、これら柱部の端部をそれぞれ磁気接続する二本の梁部とをもつロ字形コアのこれら前記柱部にコイルを巻装してなる。他の変形形式として、ロ字形コアの二本の柱部と平行に更に一本の柱部を追加し、中央の柱部を共通磁路とした日字形コアも知られている。これらロ字形コアや日字形コアは角形のコア形状をもつため、以下、角形コアとも称する。その他、コイルが巻装された中央柱部の周囲に周壁状の柱部を設けた密閉型コアなどが知られている。このコアは、短円柱形状又は厚円盤形状をもつため以下、円盤形コアとも称する。円盤形コアももつ磁気部品は、角形コアをもつ磁気部品に比べてコイルが周壁状の柱部により囲まれるため電磁ノイズが小さくなるという利点、並びに、コイル長が短縮できるという利点をもつが、通常は、角形をなすパワー電子回路装置のケース内にて、アイドルスペースが大きいという不利をもつ。
パワー電子回路装置に用いられるこれらの磁気部品は、銅損や鉄損が大きいために冷却が必要である。このため、磁気部品冷却機構が提案されたり、採用されている。磁気部品冷却機構の代表例として、コアのコイルで被覆されていない露出表面に冷却フィンを直接固定するフィン直付け方式がある。このフィン直付け方式ではコイルの熱はコアを介してフィンに伝達され、フィンに流れる冷却空気流によりフィンが冷却される。もちろん、コアを金属製のケースに密着させることも多用されている。
特開2000−014149号公報 特開2004−241475号公報
しかしながら、車両用パワー電子回路装置では、許容される車両用パワー電子回路装置が狭小であるために、冷却性能の向上は冷却機構のためのスペースが増大して磁気部品の体格が小さくなり、磁気部品の損失増大や出力減少を招くというジレンマがあった。
磁気部品の体格縮小に最も有効なのはコイル電流及びコイル電流密度の増大であるが、コイル電流やコイル電流密度の増大は銅損増大によりコイル導体を被覆する絶縁樹脂の熱劣化を招く。すなわち、磁気部品において最も冷却が重要となるのは、コイル特にコイルの樹脂皮膜である。
ところが、既述したフィン直付け方式は、本質的にコアのコイルにより被覆されていない露出表面を冷却フィンにより伝熱冷却する伝熱冷却機構を採用しているため、主要発熱源であるコイルで発生した熱はコアのコイル側表面を通じてコアに伝達され、コア中を伝熱移動してコアの非コイル側表面に達し、この非コイル側表面からフィンに伝達され、更にフィンに伝達されるという長い熱伝達経路を必要とし、その分だけこの熱伝達経路の温度落差が大きくなってコイル冷却効果が低下するという欠点があった。コアを金属製のケースのたとえば底板などに密着させる場合も、本質的にケースは上記フィンを置換したものであるため、上記と同じ問題が生じた。この問題は、同じく車両用DCDCコンバータに搭載されるトランスについても同じであるため、以下、リアクトル及びトランスを磁気部品と総称する。ただし、この明細書で言う磁気部品は、軟磁性コアを装備しない空芯コイル型を含まない。更に、上記問題は、車両用DCDCコンバータ以外の種々の車両用パワー電子回路装置においても本質的に同じである。
本発明は、上記課題認識にもとづきなされたものであり、パワー電子回路装置の装置構造の複雑化や体格増大を抑止しつつコイル温度低下を実現した磁気部品を提供することをその目的としている。
上記課題を解決するためになされた本発明の磁気部品は、互いに平行な少なくとも2本の柱部と、端部同士を磁気接続する梁部とを有して閉磁気回路を構成する軟磁性の角形コアと、前記柱部に巻装されたコイルとを備え、前記角形コアの外側面が、前記コイル導体が隣接するコイル側表面と、前記コイル導体が隣接しない非コイル側表面とを有する磁気部品において、前記コイル側表面が、前記非コイル側表面よりも低温部材に近接して配置され、かつ、前記低温部材の表面に少なくとも電気絶縁部材を介して接触していることを特徴としている。
このコアは好適には、略角形に形成されていわゆる角形コアをなすが、本明細書で言う角形コアとは、コイルが巻装される柱部が略平坦な外表面を有するコアを言う。もちろん、角形コアの二つの略平坦な外表面の境界部は、面取りされて湾曲していてもよい。
すなわち、この発明によれば、コアのコイル側表面に巻装されたコイルの外周面が低温部材の外表面に対面し、かつ、この外表面に電気絶縁可能に接触している構造を採用しているので、コイルは、コアを経由することなく、短い伝熱経路にて低温部材すなわち冷却部材に放熱することができ、その結果としてコイル温度を低下させることができる。また、コイル及びコアは、略角形であるため、平坦な冷却面をもつ冷却機構に対面させることにより、磁気部品の良好な冷却を実現することができる。つまり、この発明では、コイルが巻装されるコアの柱部のコイル側表面を略平坦とした角形コアを採用しているため、コイルの外周面を略平坦とすることができ、低温部材の平坦な外表面にコイルの外周面を良好に近接又は隣接配置することができ、コイルの外周面から低温部材の平坦な外表面への熱伝達を良好とすることができる。
好適な態様において、前記コア及び前記コイルを収容する金属ケースと、前記ケースに充填された電気絶縁部材とを有し、前記コイルの外周面は、前記電気絶縁部材及び金属ケースを介して前記低温部材に接触している。このようにすれば、磁気部品の電気絶縁性を良好に確保しつつコイル冷却の改善を実現することができる。なお、電気絶縁部材としてはモールド樹脂とすることができるが、その中に熱伝導性を向上するための電気絶縁性粉末を混入しても良い。
好適な態様において、前記低温部材は、前記磁気部品に近接配置された他のパワー電子部品を冷却する液冷部材からなる。このようにすれば、磁路部品専用の液冷機構を省略することができるので、言い換えれば液冷機構を兼用することができるので、冷却構造を簡素化することができる。
好適な態様において、前記低温部材は、前記パワー電子部品を接触冷却する第1の冷却面と、前記第1の冷却面と背向配置されて前記磁気部品を接触冷却する第2の冷却面を有して、前記両冷却面の間に冷却流体が流れる扁平な冷却配管からなる。すなわち、この態様によれば、低温部材は、この磁気部品以外のパワー電子部品とこの磁気部品との間に挟設される。このようにすれば、一つの低温部材すなわち冷却部材により別々の発熱部品を冷却することができ、従来無駄となっていたパワー電子部品冷却用の冷却部材の背面を有効利用できる。
好適な態様において、前記低温部材の第1の冷却面は、前記パワー電子部品をなす車両用DCDCコンバータのスイッチング素子モジュールを接触冷却する。このようにすれば、車両用DCDCコンバータの主要発熱部品であるスイッチング素子モジュールと磁気部品(トランスまたはリアクトル)を簡素な冷却機構により良好に冷却することができる。
以下、本発明を採用したリアクトルの好適な実施の形態を図面を参照して説明する。このリアクトルは、車両用DCDCインバータの電流平滑用途に採用されるものである。ただし、本発明は、下記の実施形態に限定解釈されるべきではなく、その他の公知技術などを利用して本発明の技術思想を実現してよいことはもちろんである。
(第1実施形態)
このリアクトルの全体構成を図1及び図2に図示する。リアクトル1は、軟磁性のロ字形コア2、及び、このロ字形コア2に巻装されたコイル3を有している。
(コア)
ロ字形コア2は、互いに同形の2つのコ字形コア4を突き合わせてなる。コ字形コア4を図3、図4を参照して説明する。コ字形コア4は、それぞれ軟磁性粉末を成形してなる2つの角形柱部5及び一つの磁気連結部6とを有し、全体としてコ字形に形成されている。
角形柱部5は、磁束が出入りする端面(以下、磁路端面とも称する)を二つ有し、これら二つの磁路端面は背向して平行配置されている。磁気連結部6は、互いに平行に配置される二つの角形柱部5を磁気的に連結する部材であって、角形柱部5に連なる僅かな柱部を有している。磁気連結部6の各角部にはボルト締結孔7が磁路直角方向へ貫孔されている。磁気連結部6は、二つの磁路端面を同一面上に有し、磁気連結部6の一つの磁路端面と一つの角形柱部5の一つの磁路端面との間には磁路ギャップを形成するための非磁性かつ電気絶縁性のスペーサ8が介設されている。図3、図4に示すコ字形コア4において、二つの角形柱部5の反スペーサ8側の磁路端面は露出している。この二つの角形柱部5の露出する磁路端面を露出磁路端面9とも称する。2つのコ字形コア4のそれぞれ二つの露出磁路端面9を個別に突き合わせることにより、ロ字形コア2が構成される。なお、互いに突き合わせられる二つの露出磁路端面9の間には、後述するようにスペーサ8と同様のスペーサが介設される。互いに突き合わせられる二つの角形柱部5はコイル3内にほぼ収容されて本発明で言う柱部をなす。したがって、ロ字形コア2は2つの柱部と2つの磁気連結部6とからなる。以下、2つの柱部を第1柱部、第2柱部と称することもあるものとする。
(コイル)
コイル3を図5に示す。コイル3は、ロ字形コア2の第1柱部に巻装される第1コイル部10と、ロ字形コア2の第2柱部に巻装される第2コイル部11とを直列接続してなる。第1柱部及び第2柱部を構成する合計4個の角形柱部5がそれぞれ角柱形状をもつため、第1コイル部10及び第2コイル部11はそれぞれ角形筒状のコイル形状をもつ。第1コイル部10及び第2コイル部11は、表面が絶縁皮膜により被着された厚板状の平角線をその幅方向へ屈曲加工して構成されている。コイル3は平角線を一層巻きして構成され、平角線の厚さ方向は角形柱部5の磁路方向と平行となっている。
図5を参照してコイル3を更に詳しく説明する。
12〜15は第1コイル部10及び第2コイル部11の端部(端子部とも言う)であって、その先端部の絶縁皮膜は所定寸法だけ剥離されている。第1コイル部10の始端部12は第1コイル部10の下端左辺から前方向へ突出し、第1コイル部10の終端部13は第1コイル部10の上端右辺から前方向へ突出している。第2コイル部11の終端部14は第2コイル部11の上端左辺から前方向へ突出し、第2コイル部11の始端部15は第2コイル部11の上端左辺から前方向へ突出している。また、第1コイル部10の終端部13及び第2コイル部11の始端部15は、図5における上下方向すなわち角形柱部5の磁路方向(柱部磁路方向)に重ねられて溶接されている。
(ハーフコア)
上記したコ字形コア4及びスペーサ8は、樹脂インサート成形により一体化されて図6に示すコ字形ハーフコア16を構成している。すなわち、コ字形ハーフコア16は、コ字形コア4及びスペーサ8と、それらを被覆する樹脂被覆部17とからなる。樹脂被覆部17は、図6に示すように、二つのコ字形ハーフコア16の噛み合わせ嵌合のための凹凸を有している。この実施例では、2つの角形柱部5の露出磁路端面9は樹脂被覆部17から露出しているが、樹脂被覆部17により略一定厚さに覆われていてもよい。この場合には、露出磁路端面9を覆う樹脂被覆部17の部分がスペーサを構成することになる。
樹脂被覆部17は、互いに平行配置された二つの角形柱部5(実際には樹脂被覆部17に覆われている)の左右方向中央部に位置して前後方向へ延在するセンサ保持スぺーサ18を一体に有している。なお、センサ保持スぺーサ18は樹脂被覆部17と別体に製造してもよい。センサ保持スぺーサ18は、樹脂板であって非磁性かつ電気絶縁性を有している。結局、このリアクトル1のロ字形コア2は、合計6個の磁気ギャップを有している。センサ保持スぺーサ18は前方側かつ上側の角部が面取りされて、後述する温度センサを挿入するための溝部を区画するための直線テーパ面19を構成している。
(リアクトル1の組み立て)
二つのコ字形ハーフコア16とコイル3との組み立てを図7を参照して説明する。2つのコ字形ハーフコア16の露出磁路端面9の間にはスペーサ20が配置されている。スペーサ20は、たとえば樹脂又はガラス又はセラミック等の板材とされるが、接着剤によりコア端面に固定される。このようにして形成されたリアクトル1は、図8に示すように前端開口のアルミ合金製の金属ケース21に収容され、金属ケース21内にはモールド樹脂22が封入されてリアクトル1が封止されている。
金属ケース21は、図8に示すように後端側の底面23の上下方向中央部には段差突部23aが後方に突出している。金属ケース21には、二つのコ字形コア4のどちらかに設けられた2つのボルト締結孔7にそれぞれ連通するケース孔24(図9参照)を有しているが、図8ではこのケース孔24は見えていない。
(車両用DCDCコンバータ)
次に、このリアクトル1を車両用DCDCコンバータに組み付ける動作を図9を参照して以下に説明する。図9は、車両用DCDCコンバータの要部を示す図である。
25は、車両用DCDCコンバータの液冷型インバータ装置であり、このインバータ装置25は、それぞれ半導体素子が内蔵された合計12個の両面に主電極が露出する半導体カードモジュール26を有し、各半導体カードモジュール26は合計13個の液冷フィン27と交互に積層されている。なお、この積層に際して電気絶縁のために半導体カードモジュール26と液冷フィン27との間に電気絶縁性のフィルム又はシートが介設されている。なお、合計12個の半導体カードモジュール26は三相各アームのスイッチング素子又はフライホイールダイオードを構成している。液冷フィン27は、二枚の同形アルミ板を重ねてそれらの外周端縁をろう付けしてなり、内部に液体流路が上下方向に形成されている。なお、各液冷フィン27のうち図9にて上下に延在する黒い太線はろう付けされた液冷フィン27の外周端縁を示す。各液冷フィン27の上端部はそれぞれ液体流路が左右方向に形成されるようにろう付けされて、いわゆる流入ヘッダを構成している。同じく、各液冷フィン27の下端部はそれぞれ液体流路が左右方向に形成されるようにろう付けされて、いわゆる流出ヘッダを構成している。図9にて最右端側の液冷フィン27には冷却液流入管29と、冷却液流出管30とがろう付けされている。もちろん、冷却液流入管29は流入ヘッダの右端部に、冷却液流出管30は流出ヘッダの右端部に連通している。
31は、車両用DCDCコンバータを収容するアルミ合金製のコンバータ筐体(本発明で言うケース)であり、一端開口の角箱形状にダイキャスト形成されている。コンバータ筐体31には、既述した液冷型インバータ装置25が上記したそのSPS構造の液冷装置とともに固定されている。
また、液冷型インバータ装置25の右端に隣接して、リアクトル1がそのボルト締結孔7及びケース孔24を貫通してコンバータ筐体31に締結されたボルト(図示せず)により固定されている。リアクトル1の上端側の磁気連結部6のボルト締結孔7だけが締結されるが、リアクトル1の下端側の磁気連結部6のボルト締結孔7はフリーとなっている。すなわち、リアクトル1と収容する金属ケース21は、リアクトル1の下端側の磁気連結部6のボルト締結孔7に連通するケース孔24をもたず、その結果として、リアクトル1はコンバータ筐体31に柱部磁路方向(図9において上下方向)において一端支持され、リアクトル1の下端側の磁気連結部6は金属ケース21内にてコンバータ筐体31に対して自由端となっている。
リアクトル1を収容する金属ケース21の左端側の側壁21aは、液冷型インバータ装置25の右端面をなす最右側の液冷フィン27の右側の主面に密着して配置されている。なお、金属ケース21の左端側の側壁21aと最右側の液冷フィン27とを密着性を向上するために熱伝導グリスを塗布したり、あるいは両者を種々の方法で接合したりしてもよい。
金属ケース21内の第1コイル部10と第2コイル部11とのうち、第1コイル部10の外周面は、金属ケース21内のモールド樹脂及び金属ケース21の側壁21aを介してこの最右側の液冷フィン27から冷却される。つまり、液冷型インバータ装置25の各液冷フィン27のうち、最外側の液冷フィン27の外側主面は半導体モジュール冷却に用いられず遊んでいるため、この実施例ではこの最外側の液冷フィン27の外側主面をリアクトル1の伝熱冷却に用いている。
この実施形態では、金属ケース21の側壁及びモールド樹脂を介して最外側の液冷フィン27を第1コイル部10の外周面に対面させている。これにより、コアよりも優先して冷却が必要なコイル3は良好に冷却されることになる。なお、第2コイル部11は第1コイル部10を構成する平角線の優れた熱伝導率を通じて良好に冷却される。なお、最外側の液冷フィン27に対面して第1コイル部10の外周面と第2コイル部11の外周面とを両方とも対面するように、リアクトル1の配置を変更しても良い。
更に、冷却液流入管29と冷却液流出管30との間に介設されるため、金属ケース21と冷却液流入管29及び冷却液流出管30とを接触させることにより、金属ケース21に収容されたリアクトル1は三つの側面から良好に冷却されることができる。
(変形態様)
上記実施形態では、金属ケース21とコンバータ筐体31とは別体に構成して締結したが、図10に示すように、リアクトル1を収容する金属ケース21とコンバータ筐体31とを一体にダイキャスト成形して一体ケースとしてもよい。この場合には、この一体ケースの金属ケース21に相当する角形の4つの側壁部のうちの一つである側壁21aが最外側の液冷フィン27に当接することになる。
金属ケース21の4つの側壁は、第1コイル部10の外周面に対面する側壁21aと、第2コイル部11の外周面に対面する側壁と、磁気連結部6に対面する二つの側壁からなる。ここで、第1コイル部10(又は第2コイル部11の外周面)に対面する金属ケース21の側壁21aを最外側の液冷フィン27に密接した場合(コイルを冷却器に近づける場合)aと、ロ字形コア2の磁気連結部6に対面する金属ケース21の側壁を最外側の液冷フィン27に密接した場合(コアを冷却器に近づける場合)bとで、後述する温度センサ32により、リアクトル1の中心温度を測定した。測定結果を図11に示す。図11において、コイルに一定電流を流した状態にて時間の経過とともに、aの場合には100℃を僅かに超えた程度であったが、bの場合には120℃に近い値となった。
次に、上記温度検出に用いた温度センサ32の配置を図2、図8を参照して説明する。温度センサ32は、サーミスタを内蔵しており、第1コイル部10と第2コイル部11との中間の隙間におけるコイル3の柱部磁路方向の中央位置X(図2参照)に配置されている。また、第1コイル部10及び第2コイル部11の軸方向である前後方向中央部(図8参照)に配置されている。すなわち、温度センサ32は、リアクトル1の三次元的な中央位置Xに配置されている。この位置は両側の第1コイル部10及び第2コイル部11の発熱によりリアクトル1において最も高温となる部位であり、温度センサ32はリアクトル1の最高温度を検出する。リアクトル1の各部温度の測定結果を図12に示す。リアクトル1の中央位置Xの温度は、コイル温度(周辺部)及びコア温度(周辺部)よりもかなり高くなることがわかる。
温度センサ32の配置を図8を参照して更に詳しく説明する。
二つのコ字形コア4の樹脂被覆部17と一体成形されたセンサ保持スぺーサ18は、上下方向に対面して間に温度センサ32が収容される溝部18Aを形成する。この溝部18Aは、二つのセンサ保持スぺーサ18の直線テーパ面19により区画されて前方へ向けて徐々に大きくなる開口を有している。直棒形状の温度センサ32はこの溝部18Aの開口から中央位置(図2参照)Xまで挿入されている。この温度センサ32の挿入後、金属ケース21内には液状又はゼリー状のモールド樹脂が注入されて固化され、これにより、リアクトル1及び温度センサ32は所定位置に固定される。センサ保持スぺーサ18は、このモールド樹脂注入に際して温度センサ32を挟持して位置変位を防ぐ。なお、2つのセンサ保持スぺーサ18を樹脂被覆部17と別に形成する場合には、2つのセンサ保持スぺーサ18は一つの溝付き樹脂板により代替することができる。
(第2実施形態)
他の実施形態を図13を参照して説明する。この実施形態では、金属ケース21の側壁及びモールド樹脂100を介して最外側の液冷フィン27を第1コイル部10及び第2コイル部11の外周面(コイル側表面)に対面させている。これにより、第1コイル部10及び第2コイル部11の両方をコアよりも優先して良好に冷却することができる。
(効果)
以上説明したように上記第1、第2実施形態によれば、角形コアの外側面のうち、コイル導体が隣接するコイル側表面に電気絶縁可能に液冷型インバータ装置25の液冷フィン27の平坦面を接触させるので、液冷機構を新設乃至追設することなく、リアクトル1のコイル3を良好に冷却することができる。
実施形態1のリアクトルの斜視図である。 実施形態1のリアクトルの正面図である。 コ字形コアを示す正面図である。 コ字形コアの分解斜視図である。 コイルの斜視図である。 コ字形ハーフコアの斜視図である。 実施形態1のリアクトルの分解斜視図である。 実施形態1のリアクトルのA−A線矢視断面図である。 リアクトルが実装された車両用DCDCコンバータの部分正面図である。 リアクトルが実装された車両用DCDCコンバータの分解斜視図である。 リアクトルのコア側の側面とコイル側の側面とを液冷フィンに近づけた場合のコイル温度の違いを示す特性図である。 リアクトル各部の温度の違いを示す特性図である。 実施形態2におけるリアクトル冷却構造を示す図である。
符号の説明
1 リアクトル
2 ロ字形コア
3 コイル
4 コ字形コア
5 角形柱部
6 磁気連結部
7 ボルト締結孔
8 スペーサ
9 露出磁路端面
10 コイル部
10a 左辺
10b 前辺
10c 右辺
11 コイル部
11b 前辺
11c 左辺
12 始端部
12a 先端部分
13 終端部
13a 先端部分
14 終端部
14a 先端部分
15 始端部
16 コ字形ハーフコア
17 樹脂被覆部
18 センサ保持スペーサ
18A 溝部
19 直線テーパ面
20 スペーサ
21 金属ケース
21a 側壁
22 モールド樹脂
23 底面
23a 段差突部
24 ケース孔
25 液冷型インバータ装置
26 半導体カードモジュール
27 液冷フィン
29 冷却液流入管
30 冷却液流出管
31 コンバータ筐体
32 温度センサ

Claims (5)

  1. 互いに平行な少なくとも2本の柱部と、端部同士を磁気接続する磁気連結部とを有して閉磁気回路を構成する軟磁性のコアと、
    前記柱部に巻装されたコイルと、
    を備え、
    前記コアの外側面は、
    前記コイル導体が隣接するコイル側表面と、前記コイル導体が隣接しない非コイル側表面とを有する磁気部品において、
    前記コイル側表面は、
    前記非コイル側表面よりも低温部材に近接して配置され、かつ、前記低温部材の表面に少なくとも電気絶縁部材を介して接触していることを特徴とする磁気部品。
  2. 請求項1記載の磁気部品において、
    前記コア及び前記コイルを収容する金属ケースと、
    前記ケースに充填された電気絶縁部材と、
    を有し、
    前記コイルの外周面は、前記電気絶縁部材及び金属ケースを介して前記低温部材に接触している磁気部品。
  3. 請求項1記載の磁気部品において、
    前記低温部材は、
    前記磁気部品に近接配置された他のパワー電子部品を冷却する液冷部材からなることを特徴とする磁気部品。
  4. 請求項3記載の磁気部品において、
    前記低温部材は、
    前記パワー電子部品を接触冷却する第1の冷却面と、前記第1の冷却面と背向配置されて前記磁気部品を接触冷却する第2の冷却面を有して、前記両冷却面の間に冷却流体が流れる扁平な冷却配管からなる磁気部品。
  5. 請求項4記載の磁気部品において、
    前記低温部材の第1の冷却面は、
    前記パワー電子部品をなす車両用DCDCコンバータのスイッチング素子モジュールを接触冷却する磁気部品。
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