JP2010073024A - 作業割支援装置、作業割支援プログラム及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

作業割支援装置、作業割支援プログラム及びワイヤハーネスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤハーネス製造工程の作業割案の作成を支援する作業割支援装置を提供する。
【解決手段】作業割支援装置としてのコンピュータ1は、作業時間記憶部21と、依存関係記憶部22と、作業割案自動作成部24と、作業割記憶部25と、を備えている。作業時間記憶部21は、流れ作業による一連のワイヤハーネスの製造工程を複数に分割したそれぞれの作業に要する作業時間を記憶する。依存関係記憶部22は、前記各作業間の依存関係を記憶する。作業割案自動作成部24は、前記作業時間と前記依存関係とに基づいて、前記流れ作業を行う複数の作業者それぞれが所定時間内に実行可能な前記作業を求め、各作業者の作業時間が均等になるように前記作業の割当てを行う。作業割記憶部25は、前記各作業者への前記作業の割当結果を記憶する。
【選択図】図3

Description

本発明は、主要には、ワイヤハーネスの製造工程のライン上で作業を行う複数の作業者に作業を割り当てることを支援する作業割支援装置及び作業割支援プログラムに関する。
自動車用ワイヤハーネスは、電線を所定の長さに切断して端子を圧着する工程と、前記電線を複数まとめてサブハーネスを製造する工程と、前記サブハーネス同士をまとめるとともに外装部品等を取り付けて製品であるワイヤハーネスを製造する工程と、を含む複数の工程を経て製造される。
ところで、ワイヤハーネスの製造の工程では、サブハーネス同士をまとめたり外装部品等を取り付ける作業は全て人手による流れ作業で行われているのが現状である。従来、このようなワイヤハーネスの製造工程において、前記流れ作業の作業割(各作業者への作業の割当て)は現物にて検証されていた。即ち、まず現物の構成を検討しながら暫定的な作業割案を作成し、その後は実際の製造作業を行ってみて、都合が悪い箇所や効率の悪い箇所の作業割を随時修正するということが行われていた。
このように、従来は現物で作業割の検証をしていたので、製品の量産直前の段階でしか検討できないために検討期間が十分に確保できず、高品質、高効率を狙った検証が十分にできないという問題があった。また、量産直前で作業割を頻繁に修正する場合、作業内容の度重なる変更によって製造ラインが混乱することもあった。
製造作業の負荷調節という点に関し、特許文献1は、ワイヤハーネスの電線切断工程において、負荷調節支援装置によって製造装置の負荷調節を行う構成を開示している。
特開2002−318610
しかしながら、ワイヤハーネスの製造は電線切断工程とは異なり、全て人手による作業であるとともに、ライン上のすべての作業者が、作業箇所、作業時間等がそれぞれ異なる多種類の作業を作業者ごとの所定の手順で行う非常に複雑な仕組みとなっている。そのため、例えば特許文献1のような負荷調節支援装置によってワイヤハーネスの製造作業をモニタリングし、各作業者の負荷の情報を収集して負荷調節を自動的に行うことは事実上不可能である。
また、特許文献1の負荷調節支援装置は実物の製造時における生産実績収集や負荷調整を容易にすることが目的であり、実物がない段階で負荷等の観点から作業割を検討することはできない。一方、ワイヤハーネスの実際の製造時において作業順番等をその場でリアルタイムに変更することは上述のとおり極めて困難であるので、作業割案の作成の段階で、高効率かつ高品質な作業割を予め十分に検討しておくことが望まれる。
一般に、自動車用のワイヤハーネスは例えば多数の分岐箇所を有する等、複雑な構成となっている。従って、サブハーネスの取付けや外装部品の固定といった作業の間には一定の依存関係があり、ライン上の各作業者が行える作業は直前までの作業の進捗状況によって制限される。即ち、作業割案を作成する際には任意の作業者に任意の作業を自由に割り当てることができるわけではなく、その前までに行われていた作業と矛盾しないように熟慮して割り当てなければならない。また、それぞれの作業者には熟練度の違いなどがあるが、製造ライン全体の効率向上のためには、全ての作業者の作業時間が均等になるように作業を割り当てることが求められる。
以上のような理由から、効率的な作業割案を作成するためには高度なスキルが求められるとともに、作業割案を作成する者のスキルによって工程構築のレベルにばらつきが発生していた。このため、高効率な作業割の作成には多大な労力と時間が掛かり、製造現場で製造を開始するまでに作業割案の検討を十分に行うことは困難であった。
本願発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、ワイヤハーネス製造工程の作業割案の作成を支援する作業割支援装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の、ワイヤハーネス製造作業の作業割支援装置が提供される。即ち、この作業割支援装置は、作業時間記憶部と、依存関係記憶部と、作業割案自動作成部と、作業割記憶部と、を備える。前記作業時間記憶部は、流れ作業による一連のワイヤハーネスの製造工程を複数に分割したそれぞれの作業に要する作業時間を記憶する。前記依存関係記憶部は、前記各作業間の依存関係を記憶する。前記作業割案自動作成部は、前記作業時間と前記依存関係とに基づいて、前記流れ作業を行う複数の作業者それぞれが所定時間内に実行可能な前記作業を求め、前記各作業者の作業時間が均等になるように前記作業の割当てを行う。前記作業割記憶部は、前記各作業者への前記作業の割当結果を記憶する。
これにより、この作業割支援装置によって各作業者が所定時間内に実行可能な作業内容を検討できるので、実際の製品を用いなくても作業割を容易に立案及び検討することができる。従って、ワイヤハーネスの実物の製作を待つことなく、設計の早期段階から作業割の検討を行うことができるため、製品の量産開始までに十分に時間を掛けて検討することができる。また、作業間の依存関係に矛盾しない作業割案を自動で生成できるので、作業割の検討を行う人のスキルに左右されずに、各作業者が均等に作業を行う作業割を簡単に作成することができる。また、作業割支援装置上で複数の作業割方法を比較検討することも容易であり、作業割の効率化に有効な手掛かりを得ることができる。
前記の作業割支援装置においては、前記作業割案自動作成部は、同じ作業者に対して、同じ種類の前記作業を優先して割り当てるか、作業位置が近い前記作業同士を優先して割り当てるか、を切替可能であることが好ましい。
これにより、同種の作業を特定の作業者に集中させて簡素化を図ったり、作業時の移動距離を短くするような作業割当案を状況に応じて作成できるので、より一層効率的な作業割を作成することができる。
前記の作業割支援装置は、前記作業割記憶部に記憶されている前記作業の割当結果に基づいて、前記各作業者の作業時間をグラフで表示する表示部を備えることが好ましい。
これにより、作業割の結果を視覚的に確認することができるので、作業割の検討が容易になる。特に、各作業者の作業時間がグラフ表示されるので、具体的にどの作業者の作業時間が多いか少ないか等を容易に把握することができる。
前記の作業割支援装置においては、前記表示部は、前記グラフにおいて、前記各作業者に割り当てられた各作業を作業の種類に応じて視覚的な表示態様を異ならせて表示することが好ましい。
これにより、作業の種類の分布を視覚的に確認することができるので、作業の種類の観点を考慮に入れた作業割の検討を容易に行うことができる。
前記の作業割支援装置においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記表示部は、前記各作業者の作業時間を、当該作業者に割り当てられた作業を表す要素図形を連結して棒グラフ状に表示する。前記作業割支援装置は、入力部と、作業割編集部と、を備える。前記入力部は、前記要素図形を移動させる編集操作が可能である。前記作業割編集部は、前記入力部による前記要素図形の移動に基づいて、前記作業割記憶部に記憶された前記各作業者への作業の割当結果を編集する。
これにより、作業時間の棒グラフの一部を移動させる感覚で作業割を直感的に編集することができるので、操作性を著しく向上させることができる。また、要素図形を移動させる簡単な操作で作業割を変更できるので、短時間で多くの作業割を検討することができる。
前記の作業割支援装置においては、前記作業割編集部は、前記要素図形を移動させることが可能な移動可能範囲を前記依存関係に基づいて求め、当該移動可能範囲を前記表示部に表示することが好ましい。
これにより、表示された移動可能範囲をオペレータが注意することにより、実際には実行不可能な作業割を作成してしまうことを防止することができる。
前記の作業割支援装置は、前記要素図形を移動させる際に、当該要素図形が表す作業と依存関係がある作業に対応する要素図形も同時に移動させることが可能であることが好ましい。
これにより、作業間の依存関係の整合を保つように要素図形をまとめて移動させることができるので、作業割の編集効率が向上する。
前記の作業割支援装置においては、以下のように構成されていることが好ましい。即ち、前記入力部は、前記グラフに対して前記要素図形を追加又は削除するための編集操作が可能である。前記作業割編集部は、前記入力部の編集操作に基づいて、前記作業割記憶部に記憶されている前記各作業者への作業の割当結果に対して前記要素図形が表す前記作業の追加又は削除を行うことが可能である。また、前記作業割編集部は、前記入力部が前記グラフから前記要素図形を削除する編集操作を行った場合に、削除しようとした当該要素図形が表す作業と依存関係がある作業に対応する要素図形も同時に削除するか否かの確認を前記表示部に表示する。
これにより、作業時間の棒グラフを継ぎ足し、又は棒グラフの一部を削除する感覚で、作業割を自由に編集することができる。また、関連する要素作業を同時に削除するか否かを表示することで、削除編集によって作業割に矛盾が生じることを防止することができる。
前記の作業割支援装置においては、前記作業割編集部は、前記入力部による前記編集操作の結果、前記作業の順序が前記依存関係に違反している場合に、前記表示部に依存関係違反通知を表示することが好ましい。
これにより、実際には実行不可能な作業割が作成されてしまうことを防止することができる。
前記の作業割支援装置においては、前記作業割案自動作成部は、それぞれの前記作業者の身長を考慮して、前記各作業者が実行可能な前記作業を求めることが好ましい。
これにより、手が届かない作業者には高い場所の作業を割り当てないようにする等、適切な作業割が可能になる。
前記の作業割支援装置においては、前記作業割案自動作成部は、それぞれの前記作業者の作業効率を考慮して、前記各作業者が実行可能な前記作業を求めることが好ましい。
これにより、作業者の熟練度の違いに応じて作業を適切に割り当てることができる。
前記の作業割支援装置は、前記作業割記憶部に記憶された前記作業の割当結果に基づいて、仮想空間に構築された作業者モデルに前記ワイヤハーネスの製造作業を再現させることが可能であるシミュレーション部を備えることが好ましい。
これにより、例えば作業者の作業姿勢や、作業者同士の干渉などを、実際にワイヤハーネスを製造を実施することなく検討することができる。
前記の作業割支援装置においては、前記シミュレーション部は、前記作業者モデルの移動軌跡及び移動距離を算出することが可能であることが好ましい。
これにより、作業者の移動効率の良い作業割を検討することができる。
本発明の第2の観点によれば、コンピュータを、前記の作業割支援装置として機能させる作業割支援プログラムが提供される。
即ち、この作業割支援プログラムによってコンピュータを作業割支援装置として機能させることで、当該作業割支援装置によって各作業者が所定時間内に実行可能な作業内容を検討できるので、実際の製品を用いなくても作業割を立案及び検討することができる。従って、ワイヤハーネスの実物の製作を待つことなく、設計の早期段階から作業割の検討を行うことができるため、製品の量産開始までに十分に時間を掛けて検討することができる。また、作業間の依存関係に矛盾しない作業割案を自動で生成できるので、作業割の検討を行う人のスキルに左右されずに、各作業者が均等に作業を行う作業割を簡単に作成することができる。また、作業割支援装置上で複数の作業割方法を比較検討することも容易であり、作業割の効率化に有効な手掛かりを得ることができる。
本発明の第3の観点によれば、前記の作業割支援装置を用いたことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法が提供される。
これにより、作業割支援装置によって作業割を容易に立案し、製造作業の効率化と製品の高品質化の観点から作業割を十分に検討することができる。従って、このワイヤハーネスの製造方法により、高品質なワイヤハーネスを効率的に製造することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態に係るワイヤハーネス製造工程の作業割支援装置であるコンピュータ(パーソナルコンピュータ)1の概略的な構成を示した正面図である。このコンピュータ1は、ディスプレイ(表示部)10と、入力部13と、を備えている。
ディスプレイ10は、カラー表示が可能なモニタ、例えば液晶モニタやCRTモニタによって構成されている。入力部13は、キーボード11とマウス12を含んでいる。
図2にコンピュータ1の装置ブロック図を示す。コンピュータ1は内部にCPU(中央演算処理装置)14、RAM(ランダムアクセスメモリ)15、HDD(ハードディスクドライブ)16を備えており、内部バス17を通して前記のディスプレイ10、キーボード11、マウス12と接続されている。
HDD16には、後述する一連の機能を実現する作業割支援プログラムが、適宜の記憶媒体を用いてインストール作業を行うことにより記憶されている。CPU14は、コンピュータ1のユーザ(作業割支援装置のオペレータ)からプログラム実行の指示がされると、RAM15上にHDD16上の前記プログラムを読み出す。そしてCPU14は、キーボード11及びマウス12からの入力を受け取り、前記入力に基づいてRAM15上のプログラムを実行し、実行結果をディスプレイ10上に表示するように構成されている。
次に、本実施形態のコンピュータ1による作業割支援の対象であるワイヤハーネスの製造工程について簡単に説明する。
ワイヤハーネス製造ライン上には複数の作業者が配置され、各作業者による流れ作業によってワイヤハーネスが製造される。前記製造ラインは平面視で長円形に形成されており、当該製造ラインは複数のステーションに区画されている。前記ステーションには1人から数人の作業者が割り当てられており、作業者ごとに作業内容及びその手順が決められている。
このワイヤハーネス製造工程の前工程では、サブハーネスと呼ばれる半完成のハーネスが製造されて準備されている。サブハーネスとは、比較的少数の電線からなるワイヤハーネスの構成部品であって、電線本数、枝分かれ形状、端子形状、等が異なる複数の種類が用意されている。ワイヤハーネス製造工程において、作業者は、ASSY盤と呼ばれる製造作業用のパネル上に前記サブハーネスを配置(布線)し、更に端子挿入や外装処理を行うことでワイヤハーネスを製造する。ASSY盤上には、サブハーネスや外装部品を一時的に固定するための複数の治具が所定の位置に配置されており、前記治具に対してサブハーネス及び外装部品を所定の順序で仮固定していくことで、所定形状のワイヤハーネスを製造することができる。
前記長円形の製造ライン上には複数のASSY盤が並べて配置されており、各ASSY盤が前記長円上を上流から下流へ少しずつ移動するように構成されている。ASSY盤が1つのステーションの区間を移動している間に、当該ステーション内で作業者が決められた作業を行う。なお、ASSY盤が長円形のラインの湾曲状の部分(2箇所)を移動している時には作業を行うことができないので、ステーション数はASSY盤の数よりも少なくなっているのが一般的である。
以上のような構成で、何も載っていないASSY盤が1番目のステーションに到着してから、各作業者が分担して、サブハーネスの布線(ASSY盤上への配置)作業、端子挿入作業、外装処理作業などを行っていく。ASSY盤がラインを1周するとワイヤハーネスが完成し、完成品としてのワイヤハーネスは最後にASSY盤から取り外される。
次に、本施形態に係る作業割支援プログラムについて説明する。図3は、本実施形態の作業割支援プログラムをロードしたコンピュータ1の機能的な構成を示すブロック図である。
図に示すように、前記作業割支援プログラムは、コンピュータ1を、固定値記憶部20、変数記憶部23、作業割案自動作成部24、作業割記憶部25、グラフ描画部26、作業割編集部27、シミュレーション部28等として機能させるように構成されている。
本実施形態のコンピュータ1は、その主要な機能として、作業割案自動作成部24としての機能と、作業割編集部27としての機能を有している。作業割案自動作成部24は、固定値記憶部20に記憶されている各種固定値と、変数記憶部23に記憶されている各種変数と、の各種パラメータに基づいて、後述の作業割付ロジックによって自動的に作業割案を作成する。作業割編集部27は、作業割案自動作成部24が作成した作業割案を編集することができるように構成されている。また、コンピュータ1はグラフ描画部26としての機能を有しており、ディスプレイ10上に前記作業割案をグラフとしてグラフィカル表示させることができる。また、シミュレーション部28によって、作業割案をバーチャル空間において検討することができる。
固定値記憶部20には、作業割案を作成するために用いられる各種固定値が記憶されている。この固定値としては、例えば、ASSY盤に関する情報や、ワイヤハーネス品種ごとの製造情報等が含まれる。
ASSY盤に関する情報としては、例えば、ASSY盤のサイズ(高さ、角度)や、ASSY盤と各作業者との位置関係(距離)などの値が含まれる。また、ワイヤハーネスの製造情報としては、例えば、当該ワイヤハーネスを製造するための各作業項目、前記各作業項目の作業順位、前記各作業項目それぞれの作業時間、前記各作業項目間の依存関係(親子情報)等の情報が、ワイヤハーネスの品種ごとに記憶されている。
前記作業項目としては、例えば、サブハーネスの布線(ASSY盤上への配置)、端子挿入、部分止め、テーピング、外装部品の配置等がある。布線作業は、サブハーネスの数だけ必要になる。また、端子挿入作業や外装部品の配置作業なども1つとは限らず、ワイヤハーネスの品種ごとに、所定の数の作業が必要になる。外装部品にはチューブやハーネス固定用の部品など多数の種類があり、例えば摩擦の激しい箇所にはチューブを、ハーネスを車体に取り付ける箇所には車体形状に合わせた固定用部品を、というように、ワイヤハーネスの品種ごとに配置箇所が決められている。
前記作業時間としては、例えば、あるサブハーネスをASSY盤に布線するには何秒必要であり、ある外装部品を固定するには何秒必要である、といった各作業項目ごとの見込みの作業時間が、ワイヤハーネスの品種ごとに固定値記憶部20が有する作業時間記憶部21に記憶されている。
作業間の依存関係とは、直前までの作業の進捗状況によって、その時に行うことができる作業に制限があることをいう。例えば、製造ライン全体を通じて、サブハーネスは決められた順序で布線しなければならず、順序を飛ばして布線することができないように取り決められている場合がある。また、未だ布線作業が完了していないサブハーネスに対しては端子の挿入や外装部品の取付け等の作業を行うことができない。更には、外装部品の処理には決まった手順があり、例えばチューブを配置する場合には、部分止め、チューブ装着、チューブ固定、の順で行わなければならない。また、例えば固定用部品を配置する場合は、テーピング、部品装着、部品固定、の順で行わなければならない。以上のような依存関係に関する情報が、ワイヤハーネスの品種ごとに固定値記憶部20が有する依存関係記憶部22に記憶されている。
次に、変数記憶部23について説明する。変数記憶部23には、オペレータによって設定される各種の変数が記憶されている。オペレータは、この変数を適宜変更することにより、所望の条件下における作業割案を作業割案自動作成部24に作成させることができる。前記変数としては、例えば、ASSY盤の数、ステーションの数、作業人員、タクトタイム、ワイヤハーネスの品番などがある。
ステーション数とは、作業可能なASSY盤の数である。前述のように、長円形のラインの湾曲状の部分を移動しているASSY盤では作業を行うことができないので、ステーション数はASSY盤の総数よりも少ない数となる。本実施形態では、ASSY盤の数から2を減じた値をステーション数としている。
作業人員とは、1つのライン上で作業を行う作業者の合計人数であり、この作業人員の中から各ステーションに1人から数人の作業者が割り振られる。
タクトタイムとは、ワイヤハーネス1つあたりの各作業者の目標作業時間である。1つのワイヤハーネスの組立てに必要な総時間と、ステーション数と、作業人員と、から、作業者1人あたりの目標作業時間が定まる。
ワイヤハーネス品番は、複数用意された品番の中から1つを選択することができる。品番が選択されると、前記固定値記憶部に記憶されているワイヤハーネスの品種ごとの製造情報の中から、選択された品番に対応するワイヤハーネスの製造情報が呼び出される。これにより、所望の形状のワイヤハーネスについての製造工程の作業割を検討することができる。
また、作業割案を作成するためには必須ではないが、各作業者へ作業を割り振る際のルールである作業振分けルールを2種類の中から切り替えて指定することができる。具体的には、作業振分けルールは、作業エリア単位とするか、作業種別単位とするか、を指定することができる。作業振分けルールを作業エリア単位とする選択を行うと、作業エリアが近い作業を優先して割り当てるようにすることができる。即ち、各作業者の立ち位置からなるべく移動しないように歩数を少なくし、多種類の作業を効率よく割り当てることができる。また、作業振分けルールを作業エリア単位とする選択を行うと、同じ作業者に対して同じ作業種類を優先して割り当てることができる。これにより、作業者ごとの作業の種類を少なくし、作業効率を向上させることができる。
次に、作業割案自動作成部24による作業割案の自動作成機能について説明する。
オペレータがコンピュータ1を適宜操作し、本実施形態の作業割支援プログラムをロードして、作業割案自動作成部24の機能を呼び出すと、図4に示すような基本情報ウインドウ30がディスプレイ10に表示される。オペレータは、キーボード11及びマウス12を操作することで、基本情報ウインドウ30の所定の入力欄に、ASSY盤数、作業人員、タクトタイム等の値を入力する。なお、本実施形態では上述のようにステーション数はASSY盤数から2を引いた数に固定されているので、オペレータがASSY盤数を入力することでステーション数が自動で入力されるように構成されている。
更に、オペレータは、作業振分けルールを、作業エリア単位とするか作業種別単位とするか、の2つのオプションの中から何れか一方を選択する。最後に、オペレータは、作業割の対象とするワイヤハーネスの対象品番を選択する。対象品番は、プルダウン式メニュー31を展開することで複数表示することが可能に構成されており、当該複数の品番の中から所望の品番を1つ選択する。
また、図4の基本情報ウインドウには示していないが、作業者ごとに、作業者身長や作業効率を指定することができる。作業者身長を変更することで、当該作業者の体格に合わせた作業の割当てを行うことができる。また、各作業者の作業効率を指定することで、作業個々の作業時間を当該作業者について変更する。作業効率は、熟練者や初心者などの作業者によって定められ、熟練者ならば多くなるように設定する。例えば平均の作業者の1.5倍で作業を行うことができる作業者であれば、作業効率を150%とする。なお、上記身長又は作業効率を指定しなかった場合には、その作業者にはデフォルトの値が適用される。
オペレータがOKボタン32をマウス12でクリックすると、基本情報ウインドウ30に入力された各変数値が変数記憶部23に格納されるとともに、入力されたワイヤハーネスの品番に基づいて、そのワイヤハーネスに対応する製造情報(作業順位、作業項目、作業時間、関連情報)が固定値記憶部20から呼び出される。続いて、以下に説明する第1作業割当ロジックによって作業者ごとに作業が割り振られる。
図5及び図6に、第1作業割当ロジックのフローチャートを示す。図5〜図6に示す一連のフローチャートは作業者ごとに作業内容の割当てを行うものであり、1人目の作業者(ラインの最初の作業者)から順に当該フローをそれぞれ実行することで、作業者全員に全ての作業を割り当てることができる。
第1作業割当ロジックは、布線作業割当処理(S101〜S104)、端子挿入作業割当処理(S105〜S107)、外装処理作業割当処理(S108〜S111)、の大きく分けて3つの処理を行うように構成されており、この順で各作業をそれぞれの作業者に割り振るようになっている。この第1作業割当ロジックによってラインの最初の作業者から順に作業の割当てを行うので、ラインの最初の方の作業者は布線作業を多く行い、ラインの最後の方の作業者は外装処理作業を多く行うように割り振られることになる。
まず、1人目の作業者が選択され、当該作業者に対して第1作業割当ロジックによる作業の割当てが実行される。最初に、サブハーネスの布線作業の割振りが行われる。前述したように、サブハーネスは指定された順序で布線しなければならない決まりがある。作業割案自動作成部24は、依存関係記憶部22から布線順序に関する情報を読み出し、布線できるサブハーネスがあるかどうかを調べる(S101)。布線できるサブハーネスが残っていた場合は、S102に進む。
S102では、S101で布線できると判断されたサブハーネスが作業者の手が届く範囲であるか否かを判断する。このS102の判断では、その作業者の身長を考慮することができる。続いて、S103において、作業割案自動作成部24は、作業時間記憶部21を参照して当該サブハーネスの布線作業に掛かる作業時間を求め、これに基づいて、当該サブハーネスの布線作業を割り当てた場合の当該作業者の総作業時間がタクトタイムを超えているか否かを判断する。ここで、タクトタイムは全作業時間を作業人員数で割った平均作業時間の105%としている。このS103の判断においては、その作業者の作業効率を考慮することができる。即ち、例えば当該作業者が平均作業者の150%の能率で作業できる場合には、作業時間記憶部21を参照して求めた当該布線作業の作業時間を2/3にして、その作業者の総作業時間を計算することができる。
前記布線作業が、手が届く範囲であり、且つタクトタイム内で終わらせることができる場合には、当該布線作業をその作業者に割り当てる(S104)。これを繰り返して、布線作業が必要なサブハーネスが無くなった場合には、端子挿入作業の割当処理(S105〜S107)へ進む。また、今回説明する製造ラインでは布線すべきサブハーネスの順序を変更できないため、次に布線すべきサブハーネスの位置が作業者の手が届く範囲外である場合(S102)や、タクトタイム内に作業が完了できない場合には、当該作業者に対するサブハーネスの布線作業の割当てを打ち切り、端子挿入作業の割当てに進む。
端子挿入作業の割当てにおいては、既に布線作業が完了したサブハーネスについての端子挿入作業のみを割り当てる。作業割案自動作成部24は、布線済みのサブハーネスの情報と、依存関係記憶部22から読み出した親子関係に基づいて、作業を行うことが可能な端子挿入作業が残っているかどうかを調べる(S105)。ある端子についての端子挿入作業について、タクトタイムを超えないように割り当てることができるならば(S106の判断)、その端子挿入作業を割り当て(S107)、S105に戻って端子挿入作業が残っていないかを更に調べる。なお、S106の判断で、ある端子挿入作業を割り当てた場合にタクトタイムを超過する場合でも、S105に戻って別の端子挿入作業が残っていないかを調べ、当該別の端子挿入作業をタクトタイムを超えないように割り当てることができる場合は、当該別の端子挿入作業を割り当てる。タクトタイムを超えないように割り当てることができる端子挿入作業がない状態になったら、その作業者への端子挿入作業の割当ては終了する。なお、S106の判断においては、S103の場合と同様に、当該作業者の作業効率を考慮することができる。
次に、外装処理作業の割当て(図6)に進む。ここでは、既に布線作業と端子挿入作業が完了したものへ行う外装処理のみが割り当てられる。作業割案自動作成部24は、依存関係記憶部22から読み出した親子関係に基づいて、作業を行うことが可能な外装処理作業が残っているかどうかを調べる(S108)。外装処理作業が残っていた場合には、当該残っていた外装処理作業について、作業者の手が届く範囲か(S109の判断)、タクトタイムを超えないように割り当てることができるか(S110)がチェックされる。割り当てることができる場合には、当該外装処理を割り当てる(S111)。割り当てることができない状態になったら、その作業者への作業の割当ては終了する。なお、この外装処理の割当てにおいても、その作業者の身長と作業効率を考慮することができる。
前記の外装処理作業の割当処理においては、S108で割り当てることができる外装処理作業を調べる際に、作業振分けルールが考慮される。即ち、作業エリア単位の作業振分けルールが指定されている場合は、その作業者に対して直前に割り振られた作業の作業位置に近い作業位置で作業を行う外装処理作業が残っていないかをS108で優先的に調べる。また、作業種別単位の作業振分けルールが指定されている場合は、同じ種類の作業が残っていないかをS108で優先的に調べる。
1人目の作業者に対する割当てが終了すると、続いて2人目の作業者に対して前記第1作業割当ロジック(S101〜S111)が実行される。このようにして最後の作業者まで割当てを行って、すべての作業を割り当てることができた場合には(S112の判断)、作業割案自動作成部24による作業の割当てを終了する。もし全ての作業を割り当てることができなかった場合には、緩和ロジック(第2作業割当ロジック)によって作業の割当てを最初からやり直す(S113)。
第2作業割当ロジックは、第1作業割当ロジックの条件を緩和した緩和版のロジックである。この第2作業割当ロジックのフローは図示しないが、基本的には図5〜図6に示す第1作業割当ロジックと同様の処理(S101〜S111)が実行される。ただし、第2作業割当ロジックにおいては、第1作業割当ロジックで行われていた作業者の手が届くか否かの判断(S102、S109)を省略し、作業者の身長等の事情を考慮せずに当該作業者に作業を割り当てるようになっている。また、第2作業割当ロジックは、S103、S106、S109で比較されるタクトタイムを平均作業時間の115%とすることで、各作業者により多くの作業を割り当てることができるようになっている。なお、この緩和版の第2作業割当ロジックでも全ての作業の割当てを完了できない場合には、最後の作業者に残りの作業全てを強制的に割り当てるようにする。以上により、作業割案自動作成部24による作業の割当てが完了する。
上記のようにして作業割案が作成されると、当該作業割案のデータが作業割記憶部25に記憶される。続いて、グラフ描画部26は、作業割記憶部25に記憶された作業割案のデータに基づいて、各作業者に割り当てられた作業の内容をグラフィカルに表すグラフ画像を作成し、ディスプレイ10に前記グラフを表示する。
図7に、ディスプレイ10に表示される作業割グラフの一例を示す。図7の横軸は各作業者を表し、図では14人の作業者の作業割が表示されている。左端が製造ラインの最初の作業者、右端がラインの最後の作業者である。また、グラフには12のステーション(St.と略記)に対してどのように作業者が配置されているかが示されており、図7の例では、第1及び第2ステーションにそれぞれ2人の作業者が配置され、他のステーションに1人ずつ作業者が配置されることで、14人が12個のステーションに配置されていることが判る。また、図7の縦軸は作業時間であり、グラフの棒が長いほど作業時間が長いことを示す。図に示すように各作業者の作業時間を表す棒はほぼ同じ長さであり、上記の作業割当ロジックによって全員の作業時間がほぼ均等になるように割り当てることができていることが判る。
図に示すように、それぞれのグラフは、矩形状の要素図形を積み上げた棒グラフとして表示されている。ディスプレイ10はカラー表示可能に構成されており、それぞれの要素図形は色分けされることによって、作業の種類を視覚的に識別できるように表示されている(ただし、図での説明の都合上、図7では色の違いがハッチング又は模様の違いとして描かれている)。図7の下段に表示しているように、それぞれの色は、布線作業、端子挿入、部分止め、チューブ配置、テープ(テーピング)、部品装着、部品止め、チューブ固定作業などの作業の種類を示す。
また、個々の要素図形の上下方向の長さは、その要素図形が表す個々の作業の作業時間を示している。同じ種類の作業でも作業時間は異なり、例えば、同じサブハーネスの布線作業であっても当該サブハーネスの長さ、形状の複雑さ等によって作業時間が異なるため、布線作業を表す要素図形の間でもそれぞれの長さは異なる。また、熟練した作業者は個々の作業時間が短いので、当該熟練者の作業内容のグラフは、短い要素図形が多く含まれる傾向がある。このように、グラフを見ることで、各作業者の総作業時間がどれくらいか、どのような作業をどの程度行っているのかを一目瞭然に把握することができる。
次に、グラフ表示を用いた作業割編集作業について説明する。前記のように、作業割案自動作成部24によって作業割を自動で作成し、作成された作業割をグラフにて視覚的に確認することができるが、何らかの理由で上記作業割を変更したい場合がある。この点、本実施形態のコンピュータ1は、入力部13によって前記グラフを操作することで、直感的に作業割の編集を行うことができるように構成されている。具体的には以下のとおりである。
グラフ描画部26は、オペレータがマウス12を操作することにより、グラフの要素図形を図7で示すようにドラッグすることで移動させることができるように構成されている。オペレータが前記要素図形のドラッグ操作を開始すると、グラフ描画部26は、ドラッグされている要素図形に関する情報を作業割編集部27に通知する。
作業割編集部27は前記ドラッグ開始を検知すると、依存関係記憶部22に記憶されている依存関係を参照して、ドラッグされている要素図形が表している作業が、他の作業とどのような依存関係にあるかを調べる。そして、作業割編集部27は、前記依存関係に基づいて、当該要素図形を移動させることが可能な範囲を求め、グラフ描画部26へ送信する。
グラフ描画部26は、当該要素図形を移動可能な範囲をオペレータが視覚で判るように、グラフ上に表示する(図7では図示していないが、例えば、前記要素図形を移動可能な領域全体をハイライト強調して表示することが考えられる)。オペレータは、ハイライト強調されている領域のうち所望の位置でドラッグを終了することで、要素図形を当該位置に移動させる。また、要素図形の移動に伴って、棒グラフ全体の長さもリアルタイムで更新される。例えば、ある作業を表す要素図形を1番目の作業者から2番目の作業者に移動させた場合、1番目の作業者の棒グラフは縮み、2番目の作業者の棒グラフは伸びることになる。
以上により、ワイヤハーネス製造工程の各作業間の複雑な依存関係と矛盾を生じることなく、作業割の編集をグラフを修正する感覚で直感的に行うことができる。また、依存関係に基づいて要素図形の移動可能範囲の表示を行ったにもかかわらず、依存関係を保てない場所にグラフの要素図形を移動しようとした場合には、作業割編集部27は依存関係違反通知を、例えばダイアログメッセージを表示する等の方法によってオペレータに通知できるようになっている。
また、依存関係にある複数の要素図形を同時にまとめて移動させることもできる。例えば、チューブ固定作業は、その作業上の都合により、チューブ配置作業の直後に行われる必要がある。このような場合、オペレータがチューブ配置作業を表す要素図形を移動させようとすると、作業割編集部27は依存関係記憶部22を参照して、当該チューブ配置作業の直後のチューブ固定作業を表す要素図形も一緒に移動させる必要があると判断する。すると、グラフ描画部26は、チューブ配置作業を表す要素図形と、チューブ固定作業を表す要素図形と、を1つの塊(グループ)として移動させるようにする。
また、ディスプレイ10に表示されるメニューからマウス12で適宜の項目を選択したり、所定のキー操作を行うことで、グラフの任意の位置に要素図形の新規挿入を行ったり、特定の要素図形を削除することも自由に行えるように構成されている。作業割編集部27は、要素図形を削除する場合には、当該削除しようとした要素図形に依存する要素図形も一緒に削除するかどうかの確認メッセージを表示するようになっている。
そして、前記のようにグラフの要素図形の編集が行われると、作業割編集部27は、前記編集されたグラフと対応するように作業割記憶部25の記憶内容を更新する。以上のようにして、グラフを視覚的に操作することで、直感的に作業割を編集することができる。また、作業割編集部27は作業間の依存関係に違反しないように編集作業を支援する機能を有しているので、作業間の依存関係に矛盾しない作業割を素早く作成することができる。
次に、仮想空間における作業割の検討作業について説明する。即ち、本実施形態では上記のようにして、コンピュータ1を用いて作業割を自動的に作成及び効率的に編集することが可能であるが、このようにして作成された作業割においては、各作業間での作業者の移動時間(歩く時間、部品を取る時間など)が考慮されていない。また、例えば、ステーション内に複数の作業者が配置されている場合に各作業者の動作が干渉してしまうことがある等、作業時間や作業間の依存関係を単に考慮するだけでは解決できない問題も存在する。
そこで、本実施形態では、3次元空間で製造作業のシミュレーションを行うシミュレーション部28を備えており、仮想的に製造作業を行うことで、作業割案の検討をより詳細に行うことができるように構成している。シミュレーション部28が構築する仮想空間について、図8を参照して説明する。図8は、シミュレーション部28が3次元仮想空間内に構築した仮想的なワイヤハーネス製造現場を、ディスプレイ10に表示した様子を示している。
図に示すように、この仮想空間は、作業者モデル40と、ASSY盤モデル41と、サブハーネスモデル42と、サブハーネスラックモデル43と、を含んでいる。
作業者モデル40は、仮想空間内における仮想的な作業者であり、実際の作業者が行う動作をアニメーションによって再現することができるようになっている。また、各作業者モデルは、実際の作業者の身長の違いを再現して表示することができるように構成されており、各作業者の作業時の姿勢などを確認することができる。
ASSY盤モデル41は、実際のASSY盤と同様に、仮想空間内の仮想的な製造ライン上をゆっくりと移動するように構成されている。なお、図示は省略しているが、ASSY盤モデル41上には、実際のASSY盤上の治具の配置を再現するように複数の治具モデルが配置されている。
サブハーネスモデル42は、実際のサブハーネスと同様にASSY盤モデルの上に布線される。また、図示は省略しているが、サブハーネスモデル42は、外装部品を再現した外装部品モデルも備えている。
サブハーネスラックモデル43は、サブハーネスをストックしておくための棚(ラック)を再現したものである。
次に、シミュレーション部28が構築した仮想空間を用いた作業割の検討方法について説明する。
オペレータがコンピュータ1を適宜操作することでシミュレーションの開始を指示すると、シミュレーション部28は、仮想空間内の前記各種モデルを構築するために必要なパラメータを、固定値記憶部20及び変数記憶部23から取得する。また、シミュレーション部は、作業割記憶部25に記憶されている作業割案のデータを取得し、当該作業割案に基づいて複数の作業者モデル40に対し作業を割り当てる。
仮想空間内でワイヤハーネスの製造作業が開始されると、各作業者モデル40は、各作業者が行う動作を作業割案に基づいて再現する。オペレータは、作業者モデル40の動きをチェックすることで、作業姿勢、作業順番、移動に掛かる時間、他の作業者との干渉などを確認することができる。
また、シミュレーション部28は、図8に示すように、作業者の移動軌跡44を表示させることが可能に構成されている。図8には、作業者モデル40が、サブハーネスラックモデル43からサブハーネスモデルを取り、ASSY盤モデル41の前まで移動し、横に移動しながら布線作業を行っている作業軌跡が表示されている。シミュレーション部28は、作業者の移動軌跡を確認可能に表示できるほか、当該移動軌跡の長さを算出することにより、各作業で必要な移動距離、移動時間を計算できるように構成されている。
シミュレーションが終了すると、シミュレーション部28は、各作業者の移動時間等のシミュレーション結果を、作業割記憶部に記憶されている作業割案に自動的に反映させる。このように、作成した作業割案に基づいて、現物による検証に近い精度で各作業者の作業時間を評価して作業割の検討を重ねることができる。
以上のようにして作業割が作成されると、実際の製造工程において、割り当てられた作業内容に基づいて各作業者が現実にワイヤハーネスの製造を行う。本実施形態のワイヤハーネス製造方法では、上記のようにして作業割を製造開始前の段階で十分に検討することが可能であるので、各作業者は製造開始の時点から効率的に製造作業を行うことができる。特に、作業順序、作業姿勢、作業時の移動距離等が十分に考慮され、作業者にとっての負担が最小限になるように作業割を作成することができるので、結果的に作業精度が向上し、高品質なワイヤハーネスを製造することができる。
以上に説明したように、本実施形態のコンピュータ1は、前記作業割支援プログラムを読み込むことで、作業割支援装置として機能するようになっている。そして、この作業割支援装置としてのコンピュータ1は、作業時間記憶部21と、依存関係記憶部22と、作業割案自動作成部24と、作業割記憶部25と、を備えている。作業時間記憶部21は、流れ作業による一連のワイヤハーネスの製造工程を複数に分割したそれぞれの作業に要する作業時間を記憶する。依存関係記憶部22は、前記各作業間の依存関係を記憶する。作業割案自動作成部24は、前記作業時間と前記依存関係とに基づいて、前記流れ作業を行う複数の作業者それぞれが所定時間内に実行可能な前記作業を求め、各作業者の作業時間が均等になるように前記作業の割当てを行う。作業割記憶部25は、前記各作業者への前記作業の割当結果を記憶する。
これにより、このコンピュータ1によって各作業者が所定時間内に実行可能な作業内容を検討できるので、実際の製品を用いなくても作業割を容易に立案及び検討することができる。従って、ワイヤハーネスの実物の製作を待つことなく、設計の早期段階から作業割の検討を行うことができるため、製品の量産開始までに十分に時間を掛けて検討することができる。また、作業間の依存関係に矛盾しない作業割案を自動で生成できるので、作業割の検討を行う人のスキルに左右されずに、各作業者が均等に作業を行う作業割を簡単に作成することができる。また、コンピュータ1上で複数の作業割方法を比較検討することも容易であり、作業割の効率化に有効な手掛かりを得ることができる。
また、本実施形態のコンピュータ1においては、作業割案自動作成部24は、同じ作業者に対して、同じ種類の前記作業を優先して割り当てるか、作業位置が近い前記作業同士を優先して割り当てるか、を切替可能である。
これにより、同種の作業を特定の作業者に集中させて簡素化を図ったり、作業時の移動距離を短くするような作業割当案を状況に応じて作成できるので、より一層効率的な作業割を作成することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1は、作業割記憶部25に記憶されている前記作業の割当結果に基づいて、各作業者の作業時間をグラフで表示するディスプレイ10を備えている。
これにより、作業割の結果を視覚的に確認することができるので、作業割の検討が容易になる。特に、各作業者の作業時間がグラフ表示されるので、どの作業者の作業時間が多いか少ないか等を容易に把握することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1においては、ディスプレイ10は、前記グラフにおいて、前記各作業者に割り当てられた各作業を作業の種類に応じて色分けして表示している。
これにより、作業の種類の分布を視覚的に確認することができるので、作業の種類の観点を考慮に入れた作業割の検討を容易に行うことができる。
また、本実施形態のコンピュータ1において、ディスプレイ10は、前記各作業者の作業時間を、当該作業者に割り当てられた作業を表す要素図形を連結して棒グラフ状に表示している。また、コンピュータ1は、前記要素図形を移動させるための操作が可能な入力部13と、入力部13による前記要素図形の移動操作に基づいて、作業割記憶部25に記憶された各作業者への作業の割当結果を編集する作業割編集部27と、を備えている。
これにより、作業時間の棒グラフの一部を移動させる感覚で作業割を直感的に編集できるので、操作性を著しく向上させることができる。また、要素図形を移動させる簡単な操作で作業割を変更できるので、短時間で多くの作業割を検討することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1において、作業割編集部27は、前記要素図形を移動させることが可能な移動可能範囲を前記依存関係に基づいて求め、当該移動可能範囲をディスプレイ10に表示している。
これにより、表示された移動可能範囲をオペレータが注意することで、実際には実行不可能な作業割を作成することを未然に防止することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1は、前記入力部13の操作によって前記要素図形を移動させる際に、当該要素図形が表す作業と依存関係がある作業に対応する要素図形も同時に移動させることが可能である。
これにより、作業間の依存関係の整合を保つように要素図形をまとめて移動させることができるので、作業割の編集効率が向上する。
また、本実施形態のコンピュータ1は、以下のように構成されている。即ち、入力部13は、前記グラフに対して前記要素図形を追加又は削除するための編集操作が可能である。作業割編集部27は、入力部13の編集操作に基づいて、作業割記憶部25に記憶されている前記各作業者への作業の割当結果に対して要素図形が表す作業の追加又は削除を行うことが可能である。また、作業割編集部27は、入力部13がグラフから要素図形を削除する編集操作を行った場合に、削除しようとした当該要素図形が表す作業と依存関係がある作業に対応する要素図形も同時に削除するか否かの確認をディスプレイ10に表示する。
これにより、作業時間の棒グラフを継ぎ足し、又は棒グラフの一部を削除する感覚で、作業割を自由に編集することができる。また、関連する作業を同時に削除するか否かを表示することで、削除編集によって作業割に矛盾が生じることを防止することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1においては、作業割編集部27は、入力部13による編集操作の結果、作業の順序が前記依存関係に違反している場合に、ディスプレイ10に依存関係違反通知を表示している。
これにより、実際には実行不可能な作業割が作成されてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1においては、作業割案自動作成部24は、それぞれの作業者の身長を考慮して、前記各作業者が実行可能な前記作業を求めることができる。
これにより、高い場所に手が届きにくい低身長の作業者にはASSY盤上部に部品を配置する作業を割り当てないようにする等、適切な作業割が可能になる。
また、本実施形態のコンピュータ1においては、作業割案自動作成部24は、それぞれの前記作業者の作業効率を考慮して、前記各作業者が実行可能な前記作業を求めることができる。
これにより、作業者の熟練度の違いに応じて作業を適切に割り当てることができる。
また、本実施形態のコンピュータ1は、作業割記憶部25に記憶された作業の割当結果に基づいて、仮想空間に構築された作業者モデル40にワイヤハーネスの製造作業を再現させることが可能であるシミュレーション部28を備えている。
これにより、例えば作業者の作業姿勢や、作業者同士の干渉などを、実際のワイヤハーネス製造を実施することなく検討することができる。
また、本実施形態のコンピュータ1においては、シミュレーション部28は、作業者モデル40の移動軌跡及び移動距離を算出することが可能である。
これにより、作業者の移動効率の良い作業割を検討することができる。
また、本実施形態のワイヤハーネスの製造方法では、本実施形態のコンピュータ1を用いている。
これにより、コンピュータ1によって作業割を容易に立案し、製造作業の効率化と製品の高品質化の観点から作業割を十分に検討することができる。従って、このワイヤハーネスの製造方法により、高品質なワイヤハーネスを効率的に製造することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
作業割編集部27は、作業割案自動作成部24によって作成された作業割案のほか、外部プログラムによって作成された作業割案を読み込んで編集することができるように構成しても良いし、作業割を新規に作成できるようにしても良い。
固定値記憶部20が記憶している各種の固定値は、作業割付支援プログラムに予め組み込まれていても良いが、例えばワイヤハーネスの設計データ等の外部ファイルを読み込むことで、後から追加又は変更が可能に構成されていても良い。
グラフ描画部26は、縦の棒グラフに代えて、例えば横の棒グラフ、3次元棒グラフ、折れ線グラフ等で割当結果を表示するように変更することができる。また、要素図形を作業の種類に応じて色分け表示することに代えて、例えば図形内に描く模様を異ならせたり、図形を点線等で表示したり、図形自体を点滅表示させる等、要素図形の視覚的表示の態様は適宜変更することができる。
本発明の一実施形態に係る作業割支援装置としてのコンピュータの正面図。 コンピュータの装置ブロック図。 コンピュータの機能ブロック図。 変数を入力するための基本情報ウインドウの表示例を示す説明図。 第1作業割当ロジックのフローチャートの前半を示す図。 第1作業割当ロジックのフローチャートの後半を示す図。 作業割結果グラフの表示例を示す説明図。 仮想空間によるシミュレーションの表示例を示す説明図。
符号の説明
1 コンピュータ(作業割支援装置)
10 ディスプレイ(表示部)
13 入力部
21 作業時間記憶部
22 依存関係記憶部
24 作業割案自動作成部
25 作業割記憶部
27 作業割編集部
28 シミュレーション部

Claims (15)

  1. 流れ作業による一連のワイヤハーネスの製造工程を複数に分割したそれぞれの作業に要する作業時間を記憶する作業時間記憶部と、
    前記各作業間の依存関係を記憶する依存関係記憶部と、
    前記作業時間と前記依存関係とに基づいて、前記流れ作業を行う複数の作業者それぞれが所定時間内に実行可能な前記作業を求め、前記各作業者の作業時間が均等になるように前記作業の割当てを行う作業割案自動作成部と、
    前記各作業者への前記作業の割当結果を記憶する作業割記憶部と、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネス製造作業の作業割支援装置。
  2. 請求項1に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割案自動作成部は、同じ作業者に対して、同じ種類の前記作業を優先して割り当てるか、作業位置が近い前記作業同士を優先して割り当てるか、を切替可能であることを特徴とする作業割支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割記憶部に記憶されている前記作業の割当結果に基づいて、前記各作業者の作業時間をグラフで表示する表示部を備えることを特徴とする作業割支援装置。
  4. 請求項3に記載の作業割支援装置であって、
    前記表示部は、前記グラフにおいて、前記各作業者に割り当てられた各作業を作業の種類に応じて視覚的な表示態様を異ならせて表示することを特徴とする作業割支援装置。
  5. 請求項3又は4に記載の作業割支援装置であって、
    前記表示部は、前記各作業者の作業時間を、当該作業者に割り当てられた作業を表す要素図形を連結して棒グラフ状に表示し、
    前記作業割支援装置は、
    前記要素図形を移動させる編集操作が可能な入力部と、
    前記入力部による前記要素図形の移動に基づいて、前記作業割記憶部に記憶された前記各作業者への作業の割当結果を編集する作業割編集部と、
    を備えることを特徴とする作業割支援装置。
  6. 請求項5に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割編集部は、前記要素図形を移動させることが可能な移動可能範囲を前記依存関係に基づいて求め、当該移動可能範囲を前記表示部に表示することを特徴とする作業割支援装置。
  7. 請求項5又は6に記載の作業割支援装置であって、
    前記入力部の操作によって前記要素図形を移動させる際に、当該要素図形が表す作業と依存関係がある作業に対応する要素図形も同時に移動させることが可能であることを特徴とする作業割支援装置。
  8. 請求項5から7までの何れか一項に記載の作業割支援装置であって、
    前記入力部は、前記グラフに対して前記要素図形を追加又は削除するための編集操作が可能であり、
    前記作業割編集部は、前記入力部の編集操作に基づいて、前記作業割記憶部に記憶されている前記各作業者への作業の割当結果に対して前記要素図形が表す前記作業の追加又は削除を行うことが可能であるとともに、
    前記作業割編集部は、前記入力部が前記グラフから前記要素図形を削除する編集操作を行った場合に、削除しようとした当該要素図形が表す作業と依存関係がある作業に対応する要素図形も同時に削除するか否かの確認を前記表示部に表示することを特徴とする作業割支援装置。
  9. 請求項5から8までの何れか一項に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割編集部は、前記入力部による前記編集操作の結果、前記作業の順序が前記依存関係に違反している場合に、前記表示部に依存関係違反通知を表示することを特徴とする作業割支援装置。
  10. 請求項1から9までの何れか一項に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割案自動作成部は、それぞれの前記作業者の身長を考慮して、前記各作業者が実行可能な前記作業を求めることを特徴とする作業割支援装置。
  11. 請求項1から10までの何れか一項に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割案自動作成部は、それぞれの前記作業者の作業効率を考慮して、前記各作業者が実行可能な前記作業を求めることを特徴とする作業割支援装置。
  12. 請求項1から11までの何れか一項に記載の作業割支援装置であって、
    前記作業割記憶部に記憶された前記作業の割当結果に基づいて、仮想空間に構築された作業者モデルに前記ワイヤハーネスの製造作業を再現させることが可能であるシミュレーション部を備えることを特徴とする作業割支援装置。
  13. 請求項12に記載の作業割支援装置であって、
    前記シミュレーション部は、前記作業者モデルの移動軌跡及び移動距離を算出することが可能であることを特徴とする作業割支援装置。
  14. コンピュータを、請求項1から13までの何れか一項に記載の作業割支援装置として機能させることを特徴とする作業割支援プログラム。
  15. 請求項1から13までの何れか一項に記載の作業割支援装置を用いたことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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