JP5009599B2 - ケーブル心線管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル心線の管理技術に関し、特に、光ケーブルネットワーク設備をコンピュータ上で動作する地図情報システム上に重畳表示させることができる装置における、設備データ等の管理技術、光ケーブル心線の接続情報の管理技術、線路設計技術に関する。
近年、インターネットやコンテンツの配信用のネットワークとして、高速かつ大容量のデータ通信が可能な光ケーブルネットワーク網の拡充が急速に進み、ネットワーク構成には日々、追加・更新が発生している。このような複雑なネットワークの管理において、ある地点から別の地点まで、光ケーブルのルートを決定し、心線を接続する作業を行う場合に、図面または表計算ソフト等により人間が調査し、情報を確認し、決定しているのが現状である。関連する公知技術文献としては下記の特許文献1、2が開示されている。
特開2004−219644号公報 特開2006−119990号公報
しかしながら、従来のような図面を用いた方法では、光ケーブル毎の心線を調査し、調査した光ケーブル心線の接続情報の評価などを行い、最終的な接続情報を作成するかどうかを決定するまでに多大な時間を要するといった問題があった。
また、光ケーブルの心線の接続を行っても、それを後で確認する場合に、目視により簡単に確認できるような仕組みがないため、接続ミス等を評価するのが困難であるという問題もある。
本発明は、光ケーブルの心線の管理の効率化をはかることを目的とする。
本発明の一観点によれば、表示部と、中央処理装置と、ネットワーク設備シンボルと地図シンボルとを含む設備図データを格納する設備図ファイル記憶部と、該設備図ファイル記憶部内の前記各シンボルと各設備との間のリンク情報と、ケーブル内の心線の接続情報と、を格納した属性ファイル記憶部と、を有する記憶装置を有するケーブル管理装置であって、前記属性ファイル記憶部は、設備IDを含む設備属性情報テーブルと、ケーブルIDと該ケーブルIDで特定されるケーブルの端設備のIDとを含むケーブル接続情報テーブルと、設備IDと、該設備IDに接続する2本のケーブルをそれぞれ特定する2つのケーブルIDと、ケーブルにおける心線の接続状況を心線毎に特定する心線NOと、を含み、始端側の設備IDと、接続されるケーブルIDと、接続される心線NOと、の組合わせによりユニークとなるように構成されているケーブル心線接続情報テーブルと、利用IDにより識別され、前記ケーブルID及び心線NOと、心線NO毎の心線の利用情報と、を含むケーブル心線利用情報テーブルと、をそれぞれ独立に記憶しており、前記中央処理装置は、前記記憶装置内の情報を参照し、前記前記設備属性情報に基づいて前記設備IDを選ぶと、該設備IDに接続可能なケーブルと始端側と反対の端設備との組みの第1の選択肢を前記ケーブル接続情報に基づいて表示し、該第1の選択肢からケーブルを選択すると第1のケーブルルートが指定される処理を行っていく処理中において、ある施設に関する接続元ケーブルと接続先ケーブルとの少なくともいずれかに関する心線の利用状況を前記ケーブル心線利用情報に基づいて検索し、前記心線の利用状況を視覚的に認識可能な表示を行うことを特徴とするケーブル管理装置が提供される。
上記ケーブル管理装置によれば、始端側の設備IDと、接続されるケーブルIDと、接続される心線NOと、の組合わせによりユニークとなるように構成されているケーブル心線接続情報テーブルと、利用IDにより識別され、前記ケーブルID及び心線NOと、心線NO毎の心線の利用情報と、を含むケーブル心線利用情報テーブルと、をそれぞれ独立に記憶・管理することができるため、それぞれの情報テーブルで、ケーブルIDと接続される心線NOとの項目に関しては共通に、その他の項目に関しては独立に、管理することにより、心線を含むケーブルに関する変更・更新・検索などの処理をスムーズかつ簡単に行うことができる。
また、複雑多岐にわたる光ケーブルネットワークの中から選択した光ケーブルのルートに関して、目的の光ケーブルのルート内の心線の接続情報を図面に表示し、図面上において、心線の接続・切断、接続状況の強調表示する処理を行うことを特徴とする。
以上、説明したように、本発明によれば、線を含むケーブルに関する変更・更新・検索などの処理をスムーズかつ簡単に行うことができる。
また、光ケーブルネットワーク設備シンボルおよび地図シンボルを格納した設備図ファイル上で、光ケーブルのケーブルルートを選択し、接続設備・光ケーブル・光ケーブル心線・光ケーブル心線の接続状態を図面の形態で表現するようにしたことにより、目的とする接続設備間の光ケーブル心線の接続・切断作業の効率が大幅に向上する。
さらに、表示させた図面上において、指定の心線の接続情報を追跡して強調表示したり、指定の光ケーブルのテープ内の心線の利用情報を視覚的に表示するようにすることで、光ケーブル心線の接続・切断作業の効率を向上させることができるという利点がある。
以下、本発明の一実施形態によるケーブル心線管理システムについて光ケーブル心線ネットワーク管理システムを例にして図面を参照しながら説明を行う。
(システム構成)
図1は、本実施の形態による光ケーブル心線ネットワーク管理システムの一構成例を示す機能ブロック図である。本実施の形態による光ケーブル心線ネットワーク管理システムは、図1に示すように、キーボード、マウス、GUIなどからなる入力装置1と、このシステムにより作成されディスプレイに表示される設備図上に、例えば管理設備シンボルを表示させる処理、その設備シンボルに基づいて設備等の属性ファイルを参照する処理、この属性ファイルにより管理する項目を条件に地図を検索する処理などを実行させるための中央処理装置(CPU)2であって、システム全体の制御も行う中央処理装置と、光ケーブル通信ネットワーク設備シンボルおよび地図シンボルのデータを格納した設備図ファイル3と、設備図ファイル3内の各シンボルと各設備との間のリンク情報を格納する属性ファイル4と、属性ファイル4の内容、設備図ファイル等を出力する表示装置5と、を有している。
さらに、属性ファイル4は、各設備の設備情報を管理する設備属性情報テーブル6と、光ケーブルと接続設備の接続関係を管理する光ケーブル接続情報テーブル7と、光ケーブル心線同士の接続関係を管理する光ケーブル心線接続情報テーブル8a及び光ケーブルに関する作業履歴を管理する作業履歴情報テーブル8bと、光ケーブル心線の利用情報属性を管理する光ケーブル心線利用情報テーブル9と、を有している。以下、属性ファイルのデータ構成例について説明する。適宜、図1を参照しながら説明を行う。
図2は、設備属性情報テーブル6のデータ構成例を示す図である。設備属性情報テーブル6の最小構成としては設備属性情報としてユニークIDである設備IDを有しており、その他、設備名称等を含んでも良い。
図3は、光ケーブル接続情報テーブル7のデータ構成例を示す図である。光ケーブル接続情報テーブル7の最小構成の属性として、ユニークIDであるケーブルIDがあり、その他、ケーブル名称、ケーブルの2つの端設備の設備ID1・ID2、ケーブルの心線数を有していても良い。
図4は、光ケーブル心線接続情報テーブル8a及び作業履歴情報テーブル8bのデータ構成例を示す図である。図4Aに示す光ケーブル心線接続情報テーブル8aのデータの最小構成の属性として、接続を行った設備の設備ID、接続する2本の心線のケーブルID、心線NOがあり、設備ID、ケーブルID1、心線NO1の3つの組合わせによりユニークとなるように構成されている。さらに、作業を一意に特定する作業IDを有している。図4Bに示す作業履歴情報テーブル8bは、上記の作業IDと、その作業IDにより特定される作業を行った作業者のIDと、作業履歴情報、例えば作業期間などの情報と、を有している。
図5は、光ケーブル心線利用情報テーブル9のデータ構成例を示す図である。その最小構成の属性として、ユニークIDである利用IDがあり、その他にケーブルID、心線NO、利用情報、設定者(利用情報を設定した者)、設定日(利用情報を設定した日)などの項目がある。
図6は、光ケーブルネットワーク設備シンボルである光ケーブル11と光ケーブルの接続設備としてのクロージャ12と、建物設備13などを配置した設備の表示例を示す図であって、設備において、光ケーブル11のルートを指定する方法を説明するためのシステムブロック図を合わせて示す図である。
例えば、符号Aで示される設備を始端設備として指定すると、符号1)に示す表が表示装置5に表示される。ここで、ケーブル選択ボタンを押すと、符号2)で示される表のように、端設備Aに適応するケーブル名称と他端の端設備との選択肢が表示される。ここで、例えば、ケーブルとしてケーブル001を端設備として設備Bをセットで選択すると、符号3)で示される表示がなされ、端設備A−ケーブル名称001−端設備Bのケーブルルートを指定できていることが確認できる。ここで、このケーブルルートで良い場合には、ケーブル選択ボタンを押す。すると、符号4)で示されるテーブルが表示され、端設備Bを始端としてケーブルと端設備とのセットの候補が表示される。
これらのうち、例えば、ケーブル002、端設備Cを選択し“OK”ボタンを押すと、端設備B−ケーブル名称002−端設備Cのルートを指定できる。このようにケーブル選択処理を繰り返していくと符号5)、符号6)に示すように、設備Aから設備Dまでの予定のルートを指定することができる。ここで、図面描画ボタンを押すと、符号7)に示すように図面作成処理が行われる。図7は、上記の処理により指定された光ケーブルのルートを選択した後に、このルート内の光ケーブルに関する光ケーブル心線接続情報テーブル8aに基づいて、心線を含めたケーブルの接続構成例を表示した結果を示す図である。ここでは、4芯のテープ心線を例にしている。心線の接続(例えば符号74)は、図4Aの光ケーブル心線接続情報テーブル8aと図5の光ケーブル心線利用情報9とに基づいて表示される。
図8は、図面上に描画された心線を表す図形を指定することにより、光ケーブル心線接続情報テーブル8aを元に、光ケーブルのケーブルルートの始端から終端までの光ケーブルの心線の接続状況を図形で強調表示する方法を説明するための図である。図8に示すように、実際に接続される心線が、符号81、符号82などの太い線によって強調表示される。強調表示により、実際に接続されているケーブルを認識しやすくなっている。
図9は、図面上に描画された接続設備を表す図形を指定することにより、光ケーブルの心線の接続・切断処理を行い、光ケーブル心線接続情報テーブル8aを作成する方法を説明するための図である。例えば符号91で示される設備Bに関連する図では、その詳細情報を符号92で示すテーブル形式で参照することができる。この参照テーブルでは、設備Bに関連する接続済み心線に関する情報と、接続元ケーブルに関する情報と、接続先ケーブルに関する情報と、が表示されている。さらに、接続、切断の選択ボタンと、OKボタンが表示されている。
(処理に関する説明)
図10(A)から(C)までは、図面上に描画された光ケーブルの心線を一定の数でまとめた単位のテープを表す図形を指定することにより、そのテープ内の光ケーブルの心線の利用情報を図示する方法を説明するためのブロック図である。
以下、図1〜図13までを参照しながら、本実施の形態による光ケーブルネットワーク設備図管理装置における光ケーブルのルートの心線の接続情報の表示技術についてより具体的に説明する。
表示装置5に表示されている光ケーブルネットワーク上において、まず始めに、始端の設備を選択する。すると、図11に示すように、図面描画処理が開始される(ステップS1100)。図形描画処理においては、まず、選択した設備のIDを設備属性情報6から取得する(ステップS1101)。始端の設備としては、図6に示す設備図10において、光ケーブルの接続設備として、クロージャ12又は建物設備13を選択することができる。始端設備を選択すると、ケーブルルート指定処理が開始され(1102)、ケーブルルート指定画面が表示され、リストの左上に始端設備が表示される。
始端設備選択後、始端設備に接続されているケーブルを選択するため、ケーブル選択ボタンを押下する(ステップ1102−1)。このとき、該当の設備IDを持つケーブルIDを取得する。次に、ケーブル選択処理が行われ(1102−2)、ケーブル選択画面が表示され、ケーブルを選択すると(1102−3でY)、始端設備に接続されているケーブルの一覧が表示される(ステップ1102−2−1)。ユーザはこの一覧の中から目的のケーブルを選択し、OKボタンを押下し、ケーブル選択処理を終了する(1102−2−2)。
次に、ケーブルルート選択画面に戻り、ケーブル選択画面で選択したケーブル名称および選択したケーブルの始端設備とは反対側の接続設備の名称が自動的に表示されるので設定する(ステップ1102−2)。この後は、ケーブル選択を繰り返すことにより(1102−3のY、N)、始端設備−ケーブル−接続設備−…−ケーブル−終端設備と、いうようにして、目的のケーブルルートの指定を行っていくことができる(1102−4)。最後にケーブルルート指定処理を終了する(1102−5)。
ケーブルルートの指定後に、ケーブルルート選択画面において図面描画ボタンを押下すると(1103)、指定したケーブルルート内の光ケーブルの心線の光ケーブル心線接続情報8a、光ケーブル心線利用情報9により、図7のような図面を描画する(ステップ1103、1103−1〜4、1104−2)。
図面は、クロージャ12または建物設備13を表す接続設備図形71と、光ケーブルを表す光ケーブル図形72、光ケーブル内の心線の束を表すテープと呼ばれる単位を表すテープ図形73、テープの接続を表す接続記号74、を含む。図面は選択した設備・ケーブル数、選択した光ケーブルの心線数に応じて作成され、右方向、下方向に向かって表示される。このように表示することにより、目的の光ケーブルのケーブル・ルートについて、心線数や現在の心線の接続情報がひと目で確認できるため、以後の光ケーブルの心線の心線接続・切断作業の効率が大幅に向上するという利点がある。
次に、表示された図面において、光ケーブルの心線の接続状況の強調表示の方法について説明する。図8に示す表示において、ユーザは、光ケーブルの心線の束を表すテープ図形81(ここでは心線5〜8)を選択すると、図12に示すように、そのテープ内に含まれる心線の番号を取得することができる(ステップ1201、1202)。光ケーブル接続情報7、光ケーブル心線接続情報8aに基づいて、心線の接続情報を自動的に検索し、該当するテープ図形、接続記号の図形を強調表示し(ステップ1203、1204)、強調表示処理を終了する(ステップ1205)。このような処理に基づく表示により、ユーザは、自分の行った作業内容または、知りたい心線の接続情報を図面上において視覚的に確認することが可能となる。
次に、表示された図面上において、光ケーブルの心線の接続・切断を行う処理について説明する。図9に示す表示画面において、ユーザは、光ケーブルの接続設備を表す接続設備図形91を選択すると、光ケーブル心線接続・切断画面92が表示される。光ケーブル心線接続・切断画面92では、接続元光ケーブル、接続先光ケーブル、接続済み心線、操作履歴及び作業者IDを含む一覧表示がなされる。
光ケーブル心線の接続を行う場合は、接続元光ケーブルの心線と接続先光ケーブルの心線とを選択し、接続ボタンを押下することにより、光ケーブル心線接続情報8aを作成し、画面上では、該当の接続元の光ケーブル心線、接続先の光ケーブル心線を一覧から削除し、同時に接続済み心線の一覧に追加する。この際、操作履歴と作業者IDもそれぞれの接続元ケーブル名称と両端の心線番号と接続先のケーブル名称の組みに対して付加される。
一方、光ケーブルの心線の切断を行う場合は、上記接続済み心線の一覧から切断を行いたい組みに該当する行を選択し、切断ボタンを押下することにより、光ケーブル心線接続情報8aからその行のレコードを削除し、画面92上においては、該当する接続済み心線の一覧からデータ表示を削除するとともに、選択候補になりうるため、接続元の光ケーブル心線、接続先の光ケーブル心線の一覧に追加する。また、光ケーブル心線・接続画面において、OKボタンを押下した場合は、画面を消去し、画面上で行った接続・切断の結果を図面に反映させる処理が行われる。このような方式を用いることにより、ユーザは、光ケーブルの心線の接続・切断を、視覚的に認識可能な形態で行うことができ、作業効率が向上し、作業ミスが低減するという利点がある。
尚、接続済み心線の情報に対して作業履歴と作業者IDを付与しておくことにより、作業の内容を作業者IDに確認することができるとともに、作業履歴を参照することで、どの時点での接続に問題があったかなどをすぐに知ることができる。
次に、表示された図面において、光ケーブルの心線の束であるテープ内の心線の利用情報を視覚的に表示する方法の概略について説明する。図10に示すように、ユーザは、光ケーブルの心線の束であるテープ図形1001を選択すると、図13に示すように、光ケーブルのテープ内の心線の利用情報表示処理が開始され(1301)、光ケーブル心線利用情報9に基づいて、各光ケーブル心線の利用情報を検索し(1302)、指定の書式にて、光ケーブル心線利用情報図形1002を描画する(ステップ1303、1304)。この光ケーブル心線利用情報図形1002は、例えば心線5〜8までの1芯ずつの利用情報を図5に示す光ケーブル心線利用情報に基づいて、視覚的に認識しやすい表示で示すようになっている。図10(C)に示すように、光ケーブル心線の利用情報の表示例としては、異なるハッチ又は色などにより、未使用(空き)、使用中、計画中、不良、キャンセルのように現在の心線の利用状況を視覚的に識別できるようになっている。
「未使用」は現在空きである、かつ、使用計画がない状況であることを示しており、現在利用が可能であることを意味する。「使用中」は、現在使用している状況であることを示し、現在は利用が不可能であることを意味する。「計画中」は現在ケーブルを使用する計画が進んでいる状況であることを示し、これも、「使用中」と同様に利用が難しいこと、但し、場合によっては利用することも可能であることを意味する。「不良」は、心線が切断などの原因により故障中であるため使用不可の状況であることを示し、「不良」が修理されると、「未使用」となり利用可能となるのでトレースする価値があることを示している。「キャンセル」は、ユーザからの申し込みがあった後にキャンセルが発生し、心線がすぐにでも利用可能である状況を示す。「キャンセル」の場合には、例えば近所の新規ユーザ候補に対して割り当てることができる状況である。この場合には、設計者は、作業者IDに基づいて作業者に問い合わせ、どの程度工事が完成しているかを確認することもできる。
符号1003で示すように、心線5〜9までのうち、心線No=5は未使用、心線No=6は計画中、心線No=7は不良、心線No=8は使用中であることを示しており、設備Bに接続する心線としては、No=5が好ましいことが一見してわかるようになっている。
また、再度、光ケーブル心線利用情報図形1002を選択すると、光ケーブル心線の利用情報の表示を取り消し(ステップ1308)、テープ図形1001の表示に戻る。表示された光ケーブル心線利用情報図形は、テープ内の心線の番号順に左より描画される(1005)。ループから抜けると、図面上において該当するテープ利用情報の図形を表示し(1306)、処理を終了する(1307)。
このような方式を用いることにより、ユーザは、目的のテープ内の光ケーブル心線の利用情報を見たい時に確認することができるようになり、光ケーブル心線の接続・切断の作業に関する参考とすることができる。
以上、説明したように、本実施の形態による光ケーブル管理システムによれば、光ケーブルネットワーク設備シンボルおよび地図シンボルを格納した設備図ファイル上で、光ケーブルのケーブルルートを選択し、接続設備・光ケーブル・光ケーブル心線・光ケーブル心線の接続状態を図面に表現するようにすることで、目的の接続設備間の光ケーブル心線の接続・切断作業の効率が大幅に向上できる。さらに、表示した図面上において、指定の心線の接続情報を追跡して強調表示したり、指定の光ケーブルのテープ内の心線の利用情報を視覚的に表示することができ、光ケーブル心線の接続・切断作業の効率が向上する。
本発明は、光ケーブルの管理装置として利用可能である。
本発明の一実施の形態による光ケーブル心線ネットワーク管理システムの一構成例を示す機能ブロック図である。 設備属性情報のデータ構成例を示す図である。 光ケーブル接続情報のデータ構成例を示す図である。 光ケーブル心線接続情報のデータ構成例を示す図である。 作業履歴情報のデータ構成例を示す図である。 光ケーブル心線利用情報のデータ構成例を示す図である。 光ケーブルネットワーク設備シンボルである光ケーブルと光ケーブルの接続設備としてのクロージャと、建物設備などを配置した設備図の表示例を示す図である。 心線を含めたケーブルの接続構成例を表示した結果を示す図である。 図面上に描画された心線を表す図形を指定することにより、光ケーブル心線接続情報を元に、光ケーブルのケーブルルートの始端から終端までの光ケーブルの心線の接続状況を図形で強調表示する方法を説明するための図である。 図面上に描画された接続設備を表す図形を指定することにより、光ケーブルの心線の接続・切断処理を行い、光ケーブル心線接続情報を作成する方法を説明するための図である。 図10(A)から(C)までは、図面上に描画された光ケーブルの心線を一定の数でまとめた単位のテープを表す図形を指定することにより、そのテープ内の光ケーブルの心線の利用情報を図示する方法を説明するためのブロック図である。 本実施の形態による処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態による処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態による処理の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
1…入力装置、2…中央処理装置、3…設備図ファイル、4…属性ファイル、5…表示装置、6…属性情報、7…光ケーブル接続情報テーブル、8a…光ケーブル心線接続情報テーブル、8b…作業履歴情報テーブル、9…光ケーブル心線利用情報テーブル、10…設備図、11…ケーブル、12…クロージャ、13…建物設備

Claims (4)

  1. 表示部と、中央処理装置と、ネットワーク設備シンボルと地図シンボルとを含む設備図データを格納する設備図ファイル記憶部と、該設備図ファイル記憶部内の前記各シンボルと各設備との間のリンク情報と、ケーブル内の心線の接続情報と、を格納した属性ファイル記憶部と、を有する記憶装置を有するケーブル管理装置であって、
    前記属性ファイル記憶部は、
    設備IDを含む設備属性情報テーブルと、ケーブルIDと該ケーブルIDで特定されるケーブルの端設備のIDとを含むケーブル接続情報テーブルと、設備IDと、該設備IDに接続する2本のケーブルをそれぞれ特定する2つのケーブルIDと、ケーブルにおける心線の接続状況を心線毎に特定する心線NOと、を含み、始端側の設備IDと、接続されるケーブルIDと、接続される心線NOと、の組合わせによりユニークとなるように構成されているケーブル心線接続情報テーブルと、利用IDにより識別され、前記ケーブルID及び心線NOと、心線NO毎の心線の利用情報と、を含むケーブル心線利用情報テーブルと、をそれぞれ独立に記憶しており、
    前記中央処理装置は、前記記憶装置内の情報を参照し、前記設備属性情報テーブルに基づいて前記設備IDを選ぶと、該設備IDに接続可能なケーブルと始端側と反対の端設備との組みの第1の選択肢を前記ケーブル接続情報テーブルに基づいて表示し、該第1の選択肢からケーブルを選択すると第1のケーブルルートが指定される処理を行っていく処理中において、ある施設に関する接続元ケーブルと接続先ケーブルとの少なくともいずれかに関する心線の利用状況を前記ケーブル心線利用情報テーブルに基づいて検索し、光ケーブルの心線の束であるテープ図形の表示と切替え表示され前記心線の1心ずつの利用状況のみを示すケーブル心線利用情報図形の表示を行う際に、心線毎の表示候補として、未使用(空き)と、使用中と、計画中と、不良と、申し込み後のキャンセルとを、含み、色又はハッチにより心線毎に区画してかつテープ心線単位で表示することを特徴とするケーブル管理装置。
  2. 前記中央処理装置は、前記心線の選択に応じて、前記ケーブル接続情報テーブルと前記ケーブル心線接続情報テーブルとに基づいて心線の番号を取得するとともに、心線の接続情報を自動的に検索し、接続されているテープ図形、接続記号の図形を強調表示する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のケーブル管理装置。
  3. 前記ケーブル心線接続情報テーブルにおいて、心線NO毎に作業IDが付加されており、さらに、前記属性ファイルは、前記作業IDに対応する作業履歴と作業者IDとを有する作業情報を含み、心線NOに対応して前記作業履歴と前記作業者IDとの少なくともいずれか一方を参照可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル管理装置。
  4. 前記属性ファイルに基づいて、前記表示部への表示対象となるケーブルのルートを指定すると、ケーブルのルートについて心線接続の状況を表示し、表示上において光ケーブルの心線の接続・切断を行うためのインターフェイスを提供し、表示上において、指定した光ケーブルの心線の接続情報を追跡して、前記指定した光ケーブルの心線の束であるテープ内の光ケーブルの心線の利用情報を表示する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル管理装置。
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