JP7363578B2 - ワイヤハーネスの設計装置及び設計方法 - Google Patents
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以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係るワイヤハーネスの設計装置1を含む生産システム100の概略構成図である。この生産システム100は、車両でも鉄道用のワイヤハーネスを設計、製造、及び配線支援するためのシステムである。なお、この生産システム100は、鉄道用に限らず、自動車や航空機等の他の車両用、移動体用であってもよいし、住宅や工場等の建物内に配線されるワイヤハーネスを設計、製造、及び配線支援するためのシステム、つまり、建物用であってもよい。
車両設計装置101は、鉄道車両(より詳しくは、車両本体)の設計を行うための装置であり、例えば、3次元CADにより3次元の車両設計データ110を作成し、記憶可能なコンピュータから構成される。
本実施の形態に係るワイヤハーネスの設計装置1は、ワイヤハーネスの設計を行うための装置であり、まず、前述した車両設計装置101によって作成された車両設計データ110に基づいて、車両本体内に配線される複数種類又は/及び複数本の電線(信号線又は/及び電源線)の配線レイアウトを設計し、車両設計データ110に電線の配線レイアウトを加えた3次元設計データ(3D設計データ)111を作成する。次に、該設計された車両本体内の配線レイアウト(3次元設計データ111)を基に、ワイヤハーネスの設計を行う。
ワイヤハーネスの製造装置103は、ワイヤハーネスの設計装置1で作成した2次元図面113を用い、2次元図面113上に電線を順次布線してワイヤハーネスを製造する装置である。ワイヤハーネスの製造装置103は、2次元図面113を、ネットワーク105を介してデータサーバ装置104から取得する。
配線支援装置102は、ワイヤハーネスを鉄道車両に配線する際に、当該配線作業を支援するための装置である。配線支援装置102は、例えば、配線作業を行う作業者が携帯可能なタブレット等の携帯端末を有する。
次に、本実施の形態に係るワイヤハーネスの設計装置1の詳細について説明する。ワイヤハーネスの設計装置1は、入力部2と、抽出部3と、提示部4と、2次元図面作成部5と、部品表作成部9と、を備えている。これら入力部2、抽出部3、提示部4、2次元図面作成部5、及び部品表作成部9は、演算素子、メモリ、記憶装置、インターフェイス、ソフトウェア等を適宜組み合わせて実現されている。本実施の形態では、ワイヤハーネスの設計装置1は、パーソナルコンピュータにより構成されており、液晶ディスプレイ等の表示器7を備えている。
図9(a)は、ワイヤハーネスの設計から配線までのフローを示すフロー図である。図9(a)に示すように、まず、ステップS1にて、車両設計工程を行う。車両設計工程では、車両設計装置101により、鉄道車両の設計を行い、車両設計データ110を作成する。作成した車両設計データ110は、ネットワーク105を介してデータサーバ装置104に送信され記憶される。
以上説明したように、本実施の形態に係るワイヤハーネスの設計装置1では、入力部2で入力された設計対象のワイヤハーネス10の構造データを基に、実績データベース112を参照し、設計対象のワイヤハーネス10に近い構造を有する既存のワイヤハーネス10を抽出する抽出部3と、抽出した既存のワイヤハーネス10を、総配線時間順に提示可能に構成されると共に、サブハーネス10bの構造を提示可能に構成された提示部4と、を備えている。
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
2…入力部
3…抽出部
4…提示部
5…2次元図面作成部
6…製造時間推定部
10…ワイヤハーネス
10a…メインハーネス
10b…サブハーネス
100…生産システム
101…車両設計装置
102…配線支援装置
103…ワイヤハーネスの製造装置
104…データサーバ装置
110…車両設計データ
111…3次元設計データ
112…実績データベース
113…2次元図面
114…製造時間データ
115…配線時間データ
Claims (9)
- 電線の配線レイアウトを基に、複数の電線を束ねたワイヤハーネスの設計を行うワイヤハーネスの設計装置であって、
既存のワイヤハーネスの構造データを含むと共に、少なくとも、既存の各ワイヤハーネスの総配線時間と、当該ワイヤハーネスをサブハーネスへ分割した際の各サブハーネスの構造とを特定可能に構成された実績データベースと、
前記配線レイアウトを基に、設計対象のワイヤハーネスの構造データを含む仕様データが入力される入力部と、
前記入力部で入力された構造データを基に、前記実績データベースを参照し、設計対象のワイヤハーネスに近い構造を有する既存のワイヤハーネスを抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した既存のワイヤハーネスを、総配線時間順に提示可能に構成されると共に、前記サブハーネスの構造を提示可能に構成された提示部と、を備えた、
ワイヤハーネスの設計装置。 - 前記実績データベースは、前記各サブハーネスの重さを含み、
前記提示部は、少なくとも、最も重い前記サブハーネスの重さを提示可能に構成されている、
請求項1に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 前記実績データベースは、前記各サブハーネスの重さを含み、
前記抽出部は、抽出条件として、前記サブハーネスの重さの上限値を設定可能に構成されている、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 前記実績データベースは、前記既存の各ワイヤハーネスの総製造時間を含み、
前記抽出部は、抽出条件として、ワイヤハーネスの総製造時間の上限値を設定可能に構成されている、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 前記実績データベースは、既存の各ワイヤハーネスの総製造時間を含み、
前記提示部は、前記抽出部が抽出した既存のワイヤハーネスを、総製造時間と総配線時間の合計時間順に提示可能に構成される、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 前記配線レイアウトは、3次元データであり、
前記入力部は、入力された前記3次元データから設計対象のワイヤハーネスの構造データを抽出可能に構成されている、
請求項1乃至5の何れか1項に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 前記入力部で入力された設計対象のワイヤハーネスの構造データと、前記提示部で提示され選択された既存のワイヤハーネスの前記サブハーネスの構造とを基に、設計対象のワイヤハーネスのサブハーネスの2次元図面を作成する2次元図面作成部をさらに備えた、
請求項1乃至6の何れか1項に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 前記実績データベースは、既存のワイヤハーネスの前記サブハーネスの2次元図面を特定可能に構成され、
前記提示部は、既存のワイヤハーネスの前記サブハーネスの2次元図面を提示可能に構成されている、
請求項1乃至7の何れか1項に記載のワイヤハーネスの設計装置。 - 電線の配線レイアウトを基に、複数の電線を束ねたワイヤハーネスの設計を行うワイヤハーネスの設計方法であって、
既存のワイヤハーネスの構造データを含むと共に、少なくとも、既存の各ワイヤハーネスの総配線時間と、当該ワイヤハーネスをサブハーネスへ分割した際の各サブハーネスの構造とを特定可能に構成された実績データベースを用意しておき、
前記配線レイアウトを基に、設計対象のワイヤハーネスの構造データを含む仕様データを入力部に入力し、
コンピュータが、前記入力部で入力された構造データを基に、前記実績データベースを参照し、設計対象のワイヤハーネスに近い構造を有する既存のワイヤハーネスを抽出し、
抽出した既存のワイヤハーネスを、総配線時間順に提示すると共に、前記サブハーネスの構造を提示可能とする、
ワイヤハーネスの設計方法。
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