JP2010071854A - 基礎ブレーキ装置の押付力検出装置、基礎ブレーキ効率算出装置 - Google Patents

基礎ブレーキ装置の押付力検出装置、基礎ブレーキ効率算出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車輪形状ごとにアタッチメントを用意する必要がなく、制輪子を取り外さなくても、基礎ブレーキ装置の押付力を検出する技術を提供すること。
【解決手段】押付力検出装置100の支持板120は、湾曲する薄板状に形成され、その一面にロードセル110が埋設され、ロードセル110を含めた厚み寸法が非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間寸法よりも小さく構成されている。そして、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、ロードセル110を制輪子8と車輪10との間に支持可能である。また、上述のロードセル110は、制輪子8と車輪10との間に配置された際に、制輪子8の車輪10への押付力を検出可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキシリンダの押棒に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子の車輪への押付力を検出する技術に関する。
従来より、鉄道車両等には、ブレーキシリンダからの圧縮空気を受けて制輪子を車輪踏面に押付け動作させることにより、ブレーキ力を発生させる基礎ブレーキ装置が搭載されている。この基礎ブレーキ装置は、ブレーキシリンダや制輪子との連結部及びテコ機構等から構成されており、ブレーキシリンダの出力を増幅して制輪子に伝達するものである。また、最近の鉄道車両では、車両への組付け及び保守修理の容易さの観点から、前記基礎ブレーキ装置、ブレーキシリンダ及び制輪子を一体化したユニットブレーキ装置が搭載されている。
このユニットブレーキ装置は、図7(a)に例示するように、台車横梁1に図外のブラケットで固定されたケース2と、該ケース2の上部に配置され内部に戻しばね3aを収納したブレーキシリンダ3と、該ブレーキシリンダ3の押棒4にピン5aを介して回動自在に上端を連結し下端付近を前記ケース2にピン5bで回動自在に支持された連結棒5と、ねじ穴6aを有し前記連結棒5の下端に回動自在に係合した球面軸受6と、前記ブラケットの外部にピン7aを介して揺動自在に吊持された吊持部材7bと、該吊持部材7bの下端に一体に連結された制輪子頭7と、該制輪子頭7の下部に固定された制輪子8と、前記制輪子頭7に先端をピン9aで回動自在に連結し後部のねじ部9bを前記球面軸受6のねじ穴6aに螺合した隙間調整用ねじ棒9と、から構成される。
ところで、上述の基礎ブレーキ装置には、車両の設計製作段階において、最大停止距離、使用最高速度等の車両諸元により算出される必要減速度及び使用される摩擦材の摩擦係数に基づき、その車両に適した押付力を発生するものが選択され取付けられている。従って、各基礎ブレーキ装置においては、予めブレーキシリンダ圧力に対して出力する押付力を把握しておけば、適用される車両に見合った最適なものを選択できることになる。
このような基礎ブレーキ装置の押付力を検出する方法としては、例えば特許文献1に開示される方法が挙げられる。すなわち、まず、図7(a)に例示するように、前記ブレーキシリンダ3に図外の圧力センサからなる圧力測定手段を取付ける。そして、前記制輪子8に代えて、図7(b)に例示するように、車輪10の踏面10aに対面する側に荷重測定手段である2個の圧縮形のロードセル11を前記車輪10の回転方向に間隔をあけて取付けた試験用制輪子12をユニットブレーキ装置Aに組込み、前記2個のロードセル11をそれぞれ荷重測定器13に接続する。
なお、車輪は単純な円筒形ではなく、車両使用線区に適応するために複雑な複合的円錐形をしているため、試験用制輪子12を車輪形状ごとに用意する必要がある。
一方、前記ユニットブレーキ装置Aの基礎ブレーキ装置の構成部材である制輪子頭7の中央部に歪量測定手段である歪ゲージ14を取付けると共に、該歪ゲージ14に、温度補償やヤング率補償等を行うブリッジ回路を内蔵したブリッジボックス15と、A/D変換器を内蔵した増幅装置16とを接続する。更に、前記圧力センサ及び増幅装置16をマイクロコンピュータ等の演算処理部17に接続する。
続いて、車両の定置時に、前記ブレーキシリンダ3へ入力ポート3bを経て圧縮空気を供給し、前記2個のロードセル11のロードボタン11aをそれぞれ静止した車輪10の踏面10aに押付ける。これによって、前記試験用制輪子12の前記車輪10への押付力を、前記2個のロードセル11に加わる荷重の平均値として前記荷重測定器13に表示させ、同時に、前記ブレーキシリンダ圧力3に設けた圧力センサによりブレーキシリンダ圧力を測定する。
また、前記試験用制輪子12が前記車輪10に押付けられることにより前記制輪子頭7に歪が生じると、前記歪ゲージ14の電気抵抗が変化するため、前記歪ゲージ14を流れる電流の変化を前記ブリッジボックス15及び前記増幅装置16を経てディジタルの電気信号に変換し、これを前記ブレーキシリンダ圧力及び前記試験用制輪子12の前記車輪10への押付力の測定データと共に前記演算処理部17のRAMに記憶させる。
この場合、前記ブレーキシリンダ3に供給する圧縮空気の設定圧を段階的に増減させ、それぞれの設定圧毎に、ブレーキシリンダ圧力、前記試験用制輪子12の前記車輪10への押付力及び前記制輪子頭7の歪量の測定を行うようにする。
次に、前記試験用制輪子12を取り外して、前記ユニットブレーキ装置Aに制輪子8を再び組込んだ後、車両を走行させ、前述と同様に、前記ブレーキシリンダ3に圧縮空気を供給し、このときのブレーキシリンダ圧力を測定すると共に、前記制輪子8を前記車輪10に押付けたときの前記制輪子頭7の歪量を測定し、これらの測定データを前記演算処理部17のRAMに記憶させる。この場合も、前記ブレーキシリンダ3に供給される圧縮空気の設定圧が前述と同じ値になるように段階的に増減させ、それぞれの設定圧毎に、ブレーキシリンダ圧力及び前記制輪子頭7の歪量の測定を行うようにする。
最後に、前記演算処理部17の前記RAMに記憶した各測定データの相関に基づいて、車両の走行時における前記制輪子8の前記車輪10への押付力を、前記ブレーキシリンダ3に供給される圧縮空気の設定圧毎に算出する。具体的には、車両の定置時における前記圧制輪子8の前記車輪10への押付力及び前記制輪子8の歪量との比率を算出し、この比率を車両の走行時に前記制輪子8が前記車輪10に押付けられたときの前記制輪子頭7の歪量の値に乗じ、以上の演算処理を前記ブレーキシリンダ3に供給される圧縮空気の設定圧毎に繰り返すことによって行う(例えば、特許文献1参照。)。
特開平08−178773号公報(第3〜4頁、図1〜2)
しかし、上述のような基礎ブレーキ装置の押付力の検出手法においては、制輪子を取り外し、ロードセル11を取付けた試験用制輪子12をユニットブレーキ装置Aに組込んで基礎ブレーキの押付力を検出し、その後ブレーキのストローク調整を行って制輪子8を再び取り付ける一連の作業を毎回行う必要があり、膨大な時間と労力を要するという問題があった。
また、車輪10は単純な円筒形ではなく、車両使用線区に適応するために複雑な複合的円錐形をしているため、センサ感圧部に車輪が接触しない状態があり、車輪形状ごとにアタッチメント(試験用制輪子12)を用意する必要があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、車輪形状ごとにアタッチメントを用意する必要がなく、制輪子を取り外さなくても、基礎ブレーキ装置の押付力を検出する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る基礎ブレーキ装置の押付力検出装置は、ブレーキシリンダの押棒に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子の車輪への押付力を検出可能な基礎ブレーキ装置の押付力検出装置であって、厚み寸法が非押付動作時の前記制輪子と前記車輪との間の隙間寸法よりも小さく構成され、前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記制輪子の前記車輪への押付力を検出可能な押付力検出部と、湾曲する薄板状に形成され、その一面に前記押付力検出部が埋設され、前記押付力検出部を含めた厚み寸法が非押付動作時の前記制輪子と前記車輪との間の隙間寸法よりも小さい支持板を有し、前記支持板が前記車輪の周方向に沿うように前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記押付力検出部を前記制輪子と前記車輪との間に支持可能な支持部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置によれば、支持部の支持板は、湾曲する薄板状に形成され、その一面に押付力検出部が埋設され、押付力検出部を含めた厚み寸法が非押付動作時の制輪子と車輪との間の隙間寸法よりも小さく構成されている。そして、支持部が、支持板が車輪の周方向に沿うように制輪子と車輪との間に配置された際に、押付力検出部を制輪子と車輪との間に支持可能である。また、上述の押付力検出部は、制輪子と車輪との間に配置された際に制輪子の車輪への押付力を検出可能である。
したがって、制輪子を取り外さずに車輪と制輪子との間の隙間に押付力検出部を挟んで制輪子の押付力を検出することができる。また、従来のように取り外した制輪子を再び組込む際に行うストローク調整を行う必要がなく、この点でも効率的に押付力の検出が実施できる。また、支持板が湾曲する薄板状に形成され、制輪子の押付動作時には支持板が変形して押付力検出部が車輪の周囲に接触するので、基礎ブレーキ装置の押付力を確実に検出することができるとともに、車輪形状ごとにアタッチメントを用意する必要がない。
この場合、押付力検出部が制輪子に対向するように配置するとよい。具体的には、請求項2のように、押付力検出部が、車輪の周方向に沿うように制輪子と車輪との間に配置された支持板の制輪子に対向する面に埋設されることが考えられる。このように構成すれば、支持板が車輪の周方向に沿うように制輪子と車輪との間に配置された際に、支持部の支持板に埋設される押付力検出部が制輪子に対向し、支持板の押付力検出部が埋設される面とは反対側の面が車輪に対向する。このことにより、押付力検出部が押付動作時の制輪子に直接接触するので、制輪子による押付力をより正確に測定することができる。
なお、支持部の支持板については金属材料(請求項3)や高分子材料(請求項4)で構成されることが考えられる。このように構成すれば、支持板が、押付動作時の制輪子と車輪との間の隙間に合わせて変形するとともに、制輪子の非押付動作時にはその弾性によって元の形状に戻ることができる。
ところで、請求項5のように、上述の押付力検出部については複数存在することが考えられる。このように構成すれば、各押付力検出部に作用する押付力を小さくすることができる。また、許容押付力が小さい押付力検出部を選定すればよく、押付力検出部の厚み寸法および押付力検出部を含めた支持板の厚み寸法をより小さくすることができ、押付力検出部を制輪子と車輪との間の隙間に設置しやすくなる。
この場合、請求項6のように、上述の複数の押付力検出部が、支持板が制輪子と車輪との間に配置された際に、車輪の周方向に沿って配置されることが考えられる。このように構成すれば、制輪子による押付力が、車輪の周方向に沿って配置された各押付力検出部に均等に作用するので、制輪子による押付力をより正確に検出することができる。
また、請求項7のように、上述の複数の押付力検出部が、支持板が制輪子と車輪との間に配置された際に、車輪の周方向に沿って二列以上に配置されることが考えられる。このように構成すれば、制輪子による押付力が、車輪の周方向に沿って二列以上に配置された押付力検出部の各列に均等に作用するので、制輪子による押付力をより正確に検出することができる。
また、請求項8のように、上述の複数の押付力検出部が、支持板が制輪子と車輪との間に配置された際に、車輪の周方向と所定角度を有する方向に沿って配置されることが考えられる。このように構成すれば、複雑な複合的円錐形をしている車輪の周囲に各押付力検出部が均等に接触しやすくなり、制輪子による押付力が、車輪の周方向と所定角度を有する方向に沿って配置された押付力検出部の各列に均等に作用するので、制輪子による押付力をより正確に検出することができる。
ところで、制輪子に対する押付力検出部の位置を決める位置決め部を備えるとよい。具体的には、請求項9のように、支持部が、支持板が車輪の周方向に沿うように制輪子と車輪との間に配置された際に、車輪と当接することにより制輪子に対する押付力検出部の位置を決める位置決め部を有することが考えられる。このように構成すれば、押付力検出部を制輪子と車輪との間に配置する際に、制輪子に対する押付力検出部の位置を容易に決めることができる。
この場合、請求項10のように、支持部の位置決め部が、支持板が車輪の周方向に沿うように制輪子と車輪との間に配置された際に、車輪に当接する部分に配置されたマグネットを有することが考えられる。このように構成すれば、車輪が鉄製であるため、マグネットで位置決め部を車輪に固定することができ、位置がずれにくい。
また、請求項11のように、支持部が、作業者が把持可能な棒状の把持部を有することが考えられる。このように構成すれば、作業者が把持部を持つことで、押付力検出部を制輪子と車輪との間に配置する作業を行いやすくなる。
この場合、上述の把持部については、一方の端部が支持板に固定されるとともに、支持板が車輪の周方向に沿うように制輪子と車輪との間に配置されて位置決め部が車輪に当接する際に、一方の端部から他方の端部へ行くに従って車輪の回転軸から遠ざかるように構成されていることが考えられる(請求項12)。このように構成すれば、基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を設置する際に、把持部を把持する作業者の手が台車の構造物に当接しにくくなる。
ところで、基礎ブレーキ装置の押付力の検出する場合に、ブレーキ操作が充分になされていないときがあり、算出されるブレーキ効率の精度が低下するおそれがある。
このような課題を解決するためになされた請求項13に係る基礎ブレーキ効率算出装置は、ブレーキシリンダの押棒に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子の車輪への押付力を検出可能な押付力検出装置が検出した押付力を取得可能な押圧力取得部と、前記ブレーキシリンダの押棒に作用する作用力を検出可能な作用力検出部が検出した作用力を取得可能な作用力取得部と、前記作用力検出部によって検出された作用力に基づきブレーキ操作を検知する検知部と、前記検知部によってブレーキ操作が検知された場合に、前記押付力取得部によって取得された押付力および前記作用力取得部によって取得された作用力に基づいて基礎ブレーキ効率を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の基礎ブレーキ効率算出装置によれば、算出部が、検知部によってブレーキ操作が検知された場合に、押付力取得部によって取得された押付力および作用力取得部によって取得された作用力に基づいて基礎ブレーキ効率を算出する。したがって、ブレーキ操作が行われている際にブレーキ効率を算出するので、その算出結果の精度を高めることができる。また、電源投入後、手動や空気圧によってブレーキ操作が行われるだけで、ブレーキ効率の算出を自動で行うことができる。
この場合、ブレーキ作用力が安定しているときに基礎ブレーキ効率を算出するようにするとよい。具体的には、請求項14のように、検知部によってブレーキ操作が検知された場合において、作用力検出部によって検出された作用力が安定しているときに、算出部が、押付力取得部によって取得された押付力および作用力取得部によって取得された作用力に基づいて基礎ブレーキ効率を算出するようにすることが考えられる。このように構成すれば、基礎ブレーキ効率の算出精度を高めることができる。
また、算出部によって算出された基礎ブレーキ効率を記録しておくとよい。具体的には、請求項15のように、算出部によって算出された基礎ブレーキ効率を記録する記録部を備えることが考えられる。このように構成すれば、算出されたブレーキ効率を記録することで、記録した内容を利用することができる。
なお、上述のような基礎ブレーキ効率算出装置を持ち運び可能にするとよい。具体的には、請求項16のように、少なくとも押圧力取得部、作用力取得部、検知部、算出部および記録部をその内部に収納可能な収納部を備えることが考えられる。このように構成すれば、基礎ブレーキ効率算出装置を容易に持ち運ぶことができ、例えば検査修繕線など環境の悪い場所でも基礎ブレーキ効率算出装置を使用することができる。
また、算出部によって算出された基礎ブレーキ効率を表示するようにしてもよい。具体的には、請求項17のように、算出部によって算出された基礎ブレーキ効率を表示する表示部を備えることが考えられる。このように構成すれば、算出されたブレーキ効率をリアルタイムで算出して表示することで、作業者の利便性を高めることができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を示す全体構成図である。
[1.基礎ブレーキ装置の押付力検出装置の構成の説明]
基礎ブレーキ装置の押付力検出装置(以下、押付力検出装置)100は、ブレーキシリンダ3の押棒4に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子8の車輪10への押付力を検出可能に構成されている。
具体的には、押付力検出装置100は、図1に示すように、4個のロードセル110と、支持板120と、位置決め部130と、ハンドル部140と、鎧装ケーブル150と、を備える。なお、支持板120、位置決め部130およびハンドル部140が特許請求の範囲の支持部を構成する。また、ロードセル110が特許請求の範囲の押付力検出部に該当する。
ロードセル110は、円形で薄型に構成された公知のものであり、厚み寸法が非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間寸法よりも小さく構成され、制輪子8と車輪10との間に配置された際に、制輪子8の車輪10への押付力を検出可能な圧縮形のロードセルである。
支持板120は、金属製または高分子材料製であり、湾曲する長方形の薄板状に構成されている。なお、この支持板120は、車輪10の外形が複合的円錐形となっているため、車輪10の周方向に沿って湾曲するように形成されている。
また、車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に支持板120の制輪子8に対向する面側には4つのロードセル110が埋設されており、ロードセル110を含めた厚み寸法が、本実施形態では6.7mmとなっており、非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間寸法(約10mm)よりも小さく設定されている(図2(a)参照)。このことにより、支持板120は、車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、ロードセル110を制輪子8と車輪10との間に支持可能である。
また、4つのロードセル110は、支持板120の長手方向に沿って二列に配置されるとともに、支持板120の長手方向と所定角度を有する方向に沿って二列に配置されている。このことにより、4つのロードセル110は、支持板120が制輪子8と車輪10との間に配置された際に、車輪10の周方向に沿って二列に配置されるとともに、車輪10の周方向と所定角度を有する方向に沿って配置されることになる。したがって、制輪子8による押付力が、車輪10の周方向に沿って配置された4つのロードセル110に均等に作用するので、制輪子8による押付力をより正確に測定することができる(図2(b)参照)。
位置決め部130は、細長い板状に形成され、支持板120のロードセル110が固定されている面とは反対側の面とその一方の面とが直交する状態で、その一端が薄板状の支持板120の一方の側部に固定されている。また、位置決め部130は、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に車輪10と当接する部分にマグネット131が埋め込まれている。
ハンドル部140は、棒状に形成され、位置決め部130の支持板120が固定される面とは反対側の面に垂直に延出するように固定されている。このことにより、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置されて位置決め部1130のマグネット131が車輪10に当接する際に、ハンドル部140が車輪10の回転軸と平行となるように構成されている。なお、ハンドル部140は把持部に該当する。
鎧装ケーブル150は、各ロードセル110と荷重測定器(図示省略)とを電気的に接続するケーブルを鎧装したものであり、各ロードセル110と電気的に接続された4本のケーブルが支持板120に形成された溝内部に配線されるとともに、4本のケーブルを和算接続した1本のケーブルが位置決め部130およびハンドル部140に形成された貫通孔内を鎧装されて配線されている。そして、鎧装ケーブル150の他端は荷重測定器に接続される。なお、荷重測定器は、制輪子8の車輪10への押付力を、4個のロードセル110に加わる荷重の平均値として算出し、算出結果を表示する機能を有する。
[2.制輪子8による押付力を検出する方法の説明]
次に、制輪子8による押付力を検出する方法を説明する。
制輪子8による押付力を検出する際には、車両の定置時に、押付力検出装置100のロードセル110および支持板120を非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間に配置し(図2(a)参照)、続いて位置決め部130のマグネット131を車輪10に当接させることで、押付力検出装置100を車輪10に取り付ける。この際、作業者がハンドル部140を把持すると作業が行いやすい。また、鎧装ケーブル150を荷重測定器に接続する。そして、ブレーキシリンダ3へ入力ポート3bを経て圧縮空気を供給する。すると、制輪子8が車輪10へ向けて移動し、4個のロードセル110のロードボタンがそれぞれ静止した車輪10の踏面に押付けられる(押付動作時、図2(b)参照)。これによって、制輪子8の車輪10への押付力を、4個のロードセル110に加わる荷重の平均値として荷重測定器に表示させることができる。
なお、制輪子8による押付力の検出が終了したら、ブレーキシリンダ3への圧縮空気の供給を停止する。制輪子8が車輪10から離間したら(非押付動作時、図2(a)参照)、位置決め部130のマグネット131を車輪10から取り外し、押付力検出装置100のロードセル110および支持板120を非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間から取り出す。
[3.第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態の押付力検出装置100によれば、支持板120は、湾曲する薄板状に形成され、その一面にロードセル110が埋設され、ロードセル110を含めた厚み寸法が非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間寸法よりも小さく構成されている。そして、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、ロードセル110を制輪子8と車輪10との間に支持可能である。また、上述のロードセル110は、制輪子8と車輪10との間に配置された際に、制輪子8の車輪10への押付力を検出可能である。
したがって、制輪子8を取り外さずに車輪10と制輪子8との間の隙間にロードセル110を挟んで制輪子8の押付力を検出することができる。また、従来のように取り外した制輪子8を再び組込む際に行うストローク調整を行う必要がなく、この点でも効率的に押付力の検出が実施できる。また、支持板120が湾曲する薄板状に形成され、制輪子8の押付動作時には支持板120が変形してロードセル110が車輪10の周囲に接触するので、基礎ブレーキ装置の押付力を確実に検出することができるとともに、車輪形状ごとにアタッチメントを用意する必要がない。
(2)また、第一実施形態の押付力検出装置100によれば、車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に支持板120の制輪子8に対向する面側に4つのロードセル110が埋設されているので、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、支持板120に埋設されるロードセル110が制輪子8に対向し、支持板120のロードセル110が埋設される面とは反対側の面が車輪10に対向する。このことにより、ロードセル110が押付動作時の制輪子8に直接接触するので、制輪子8による押付力をより正確に測定することができる。
また、上述のロードセル110については4つ存在するので、各ロードセル110に作用する押付力を小さくすることができる。また、許容押付力が小さいロードセル110を選定すればよく、ロードセル110の厚み寸法およびロードセル110を含めた支持板120の厚み寸法をより小さくすることができ、ロードセル110を制輪子8と車輪10との間の隙間に設置しやすくなる。
(3)また、第一実施形態の押付力検出装置100によれば、支持板120が、金属製または高分子材料製であり、湾曲する長方形の薄板状に構成されているので、支持板120が、押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間に合わせて変形するとともに、制輪子8の非押付動作時にはその弾性によって元の形状に戻ることができる。
(4)また、第一実施形態の押付力検出装置100によれば、4つのロードセル110が、支持板120の長手方向に沿って二列に配置されるとともに、支持板120の長手方向と所定角度を有する方向に沿って二列に配置されている。このことにより、4つのロードセル110は、支持板120が制輪子8と車輪10との間に配置された際に、車輪10の周方向に沿って二列に配置されるとともに、車輪10の周方向と所定角度を有する方向に沿って配置されることになる。したがって、制輪子8による押付力が、車輪10の周方向に沿って配置された4つのロードセル110に均等に作用するので、制輪子8による押付力をより正確に測定することができる。
(5)また、第一実施形態の押付力検出装置100によれば、細長い板状に形成され、支持板120のロードセル110が固定されている面とは反対側の面とその一方の面とが直交する状態で、その一端が薄板状の支持板120の一方の側部に固定される位置決め部130を有しているので、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、位置決め部130が車輪10と当接し、制輪子8に対するロードセル110の位置を容易に決めることができる。
(6)また、第一実施形態の押付力検出装置100によれば、位置決め部130は、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、車輪10と当接する部分にマグネット131が埋め込まれているので、車輪10が鉄製であるためにマグネット131で位置決め部130を車輪10に固定することができ、位置がずれにくい。
(7)また、第一実施形態の押付力検出装置100によれば、棒状に形成され、位置決め部130の支持板120が固定される面とは反対側の面に垂直に延出するように固定されたハンドル部140を有しているので、作業者がハンドル部140を持つことで、ロードセル110を制輪子8と車輪10との間に配置する作業を行いやすくなる。
[4.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、4つのロードセル110が、支持板120の長手方向に沿って二列に配置されるとともに、支持板120の長手方向と所定角度を有する方向に沿って二列に配置されているが、これには限られない。例えば、ロードセル110の個数を4つ以外の個数にしてもよい。なお、ロードセル110の個数を3つ以上にして二列に配置した場合、制輪子8による押付力が、各ロードセル110に安定して作用するので好ましい。また、ロードセル110を支持板120の長手方向に沿って一列または三列以上に配置してもよいし、ロードセル110を支持板120の長手方向と所定角度を有する方向に沿って一列または三列以上に配置してもよい。
(2)また、支持板120の一部を切り欠いてもよい。このようにすれば、支持板120が、押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間に合わせて変形しやくなり、複雑な複合的円錐形をしている車輪10の周囲に各ロードセル110が均等に接触しやすくなり、制輪子8による押付力が、各ロードセル110に均等に作用するので、制輪子による押付力をより正確に検出することができる。
[第二実施形態]
図3は、第二実施形態の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を示す全体構成図である。
上記第一実施形態の押付力検出装置100は、支持板120が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置されて位置決め部130のマグネット131が車輪10に当接する際に、ハンドル部140が車輪10の回転軸と平行となるように構成されている。
これに対して、第二実施形態の押付力検出装置200は、図3に示すように、支持板220が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置されて位置決め部230のマグネット235が車輪10に当接する際に、ハンドル部240が一方の端部から他方の端部へ行くに従って車輪10の回転軸から遠ざかるように構成されることを特徴とする。以下に押付力検出装置200の構成について説明する。
[1.押付力検出装置200の構成の説明]
押付力検出装置200は、押付力検出装置100と同様に、ブレーキシリンダ3の押棒4に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子8の車輪10への押付力を検出可能に構成されている。具体的には、押付力検出装置200は、図3に示すように、4個のロードセル110と、支持板220と、位置決め部230と、ハンドル部240と、を備える。なお、支持板220、位置決め部230およびハンドル部240が特許請求の範囲の支持部を構成する。
なお、第二実施形態では、多くの部分は第一実施形態と共通なので、第一実施形態と同じ符号を使用して説明を省略する。
支持板220は、金属製または高分子材料製であり、湾曲する長方形の薄板状に構成されている。なお、この支持板220は、車輪10の外形が複合的円錐形となっているため、車輪10の周方向に沿って湾曲するように形成されている。
また、車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に支持板220の制輪子8に対向する面側には4つのロードセル110が埋設されている。なお、本実施形態では、支持板220のロードセル110を含めた厚み寸法が、本実施形態では6.7mmとなっており、非押付動作時の制輪子8と車輪10との間の隙間寸法(約10mm)よりも小さく設定されている(図2(a)参照)。このことにより、支持板220は、車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際に、ロードセル110を制輪子8と車輪10との間に支持可能である。
また、支持板220は、その一方の端部が、制輪子8と車輪10との間に配置された際に車輪10と対向する側へ向けて折り曲げられている(本実施形態では約45度)。そして、この折り曲げられた部分には、細長い板状に形成された位置決め部230の取付板231の一方の端部がビス232で固定されている。
また、位置決め部230の取付板231の他方の端部には、くの字に折り曲げられた板状のブラケット233の一方の端部がビス234で固定されている。なお、本実施形態では、ブラケット233は両端がなす角度が約45度の鋭角となるようにそのほぼ中央からくの字に折り曲げられている。さらに、ブラケット233の他方の端部付近には略直方体形状のマグネット235が車輪10と対向する側に固定されている。このことにより、支持板220とブラケット233とが直交しており、支持板220が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置された際にブラケット233が車輪10に対向し、マグネット235を車輪10にその磁力で取り付けることで、押付力検出装置200を車輪10に対して位置決めしながら着脱可能に固定することができる。なお、取付板231、ビス232、ブラケット233、ビス234およびマグネット235が位置決め部230を構成する。
また、位置決め部230の取付板231のほぼ中央には、棒状のハンドル部240が垂直に延出するように固定されている。なお、ハンドル部240が特許請求の範囲の把持部が該当する。このことにより、ハンドル部240は、一方の端部が位置決め部230の取付板231に固定されるとともに、支持板220が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置されて位置決め部230のマグネット235が車輪10に当接する際に、一方の端部から他方の端部へ行くに従って車輪10の回転軸から遠ざかるようになっている。
また、ハンドル部240の後端部には接続端子241が設けられている。なお、各ロードセル110と電気的に接続された4本のケーブルが支持板220に形成された溝内部に配線されるとともに、4本のケーブルを和算接続した1本のケーブルが位置決め部230の取付板231およびハンドル部240に形成された貫通孔内を鎧装されて配線されており、そのケーブルの端部が接続端子241に接続されている。そして、接続端子241には、荷重測定器(図示省略)と電気的に接続するケーブル(図示省略)が接続可能である。接続端子241にケーブルが接続されると、各ロードセル110と荷重測定器とが電気的に接続される。
なお、第二実施形態の押付力検出装置200を用いた制輪子8による押付力を検出する方法については、第一実施形態の押付力検出装置100を用いた上述の検出方法と同様であるので、ここではその詳細な説明は省略する。なお、第二実施形態の押付力検出装置200は、ハンドル部240が、一方の端部が位置決め部230の取付板231に固定されるとともに、支持板220が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置されて位置決め部230のマグネット235が車輪10に当接する際に、一方の端部から他方の端部へ行くに従って車輪10の回転軸から遠ざかるようになっているので、作業者がハンドル部240を把持すると作業がより行いやすくなっている。
[2.第二実施形態の効果]
このように第二実施形態の押付力検出装置200によれば、ハンドル部240が、一方の端部が位置決め部230の取付板231に固定されるとともに、支持板220が車輪10の周方向に沿うように制輪子8と車輪10との間に配置されて位置決め部230のマグネット235が車輪10に当接する際に、一方の端部から他方の端部へ行くに従って車輪10の回転軸から遠ざかるようになっている。このことにより、押付力検出装置200を設置する際に、ハンドル部240を把持する作業者の手が台車横梁1などの台車の構造物に当接しにくくなる。また、作業者がハンドル部240を把持すると作業がより行いやすくなっている。
[第三実施形態]
図4は、基礎ブレーキ効率算出装置としての荷重測定器を示す概略構成図である。また、図5は荷重測定器のケース表面を示す説明図である。
[1.荷重測定器300の構成の説明]
図4に示すように、基礎ブレーキ効率算出装置としての荷重測定器300は、ケース301と、演算・制御器302と、AC/DC変換器303と、を備え、演算・制御器302とAC/DC変換器303とがケース301内蔵された構成を有している。
また、図5に示すように、ケース301の表面には、AC100V電源入力304と、DC24V電源入力305と、電源スイッチ306と、タッチパネル表示器307と、ブレーキ力センサ用表示器308と、圧力センサ用表示器309と、ブレーキ力センサ入力コネクタ310と、圧力センサ入力コネクタ311と、RS―232Cポート312とが取り付けられている。
AC100V電源入力304にはAC100V電源を接続可能であり、AC100V電源から供給される電力をAC/DC変換器303に入力することができる。AC/DC変換器303は、電源スイッチ6が閉鎖状態であるときに、AC100V電源から供給される電力をDC24Vに変換して演算・制御器302やタッチパネル表示器307、ブレーキ力センサ用表示器308、圧力センサ用表示器309などの各部に供給する。
DC24V電源入力305にはDC24V電源を接続可能であり、DC24V電源から供給される電力を、電源スイッチ6が閉鎖状態であるときに、DC24V電源から供給される電力を演算・制御器302やタッチパネル表示器307、ブレーキ力センサ用表示器308、圧力センサ用表示器309などの各部に供給する。
ブレーキ力センサ入力コネクタ310にはケーブルを介して外部のブレーキ力センサ313を接続可能であり、ブレーキ力センサ313からの出力信号をブレーキ力センサ用表示器308および演算・制御器302に入力することができる。ブレーキ力センサ用表示器308は、ブレーキ力センサ313からの出力信号に基づき、ブレーキ力(制輪子8の車輪10への押付力)の値を表示する機能を有する。なお、ブレーキ力センサ313は、ブレーキ力を検知する公知のセンサであるが、ブレーキ力センサ313の代わりに第一実施形態の押付力検出装置100や第二実施形態の押付力検出装置200を用いてもよい。
圧力センサ入力コネクタ311にはケーブルを介して外部のBC圧力センサ314を接続可能であり、BC圧力センサ314からの出力信号を圧力センサ用表示器309および演算・制御器302に入力することができる。なお、BC圧力センサ314は、ブレーキシリンダ内の圧力であるブレーキシリンダ圧力(以下BC圧力)を検知するセンサである。圧力センサ用表示器309は、BC圧力センサ314からの出力信号に基づき、BC圧力の値を表示する機能を有する。
RS―232Cポート312にはRS―232Cケーブルを介して外部のパソコン315を接続可能であり、パソコン315と演算・制御器302との間で各種データを送受信することができる。
タッチパネル表示器307は、各種情報を表示可能な表示部の表示面に操作スイッチが一体となった構成を有している。
演算・制御器302は、CPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のPLC(シーケンサ)を中心に構成されている。また、演算・制御器302は、内蔵するRAMに各種情報を記録する機能を有している。さらに、演算・制御器302は、電源スイッチ6が投入されてDC24Vの電力が供給され始めたときに、後述する基礎ブレーキ効率算出処理を開始する。
なお、ケース301は収納部に該当する。また、演算・制御器302は、押圧力取得部、作用力取得部、検知部、算出部および記録部に該当する。また、タッチパネル表示器307は表示部に該当する。
[2.基礎ブレーキ効率算出処理の説明]
次に、荷重測定器300の演算・制御器302が実行する基礎ブレーキ効率算出処理について図6のフローチャートを参照して説明する。
本処理は、荷重測定器300の電源スイッチ6が投入されてDC24Vの電力が荷重測定器300の各部に供給された際に開始される。なお、以下の説明は、ブレーキ力センサ入力コネクタ310にケーブルを介して外部のブレーキ力センサ313を接続されるとともに、圧力センサ入力コネクタ311にケーブルを介して外部のBC圧力センサ314を接続されていることを前提としている。
まず、最初のS110では、本処理のスタート時にブレーキが緩解されていることを確認するため、荷重(ブレーキ力)が所定の開始荷重よりも大きいか否かを判断する。なお、開始荷重については実験等によって予め設定される。荷重が所定の開始荷重よりも大きい場合には(S110:Yes)、本処理のスタート時にブレーキが緩解されていないと判断されるため、スタート時にブレーキが緩解されていると判断されるまでS110を繰り返し実行しながら待機する。一方、荷重が所定の開始荷重よりも大きくない場合には(S110:No)、本処理のスタート時にブレーキが緩解されていると判断し、S120に移行する。
S120では、ブレーキ作用が開始されたことを確認するため、荷重が所定の開始荷重よりも大きいか否かを判断する。荷重が所定の開始荷重よりも大きくない場合には(S120:No)、ブレーキ作用が開始されていないと判断し、ブレーキ作用が開始されるまでS120を繰り返し実行しながら待機する。一方、荷重が所定の開始荷重よりも大きい場合には(S120:Yes)、ブレーキ作用が開始されたと判断し、S130に移行する。
S130では、ブレーキ段階が安定であることを確認するため、荷重の変動が所定の安定荷重よりも小さく且つブレーキ作用が開始されてから3秒経過したか否かを判断する。なお、安定荷重については実験等によって予め設定される。荷重変動が所定の安定荷重よりも小さくないかブレーキ作用が開始されてから3秒経過していない場合には(S130:No)、ブレーキ段階が安定ではないと判断し、ブレーキ段階が安定であると判断されるまでS130を繰り返し実行しながら待機する。一方、荷重変動が所定の安定荷重よりも小さく且つブレーキ作用が開始されてから3秒経過した場合には(S130:Yes)、ブレーキ段階が安定であると判断してS140に移行する。
S140では、先のS130にてブレーキ段階が安定であると判断されたことを作業者に示すためにブレーキ段階が安定である旨をタッチパネル表示器307に表示させるとともに、荷重データおよび空気圧データ(BC圧力)をRAMに記録し、ステップ番号を増加
させる。
この際、基礎ブレーキ効率ηも算出して荷重データおよび空気圧データとともに記録する。なお、基礎ブレーキ効率ηは、次の式(1)を用いて算出される。また、Fcは次の式(2)を用いて算出される。
η=ΣFSi/(Fc・ΣMi)…式(1)
Fc = PBC・SBC…式(2)
なお、FSiは制輪子作用力(ブレーキ力、押付力)であり、Fcはブレーキシリンダ作用力(作用力、BC圧力)であり、PBCはブレーキシリンダ作用空気圧であり、SBCはブレーキシリンダ断面積であり、Miは個別てこ倍率である。
そして、算出された基礎ブレーキ効率をタッチパネル表示器307に表示させるとともに、荷重データ、空気圧データおよび基礎ブレーキ効率をRAMに記録してステップ番号を
増加させたらS150に移行する。
続くS150では、ブレーキが緩解されていることを確認するため、荷重が所定の開始荷重よりも大きいか否かを判断する。荷重が所定の開始荷重よりも大きい場合には(S150:Yes)、ブレーキが緩解されていないと判断されるため、ブレーキが緩解されていると判断されるまでS150を繰り返し実行しながら待機する。一方、荷重が所定の開始荷重よりも大きくない場合には(S150:No)、ブレーキが緩解されていると判断し、S160に移行する。
S160では、先のS120にてブレーキ作用が開始されてから30秒経過したか否かを判断する。ブレーキ作用が開始されてから30秒経過していない場合には(S160:No)、再ブレーキを確認するためにS120に戻ってS120以下の処理を再び実行する。一方、ブレーキ作用が開始されてから30秒経過した場合には(S160:Yes)、一単位の計測を終了してデータ番号を増加させ(S170)、次の計測を行うためにS1
20に戻ってS120以下の処理を再び実行する。
[3.第三実施形態の効果]
(1)このように第三実施形態の荷重測定器300によれば、ブレーキ操作が検知された場合に、演算・制御器302がブレーキ力の値およびBC圧力の値に基づいて基礎ブレーキ効率を算出する。したがって、ブレーキ操作が行われている際にブレーキ効率を算出するので、その算出結果の精度を高めることができる。また、電源スイッチ6の投入後、手動や空気圧によってブレーキ操作が行われるだけで、ブレーキ効率の算出を自動で行うことができる。
(2)また、第三実施形態の荷重測定器300によれば、ブレーキ段階が安定であるときに、基礎ブレーキ効率を算出するので、基礎ブレーキ効率の算出精度を高めることができる。
(3)また、第三実施形態の荷重測定器300によれば、荷重データ、空気圧データおよび算出された基礎ブレーキ効率をRAMに記録するので、記録した内容を利用することができる。
(4)また、第三実施形態の荷重測定器300によれば、演算・制御器302とAC/DC変換器303とがケース301に内蔵され、さらに、ケース301の表面には、AC100V電源入力304と、DC24V電源入力305と、電源スイッチ306と、タッチパネル表示器307と、ブレーキ力センサ用表示器308と、圧力センサ用表示器309と、ブレーキ力センサ入力コネクタ310と、圧力センサ入力コネクタ311と、RS―232Cポート312とが取り付けられている。このことにより、荷重測定器300を容易に持ち運ぶことができ、例えば検査修繕線など環境の悪い場所でも荷重測定器300を使用することができる。
(5)また、第三実施形態の荷重測定器300によれば、算出された基礎ブレーキ効率をタッチパネル表示器307に表示させるので、算出されたブレーキ効率をリアルタイムで算出して表示することで、作業者の利便性を高めることができる。
第一実施形態の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を示す全体構成図である。 第一実施形態の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置の作用を説明する説明図であり、 (a)は非押付動作時の制輪子と車輪との間の隙間に設置された状態を示し、(b)は押付動作時の制輪子と車輪との間の隙間に設置されて制輪子の押付力を検出している状態を示す。 第二実施形態の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を示す全体構成図である。 第三実施形態の荷重測定器を示す概略構成図である。 荷重測定器のケース表面を示す説明図である。 基礎ブレーキ効率測定処理を示すフローチャートである。 (a)従来の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を示す全体構成図(1)であり、(b)は従来の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置を示す全体構成図(2)である。
符号の説明
1…台車横梁、2…ケース、3…ブレーキシリンダ、3b…入力ポート、4…押棒、5…連結棒、5a…ピン、5b…ピン、6…球面軸受、6a…穴、7…制輪子頭、7a…ピン、7b…吊持部材、8…制輪子、9…隙間調整用ねじ棒、9a…ピン、9b…ねじ部、10…車輪、10a…車輪の踏面、11…ロードセル、11a…ロードボタン、12…試験用制輪子、13…荷重測定器、14…歪ゲージ、15…ブリッジボックス、16…増幅装置、17…演算処理部、100…押付力検出装置、110…ロードセル、120…支持板、130…位置決め部、131…マグネット、140…ハンドル部、150…鎧装ケーブル、200…押付力検出装置、220…支持板、230…位置決め部、231…取付板、232,234…ビス、233…ブラケット、235…マグネット、240…ハンドル部、241…接続端子、300…荷重測定器、301…ケース、302…演算・制御器、303…AC/DC変換器、304…AC100V電源入力、305…DC24V電源入力、306…電源スイッチ、307…タッチパネル表示器、308…ブレーキ力センサ用表示器、309…圧力センサ用表示器、310…ブレーキ力センサ入力コネクタ、311…圧力センサ入力コネクタ、312…RS232Cポート、313…ブレーキ力センサ、314…BC圧力センサ、315…パソコン

Claims (17)

  1. ブレーキシリンダの押棒に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子の車輪への押付力を検出可能な基礎ブレーキ装置の押付力検出装置であって、
    厚み寸法が非押付動作時の前記制輪子と前記車輪との間の隙間寸法よりも小さく構成され、前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記制輪子の前記車輪への押付力を検出可能な押付力検出部と、
    湾曲する薄板状に形成され、その一面に前記押付力検出部が埋設され、前記押付力検出部を含めた厚み寸法が非押付動作時の前記制輪子と前記車輪との間の隙間寸法よりも小さい支持板を有し、前記支持板が前記車輪の周方向に沿うように前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記押付力検出部を前記制輪子と前記車輪との間に支持可能な支持部と、
    を備えることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  2. 請求項1に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記押付力検出部は、前記車輪の周方向に沿うように前記制輪子と前記車輪との間に配置された前記支持板の前記制輪子に対向する面に埋設されること
    を特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記支持部の前記支持板は、金属材料で構成されることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記支持部の前記支持板は高分子材料で構成されることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記押付力検出部は複数存在することを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  6. 請求項5に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記複数の押付力検出部は、前記支持板が前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記車輪の周方向に沿って配置されることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  7. 請求項6に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記複数の押付力検出部は、前記支持板が前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記車輪の周方向に沿って二列以上に配置されることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  8. 請求項5〜請求項7の何れかに記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記複数の押付力検出部は、前記支持板が前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記車輪の周方向と所定角度を有する方向に沿って配置されることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記支持部は、前記支持板が前記車輪の周方向に沿うように前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記車輪と当接することにより前記制輪子に対する前記押付力検出部の位置を決める位置決め部を有することを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  10. 請求項9に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記支持部の前記位置決め部は、前記支持板が前記車輪の周方向に沿うように前記制輪子と前記車輪との間に配置された際に、前記車輪に当接する部分に配置されたマグネットを有することを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れかに記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記支持部は、作業者が把持可能な棒状の把持部を有することを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  12. 請求項11に記載の基礎ブレーキ装置の押付力検出装置において、
    前記把持部は、一方の端部が前記支持板に固定されるとともに、前記支持板が前記車輪の周方向に沿うように前記制輪子と前記車輪との間に配置されて前記位置決め部が前記車輪に当接する際に、一方の端部から他方の端部へ行くに従って前記車輪の回転軸から遠ざかるように構成されていることを特徴とする基礎ブレーキ装置の押付力検出装置。
  13. ブレーキシリンダの押棒に基礎ブレーキ装置を介して連結された制輪子の車輪への押付力を検出可能な押付力検出装置が検出した押付力を取得可能な押圧力取得部と、
    前記ブレーキシリンダの押棒に作用する作用力を検出可能な作用力検出部が検出した作用力を取得可能な作用力取得部と、
    前記作用力検出部によって検出された作用力に基づきブレーキ操作を検知する検知部と、
    前記検知部によってブレーキ操作が検知された場合に、前記押付力取得部によって取得された押付力および前記作用力取得部によって取得された作用力に基づいて基礎ブレーキ効率を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする基礎ブレーキ効率算出装置。
  14. 請求項13に記載の基礎ブレーキ効率算出装置において、
    前記算出部は、前記検知部によってブレーキ操作が検知された場合において、前記作用力検出部によって検出された作用力が安定しているときに、前記押付力取得部によって取得された押付力および前記作用力取得部によって取得された作用力に基づいて基礎ブレーキ効率を算出することを特徴とする基礎ブレーキ効率算出装置。
  15. 請求項13または請求項14に記載の基礎ブレーキ効率算出装置において、
    前記算出部によって算出された基礎ブレーキ効率を記録する記録部を備えることを特徴とする基礎ブレーキ効率算出装置。
  16. 請求項15に記載の基礎ブレーキ効率算出装置において、
    少なくとも前記押圧力取得部、前記作用力取得部、前記検知部、前記算出部および前記記録部をその内部に収納可能な収納部を備えることを特徴とする基礎ブレーキ効率算出装置。
  17. 請求項13〜請求項16の何れかに記載の基礎ブレーキ効率算出装置において、
    前記算出部によって算出された基礎ブレーキ効率を表示する表示部を備えることを特徴とする基礎ブレーキ効率算出装置。
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