JP2010071089A - ディーゼルエンジンの燃料調量装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スライダ6の被ガイド部7から右向きに手動停止操作入力部14が突出され、この手動停止操作入力部14にその後側から手動停止操作出力部15が臨み、手動によるエンジン停止操作時は、手動停止操作出力部15から手動停止操作入力部14に手動停止操作力が伝達され、スライダ前向き出力部(9)でラックピン2eが前方に押され、ガバナレバー4が置き残されたまま、付勢スプリング13の付勢力13aに抗して、スライダ6が前方に摺動しながら燃料調量ラック2aが燃料無噴射位置まで移動するように構成するに当たり、手動停止操作入力部14に前フック係止部16が形成され、付勢スプリング13の架設方向が、上側から見て、燃料調量ラック2aと平行な向きに近づくように構成されている。
【選択図】図1
Description
《問題》 メカニカルガバナが作動不良を起こすことがある。
従来の燃料調量装置を用いた試作例を図7に示している。この試作例では、従来と同様、スライダ(106)の被ガイド部(107)の後端部(107a)に前フック係止部(116)が形成され、この前フック係止部(116)に付勢スプリング(113)の前フック(113b)が係止されているため、上側から見て、付勢スプリング(113)の架設方向が燃料調量ラック(102a)に対して大きく傾斜し、付勢スプリング(113)の付勢力(113a)の横方向分力が大きくなる。このため、ガバナレバー(104)が横側に傾き、ガバナレバー(104)の枢支部(図外)の摩擦抵抗が大きくなり、メカニカルガバナ(103)が作動不良を起こすことがある。この場合、メカニカルガバナ(103)の調量精度が低くなる。また、ガバナレバー(104)の枢支部が磨耗することもある。
図1に例示するように、ポンプ収容ケース(1)に燃料噴射ポンプ(2)とメカニカルガバナ(3)とが収容され、燃料噴射ポンプ(2)の横一側に燃料調量ラック(2a)が設けられ、
図1及び図2に例示するように、燃料調量ラック(2a)の調量移動方向を前後方向、燃料減量側を前、燃料増量側を後、前後方向と直交する燃料噴射ポンプ(2)の幅方向を横方向、燃料調量ラック(2a)の配置される側を右、その反対側を左、燃料噴射ポンプ(2)のプランジャ室(2b)の中心軸線(2c)の方向を上下方向、燃料噴射カム(2d)側を下、その反対側を上と定義する。
リニアアクチュエータ(11)によるエンジン停止操作時は、リニアアクチュエータ(11)の出力杆(11a)の前方への突出が出力杆(11a)の前端部(11b)から燃料調量ラック(2a)の後端部(2f)に伝達され、ラックピン(2e)でスライダ後向き入出力部(10)が前方に押され、ガバナレバー(4)が置き残されたまま、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)に抗してスライダ(6)が前方に摺動しながら、燃料調量ラック(2a)が燃料無噴射位置まで移動するように構成された、ディーゼルエンジンの燃料調量装置において、次のように構成されている。
手動によるエンジン停止操作時は、手動停止操作出力部(15)から手動停止操作入力部(14)に手動停止操作力が伝達され、スライダ前向き出力部(9)でラックピン(2e)が前方に押され、ガバナレバー(4)が置き残されたまま、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)に抗して、スライダ(6)が前方に摺動しながら燃料調量ラック(2a)が燃料無噴射位置まで移動するように構成するに当たり、
手動停止操作入力部(14)に前フック係止部(16)が形成され、この前フック係止部(16)に付勢スプリング(13)の前フック(13b)が係止されることにより、この付勢スプリング(13)の前フック(13b)がスライダ(6)の被ガイド部(7)の後端部(7a)に係止される場合に比べ、付勢スプリング(13)の架設方向が、上側から見て、燃料調量ラック(2a)と平行な向きに近づくように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。
《効果》 ガバナレバーの作動不良を抑制することができる。
図1に例示するように、手動停止操作入力部(14)に前フック係止部(16)が形成され、この前フック係止部(16)に付勢スプリング(13)の前フック(13b)が係止されることにより、この付勢スプリング(13)の前フック(13b)がスライダ(6)の被ガイド部(7)の後端部(7a)に係止される場合に比べ、付勢スプリング(13)の架設方向が、上側から見て、燃料調量ラック(2a)と平行な向きに近づくように構成されているため、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)の横方向分力が小さくなり、ガバナレバー(4)の横側への傾きが抑制され、ガバナレバー(4)の枢支部(4a)の摩擦抵抗が小さくなる。これにより、メカニカルガバナ(3)の調量精度を高めることができる。また、ガバナレバー(4)の枢支部(4a)の磨耗を抑制することができる。
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スライダの周辺にある部品の配置の自由度を高めることができる。
図5(B)に例示するように、右折り曲げ片(6b)の右縁から左向きに進入する切り込み(6e)の上方または下方を折り曲げ境界部(6f)として前折り曲げ片(6c)が右折り曲げ片(6b)から前向きに折り曲げられ、折り曲げ境界部(6f)で前フック係止部(16)が構成されているため、切り込み(6e)がない場合に比べ、折り曲げ境界部(6f)の右側への突出寸法を短くすることができ、折り曲げ境界部(6f)とその移動領域付近にある部品(燃料制限ボルト(19)等)とが干渉しにくくなり、スライダ(6)の周辺にある部品の配置の自由度を高めることができる。
請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 付勢スプリングの前フックを簡単にスライダに係止させることができる。
アクチュエータ取り付け孔(1b)からポンプ収容ケース(1)内に付勢スプリング(13)を差し込み、図5(C)に示すように、右折り曲げ片(6b)の切り込み(6e)にその右側から前フック(13b)の基部(13d)を差し込み、この基部(13d)を回転中心軸として前フック(13b)を前記空間(6g)内で回転させ、折り返し端(13e)を上向きにして前フック(13b)を後方に引くことにより、前フック(13b)を前フック係止部(16)を構成する折り曲げ境界部(6f)に係止できるように構成されているので、付勢スプリング(13)の前フック(13b)を簡単にスライダ(6)に係止させることができる。
請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スライダとハイアイドルスプリング受けとを一体に折り曲げ成型することができる。
図5(A)に例示するように、左折り曲げ片(6d)の下縁から前向きに下部前折り曲げ片(6i)が折り曲げ成型され、この下部前折り曲げ片(6i)の前縁からハイアイドルスプリング受け(17)を構成する上折り曲げ片(6k)が上向きに折り曲げ成型され、図6に例示するように、ハイアイドルスプリング受け(17)でハイアイドルスプリング(18)が受け止められるように構成されているので、スライダ(6)とハイアイドルスプリング受け(17)とを一体に折り曲げ成型することができる。
請求項1から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 電子ガバナの作動不良を抑制することができる。
図1に例示するように、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)を受けているスライダ(6)がガバナレバー(4)のガイド部(5)に沿って前後摺動しながら、燃料調量ラック(2a)が出力杆(11a)の前端部(11b)の前後移動に追従して前後摺動することにより、メカニカルガバナ(3)から燃料調量ラック(2a)への入力が切断された状態で、燃料噴射ポンプ(2)の燃料噴射量が電子ガバナによって調量制御されるが、付勢スプリング(13)の架設方向が、上側から見て、燃料調量ラック(2a)と平行な向きに近づくように構成されているため、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)の横方向分力が小さくなり、スライダ(6)の前後摺動抵抗が小さくなり、電子ガバナの作動不良を抑制することができる。
付勢スプリング(13)の前フック(13b)がスライダ(6)の被ガイド部(7)の後端部(7a)に係止される従来の場合には、高負荷側でスライダ(6)がスムーズに摺動せず、電子ガバナが作動不良を起こすことがあったが、本発明によればこのような問題は解消される。
図7に示すように、ギヤケース(23)の後部にポンプ収容ケース(1)が設けられている。ギヤケース(23)内には調時伝動ギヤトレイン(24)が収容されている。調時伝動ギヤトレイン(24)は、クランクギヤ(25)とアイドルギヤ(26)と動弁カムギヤ(27)と燃料噴射カムギヤ(28)とを備えている。
図1に示すように、ポンプ収容ケース(1)に燃料噴射ポンプ(2)とメカニカルガバナ(3)とが収容され、燃料噴射ポンプ(2)の横一側に燃料調量ラック(2a)が設けられている。
図1及び図2に示すように、燃料調量ラック(2a)の調量移動方向を前後方向、燃料減量側を前、燃料増量側を後、前後方向と直交する燃料噴射ポンプ(2)の幅方向を横方向、燃料調量ラック(2a)の配置される側を右、その反対側を左、燃料噴射ポンプ(2)のプランジャ室(2b)の中心軸線(2c)の方向を上下方向、燃料噴射カム(2d)側を下、その反対側を上と定義する。
図2に示すように、ガバナレバー(2a)は調速レバー(25)にガバナスプリング(26)を介して燃料増量方向に付勢され、ガバナスプリング力(26a)とフライウェイト(27)で発生するガバナ力(27a)との不釣合い力により、燃料増減方向に揺動する。
この付勢スプリング(13)はエンジン始動時に燃料調量ラック(2a)を始動増量位置に保持する始動用スプリングとしても機能する。
ガバナレバー(4)が置き残されることにより、ガバナレバー(4)の荷重とガバナスプリング(26)のガバナ力(26a)がリニアアクチュエータ(11)の抵抗にならず、リニアアクチュエータ(11)を小出力のものにできる利点がある。
図1に示すように、手動によるエンジン停止操作時は、手動停止操作出力部(15)から手動停止操作入力部(14)に手動停止操作力が伝達され、スライダ前向き出力部(9)でラックピン(2e)が前方に押され、ガバナレバー(4)が置き残されたまま、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)に抗して、スライダ(6)が前方に摺動しながら燃料調量ラック(2a)が燃料無噴射位置まで移動するように構成するに当たり、次のように構成されている。
図5(B)に示すように、スライダ(6)が板金の折り曲げ成型品で、スライダ(6)の被ガイド部(7)を構成する被ガイド片(6a)の前縁からスライダ前向き出力部(9)及び手動停止操作入力部(14)を構成する右折り曲げ片(6b)が右向きに折り曲げ成型され、この右折り曲げ片(6b)の右縁から前折り曲げ片(6c)が前向きに折り曲げ成型され、この前折り曲げ片(6c)の前縁からスライダ後向き入出力部(10)を構成する左折り曲げ片(6d)が左向きに折り曲げ成型されている。
上記構造に代え、切り込み(6e)の下方を上方折り曲げ境界部(6f)としてもよい。この場合、この前フック係止部(16)となる折り曲げ境界部(6f)は、右折り曲げ片(6b)の右下に位置することになる。この場合には、手動停止操作入力部(15)を付勢スプリング(13)と干渉しない箇所に配置する。
これにより、アクチュエータ取り付け孔(1b)からポンプ収容ケース(1)内に付勢スプリング(13)を差し込み、図5(C)に示すように、右折り曲げ片(6b)の切り込み(6e)にその右側から前フック(13b)の基部(13d)を差し込み、この基部(13d)を回転中心軸として前フック(13b)を前記空間(6g)内で回転させ、図5(A)(C)に示すように、折り返し端(13e)を上向きにして、図5(A)に示すように、前フック(13b)を後方に引くことにより、前フック(13b)を前フック係止部(16)を構成する折り曲げ境界部(6f)に係止できるように構成されている。
付勢スプリング(13)の付勢力(13a)を受けているスライダ(6)がガバナレバー(4)のガイド部(5)に沿って前後摺動しながら、燃料調量ラック(2a)が出力杆(11a)の前端部(11b)の前後移動に追従して前後摺動することにより、メカニカルガバナ(3)から燃料調量ラック(2a)への入力が切断された状態で、燃料噴射ポンプ(2)の燃料噴射量が電子ガバナによって調量制御されるように構成されている。
(1a) 後壁
(1b) アクチュエータ取り付け孔
(2) 燃料噴射ポンプ
(2a) 燃料調量ラック
(2b) プランジャ室
(2c) 中心軸線
(2d) 燃料噴射カム
(2e) ラックピン
(2f) 後端部
(3) メカニカルガバナ
(4) ガバナレバー
(4a) 枢支部
(5) ガイド部
(6) スライダ
(6a) 被ガイド片
(6b) 右折り曲げ片
(6c) 前折り曲げ片
(6d) 左折り曲げ片
(6e) 切り込み
(6f) 折り曲げ境界部
(6g) 空間
(6h) 前後寸法
(6i) 下部前折り曲げ片
(6k) 上折り曲げ片
(7) 被ガイド部
(7a) 後端部
(8) レバー前向き出力部
(9) スライダ前向き出力部
(10) スライダ後向き入出力部
(11) リニアアクチュエータ
(11a) 出力杆
(11b) 前端部
(12) 後フック係止部
(13) 付勢スプリング
(13a) 付勢力
(13b) 前フック
(13c) 折り返し寸法
(13d) 基部
(13e) 折り返し端
(13f) 後フック
(14) 手動停止操作入力部
(15) 手動停止操作出力部
(16) 前フック係止部
(17) ハイアイドルスプリング受け
(18) ハイアイドルスプリング
(19) 燃料制限ボルト
Claims (5)
- ポンプ収容ケース(1)に燃料噴射ポンプ(2)とメカニカルガバナ(3)とが収容され、燃料噴射ポンプ(2)の横一側に燃料調量ラック(2a)が設けられ、
燃料調量ラック(2a)の調量移動方向を前後方向、燃料減量側を前、燃料増量側を後、前後方向と直交する燃料噴射ポンプ(2)の幅方向を横方向、燃料調量ラック(2a)の配置される側を右、その反対側を左、燃料噴射ポンプ(2)のプランジャ室(2b)の中心軸線(2c)の方向を上下方向、燃料噴射カム(2d)側を下、その反対側を上と定義して、
燃料調量ラック(2a)の右側にメカニカルガバナ(3)のガバナレバー(4)が配置され、このガバナレバー(4)が枢支部(4a)で揺動自在に枢支され、このガバナレバー(4)の上端部にガイド部(5)が設けられ、このガイド部(5)にスライダ(6)の被ガイド部(7)が前後摺動自在に取り付けられ、ガイド部(5)の前部にレバー前向き出力部(8)が設けられ、このレバー前向き出力部(8)の右側でスライダ(6)にスライダ前向き出力部(9)が設けられ、このレバー前向き出力部(8)の前方でスライダ(6)にスライダ後向き入出力部(10)が設けられ、燃料調量ラック(2a)からラックピン(2e)が右側に突出され、このラックピン(2e)にその後方からレバー前向き出力部(8)とスライダ前向き出力部(9)が臨み、ラックピン(2e)にその前方からスライダ後向き入出力部(10)が臨み、
ポンプ収容ケース(1)の後壁(1a)のアクチュエータ取り付け孔(1b)にリニアアクチュエータ(11)が取り付けられ、このリニアアクチュエータ(11)の出力杆(11a)の前端部(11b)が燃料調量ラック(2a)の後端部(2f)にその後側から臨み、リニアアクチュエータ(11)の出力杆(11a)の右側でポンプ収容室(1)の後壁(1a)に後フック係止部(12)が設けられ、スライダ(6)に前フック係止部(16)が設けられ、前後フック係止部(16)(12)に付勢スプリング(13)の前後フック(13b)(13f)が係止されて、付勢スプリング(13)が架設され、この付勢スプリング(13)の付勢力(13a)でスライダ(6)が後向きに付勢され、
メカニカルガバナ(3)による調量運転時は、ガバナレバー(4)の前方への揺動がレバー前向き出力部(8)で、後方への揺動がスライダ(6)のスライダ後向き入出力部(10)でそれぞれ燃料調量ラック(2a)のラックピン(2e)に伝達され、燃料調量ラック(2a)がガバナレバー(4)の前後への揺動に追従して前後に摺動して、燃料噴射ポンプ(2)の燃料噴射量がメカニカルガバナ(3)によって調量制御され、
リニアアクチュエータ(11)によるエンジン停止操作時は、リニアアクチュエータ(11)の出力杆(11a)の前方への突出が出力杆(11a)の前端部(11b)から燃料調量ラック(2a)の後端部(2f)に伝達され、ラックピン(2e)でスライダ後向き入出力部(10)が前方に押され、ガバナレバー(4)が置き残されたまま、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)に抗してスライダ(6)が前方に摺動しながら、燃料調量ラック(2a)が燃料無噴射位置まで移動するように構成された、ディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
スライダ(6)の被ガイド部(7)から右向きに手動停止操作入力部(14)が突出され、この手動停止操作入力部(14)にその後側から手動停止操作出力部(15)が臨み、
手動によるエンジン停止操作時は、手動停止操作出力部(15)から手動停止操作入力部(14)に手動停止操作力が伝達され、スライダ前向き出力部(9)でラックピン(2e)が前方に押され、ガバナレバー(4)が置き残されたまま、付勢スプリング(13)の付勢力(13a)に抗して、スライダ(6)が前方に摺動しながら燃料調量ラック(2a)が燃料無噴射位置まで移動するように構成するに当たり、
手動停止操作入力部(14)に前フック係止部(16)が形成され、この前フック係止部(16)に付勢スプリング(13)の前フック(13b)が係止されることにより、この付勢スプリング(13)の前フック(13b)がスライダ(6)の被ガイド部(7)の後端部(7a)に係止される場合に比べ、付勢スプリング(13)の架設方向が、上側から見て、燃料調量ラック(2a)と平行な向きに近づくように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。 - 請求項1に記載されたディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
スライダ(6)が板金の折り曲げ成型品で、スライダ(6)の被ガイド部(7)を構成する被ガイド片(6a)の前縁からスライダ前向き出力部(9)及び手動停止操作入力部(14)を構成する右折り曲げ片(6b)が右向きに折り曲げ成型され、この右折り曲げ片(6b)の右縁から前折り曲げ片(6c)が前向きに折り曲げ成型され、この前折り曲げ片(6c)の前縁からスライダ後向き入出力部(10)を構成する左折り曲げ片(6d)が左向きに折り曲げ成型され、
右折り曲げ片(6b)の右縁から左向きに進入する切り込み(6e)の上方または下方を折り曲げ境界部(6f)として前折り曲げ片(6c)が右折り曲げ片(6b)から前向きに折り曲げられ、折り曲げ境界部(6f)で前フック係止部(16)が構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。 - 請求項2に記載されたディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
付勢スプリング(13)の前フック(13b)の折り返し寸法(13c)が右折り曲げ片(6b)と左折り曲げ片(6d)との間にある空間(6g)の前後寸法(6h)よりも短く形成され、
アクチュエータ取り付け孔(1b)からポンプ収容ケース(1)内に付勢スプリング(13)を差し込み、右折り曲げ片(6b)の切り込み(6e)にその右側から前フック(13b)の基部(13d)を差し込み、この基部(13d)を回転中心軸として前フック(13b)を前記空間(6g)内で回転させ、折り返し端(13e)を上向きにして前フック(13b)を後方に引くことにより、前フック(13b)を前フック係止部(16)を構成する折り曲げ境界部(6f)に係止できるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。 - 請求項2または請求項3に記載されたディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
左折り曲げ片(6d)の下縁から前向きに下部前折り曲げ片(6i)が折り曲げ成型され、この下部前折り曲げ片(6i)の前縁からハイアイドルスプリング受け(17)を構成する上折り曲げ片(6k)が上向きに折り曲げ成型され、ハイアイドルスプリング受け(17)でハイアイドルスプリング(18)が受け止められるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載されたディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
リニアアクチュエータ(11)が電子ガバナのアクチュエータであり、電子ガバナによる調量運転時は、リニアアクチュエータ(11)の出力杆(11a)の前方への突出が出力杆(11a)の前端部(11b)から燃料調量ラック(2a)の後端部(2f)に伝達され、ラックピン(2e)がレバー前向き出力部(8)から前方に遠ざけられ、ラックピン(2e)でスライダの後向き入出力部(10)が前方に押され、
付勢スプリング(13)の付勢力(13a)を受けているスライダ(6)がガバナレバー(4)のガイド部(5)に沿って前後摺動しながら、燃料調量ラック(2a)が出力杆(11a)の前端部(11b)の前後移動に追従して前後摺動することにより、メカニカルガバナ(3)から燃料調量ラック(2a)への入力が切断された状態で、燃料噴射ポンプ(2)の燃料噴射量が電子ガバナによって調量制御されるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。
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