JP2010070892A - フットカバー - Google Patents

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Michiro Mukai
道郎 向井
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YOSHITANI KUTSUSHITA KK
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YOSHITANI KUTSUSHITA KK
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Abstract

【課題】機能性とファッション性に優れ、しかも、工程数の削減と原糸の無駄を省いて製品価格の低減を図ることができるフットカバーを提供する。
【解決手段】フットカバー1は、くるぶしより下で爪先から踵までの足部を覆うようにフットカバー本体2が、爪先部3と足裏部4と踵部5からなり、フットカバー本体2の略中間の位置で足裏部4の上部に、この足裏部4の上部両側をつなぐように掛け渡した甲帯6を設けて形成され、フットカバー本体2の上部は、甲帯6の後部側が伸縮縁の履き口7で、甲帯6の前部側が伸縮縁の甲上開口8となり、このフットカバー1が、履き口7又は甲上開口8のいずれか一方の部分から編み始め、履き口7又は甲上開口8の他方の部分が編み上がりとなるまで無縫製で連続的に編成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、くるぶしから下の足部を覆うフットカバー、更に詳しくは、編み始めから編み上がりまで無縫製で連続的に編成して形成したフットカバーに関する。
くるぶしから下の足部を覆う一般的なフットカバーは、くるぶしより下で爪先から踵までの足部を覆うように形成されたフットカバー本体の上部開口が伸縮縁の履き口となる構造になっている。
上記のような従来のフットカバーは、丸編機又は横編機を用いて編み上げた同形の編み地をかがり装置にセットし、これを縫合することによって仕上げるようにしている。
通常の靴下製造工程は、(1)原糸→(2)編立工程→(3)裏返し工程→(4)ロッソ、リンキング工程(縫い合わせ工程)→(5)検査工程(表に返す)→(6)仕上げセット工程→(7)装飾工程の順に行われる。
また、通常の靴下製造工程における履口部分は、図2のように、靴下生地本体11の足首側端部に履口部分(捨て編み)12をその途中にカット部(捨て編み)13を設けて編成し、その後、前記靴下生地本体11と履口部分12をその間のカット部(捨て編み)13で切断することにより履口部分(捨て編み)12を切り離し、靴下生地本体11の足首側切断端部を縫い合わせ処理するようにしている。
ところで、上記のような従来のフットカバーは、足を浅く覆うと共に履き口の開口が前後に大きいので、靴との間の摩擦によってずれ易いという問題がある。
また、通常の靴下製造工程を用いたフットカバーの製造工程は、上記のように、裏返し工程、縫い合わせ工程、表返し工程が必要になり、作業工程数が多くなり、製造に手間がかかって製品価格が高くなるという問題がある。
特に従来のフットカバーの製造では、履口部分(捨て編み)とカット部(捨て編み)が必要になるため、原糸に1〜3gの無駄が発生することになり、その分材料ロスが発生するという問題もある。
そこで、この発明の課題は、機能性とファッション性に優れ、工程数を削減して製品価格の低減を図ることができ、しかも、製造において捨編部分を必要としないので原糸の無駄の発生をなくし、エコを考える上でも大切なフットカバーを提供することにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、くるぶしより下で爪先から踵までの足部を覆うようにフットカバー本体が形成され、このフットカバー本体の上部中間に設けた甲帯の後部側を伸縮縁の履き口とし、甲帯の前部側を伸縮縁の甲上開口としたフットカバーであって、このフットカバーを、履き口又は甲上開口の何れか一方の部分から編み始めて、履き口又は甲上開口の他方の部分が編み上がりとなるまで無縫製で連続的に編成した構成を採用したものである。
ここで、上記フットカバー本体と甲帯は丸編機を用いて一体的に編成され、具体的には、編み糸で履き口の部分から編み始めてシリンダの半回転制御で踵部を編み上げ、続いてシリンダの全回転制御でフットカバー本体の途中と甲帯を筒状に編み上げ、更に爪先部をシリンダの半回転制御で編み上げながら甲上開口を形成して編み終わりとすれば、甲帯を備えたフットカバーを連続的な編成で編み上げることができる。
また、上記とは逆に、甲上開口の部分から編み始めてシリンダの半回転制御で爪先部を編み上げ、続いてシリンダの全回転制御でフットカバー本体の途中と甲帯を筒状に編み上げ、更に踵部をシリンダの半回転制御で編み上げながら履き口の部分を形成して編み終わりとすれば、甲帯を備えたフットカバーを連続的な編成で編み上げることができる。
この発明によると、フットカバー本体の上部中間に設けた甲帯の後部側を伸縮縁の履き口とし、甲帯の前部側を伸縮縁の甲上開口としたフットカバーを、履き口又は甲上開口の何れか一方の部分から編み始めて、履き口又は甲上開口の他方の部分が編み上がりとなるまで無縫製で連続的に編成したので、裏返し工程や縫い合わせ工程、表返し工程、カット工程が省略でき、カット工程を省くことで原糸の無駄をなくし、使用目付が少なくてよいので、甲帯を備えたフットカバーの工程数と原糸使用量を削減して製品価格の低減を図ることができる。
また、甲帯を備えたフットカバーは、履き口を絞り込んだ形状とすることで、機能性、ファッション性に優れたものとなり、靴を履いた場合でも、靴との間の摩擦によるずれの発生を抑えることができ、しかも、甲上開口により足の放熱を確保し、例えば、スポーツをするときに使用するフットカバーとしても適している。
以下、この発明の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図1のように、この発明に係るフットカバー1は、くるぶしより下で爪先から踵までの足部を覆うようにフットカバー本体2が編地によって形成され、このフットカバー本体2が、爪先部3と足裏部4と踵部5からなり、フットカバー本体2の略中間の位置で足裏部4の上部に、この足裏部4の上部両側をつなぐように掛け渡した甲帯6が設けられ、フットカバー本体2の上部は、甲帯6の後部側が伸縮縁の履き口7となり、甲帯6の前部側が伸縮縁の甲上開口8になっている。
上記フットカバー1を得るための第1の編成方法は、丸編機を用い、編み糸によって先ず履き口7の部分から編み始め、この履き口7の周縁を筒状に編み上げてその内部にリング状のゴム紐を組み込むことにより、履き口7の周囲を伸縮自在とすると共に、この履き口7の部分から編み始めてシリンダの半回転制御で踵部5を編み上げ、続いてシリンダの全回転制御で足裏部4と甲帯6を筒状に編み上げ、更に爪先部3をシリンダの半回転制御で踵部5と同様に編み上げ、この爪先部3の上部に甲上開口8を形成し、前記甲上開口8の周縁を筒状に編み上げてその内部にリング状のゴム紐を組み込むことにより、甲上開口8の周囲を伸縮自在とし、この甲上開口8で編み終わりとすれば、甲帯6を備えたフットカバー1を連続的な編成で無縫製によって編み上げることができる。
また、上記フットカバー1を得るための第2の編成方法は、編み始めを第1の編成方法と逆に設定したものであり、丸編機を用い、編み糸によって先ず甲上開口8の部分から編み始め、この甲上開口8の周縁を筒状に編み上げてその内部にリング状のゴム紐を組み込むことにより、甲上開口8の周囲を伸縮自在とすると共に、この甲上開口8の部分から編み始めてシリンダの半回転制御で爪先部3を編み上げ、続いてシリンダの全回転制御で足裏部4と甲帯6を筒状に編み上げ、更に踵部5をシリンダの半回転制御で爪先部3と同様に編み上げ、この踵部5の上部に履き口7を形成し、前記履き口7の周縁を筒状に編み上げてその内部にリング状のゴム紐を組み込むことにより、履き口7の周囲を伸縮自在とし、この履き口7で編み終わりとすれば、甲帯6を備えたフットカバー1を連続的な編成で無縫製によって編み上げることができる。
上記のように、フットカバー1の編成が、編み始めから編み終わりまで連続して編成するので、編成工程中での目落ちの発生がないと共に、無縫製で仕上がることにより、甲帯6を備えたフットカバー1の製造工程数を削減して製品価格の低減を図ることができる。
即ち、この発明に係るフットカバー1の製造工程は、原糸→編立工程→検査工程→仕上げセット工程→装飾工程となり、上述した従来の(3)裏返し工程と(4)ロッソ、リンキング工程(縫い合わせ工程)および(5)検査工程での表に返す作業を省くことができ、工程数の削減が図れることになる。
また、フットカバー1を無縫製で一体に編み上げることにより、カット部(捨て編み)をなくし、これにより、原糸の無駄を省き、使用目付が少なくてすむという利点がある。
また、完成したフットカバー1は、上部の略中央位置に甲帯6を設けた構造になっているので、踵部5の上部に位置する履き口7を絞り込んだ形状とすることができ、履用時に甲帯6が足の甲の足首に近い位置を覆うことで、伸縮性を持たせた履き口7が足首にフィットし、靴を履いた場合でも、靴との間の摩擦によるフットカバー1のずれの発生を抑えることができ、機能性とファッション性に優れたものとなる。
また、爪先部3の上部には、甲上開口8が設けられているので、履用時に足の甲の上面を解放することができ、これにより、足の放熱を確保することができる。
このように、甲帯6を設けたフットカバー1は、ずれの発生を抑えると同時に足の放熱を確保することができるので、例えば、激しい動きをするスポーツをするときに使用するのに適している。
(a)この発明に係るフットカバーの正面図、(b)は同平面図 通常の靴下製造工程における履口部分の構造を示す説明図
符号の説明
1 フットカバー
2 フットカバー本体
3 爪先部
4 足裏部
5 踵部
6 甲帯
7 履き口
8 甲上開口

Claims (1)

  1. くるぶしより下で爪先から踵までの足部を覆うようにフットカバー本体が形成され、このフットカバー本体の上部中間に設けた甲帯の後部側を伸縮縁の履き口とし、甲帯の前部側を伸縮縁の甲上開口としたフットカバーであって、このフットカバーを、履き口又は甲上開口の何れか一方の部分から編み始めて、履き口又は甲上開口の他方の部分が編み上がりとなるまで無縫製で連続的に編成したフットカバー。
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