JP3185287U - 靴下 - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑工程を経ることなく製造可能であり、自在に柄を編成可能であることからファッション性にも優れ、見た目が五本指靴下に見えにくい五本指靴下及び足袋型靴下を提供する。
【解決手段】五本指靴下10及び足袋型靴下は、通常の靴下同様の編成方法で靴下編機により編成されるものであるが、爪先部11を更に本縫いミシンで縫製することを特徴とする。爪先部の上辺と下辺を、爪先先端に向かう方向に存する4個或るいは1個の縫製部位12で縫製することで、5個或るいは2個の指袋13を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】五本指靴下10及び足袋型靴下は、通常の靴下同様の編成方法で靴下編機により編成されるものであるが、爪先部11を更に本縫いミシンで縫製することを特徴とする。爪先部の上辺と下辺を、爪先先端に向かう方向に存する4個或るいは1個の縫製部位12で縫製することで、5個或るいは2個の指袋13を形成する。
【選択図】図1
Description
この考案は、靴下に関し、より詳しくは、つま先部分に五本の足指を各別に挿入、または足袋のように親指のみ別に挿入できるようにした五本指または足袋型靴下に関するものである。尚、ここに靴下とはフットカバー、アンクレット、短靴下、ハイソックス、オーバーニー、ストッキング、タイツ等を含む広義の概念である。
従来、図4に示されるような、爪先部分2にそれぞれ分離した指袋4を形成し、五本の足指を各別に挿入できるようにした五本指靴下1が一般に知られている。
係る五本指靴下の編成方法は、1)横編み機によってすべての部位を編成する、2)靴下編機(丸編み機)によりすべての部位を編成する、3)爪先部のみ横編み機で編成し、その端面を靴下編機に目差し作業で移し替えた後、残りの部位は靴下編機で編成するという3つの方法がある。
上記1)の編成方法によれば指先を綺麗に編成できるが、ファッション性のある柄を入れることは難しいという難点を有する。また、編成に靴下編機を用いた場合に比べ3倍程度の時間を要するという難点もある。無地或るいは無地に近い、汎用五本指靴下は、この方法により編成れることが多い。
上記2)の編成方法には靴下編機で足指を編成するには時間を要し、綺麗な指部を編成するには高度な技術を要するという難点がある。
上記3)は前記1、2の難点を解消可能な方法であり、高級なデザイン柄五本指靴下はこの方法により編成が行われることが多い。
特許文献1には、縫い目によって形成された袋部を有する内布を、靴下本体の爪先部内に縫着した五本指靴下が開示されている。
特許文献2には、指を相互に隔てる仕切部材を、靴下本体爪先部内に装着した靴下が開示されている。
特許文献3には、ロックミシンによる裁断・縫製により五つの指袋が形成される五本指ストッキングが開示されている。
上述の爪先部分は横編み機で編成し、本体部分は靴下編機で編成するという五本指靴下の編成法の場合、横編機で編成した爪先部分の編地を、靴下編機に移し替える必要がある。かかる作業は非常に面倒であり、生産スピードの点で問題が多い。
更には、五本の足指を各別に挿入できるように、別個の分離した袋体を形成するため、見た目がお洒落ではなく、靴を脱ぐような場面では着用しづらいという問題点もある。上記特許文献1、2記載の靴下は、いずれもかかる難点を解消するためのものであるが、製造工程が複雑であり、実際的ではない。
そこで本考案は、複雑工程を経ることなく靴下編機(丸編み機)で製造可能であり、自在に柄を編成可能であることからファッション性にも優れ、しかも、見た目が五本指靴下に見えにくい五本指靴下を提供することを目的とする。
更には、靴下編機(丸編み機)のみで製造可能であり、自在に柄を編成可能であることからファッション性にも優れ、しかも、見た目が足袋型靴下に見えにくい足袋型靴下を提供することを目的とする。
上記の目的を達成すべく本考案に係る五本指靴下は、靴下編機のみで編成すると共に爪先部のみを幅広く編成度目を荒くし、爪先部の上下の生地を本縫ミシンにより縫製することで、該爪先部において5つの指袋を形成した。
また、本考案に係る足袋型靴下は、靴下編機のみで編成すると共に爪先部のみを幅広く編成度目を荒くし、爪先部の上下の生地を本縫ミシンにより縫製することで、該爪先部において2つの指袋を形成した。
本考案は上記のように靴下編機のみで編成されることから、すなわち従来例のように編地を移し替える必要がないことから、編成作業が容易なものとなるのである。
また、横編み機に比べ、靴下編機は複雑な柄を容易に編成可能であることから、本考案によれば複雑な柄を編成可能となり、ファッション性に富む五本指靴下或るいは足袋型靴下の製造が可能となるのである。
更には、本考案は、従来例のように足指を挿入する袋部を、爪先部分に分離した状態で設けるのではなく、爪先部分の上下の生地を本縫いミシンで縫製することで袋部を形成するものである。つまり、各袋部は分離した状態で存在するのではなく、見た目はある程度一体的に表れるものであり、従来例の見栄えの悪さをある程度解消可能なものである。
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
本考案に係る五本指靴下或るいは足袋型靴下は通常の靴下と同様に靴下編機(丸編み機)を用いて編成するものである。具体的編成方法を一般的に靴下を示した図を用いて概説する。
口ゴム部Xはゴム編みやゴム糸を挿入して編成することで伸縮性を大きくし、靴下のずれ落ちを防止する役目を果たす。
身部Yは任意の組織で編成する。
足部Zは更に踵部Z1、足甲部Z2、足底部Z3及び爪先部Z4の各部に分かれる。踵部Z1はゴアラインを中心として目減らし・目増やしを行って編成する。足甲部Z2及び足底部Z3は任意の組織で編成する。最後に編成される爪先部Z4は足底側から編成を始め、ゴアラインを中心として目減らし・目増やしを行って編成する。爪先部Z4は編成終了時に爪先が開いているので、これを通常ダイヤル・リンキング機等によって目差しをして縫い合わせる。
上記のように本考案に係る五本指靴下10及び足袋型靴下14は、通常の靴下同様の編成方法で靴下編機により編成されるものであるが、本考案の特徴は、爪先部11を更に本縫いミシンで縫製することにある。具体的には図1、図2や図5に示されるように、爪先部の上辺11aと下辺11bを、爪先先端に向かう方向に存する4個或るいは1個の縫製部位12で縫製することで、5個或るいは2個の指袋13を形成するものである。
10・・五本指靴下
11・・爪先部
12・・縫製部位
13・・指袋
14・・足袋型靴下
11・・爪先部
12・・縫製部位
13・・指袋
14・・足袋型靴下
Claims (2)
- 靴下編機で編成され、爪先部(12)の上下の生地を本縫ミシンにより縫製することで、該爪先部(12)において5つの指袋(13)を形成することを特徴とする五本指靴下。
- 靴下編機で編成され、爪先部(12)の上下の生地を本縫ミシンにより縫製することで、該爪先部(12)において2つの指袋(13)を形成することを特徴とする足袋型靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013003046U JP3185287U (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013003046U JP3185287U (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 靴下 |
Publications (1)
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JP3185287U true JP3185287U (ja) | 2013-08-08 |
Family
ID=50429071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013003046U Expired - Fee Related JP3185287U (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 靴下 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3185287U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6230733B1 (ja) * | 2017-01-12 | 2017-11-15 | ニッティド株式会社 | フットカバーの編成方法、及びフットカバー |
-
2013
- 2013-05-30 JP JP2013003046U patent/JP3185287U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6230733B1 (ja) * | 2017-01-12 | 2017-11-15 | ニッティド株式会社 | フットカバーの編成方法、及びフットカバー |
JP2018111899A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | ニッティド株式会社 | フットカバーの編成方法、及びフットカバー |
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