JP3170423U - ストッキング - Google Patents
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Abstract
【課題】パンティストッキングの機能性とレギンスのファッション性とを合わせ持つとともに、骨盤引き締めによる体型補整効果をも付与することのできるストッキングを提供する。【解決手段】パンティ部2とレッグ部3とフット部4とが一体に編成されるとともに、パンティ部2とレッグ部3とが黒色の編成糸にて、フット部4がベージュ色の編成糸にてそれぞれ編成され、かつパンティ部2の下部の一定幅部分がリブ編み組織による骨盤引き締め部7に編成される。【選択図】図1
Description
本考案は、使用者の下半身全体を覆うように着用するレギンス風のストッキング(タイツも含む)に関するものである。
一般に、女性がスカートを穿く場合に、あたかも素肌が見えているように表現して着用者の脚を美しく見せる機能を有する衣類としてストッキングがあり、そのストッキングにヒップアップ効果や穿き易さ等の機能を持たせたものにパンティストッキングがある(特許文献1参照)。
一方、最近、若年層の女性を中心に、上述のパンティストッキングの代わりに着用するファッションとして、レギンスが流行している。このレギンスは、伸縮性のある素材で、脚にぴったりとフィットするようにされたタイツ状またはソックス状のカジュアルな衣料であり、足元や足全体を温めつつもデザイン性に優れていることから、着用者にとって、お洒落なアイテムの一つになりつつある(特許文献2,3参照)。
上記レギンスは、足先部分が露出するファッションであり、この靴下をはいていない足先部分の様子が、スカートや丈の短いパンツ姿と組み合わされることでお洒落感が生じていると言える。しかしながら、このレギンスをパンプス等の靴と組み合わせて着用する場合、パンプス等の素材が素足に直接触れることによる不快感があり、また、素足の表面とパンプス内面との摩擦によって靴擦れが起きやすくなるといった問題点がある。
また、従来のレギンスは、着用者のボディーラインにおける体型補整や骨盤引き締めなどの機能については全く考慮されていないため、腹部や臀部を締め付けて体型補整を行うにはガードル等の衣類を併用しなければならなかった。しかし、ガードルを使用すると、重ね着しなければならず、着用の違和感や蒸れによる不快感が生じるといった問題点がある。
本考案は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、パンティストッキングの機能性とレギンスのファッション性とを合わせ持つとともに、骨盤引き締めによる体型補整効果をも付与することのできるストッキングを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案によるストッキングは、
パンティ部とレッグ部とフット部とが一体に編成されるとともに、前記パンティ部と前記レッグ部とが同一色の編成糸にて、前記フット部が前記パンティ部および前記レッグ部とは別色の編成糸にてそれぞれ編成され、かつ前記パンティ部の下部の一定幅部分がリブ編み組織による骨盤引き締め部に編成されていることを特徴とするものである。なお、本考案の「ストッキング」は、「タイツ」も含む概念である。
パンティ部とレッグ部とフット部とが一体に編成されるとともに、前記パンティ部と前記レッグ部とが同一色の編成糸にて、前記フット部が前記パンティ部および前記レッグ部とは別色の編成糸にてそれぞれ編成され、かつ前記パンティ部の下部の一定幅部分がリブ編み組織による骨盤引き締め部に編成されていることを特徴とするものである。なお、本考案の「ストッキング」は、「タイツ」も含む概念である。
本考案において、前記パンティ部と前記レッグ部とが黒色で、前記フット部がベージュ色に形成されているのが好ましい。
本考案のストッキングによれば、パンティ部とレッグ部とフット部とが一体に編成されているので、従来のパンティストッキングと同様、ヒップアップ効果および穿き易さ、更には足先の保温効果といった機能を持たせることができる。また、外観上は足先部分が露出するレッグウエアであるレギンスを穿いているような趣きになり、お洒落感が生じるファッションを醸し出すこととなる。更に、パンティ部の下部の一定幅部分が骨盤引き締め部に編成されているので、着用者の骨盤の歪みを補整して、腰痛、背骨の歪みや肥満の解消などに役立てることができる。
本考案において、パンティ部とレッグ部とを黒色にし、フット部をベージュ色にすることで、足先のフット部があたかも素肌が見えているようになり、レギンス風のファッションがより強調される。
次に、本考案によるストッキングの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1には、本考案の一実施形態に係るストッキングの正面図が示され、図2には、本実施形態のストッキングを着用状態で示す斜視図が示されている。
本実施形態のストッキング1は、上部のパンティ部2と、このパンティ部2の下部に連設されるレッグ部(脚部)3と、このレッグ部3の下部に連設されるフット部(足部)4とが連続編みにて一体に編成されて構成されている。ここで、レッグ部3とフット部4との境界線dは、図2に示されるように、着用者のくるぶしまたはそのやや上方位置(本実施形態ではフット部4の先端から約180mmの位置で、この丈を「十分丈」と称する。)とされる。
パンティ部2は、穿き口となるウエストバンド部5と、その下につながるボディ部6とからなっている。ウエストバンド部5は、編地を袋状に折り返して端縁を縫着し、伸縮性を有するバンド状の上端部に形成することにより、この上端部が適度な伸縮力となり、ストッキング1のずり下がりを防止するともに、容易に着脱できるように構成されている。
ボディ部6は、レッグ部3との境界線aより距離b(本実施形態では約60mm)だけ上方位置に幅c(本実施形態では約65mm)の環状の骨盤引き締め部7を有している。ボディ部6の本体部分、レッグ部3およびフット部4はメリヤスの平編みにて編成されているのに対し、骨盤引き締め部7はメリヤスのリブ編みにて編成されている。こうして、骨盤引き締め部7は、ボディ部6の本体部分よりも締付圧(衣服圧)が高くなっており、着用者の骨盤の締め付けによる体型補整を行えるようにされている。なお、本実施形態では、ボディ部6の本体部分の締付圧は8hPaとされているのに対し、骨盤引き締め部7の締付圧は10hPaとされている。
レッグ部3およびフット部4は、上述のように平編みにて編成されているが、これらレッグ部3とフット部4との境界部で糸の切り替えが行われている。すなわち、パンティ部2およびレッグ部3の編成には、先染めの黒糸で、20デニールのポリウレタン系弾性糸を芯糸にし、これに70デニールのナイロン糸をカバリングした編成糸が用いられ、この編成糸を4本使用して編成される。一方、フット部4の編成には、ベージュ色に後染めされる白糸で、20デニールのポリウレタン系弾性糸を芯糸にし、これに30デニールのナイロン糸をカバリングした編成糸と、30デニールのポリエステル糸の2種類の編成糸が用いられ、これらの編成糸を2本ずつ使用して編成される。
このストッキング1を円筒状に連続編みにより編成するには、所定径の靴下編機等の編み機が用いられる。パンティ部2、レッグ部3とフット部4とについて、それぞれ4本ずつの編成糸を編み機にセットし、上部のパンティ部2から平編みにて編成を開始し、骨盤引き締め部7ではリブ編みにて編成を行う。そして、パンティ部2に連続してレッグ部3の編成を行い、レッグ部3とフット部4との境界位置で自動的に該当の編成糸に切り替えて編成を行っていく。こうして、爪先部まで筒状に編成した後、爪先は円弧状に切断すると共に切断端縁を縫合する。なお、レッグ部3とフット部4との切り替え部分には細かい接続後の糸が残るが、これは自動カッターで切断しながら編成が進められる。
このように本実施形態のストッキング1においては、パンティ部2とレッグ部3とフット部4とが一体に編成されているので、従来のパンティストッキングと同様、ヒップアップ効果と穿き易さ、更には足先の保温効果といった機能を持たせることができる。また、パンティ部2とレッグ部3とが黒色で、フット部4がベージュ色となっているので、フット部4はあたかも素肌が見えているような外観になるので、外観上はレギンスを穿いているような趣きになり、お洒落感が生じるファッションを醸し出すこととなる。この結果、パンティストッキングの機能性とレギンスのファッション性の両方の長所を合わせ持った衣料品となる。しかも、このストッキング1は、パンティ部2の下部に骨盤引き締め部7が設けられているので、着用者の骨盤の歪みを補整して、着用するだけで、腰痛、背骨の歪みや肥満の解消などに役立てることができる。
図3には、本考案の他の実施形態に係るストッキングの正面図(a)とそのA矢視拡大図(b)が示されている。本実施形態において、先の実施形態と共通する部分には図に同一符号を付してその詳細な説明を省略し、本実施形態に特有の部分についてのみ説明する。
先の実施形態においては、レッグ部3とフット部4との境界線dを、着用者のくるぶしまたはそのやや上方位置としたが、本実施形態においては、レッグ部3Aとフット部4Aとの境界線d´を着用者の膝のやや下方位置(本実施形態では先端から約280mmの位置で、この丈を「七分丈」と称する。)に設定している。
また、この境界線d´のやや上方位置であるレッグ部3Aの下部に、ラインストーンからなる装飾部8が接着により設けられ、この装飾部8がデザイン上のアクセントとなっている。なお、このようなララインストーンからなる装飾部8に代えて、装飾片を縫合したり、編み目模様による装飾部を施したりすることもできる。
前記各実施形態では、パンティ部2およびレッグ部3,3Aを黒色にし、フット部4,4Aを肌色に近いベージュ色にしたものを説明したが、この配色を逆にして、パンティ部2およびレッグ部3,3Aをベージュ色にし、フット部4,4Aを黒色にすることもできる。その場合、フット部4,4Aの上端を着用者の膝上位置に設定することもできる。このようにした場合には、外観上、着用者がハイソックスを穿いているように見えることになる。また、黒色、ベージュ色以外にも種々の色の組み合わせを用いることができる。さらに、柄についても種々の柄のものを用いることができる。
本考案のストッキングは、パンティストッキングの機能性とレギンスのファッション性の両方の長所を合わせ持った衣料品となり、また骨盤の歪みの補整も行えるので、その産業上の利用可能性が大きい。
1,1A ストッキング
2 パンティ部
3,3A レッグ部
4,4A フット部
5 ウエストバンド部
6 ボディ部
7 骨盤引き締め部
8 装飾部
2 パンティ部
3,3A レッグ部
4,4A フット部
5 ウエストバンド部
6 ボディ部
7 骨盤引き締め部
8 装飾部
Claims (2)
- パンティ部とレッグ部とフット部とが一体に編成されるとともに、前記パンティ部と前記レッグ部とが同一色の編成糸にて、前記フット部が前記パンティ部および前記レッグ部とは別色の編成糸にてそれぞれ編成され、かつ前記パンティ部の下部の一定幅部分がリブ編み組織による骨盤引き締め部に編成されていることを特徴とするストッキング。
- 前記パンティ部と前記レッグ部とが黒色で、前記フット部がベージュ色に形成されている請求項1に記載のストッキング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003825U JP3170423U (ja) | 2011-07-05 | 2011-07-05 | ストッキング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003825U JP3170423U (ja) | 2011-07-05 | 2011-07-05 | ストッキング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3170423U true JP3170423U (ja) | 2011-09-15 |
Family
ID=54880884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011003825U Expired - Fee Related JP3170423U (ja) | 2011-07-05 | 2011-07-05 | ストッキング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3170423U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043862A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | グンゼ株式会社 | パンティストッキング |
-
2011
- 2011-07-05 JP JP2011003825U patent/JP3170423U/ja not_active Expired - Fee Related
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