JP2010070776A - Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト - Google Patents

Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト Download PDF

Info

Publication number
JP2010070776A
JP2010070776A JP2008236378A JP2008236378A JP2010070776A JP 2010070776 A JP2010070776 A JP 2010070776A JP 2008236378 A JP2008236378 A JP 2008236378A JP 2008236378 A JP2008236378 A JP 2008236378A JP 2010070776 A JP2010070776 A JP 2010070776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
metal
powders
solder
powder containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008236378A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Uno
浩規 宇野
Kanji Hisayoshi
完治 久芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2008236378A priority Critical patent/JP2010070776A/ja
Publication of JP2010070776A publication Critical patent/JP2010070776A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

【課題】はんだ粉末として好適な、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害することなく良好な溶融性を有するSnを含有する粉末を製造する方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末を提供する。
【解決手段】2価クロムイオン溶液を還元剤として用い、Snを含有する粉末の凝集を抑制する分散剤の存在下で、粉末を構成する金属を含む金属塩溶液に、2価クロムイオン溶液を加えて粉末を構成する金属を還元析出させることにより、体積累積中位径(Median径;D50)が5μm以下のSnを含有する粉末を製造する方法において、Snを含有する粉末はSnの含有割合が94質量%以上であって、分散剤がArガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件で熱重量分析を行った場合、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃までの範囲における重量減少率が60%以上であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉛フリーのファインピッチはんだ粉末として好適なSnを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該粉末を用いたはんだ用ペーストに関するものである。
電子部品接合に用いられるはんだは環境の面から鉛フリー化が進められ、現在では、錫を主成分としたはんだ粉末が採用されている。はんだ粉末のような微細な金属粉末を得る方法としては、ガスアトマイズ法や回転ディスク法などといったアトマイズ法や、メルトスピニング法、回転電極法などといった機械的プロセスによる方法が知られている。ガスアトマイズ法は、誘導炉やガス炉で金属を溶融した後、金属を溶融した溶湯を貯えるタンディッシュと呼ばれる容器の底のノズルから溶融金属を流下させ、その周囲より高圧ガスを吹き付けて粉化する方法である。回転ディスク法とも呼ばれる遠心力アトマイズ法は、溶融した金属を高速で回転するディスク上に落下させて、接線方向に剪断力を加えて破断して微細粉を作る方法である。
一方、電子部品の微細化とともに接合部品のファインピッチ化も進んでおり、より微細な粒径のはんだ粉末が求められているため、こうしたファインピッチ化に向けた技術の改良も盛んに行われている。例えば、ガスアトマイズ法を改良した技術として、ガスを巻き込ませた状態の金属溶湯をノズルから噴出させ、このノズルの周囲から高圧ガスを吹き付けることを特徴とする金属微粉末の製造方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。上記特許文献1に開示された方法によれば、溶湯がノズルを通過する際にガスを巻き込ませることによって、ノズルから出湯した時点で溶湯がすでに分断され、より小さな粉末を製造することができる。また、回転ディスク法を改良した技術として、回転体に金属微粉末サイズ調整手段としてのメッシュを配し、このメッシュを通して溶融金属を飛散させる金属微粉末の製法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。上記特許文献2に開示された方法によれば、従来の回転ディスク法に比べて微細な金属微粉末を効率良く生成できる。更に、ガスアトマイズ法と回転ディスクを組み合わせた技術が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。これらとは別の微粉末作製に適した方法として、液体金属に圧力を加え、多孔質膜から接している液体連続相中に液体金属を分散させる技術(例えば、特許文献3参照。)や、高周波プラズマを用いたもの(例えば、特許文献4参照。)、そして3価チタンを還元剤として用いたもの(例えば、特許文献5参照。)や2価クロムイオンを還元剤として用いた技術が知られている(例えば、特許文献6参照。)。
特開2004−18956号公報(請求項1、段落[0002]) 特開平6−264116号公報(請求項1、段落[0016]、第3図) 皆川和己、垣澤英樹、木村隆、馬苣生、唐捷、原田幸明、「鉛フリー微細球状粉末の新たな製造方法」、第12回エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術、社団法人溶接学会、平成18年2月、p.113〜p.118 特許第3744519号 特開平8−90277 特許第3018655号 特開2003−306707
しかしながら、上記特許文献1、2及び非特許文献1の方法により製造された、体積累積中位径(Median径;D50)5μm以下の金属微粉末をはんだ粉末として用いた場合、はんだ粉末の歩留まりが非常に悪いため、ファインピッチ用のはんだ粉末としては適さない。また上記特許文献3の技術では、上記特許文献1、2及び非特許文献の方法よりは歩留まりは改善されるものの、依然としてはんだ粉末の歩留まりが悪いため適さない。上記特許文献4の高周波プラズマを用いたものは、粒径0.4μmのはんだ粉末を得ることは可能であるが、サイズが小さすぎて、はんだ粉末として用いるには適さない。またプラズマを用いるため、製造装置のイニシャルコスト及びランニングコストが高くなるという問題が生じる。
低コストで、かつはんだ粉末に好適な金属微粉末を得る方法として特許文献5のような還元剤を用いた方法がある。この方法は大気中、または加圧中にて金属塩の水溶液を沸点温度以下で加熱し、そこに還元剤である三塩化チタンを加え攪拌し金属微粉末を得ることを特徴としている。しかしこの方法を用いて製造される鉛フリーのはんだ粉末は、鉛を含有するはんだ粉末に比べ酸化し易く、製造工程中の酸化を防ぐために不活性雰囲気中で行われる。そのため、製造されたはんだ粉末表面は無酸化状態であり、粉末同士が非常に凝集し易く、粉末の洗浄、乾燥などの工程にて粉末同士が接触すると直ちに強く凝集し、粉末状にはならないという問題が生じる。
上記特許文献6の製造方法では、このようなSn粉末同士の凝集を抑制するためにポリビニルピロリドンを分散剤として用いるが、製造されたSn微粉末は、その表面が多量のポリビニルピロリドンによって被覆される。そのため、このSn微粉末を用いて作製されたはんだ用ペーストは、加熱時にその温度がSnを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃の範囲に達しても、Sn微粉末を被覆するポリビニルピロリドンは沸点が高くその大部分が粉末表面に残留するため、粉末間の金属元素拡散が阻害され、ペーストが溶融せずはんだバンプが形成されないという問題があった。
本発明の目的は、はんだ粉末として好適な、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害することなく良好な溶融性を有するSnを含有する粉末を製造する方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末を提供することにある。
本発明の別の目的は、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害することなく良好な溶融性を有する、はんだ粉末として好適なSnを含有する粉末を用いたはんだ用ペーストを提供することにある。
請求項1に係る発明は、2価クロムイオン溶液を還元剤として用い、Snを含有する粉末の凝集を抑制する分散剤の存在下で、この粉末を構成する金属を含む金属塩溶液に、2価クロムイオン溶液を加えて粉末を構成する金属を還元析出させることにより、体積累積中位径(Median径;D50)が5μm以下のSnを含有する粉末を製造する方法において、Snを含有する粉末はSnの含有割合が94質量%以上であって、分散剤がArガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件で熱重量分析を行った場合、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃までの範囲における重量減少率が60%以上であることを特徴とするSnを含有する粉末の製造方法である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、Snを含有する粉末がはんだ粉末であるSnを含有する粉末の製造方法である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の製造方法により製造されたSnを含有する粉末であって、Snを含有する粉末の体積累積中位径(Median径;D50)が1〜5μmであるSnを含有する粉末である。
請求項4に係る発明は、請求項3記載のSnを含有する粉末とはんだ用フラックスとを混合しペースト化して得られたはんだ用ペーストである。
請求項5に係る発明は、電子部品の実装に用いられる請求項4記載のはんだ用ペーストである。
請求項1に係る発明によれば、Arガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件で熱重量分析を行った場合、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(Tm+40)℃までの重量減少が60%以上である低沸点の分散剤を使用するため、製造されるSnを含有する粉末の粒子表面を覆う分散剤の大部分が上記範囲の温度で分解する。これにより、はんだ粉末として好適な、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害することなく良好な溶融性を有するSnを含有する粉末を製造することができる。
請求項3に係る発明によれば、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害せず良好な溶融性を有するため、はんだ粉末として好適に用いることができる。また、このSnを含有する粉末をはんだ粉末として用いたはんだ用ペーストは、微細なSnを含有する粉末を使用しているため、ファインピッチ化が進んでいる電子部品の実装に好適に用いることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の製造方法は、2価クロムイオン溶液を還元剤として用い、Snを含有する粉末の凝集を抑制する分散剤の存在下で、粉末を構成する金属を含む金属塩溶液に、2価クロムイオン溶液を加えて粉末を構成する金属を還元析出させることにより、体積累積中位径(Median径;D50)が5μm以下のSnを含有する粉末を製造する方法の改良である。その特徴ある構成は、分散剤がArガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件で熱重量分析を行った場合、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃までの範囲における重量減少率が60%以上であることにある。なお、本発明において体積累積中位径(Median径;D50)とは、レーザー回折散乱法を用いた粒度分布測定装置(堀場製作所製 LA−950)にて測定した粒度分布において、全粒子体積に対する累積粒子体積が50%となるときの平均粒子径をいう。また、本明細書においてSnを含有する粉末とは、Sn粉末単体又はSnを94質量%以上含み、かつSn以外の他の金属元素を含む金属粉末をいい、Sn以外の他の金属元素には、Cu又はAgが挙げられる。また、本明細書において融点Tmは、具体的には217〜250℃である。
本発明の製造方法を図1に示す。先ず、Snを含有する粉末を構成する金属を含む金属塩溶液を調製する。この金属塩溶液としては、Sn粉末単体を得る場合は、塩化第1錫溶液を用いるのが好ましい。一方、Snを94質量%以上含み、かつSn以外の他の金属元素を含む金属粉末を得るには、塩化第1錫とSn以外の他の金属塩化物又は硫酸化物との混合溶液を用いるのが好ましい。例えば、Sn以外の他の金属元素がCuの場合は、塩化第1錫と塩化第2銅二水和物を溶解した混合溶液を用いる。金属塩溶液中の金属イオンの濃度は生産効率及び粉末同士の凝集を防止する理由から、0.05〜1mol/Lが好ましい。下限値未満では、1Lotから得られる粉末が少なすぎて生産効率が悪く、上限値を越えると分散剤を加えても粉末同士の凝集を抑制する効果が得られにくいからである。
次に、所定の濃度に調整した金属塩溶液のpHを1以下に調整する。pHを1以下とするのは、pHが1を越えると沈殿物が生じる等の不具合等が生じやすいからである。また、金属塩溶液中のSn2+イオン等は、pHによって金属イオンの状態が異なる。例えば塩化第1錫溶液の場合、pH1以下ではSn2+イオンの状態で存在するが、pHが1より大きく、かつ10以下の範囲では水酸化錫が沈澱し、pH10を越えるとSnO3 2-イオンになる。因みに、塩化第1錫溶液のSn2+濃度を調整する際に水で希釈してpHが1以上になると、水酸化錫が沈澱して液が白濁し、還元剤を添加しても金属錫の沈澱を得ることができない。従って、金属塩溶液のpHは、塩酸又は硫酸を用いて希釈するのが好ましい。
次に、金属イオン濃度とpHを調整した金属塩溶液に金属粒子の凝集を抑制する分散剤を加える。この分散剤に、分散性に優れ、かつ低沸点のものを使用することにより、上述した上記特許文献6による不具合が解消され、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害することなく良好な溶融性を有するSnを含有する粉末を製造することができる。具体的に、使用する分散剤は、Arガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件で熱重量分析を行った場合、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃までの範囲における重量減少率が60%以上、好ましくは80%以上である。60%未満では、従来のように粉末を被覆する分散剤が粉末表面に残留し、粉末間の金属元素拡散が阻害されるという不具合が生じる。本発明において好適な分散剤としては、2−ブチン−1,4ジオール、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7ジオール等のアセチレン化合物や、アクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる。これら分散剤の添加量は、製造されるSnを含有する粉末における炭素濃度測定値が、好ましくは100〜10000ppmとなる量である。具体的には、金属塩溶液中の金属イオン1molに対して、10〜400gである。また、金属塩溶液に分散剤を添加した後は、スターラー等の方法により、好ましくは回転速度100〜800rpmで5〜60分間攪拌する。
次に、金属粒子の凝集を防止する上記分散剤の存在下で、金属塩溶液に還元剤溶液を加えて液中の金属を還元し析出させる。還元剤としては、水素過電圧に影響されないという理由から、2価クロムイオンを用いるのが好ましい。従来の還元剤として水素化ホウ素ナトリウムやジメチルアミンボラン、ヒドラジン等が知られているが、これらの還元剤では、水素過電圧の高いSnの表面では持続的なSn2+イオンの還元が起こりにくく、Snの核は生成するものの、目的とするサイズまで核成長させることは困難である。
この2価クロムイオンは不安定であるので、金属塩溶液と混合する際に調製するのが好ましい。具体的には、例えば、混合直前に塩化第2クロム溶液を非酸化性雰囲気下で金属亜鉛に接触させてクロムを還元し、塩化第1クロム溶液としたものを用いると良い。塩化第2クロム溶液のpHは、0〜2に調整するのが好ましい。pHが下限値未満では、Sn2+イオンを還元した際に溶液全体のpHが低すぎてSn粉末同士の凝集が発生しやすく、上限値を越えると、3価クロムイオンが水酸化物として沈殿するという不具合が生じやすいからである。
分散剤を加えた金属塩溶液と2価クロムイオン溶液とを混合した後は、スターラー等の方法により、好ましくは5〜60分間、回転速度100〜800rpmにて攪拌することにより、液中の金属を還元析出させる。攪拌による反応時間が下限値未満では未反応イオンが存在し、収率の低下を招き、上限値を越えると長時間、液中の粉末間で衝突が起きることにより凝集が発生しやすくなる。また、回転速度が下限値未満では、金属塩溶液と2価クロムイオン溶液の混合が不十分となり濃度が不均一になるため、粉末の粒径に大きなばらつきが生じやすく、上限値を越えると粉末間の衝突が激しくなり、凝集が発生しやすくなる。このうち、10〜30分間、回転速度200〜500rpmにて攪拌するのが特に好ましい。
以上の反応工程において、金属亜鉛によるクロムの還元および2価クロムイオンによる金属イオンの還元は何れも非酸化性雰囲気下で行うのが好ましい。具体的には例えば窒素ガス導入下で反応させるのが好ましい。
本発明の製造方法を図2を用いて説明する。図2は本発明のSnを含有する粉末の製造方法に好適に用いられる製造装置の一例を表した概略図である。この製造装置10は、反応容器11と、還元液作製手段12と、還元液作製手段12により作製された還元液を貯える貯蔵容器13とを備える。またこの貯蔵容器13に貯えられた還元液を反応容器11へ送り出すポンプ14を備え、更に反応容器11内を攪拌混合するスターラー16及び攪拌子17とを備える。上記還元液作製手段12には金属亜鉛を充填した還元部18が設けられてる。還元部18には、還元液を貯蔵容器13へ供給するための第1管路31が設けられている。また貯蔵容器13からポンプ14へ還元液を供給する第2管路32、更にはポンプ14から反応容器11へと還元液を供給する第3管路33が設けられている。
また還元部18には、還元部18、第1管路31、貯蔵容器13、第2管路32、ポンプ14、第3管路33へ窒素ガスを導入するための第4管路34が設けられている。そして反応容器11には、窒素ガスを供給するための第5管路36と、反応容器11から窒素ガスを外部へ流出させるための第6管路37が設けられている。
先ず、上記製造装置10において、金属塩溶液における金属の還元析出を行う直前に第4管路34を通じて還元部18、第1管路31、貯蔵容器13、第2管路32、ポンプ14、第3管路33に導入し、窒素ガスによる置換を行う。同様に、第5管路36を通じて反応容器11に窒素ガスを導入し、窒素ガスによる置換を行う。なお、反応容器11に導入された窒素ガスは、第6管路37を通じて外部に流出される。次に、反応容器11に分散剤を添加した金属塩溶液を導入する。次いで、還元部18に塩化第2クロム溶液を導入し、金属亜鉛に接触させて、2価クロムイオン溶液の塩化第1クロムに還元する。これを還元液として用い、第1管路31を通じて貯蔵容器13に貯蔵する。貯蔵容器13に貯蔵された還元液を第2管路32を通じてポンプ14に供給し、更に第3管路33を通じて、ポンプ14から反応容器11に供給する。このとき、スターラー16及び攪拌子17にて反応容器11内に供給された金属塩溶液と還元液とを一定時間、攪拌混合し、金属イオンを還元して金属を析出させることにより金属粒子を作製する。最後に、静置沈降により固液分離し、回収した金属粒子の沈殿物を水で洗浄した後、真空乾燥させることにより粉末を得る。
本発明の製造方法により製造されたSnを含有する粉末は、製造工程において、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃までの範囲における重量減少率が60%以上の低沸点の分散剤を使用した、体積累積中位径(Median径;D50)が1〜5μmのSnを含有する粉末である。そのため、粉末同士が凝集し難く、かつ粉末間の金属元素拡散を阻害することなく良好な溶融性を有するため、はんだ粉末として好適に用いることができる。また、炭素濃度測定値は、好ましくは100〜10000ppmである。
また、このSnを含有する粉末とはんだ用フラックスとを混合しペースト化して得られたはんだ用ペーストは、微細なSnを含有する粉末を使用しているため、ファインピッチ化が進んでいる電子部品、例えばパッケージ用途、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)用有機セラミック基板又はCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、Chipset用有機基板等の実装に好適に用いることができる。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
先ず、水50mlに、塩化第1錫1.32×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmで5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5の溶液を調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤として2−ブチン−1,4−ジオール1.0gを加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpHを0.5に調整した1.58mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで錫粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、錫粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した錫粒子の沈殿物を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、錫粉末を得た。
また、上記得られた錫粉末をはんだ粉末として用い、このはんだ粉末80質量%とRMA(Rosin Mildly Activated)フラックス20質量%とを混合し、この混合物を三本ロールミルにて解砕、混練してはんだ用ペーストを得た。
<実施例2>
水50mlに塩化第2銅二水和物1.74×10-4molと塩化第1錫1.32×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmにて5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5に調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤として2−ブチン−1,4−ジオールを1.0g加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpH0.5に調整した0.79mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、銅イオン、錫イオンを還元し、銅及び錫を含有する金属粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで銅及び錫を含有する金属粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、銅及び錫を含有する金属粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した銅及び錫を含有する金属粒子を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、銅及び錫を含有する粉末を得た。
また、上記得られた銅及び錫を含有する粉末をはんだ粉末として用い、このはんだ粉末80質量%とRMAフラックス20質量%とを混合し、この混合物を三本ロールミルにて解砕、混練してはんだ用ペーストを得た。
<実施例3>
水50mlに塩化第2銅二水和物1.74×10-4molと塩化第1錫1.32×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmにて5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5に調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤として2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールを1.0g加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpH0.5に調整した0.79mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、銅イオン、錫イオンを還元し、銅及び錫を含有する金属粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで銅及び錫を含有する金属粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、銅及び錫を含有する金属粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した銅及び錫を含有する金属粒子を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、銅及び錫を含有する粉末を得た。
また、上記得られた銅及び錫を含有する粉末をはんだ粉末として用い、このはんだ粉末80質量%とRMAフラックス20質量%とを混合し、この混合物を三本ロールミルにて解砕、混練してはんだ用ペーストを得た。
<実施例4>
水50mlに塩化第2銅二水和物1.74×10-4molと塩化第1錫1.32×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmにて5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5に調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤としてアクリル酸を1.0g加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpH0.5に調整した0.79mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、銅イオン、錫イオンを還元し、銅及び錫を含有する金属粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで銅及び錫を含有する金属粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、銅及び錫を含有する金属粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した銅及び錫を含有する金属粒子を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、銅及び錫を含有する粉末を得た。
また、上記得られた銅及び錫を含有する粉末をはんだ粉末として用い、このはんだ粉末80質量%とRMAフラックス20質量%とを混合し、この混合物を三本ロールミルにて解砕、混練してはんだ用ペーストを得た。
<実施例5>
水50mlに塩化第2銅二水和物1.74×10-4molと塩化第1錫1.32×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmにて5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5に調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤としてメタクリル酸を1.0g加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpH0.5に調整した0.79mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、銅イオン、錫イオンを還元し、銅及び錫を含有する金属粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで銅及び錫を含有する金属粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、銅及び錫を含有する金属粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した銅及び錫を含有する金属粒子を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、銅及び錫を含有する粉末を得た。
また、上記得られた銅及び錫を含有する粉末をはんだ粉末として用い、このはんだ粉末80質量%とRMAフラックス20質量%とを混合し、この混合物を三本ロールミルにて解砕、混練してはんだ用ペーストを得た。
<比較例1>
先ず、水50mlに、塩化第1錫2.64×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmで5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5の溶液を調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤としてポリビニルピロリドン0.05gを加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpHを0.5に調整した1.58mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで錫粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、錫粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した錫粒子の沈殿物を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、錫粉末を得た。
また、上記得られた錫粉末をはんだ粉末として用い、はんだ用ペーストの作製を試みたものの、粉末同士の凝集が強く、はんだ用ペーストが作製できなかった。
<比較例2>
先ず、水50mlに、塩化第1錫2.64×10-2molを加え、スターラーを用いて回転速度300rpmで5分間攪拌した後、塩酸にてpH0.5の溶液を調整し金属塩溶液を調製した。次に、この金属塩溶液に分散剤としてポリビニルピロリドン1.0gを加え、回転速度300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。次いで、図2に示す装置を用いて、塩酸にてpHを0.5に調整した1.58mol/Lの塩化第2クロム溶液50mlを、2価クロムイオン水溶液(塩化第1クロム溶液)50mlに還元し、上記分散剤を加えた金属塩溶液に、添加速度50ml/secにて加えた後、回転速度500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粒子の分散水溶液を得た。その後、60分間静置することで錫粒子を沈降させ、上澄み液を捨て、これに水100mlを加えて回転速度300rpmにて10分間攪拌し、60分間静置した。この水を加えて攪拌し、60分間静置する工程を1サイクルとし、この工程を4サイクル繰り返すことにより、錫粒子の沈殿物を洗浄した。最後に、洗浄した錫粒子の沈殿物を真空乾燥機にて12時間以上乾燥させ、錫粉末を得た。
また、上記得られた錫粉末をはんだ粉末として用い、このはんだ粉末80質量%とRMAフラックス20質量%とを混合し、この混合物を三本ロールミルにて解砕、混練してはんだ用ペーストを得た。
<比較試験及び評価>
実施例1〜5及び比較例1,2で使用した分散剤について、熱重量分析による重量減少率を測定した。この結果を次の表1に示す。
(1) 分散剤の熱重量分析:実施例1〜5及び比較例1,2で使用した分散剤6mgそれぞれを試料とし、熱重量分析装置(Bruker AXS社製 TG−DTA2000S)を用いて、Arガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件下、はんだペーストリフロー時の最高温度250℃における重量減少率(%)を測定した。
また、実施例1〜5及び比較例1,2で得られたSnを含有する粉末について、粒度分布、歩留まり及び炭素濃度を測定した。これらの結果を次の表1に示す。
(2) 粒度分布測定:Snを含有する粉末0.6gを0.2質量%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液60mlに加え、超音波ホモジナイザーにて5分間分散させ、試料となる粉末分散溶液を調製した。次にこの粉末分散溶液をレーザー回折散乱法を用いた粒度分布測定装置(堀場製作所社製 LA−950)にて体積基準により粒度分布を測定し、その累積頻度D50の粒子径、即ち体積累積中位径(Median径;D50)と、5μm以下の歩留まりを求めた。
(3) 炭素濃度分析:高周波炉燃焼方式装置(LECO社製 CS−444LS型)を用いて分析し、Snを含有する粉末の炭素濃度を測定した。
更に、実施例1〜5及び比較例2で得られたはんだ用ペーストについて、その溶融性を評価した。この結果を次の表1に示す。
(4) 溶融性:実施例1〜4及び比較例2で得られたSnを含有する粉末を用いて作製したはんだ用ペーストをフリップチップ実装用基板に印刷した。次に、窒素ガス雰囲気中、最高温度250℃でリフローすることにより、はんだバンプを形成した。次いで、光学顕微鏡にてはんだバンプを観察し、はんだ粉末が完全に溶融して1つのはんだバンプを形成している場合をA、はんだ粉末が溶融してはんだバンプを形成しているものの、はんだバンプ周辺に溶融していないはんだ粉末が存在している場合、あるいははんだバンプ周辺にはんだボールと呼ばれる、溶融しているものの凝集していないはんだが存在している場合をB、はんだ粉末が溶融せず、はんだバンプの形成が確認できないものをCとした。
Figure 2010070776
表1から明らかなように、実施例1〜5と比較例1を比較すると、実施例1〜5で製造されたSnを含有する粉末は、比較例1で製造されたSn粉末に比べて歩留まりが高く、凝集の抑制が高いことが確認された。また、比較例2と比較すると、実施例1〜5は、製造されたSnを含有する粉末の歩留まりの評価において、比較例2と同等の結果となったものの、比較例2で製造されたSn粉末は溶融性が悪く、はんだバンプの形成ができなかった。これに対し、実施例1〜5で製造されたSnを含有する粉末は高い溶融性を示し、はんだ粉末に好適であることが確認された。また、比較例1では、Sn粉末同士が凝集したため、体積累積中位径が測定できず、また、炭素濃度が極端に高くなりすぎたため測定できなかった。更に、解砕が不可能なほど粉末同士の凝集が強く、はんだ用ペーストが作製できなかったため、はんだ用ペーストの溶融性が測定できなかった。
本発明のSnを含有する粉末の製造方法を表す工程図である。 本発明の製造方法を実施する装置の一例を表した概略図である。

Claims (5)

  1. 2価クロムイオン溶液を還元剤として用い、Snを含有する粉末の凝集を抑制する分散剤の存在下で、前記粉末を構成する金属を含む金属塩溶液に、前記2価クロムイオン溶液を加えて前記粉末を構成する金属を還元析出させることにより、体積累積中位径(Median径;D50)が5μm以下のSnを含有する粉末を製造する方法において、
    前記Snを含有する粉末はSnの含有割合が94質量%以上であって、
    前記分散剤がArガス雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件で熱重量分析を行った場合、Snを含有する粉末を構成する金属の融点Tm〜(融点Tm+40)℃までの範囲における重量減少率が60%以上であることを特徴とするSnを含有する粉末の製造方法。
  2. Snを含有する粉末がはんだ粉末である請求項1記載のSnを含有する粉末の製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の製造方法により製造されたSnを含有する粉末であって、Snを含有する粉末の体積累積中位径(Median径;D50)が1〜5μmであるSnを含有する粉末。
  4. 請求項3記載のSnを含有する粉末とはんだ用フラックスとを混合しペースト化して得られたはんだ用ペースト。
  5. 電子部品の実装に用いられる請求項4記載のはんだ用ペースト。
JP2008236378A 2008-09-16 2008-09-16 Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト Withdrawn JP2010070776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008236378A JP2010070776A (ja) 2008-09-16 2008-09-16 Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008236378A JP2010070776A (ja) 2008-09-16 2008-09-16 Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010070776A true JP2010070776A (ja) 2010-04-02

Family

ID=42202842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008236378A Withdrawn JP2010070776A (ja) 2008-09-16 2008-09-16 Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010070776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023534A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Mitsubishi Materials Corp はんだ粉末用洗浄剤及びはんだ粉末の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023534A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Mitsubishi Materials Corp はんだ粉末用洗浄剤及びはんだ粉末の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101451559B1 (ko) 땜납 분말 및 이 분말을 사용한 땜납용 페이스트
JP2008138266A (ja) ハンダ粉末及び該粉末を用いたハンダ用ペースト
JP5895344B2 (ja) ハンダ粉末の製造方法及びこの方法により製造されたハンダ粉末を用いてハンダ用ペーストを製造する方法
JP2012179624A (ja) プリコート用ハンダペースト
JP5927745B2 (ja) SnAgCu系はんだ粉末及びこの粉末を用いたはんだ用ペースト
JP5736799B2 (ja) ハンダ粉末及びその製造方法
JP5750913B2 (ja) ハンダ粉末及びこの粉末を用いたハンダ用ペースト
JP2012076086A (ja) ハンダ粉末及びこの粉末を用いたハンダ用ペースト
JP4797968B2 (ja) ハンダ粉末及びこの粉末を用いたハンダ用ペースト
JP2012115861A (ja) ハンダ粉末の製造方法及び該方法により得られたハンダ粉末
JP2013094836A (ja) プリコート用ハンダペースト及びその製造方法
JP2012115860A (ja) ハンダ粉末の製造方法及び該方法により得られたハンダ粉末
JP6191143B2 (ja) SnAgCu系はんだ粉末の製造方法及びこの粉末を用いたはんだ用ペーストの調製方法
JP2020196928A (ja) 銀被覆合金粉末、合金粉末、金属粉末の製造方法、銀被覆金属粉末の製造方法、導電性ペースト、及び導電性ペーストの製造方法
JP2010070776A (ja) Snを含有する粉末の製造方法及び該方法により製造されたSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト
JP5076952B2 (ja) ハンダ粉末及び該粉末を用いたハンダ用ペースト
JP6102280B2 (ja) SnAgCu系はんだ粉末の製造方法及びこの粉末を用いたはんだ用ペースト
JP2010070775A (ja) Snを含有する粉末の製造方法及びSnを含有する粉末並びに該Snを含有する粉末を用いたはんだ用ペースト
JP2008149366A (ja) ハンダ粉末及びこのハンダ粉末を用いたハンダ用ペースト
JP2011184766A (ja) ハンダ粉末の製造方法及び該方法により得られたハンダ粉末
JP4826453B2 (ja) ハンダ粉末及び該粉末を用いたハンダ用ペースト
JP5488553B2 (ja) ハンダ粉末及びこの粉末を用いたハンダ用ペースト
JP5447464B2 (ja) ハンダ粉末及びこの粉末を用いたハンダ用ペースト
JP6244869B2 (ja) SnAgCu系はんだ粉末及びこの粉末を用いたはんだ用ペーストの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20111206