JP2010070345A - エレベータの乗場出入口枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、据付現場での縦柱間の間隔寸法の調整作業、及び運搬用補強材の取り外し作業を不要とすることができるとともに、水平度調整作業を簡略化することができ、据付時の作業効率を向上させることができるエレベータの乗場出入口枠を提供する。
【解決手段】乗場出入口には、乗場出入口枠が設けられている。乗場出入口枠は、一対の縦柱3、上梁、下梁6、及び複数の水平度調整機構7を有している。下梁6は、乗場出入口の下部に配置されており、かつ下地床Y及び仕上床Zの内部に埋設されている。下梁6は、一対の縦柱3の下端部同士の間に渡し設けられている。複数の水平度調整機構7は、下梁6の奥行き方向乗場側の箇所に、互いに間口方向に間隔をおいて設けられている。水平度調整機構7は、ジャッキねじ12の下梁6からの突出量に応じて、乗場出入口枠2の水平度を変化させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、建物の各階の乗場出入口に据え付けられたエレベータの乗場出入口枠に関する。
従来のエレベータの乗場三方枠では、工場での製造段階において、乗場出入口の幅寸法(間口寸法)に対応するように、一対の縦柱同士の間の間隔寸法が調整される。そして、一対の縦柱の下端部同士の間に、出入口固定梁及び運搬用補強材が取り付けられる。これらの出入口固定梁及び運搬用補強材によって、一対の縦柱同士の間の間隔寸法が保持され、この状態で乗場三方枠が工場から据付現場へ出荷される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−96879号公報
上記のような従来のエレベータの乗場三方枠では、運搬用補強材が据付前に取り外され、出入口固定梁が据付後に取り外される。このため、それらの部材を取り外すための作業を要していた。また、据付前に運搬用補強が取り外された後には、出入口固定梁のみによって一対の縦柱同士の間の間隔寸法が保持される。しかしながら、出入口固定梁は、一対の縦柱の奥行き方向の一方の面のみに取り付けられている。このため、据付作業中に縦柱の奥行き方向の他方の面に衝撃等が加わった場合には、その衝撃によって、乗場三方枠に変形が生じたり、一対の縦柱間の間隔寸法にずれが生じたりすることがある。このような場合には、形状の復元作業や一対の縦柱間の間隔寸法の再調整作業が必要となる。
さらに、上記のような従来のエレベータの乗場三方枠は、その水平度(傾き)を調整可能な構造ではない。このため、このような乗場三方枠の水平度を調整する際には、例えば、乗場三方枠の奥行き方向の一方を固定した状態で、水平芯出し用のおもりを上梁に吊り下げて、乗場三方枠の奥行き方向の他方を上下に変位させることにより、乗場三方枠の水平度調整が行われる。そして、乗場三方枠を水平に保持した状態で、乗場壁に打ち込まれたアンカーボルトや柱等に、一対の縦柱のそれぞれを溶接するという作業が必要となる。このような作業には、多大な労力及び時間を要していた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、据付現場での縦柱間の間隔寸法の調整作業、及び運搬用補強材の取り外し作業を不要とすることができるとともに、水平度調整作業を簡略化することができ、据付時の作業効率を向上させることができるエレベータの乗場出入口枠を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの乗場出入口枠は、建築床に仕上材による仕上床が形成された乗場出入口に据え付けられたものであって、乗場出入口の両側部にそれぞれ設けられた一対の縦柱と、乗場出入口の上部に設けられ、一対の縦柱の上端部同士の間に渡し設けられた上梁と、一対の縦柱の下端部同士の間に渡し設けられ、かつ仕上床に埋設され、一対の縦柱の間の間隔寸法を保持する下梁と、先端部が建築床に当接し下梁から下方へ向けて突出するように下梁に設けられた突出部を有し、下梁からの突出部の突出量を調整可能であり、突出部の突出量に応じて乗場出入口枠の水平度を変化させる水平度調整機構とを備えるものである。
この発明のエレベータの乗場出入口枠によれば、下梁が運搬用補強材をなしており、その下梁が仕上床に埋設されているので、据付現場での縦柱間の間隔寸法の調整作業、及び運搬用補強材の取り外し作業を不要とすることができるとともに、水平度調整機構によって乗場出入口枠の水平度を調整可能となっているので、従来のエレベータの乗場三方枠に比べて、水平度調整作業を簡略化することができ、据付時の作業効率を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場出入口枠を示す正面図である。図2は、図1の乗場出入口枠2を示す側面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。
図1〜4において、建物の各階の乗場には、乗場出入口1が設けられている。また、乗場出入口1の床部は、図3に示すように、建築床X、下地床Y及び仕上床Zによって構成されている。建築床Xは、コンクリートによって形成されている。下地床Yは、下地材としてのモルタルによって形成されている。仕上床Zは、例えばパネルやカーペット等の仕上材によって形成されている。
乗場出入口1には、乗場出入口枠2が設けられている。乗場出入口枠2は、一対の縦柱(縦枠)3,4、上梁(上枠)5、下梁(下枠)6、及び複数の水平度調整機構7を有している。一対の縦柱3,4は、それぞれ乗場出入口1の一側部及び他側部に、高さ方向に沿って設けられている。縦柱3は、側面部3a、上端面部3b、下端面部3c、乗場側コ字状端部3d及び昇降路側コ字状端部3eを有している。側面部3aは、乗場出入口1の一側部を覆っている。
上端面部3bは、側面部3aの上端がL字状に折り曲げられて形成されている。下端面部3cは、側面部3aの下端がL字状に折り曲げられて形成されている。乗場側コ字状端部3dは、側面部3aの奥行き方向乗場側の端がコ字状に折り曲げられて形成されている。昇降路側コ字状端部3eは、側面部3aの奥行き方向昇降路側の端がコ字状に折り曲げられて形成されている。
縦柱4は、縦柱3と同様に、側面部4a、上端面部(図示せず)、下端面部4c、乗場側コ字状端部4d及び昇降路側コ字状端部4eを有している。上梁5は、乗場出入口1の上部に配置されている。また、上梁5は、上面部5a、乗場側コ字状端部5b及び昇降路側コ字状端部5cを有している。
上面部5aは、乗場出入口1の上部を覆っている。乗場側コ字状端部5bは、上面部5aの奥行き方向乗場側の端がコ字状に折り曲げられて形成されている。昇降路側コ字状端部5cは、上面部5aの奥行き方向昇降路側の端がコ字状に折り曲げられて形成されている。
また、上梁5の間口方向一端部(図1の右端部)は、ボルト8及びナット9の螺着によって、縦柱3の上端面部3bに接続されている。さらに、上梁5の間口方向他端部(図1の左端部)は、ボルト及びナット(図示せず)の螺着によって、縦柱4の上端面部に接続されている。即ち、上梁5は、一対の縦柱3,4の上端部同士の間に、渡し設けられている。
下梁6は、乗場出入口1の下部に配置されており、かつ下地床Y及び仕上床Zの内部に埋設されている。また、下梁6は、下面部6a、乗場側コ字状端部6b、昇降路側コ字状端部6c及び突出面部6dを有している。下面部6aは、乗場出入口1の床部を覆うように設けられている。乗場側コ字状端部6bは、下面部6aの奥行き方向乗場側の端がコ字状に折り曲げられて形成されている。
昇降路側コ字状端部6cは、下面部6aの奥行き方向乗場側の端のうち間口方向中間箇所がコ字状に折り曲げられて形成されている。突出面部6dは、下面部6aの奥行き方向乗場側の端のうち間口方向両端箇所が上方へ向けて突出するようにL字状に折り曲げられて形成されている。
また、下梁6の間口方向一端部(図4の右端部)は、ボルト10及びナット11の螺着によって、縦柱3の下端面部3cに接続されている。さらに、下梁6の間口方向他端部(図4の左端部)は、ボルト10及びナット11の螺着によって、縦柱4の下端面部4cに接続されている。即ち、下梁6は、一対の縦柱3,4の下端部同士の間に、渡し設けられている。また、下梁6は、一対の縦柱3,4のそれぞれの側面部3a,4aの奥行き方向の両端箇所に渡って(跨って)、配置されている。
下梁6の下面部6aの中央部には、一対の流入用開口6eが互いに間口方向に間隔をおいて空けられている。また、下梁6の下面部6aの奥行き方向乗場側の端部には、複数の水平度調整用開口6fが互いに間口方向に間隔をおいて設けられている。さらに、突出面部6dには、敷居接続部としての敷居接続孔(敷居取付部)6gが設けられている。
乗場出入口1の床部の昇降路側には、乗場敷居20が設けられている。また、昇降路の内壁には、敷居取付部材21が固定されている。乗場敷居20及び敷居取付部材21は、ボルト及びナット(図示せず)によって、互いに締結されている。即ち、乗場敷居20は、ボルト、ナット及び敷居取付部材21を介して、昇降路の内壁に固定されている。
乗場敷居20には、ボルト22が取り付けられている。ボルト22の頭部は、乗場敷居20の乗場側の側面に設けられた溝に挿入されており、ボルト22は、その溝に沿って、間口方向へ位置調整可能となっている。このボルト22の軸部は、下梁6の敷居接続孔6gに挿入され、そのボルト22の軸部には、ナット23が螺着されている。つまり、ボルト22及びナット23の螺着によって、下梁6と乗場敷居20とが互いに接続されている。また、ボルト22の頭部とナット23との間には、座金及びばね座金(いずれも図示せず)が介在されている。このばね座金によって、ナット23の緩みが規制される。
ここで、下梁6の乗場側コ字状端部6bにおける下面部のうち、複数の水平度調整用開口6fのそれぞれから臨む位置には、ねじ孔(図示せず)が設けられている。これらのねじ孔には、ジャッキねじ(ボルト)12が螺入されている。即ち、ジャッキねじ12は、先端部(下端部)が下梁6から下方へ突出するように下梁6に設けられている。ジャッキねじ12の先端部は、建築床Xに当接している。ジャッキねじ12の軸部のうち、乗場側コ字状端部6bにおける下面部の下側には、ナット13が螺着されている。
これらの乗場側コ字状端部6b、ジャッキねじ12及びナット13は、水平度調整機構7を構成している。また、ジャッキねじ12は、水平度調整機構7の突出部を構成している。つまり、複数(3つ)の水平度調整機構7は、それぞれ下梁6の奥行き方向乗場側の箇所に配置され、かつ互いに間口方向に間隔をおいて配置されている。ここで、ジャッキねじ12が回転されることによって、ジャッキねじ12が下面部6aに対して進退し、ジャッキねじ12の先端部(図3の下端部)の下梁6からの突出量が変化する。
ジャッキねじ12の下梁6からの突出量が増加した場合には、下梁6の奥行き方向乗場側の箇所が奥行き方向昇降路側の箇所よりも高くなる。一方、ジャッキねじ12の下梁6からの突出量が減少した場合には、下梁6の奥行き方向乗場側の箇所が奥行き方向昇降路側の箇所よりも低くなる。つまり、水平度調整機構7は、ジャッキねじ12の突出量に応じて、下梁6の奥行き方向昇降路側の箇所を支点に、乗場出入口枠2の水平度を変化させる。
次に、乗場出入口枠2の据付作業について説明する。乗場出入口枠2の工場出荷段階において、乗場出入口枠2における一対の縦柱3,4間の間隔寸法が、出入口幅に一致するように予め工場で調整される。また、建物の乗場では、昇降路の内壁に敷居取付部材21が固定されて、その敷居取付部材21の上面に乗場敷居20が取り付けられる。
ここで、乗場敷居20の上面には、罫書き線α1,α2が記されている。これらの罫書き線α1と罫書き線α2との間の寸法は、出入口幅と一致している。そして、罫書き線α1の乗場側への延長線上に縦柱3の側面部3aが配置され、罫書き線α2の乗場側への延長線上に縦柱4の側面部4aが配置される。つまり、罫書き線α1,α2が、乗場出入口枠2の位置合わせの基準となる。
乗場出入口枠2の位置合わせが終了すると、乗場敷居20におけるボルト22の位置が敷居接続孔6gの位置に対応するように調整されて、そのボルト22の軸部が下梁6の敷居接続孔6gに挿入される。そして、そのボルト22の軸部にナット23が螺入されて、そのナット23が締め付けられることによって、下梁6と乗場敷居20とが互いに接続される。
下梁6の下面部6aに水準器100が載置され、ジャッキねじ12が回転されて、ジャッキねじ12の突出量が調整される。これによって、乗場出入口枠2の奥行き方向の傾きと、間口方向の傾きとがそれぞれ調整される。即ち、乗場出入口枠2の水平度が調整される。乗場出入口枠2の水平度の調整が終了すると、ナット13が締め付けられて、ジャッキねじ12が固定される。また、縦柱3,4がボルト(図示せず)によってそれぞれ乗場壁に固定される。
そして、下梁6の下面部6aと建築床Xとの間に、流入用開口6eを通して、液状のモルタルが打設され(流し込まれ)、そのモルタルが硬化することによって、下地床Yが形成される。そして、下地床Yの表面にカーペットやタイル等の仕上材が敷設されて、仕上床Zが形成される。以上によって、乗場出入口枠2の据付作業が終了する。
上記のようなエレベータの乗場出入口枠では、下梁6が運搬用補強材をなしている。この構成により、乗場出入口枠2を強固に一体化した状態で運搬することができ、輸送時における一対の縦柱3,4間の間隔寸法のずれの発生を抑えることができる。この結果、据付現場での一対の縦柱3,4間の間隔寸法の調整作業を不要とすることができ、据付時の作業効率を向上させることができる。
また、下梁6が乗場出入口1の仕上床Zに埋設されている。この構成により、従来のエレベータの乗場三方枠における運搬用補強材の取り外し作業を不要とすることができ、据付時の作業効率を向上させることができる。
さらに、水平度調整機構7によって乗場出入口枠2の水平度を調整可能となっている。この構成により、従来のエレベータの乗場三方枠に比べて、水平度調整作業を簡略化することができ、据付時の作業効率を向上させることができる。
また、一対の縦柱3,4のそれぞれの奥行き方向両側に跨って下梁6が取り付けられている。この構成により、一対の縦柱3,4の奥行き方向、即ち乗場出入口枠2の奥行き方向が比較的大きい場合に、据付取り扱い時に一対の縦柱3,4に衝撃が加わった際にも、一対の縦柱3,4の変形や固定箇所のずれ等による乗場出入口枠2の組立て寸法への影響を軽減することができる。
さらに、敷居接続孔6gが下梁6の奥行き方向昇降路側に設けられており、水平度調整機構7が下梁6の奥行き方向乗場側に設けられている。この構成により、下梁6の奥行き方向昇降路側の箇所が乗場出入口枠2の水平度調整の支点となるので、下梁6の奥行き方向乗場側での作業のみによって、乗場出入口枠2の水平度調整を行うことができる。
また、下梁6に流入用開口6eが設けられており、この流入用開口6eを通してモルタルが流入される。この構成により、下梁6を乗場出入口1の床部に配置した状態で、モルタルを打設することができ、下地床Yの形成時の作業効率を向上させることができる。
なお、実施の形態1では、3つの水平度調整機構7を用いたが、しかしながら、水平度調整機構7の数は、乗場出入口枠2の水平度を調整可能であれば、3つに限定されるものではない。
また、実施の形態1では、敷居接続孔6gが下梁6の奥行き方向昇降路側の箇所に設けられ、水平度調整機構7が下梁6の奥行き方向乗場側の箇所に設けられていた。しかしながら、敷居接続孔(敷居接続部)6gを省略し、下梁6の奥行き方向昇降路側の箇所に水平度調整機構7を設けてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1の乗場出入口枠2は、上梁5を有していた。これに対して、実施の形態2の乗場出入口枠32は、図5,6に示すように、一対の縦柱3,4及び上梁5に代えて、一対の縦柱33,34、及び幕板35を有している。一対の縦柱33,34の上端部は、L字状に形成されている。幕板35は、乗場出入口1の上部の乗場壁のうち乗場側の箇所を覆っている。幕板35は、ボルト38によって、一対の縦柱33,34の上端部同士の間に渡し設けられている。また、幕板35には、かご位置を利用者に知らせるためのインジケータ(図示せず)が取り付けられている。他の構成、及び乗場出入口枠32の据付作業は実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータの乗場出入口枠では、実施の形態1の上梁5に代えて幕板35を用いた場合であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。よって、幕板35を用いた乗場出入口枠32と、実施の形態1における上梁5を用いた乗場出入口枠2とを、エレベータやインジケータ等の仕様に応じて適宜選択可能となる。
実施の形態3.
実施の形態1では、下梁6に敷居接続孔6gが設けられていた。これに対して、実施の形態3では、図7に示すように、一対の縦柱3,4の下端部にそれぞれ敷居接続孔3f,4fが設けられている。つまり、一対の縦柱3,4と乗場敷居20とが、ボルト22及びナット23によって、互いに接続されている。他の構成、及び乗場出入口枠2の据付作業は実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータの乗場出入口枠では、一対の縦柱3,4の下端部にそれぞれ敷居接続孔3f,4fが設けられており、一対の縦柱3,4と乗場敷居20とが互いに接続されている場合であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態3では、実施の形態1の一対の縦柱3,4の下端部に、それぞれ敷居接続孔3f,4fが設けられた構成となっていた。しかしながら、実施の形態2の一対の縦柱33,34の下端部にそれぞれ敷居接続孔が設けられ、一対の縦柱33,34の上端部に幕板35が設けられた構成であってもよい。
また、実施の形態1〜3では、下梁6が仕上床Zの内部に埋設されていることにより、外観上、乗場出入口枠2が乗場三方枠となっていた。しかしながら、下梁6の一部を仕上床Zから外部へ露出させて、乗場四方枠としてもよい。この場合には、下梁6の流入用開口6eを省略してもよい。
さらに、実施の形態1〜3では、建築床Xの上面に下地床Yが形成され、その下地床Yの上面に仕上床Zが形成されていた。しかしながら、この例に限定するものではなく、例えば、仕上床Zが外装用のモルタルによって形成される場合には、下地床Yを省略してもよい。即ち、仕上床Zを形成する材料によって、下梁6が固定されていてもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場出入口枠を示す正面図である。 図1の乗場出入口枠を示す側面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの乗場出入口枠を示す正面図である。 図5のエレベータの乗場出入口枠を示す側面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの乗場出入口枠の一部を示す断面図である。
符号の説明
1 乗場出入口、2,32 乗場出入口枠、3,4,33,34 縦柱、5 上梁、6 下梁、6e 流入用開口、6g,43f,44f 敷居接続孔(敷居接続部)、7 水平度調整機構、12 ジャッキねじ(突出部)、20 乗場敷居、X 建築床、Y 下地床、Z 仕上床。

Claims (4)

  1. 建築床に仕上材による仕上床が形成された乗場出入口に据え付けられたエレベータの乗場出入口枠であって、
    前記乗場出入口の両側部にそれぞれ設けられた一対の縦柱と、
    前記乗場出入口の上部に設けられ、前記一対の縦柱の上端部同士の間に渡し設けられた上梁と、
    前記一対の縦柱の下端部同士の間に渡し設けられ、かつ前記仕上床に埋設され、前記一対の縦柱の間の間隔寸法を保持する下梁と、
    先端部が前記建築床に当接し前記下梁から下方へ向けて突出するように前記下梁に設けられた突出部を有し、前記下梁からの前記突出部の突出量を調整可能であり、前記突出部の突出量に応じて乗場出入口枠の水平度を変化させる水平度調整機構と
    を備えることを特徴とするエレベータの乗場出入口枠。
  2. 前記下梁と前記一対の縦柱とのいずれか一方の奥行き方向昇降路側には、前記昇降路の内壁に固定された乗場敷居と接続するための敷居接続部が設けられており、
    前記水平度調整機構は、前記下梁の奥行き方向乗場側に配置されており、前記下梁からの前記突出部の突出量に応じて、前記下梁の奥行き方向昇降路側の箇所を支点に、乗場出入口枠の水平度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗場出入口枠。
  3. 前記下梁には、前記建築床と前記仕上床との間で下地床を形成する下地材を流し込むための開口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの乗場出入口枠。
  4. 前記一対の縦柱の上端部同士の間には、前記上梁に代えて、幕板が渡し設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータの乗場出入口枠。
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