JP2010070281A - 給紙装置および画像形成装置。 - Google Patents

給紙装置および画像形成装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP2010070281A
JP2010070281A JP2008236795A JP2008236795A JP2010070281A JP 2010070281 A JP2010070281 A JP 2010070281A JP 2008236795 A JP2008236795 A JP 2008236795A JP 2008236795 A JP2008236795 A JP 2008236795A JP 2010070281 A JP2010070281 A JP 2010070281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
bottom plate
feeding device
sheet
friction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008236795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5212808B2 (ja
Inventor
Toshikane Nishii
敏兼 西井
Hiroshi Fujiwara
宏 藤原
Tomoyoshi Yamazaki
知善 山崎
Kazuyoshi Kondo
和芳 近藤
Tamaki Tanaka
瑞来 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008236795A priority Critical patent/JP5212808B2/ja
Publication of JP2010070281A publication Critical patent/JP2010070281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5212808B2 publication Critical patent/JP5212808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】最終紙の重送を十分に抑制することのできる給紙装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】底板62上面の記録紙搬送方向最上流側に第1の摩擦部材63を設ける。これにより、最終紙の先端がプレ分離部65に残って、底板離間時に第2摩擦部材64と最終紙とが離間しても、最終紙が給紙ローラ側の記録紙との摩擦力により分離手段90へ連れ送りされるのを、第1摩擦部材63との摩擦力により阻止することができる。また、仮に、最終紙が、プレ分離部65を越えて、給紙ローラ側の記録紙とともに、分離手段90へ搬送されても、最終紙には、フリクションパッド92の摩擦力の他に第1摩擦部材63の摩擦力も働くので、分離手段90で良好に最終紙を分離させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、積載された複数の用紙から一つずつ用紙を給送する給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、底板に積載された用紙束における一番上の用紙を給紙ローラによって繰り出し、繰り出した用紙を画像形成部に給送する給紙装置が知られている(例えば、特許文献1)。
この給紙装置においては、非給紙時には、底板上の用紙と給紙ローラとを互いに離間させている。給紙の際、底板を給紙ローラ側へ移動させて、底板上のシート材を給紙ローラに圧接させてから、給紙ローラを回転駆動させて、用紙束における一番上の用紙を繰り出す。そして、給紙ローラによって繰り出された用紙の先端が、給紙ローラよりも用紙搬送下流側の搬送ローラに達したタイミングで、底板を給紙ローラから離間する方向へ移動させて、底板上の用紙と給紙ローラとを互いに離間させる。
用紙の紙質や環境などにより、給紙動作の際、給紙ローラによって底板から2枚の用紙が重なって画像形成部へ搬送される所謂重送が発生する場合がある。このため、給紙ローラよりも用紙搬送方向下流側に分離手段を設けて、重なって搬送された用紙を1枚に分離している。分離手段としては、次のような分離手段が用いられる。すなわち、用紙を搬送する搬送ローラと、フリクションパッドとを有して、フリクションパッドを所定の圧力で搬送ローラに当接させて分離ニップを形成する所謂フリクションパッド方式の分離手段である。重なって搬送された用紙の先端が分離ニップに到達すると、フリクションパッド側の用紙が、フリクションパッドとの摩擦力により、搬送ローラ側の用紙と分離される。これにより、1枚の用紙を画像形成部へ搬送することができ、重送を抑制することができる。
特開2007−62933号公報
ところが、底板上の用紙が最終2枚になったとき、重送を十分に抑制できないことがわかった。これは、以下の理由によるものである。すなわち、底板に3枚以上の用紙がある場合は、底板上の用紙との摩擦力により、上から2番目の用紙が分離手段へ連れ送られることが抑制されている。仮に、連れ送りが発生して、分離手段で2枚重なった用紙を分離するとき、フリクションパッドとの摩擦力の他に、底板上の用紙との摩擦力も働いて、重なった用紙を良好に分離することができる。
一方、底板上の用紙が最終2枚になったとき底板上の最終紙は、用紙よりも摩擦係数の低い底板上面としか接触していないため、連れ送りが生じやすい。さらに、底板上の最終紙が連れ送られて、分離手段で最終紙を分離するとき、最終紙は、用紙よりも摩擦係数の低い底板上面としか接触していないため、底板上の用紙との摩擦力が期待できない。その結果、フリクションパッドとの摩擦力のみで分離することになり、底板上に用紙が残っている場合に比べて、分離手段で分離できにくくなる。このように、底板上の用紙が最終2枚になったときは、底板上に3枚以上用紙がある場合に比べて、連れ送りが生じやすく、分離手段で良好に分離することができなくなるため、底板上の用紙が最終2枚になったとき、重送を十分に抑制できなくなってしまうのである。
なお、最終紙の重送を抑制するために、フリクションパッドの摩擦係数を高めて、用紙とフリクションパッドとの摩擦力を高めることも考えられる。しかし、フリクションパッドの摩擦係数を高めると、搬送時に用紙とフリクションパッドとの間でスティックスリップに起因する異音などが発生するおそれがあり、フリクションパッドの摩擦係数を高めることができない。
そこで、本発明者らは、底板の給紙ローラとの対向部分に摩擦部材を設けた給紙装置を開発した。これにより、給紙の際、底板上の摩擦部材と最終紙との摩擦力により、最終紙の連れ送りを抑制することができ、その結果、重送を抑制することができる。
しかしながら、上記開発したの給紙装置では、最終紙の重送抑制が不十分であった。これは、底板が給紙ローラから離間する際、摩擦部材と最終紙との摩擦力が低下し、搬送中の用紙との摩擦力が勝り、最終紙が連れ送られてしまう場合があった。
上記開発した給紙装置においては、底板上の一番上の用紙先端が、分離ニップに到達したタイミングで底板を給紙ローラから離間させている。このように、底板を給紙ローラから離間させると、底板の給紙ローラとの対向部分に設けた摩擦部材と、連れ送りされている最終紙とが離間してしまう。その結果、最終紙の先端が分離手段に到達して分離手段で分離するとき、最終紙と摩擦部材との摩擦力が生じない。よって、最終紙の分離をフリクションパッドと最終紙との摩擦力のみで行うことになり、最終紙を分離手段で良好に分離することができず、最終紙の重送を十分に抑制することができなかった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、最終紙の重送を十分に抑制することのできる給紙装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、用紙を積載する底板と、回転駆動して前記底板上の用紙を給紙する給紙ローラと、給紙開始時に前記底板を前記給紙ローラ側へ移動させて前記底板上の用紙と給紙ローラとを当接させ、その後の所定の離間タイミングで前記底板を給紙ローラから離れる方向へ移動させて前記底板上の用紙と給紙ローラとを離間させる接離機構と、を備えた給紙装置において、前記底板の前記給紙ローラと対向する部分よりも用紙搬送方向上流側の部分に摩擦部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の給紙装置において、前記底板の給紙ローラと対向する対向部に第2摩擦部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の給紙装置において、前記摩擦部材の摩擦係数を、前記第2摩擦部材の摩擦係数よりも高くしたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの給紙装置において、前記摩擦部材の摩擦面を用紙挿入側に傾斜させたことを特徴する給紙装置。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至3いずれかの給紙装置において、前記摩擦部材を用紙搬送方向に切ったときにおける、摩擦面の形状が円弧形状をしており、円弧の一端と円弧中心とを結んだ第1の仮想線と、円弧の他端と円弧中心とを結んだ第2の仮想線とがなす角度を180°以下としたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの給紙装置において、前記底板上の用紙を介して、前記摩擦部材に対して荷重を加える荷重負荷部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の給紙装置において、前記荷重負荷部材に記録紙を除電する除電手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の給紙装置において、前記摩擦部材は用紙幅方向に延びる部材であり、前記荷重負荷部材は、用紙幅方向中央部に設けられたものであって、前記摩擦部材の前記荷重負荷部材と対向する部分に凹部が形成されており、前記底板に用紙が無いときは、前記荷重負荷部材の用紙接触部がこの凹部に位置して、前記荷重負荷部材の用紙接触部が、前記摩擦部材の摩擦面よりも下になる構成となっており、前記荷重負荷部材の用紙接触部が、前記摩擦部材の摩擦面よりも下に位置したことを検知する検知手段を設け、該検知手段の検知結果に基づいて、底板に用紙があるか否かを検知するよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8いずれかの給紙装置において、前記接離機構は、駆動源から駆動力が伝達され回転駆動する駆動ギヤと、該駆動ギヤと所定のタイミングで噛み合う欠歯ギヤと、欠歯ギヤを付勢する付勢手段と、付勢手段による欠歯ギヤの回転を規制する規制手段と、欠歯ギヤと同軸上に設けられ、欠歯ギヤと一体的に回転するカムとを有し、カムの位相に応じて、前記底板を移動させるよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9いずれかの給紙装置において、前記底板の用紙搬送方向上流側に手差しトレイを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、用紙を画像形成部に給送する給紙手段を備えた画像形成装置において、該給紙手段として請求項1乃至10いずれかの給紙装置を用いたことを特徴とするものである。
本発明によれば、摩擦部材を、底板の給紙ローラと対向する部分よりも用紙搬送方向上流側の部分に設けたので、底板が給紙ローラから離間した状態で、分離手段で給紙ローラ側の用紙とこの用紙に連れ送られた最終紙とを分離しているとき、最終紙と底板上の摩擦部材とを当接させることができる。これは、底板を給紙ローラから離間させたとき、搬送されている最終紙の給紙ローラよりも用紙搬送方向上流側の部分は、自重で底板に接触しているからである。その結果、最終紙を搬送ローラ側の用紙と分離手段で分離するとき、分離手段のフリクションパッドと最終紙との摩擦力の他に、底板上の摩擦部材と最終紙との摩擦力も働かせることができる。これにより、分離手段で最終紙を良好に分離することができる。
また、底板が給紙ローラ側に位置し、底板上の用紙と給紙ローラとを当接させて、最終紙直上の用紙を給紙ローラによって分離手段へ搬送しているときも、最終紙と底板上の摩擦部材とを当接させることができる。よって、給紙ローラによって分離手段へ搬送されている用紙と最終紙との摩擦力などにより最終紙が給紙ローラ側の用紙と連れ送られるのを、最終紙と摩擦部材との摩擦力によって、抑制することもできる。
本発明においては、底板の給紙ローラと対向する部分よりも用紙搬送方向上流側の部分に摩擦部材を設けることで、最終紙が分離手段へ連れ送りされることを抑制することができるとともに、仮に連れ送りが発生しても、分離手段で良好に最終紙を分離することができる。その結果、重送を良好に抑制することができる。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット26Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するためのプロセスユニット1Kを例にすると、図2に示すように、潜像担持体たるドラム状の感光体24K、ドラムクリーニング装置83K、除電装置(不図示)、帯電装置25K、現像装置23K等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスユニット26Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
上記帯電装置25Kは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体24Kの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体24Kの表面は、レーザー光Lによって露光走査されてK用の静電潜像を担持する。このK用の静電潜像は、図示しないKトナーを用いる現像装置25KによってYトナー像に現像される。そして、後述する中間転写ベルト22上に中間転写される。ドラムクリーニング装置83Kは、中間転写工程を経た後の感光体24K表面に付着している転写残トナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体24Kの残留電荷を除電する。この除電により、感光体24Kの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色のプロセスユニット(26Y,M,C)においても、同様にして感光体(24Y,M,C)上に(Y,M,C)トナー像が形成されて、後述する中間転写ベルト22上に中間転写される。なお、感光体24Kにおける筒状のドラム部は、中空のアルミ素管のおもて面に有機感光層が被覆されたものである。このドラム部の軸線方向の両端部にそれぞれドラム軸を有するフランジが取り付けられて、感光体24Kを構成している。
現像手段たる現像装置23Kは、図示しないKトナーを収容する縦長のホッパ部86Kと、現像部87Kとを有している。ホッパ部86K内には、図示しない駆動手段によって回転駆動されるアジテータ88K、これの鉛直方向下方で図示しない駆動手段によって回転駆動される撹拌パドル89K、これの鉛直方向で図示しない駆動手段によって回転駆動されるトナー供給ローラ80Kなどが配設されている。ホッパ部86K内のKトナーは、アジテータ88Kや撹拌パドル89Kの回転駆動によって撹拌されながら、自重によってトナー供給ローラ80Kに向けて移動する。トナー供給ローラ80Kは、金属製の芯金と、これの表面に被覆された発泡樹脂等からなるローラ部とを有しており、ホッパ部86K内のKトナーをローラ部の表面に付着させながら回転する。
現像装置23Kの現像部87K内には、感光体24Kやトナー供給ローラ80Kに当接しながら回転する現像ローラ81Kや、これの表面に先端を当接させる薄層化ブレード82Kなどが配設されている。ホッパ部86K内のトナー供給ローラ80Kに付着したKトナーは、現像ローラ80Kとトナー供給ローラ80Kとの当接部で現像ローラ81Kの表面に供給される。供給されたKトナーは、現像ローラ81Kの回転に伴ってローラと薄層化ブレード82Kとの当接位置を通過する際に、ローラ表面上での層厚が規制される。そして、層厚規制後のKトナーは、現像ローラ81Kと感光体24Kとの当接部である現像領域において、感光体24K表面のK用の静電潜像に付着する。この付着により、K用の静電潜像がKトナー像に現像される。
図2を用いてK用のプロセスユニット26Kについて説明したが、Y,M,C用のプロセスユニット26Y,M,Cにおいても、同様のプロセスにより、感光体2Y,M,C表面にY,M,Cトナー像が形成される。
先に示した図1において、プロセスユニット26Y,M,C,Kの鉛直方向上方には、光書込ユニット27が配設されている。潜像書込装置たる光書込ユニット27は、画像情報に基づいてレーザーダイオードから発したレーザー光Lにより、プロセスユニット26Y,M,C,Kにおける感光体24Y,M,C,Kを光走査する。この光走査により、感光体24Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。かかる構成においては、光書込ユニット27と、プロセスユニット26Y,M,C,Kとにより、3つ以上の潜像担持体にそれぞれ互いに異なる色の可視像たるY,M,C,Kトナー像を作像する作像手段として機能している。
なお、光書込ユニット27は、光源から発したレーザー光(L)を、図示しないポリゴンモータによって回転駆動したポリゴンミラーで主走査方向に偏光せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。LEDアレイの複数のLEDから発したLED光によって光書込を行うものを採用してもよい。
プロセスユニット26Y,M,C,Kの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト22を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動せしめる転写ユニット75が配設されている。転写手段たる転写ユニット75は、中間転写ベルト22の他に、駆動ローラ76、従動ローラ20、4つの1次転写ローラ74Y,M,C,K、2次転写ローラ21、ベルトクリーニング装置71、クリーニングバックアップローラ72などを備えている。
中間転写ベルト22は、そのループ内側に配設された駆動ローラ76、従動ローラ20、クリーニングバックアップローラ72及び4つの1次転写ローラ74Y,M,C,Kによって張架されている。そして、図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ76の回転力により、同方向に無端移動せしめられる。
4つの1次転写ローラ74Y,M,C,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト22を感光体24Y,M,C,Kとの間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、感光体24Y,M,C,Kとが当接するY,M,C,K用の1次転写ニップが形成されている。
1次転写ローラ74Y,M,C,Kには、図示しない転写バイアス電源によってそれぞれ1次転写バイアスが印加されており、これにより、感光体24Y,M,C,Kの静電潜像と、1次転写ローラ74Y,M,C,Kとの間に転写電界が形成される。なお、1次転写ローラ74Y,M,C,Kに代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
Y用のプロセスユニット26Yの感光体24Y表面に形成されたYトナーは、感光体24Yの回転に伴って上述のY用の1次転写ニップに進入すると、転写電界やニップ圧の作用により、感光体24Y上から中間転写ベルト22上に1次転写される。このようにしてYトナー像が1次転写せしめられた中間転写ベルト22は、その無端移動に伴ってM,C,K用の1次転写ニップを通過する際に、感光体24M,C,K上のM,C,Kトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト22上には4色トナー像が形成される。
転写ユニット75の2次転写ローラ21は、中間転写ベルト22のループ外側に配設されて、ループ内側の従動ローラ20との間に中間転写ベルト22を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、2次転写ローラ21とが当接する2次転写ニップが形成されている。2次転写ローラ21には、図示しない転写バイアス電源によって2次転写バイアスが印加される。この印加により、2次転写ローラ21と、アース接続されている従動ローラとの間には、2次転写電界が形成される。
転写ユニット75の鉛直方向下方には、記録紙Pを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット16がプリンタの筐体に対してスライド着脱可能に配設されている。この給紙カセット16は、紙束の一番上の記録紙Pに給紙ローラ17を当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録紙Pを給紙路に向けて送り出す。
給紙路の末端付近には、レジストローラ18,19からなるレジストローラ対が配設されている。このレジストローラ対は、給紙カセット16から送り出された記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙Pを上述の2次転写ニップ内で中間転写ベルト22上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙Pを2次転写ニップに向けて送り出す。
2次転写ニップで記録紙Pに密着せしめられた中間転写ベルト22上の4色トナー像は、2次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙P上に一括2次転写され、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙Pは、2次転写ニップを通過すると、2次転写ローラ21や中間転写ベルト22から曲率分離する。そして、転写後搬送路を経由して、定着装置10に送り込まれる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト22には、記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト22のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置71によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト22のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ72は、ベルトクリーニング装置71によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着装置10には、定着ベルト48を張架する、定着ローラ45及び図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する加熱ローラ45と、定着ベルト48を介して定着ローラ45に所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ47とが設けられており、定着ベルト48を介して定着ローラ45と加圧ローラ47とによって定着ニップを形成している。定着装置10内に送り込まれた記録紙Pは、その未定着トナー像担持面を定着ベルト48に密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
図示しないテンキー等からなる操作部に対する入力操作や、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる制御信号などにより、片面プリントモードが設定されている場合には、定着装置10内から排出された記録紙Pは、そのまま機外へと排出される。そして、筐体の上カバー50の上面であるスタック部にスタックされる。
両面プリントモードに設定されている場合、片面に画像が形成された記録紙Pは排紙されず、排紙装置9の搬送ローラが逆回転して、反転前搬送路に進入し、鉛直方向上側から下側に向けて搬送される。そして、反転搬送ローラ対77のローラ間を経由した後、反転搬送路内の半円状に湾曲している箇所へ進入する。その湾曲形状に沿って搬送されるのに伴って上下面が反転せしめられながら、鉛直方向上側から下側に向けての進行方向も反転して、鉛直方向下側から上側に向けて搬送される。その後、上述した給紙路内を経て、2次転写ニップに再進入する。そして、もう一方の面にもフルカラー画像が一括2次転写された後、転写後搬送路、定着装置10、定着後搬送路、排紙路、排紙装置9を順次経由して、機外へと排出される。
本プリンタの図中右側側面には、手差しトレイ110が回動軸110aにより回動可能に設けられている。手差しトレイ110を使用するときは、これを倒し、載置面に記録紙を載置する。所定のタイミングで手差しトレイ110上の記録紙を、給紙路へ給紙する。
次に、手差しトレイ110上の記録紙を給紙路へ給紙する給紙装置について説明する。
図3は、給紙装置の概略構成図である。
図に示すように、給紙装置は、給紙ローラ61、底板62、分離手段90、底板62を昇降させる接離機構100などを備えている。分離手段90は、搬送ローラ91、フリクションパッド92を有しており、フリクションパッド92は、受け台92aに取り付けられている。受け台92aは、不図示の付勢手段によって搬送ローラ91側へ付勢されており、フリクションパッド92が所定の当接圧で搬送ローラ91に当接して、分離ニップを形成している。
底板62は、軸62aに回転自在に固定されており、後述する接離機構によって軸62aを中心にして揺動可能に構成されている。底板62の上面の給紙ローラ対向部(記録紙搬送方向最下流側)には、第2の摩擦部材64が取り付けられており、底板62の上面の記録紙搬送方向最上流側には、第1の摩擦部材63が取り付けられている。
次に、接離機構100について説明する。
図4は、接離機構100の概略構成図であり、図5は、欠歯ギヤ107周辺の拡大構成図である。
接離機構100は、駆動源たる不図示の駆動モータから駆動力が伝達され回転駆動する駆動ギヤ104と、駆動ギヤ104と所定のタイミングで噛み合う欠歯ギヤ107とを有している。駆動ギヤ104は、不図示の駆動モータから駆動力が伝達される図中点線で示した出力ギヤ103と噛み合っている。欠歯ギヤ107は、装置に回転自在に取り付けられた回転軸107aに固定されている。また、この回転軸107aには、第1カム105と、第2カム106とが固定されている。第2カム106は、回転軸107aの軸中心からの距離が最大の大径部106bと、回転軸107aに対して接線方向に延びる小径部106aとを有している。図4に示すように、底板上の記録紙Pが給紙ローラ61から離間している離間位置にあるとき、第2カム106の大径部106bが、底板62に取り付けられたカム当接部62bと当接している。第1カム105は、図5に示すように段差状の係止部105aが設けられており、底板上の記録紙Pが給紙ローラ61から離間している離間位置にあるとき、レバー102の先端と当接している。また、第1カム105には、付勢手段取り付け部105bが設けられており、この付勢手段取り付け部105bには、付勢手段たる不図示のバネの一端が取り付けられている。この不図示のバネによって、第1カム105は、図中矢印108方向に付勢されている。
また、接離機構100は、ソレノイド101を有しており、ソレノイドのプランジャ101aには、レバー102が固定されている。レバー102は、軸102aに回転自在に取り付けられている。
次に、手差しトレイ110にセットされた記録紙Pの給紙について説明する。
給紙指示信号を不図示の制御部が受信したら、ソレノイド101の駆動をONにして、プランジャ101aを引き上げる。この引き上げによって、レバー102が軸102aを中心して、図中時計回りに回転する。すると、レバー先端と第1カム105の係止部105aとの係止が解除される。この係止が解除されると、第1カム105が、不図示のバネの付勢力により、図中時計回りに回転する。第1カム105が回転すると、回転軸107aが回転し、回転軸107aに固定されている欠歯ギヤ107および第2カム106が図中時計回りに回転する。欠歯ギヤ107が、図中時計回りに回転すると、欠歯ギヤ107と駆動ギヤ104とが噛み合う。これにより、駆動ギヤ104から欠歯ギヤ107に不図示の駆動モータからの駆動力が伝達され、欠歯ギヤ107が図中時計回りに回転する。この欠歯ギヤ107の回転により、第2カム106が図中時計回りに回転する。底板62は、不図示の付勢手段によって第2カム側に付勢されており、第2カム106が時計回りに回転すると、不図示の付勢手段によって底板62が回転軸62aを中心して図中時計回りに回転する。第2カム106のカム当接部62bとの当接箇所が、大径部106bから小径部106aへ切り替わるとき底板62が上昇し、そして、第2カム106の小径部106aがカム当接部62bに当接すると、底板上の記録紙Pが給紙ローラ61と当接する。
給紙ローラ61は、底板上の記録紙Pが当接するタイミングで回転を開始し、底板上の記録紙束における一番上の記録紙Pを分離手段90へ向けて繰り出す。すると、一番上の記録紙の先端が、プレ分離部65に突き当たる(図3参照)。また、一番上の記録紙との摩擦力によって一番上の記録紙と重なって一緒に搬送された記録紙がある場合、この記録紙の先端もプレ分離部65に突き当たる。一番上の記録紙は、給紙ローラ61の搬送力によって、先端がプレ分離部65を乗り越えて、分離手段90へ搬送される。しかし、一番上の記録紙との摩擦力によって搬送されてきた記録紙は、このプレ分離部65を乗り越えることができず、このプレ分離部65に留まる。これにより、一番上の記録紙のみを分離ニップへ搬送させることができる。
環境や紙質などの影響により、一番上の記録紙との密着力などが強く、プレ分離部65で分離できなかった場合は、分離手段90によって分離する。具体的には、2枚重なって分離ニップに到達すると、フリクションパッド側の用紙が、フリクションパッド92との摩擦力により、搬送ローラ側の用紙と分離される。これにより、1枚の記録紙を給紙路へ給紙することができる。
記録紙の先端が分離ニップに到達して、記録紙が分離手段90の搬送ローラ91による搬送力で搬送されるタイミングのとき、第2カム106のカム当接部62bとの当接箇所が、小径部106aから大径部106bへと切り替わる。小径部106aから大径部106bへと切り替わる際、第2カム106が底板62を付勢する不図示の付勢手段に抗ってカム当接部62bを押し込む。その結果、底板62が回転軸62aを中心にして図中反時計回りに回転して、底板上記録紙が給紙ローラ61から離間する。
また、所定のタイミングでソレノイド101の駆動がOFFにされ、プランジャ101aが自重で下方へ移動する。このように、プランジャ101aが下方へ移動するとレバー102が軸102aを中心にして反時計回りに回転し、レバー102の先端が第1カム105の外周面と当接する。そして、ほぼ、欠歯ギヤ107が一回転して、駆動ギヤ104と欠歯ギヤ107と噛み合いが外れて不図示の駆動モータの駆動力による回転から不図示のバネの付勢力による回転に切り替わると、レバー102の先端が第1カム105の係止部105aと突き当って、不図示のバネによる回転を規制する。
以上が、本給紙装置の給紙動作である。連続通紙の場合はこの動作を通紙枚数分だけ繰り返すことになる。
本給紙装置においては、底板62の上面の給紙ローラ対向部(記録紙搬送方向最下流側)には、第2の摩擦部材64が取り付けられており、底板62の上面の記録紙搬送方向最上流側には、第1の摩擦部材63が取り付けられている。底板62に第1、第2の摩擦部材63、64を設けることで、最終紙と底板62との摩擦力を高めることができる。
底板上の記録紙が最終2枚になったとき、最終紙が給紙ローラ側の記録紙と連れ送りされるのを、この第1摩擦部材63と第2摩擦部材64との摩擦力により阻止することができる。また、底板62が給紙ローラ61から離間する際、第2摩擦部材64と最終紙との摩擦力が低下する。しかし、第2摩擦部材64と最終紙との摩擦力が低下しても、第1摩擦部材63と記録紙との摩擦力が生じているので、底板62が給紙ローラ61から離間する際に、最終紙が連れ送られてしまうのを抑制することができる。
また、例えば、底板上の用紙が最終3枚のときの給紙時に連れ送りが発生して、最終紙とその上の記録紙の先端が、図3に示すプレ分離部65に残る場合がある。また、最終2枚の場合でも、環境などによって、連れ送りが発生し、最終紙の先端がプレ分離部65まで搬送されてしまう場合もある。このように、最終紙がプレ分離部65まで搬送されてしまうと、底板離間時に第2摩擦部材64と最終紙とが離間してしまう。しかし、本実施形態においては、底板62の用紙搬送方向上流側に第1摩擦部材63を設けているので、最終紙の先端がプレ分離部65に残ってしまっても第1摩擦部材63は、最終紙と接触することができる。これにより、最終紙の先端がプレ分離部65に残って、底板離間時に第2摩擦部材64と最終紙とが離間しても、最終紙が給紙ローラ側の記録紙との摩擦力により分離手段90へ連れ送りされるのを、第1摩擦部材63との摩擦力により阻止することができる。
また、仮に、最終紙が、プレ分離部65を越えて、給紙ローラ側の記録紙とともに、分離手段90へ搬送されても、最終紙には、フリクションパッド92の摩擦力の他に第1摩擦部材63の摩擦力も働くので、分離手段90で良好に最終紙を分離させることができる。このように、第1、第2摩擦部材63、64を設けることによって、最終紙の連れ送りを抑制することができ、仮に、連れ送りが生じて、最終紙が給紙ローラ側の記録紙とともに分離手段90へ搬送されたとしても分離手段90で良好に最終紙を分離することができる。これにより、底板上の用紙が最終2枚になったときにおける重送を良好に抑制することができる。
また、図6に示すように、第1摩擦部材63の摩擦面63aを、用紙挿入側である手差しトレイ110側に傾斜させている。
図7(a)は、第1摩擦部材63の摩擦面63aを用紙挿入側へ傾斜させなかったときの記録紙のセットの様子を説明する図であり、図7(b)は、第1摩擦部材63の摩擦面63aを用紙挿入方向側へ傾斜させたときの記録紙のセットの様子を説明する図である。
図7(a)に示すように、第1摩擦部材63の摩擦面63aを用紙挿入側へ傾斜させなかった場合は、記録紙束を手差しトレイ110にセットする際、底板側の記録紙が、第1摩擦部材63の側面に引っ掛かってしまう。一方、図7(b)に示すように、第1摩擦部材63の摩擦面63aを用紙挿入側へ傾斜させると、記録紙を手差しトレイ110にセットする際、底板側の記録紙が、第1摩擦部材63に引っ掛かることなく摩擦面63aを乗り越えて、記録紙をセットすることができる。
また、図6に示すように、底板62が給紙ローラ61側にあるときは、最終紙は、第1摩擦部材63のエッジ部が当接し、底板62が給紙ローラ61から離間した位置(図中点線)にあるときは、最終紙は、第1摩擦部材63の摩擦面63aと接触して第1摩擦部材63との接触面積が増えるようになっている。また、底板62が給紙ローラ61から離間した位置(図中点線)にあるときは、底板62が給紙ローラ側にあるときに比べて、第1摩擦部材63が最終紙側へ突出するよう構成されている。
底板62が給紙ローラ側にあるときは、記録紙が給紙ローラ61と第2摩擦部材64との間に挟まれているので、最終紙と第2摩擦部材64との摩擦力は大きい。よって、第1摩擦部材63と最終紙との摩擦力が小さくても、良好に最終紙の連れ送りを抑制することができる。
一方、底板62が給紙ローラ61から離間した位置(図中点線)にある場合は、第1摩擦部材63が最終紙側移動して、第1摩擦部材63と最終紙との当接圧が高まる。これにより、底板62が給紙ローラ61から離間した位置(図中点線)にあるときの第1摩擦部材63と最終紙との摩擦力が高められる。また、最終紙と第1摩擦部材63との接触面積も増えるので、第1摩擦部材63による最終紙の連れ送りを阻止する力を高めることができる。その結果、連れ送りが発生して、最終紙の先端がプレ分離部65へ搬送されてしまい、底板62が給紙ローラ61から離間して第2摩擦部材64と最終紙とが離間してしまっても、第1摩擦部材63で良好に最終紙の連れ送りを抑制することができる。その結果、最終紙をプレ分離部65に留まらせることができる。仮に、最終紙がプレ分離部65を乗り越えて、分離手段90まで、搬送されたとしても、フリクションパッド92と最終紙との摩擦力と、第1摩擦部材63と最終紙との摩擦力によって、良好に最終紙を分離することができる。
また、第2摩擦部材64は、最終紙を給紙ローラ61と挟み込むため、垂直抗力が大きく、摩擦力が大きい。このため、摩擦係数をあまり高くすると、最終紙との摩擦力が高まりすぎ、最終紙と第2摩擦部材64との間でスティックスリップが生じて異音が発生するおそれがある。一方、第1摩擦部材63においては、垂直抗力が小さいため、第1摩擦部材63と最終紙との摩擦力が小さい。このため、第1摩擦部材63の摩擦係数を第2摩擦部材64の摩擦係数よりも大幅に高くしても、スティックスリップが生じるほどに摩擦力が高くなることがない。よって、第1摩擦部材63の摩擦係数を第2摩擦部材64の摩擦係数よりも大幅に高くすることによって、第2摩擦部材64と最終紙との摩擦力を高めることができ、最終紙の連れ送りを抑制することができる。
次に、変形例について説明する。
[変形例1]
図8は変形例1の給紙装置における底板周辺の概略構成図である。
図に示すように、変形例1の給紙装置においては、第1摩擦部材640の摩擦面640aの形状を円弧形状としたものである。また、変形例1における第1摩擦部材640は、円弧の一端Aと円弧中心Oとを結んだ第1の仮想線M1と、円弧の他端Bと円弧中心Oとを結んだ第2の仮想線M2とがなす角度θを180°以下にしている。これにより、図8に示す搬送方向から切った断面において、円弧の他端Bにおける接線と、底板62上面とのなす角度を鈍角とすることができる。これにより、手差しトレイ110にセットされた記録紙が第1摩擦部材63に引っ掛かることなく第1摩擦部材63を乗り越えることができ、良好に記録紙をセットすることができる。また、上記角度θが小さいほど、円弧の他端Bにおける接線と、底板上面とのなす角度が大きくなり、記録紙のセット時における引っ掛かりを抑制することができ、好ましい。
また、円弧の中心Oと、底板62の回転中心とを同軸にすることにより、底板62の昇降動作によって、第1摩擦部材640の外形稜線(摩擦面640a)が昇降することがない。これにより、底板が、給紙ローラ61に近接する近接位置にあるときも、給紙ローラ61から離間する離間位置にあるときも、第1摩擦部材640の最終紙との摩擦力を同じにすることができる。これにより、安定的に第1摩擦部材640による最終紙に対する摩擦力を付与することができ、安定的に最終紙の連れ送りを抑制することができる。
[変形例2]
図9は、変形例2の給紙装置における底板周辺の概略構成図である。
この変形例2の給紙装置においては、記録紙を介して、第1摩擦部材640に対して荷重を加える荷重負荷部材66を設けたものである。この荷重負荷部材66は、幅方向中央部に一つだけ設けられており、荷重負荷部材66は装置に対して回転可能に支持された回転軸66cに固定されている。回転軸66cは、第1摩擦部材640よりも記録紙搬送方向上流側に設けられており、荷重負荷部材66の記録紙対向面66bと記録紙移動方向とのなす角度が鋭角となるように構成されている。記録紙対向面66bと記録紙移動方向とのなす角度を鋭角とすることにより、記録紙セットするときに、荷重負荷部材66を押し退けることができ、記録紙のセット性を良好にすることができる。記録紙移動方向とのなす角度が小さければ、小さいほど、記録紙セット時に記録紙で荷重負荷部材66を押し退けやすくなり、好ましい。
また、荷重負荷部材66の記録紙接触部66aには、金属線、導電性テープなどの導電性部材や、除電布が貼り付けられている。記録紙接触部66aに貼り付けられた導電性部材は、アースされている。これにより、記録紙搬送時に生じる紙間摩擦による搬送される記録紙の摩擦帯電を除電することができる。これにより、転写不良などの画像品質の劣化を抑制することができる。
また、荷重負荷部材66の記録紙接触部66aの摩擦係数は、低い方が好ましい。これは、記録紙接触部66aの摩擦係数が高いと、記録紙の搬送負荷になり、底板上の一番上の記録紙を良好に搬送することができなくなるおそれがある。
また、荷重負荷部材66は、幅方向中央部に一つだけ設けるのが好ましい。荷重負荷部材66を記録紙幅方向に複数設けると、製造誤差や組み付け誤差などにより、記録紙に対する荷重が荷重負荷部材66毎に異なってしまう場合がある。記録紙に対する荷重が荷重負荷部材毎に異なると、記録紙搬送時にねじれモーメントが発生し、搬送不良が生じるおそれがある。一方、荷重負荷部材66を、幅方向中央部に一つだけ設けることによって、記録紙搬送時にねじれモーメントが発生することがなく、記録紙を良好に搬送することができる。
このように、荷重負荷部材66を設けて、第1摩擦部材640に記録紙を介して荷重を負荷することによって、最終紙と第1摩擦部材640との摩擦力を高めることができる。これにより、第1摩擦部材640によって、最終紙の連れ送りをより一層阻止することができる。
なお、本変形例では、荷重負荷部材66の自重で、荷重を負荷しているが、バネなどの付勢手段で荷重負荷部材66を図中反時計回りに付勢して、バネの付勢力で荷重を負荷していもよい。
[変形例3]
図10は、変形例3の給紙装置における第1摩擦部材周辺の概略構成図である。
この変形例3の給紙装置には、荷重負荷部材66が固定されている回転軸66cに被検知バー68が固定されており、この被検知バー68を検知するバー検知手段67が設けられている。また、第1摩擦部材640の荷重負荷部材66と対向する部分を窪ませて、底板上に記録紙がないとき、図中点線に示すように、荷重負荷部材66の記録紙接触部66aがこの凹部に位置して、荷重負荷部材66の用紙接触部66aが、第1摩擦部材640の摩擦面640aよりも下になるように構成されている。
上記被検知バー68を検知するバー検知手段67としては、光学的検知手段を例として挙げることができる。光学的検知手段としては、透過型センサを用いることができる。被検知バー68が透過型センサと対向するときは、被検知バー68が光を遮り、透過型センサの受光素子が、光を検知しない。一方、被検知バー68が、透過型センサと対向していないときは、透過型センサの受光素子が、光を検知する。
底板上に用紙があるときは、被検知バー68がバー検知手段67と対向し、バー検知手段67が、被検知バー68を検知している。底板上に記録紙がなくなると、荷重負荷部材66が図中反時計回りに回転して、荷重負荷部材66の記録紙接触部66aがこの凹部に位置して、荷重負荷部材66の用紙接触部66aが、第1摩擦部材640の摩擦面640aよりも下になる。また、荷重負荷部材66が図中反時計回りに回転すると、回転軸66cも反時計回りに回転し、回転軸66cに取り付けられた被検知バー68の反時計回りに回転する。その結果、バー検知手段67が被検知バー68を検知できなくなり、荷重負荷部材66の用紙接触部66aが、第1摩擦部材640の摩擦面640aよりも下になっていることが検知される。これにより、手差しトレイ上に記録紙がないことを検知することができる。
また、上記では、バー検知手段として光学的検知手段を用いているが、機械的検知手段を用いることもできる。機械手的検知手段として接触型センサを用いることができる。底板上の記録紙がある場合は、被検知バー68が接触型スイッチと接触している。そして、底板上に記録紙が無くなり、被検知バー68が、図中反時計回りに回転すると、被検知バーと接触型スイッチとが非接触となる。これにより、手差しトレイ上に記録紙がないことを検知することができる。
また、用紙たる原稿をスキャナ等の原稿読取装置による読取位置に通して原稿の画像を読み取らせるADF(自動給紙装置)にも本発明を適用することができる。ADFに本発明を適用することにより、最終原稿の重送を抑制することができる。
以上、本実施形態の給紙装置においては、底板の給紙ローラと対向する部分よりも用紙搬送方向上流側の部分に第1摩擦部材を設けることで、最終紙が分離手段へ連れ送りされることを抑制することができるとともに、仮に連れ送りが発生しても、分離手段で良好に最終紙を分離することができる。その結果、重送を良好に抑制することができる。
また、底板の給紙ローラと対向する対向部に第2摩擦部材を設けることにより、給紙ローラ側の記録紙が給紙ローラによって搬送されているときの最終紙の連れ送りをより一層抑制することができる。
また、第1摩擦部材の摩擦係数を、第2摩擦部材の摩擦係数よりも高くすることによって、第1摩擦部材と最終紙との摩擦力を高めることができ、最終紙の連れ送りをより一層抑制することができる。
また、第1摩擦部材の摩擦面を用紙挿入側に傾斜させることで、記録紙のセット時に、記録紙が第1摩擦部材に引っ掛かることなく良好に記録紙をセットすることができる。
また、変形例1の給紙装置においては、第1摩擦部材の摩擦面が円弧形状をしており、円弧の一端Aと円弧中心Oとを結んだ第1の仮想線M1と、円弧の他端Bと円弧中心Oとを結んだ第2の仮想線M2とがなす角度θを180°以下としている。これにより、円弧の他端Bにおける接線と底板の上面とのなす角度が鈍角となり、記録紙セット時に第1摩擦部材に記録紙が引っ掛かるのを抑制することできる。これにより、記録紙を良好にセットすることができる。
また、変形例2に給紙装置においては、底板上の用紙を介して、第1摩擦部材に対して荷重を加える荷重負荷部材を設けている。このように、荷重負荷部材を設けて、記録紙を介して第1摩擦部材に荷重を負荷することによって、第1摩擦部材と最終紙との摩擦力を高めることができ、最終紙の連れ送りをより一層抑制することができる。
また、荷重負荷部材に記録紙を除電する除電手段を設けることにより、搬送される記録紙を除電することができ、転写不良などの画像品質の劣化を抑制することができる。
また、変形例3に示すように、底板に記録紙がないとき、底板に用紙が無いときは、荷重負荷部材の用紙接触部が凹部に位置して、荷重負荷部材の用紙接触部が、第1摩擦部材の摩擦面よりも下になっていることを検知する検知手段(被検知バーとバー検知手段)を設け、検知手段の検知結果に基づいて、底板に用紙があるか否かを検知している。これにより、手差しトレイに記録紙が無くなったことをユーザーに報知したりすることが可能となる。
また、接離機構は、駆動源から駆動力が伝達され回転駆動する駆動ギヤと、駆動ギヤと所定のタイミングで噛み合う欠歯ギヤと、欠歯ギヤを付勢する付勢手段と、付勢手段による欠歯ギヤの回転を規制する規制手段(第1カム、レバー、プランジャ、ソレノイド)と、欠歯ギヤと同軸上に設けられ、欠歯ギヤと一体的に回転する第2カムとを有し、カムの位相に応じて、底板を移動させる。このように、構成することで、所定のタイミングで、底板を給紙ローラから離間させることができる。
底板の用紙搬送方向上流側に手差しトレイを設けることで、容易に底板に記録紙をセットすることができる。
用紙を画像形成部に給送する給紙手段を備えた画像形成装置において、給紙手段として上記給紙装置を用いることにより、用紙の重送を抑制することができる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プロセスユニットの概略構成図。 給紙装置の概略構成図。 接離機構の概略構成図。 欠歯ギヤ周辺の拡大構成図。 底板周辺の概略構成図。 (a)は、第1摩擦部材の摩擦面を用紙挿入側へ傾斜させなかったときの記録紙のセットの様子を説明する図。(b)は、第1摩擦部材の摩擦面を用紙挿入方向側へ傾斜させたときの記録紙のセットの様子を説明する図。 変形例1の給紙装置における底板周辺の概略構成図。 変形例2の給紙装置における底板周辺の概略構成図。 変形例3の給紙装置における第1摩擦部材周辺の概略構成図。
符号の説明
10:定着装置、
16:給紙カセット
22:中間転写体ベルト
23:現像装置
24:感光体
27:露光装置
61:給紙ローラ
62:底板
63,640:第1摩擦部材
64:第2摩擦部材
65:プレ分離部
66:荷重負荷部材
67:バー検知手段
68:被検知バー
90:分離手段
91:搬送ローラ
92:フリクションパッド
100:接離機構
101:ソレノイド
102:レバー
103:出力ギヤ
104:駆動ギヤ
105:第1カム
106:第2カム
107:欠歯ギヤ

Claims (11)

  1. 用紙を積載する底板と、
    回転駆動して前記底板上の用紙を給紙する給紙ローラと、
    給紙開始時に前記底板を前記給紙ローラ側へ移動させて前記底板上の用紙と給紙ローラとを当接させ、その後の所定の離間タイミングで前記底板を給紙ローラから離れる方向へ移動させて前記底板上の用紙と給紙ローラとを離間させる接離機構と、を備えた給紙装置において、
    前記底板の前記給紙ローラと対向する部分よりも用紙搬送方向上流側の部分に摩擦部材を設けたことを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1の給紙装置において、
    前記底板の給紙ローラと対向する対向部に第2摩擦部材を設けたことを特徴とする給紙装置。
  3. 請求項2の給紙装置において、
    前記摩擦部材の摩擦係数を、前記第2摩擦部材の摩擦係数よりも高くしたことを特徴とする給紙装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかの給紙装置において、
    前記摩擦部材の摩擦面を用紙挿入側に傾斜させたことを特徴する給紙装置。
  5. 請求項1乃至3いずれかの給紙装置において、
    前記摩擦部材を用紙搬送方向に切ったときにおける、摩擦面の形状が円弧形状をしており、円弧の一端と円弧中心とを結んだ第1の仮想線と、円弧の他端と円弧中心とを結んだ第2の仮想線とがなす角度を180°以下としたことを特徴とする給紙装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかの給紙装置において、
    前記底板上の用紙を介して、前記摩擦部材に対して荷重を加える荷重負荷部材を設けたことを特徴とする給紙装置。
  7. 請求項6の給紙装置において、
    前記荷重負荷部材に記録紙を除電する除電手段を設けたことを特徴とする給紙装置。
  8. 請求項6または7の給紙装置において、
    前記摩擦部材は用紙幅方向に延びる部材であり、前記荷重負荷部材は、用紙幅方向中央部に設けられたものであって、
    前記摩擦部材の前記荷重負荷部材と対向する部分に凹部が形成されており、前記底板に用紙が無いときは、前記荷重負荷部材の用紙接触部がこの凹部に位置して、前記荷重負荷部材の用紙接触部が、前記摩擦部材の摩擦面よりも下になる構成となっており、
    前記荷重負荷部材の用紙接触部が、前記摩擦部材の摩擦面よりも下に位置したことを検知する検知手段を設け、該検知手段の検知結果に基づいて、底板に用紙があるか否かを検知するよう構成したことを特徴とする給紙装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかの給紙装置において、
    前記接離機構は、
    駆動源から駆動力が伝達され回転駆動する駆動ギヤと、
    該駆動ギヤと所定のタイミングで噛み合う欠歯ギヤと、
    欠歯ギヤを付勢する付勢手段と、
    付勢手段による欠歯ギヤの回転を規制する規制手段と、
    欠歯ギヤと同軸上に設けられ、欠歯ギヤと一体的に回転するカムとを有し、
    カムの位相に応じて、前記底板を移動させるよう構成したことを特徴とする給紙装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかの給紙装置において、
    前記底板の用紙搬送方向上流側に手差しトレイを設けたことを特徴とする給紙装置。
  11. 用紙を画像形成部に給送する給紙手段を備えた画像形成装置において、
    該給紙手段として請求項1乃至10いずれかの給紙装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
JP2008236795A 2008-09-16 2008-09-16 給紙装置および画像形成装置。 Active JP5212808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008236795A JP5212808B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 給紙装置および画像形成装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008236795A JP5212808B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 給紙装置および画像形成装置。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010070281A true JP2010070281A (ja) 2010-04-02
JP5212808B2 JP5212808B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=42202441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008236795A Active JP5212808B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 給紙装置および画像形成装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5212808B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103823344A (zh) * 2012-11-19 2014-05-28 京瓷办公信息系统株式会社 供纸装置以及具有该供纸装置的图像读取装置、图像形成装置
US9868601B2 (en) 2014-04-01 2018-01-16 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeder and image forming apparatus incorporating the sheet feeder
US10836594B2 (en) 2017-09-29 2020-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus
US11520259B2 (en) * 2020-06-05 2022-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Sheet discharge device and image forming apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018207772A1 (ja) * 2017-05-09 2018-11-15 旭化成株式会社 多孔質焼結シート及びその製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295836A (ja) * 1986-06-12 1987-12-23 Ricoh Co Ltd 給紙装置
JPH05186058A (ja) * 1992-01-13 1993-07-27 Ricoh Co Ltd 給紙装置
JPH05213470A (ja) * 1992-02-03 1993-08-24 Minolta Camera Co Ltd 複写機における複写紙の除電装置
JP2002326723A (ja) * 2000-04-06 2002-11-12 Ricoh Co Ltd シート給送装置及び画像形成装置
JP2004269148A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Canon Inc シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295836A (ja) * 1986-06-12 1987-12-23 Ricoh Co Ltd 給紙装置
JPH05186058A (ja) * 1992-01-13 1993-07-27 Ricoh Co Ltd 給紙装置
JPH05213470A (ja) * 1992-02-03 1993-08-24 Minolta Camera Co Ltd 複写機における複写紙の除電装置
JP2002326723A (ja) * 2000-04-06 2002-11-12 Ricoh Co Ltd シート給送装置及び画像形成装置
JP2004269148A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Canon Inc シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103823344A (zh) * 2012-11-19 2014-05-28 京瓷办公信息系统株式会社 供纸装置以及具有该供纸装置的图像读取装置、图像形成装置
JP2014101177A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Kyocera Document Solutions Inc 給紙装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
US9868601B2 (en) 2014-04-01 2018-01-16 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeder and image forming apparatus incorporating the sheet feeder
US10836594B2 (en) 2017-09-29 2020-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus
US11520259B2 (en) * 2020-06-05 2022-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Sheet discharge device and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5212808B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008009011A (ja) 転写装置及び画像形成装置
US20150309465A1 (en) Image forming system
JP4345701B2 (ja) 画像形成装置
JP5212808B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置。
JP5196302B2 (ja) 画像形成装置
JP5207636B2 (ja) 画像形成装置
JP2014021205A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012014070A (ja) 画像形成装置
JP2005316320A (ja) 画像形成装置
JP2008292522A (ja) 画像形成装置
JP2000109241A (ja) シート検知装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2000072282A (ja) 画像形成装置
US8320809B2 (en) Cleaning apparatus using web sheet
JP6331611B2 (ja) 画像形成装置
JP5306271B2 (ja) 軸部材保持機構、感光体ドラムユニット及び画像形成装置
JP2002108113A (ja) 画像形成装置
JP2005156782A (ja) 画像形成装置
JP2010038967A (ja) 画像形成装置
JP7240626B2 (ja) 搬送装置、給紙装置及び画像形成装置
JP2022082864A (ja) 画像形成装置
JP2006018182A (ja) ベルト駆動装置及びこれを用いる画像形成装置
JP4183465B2 (ja) 画像形成装置及び転写体
JP5861372B2 (ja) 画像形成装置
JP2004029565A (ja) 多色画像形成装置および多色画像形成方法
JP2000172079A (ja) 転写装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130214

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5212808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3